JP4061098B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿面に描かれた画像を光学的に読み取る画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機・スキャナ・プリンタ・ファクシミリ等の機能を兼ね備えたマルチファンクションプリンタは、原稿面に描かれた画像を光学的に読み取る画像読み取り装置を備えている。
【0003】
上記画像読み取り装置の読み取り方式としては縮小光学方式(縮小CCD方式)がよく知られている。この縮小光学方式には、レンズの焦点深度を大きくとることによって原稿台から原稿が浮いた状態でも鮮明な画像を得ることができるという利点がある一方、装置が大型になるという欠点があった。そこで、装置の小型化・薄型化を配慮するときは、通常、図13に示すように、等倍正立で原稿からの情報をセンサに導く密着方式を用いる。
【0004】
すなわち、原稿面106斜め上方に2本のLED アレイ112を左右対称に配列する。そして、この2本のLED アレイ112の中間上方位置に配置したロッドレンズアレイ121によって、原稿面106に照射された光を受ける。
【0005】
ここで、上記LED アレイ112は、図14に示すように、多数のLED 素子125を基板124上に配列してなる。また、上記ロッドレンズアレイ121は、図15に示すように、円柱形状のロッドレンズ122を所定数隣接させて配列し、基板124で挟み込んだ構成になっている。
【0006】
このような密着方式を用いると、センサ108から原稿面106までの距離(以下「共役長」という)を小さくできるので装置全体をかなり小さくすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、より装置の小型化を進めるには、上記共役長を更に短くする必要があり、この共役長を短くするには、各ロッドレンズ122の径を小さくしなければならない。しかしながら、径を小さくすると各ロッドレンズ間のクロストークやフレア光等の光ノイズが多くなるため、センサ108に投影される像が不明瞭になるという問題があった。
【0008】
また、装置の小型化を進めるには光源をできるだけ原稿面106に近接配置することも重要である。しかしながら、上記従来のLED アレイは点光源の集合であるため、この光源と原稿面106とがある程度の距離を保たないと照射強度の均一性を確保できない。すなわち、上記従来のLED アレイを用いて装置の小型化を進めるには限度があった。
【0009】
本発明は、上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、画像読み取り装置の小型化を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、原稿面に描かれた画像を光学的に読み取る画像読み取り装置において以下の手段を採用している。
【0011】
すなわち、透明な原稿台の下面に接して対面された原稿面に対しそれぞれが所定角度を保つとともに相互に所定間隔を保ってその原稿面の読み取り対象位置上方に左右対称に2本の光源を配置する。これらの光源は、発光層を透明基板上に形成した面発光光源である。そして、この2本の面発光光源の間隙部分に、光ファイバを複数本束ねることによって又はマイクロレンズを複数配列することによって構成されたレンズを配置する。このとき、レンズは、それを構成した各光ファイバ又は各マイクロレンズの外周に光を吸収し又は遮光する層が形成されたものとし、また、2本の面発光光源は、それぞれ、その一の端部をレンズと他方の端部を原稿台と接する又は1mm程度内に配置する。
【0012】
上記した面発光光源を用いれば、当該光源を読み取り位置に近づけても、この読み取り位置において均一な照射強度を得ることができる。また、ロッドレンズに比べて径が小さいファイバレンズを用いれば、共役長を短くすることができる。これによって、装置の小型化を進めることができるのはいうまでもない。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
まず、本願出願人は、画像読み取り装置の小型化を図るために、従来のロッドレンズ122に代えてファイバレンズを用いることを特願2000-224156号等で提案している。
【0014】
このファイバレンズとは、図4に示すように、小さい径(0.5mm 以下)の光ファイバ140を複数本束ねることによって構成されたレンズ14をいう。光ファイバ140の屈折率は、軸から外周に向かって漸次小さくなる(例えば、軸からの距離が大きくなるにつれ、その距離の2乗に対応して小さくなる)ので、光は光ファイバ140の中心方向に収束することになる。
【0015】
しかしながら、このようにレンズの径を小さくするとクロストークやフレア等の現象が顕著になる。そこで、図4に示すように、光ファイバ140を複数本束ねてファイバ束144を形成し、このファイバ束144の外周に光吸収層141を形成しておくか、あるいは、図5に示すように、光ファイバ140単体それぞれの外周に光吸収層143を形成しておく必要がある。
【0016】
なお、上記ファイバ束144は、クロストークやフレア等の現象を防止するため、下記の関係を満たすのが好ましい。すなわち、図6に示すように、ファイバ束144の一辺の長さSを光ファイバ140の長さTで除した値が開口角ωの正接値よりも小さくなる関係を満たすように、上記一辺の長さSを設定しておく。
【0017】
この開口角ωとは、光を正常に伝送することができる最大の角度をいう。図6では、光を正常に伝送することができる最大の角度で光Vが光ファイバ140に入射している状態を示しているので、この図でいうと、光ファイバ140の中心軸Uと入射光Vとの間の角度が開口角ωに相当する。
【0018】
ここで、従来は、径が大きいロッドレンズ122を用いていたため、20mmから50mm程度の共役長が必要であった。例えば、径0.6mm、長さ22.8mm、開口角4度のロッドレンズ122を用いた場合、共役長は50mm程度必要であった。また、径0.6mm、長さ8.8mm、開口角12度のロッドレンズ122を用いた場合、共役長は20mm程度必要であった。
【0019】
それに対し、本発明では、径が小さいファイバレンズ14を用いるようにしているため、図1に示すように、センサ1から原稿面9までの距離(共役長)を短くすることができる。以下、図7を用いて、ファイバレンズ14の径・長さ・開口角をそれぞれ変化させたときの共役長について説明する。
【0020】
すなわち、径0.3mm、長さ4.4mm、開口角12度のファイバレンズ14を用いた場合、共役長は10.0mmであった。この場合、ファイバレンズ14の下端部と原稿面9までの距離は2.8mmであった。
【0021】
また、径0.3mm、長さ11.4mm、開口角4度のファイバレンズ14を用いた場合、共役長は25.0mmであった。この場合、ファイバレンズ14の下端部と原稿面9までの距離は6.6mmであった。
【0022】
もちろん、ファイバレンズ14の径を更に小さくすれば、以下に説明するように、共役長も更に短くすることができる。
【0023】
すなわち、径0.1mm、長さ1.4mm、開口角12度のファイバレンズ14を用いた場合、共役長は3.2mmであった。この場合、ファイバレンズ14の下端部と原稿面9までの距離は0.9mmであった。
【0024】
また、径0.1mm、長さ3.6mm、開口角4度のファイバレンズ14を用いた場合、共役長は8.0mmであった。この場合、ファイバレンズ14の下端部と原稿面9までの距離は2.2mmであった。
【0025】
以上のように、本発明では、径が小さいファイバレンズ14を用いるようにしているため、共役長を短くすることができる。これによって、装置の小型化を進めることができるのはいうまでもない。
【0026】
なお、ここでは開口角が12度と4度の場合について説明したが、もちろん開口角は12度と4度に限定されるものではない。
【0027】
ところで、装置の小型化を進めるには光源をできるだけ原稿面に近接配置することも重要である。しかしながら、上記従来のLED アレイは点光源の集合であるため、この光源と原稿面とがある程度の距離を保たないと照射強度の均一性を確保できない。すなわち、上記従来のLED アレイを用いて装置の小型化を進めるには限度があった。
【0028】
そこで、本願出願人は、以下に説明するエレクトロルミネッセンス膜を面発光光源として用いることを特願2000-217561号等で提案している。
【0029】
すなわち、図2に示すように、走査方向に長いガラスあるいは透明樹脂等の透明基板101上に透明電極膜103を形成する。そして、その上に光媒体としてのエレクトロルミネッセンス膜100を形成する。更に、その上に金属電極102を積層する。
【0030】
また、このような面発光光源をカラーで実現する場合は、図3(a)に示すように、R (赤)・G(グリーン) ・B (ブルー)の各色に対応する等幅のエレクトロルミネッセンス膜100r ・100g・100bを短手方向に形成する。あるいは、図3(b)に示すように、光源列200を長手方向に繰り返し配列するようにしても、同様のカラー面発光光源を実現することができる。この光源列200とは、RGBの各色に対応する等幅のエレクトロルミネッセンス膜100r ・100g・100bを長手方向に配列したものをいう。
【0031】
以上のような面発光光源を用いれば、図1に示すように当該光源5a・5bを読み取り位置Paに近づけても、この読み取り位置Paにおいて均一な照射強度を得ることが可能となるため、装置の小型化を進めることができる。
【0032】
ただし、上記のように面発光光源5a・5bを原稿面9に近接配置する場合は、この面発光光源5a・5bをどのように配置すれば効率よく原稿を照明し、また原稿を高画質で読み取れるかを検証しておく必要がある。
【0033】
そこで、以下に説明するように、面発光光源5a・5bの位置と角度とを種々変化させてそのときの原稿面照度とMTF(modulation transfer function)値とを測定し、評価した。なお、MTF値とはセンサの分解能をいう。
【0034】
まず、長さ160mm・幅4mmの面発光光源(上記図2参照)を長手方向に2つ繋げてA3サイズとし、図8に示すように、この2本のA3サイズ光源5をレンズ14の両側にそれぞれ取り付ける。そして、面発光光源5の中心Oと読み取り位置Paとを結ぶ線分Lの長さrを5mmに固定した状態で、この線分Lと原稿面9とのなす角度θを20°から70°まで変化させて、そのときの原稿面照度とMTF値とを測定した。
【0035】
その結果、1600lx以上の原稿面照度が得られるのは、図9(a)に示すように角度θが30°以上の場合であり、75%以上のMTF値が得られるのは、図9(b)に示すように角度θが60°以下の場合であることが判った。すなわち、角度θが30°から60°の場合が好ましい範囲といえる。
【0036】
また、2000lx以上の原稿面照度が得られるのは、図9(a)に示すように角度θが40°以上の場合であり、80%以上のMTF値が得られるのは、図9(b)に示すように角度θが55°以下の場合であることが判った。すなわち、角度θが40°から55°の場合が特に好ましい範囲といえる。
【0037】
以上のように、本発明によれば、角度θを30°から60°と広く設定できるとともに線分Lの長さrを5mmまで短く設定できるため、装置の小型化を進めるうえで有利である。なお、ここではモノクロ光源(上記図2参照)を用いた場合を例示したが、カラー光源(上記図3参照)を用いた場合も同様の結果が得られた。
【0038】
従来は角度θを45°から50°とするのが一般的であったところ、本発明によれば角度θを30°から60°と広く設定できるのは、従来のLED アレイに代えて面発光光源を用いたからである。すなわち、LED アレイを用いた場合は所定の点光源のみが読み取り位置Paを照明することになるのに対し、面発光光源を用いた場合は様々な角度からの光が読み取り位置Paを照明することになる。
【0039】
また、線分Lの長さrを5mmまで短く設定できるのも面発光光源を用いているからであり、従来のようにLED アレイを用いた場合は、均一な照射強度が得られないことから線分Lの長さrをここまで短く設定することはできない。すなわち、従来の典型的な画像読み取り装置では、線分Lの長さrを9mm前後に設定するのが一般的であった。
【0040】
このように線分Lの長さrを5mmまで短くしたのは、装置の小型化を図るためであることはいうまでもないが、面発光光源5の端部をレンズ14や原稿台8となるガラスとできるだけ近い位置に配置するためでもある。すなわち、図8に示すように、面発光光源5の上端部P1をレンズ14とできるだけ近い位置に配置するとともに、面発光光源5の下端部P2を原稿台8とできるだけ近い位置に配置すれば、光が拡散することを防止できるので、光の伝送効率が向上し、原稿面照度を上げることができる。
【0041】
このように原稿面照度を上げるためには、面発光光源5の端部をレンズ14や原稿台8と1mm以内の位置に配置するのが好ましい。すなわち、面発光光源5の端部をレンズ14や原稿台8と1mm以内の位置に配置したとき、原稿面照度を上げるという点で一定の効果が得られた。
【0042】
以下、面発光光源5の端部をレンズ14や原稿台8と1mm以内の位置に配置することを「面発光光源5の端部がレンズ14や原稿台8と接する又は近接する状態を確保する」という。
【0043】
もっとも、角度θによっては、面発光光源5の端部がレンズ14と原稿台8の両方に接する又は近接する状態を確保できない場合もあるが、その場合は、レンズ14と原稿台8のいずれか一方に接する又は近接するようにしておく。
【0044】
すなわち、角度θが大きすぎることから、面発光光源5の端部がレンズ14と原稿台8の両方に接する又は近接する状態を確保できないときは、当該面発光光源5の端部をレンズ14のみと接する又は近接するように配置する。一方、角度θが小さすぎることから、面発光光源5の端部がレンズ14と原稿台8の両方に接する又は近接する状態を確保できないときは、当該面発光光源5の端部を原稿台8のみと接する又は近接するように配置する。このように面発光光源5の端部がレンズ14と原稿台8の一方にしか接しない又は近接しない状態であっても、いずれにも接しない又は近接しない状態に比べれば原稿面照度を上げる効果がある。
【0045】
なお、上記の説明では特に言及しなかったが、図1に示すように、面発光光源5の端部とレンズ14又は原稿台8との間に当該装置の筐体Hが介在してもかまわない。この場合も、原稿面照度を上げるという点で一定の効果を得るために、面発光光源5の端部と接する部分の筐体Hの厚さは1mm以内にしておくのが好ましい。
【0046】
また、上記の説明では、幅4mmの面発光光源を用いるとともに線分Lの長さrを5mmに固定することにしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、幅2mmの面発光光源を用いるとともに線分Lの長さrを3mmに固定した状態や、幅1mmの面発光光源を用いるとともに線分Lの長さrを1mmに固定した状態で原稿面面照度とMTF値とを測定した場合も、角度θが30°から60°の場合が好ましい範囲であり、角度θが40°から55°の場合が特に好ましい範囲であることがわかった。
【0047】
更に、上記の説明では、2本の面発光光源を用いた構成を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、1本の面発光光源を用いた構成も本発明の適用範囲である。
(実施の形態2)
上記実施の形態1ではファイバレンズを用いることとしているが、このファイバレンズに代えて以下の手順で製造したマイクロレンズを用いれば、より装置の小型化を進めることができる。
【0048】
まず、SiO2−Li2O―Al2O3系ガラスに感光性金属(Au,Ag,Cu)と増感剤(CeO2)を加えることによって、マイクロレンズアレイ形成基板となる感光性ガラス13を生成する。この感光性ガラス13の大きさは、縦320mm、横1〜2mm、厚さ1mm程度である。
【0049】
このように生成した感光性ガラス13上に、図11(a)に示すように、クロム等からなるフォトマスク12を形成する。このフォトマスク12において光を遮断する部分の形状は、必要とする集光特性が得られれば楕円形や多角形であってもよいが円形とするのが好ましい。
【0050】
光を遮断する部分の形状を円形とした場合、この遮断部分の径は35μm程度とし、また、この遮断部分を設ける間隔は42.3μm程度とするのが好ましい。ただし、この値は、センサの解像度が600dpiであることを想定した場合の値である。
【0051】
次いで、上記フォトマスク12を形成した感光性ガラス13に、波長が200nm〜400nmの紫外線を7500〜10000μJ/cm2照射し、約500℃で熱処理をする。これによって、図11(b)に示すように、マスクされていない部分の感光性ガラス13は収縮かつ変色してレンズ11間のクロストークやフレア光を防止するための遮光膜15となり、マスクされた部分の感光性ガラス13はマイクロレンズ11となる。
【0052】
以上の手順で製造されたマイクロレンズアレイのレンズ長は1mm程度であり、ファイバレンズ14のレンズ長に比べて遥かに小さい。このようなマイクロレンズ11を採用すれば、図12に示すように、センサ1から原稿面9までの距離(共役長)を2mm程度まで短くすることができる。これによって、上記実施の形態1に比べ装置をかなり小型にできることはいうまでもない。
【0053】
ここで、マイクロレンズアレイ10の製造方法は上記の方法に限定されるものではなく、例えば、インジェクション成形によっても製造することができる。この場合、材料には、耐熱アクリルや非晶質ポリオレフィンを用いることができ、特に、高温・高湿・熱衝撃などに強く光の透過率が高いものを選定するのが好ましい。
【0054】
なお、このようにインジェンクション成形によってマイクロレンズアレイを製造した場合、遮光膜15は、図10(a)に示すように入射光側レンズ面に設けてもよいし、あるいは、図10(b)に示すように出射光側レンズ面に設けてもよいし、さらには、図10(c)に示すように入射光側レンズ面と出射光側レンズ面の両面に設けてもよい。遮光膜15を出射光側レンズ面に設ける場合、このレンズ面と遮光膜15との間16は真空あるいは空洞でよい。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば画像読み取り装置の小型化を図ることができる。
【0056】
すなわち、本発明では径の細いファイバレンズを用いるようにしているため、センサから原稿面までの距離(共役長)を短くすることができる。
【0057】
また、本発明では面発光光源を用いるようにしているため、面発光光源の中心と読み取り位置とを結ぶ線分が原稿面となす角度θを広く設定できるとともに、この線分の長さを短く設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像読み取り装置の構成図である。
【図2】エレクトロルミネッセンス膜を用いたモノクロ面発光光源の斜視図である。
【図3】エレクトロルミネッセンス膜を用いたカラー面発光光源の説明図である。
【図4】ファイバレンズの斜視図である。
【図5】光ファイバの斜視図である。
【図6】ファイバレンズのA−A’断面図である。
【図7】共役長の説明図である。
【図8】面発光光源の配置説明図である。
【図9】原稿面照度とMTF値の測定結果を示す図である。
【図10】インジェクション成形によって製造したマイクロレンズアレイの説明図である。
【図11】フォトリソによって製造したマイクロレンズアレイの説明図である。
【図12】実施の形態2における画像読み取り装置の構成図である。
【図13】従来の画像読み取り装置の構成図である。
【図14】従来の画像読み取り装置が備える光源の斜視図である。
【図15】従来の画像読み取り装置が備えるロッドレンズアレイの斜視図である。
【符号の説明】
1 センサ
5 面発光光源
8 ガラス基板
9 原稿面
14 レンズ(ファイバレンズ)
Pa 読み取り位置
O 面発光光源の中心
L 面発光光源の中心Oと読み取り位置Paとを結ぶ線分
θ 線分Lがガラス基板8(原稿面9)となす角度
100 エレクトロルミネッセンス膜
101 透明基板
102 金属電極
103 透明電極膜
140 光ファイバ
Claims (4)
- 原稿面上の被写体を光学的に直接画像として読み取る画像読み取り装置であって、
透明な原稿台と、
上記原稿台の下面に接して対面された原稿面に対しそれぞれが所定角度を保つとともに相互に所定間隔を保ってその原稿面の読み取り対象位置上方に左右対称に配置されており、それぞれ、発光層が透明基板上に形成された2本の面発光光源と、
光ファイバが複数本束ねられて又はマイクロレンズが複数配列されて構成されており、上記面発光光源2本の間隙部分に配置されたレンズと、
を備え、
上記レンズは、それを構成した各光ファイバ又は各マイクロレンズの外周に光を吸収し又は遮光する層が形成され、
また、2本の上記面発光光源は、それぞれ、その一の端部を上記レンズとその他方の端部を上記原稿台と接する又は1mm程度内に配置されたことを特徴とする画像読み取り装置。 - 上記面発光光源の中心と原稿面における読み取り対象位置との距離が1mm以上5mm以下である請求項1に記載の画像読み取り装置。
- 上記ファイバレンズの共役長が3.2mm以上8.0mm以下である請求項1に記載の画像読み取り装置。
- 上記レンズは、光ファイバが複数本束ねられて構成されたファイバレンズであり、その外周に光吸収層が形成された請求項1に記載の画像読み取り装置。
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