JP4060846B2 - コールパークサービスシステム、呼制御サーバおよびコールパークサービス方法 - Google Patents

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Description

本発明は、本願発明は、IPネットワークを介した音声通話におけるコールパークサービスを提供するコールパークサービスシステム、呼制御サーバおよびコールパークサービス方法に関するものである。
現在、IP(Internet Protocol)網を用いた音声通話(以下、VoIP(Voice over IP)という)サービス・製品としてSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルを用いたSIPサービスプロバイダ(企業向けにSIPベースのVoIPサービスを提供しているキャリア)が多く存在している。SIPサービスプロバイダでは、呼処理系付加サービスにSIPプロトコルを採用した製品を開発しVoIPサービスを推進しており、VoIPサービスとして新音声サービス(既存付加サービス)の提供が検討されている(例えば特許文献1,2参照)。
上記新音声サービスの1つとして、コールパークサービスの提供が検討されている。このコールパークサービスとは、例えば、予めグルーピングされた複数の端末のうち何れかの端末(端末A)が通信中の相手端末Bを、ピックアップが可能となる保留状態を意味するコールパーク保留したときに、当該グループに属する端末Cをピックアップすると、端末Cが端末Bと通話ができるサービスである。
なお、ピックアップとは、予め決められた操作により同一コールパークグループに属する他のユーザの呼を自分の端末に切り替える操作のことを意味する。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2001−223747号公報 特表2003−517764
しかしながら、従来のコールパークサービスは、ユーザ側にPBX(Private automatic Branch eXchange)が存在しないと実現することができなかった。また、従来のコールパークサービスは、ユーザ側のPBXによって実現されているため、端末とPBX間の制御にPBX独自のプロトコルが用いられており、コールパークサービス相互の接続性が低かった。
そこで、本願発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、使い勝手のよいVoIPによるコールパークサービスシステム、呼制御サーバおよびコールパークサービス方法を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係るコールパークサービスシステムは、IPネットワークに接続されIPネットワークを介して通信を行う複数の端末と、IPネットワークに接続され端末間の呼を制御する呼制御サーバとを備え、呼制御サーバは、第1の端末と第2の端末との間の呼を確立する第1の手段と、第1の端末の保留動作を検出すると呼を保留する第2の手段と、第3の端末からの保留解除動作を検出すると、第2の端末と第3の端末との間の呼を確立する第3の手段とを備えたことを特徴とする。
上記コールパークサービスシステムにおいて、端末のグループを管理するデータベースを備え、第3の手段は、第3の端末からの保留解除動作を検出すると、データベースを参照して第1の端末と第3の端末とが同一のグループに属するか否かを判断し、両者が同一のグループに属するときに第2の端末と第3の端末との間の呼を確立するようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、呼制御サーバは、さらに各端末に端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4の手段を備え、端末は、状態表示信号を受信する受信手段と、受信した状態表示信号に応じた表示を行う表示手段とを有するようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、呼制御サーバは、さらにデータベースを参照し、同一のグループに属する各端末に端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4の手段を備え、端末は、状態表示信号を受信する受信手段と、受信した状態表示信号に応じた表示を行う表示手段とを有するようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、状態表示信号は、通話中、保留中、終話信号のうち少なくとも1つを表す信号を含むようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、第4の手段は、第1の端末と第2の端末との間で呼が確立されると、第1の端末が属するグループと第2の端末が属するグループの端末それぞれに通話中を表す信号を送信するようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、第4の手段は、通話中の第1の端末からの保留動作により呼が保留されると、第1の端末が属するグループの端末に保留中を表す信号を送信するようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、第4の手段は、通話中の第1または第3の端末と第2の端末とのいずれかからの終話動作が検出されると、第1の端末が属するグループの端末に終話信号を送信するようにしてもよい。
また、本発明に係る呼制御サーバは、IPネットワークに接続され、IPネットワークを介して通信を行う端末間の呼を制御する呼制御サーバであって、第1の端末と第2の端末との間の呼を確立する第1の手段と、第1の端末の保留動作を検出すると呼を保留する第2の手段と、第3の端末からの保留解除動作を検出すると、第2の端末と第3の端末との間の呼を確立する第3の手段と端末のグループを管理するデータベースとを備え、第3の手段は、第3の端末からの保留解除動作を検出すると、データベースを参照して第1の端末と第3の端末とが同一のグループに属するか否かを判断し、両者が同一のグループに属するときに第2の端末と第3の端末との間の呼を確立することを特徴とする。
上記呼制御サーバにおいて、データベースを参照し、同一のグループに属する各端末に端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4の手段をさらに備えるようにしてもよい。
上記呼制御サーバにおいて、状態表示信号は、通話中、保留中、終話信号のうち少なくとも1つを表す信号を含むようにしてもよい。
上記呼制御サーバにおいて、第4の手段は、第1の端末と第2の端末との間で呼が確立されると、第1の端末が属するグループと第2の端末が属するグループの端末それぞれに通話中を表す信号を送信するようにしてもよい。
上記呼制御サーバにおいて、第4の手段は、通話中の第1の端末からの保留動作により呼が保留されると、第1の端末が属するグループの端末に保留中を表す信号を送信するようにしてもよい。
上記呼制御サーバにおいて、第4の手段は、通話中の第1または第3の端末と第2の端末とのいずれかからの終話動作が検出されると、第1の端末が属するグループの端末に終話信号を送信するようにしてもよい。
また、本発明に係るコールパークサービス方法は、IPネットワークに接続されIPネットワークを介して通信を行う複数の端末と、IPネットワークに接続され端末間の呼を制御する呼制御サーバと、端末のグループを管理するデータベースとを備えた通信システムのコールパークサービス方法であって、第1の端末と第2の端末との間の呼を確立する第1のステップと、第1の端末の保留動作を検出すると呼を保留する第2のステップと、第3の端末からの保留解除動作を検出すると、第2の端末と第3の端末との間の呼を確立する第3のステップとを備え、上記第3のステップは、第3の端末からの保留解除動作を検出すると、データベースを参照して第1の端末と第3の端末とが同一のグループに属するか否かを判断し、両者が同一のグループに属するときに第2の端末と第3の端末との間の呼を確立することを特徴とする。
上記コールパークサービス方法において、データベースを参照し、同一のグループに属する各端末に端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4のステップをさらに有するようにしてもよい。
上記コールパークサービス方法において、状態表示信号は、通話中、保留中、終話信号のうち少なくとも1つを表す信号を含むようにしてもよい。
上記コールパークサービス方法において、上記第4のステップは、第1の端末と第2の端末との間で呼が確立されると、第1の端末が属するグループと第2の端末が属するグループの端末それぞれに通話中を表す信号を送信するようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、上記第4のステップは、通話中の第1の端末からの保留動作により呼が保留されると、第1の端末が属するグループの端末に保留中を表す信号を送信するようにしてもよい。
上記コールパークサービスシステムにおいて、上記第4のステップは、通話中の第1または第3の端末と第2の端末とのいずれかからの終話動作が検出されると、第1の端末が属するグループの端末に終話信号を送信するようにしてもよい。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末との間で呼が確立され、第1の端末の保留動作を検出すると確立された呼が保留にされ、第3の端末から保留解除動作を検出すると第2の端末と第3の端末との間の呼が確立される。このため、コールパークサービスを提供するのにPBXが必要ではなく、PBX独自のプロトコルを使わなくてよいので、使い勝手のよいVoIPによるコールパークサービスの提供が可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係るコールパークサービスシステムの構成を示す図である。
本実施の形態に係るコールパークサービスシステムは、VPN1に接続された複数の電話端末10と、IP網に含まれるVPN(Virtual Private Network)1に接続されたCA(Call Agent)20とを有する。ここで、IP網には、任意の条件ごとにグルーピングされた複数のVPNが含まれるようにしてもよい。
電話端末10は、VPN1に直接に接続されたIP電話端末、GW(Gate Way)を介してVPN1に接続された公衆回線網に接続された電話端末、LAN(Local Area Network)2等を介してVPN2に接続されたIP電話端末等から構成される。ここで、任意のLAN2に接続された電話端末20は、任意のパークグループを構成し、このグループ内でコールパークサービスが実現される。
このような電話端末10は、VPN1等から各種データを送受信するための送受信部と、受信したデータを表示する表示部とを少なくとも備える。表示部は、ランプ、スピーカ、液晶や蛍光表示管等の表示画面等から構成され、色、音、画像等により、各種表示を行う。
図2は、CA20の構成を示すブロック図である。
CA20は、データ通信部21と、制御部22と、記憶部23と、保留部24とを少なくとも備える。
データ通信部21は、電話端末20と各種データの送受信を行う。
制御部22は、CA20各部を制御し、電話端末10の呼制御を行う。
記憶部23は、制御部22の制御およびコールパーク部24が用いる各種データを記憶する。この記憶部23には、図3に示すテーブルも記憶されている。図3は、記憶部23に記憶されるテーブルの図である。
図3(a)に示すVPN内線番号変換テーブルは、パークグループ内の電話端末10の電話番号を示す「ユーザ番号」、パークグループ内の内線番号を示す「内線番号」、VPNの識別番号を示す「VPNグループ」、例えば地域など端末が設けられた物理的な位置等の識別番号を示す「拠点番号」、端末番号の桁数を示す「端末番号桁数」、パークグループの識別番号を示す「パークグループ」等のフィールドを有し、任意のVPNに含まれる全てのユーザ番号のレコードが記録される。ここで、「内線番号」とは、「拠点番号」と「端末番号」とを組み合わせたものに相当し、このような「内線番号」を電話番号を示す数列の末尾に組み合わせたものが「ユーザ番号」となる。
図3(b)に示すパークグループ管理テーブルには、VPNの識別番号を示す「VPNグループ」、パークグループの識別番号を示す「パークグループ」、パークグループの識別IDを示す「識別ID」、パークグループ内の電話端末10の電話番号を示す「ユーザ番号」等のフィールドを有し、パークグループに含まれる全てのユーザ番号のレコードが記録される。
図3(c)に示すランプ番号管理テーブルは、VPNの識別番号を示す「VPNグループ」、パークグループの識別番号を示す「パークグループ」、このパークグループが有するランプの使用状況を示す「ランプ番号」等のフィールドを有し、任意のVPNに含まれる全てのパークグループに対応するレコードが形成される。
ここで、「ランプ番号」のフィールドは、例えば50などCA20が管理可能な数量設けられており、該当するランプが使用中の場合は「1」、該当するランプが空いている場合は「0」が記録される。
図3(d)に示す番号状態テーブルは、VPNの識別番号を示す「VPNグループ」、パークグループの識別番号を示す「パークグループ」、ランプの識別番号を示す「管理ランプ番号」、呼情報を示す「呼情報」、ランプの状態を示す「ランプ状態」等のフィールドを有し、任意のパークグループに含まされる全てのランプに対応するレコードが形成される。
ここで、「ランプ状態」のフィールドには、対応する電話端末10が通話中(BUSY)の場合には「1」が、対応する電話端末10が保留中(HOLD)の場合には「2」が記録される。
保留部24は、記憶部23に記憶された各テーブルを参照してコールパークサービスを提供する電話端末10のパークグループの識別動作、NOTIFY信号等のコールパークサービスに関する各種信号の送受信動作などのコールパークサービスに関する各種制御を行う。
このようなCA20を構成するデータ通信部21、制御部22、記憶部23および保留部24は、それぞれCPU等の演算装置、メモリ、HDD等の記憶装置、VPN1に接続された電話端末10と各種情報の送受を行うI/F装置、キーボード、マウス等の入力装置、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、FED(Field Emission Display)または有機EL(Electro Luminescence)等の表示装置などを備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムとから構成されており、上記ハードウェア装置がプログラムによって制御されることによって、すなわちハードウェア資源とソフトウェアが協働することによって、各機能を実現する。
なお、プログラムは、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)やフレキシブルディスクなどの記録媒体に記録し、この記録媒体によってコンピュータにインストールするようにしてもよい。また、CA20が接続されたVPN1を介して受信したプログラムをコンピュータにインストールするようにしてもよい。
次に、図4を参照して、本実施の形態に係るコールパークサービスシステムの動作について説明する。図4は、コールパークサービスシステムの動作を示すシーケンス図である。
図4において、電話端末10からなる端末A0および端末A1とが同じコールグループ(コールグループ#1)に属し、電話端末10からなる端末B0および端末B1とが同じコールグループ(コールグループ#2)に属する場合を例に説明する。また、図4では、後述する「通話中状態表示あり」に設定された場合について説明する。
なお、以下において、便宜上、電話端末10のことを端末という。
なお、本実施の形態で用いるSIPでは、メソッドを指定することでコマンドを実行する。標準では次のメソッドが定義されている。
「INVITE」は、ユーザをコールに招待することを意味する。
「ACK」は、「INVITE」に対する応答を受け取ったことを知らせることを意味する。
「BYE」は、コールを終了することを意味する。
「CANCEL」は、未応答の「INVITE」リクエストをキャンセルすることを意味する。
「OPTIONS」は、サーバの能力情報を問い合わせることを意味する。
「REGISTER」は、ユーザの現在位置を登録することを意味する。
「INFO」は、DTMFディジットや画像等のセッションに関係する情報を伝えることを意味する。
また、SIPでは、HTTP/1.1の応答コードの一部を拡張して利用する。応答コードには次のようなものが含まれる。
100番台の応答コードは、暫定応答を意味し、リクエストを受信し、処理中であることを示す。例えば、「100Trying」や「180Ringing」などが挙げられる。
200番台の応答コードは、成功応答を意味し、リクエストが理解され、受け入れられたことを示す。例えば、「200OK」や「202Accepted」などが挙げられる。
300番台の応答コードは、リダイレクト応答を意味し、リクエストを完了するために、更なる処理が必要であることを示す。例えば、「300Multiple Choices」や「301Moved Permanently」などが挙げられる。
400番台の応答コードは、リクエストエラー応答を意味し、リクエストの書式が間違っていたか、このサーバでは処理できないことを示す。例えば、「400Bad Request」や「401Unauthorized」などが挙げられる。
500番台の応答コードは、サーバエラー応答を意味し、サーバでのリクエスト処理に失敗したことを示す。例えば、「500Internal Server Error」や「501Not Implemented」などが挙げられる。
600番台の応答コードは、グローバルサーバエラー応答を意味し、リクエストをどのサーバでも処理できないことを意味する。例えば、「600Busy Everywhere」や「603Decline」などが挙げられる。
まず、端末A1と端末B0とが通話を開始する動作を説明する(ステップS401〜415)。
発端末である端末A1は、着端末である端末B0を指定するアドレスに関する情報を含むINVITEリクエストを、CA20に送出する(ステップS401)。INVITEリクエストを受信したCA20は、リクエストに対するレスポンスとして正常にINVITEリクエストを受信し、相手側端末である端末B0にINVITEをルートすることを試みていることを通知する100Tryingレスポンスを、端末A1に返送する(ステップS402)。また、CA20は、INVITEリクエストを端末B0に転送する(ステップS403)。
INVITEリクエストを受信した端末B0は、100TryingレスポンスをCA20に返送して呼び出しを開始し(ステップS404)、180RingingレスポンスメッセージをCA20を介して端末A1に向かって送信する(ステップS405)。
180Ringingレスポンスメッセージを受信したCA20は、180Ringingレスポンスメッセージを、端末A1に転送する(ステップS406)。
180Ringingレスポンスメッセージを受信した端末A1は、呼び出し音または画面表示でユーザに通知する。
端末B0のユーザが受話器を取ると、端末B0は応答したことを示すため200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS407)。
200OKレスポンスメッセージを受信したCA20は、200OKレスポンスメッセージを端末A1に転送する(ステップS408)。
200OKレスポンスメッセージを受信した端末A1は、200OKレスポンスメッセージの受信を確認するため、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS409)。
端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末A1が属するコールグループの全ての端末に対して、呼状態(BUSY)、呼情報、呼に対応するランプ番号をNOTIFY信号で通知する(ステップS410)。このCA20から送信されるNOTIFY信号には、端末のランプ制御に関する情報が含まれており、受信したNOTIFY信号に基づいて、コールグループ#1の端末は、自身のランプの点灯制御を行う。
コールグループ#1の端末は、CA20からNOTIFY信号を受信すると、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS412)。なお、端末から送信されるNOTIFY信号に対する200OK信号は、コールパークサービスの動作に関わらず、コールパークサービスの動作とは非同期でCA20に送信される。
また、端末A1からACKメッセージを受信したCA20は、コールグループ#2に属する端末に対して、呼状態(BUSY)、呼情報、呼に対応するランプ番号をNOTIFY信号で通知する(ステップS413)。このNOTIFY信号にも、端末のランプ制御に関する情報が含まれており、コールグループ#2の端末は、受信したNOTIFY信号に基づいて、自身のランプの点灯制御を行う。
コールグループ#2の端末は、CA20からNOTIFY信号を受信すると、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS414)。
これにより、端末A1と端末B0とは通話中となる(ステップS415)。
次に、端末B0が端末A1をコールパーク保留にし、端末B0と同じコールグループ#2の端末B1が端末A1と通話を行う動作について説明する(ステップS421〜S440)。
コールパーク保留を行う端末B0は、通話中である端末A1を保留(HOLD)にする情報を含むINVITEリクエストを、CA20に送出する(ステップS421)。INVITEリクエストを受信したCA20は、INVITEリクエストを端末A1に転送する(ステップS422)。
INVITEリクエストを受信した端末A1は、応答したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS423)。200OKレスポンスメッセージを受信したCA20は、200OKレスポンスメッセージを端末B0に転送する(ステップS424)。200OKレスポンスメッセージを受信した端末B0は、200OKレスポンスメッセージの受信を確認するため、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS425)。
端末B0から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末B0が属するコールグループ#2の全ての端末に対して、呼状態(HOLD)、呼情報、呼に対応するランプ番号をNOTIFY信号で通知する(ステップS426)。このNOTIFY信号には、端末のランプ制御に関する情報が含まれており、受信したNOTIFY信号に基づいて、コールグループ#2の端末は、自身のランプを点灯制御を行う。
コールグループ#2の端末は、CA20からNOTIFY信号を受信すると、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS427)。
また、CA20は、端末A1を保留にすることを示すNOTIFY信号をコールグループ#2の端末に送信すると、ACKメッセージを端末A1に送信する(ステップS428)。
これにより、端末A1と端末B0とは、コールパーク保留状態となる(ステップS429)。
ここで、端末B1は、コールパーク保留にされた端末A1をピックアップするために、コールパーク保留中である端末A1を保留解除(UNHOLD)する情報を含むINVITEリクエストを、CA20に送出する(ステップS430)。INVITEリクエストを受信したCA20は、INVITEリクエストを端末A1に転送する(ステップS431)。
INVITEリクエストを受信した端末A1は、応答したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS432)。200OKレスポンスメッセージを受信したCA20は、200OKレスポンスメッセージを端末B1に転送する(ステップS433)。200OKレスポンスメッセージを受信した端末B1は、200OKレスポンスメッセージの受信を確認するため、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS434)。
端末B0から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末B0が属するコールグループ#2の全ての端末に対して、呼状態(BUSY)、呼情報、呼に対応するランプ番号をNOTIFY信号で通知する(ステップS435)。このNOTIFY信号には、端末のランプ制御に関する情報が含まれており、受信したNOTIFY信号に基づいて、コールグループ#2の端末は、自身のランプを点灯制御を行う。
コールグループ#2の端末は、CA20からNOTIFY信号を受信すると、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS436)。
また、CA20は、端末A1を保留解除することを示すNOTIFY信号をコールグループ#2の端末に送信すると、ACKメッセージを端末A1に送信する(ステップS437)。
また、CA20は、通信を切断することを意味するBYEメッセージを、端末A1をコールパーク保留にした端末B0に、送信する(ステップS438)。BYEメッセージを受信すると、端末B0は、BYEメッセージを受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS439)。
これにより、端末A1のコールパーク保留が解除され、端末A1と端末B1との通話が実現される(ステップS440)。
なお、上述したように端末A1と端末B0とが通話中のときに、端末B0が端末A1をコールパーク保留をする場合(着保留)について図4の左側を参照して説明したが、端末A1が端末B0をコールパーク保留をする場合(発保留)については、その動作を図4の右側に示す。この発保留において、着保留と同様の処理については、同じステップの番号を付して、適宜説明を省略する。
次に、端末B1が端末A1との通話を切断する動作を説明する(ステップS451〜S458)。
端末B1は、端末A1との通信を切断することを意味するBYEメッセージを、CA20に送信する(ステップS451)
BYEメッセージを受信すると、CA20は、端末B1が属するコールグループ#2の全ての端末に対して、呼状態(BYE)、呼情報、呼に対応するランプ番号をNOTIFY信号で通知する(ステップS452)。このNOTIFY信号には、端末のランプ制御に関する情報が含まれており、受信したNOTIFY信号に基づいて、コールグループ#2の端末は、自身のランプを点灯制御を行う。
コールグループ#2の端末は、CA20からNOTIFY信号を受信すると、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS453)。
また、CA20は、端末A1が属するコールグループ#1の全ての端末に対して、呼状態(BYE)、呼情報、呼に対応するランプ番号をNOTIFY信号で通知し(ステップS454)、端末A1と端末B1との通信を切断することを意味するBYEメッセージを、端末A1に転送する(ステップS455)。
コールグループ#1の端末は、CA20からNOTIFY信号を受信すると、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS456)。また、端末A1は、CA20からBYEメッセージを受信すると、このBYE信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS457)。
200OKレスポンスメッセージを端末A1から受信すると、CA20は、受信した200OKレスポンスメッセージを端末B1に転送する(ステップS458)。
これにより、端末A1と端末B1との通信は切断される。
なお、上述したように端末A1と端末B1とが通話中のときに、端末B1が端末A1との通信を切断にする場合(着切断)について図4の左側を参照して説明したが、端末A1が端末B1との通信を切断する場合(発切断)については、その動作を図4の右側に示す。この発切断において、着切断と同様の処理については、同じステップの番号を付して、適宜説明を省略する。
このように、本実施の形態によれば、SIPプロトコルを用い、PBX等のユーザ装置を不要とすることにより、相互接続性を高めることが可能となる。結果として、使い勝手のよいコールパークサービスの提供が可能となる。
また、本実施の形態によれば、ユーザ設備に制御装置が不要となるので、IP電話端末のみでコールパークサービスを提供することが可能となる。
次に、本実施の形態に係るコールパークサービスシステムで提供されるコールパークサービスについて説明する。コールパークサービスは、通話中状態通知機能とランプ番号通知機能の2種類の通知機能を有する。それぞれについて、以下に説明する。
[通話中状態通知機能]
コールパークサービスでは、同一コールパークグループ内の端末に対して、各端末の呼状態を付属するランプを用いてユーザに通知することができる。ユーザに対して通知することができる状態は、通話中(BUSY)、保留中(HOLD)、回線空き(BYE)の3状態である。ユーザは、契約時に通話中状態通知機能を使用するか否かを選択することができ、CA20は、契約状態に応じて「通話中状態通知機能あり」または「通話中状態通知機能なし」の何れか一方の動作を行う。それぞれの動作は次の通りである。
なお、コールパークグループとは、グルーピングされたIP−VPNユーザ番号の集合を意味する。
「通話中状態通知機能なし」の場合は、通話中呼に対してコールパーク保留を起動した端末である保留端末と、通話中呼に対してコールパーク保留を起動された端末である被保留端末との間にコールパーク保留が成功したときに、保留端末の属するコールパークグループに対してNOTIFY信号で呼状態(HOLD)、呼情報、呼に対応するランプ番号を通知する。
また、コールパークグループ内に存在する保留状態呼に対して保留解除を起動した端末である代理応答端末によってピックアップが成功したときに、代理応答端末の属するコールパークグループ(保留端末と同一のコールパークグループ)に対してNOTIFY信号にて呼状態(BUSY)、呼情報、呼に対するランプ番号を通知する。
また、呼切断時に、発側コールパークグループ、着側コールパークグループそれぞれに対してNOTIFY信号で呼状態(BYE)、呼情報、呼に対するランプ番号を通知する。
「通話中状態通知機能あり」の場合は、発端末と着端末との呼が確立したときに、発側コールパークグループ、着側コールパークグループそれぞれに対して呼状態(BUSY)、呼情報、呼に対応するランプ番号を通知する。保留時、保留解除時、呼切断時のNOTIFY信号の送信動作については、通話中状態通知なしの場合と同様である。
[ランプ番号通知機能]
「通話中推移時」、「保留起動時」、「保留解除時」に、電話端末からランプ番号を示す独自ヘッダ(P−N−LocateInfo)が付与される場合、CA20でそのヘッダ情報をNOTIFY信号に付加し、コールパークグループに対してランプ番号を通知する機能を有する。
「通話中状態通知機能なし」と「通話中状態通知機能あり」それぞれの場合の動作について、以下に説明する。
まず、「通話中状態通知機能なし」の場合について説明する。
「通話中推移時」は、発端末からのinitial INVITEに付与することができるランプ番号を通知する独自ヘッダの有無、付与されているランプ番号によらず、発側コールパークグループに対してNOTIFY信号は送信されない。また、着側端末からのinitial INVITEに対する200OKのランプ番号を通知する独自ヘッダの有無、付与されているランプ番号によらず、着側コールパークグループに対してNOTIFY信号は送信されない。
「保留起動時」は、保留端末からのINVITE(HOLD)リクエストにランプ番号を通知する独自ヘッダが付与された場合、保留端末と同一コールパークグループに対するNOTIFY信号で独自ヘッダに示されたランプ番号を通知する。もし、独自ヘッダに示されたランプ番号が同一コールパークグループで既に使用中の場合、CA20は、INVITE(HOLD)リクエストに対してエラーレスポンス(403)を送信する。
「保留解除時」は、代理応答端末からのINVITE(UNHOLD)リクエストにランプ番号を通知する独自ヘッダが付与された場合、代理応答端末と同一コールパークグループに対するNOTIFY信号で独自ヘッダに示されたランプ番号を通知する。もし、独自ヘッダに示されたランプ番号が同一コールパークグループの保留起動時に決定されたランプ番号以外の場合、CA20はINVITE(UNHOLD)リクエストに対してエラーレスポンス(403)を送信する。
次に、「通話中状態通知機能あり」の場合について説明する。
「通話中推移時」は、発端末からのinitial INVITEにランプ番号を通知する独自ヘッダが付与された場合、発側コールパークグループに対するNOTIFY信号で独自ヘッダに示されたランプ番号を通知する。着端末からのinitial INVITEに対する200OKにランプ番号を通知する独自ヘッダが付与された場合、着側コールパークグループに対するNOTIFY信号で独自ヘッダに示されたランプ番号を通知する。もし、独自ヘッダに示されたランプ番号が同一コールパークグループで既に使用中の場合、CA20で空いているランプ番号を通知する。
「保留起動時」は、保留端末からのINVITE(HOLD)にランプ番号を通知する独自ヘッダが付与された場合、保留端末と同一コールパークグループに対するNOTIFY信号で独自ヘッダに示されたランプ番号を通知する。もし、独自ヘッダに示されたランプ番号が同一コールパークグループの通話中推移時に決定されたランプ番号以外の場合、CA20は、INVITE(HOLD)リクエストに対してエラーレスポンス(403)を送信する。
「保留解除時」は、代理応答端末からのINVITE(UNHOLD)リクエストにランプ番号を通知する独自ヘッダが付与された場合、代理応答端末と同一コールパークグループに対するNOTIFY信号で独自ヘッダに示されたランプ番号を通知する。もし、独自ヘッダに示されたランプ番号が同一コールパークグループの保留起動時に決定されたランプ番号以外の場合、CA20は、INVITE(UNHOLD)に対してエラーレスポンス(403)を送信する。
ここで、CA20は、端末間の通信にランプを割り当て、このランプ単位で通信制御を行っており、コールパークグループ単位でランプ番号の使用状態を保持している。
ランプ番号を空き状態から使用中に変更するのは、端末から最初に独自ヘッダを受信し、かつ、そのランプ番号がCA20で空き状態となっている場合であり、使用中から空き状態に変更されるのは、通話中状態通知ありの場合はNOTIFY(BYE)信号を送信したとき、通話中状態通知なしの場合は保留解除NOTIFY(BUSY)信号送信時である。CA20は、1つのコールパークグループ当たり最大50個までランプ番号を保持することができる。通話中状態通知ありで、initial INVITEまたは200OK受信時に端末にて独自ヘッダが付与されないか、50個全てのランプ番号が使用中であるか、CA20にて管理できるランプ番号以外の値が設定された場合は、端末に対して送信するランプ番号はNULLとなる。
上述した通話中状態通知機能およびランプ番号通知機能のCA20における動作について、図5〜8を参照して説明する。
まず、図5を参照して、「通話中状態通知あり」の設定で、同一のパークグループ内に発着行う場合の状態通知の動作について説明する。図5は、「通話中状態通知あり」の設定で、同一のパークグループ内に発着行う場合の状態通知の動作を説明する図である。
何れのランプも使用していない状態のときに(ステップS501)、INVITEリクエストを受信すると、CA20は、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与されている場合は1番のランプを保持し(ステップS502)、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与されたが1番のランプが使用中の場合は未使用のランプ(2番のランプ)を保持し(ステップS503)、独自ヘッダが付与されていない場合はランプを未使用状態とする(ステップS504)。
1番のランプを保持した後、200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、ランプ番号に関わらず1番のランプをBUSY状態とするNOTIFY信号を、同一のコールパークグループの端末に送信する(ステップS505)。ここで、1番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させない。
2番のランプを保持した後、200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、ランプ番号に関わらず2番のランプをBUSY状態とするNOTIFY信号を、同一のコールパークグループの端末に送信する(ステップS506)。ここで、2番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させない。
ランプ未使用状態において、200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与された場合はステップS505の処理に進み、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与されたが1番のランプが使用中の場合はステップS506の処理に進み、独自ヘッダが付与されていない場合はランプ番号をNULLとするNOTIFY信号を同一のコールパークグループの端末に送信する(ステップS507)。このステップS507において、NULL以外のランプに関する通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させない。
1番のランプをBUSY状態とするNOTIFY信号を送信後、保留端末からINVITE(HOLD)リクエストを受信すると、CA20は、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与されている場合は、1番のランプをHOLD状態とするNOTIFY信号を、同一のコールパークグループの端末に送信する(ステップS508)。ここで、1番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させず、その通知の送信元に対して403信号を送信する。
2番のランプをBUSY状態とするNOTIFY信号を送信後、保留端末からINVITE(HOLD)リクエストを受信すると、CA20は、2番のランプを通知する独自ヘッダが付与されている場合は、2番のランプをHOLD状態とするNOTIFY信号を、同一のコールパークグループの端末に送信する(ステップS509)。ここで、2番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させず、その通知の送信元に対して403信号を送信する。
ランプ番号をNULLとするNOTIFY信号を送信後、保留端末から1番のランプを通知する独自ヘッダが付与されたINVITE(HOLD)リクエストを受信すると、CA20は、ステップS509の処理に進む。
1番のランプをHOLD状態とするNOTIFY信号を送信後、代理応答端末からINVITE(UNHOLD)リクエストを受信すると、CA20は、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与されている場合は、1番のランプをBUSY状態とするNOTIFY信号を、同一のコールパークグループの端末に送信する(ステップS510)。ここで、1番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させず、その通知の送信元に対して403信号を送信する。
2番のランプをHOLD状態とするNOTIFY信号を送信後、代理応答端末からINVITE(UNHOLD)リクエストを受信すると、CA20は、2番のランプを通知する独自ヘッダが付与されている場合は、2番のランプをHOLD状態とするNOTIFY信号を、同一のコールパークグループの端末に送信する(ステップS511)。ここで、2番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させず、その通知の送信元に対して403信号を送信する。
呼切断するBYE信号を受信すると、CA20は、同一のコールパークグループの端末に対してNOTIFY信号で呼状態(BYE)、呼情報、呼に対するランプ番号を通知する(ステップS512)。
次に、図6を参照して、「通話中状態通知あり」の設定で、発着が別のパークグループにおいて発側パークグループ内への状態通知の動作について説明する。図6は、「通話中状態通知あり」の設定で、発着が別のパークグループにおいて発側パークグループ内への状態通知の動作について説明する図である。
なお、図6において、ステップS604とS607以外のステップは、対応する図5のステップとそれぞれ同等である。したがって、図5に示すステップと同等のステップには、下二桁のステップ番号に同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
ステップS604の状態、すなわちランプ未使用状態において、独自ヘッダが付与されていない200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、ランプ番号をNULLとするNOTIFY信号を発側のコールパークグループに送信する(ステップS607)。このステップS607において、NULL以外のランプに関する通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させない。
次に、図7を参照して、「通話中状態通知あり」の設定で、発着が別のパークグループにおいて着側パークグループ内への状態通知の動作について説明する。図7は、「通話中状態通知あり」の設定で、発着が別のパークグループにおいて着側パークグループ内への状態通知の動作について説明する図である。
なお、図7において、ステップS708〜S712は、対応する図5のステップS508〜512とそれぞれ同等である。したがって、図5に示すステップと同等のステップには、下二桁のステップ番号に同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
何れのランプも使用していない状態のときに(ステップS701)、INVITEリクエストを受信すると、CA20は、独自ヘッダの有無や通知されたランプの番号に関わらず1番のランプを保持する(ステップS702)。
1番のランプを保持した状態において、200OKレスポンスメッセージを受信し、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与された場合、CA20は、1番のランプをBUSY状態とするNOTIFY信号を、着側のコールパークグループに送信する(ステップS705)。ここで、1番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させない。
また、1番のランプを保持した状態において、200OKレスポンスメッセージを受信し、1番のランプを通知する独自ヘッダが付与されたが1番のランプが使用中の場合、CA20は、2番のランプをBUSY状態とするNOTIFY信号を、着側のコールパークグループに送信する(ステップS706)。ここで、2番のランプ以外の通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させない。
また、1番のランプを保持した状態において、200OKレスポンスメッセージを受信し、独自ヘッダが付与されていない場合、CA20は、ランプ番号をNULLとするNOTIFY信号を、着側のコールパークグループに送信する(ステップS707)。このステップS707において、NULL以外のランプに関する通知を受信しても、CA20は、ランプ状態を変化させない。
次に、図8を参照して、「通話中状態通知なし」の設定で、保留端末と同一のパークグループ内への状態通知の動作について説明する。図8は、「通話中状態通知なし」の設定で、保留端末と同一のパークグループ内への状態通知の動作を説明する図である。
なお、図8において、ステップS808,S810,S812は、対応する図5のステップとそれぞれ同等である。したがって、図5に示すステップと同等のステップには、下二桁のステップ番号に同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
何れのランプも使用していない状態のときに(ステップS801)、INVITEリクエストを受信すると、CA20は、独自ヘッダの有無や通知されたランプの番号に関わらず、ランプを未使用の状態にする(ステップS802)。
ランプ未使用の状態において、200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、通知されたランプ番号に関わらず、ランプを未使用の状態にする(ステップS805)。
次に、図9〜41を参照して、本実施の形態に係るコールパークサービスシステムの各動作について説明する。
前述した図4および図9,10に示す処理は正常処理を、図11〜34は準正常処理を、図35〜41は異常処理を示す。ここで、準正常処理とは、正常処理の中で予想される異常状態が発生したときの対処法を意味する。
なお、図9〜41では、電話端末10からなる端末A0および端末A1とが同じコールグループ(コールグループ#1)に属し、電話端末10からなる端末B0および端末B1とが同じコールグループ(コールグループ#2)に属するシステムを例に説明する。ここで、端末A0,A1側を発信者の端末が属する発側、端末B0,B1側を着信者の端末が属する着側とする。
また、発信者とは、ある呼を生成したユーザのことを意味する。SIP信号上ではinitial INVITEを生成した端末を使用しているユーザのことを意味する。
また、着信者とは、ある呼に対して始めに応答したユーザのことを意味する。SIP信号上ではinitial INVITEに対して200OKレスポンスを送信した端末を使用しているユーザのことを意味する。
まず、図9を参照して、通話中状態通知なしの場合の本実施の形態に係るコールパークサービスシステムの動作について説明する。図9は、通話中状態通知なしの場合の動作を示すシーケンス図である。
なお、図9において、保留動作と切断動作は、図4に示す動作(ステップS421〜S458)と同等である。したがって、保留動作と切断動作については適宜説明を省略する。
図9に示す通話中状態通知なしの場合は、通話中状態が表示されない、すなわち、図4で示したステップS410,411〜414のNOTIFY(BUSY)信号に対応する処理が行われない。これにより、本実施の形態において、通話中状態通知なしに設定された場合は、通話中の状態が通知されない。
次に、図10を参照して、REGISTER端末への状態通知について説明する。図10は、REGISTER端末への状態通知を示すシーケンス図である。
端末A0と端末B0とが通話中(dialog1/ラン #1)であり(ステップS1001)、端末A1と端末B1とが保留中(dialog2/ラン #2)である場合に、端末B2(REGISTER端末)が端末登録をする旨のREGISTER信号をCA20に送信する(ステップS1003)。
例えば、端末B2が端末登録が認可されていない等のリクエストエラー応答として401Unauthorized信号がCA20から返信されると(ステップS1004)、端末B2は、再度REGISTER信号をCA20に送信する(ステップS1005)。
REGISTER信号を受信し、端末B2の端末登録を認可すると、CA20は、200OKレスポンスメッセージを端末B2に送信する(ステップS1006)。
また、CA20は、端末B2と同一のコールパークグループに属する端末B0および端末B1の状態を通知するNOTIFY信号を、端末B2に送信する(ステップS1007,S1008)。
NOTIFY信号を受信すると、端末B2は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS1009)。
このように、本実施の形態では、位置登録をした端末に対して同一コールパークグループ内に属する他の端末の状態が通知される。
次に、図11を参照して、保留前保留INVITEのすれ違い動作(発側保留勝ち)について説明する。図11は、保留前保留INVITEのすれ違い動作(発側保留勝ち)のシーケンス図である。
端末A1と端末B0とが通話中のときに(ステップS1101)、端末A1が端末B0を保留にするINVITEリクエストをCA20に送信した後に(ステップS1102)、端末B0が端末A1を保留にするINVITEリクエストがCA20に送信されると(ステップS1103)、CA20は、端末B0のINVITEリクエストに対して、500 Server Internal Error信号(以下、500信号という)を端末B0に送信する(ステップS1104)。
500信号を受信すると、端末B0は、500信号の受信を確認したことを示すACKメッセージをCA20に送信し(ステップS1105)、INVITEリクエストをエラーしたことを示す491信号を、CA20に送信する(ステップS1106)。
491信号を受信したCA20は、491信号を端末A1に転送し(ステップS1107)、491信号を受信したことを示すACKメッセージを端末B0に送信する(ステップS1108)。
491信号を受信した端末A1は、491信号を受信したことを示すACKメッセージをCA20に送信し(ステップS1109)、再度、INVITEリクエストをCA20に送信する(ステップS1108)。
すると、図4で示した発保留側のステップS422〜S429の処理と同等の処理が行われ(ステップS1112〜S1119)、端末A1と端末B0とはコールパーク保留状態となる。
このように、本実施の形態によれば、INVITEリクエストがすれ違った場合は、最初にCA20に到達したINVITEリクエストが優先される。
次に、図12を参照して、保留前保留INVITEのすれ違い動作(着側保留勝ち)について説明する。図12は、保留前保留INVITEのすれ違い動作(着側保留勝ち)のシーケンス図である。
端末A1と端末B0とが通話中のときに(ステップS1201)、端末B0が端末A1に、また端末A1が端末B0に、それぞれINVITEリクエストをCA20に送信したが(ステップS1202、1203)、端末B0のINVITEリクエストが先にCA20に到達すると、CA20は、端末B0のINVITEリクエストを端末A1に転送する(ステップS1204)。
INVITEリクエストを送信後にCA20から端末B0からのINVITEリクエストが転送された端末A1は、INVITEリクエストをエラーしたことを示す491信号を、CA20に送信する(ステップS1205)。
491信号を受信したCA20は、491信号を端末B0に転送し(ステップS1206)、491信号を受信したことを示すACKメッセージを端末A1に送信する(ステップS1207)。
491信号を受信した端末B0は、491信号を受信したことを示すACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1208)。
ACKメッセージを受信したCA20は、500信号を端末A1に送信する(ステップS1209)。
500信号を受信した端末A1は、491信号を受信したことを示すACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1210)。
ACKメッセージを送信後、端末B0は、再度、INVITEリクエストをCA20に送信する(ステップS1211)。
すると、図4で示した着保留側のステップS422〜S429の処理と同等の処理が行われ(ステップS1212〜S1219)、端末A1と端末B0とはコールパーク保留状態となる。
このように、本実施の形態によれば、INVITEリクエストがすれ違った場合は、最初にCA20に到達したINVITEリクエストが優先される。
次に、図13を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITEと保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い動作について説明する。図13は、代理応答端末からの保留解除INVITEと保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS1301)、代理応答端末となる端末B1から保留解除(UNHOLD)を意味するINVITEリクエストを受信すると(ステップS1302)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS1303)。
INVITEリクエストの転送後、保留端末である端末B0から生存確認を示すkeepaliveINVITEリクエストを受信すると(ステップS1304)、CA20は、既に端末B1から保留解除のINVITEリクエストを受信しているので、500信号を端末B0に送信する(ステップS1305)。
500信号を受信した端末B0は、ACKメッセージをCA20に返信する(ステップS1306)。
ACKメッセージの受信後は、図4で示した着保留側のステップS432〜S440の処理と同等の処理が行われ(ステップS1307〜S1315)、端末A1と端末B1との通話が行われる。
端末B1は、保留解除後、すぐにkeepaliveINVITEリクエストをCA20に送信する(ステップS1316)。
keepaliveINVITEリクエストを受信すると、CA20は、そのリクエストを端末A1に転送する(ステップS1317)。
keepaliveINVITEリクエストを受信すると、端末A1は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS1318)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、そのメッセージを端末B1に送信する(ステップS1319)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1320)。
ACKメッセージを受信すると、CA20は、そのACKメッセージを端末A1に転送する(ステップS1321)。
このように本実施の形態では、代理応答処理は、保留端末からの生存確認よりも優先される。
次に、図14を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITEと保留端末からのBYEとのすれ違い動作について説明する。図14は、代理応答端末からの保留解除INVITEと保留端末からのBYEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS1401)、代理応答端末となる端末B1から保留解除を意味するINVITEリクエストを受信すると(ステップS1402)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS1403)。
しかしながら、INVITEリクエストの転送後、保留端末である端末B0から呼切断要求を示すBYEメッセージを受信すると(ステップS1404)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS1405、S1407)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS1406,S1408)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末A1にBYEメッセージを転送し(ステップS1409)、INVITEリクエストを送信してきた端末B1に500信号を送信する(ステップS1410)。
BYEメッセージを受信すると、端末A1は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS1411)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、その200OKレスポンスメッセージを端末B0に転送する(ステップS1412)。
500信号を受信した端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1413)。
このように、本実施の形態によれば、端末からの呼切断要求は、他の処理よりも優先される。
次に、図15を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い(保留解除勝ち/リフレッシュ更新時間外)の動作について説明する。図15は、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い(保留解除勝ち/リフレッシュ更新時間外)の動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS1501)、代理応答端末となる端末B1から保留解除を意味するINVITEリクエストを受信すると(ステップS1502)、CA20は、リフレッシュ時間の数秒前は、UNHOLDの再送を促すために、491信号を端末B1に送信する(ステップS1503)。
ここで、保留端末である端末A1から生存確認を示すkeepaliveINVITEリクエストを受信すると(ステップS1504)、CA20は、そのリクエストを端末B0に転送する(ステップS1505)。
491信号を受信した端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信し(ステップS1506)、keepaliveINVITEリクエストを受信した端末B0は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS1507)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、そのメッセージを端末A1に転送する(ステップS1508)。
200OKレスポンスメッセージを受信した端末A1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1509)。
ACKメッセージを受信したCA20は、そのメッセージを端末B1に転送する(ステップS1510)。
ACKメッセージの転送後は、図4で示した着保留側のステップS430〜S440の処理と同等の処理が行われ(ステップS1511〜S1521)、端末A1と端末B1との通話が行われる。
このように、本実施の形態によれば、保留元以外の端末からの生存確認は、代理応答要求よりも優先される。
次に、図16を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い(保留解除勝ち/リフレッシュ更新時間外)動作について説明する。図16は、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い(保留解除勝ち/リフレッシュ更新時間外)動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS1601)、代理応答端末となる端末B1から保留解除を意味するINVITEリクエストを受信すると(ステップS1602)、CA20は、そのリクエストを端末A1に転送する(ステップS1603)。
ここで、保留端末である端末A1から生存確認を示すkeepaliveINVITEリクエストを受信すると(ステップS1604)、CA20は、端末B1からのINVITEリクエストを透過して、keepaliveINVITEリクエストに対して、500信号を端末A1に送信する(ステップS1605)。
500信号を受信した端末A1は、ACKメッセージをCA20に送信し(ステップS1606)、UNHOLDのINVITEリクエストに対する491信号をCA20に送信する(ステップS1607)。
491信号を受信したCA20は、その491信号を端末B1に転送し(ステップS1608)、ACKメッセージを端末A1に送信する(ステップS1609)。
491信号を受信した端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1610)。
すると、端末A1と端末B0とがコールパーク保留が維持される(ステップS1611)。
このように、本実施の形態によれば、保留元以外の端末からの生存確認は、代理応答要求よりも優先される。
次に、図17を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのkeepalive INVITEとのすれ違い(keepalive勝ち)動作について説明する。図17は、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのkeepalive INVITEとのすれ違い(keepalive勝ち)動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS1701)、保留端末である端末A1からkeepaliveINVITEリクエストを受信すると(ステップS1702)、CA20は、そのリクエストを端末B0に転送する(ステップS1704)。このkeepaliveINVITEリクエストの転送とすれ違って、端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS1703)、CA20は、UNHOLDの再送を促すため491信号を端末B1に送信する(ステップS1705)。
一方、keepaliveINVITEリクエストを受信した端末B0は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS1706)。
200OKレスポンスメッセージを受信したCA20は、そのメッセージを端末A1に転送する(ステップS1707)。
491信号を受信すると、端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1708)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、端末A1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1709)。
ACKメッセージを受信すると、CA20は、そのメッセージを端末B0に転送する(ステップS1706)。
ACKメッセージの転送後は、図4で示した着保留側のステップS430〜S440の処理と同等の処理が行われ(ステップS1711〜S1721)、端末A1と端末B1との通話が行われる。
このように、本実施の形態によれば、保留元以外の端末からの生存確認は、代理応答要求よりも優先される。
次に、図18を参照して、被保留端末からのACK(keepaliveINVITE)前の代理応答端末からの保留解除INVITE送信動作について説明する。図18は、被保留端末からのACK(keepaliveINVITE)前の代理応答端末からの保留解除INVITE送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS1801)、保留端末である端末A1からkeepaliveINVITEリクエストを受信すると(ステップS1802)、CA20は、そのリクエストを端末B0に転送する(ステップS1803)。
keepaliveINVITEリクエストを受信した端末B0は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS1804)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、そのメッセージを端末A1に転送する(ステップS1805)。
ここで、端末A1からのACKメッセージの受信前に、端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS1806)、CA20は、端末A1からのACKメッセージの受信後に(ステップS1807)、UNHOLDの再送を促すための491信号を端末B1に送信する(ステップS1808)。また、CA20は、端末A1から受信したACKメッセージを、端末B0に転送する(ステップS1809)。
491信号を受信した端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS1810)。
ACKメッセージの転送後は、図4で示した着保留側のステップS430〜S440の処理と同等の処理が行われ(ステップS1811〜S1821)、端末A1と端末B1との通話が行われる。
このように、本実施の形態によれば、保留元以外の端末からの生存確認は、代理応答要求よりも優先される。
次に、図19を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITEに対する被保留端末からのエラーレスポンス動作について説明する。図19は、代理応答端末からの保留解除INVITEに対する被保留端末からのエラーレスポンスを示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS1901)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS1902)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS1903)。
ここで、端末A1が受信したINVITEリクエストに対して、400BadRequest信号(以下、400信号という)をCA20に送信すると(ステップS1904)、CA20は、400信号を端末B1に転送し(ステップS1905)、ACKメッセージを端末A1に送信する(ステップS1906)。
端末B1からACKメッセージを受信すると(ステップS1907)、CA20は,端末A1と端末B0とのコールパーク保留を継続する(ステップS1908)。
このように、本実施の形態によれば、端末からのエラーレスポンスは、CA20を透過して処理される。
次に、図20を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのBYEとのすれ違い動作について説明する。図20は、代理応答端末からの保留解除INVITEと被保留端末からのBYEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2001)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2002)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2003)。
このINVITEリクエストの転送とすれ違って、端末A1からBYEメッセージを受信すると(ステップS2004)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2005、S2007)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2006,2008)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、INVITEリクエストを送信してきた端末B1に500信号を送信し(ステップS2009)、端末B0にBYEメッセージを転送する(ステップS2010)。
BYEメッセージを受信すると、端末B0は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS2011)。
200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、その200OKレスポンスメッセージを端末A1に転送する(ステップS2012)。
500信号を受信した端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS2013)。
このように、本実施の形態によれば、端末からの呼切断要求は、他の処理よりも優先される。
次に、図21を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITE送信後に代理応答端末からのCANCEL送信動作について説明する。図21は、代理応答端末からの保留解除INVITE送信後に代理応答端末からのCANCEL送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2101)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2102)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2103)。
ここで、端末B1からCANCEL信号を受信すると(ステップS2104)、CA20は、端末B1が属するコールグループ#2に含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知し(ステップS2105)、CANCEL信号に対する200OKレスポンスメッセージを端末B1に送信する(ステップS2106)。また、CA20は、コールグループ#1に含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2108)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2107,2109)。
コールグループ#1,2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末A1と端末B0にBYEメッセージを送信する(ステップS2110,2111)。
端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2112)、CA20は、487信号を端末B1に送信する(ステップS2113)。
BYEメッセージを受信すると、端末B0は、200OKレスポンスメッセージをCA20に送信する(ステップS2114)。
487信号を受信すると、端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS2115)。
このように、本実施の形態によれば、端末からの呼切断要求は、他の処理よりも優先される。
次に、図22を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITE送信後に代理応答端末からのBYE送信動作について説明する。図22は、代理応答端末からの保留解除INVITE送信後に代理応答端末からのBYE送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2201)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2202)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2203)。
ここで、端末B1からCANCEL信号を受信すると(ステップS2204)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2205、S2207)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2206,S2208)。
コールグループ#1,2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末A1と端末B0にBYEメッセージを送信する(ステップS2209,S2210)。
端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2211)、CA20は、200OKレスポンスメッセージを端末B1に送信する(ステップS2212)。
また、CA20は、200OKレスポンスメッセージを端末B0から受信する(ステップS2113)。
このように、本実施の形態によれば、端末からの呼切断要求は、他の処理よりも優先される。
次に、図23を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITE送信中の強制呼解放動作について説明する。図23は、代理応答端末からの保留解除INVITE送信中の強制呼解放動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2301)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2302)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2303)。
ここで、呼解放が強制的に要求される(FST)と(ステップS2304)、CA20は、コールグループ#1に含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2305)。
CA20からNOTIFY信号を受信したコールグループ#1の端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2306)。また、CA20は、BYEメッセージを端末A1に送信し(ステップS2307)、200OKレスポンスメッセージを端末A1から受信する(ステップS2309)。
また、CA20は、コールグループ#2に含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2308)。
CA20からNOTIFY信号を受信したコールグループ#2の端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2310)。
また、CA20は、BYEメッセージを端末B0に送信し(ステップS2311)、500信号を端末B1に送信する(ステップS2309)。すると、CA20は、端末B0から200OKレスポンスメッセージを受信し(ステップS2313)、端末B1からACKメッセージを受信する(ステップS2314)。
これにより、本実施の形態では、保守者等による呼解放要求は、他の処理よりも優先して処理される。
次に、図24を参照して、代理応答端末からの保留解除INVITE送信中の系切替動作について説明する。図24は、代理応答端末からの保留解除INVITE送信中の系切替動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2401)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2402)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2403)。
ここで、系の切替が要求されると(ステップS2404)、CA20は、端末A1と端末B0とのコールパーク保留を継続する(ステップS2405)。
これにより、本実施の形態では、安定呼に対するシステム系の切替に対しては、その呼状態が保持される。
次に、図25を参照して、代理応答端末からのACK(保留解除前INVITE)前の保留端末からのBYE送信動作について説明する。図25は、代理応答端末からのACK(保留解除前INVITE)前の保留端末からのBYE送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2501)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2502)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2503)。
端末A1は、応答したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2504)。200OKレスポンスメッセージを受信したCA20は、200OKレスポンスメッセージを端末B1に転送する(ステップS2505)。
ここで、端末B0からBYEメッセージを受信すると(ステップS2506)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2507、S2509)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2508,S2510)。
コールグループ#1,2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末A1と端末B1にBYEメッセージを送信する(ステップS2511,S2512)。
BYEメッセージ対して200OKレスポンスメッセージを端末A1から受信すると(ステップS2513)、CA20は、そのメッセージを端末B0に転送する(ステップS2514)。また、CA20は、端末B1から200OKレスポンスメッセージを受信する(ステップS2515)。
これにより、本実施の形態では、端末からの呼切断要求が他の処理よりも優先されることとなる。
次に、図26を参照して、代理応答端末からのACK(保留解除信号INVITE)前の保留端末からのkeepaliveINVITE送信動作について説明する。図26は、代理応答端末からのACK(保留解除信号INVITE)前の保留端末からのkeepaliveINVITE送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2601)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2602)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2603)。
INVITEリクエストの転送後、端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2604)、CA20は、そのメッセージを端末B1に転送する(ステップS2605)。
ここで、端末B0からkeepaliveINVITEリクエストを受信すると(ステップS2606)、CA20は、既に端末B1から保留解除のINVITEリクエストを受信しているので、500信号を端末B0に送信する(ステップS2607)。
500信号を受信した端末B0は、ACKメッセージをCA20に返信する(ステップS2608)。
200OKレスポンスメッセージに対するACKメッセージを端末B1から受信すると(ステップS2609)、CA20は、端末B1が属するコールグループ#2の端末に対して、呼状態(BUSY)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2610)。
CA20からNOTIFY信号を受信したコールグループ#2の端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2611)。
CA20は、200OKレスポンスメッセージに対するACKメッセージを端末A1に送信し(ステップS2612)、BYEメッセージを端末B0に送信し(ステップS2613)、端末B0から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2614)、保留を解除して端末A1と端末B1との間の通話を確立する(ステップS2615)。
保留の解除後は、図13で示したステップS1316〜S1321の処理と同等の処理が行われる(ステップS2616〜S2621)。
これにより、本実施の形態では、代理応答処理は、保留元端末からの生存確認よりも優先される。
次に、図27を参照して、代理応答端末からのACK(保留解除INVITE)前の被保留端末からのBYE送信動作について説明する。図27は、代理応答端末からのACK(保留解除INVITE)前の被保留端末からのBYE送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2701)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2702)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2703)。
INVITEリクエストの転送後、端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2704)、CA20は、そのメッセージを端末B1に転送する(ステップS2705)。
ここで、端末A1からBYEメッセージを受信すると(ステップS2706)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2707、S2709)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2708,S2710)。
コールグループ#1,2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末B0と端末B1にBYEメッセージを送信する(ステップS2711,S2712)。
端末B0から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2713)、CA20は、そのメッセージを端末A1に転送する(ステップS2714)。また、CA20は、端末B1から200OKレスポンスメッセージを受信する(ステップS2715)。
これにより、本実施の形態では、端末からの呼切断要求は、他の処理よりも優先されることとなる。
次に、図28を参照して、代理応答端末からのACK(保留解除INVITE)前の代理応答端末からのCANCEL動作について説明する。図28は、代理応答端末からのACK(保留解除INVITE)前の代理応答端末からのCANCEL動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS2801)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS2802)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS2803)。
INVITEリクエストの転送後、端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2804)、CA20は、そのメッセージを端末B1に転送する(ステップS2805)。
ここで、200OKレスポンスメッセージとすれ違いで端末B1からCANCELメッセージを受信すると(ステップS2806)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2807、S2809)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS2808,S2810)。
コールグループ#1,2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、端末A1,B0,B1にBYEメッセージを送信し(ステップS2811〜S2813)し、それぞれの端末から200OKレスポンスメッセージを受信する(ステップS2814〜S2816)。
これにより、本実施の形態では、端末からの呼切断要求は、他の処理よりも優先されることとなる。
次に、図29を参照して、代理応答端末からのACK(保留解除INVITE)前の代理応答端末からのBYE送信動作について説明する。図29は、代理応答端末からのACK(保留解除INVITE)前の代理応答端末からのBYE送信動作を示すシーケンス図である。
なお、図29において、ステップS2905とS2914以外の処理は、対応する図28で示したステップと同等であるので、対応するステップにはステップ番号の下2桁に同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
200OKレスポンスメッセージとすれ違いで端末B1からBYEメッセージを受信すると(ステップS2906)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS2907、S2909)。それぞれの端末から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS2908、S2910)、端末A1,B0にBYEメッセージを送信し(ステップS2911,S2912)、それぞれから200OKレスポンスメッセージを受信し(ステップS2913,2915)、受信したBYEメッセージに対して200OKレスポンスメッセージを端末B1に送信する(ステップS2914)。
これにより、本実施の形態では、端末からの呼切断要求は、他の処理よりも優先されることとなる。
次に、図30を参照して、CAからの保留端末へのBYEと保留端末からのBYEとのすれ違い動作について説明する。図30は、CAからの保留端末へのBYEと保留端末からのBYEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。
なお、図30において、ステップS3001〜3009の処理は、図4の着保留側に示したステップS429〜S437と同等であるので、適宜説明を省略する。
端末A1へACKメッセージを送信後に、端末B0がBYEメッセージをCA20に送信し(ステップS3010)、CA20がBYEメッセージを端末B0に送信して(ステップS3011)、BYEメッセージがすれ違ったとする。この場合、相互に200OKレスポンスメッセージを送信することにより(ステップS3012,S3013)、端末B0の呼が切断され、端末A1と端末B1との通話が行われる(ステップS3014)。
このように、本実施の形態では、保留元端末に対するCAからの呼解放要求は、他の処理よりも優先される。
次に、図31を参照して、CAからの保留端末へのBYEと保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い動作について説明する。図31は、CAからの保留端末へのBYEと保留端末からのkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。
なお、図31において、ステップS3101〜3109の処理は、図4の着保留側に示したステップS429〜S437と同等であるので、適宜説明を省略する。
端末A1へACKメッセージを送信後に、端末B0がkeepaliveINVITEメッセージをCA20に送信し(ステップS3110)、CA20がBYEメッセージを端末B0に送信して(ステップS3111)、2つのメッセージがすれ違ったとする。この場合、CA20は、端末B0に400信号を送信する(ステップS3112)。
400信号を受信すると、端末B0は、400信号に対するACKメッセージと、BYEメッセージに対する200OKレスポンスメッセージとを、CA20に送信する(ステップS3113,3114)。これにより、CA20は、保留を解除して端末A1と端末B1との間の通話を確立する(ステップS3115)。
保留の解除後は、図13で示したステップS1316〜S1321の処理と同等の処理が行われる(ステップS3116〜S3121)。
このように、本実施の形態では、保留元端末に対するCAからの呼解放要求は、他の処理よりも優先される。
次に、図32を参照して、被保留端末への保留解除INVITEのタイムアウト動作について説明する。図32は、被保留端末への保留解除INVITEのタイムアウト動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS3201)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS3202)、CA20は、端末A1へINVITEリクエストの転送を繰り返す(ステップS3203〜S3205)。
INVITEリクエストに対して端末A1から200OKレスポンスメッセージが受信されず、所定時間経過する、すなわちタイムアウト(T.O.)となると(ステップS3206)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS3207、S3209)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS3208,S3210)。
コールグループ#1,2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、481信号を端末B1に送信し(ステップS3211)、BYEメッセージを端末B0に送信する(ステップS3212)。
端末B0から200OKレスポンスメッセージを受信し(ステップS3213)、端末B1からACKメッセージを受信すると(ステップS3214)、CA20は、端末A1と端末B0の呼の解放動作を行う。
なお、端末A1の呼の解放動作については説明を省略する。
このように、本実施の形態では、信号がタイムアウトになると、呼解放を行う。
次に、図33を参照して、代理応答端末への200(保留解除INVITE)レスポンスタイムアウト動作について説明する。図33は、代理応答端末への200(保留解除INVITE)レスポンスタイムアウト動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS3301)、代理応答端末となる端末B1からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS3302)、CA20は、端末A1にINVITEリクエストを転送する(ステップS3303)。
INVITEリクエストの転送後、端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS3304)、CA20は、そのメッセージの端末B1への転送を繰り返す(ステップS3305〜S3307)。
転送された200OKレスポンスメッセージに対して端末B1からACKメッセージが受信されず、タイムアウトとなると(ステップS3308)、CA20は、端末A1と端末B0が属するコールグループ#1,#2それぞれに含まれる端末に対して、呼状態(BYE)をNOTIFY信号で通知する(ステップS3309、S3311)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS3310,S3312)。
コールグループ#1,2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、BYEメッセージを端末A1,B0に送信する(ステップS3313、S3314)。
端末A1,B0から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS3315,S3316)、CA20は、端末A1と端末B0の呼を解放する。
このように、本実施の形態では、信号がタイムアウトになると、呼解放を行う。
次に、図34を参照して、複数端末からの保留解除操作の動作について説明する。図34は、複数端末からの保留解除操作の動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS3401)、端末B1と端末B0からUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS3402、S3403)、CA20は、最初に到達したINVITEリクエストを優先し、403信号を端末B0に送信する(ステップS3404)。
端末B0からACKメッセージを受信すると(ステップS3405)、CA20は、端末B1からのINVITEリクエストを端末A1に転送する(ステップS3406)。
端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS3407)、CA20は、そのメッセージを端末B1に転送する(ステップS3408)。
端末B1からACKメッセージを受信すると(ステップS3409)、CA20は、端末B1が属するコールグループ#2の端末に対して、呼状態(BUSY)をNOTIFY信号で通知する(ステップS3410)。
CA20からNOTIFY信号を受信したそれぞれの端末は、NOTIFY信号を受信したことを示す200OKレスポンスメッセージを、CA20に送信する(ステップS3411)。
コールグループ#2から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、ACKメッセージを端末A1に送信し(ステップS3412)、BYEメッセージを端末B0に送信する(ステップS3413)。
端末B0から200OKレスポンスメッセージを受信すると、CA20は、保留を解除し、端末A1と端末B1との通話を確立する(ステップS3415)。
このように、本実施の形態によれば、最初にCAに到達した保留解除信号が優先される。
なお、上述したように端末A1と端末B0とが通話中のときに、端末B0が端末A1をコールパーク保留をする場合(着保留)について図34の左側を参照して説明したが、端末A1が端末B0をコールパーク保留をする場合(発保留)については、その動作を図34の右側に示す。この発保留において、着保留と同様の処理については、同じステップの番号を付して、適宜説明を省略する。
次に、図35を参照して、保留INVITE送信中の保留元による早切り動作について説明する。図35は、保留INVITE送信中の保留元による早切り動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とが通話中のときに(ステップS3501)、端末B0からHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS3502)、CA20は、そのリクエストを端末A1に転送する(ステップS3503)。
CA20が端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信する前に、端末B0からCANCEL信号を受信すると(ステップS3504)、CA20は、そのCANCEL信号を破棄する。したがって、端末A1から200OKレスポンスメッセージを受信すると(ステップS3505)、CA20は、そのメッセージを端末B0に転送する(ステップS3506)。
200OKレスポンスメッセージの転送後は、図4で示したステップS425〜S429と同等の処理が行われる(ステップS3507〜S3511)。
このように、本実施の形態では、保留処理に対するCANCEL信号を受信しても、保留処理が継続される。
次に、図36を参照して、保留中の保留端末による保留INVITE送信動作について説明する。図36は、保留中の保留端末による保留INVITE送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS3601)、保留中の保留端末である端末B0からHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS3602)、CA20は、そのリクエストはエラーであるとして403信号を端末B0に送信する(ステップS3603)。403信号を受信した端末B0は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS3604)。
このように、本実施の形態によれば、保留中呼と同一ダイアログに対する保留信号に対しては、エラーとして処理する。
次に、図37を参照して、保留中の代理応答端末により保留INVITE送信動作について説明する。図37は、保留中の代理応答端末により保留INVITE送信動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS3701)、代理応答端末となる端末B1からHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS3702)、CA20は、端末B1のリクエストは端末A1と端末B0の呼とは別の呼であると判断し、100Tryingレスポンスを端末B1に送信し(ステップS3703)、INVITEリクエストを端末A1に転送する(ステップS3704)。
INVITEリクエスト転送後の処理は、図4で示したステップS404〜S409およびS411と同等の処理が行われる(ステップS3705〜S3711)。
このように、本実施の形態によれば、保留中呼と異なるダイアログに対する保留信号に対しては、新規の呼として処理する。
次に、図38を参照して、独自ヘッダ付き新規INVITEの送信動作について説明する。図38は、独自ヘッダ付き新規INVITEの送信動作を示すシーケンス図である。
「P−N−SrvInfo:callpark」という独自ヘッダを有するINVITEリクエストを端末A1から受信すると(ステップS3801)、CA20は、そのヘッダを透過し、100Tryingレスポンスを端末A1に送信し(ステップS3802)、INVITEリクエストを端末B0に転送する(ステップS3803)。
INVITEリクエスト転送後の処理は、図4で示したステップS404〜S409およびS411と同等の処理が行われる(ステップS3804〜S3810)。
このように、本実施の形態によれば、新規呼接続要求(ini−INVITE)に不要なヘッダが付与されていてもそのヘッダを透過し、新規呼として処理を継続する。
次に、図39を参照して、他の独自ヘッダ付き新規INVITEの送信動作について説明する。図39は、他の独自ヘッダ付き新規INVITEの送信動作を示すシーケンス図である。
図38で示した独自ヘッダとは異なる独自ヘッダ「P−N−SrvInfo:transfer」を有するINVITEリクエストを端末A1から受信すると(ステップS3901)、CA20は、そのヘッダを透過し、100Tryingレスポンスを端末A1に送信し(ステップS3902)、INVITEリクエストを端末B0に転送する(ステップS3903)。
INVITEリクエスト転送後の処理は、図4で示したステップS404〜S409およびS411と同等の処理が行われる(ステップS3904〜S3910)。
このように、本実施の形態によれば、図38の場合とは異なる新規呼接続要求(ini−INVITE)に不要なヘッダが付与されていてもそのヘッダを透過し、新規呼として処理を継続する。
次に、図40を参照して、保留中の代理応答端末による保留解除INVITE送信(replaces内容誤り)動作について説明する。図40は、保留中の代理応答端末による保留解除INVITE送信(replaces内容誤り)動作を示すシーケンス図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS4001)、代理応答端末となる端末B1からreplaces内容が誤ったUNHOLDのINVITEリクエストを受信すると(ステップS4002)、CA20は、端末B1に403信号を送信する(ステップS4003)。403信号を受信した端末B1は、ACKメッセージをCA20に送信する(ステップS4004)。
このように、本実施の形態によれば、保留解除信号にコールパークサービス処理を継続するための情報が足りない場合は、エラーとして処理する。
次に、図41を参照して、保留中の代理応答端末による保留解除INVITE送信(replacesなし)動作について説明する。図41は、保留中の代理応答端末による保留解除INVITE送信(replacesなし)動作を示す図である。
端末A1と端末B0とがコールパーク保留中のときに(ステップS4101)、代理応答端末となる端末B1から「replaces」が含まれていない独自ヘッダを有するINVITEリクエストを端末A1から受信すると(ステップS4102)、CA20は、そのヘッダを透過し、100Tryingレスポンスを端末A1に送信し(ステップS4103)、INVITEリクエストを端末B0に転送する(ステップS4104)。
INVITEリクエスト転送後の処理は、図4で示したステップS404〜S409およびS411と同等の処理が行われる(ステップS4105〜S4111)。
このように、本実施の形態によれば、保留中呼として異なるダイアログに対する保留解除信号に対しては、新規呼として処理する。
本発明のコールパークサービスシステムの構成を示す図である。 CA20の構成を示すブロック図である。 (a)VPN内線番号変換テーブル、(b)パークグループ管理テーブル、(c)ランプ番号管理テーブル、(d)番号状態テーブルを示す図である。 コールパークサービスシステムの動作を示すシーケンス図である。 「通話中状態通知あり」、同一パークグループ内発着の状態通知の動作を説明する図である。 「通話中状態通知あり」、別パークグループ発着の発側パークグループ内の状態通知の動作を説明する図である。 「通話中状態通知あり」、別パークグループ発着の着側パークグループ内の状態通知の動作を説明する図である。 「通話中状態通知なし」、保留端末と同一パークグループ内への状態通知の動作を説明する図である。 通話中状態通知なしの場合の動作を示すシーケンス図である。 REGISTER端末への状態通知を示すシーケンス図である。 保留前保留INVITEのすれ違い動作のシーケンス図である。 保留前保留INVITEのすれ違い動作のシーケンス図である。 保留解除INVITEとkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITEとkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITEとkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITEとkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITEとkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 ACK前の保留解除INVITE送信動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITEに対するエラーレスポンスを示すシーケンス図である。 保留解除INVITEとBYEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITE送信後のCANCEL送信動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITE送信後のBYE送信動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITE送信中の強制呼解放動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITE送信中の系切替動作を示すシーケンス図である。 ACK前のBYE送信動作を示すシーケンス図である。 ACK前のkeepaliveINVITE送信動作を示すシーケンス図である。 ACK前のBYE送信動作を示すシーケンス図である。 ACK前のCANCEL動作を示すシーケンス図である。 ACK前のBYE送信動作を示すシーケンス図である。 CAのBYEと保留端末のBYEのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 CAのBYEと保留端末のkeepaliveINVITEとのすれ違い動作を示すシーケンス図である。 保留解除INVITEのタイムアウト動作を示すシーケンス図である。 200レスポンスタイムアウト動作を示すシーケンス図である。 複数端末からの保留解除操作の動作を示すシーケンス図である。 保留元による早切り動作を示すシーケンス図である。 保留端末による保留INVITE送信動作を示すシーケンス図である。 代理応答端末による保留INVITE送信動作を示すシーケンス図である。 独自ヘッダ付き新規INVITEの送信動作を示すシーケンス図である。 独自ヘッダ付き新規INVITEの送信動作を示すシーケンス図である。 保留中の代理応答端末による保留解除INVITE送信動作を示すシーケンス図である。 保留中の代理応答端末による保留解除INVITE送信動作を示す図である。
符号の説明
1…VPN、2…LAN、10…電話端末、20…CA、21…データ通信部、22…制御部、23…記憶部、24…保留部。

Claims (20)

  1. IPネットワークに接続され前記IPネットワークを介して通信を行う複数の端末と、前記IPネットワークに接続され前記端末間の呼を制御する呼制御サーバとを備え、
    前記呼制御サーバは、
    前記端末のグループを管理するデータベースと、
    第1の端末と第2の端末との間の呼を確立する第1の手段と、
    前記第1の端末の保留動作を検出すると前記呼を保留する第2の手段と、
    前記第1の端末と同一のグループに属する第3の端末からの保留解除動作を検出すると、前記第2の端末と前記第3の端末との間の呼を確立する第3の手段と
    を備えたことを特徴とするコールパークサービスシステム。
  2. 請求項1記載のコールパークサービスシステムにおいて
    記第3の手段は、
    前記第3の端末からの保留解除動作を検出すると、前記データベースを参照して前記第1の端末と前記第3の端末とが同一のグループに属するか否かを判断し、両者が同一のグループに属するときに前記第2の端末と前記第3の端末との間の呼を確立する
    ことを特徴とするコールパークサービスシステム。
  3. 請求項1または2に記載されたコールパークサービスシステムにおいて、
    前記呼制御サーバは、さらに
    各端末に前記端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4の手段を備え、
    前記端末は、
    前記状態表示信号を受信する受信手段と、
    受信した状態表示信号に応じた表示を行う表示手段と
    を有することを特徴とするコールパークサービスシステム。
  4. 請求項2に記載されたコールパークサービスシステムにおいて、
    前記呼制御サーバは、さらに
    前記データベースを参照し、同一のグループに属する各端末に前記端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4の手段を備え、
    前記端末は、
    前記状態表示信号を受信する受信手段と、
    受信した状態表示信号に応じた表示を行う表示手段と
    を有することを特徴とするコールパークサービスシステム。
  5. 請求項3または4に記載されたコールパークサービスシステムにおいて、
    前記状態表示信号は、通話中、保留中、終話信号のうち少なくとも1つを表す信号を含む
    ことを特徴とするコールパークサービスシステム。
  6. 請求項5に記載されたコールパークサービスシステムにおいて、
    前記第4の手段は、
    前記第1の端末と前記第2の端末との間で呼が確立されると、前記第1の端末が属するグループと前記第2の端末が属するグループの端末それぞれに前記通話中を表す信号を送信する
    ことを特徴とするコールパークサービスシステム。
  7. 請求項5または6に記載されたコールパークサービスシステムにおいて、
    前記第4の手段は、
    通話中の前記第1の端末からの保留動作により前記呼が保留されると、前記第1の端末が属するグループの端末に保留中を表す信号を送信する
    ことを特徴とするコールパークサービスシステム。
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載されたコールパークサービスシステムにおいて、
    前記第4の手段は、
    通話中の前記第1または第3の端末と前記第2の端末とのいずれかからの終話動作が検出されると、前記第1の端末が属するグループの端末に終話信号を送信する
    ことを特徴とするコールパークサービスシステム。
  9. IPネットワークに接続され、前記IPネットワークを介して通信を行う端末間の呼を制御する呼制御サーバであって、
    第1の端末と第2の端末との間の呼を確立する第1の手段と、
    前記第1の端末の保留動作を検出すると前記呼を保留する第2の手段と、
    第3の端末からの保留解除動作を検出すると、前記第2の端末と前記第3の端末との間の呼を確立する第3の手段と
    前記端末のグループを管理するデータベースと
    を備え、
    前記第3の手段は、
    前記第3の端末からの保留解除動作を検出すると、前記データベースを参照して前記第1の端末と前記第3の端末とが同一のグループに属するか否かを判断し、両者が同一のグループに属するときに前記第2の端末と前記第3の端末との間の呼を確立する
    ことを特徴とする呼制御サーバ。
  10. 請求項9に記載された呼制御サーバにおいて、
    前記データベースを参照し、同一のグループに属する各端末に前記端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4の手段をさらに備える
    ことを特徴とする呼制御サーバ。
  11. 請求項10に記載された呼制御サーバにおいて、
    前記状態表示信号は、通話中、保留中、終話信号のうち少なくとも1つを表す信号を含む
    ことを特徴とする呼制御サーバ。
  12. 請求項11に記載された呼制御サーバにおいて、
    前記第4の手段は、
    前記第1の端末と前記第2の端末との間で呼が確立されると、前記第1の端末が属するグループと前記第2の端末が属するグループの端末それぞれに前記通話中を表す信号を送信する
    ことを特徴とする呼制御サーバ。
  13. 請求項11または12に記載された呼制御サーバにおいて、
    前記第4の手段は、
    通話中の前記第1の端末からの保留動作により前記呼が保留されると、前記第1の端末が属するグループの端末に保留中を表す信号を送信する
    ことを特徴とする呼制御サーバ。
  14. 請求項11乃至13のいずれか1項に記載された呼制御サーバにおいて、
    前記第4の手段は、
    通話中の前記第1または第3の端末と前記第2の端末とのいずれかからの終話動作が検出されると、前記第1の端末が属するグループの端末に終話信号を送信する
    ことを特徴とする呼制御サーバ。
  15. IPネットワークに接続され前記IPネットワークを介して通信を行う複数の端末と、前記IPネットワークに接続され前記端末間の呼を制御する呼制御サーバと、前記端末のグループを管理するデータベースとを備えた通信システムのコールパークサービス方法であって、
    第1の端末と第2の端末との間の呼を確立する第1のステップと、
    前記第1の端末の保留動作を検出すると前記呼を保留する第2のステップと、
    第3の端末からの保留解除動作を検出すると、前記第2の端末と前記第3の端末との間の呼を確立する第3のステップと
    を備え、
    前記第3のステップは、
    前記第3の端末からの保留解除動作を検出すると、前記データベースを参照して前記第1の端末と前記第3の端末とが同一のグループに属するか否かを判断し、両者が同一のグループに属するときに前記第2の端末と前記第3の端末との間の呼を確立する
    ことを特徴とするコールパークサービス方法。
  16. 請求項15に記載されたコールパークサービス方法において、
    前記データベースを参照し、同一のグループに属する各端末に前記端末の呼の状態に応じて状態表示信号を送信する第4のステップ
    をさらに有することを特徴とするコールパークサービス方法。
  17. 請求項16に記載されたコールパークサービス方法において、
    前記状態表示信号は、通話中、保留中、終話信号のうち少なくとも1つを表す信号を含む
    ことを特徴とするコールパークサービス方法。
  18. 請求項17に記載されたコールパークサービス方法において、
    前記第4のステップは、
    前記第1の端末と前記第2の端末との間で呼が確立されると、前記第1の端末が属するグループと前記第2の端末が属するグループの端末それぞれに前記通話中を表す信号を送信する
    ことを特徴とするコールパークサービス方法。
  19. 請求項17または18に記載されたコールパークサービス方法において、
    前記第4のステップは、
    通話中の前記第1の端末からの保留動作により前記呼が保留されると、前記第1の端末が属するグループの端末に保留中を表す信号を送信する
    ことを特徴とするコールパークサービス方法。
  20. 請求項17乃至19のいずれか1項に記載されたコールパークサービス方法において、
    前記第4のステップは、
    通話中の前記第1または第3の端末と前記第2の端末とのいずれかからの終話動作が検出されると、前記第1の端末が属するグループの端末に終話信号を送信する
    ことを特徴とするコールパークサービス方法。

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