JP4060729B2 - 格納シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座面を有するシートクッションと、傾動可能なシートバックとを有し、前記シートバックが前記シートクッションに倒れ込んだ状態で、前記シートクッションがフロア側に沈み込む格納シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車のセカンドシート、サードシートにおいては、シートがシートスライドの最前位まで移動した後、シートバックをシートクッションまで倒した状態で、シートクッションがフロア側に倒れこむ格納シートが用いられる場合がある。
【0003】
図7を用いて説明する。本図においては、フロントシート1、セカンドシート3のうち、セカンドシート3が格納シートとなっている。図7(a)において、セカンドシート3は着座可能な状態にある。ここで、シートクッション5を最前位までスライドさせ(図7(b)参照)、更に、シートバック7をシートクッション5まで前倒れさせ、セカンドシート3全体をフロアFに沈み込ませる(図7(c)参照)ことで、セカンドシート3の格納がなされる(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−154359号公報(第4頁、第5頁、図1〜図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成の従来の格納シートにおいては、シートを格納状態にするには、シートスライド機構のロック機構をロック解除する操作と、リクライニング機構のロック機構をロック解除する操作との2つの操作が必要なので、操作が面倒である問題点がある。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、操作性がよい格納シートを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、座面を有するシートクッションと、傾動可能なシートバックとを有し、前記シートバックが前記シートクッションに倒れ込んだ状態で、前記シートクッションがフロア側に沈み込む格納シートにおいて、フロア側に設けられるロアレール、該ロアレールに移動可能に係合し、前記シートバックが傾動可能に設けられたアッパレールからなるシートスライド機構と、前記アッパレールの移動を禁止するスライドロック機構と、前記シートバックの傾動を禁止するリクライニング機構と、一方の端部側がフロアに回動可能に取り付けられたフロントリンクと、前記シートクッションが取り付けられ、該フロントリンクの他方の端部側に前端部が回動可能に取り付けられ、前記シートバックと前記フロントリンクが同じ方向に傾動するように後端側が前記シートバックに回動可能に取り付けられたクッションフレームと、前記リクライニング機構をロック解除する操作レバーと、前記アッパレール側に設けられ、前記スライドロック機構のロック解除を行なうスライドロック解除機構と、前記スライドロック解除機構をロック方向に付勢する付勢手段と、前記シートバックの前記シートクッションへの倒れ込みを前記スライドロック解除機構へ伝達するスライドロック解除伝達手段と、前記アッパレール側に設けられ、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位以外の位置にある場合、前記シートバックが前記シートクッションに倒れ込むまでの中間位置で該シートバックの倒れ込みを禁止すると共に前記シートクッションのフロア側への沈み込みを禁止する格納規制手段と、前記フロア側に設けられ、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位まで移動すると、前記格納規制手段と当接し、前記シートバックの中間位置からの更なる倒れ込みの禁止を解除し、前記シートクッションのフロア側への沈み込みを許容する格納規制解除手段とを設けたことを特徴とする格納シートである。
【0007】
最初に、着座可能な状態にある格納シートを格納状態とする場合を説明する。格納シートが着座可能な状態にあるときに、操作レバーを操作して、リクライニング機構をロック解除して、シートバックを前倒れさせる。格納規制手段により、シートバックがシートクッションに倒れ込むまでの中間位置でシートバックの倒れ込みが禁止される。又、シートバックが前倒れすると、その動きはスライドロック解除伝達手段を介してスライドロック解除機構に伝達される。スライドロック解除機構は、スライドロック機構のロック解除を行い、アッパレールはロアレールに対して移動可能となる。
【0008】
次に、アッパレールを前方へ移動させる。アッパレールがシートスライド機構の最前位まで移動すると、格納規制解除手段が格納規制手段と当接し、前記シートバックの中間位置からの更なる倒れ込みの禁止を解除し、前記シートクッションのフロア側への沈み込みが許容される。シートバックを更に前倒れさせると、フロントリンクに案内されてシートクッションはフロア側に沈み込み、格納状態となる。
【0009】
次に、格納状態にある格納シートを着座可能状態とする場合を説明する。シートバックを起こすと、フロントリンクに案内されて、シートクッションも上昇する。そして、アッパレールがシートスライド機構の最前位でロックされた状態で、着座可能状態となる。このように、リクライニング機構のロック解除を行なう操作レバーを操作するだけで、着座可能状態にある格納シートを格納状態へ移行でき、操作性がよい。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記スライドロック解除伝達手段は、前記シートバックの前記シートクッションへの倒れ込みに常に連動する第1伝達手段と、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位以外の位置にある場合、前記第1伝達手段と連動して前記シートクッションへの倒れ込みを前記スライドロック解除機構へ伝達し、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位の位置にある場合、第1伝達手段との連動を解除し前記付勢手段により前記スライドロック解除機構がロック方向に移動することを許容する第2伝達手段とからなることを特徴とする請求項1記載の格納シートである。
【0011】
シートバックが中間位置まで倒れ込んだ状態で、アッパレールがシートスライド機構の最前位の位置にある場合にスライドロック機構がロック状態となるので、シートの最前位からの戻りを防止することができ、更に、操作性が向上する。
【0012】
請求項3記載の発明は、前記操作レバーは、センタリングばねにより、前記操作レバーを操作していない状態では、常時中立位置にあるように付勢され、一方の方向に操作すると前記リクライニング機構をロック解除し、他方の方向に操作すると前記スライドロックレリーズを介して前記スライドロック機構をロック解除することを特徴とする請求項1又は2記載の格納シートである。
【0013】
前記操作レバーは、センタリングばねにより、前記操作レバーを操作していない状態では、前記操作レバーが常時中立位置にあるように付勢され、前記操作レバーは一方の方向に操作すると前記リクライニング機構をロック解除し、他方の方向に操作すると前記スライドロックレリーズを介して前記スライドロック機構をロック解除することにより、1つの操作レバーで、リクライニング機構のロック解除、スライドロック機構のロック解除を行えるので、操作性がよい。
【0014】
請求項4記載の発明は、前記シートバックと前記第1伝達手段との間に、前記シートバックが着座可能な傾動角度にある場合には前記シートバックの傾動を前記第1伝達手段に伝達しないキャンセル機構を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の格納シートである。
【0015】
前記シートバックと前記第1伝達手段との間に、前記シートバックが着座可能な傾動角度にある場合には前記シートバックの傾動を前記第1伝達手段に伝達しないキャンセル機構を設けたことにより、着座してシートバックの傾動調整(リクライニング角の調整)を行っても、第1伝達手段にシートバックの傾動が伝達されないので、スライドロック機構がロック解除されるような誤動作がなくなる。
【0016】
請求項5記載の発明は、座面を有するシートクッションと、傾動可能なシートバックとを有し、前記シートバックが前記シートクッションに倒れ込んだ状態で、前記シートクッションがフロア側に沈み込む格納シートにおいて、フロア側に設けられるロアレール、該ロアレールに移動可能に係合し、前記シートバックが傾動可能に設けられたアッパレールからなるシートスライド機構と、前記アッパレールの移動を禁止するスライドロック機構と、前記シートバックの傾動を禁止するリクライニング機構と、一方の端部側が前記フロアに回転可能に取り付けられたフロントリンクと、該フロントリンクの他方の端部側に前端側が回転可能に取り付けられ、前記シートバックと前記フロントリンクが同じ方向に傾動するように後端側が前記シートバックに回転可能に取り付けられたクッションフレームと、前記リクライニング機構をロック解除する操作レバーと、前記アッパレール側に回転可能に設けられ、前記スライドロック機構のロック解除を行なうスライドロックレリーズと、該スライドロックレリーズをロック方向に付勢するレリーズ付勢手段と、前記シートバック側に設けられた長穴と、一端部に前記長穴に係合するピンが設けられた連結リンクと、前記スライドロックレリーズと前記長穴との間の前記アッパレール側に回転可能に設けられ、回転端部側に前記連結リンクの他端部が回転可能に取り付けられ、回転中心を中心とする円弧状の長穴、長穴の中間部から回転中心に向かって延びる直線状の長穴からなる略T字形の第1ガイド穴が形成された第1リンクと、該第1リンクの第1ガイド穴に移動可能に係合したガイドピンと、該第1リンクを前記連結リンクを引く方向に付勢する第1付勢手段と、前記アッパレール側に設けられ、前記第1リンクの回転中心と同じ回転中心を有し、前記第1ガイド穴の円弧状長穴と同じ半径の円弧状の長穴、該円弧状の長穴のスライドロックレリーズ側の端部から回転中心に向かって延びる直線状の長穴からなり、前記ガイドピンが移動可能に係合した略L字形の第2ガイド穴が形成された第2リンクと、前記アッパレール側に設けられ、第2リンクの前記スライドロックレリーズ側への回転を規制する第2ストッパと、前記アッパレール側に設けられ、前記ガイドピンが移動可能に係合し、前記ガイドピンが前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴に位置する時には、前記第1リンク、前記第2リンクの回転範囲を規制し、回転することにより、前記ガイドピンを前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴から円弧状の長穴まで案内する第3ガイド穴が形成された第3リンクと、前記ガイドピンが前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴の端部に位置する方向に前記第3リンクを付勢する第3付勢手段と、前記アッパレール側に設けられ、前記ガイドピンが前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴の端部に位置する状態で前記第3リンクのそれ以上の回転を禁止する第3ストッパと、前記フロア側に設けられ、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位まで移動すると、前記第3リンクが当接して、回転し、前記ガイドピンを前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴から円弧状の長穴まで移動させる第4ストッパと、前記第2リンクの動きを前記スライドロックレリーズへ伝達する伝達手段と、を設けたことを特徴とする格納シートである。
【0017】
最初に、着座可能な状態にある格納シートを格納状態とする場合を説明する。格納シートが着座可能な状態にあるときには、第3付勢手段に付勢された第3リンクにより、ガイドピンは第1リンクの第1ガイド穴の直線状の長穴、第2リンクの第2ガイド穴の直線状の長穴の端部側に位置している。操作レバーを操作して、リクライニング機構をロック解除して、シートバックを前倒れさせる。ガイドピンが第3リンクの第3ガイド穴の端部に当接すると、それ以上のシートバックの前倒れが禁止される。この時、シートバックの前傾れにより、長穴も前倒れし、長穴の端部が連結リンクのピンを介して連結リンクを引く。連結リンクが引かれると、ガイドピンは第1リンクの第1ガイド穴の直線状の長穴、第2リンクの第1ガイド穴の直線状の長穴に位置しているので、第1リンク、第2リンクは一体となって回転する。第2リンクの回転は、伝達手段を介してスライドロックレリーズへ伝達され、スライドロックレリーズはシートスライド機構のロック機構をロック解除し、アッパレールはロアレールに対して移動可能となる。
【0018】
次に、アッパレールを前方へ移動させる。アッパレールがシートスライド機構の最前位まで移動すると、第3リンクが第4ストッパに当接して、第3リンクが回転し、ガイドピンが第1ガイド穴、第2ガイド穴の直線状の長穴から円弧状の長穴まで移動する。このガイドピンの移動により、第1リンクは回転可能となり、シートバックの前倒れ禁止が解除される。更に、第2リンクも回転可能となり、レリーズ付勢手段の付勢力により、スライドロックレリーズは再びスライドロック機構をロックする。シートバックを更に前倒れさせると、フロントリンクに案内されてシートクッションはフロア側に沈み込み、格納状態となる。
【0019】
次に、格納状態にある格納シートを着座可能状態とする場合を説明する。シートバックを起こすと、フロントリンクに案内されて、シートクッションも上昇する。そして、アッパレールがシートスライド機構の最前位でロックされた状態で、着座可能状態となる。このように、リクライニング機構のロック解除を行なう操作レバーを操作するだけで、着座可能状態にある格納シートを格納状態へ移行でき、操作性がよい。
【0020】
尚、請求項1〜請求項5記載の本発明でのリクライニング機構としては、格納状態にある格納シートを着座状態とする場合に、リクライニング機構のロック解除をする手間を省く観点から、着座可能な状態でのシートバックの傾動を禁止すると共に、シートバックがシートクッションまで前傾した状態では、シートバックの傾動を許可するリクライニング機構が好ましい。このようなリクライニング機構は、一般にウォークインシートを呼ばれるシートに用いられている。
【0021】
【発明の実施の形態】
最初に、図1を用いて本実施の形態例の格納シートの全体構成を説明する。図1は着座可能な状態の本実施の形態例の格納シートの全体構成図である。図1に示すように、フロアはシートスライド機構11が設けられる第1フロア13と、第1フロア13の前方に第1フロア13より低い第2フロア15とからなっている。
【0022】
シートスライド機構11は、第1フロア13に固着されるロアレール17と、ロアレール17に移動可能に係合するアッパレール19とからなっている。アッパレール19には、リクライニング機構21を介して、格納シート10のシートバック25側の部材であるアッパアーム23が設けられている。尚、本実施の形態例のリクライニング機構は、着座可能な状態でのシートバックの傾動を禁止すると共に、シートバックがシートクッションまで前傾した状態では、シートバックの傾動を許可するリクライニング機構である。このようなリクライニング機構は、一般にウォークインシートを呼ばれるシートに用いられている。
【0023】
第1フロア13と、第2フロア15との間の斜面25の下部にはブラケット27が取り付けられている。このブラケット27には、フロントリンク29の一方の端部側がピン31を用いて回転可能に取り付けられている。アッパアーム23には、格納シート10のシートクッション33側の部材であるクッションフレーム35の後端側がピン37を用いて回転可能に取り付けられている。
【0024】
クッションフレーム35の前端側と、フロントリンク29の他方の端部側とはピン39を用いて結合され、これにより、リクライニング機構21をロック解除すると、アッパアーム23(シートバック25)と、フロントリンク29とは、同じ方向に傾動するようになっている。又、シートスライド機構11には、図示しないスライドロック機構のロック解除レバー41が設けられている。このロック解除レバー41は、図示しない付勢手段により上方(ロック方向)に付勢されており、付勢手段に抗して押し下げることによりシートスライド機構11がロック解除され、アッパレール19はロアレール17に対して移動可能となる。
【0025】
シートバック25の側面の上部には、操作レバー43が設けられている。操作レバー43には、リクライニングロック解除ケーブル45と、スライドロック解除ケーブル47との2種類のケーブルが係止されている。本実施の形態例の操作レバー43は、図示しないセンタリングばねにより、操作レバー43を操作していない状態では、操作レバー43が常時中立位置(図1状態)にあるように付勢されている。
【0026】
リクライニングロック解除ケーブル45は、リクライニング機構21のロック解除レバー49に接続され、中立位置にある操作レバー43を時計方向に回転させることにより、リクライニング機構21のロック解除がなされるようになっている。スライドロック解除ケーブル47は、シートスライド機構11のアッパレール19にピン51を用いて回転可能に設けられたスライドロックレリーズ(スライドロック解除機構)53の第1アーム部55に係止されている。又、スライドロックレリーズ53はスライドロック機構のロック解除レバー41に当接可能な第2アーム部57を有している。更に、スライドロックレリーズ53は図示しないレリーズ付勢手段により、第2アーム部57がロック解除レバー41から離れる方向に付勢されている(矢印I方向)。そして、中立位置にある操作レバー43を反時計方向に回転させることにより、スライドロックレリーズ53が付勢手段の付勢力に抗して矢印I方向と反対方向に回転し、第2アーム部57がスライドロック機構のロック解除レバー41を下方に押し下げ、シートスライド機構11がロック解除される。
【0027】
次に、図2、図3(b)を用いて、シートスライド機構11のアッパレール19に設けられた機構を説明する。図2は図1のシートスライド機構のアッパレールに設けられた機構の拡大図、図3(b)は機構の構成を分解して示した図ある。
【0028】
シートバック25には、リクライニング機構21の回転中心を中心とする円弧状の長穴61が形成されたプレート63が固着されている。そして連結リンク65の一方の端部側に設けられたピン67がプレート63の長穴61に移動可能に係合している。尚、長穴61は、シートバック25が着座可能な傾動角度にある場合には、シートバック25の傾動を連結リンク65に伝達しないような位置に設けられている(キャンセル機構)。
【0029】
スライドロックレリーズ53と長穴61が設けられたプレート63との間には、第1リンク(第1伝達手段)71がピン73を用いてアッパレール19に回転可能に設けられている。この第1リンク71には、連結リンク65の他方の端部がピン69を用いて取り付けられている。第1リンク71には、回転中心であるピン73を中心とする円弧状の長穴75、長穴75の中間部から回転中心であるピン73に向かって延びる直線状の長穴77からなる略T字形の第1ガイド穴79が形成されている。第1リンク71の第1ガイド穴79には、ガイドピン80が移動可能に係合している。更に、第1リンク71は図示しない第1付勢手段により連結リンク65を引く方向(図において矢印II方向)に付勢されている。
【0030】
ピン73には、第2リンク(第2伝達手段)81も回転可能に取り付けられている。この第2リンク81は、第1ガイド穴79の円弧状の長穴75と同じ半径の円弧状の長穴83、円弧状の長穴83のスライドロックレリーズ53側の端部から回転中心であるピン73に向かって延びる直線状の長穴85からなる略L字形の第2ガイド穴87が形成されている。そして、第2ガイド穴87には、前述したガイドピン80が移動可能に係合している。
【0031】
アッパレール19には、第2リンク81のスライドロックレリーズ53側への回転を規制する第2ストッパ89が設けられている。第2リンク81には長穴91が形成されこの長穴91には、両端が略90°に折り曲げられた伝達手段としてのロッド93の一方の端部が係合している。このロッド93の他方の端部は、スライドロックレリーズ53の第1アーム部55に形成された穴に係合している。第2リンク81が矢印II方向と逆方向に回転した場合は、ロッド93を介して、スライドロックレリーズ53も同じ方向に回転するが、スライドロック解除ケーブル47により、スライドロックレリーズ53が矢印I方向と逆方向に回転した場合には、第2リンク81の長穴91により、ロッド93による伝達はキャンセルされ、第2リンク81は回転しないようになっている。
【0032】
アッパレール19には、ピン103を用いて第3リンク101が回転可能に取り付けられている。この第3リンク101には、ガイドピン80が移動可能に係合し、ガイドピン80が第1ガイド穴79、第2ガイド穴87の直線状の長穴77、85に位置する時には、第1リンク71、第2リンク81の回転範囲を規制し、回転することにより、ガイドピン80を第1ガイド穴79、第2ガイド穴87の直線状の長穴77、85から円弧状の長穴75、83まで案内する第3ガイド穴105が形成されている。図示しない第3付勢手段により、第3リンク101は、ガイドピン80が第1ガイド穴79、第2ガイド穴87の直線状の長穴77、85の端部に位置する方向(矢印III方向)に付勢されている。
【0033】
アッパレール19には、ガイドピン80が第1ガイド穴79、第2ガイド穴87の直線状の長穴77、85の端部に位置する状態で第3リンク101のそれ以上の回転を禁止する第3ストッパ107が設けられている。
【0034】
又、図1に示すように、ロアレール17には、アッパレール19がシートスライド機構11の最前位まで移動すると、第3リンク101が当接して、回転し、ガイドピン80を第1ガイド穴79、第2ガイド穴87の直線状の長穴77、85から円弧状の長穴75、83まで移動させる第4ストッパ111が設けられている。
【0035】
次に、図3から図6を用いて、上記構成の作動を説明する。図3は格納シート10が着座可能状態を示し、図4は図3の状態でシートバック前倒れさせた状態を示し、図5は図4の状態からアッパレールを最前位まで移動させた状態を示し、図6は格納状態を示している。又、各図の(a)図は格納シートの全体的な動きを示し、(b)図は第1〜第3リンク、及びスライドロックレリーズの動きを示している。
(1)着座可能状態→格納状態
図3(a)に示すような格納シート10が着座可能な状態にあるときには、図3(b)に示すように、第3付勢手段に付勢された第3リンク101により、ガイドピン80は第1リンク71の第1ガイド穴79の直線状の長穴77、第2リンク81の第2ガイド穴87の直線状の長穴85の端部側に位置している。操作レバー43を時計方向に回転し、リクライニング機構21をロック解除して、シートバック25を図4(a)に示すように、前傾れさせる。この時、図4(b)に示すように、ガイドピン80が第3リンク101の第3ガイド穴105の端部に当接すると、それ以上のシートバック25の前倒れが禁止される(格納の規制)。この時、シートバック25の前傾れにより、プレート63も前倒れし、長穴61の端部が連結リンク65のピン67を介して連結リンク65を引く。連結リンク65が引かれると、ガイドピン80は第1ガイド穴79の直線状の長穴77、第2リンク81の第2ガイド穴87の直線状の長穴85に位置しているので、第1リンク71、第2リンク81は一体となって回転する。第2リンク81の回転は、ロッド93を介してスライドロックレリーズ53へ伝達され、スライドロックレリーズ53はシートスライド機構11のロック機構をロック解除し、アッパレール19はロアレール17に対して移動可能となる。
【0036】
次に、図5(a)に示すように、アッパレール19を前方へ移動させる。アッパレール19がシートスライド機構11の最前位まで移動すると、図5(b)に示すように、第3リンク101が第4ストッパ111に当接して、第3リンク101が回転し、ガイドピン80が第1ガイド穴79、第2ガイド穴87の直線状の長穴77、85のから円弧状の長穴75、83まで移動する。このガイドピン80の移動により、第1リンク71は回転可能となり、シートバック25の前倒れ禁止が解除される(格納規制の解除)。更に、第2リンク81も回転可能となり、スライドロックレリーズ53の押圧力が解除され、スライドロック機構のロック解除レバー41は図示しない付勢手段により上昇し、再びスライドロック機構がロックする。シートバック25を更に前倒れさせると、図6(a)に示すように、フロントリンク29に案内されてシートクッション33は第2フロア15に沈み込み、格納状態となる。
(2)格納状態→着座可能状態
シートバック25を起こすと、フロントリンク29に案内されて、シートクッション33も上昇する。そして、アッパレール19がシートスライド機構11の最前位でロックされた状態で、着座可能状態となる。
【0037】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)リクライニング機構21のロック解除を行なう操作レバー43を操作するだけで、着座可能状態にある格納シート10を格納状態へ移行でき、操作性がよい。
(2)操作レバー43は、図示しないセンタリングばねにより、操作レバー43を操作していない状態では、操作レバー43が常時中立位置(図1状態)にあるように付勢されている。
【0038】
そして、中立位置にある操作レバー43を時計方向に回転させることにより、リクライニング機構21のロック解除が行え、中立位置にある操作レバー43を反時計方向に回転させることにより、スライドロック機構11のロック解除が行えるので、操作性がよい。
(3)長穴61は、シートバック25が着座可能な傾動角度にある場合には、シートバック25の傾動を連結リンク65に伝達しないような位置に設けられているので、着座してシートバック25の傾動調整(リクライニング角の調整)を行っても、第1リンク(第1伝達手段)71にシートバック25の傾動が伝達されないので、スライドロック機構11がロック解除されるような誤動作がなくなる。
(4)シートバック25が中間位置まで倒れ込んだ状態で、アッパレール19がシートスライド機構11の最前位の位置にある場合にスライドロック機構11がロック状態となるので、シートの最前位からの戻りを防止することができ、更に、操作性が向上する。
【0039】
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。本実施の形態例のリクライニング機構は、着座可能な状態でのシートバックの傾動を禁止すると共に、シートバックがシートクッションまで前傾した状態では、シートバックの傾動を許可するリクライニング機構としたが、シートバックがどのような傾動角であっても、シートバックの傾動を禁止するリクライニング機構であっても良い。又、着座可能状態→格納能状態で、シートスライドの最前位で、スライドロック機構のロックを行わない場合には、ロッド93が係合する第2リンク81の長穴91に相当する長穴を第1リンク71に設け、第2リンク81をなくしても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1及び請求項5記載の発明によれば、リクライニング機構のロック解除を行なう操作レバーを操作するだけで、着座可能状態にある格納シートを格納状態へ移行でき、操作性がよい。
【0041】
請求項2記載の発明によれば、シートバックが中間位置まで倒れ込んだ状態で、アッパレールがシートスライド機構の最前位の位置にある場合にスライドロック機構がロック状態となるので、シートの最前位からの戻りを防止することができ、更に、操作性が向上する。
【0042】
請求項3記載の発明によれば、前記操作レバーは、センタリングばねにより、前記操作レバーを操作していない状態では、前記操作レバーが常時中立位置にあるように付勢され、前記操作レバーは一方の方向に操作すると前記リクライニング機構をロック解除し、他方の方向に操作すると前記スライドロックレリーズを介して前記スライドロック機構をロック解除することにより、1つの操作レバーで、リクライニング機構のロック解除、スライドロック機構のロック解除を行えるので、操作性がよい。
【0043】
請求項4記載の発明の発明によれば、前記シートバックと前記第1伝達手段との間に、前記シートバックが着座可能な傾動角度にある場合には前記シートバックの傾動を前記第1伝達手段に伝達しないキャンセル機構を設けたことにより、着座してシートバックの傾動調整(リクライニング角の調整)を行っても、第1伝達手段にシートバックの傾動が伝達されないので、スライドロック機構がロック解除されるような誤動作がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例の格納シートの着座可能な状態での全体構成図である。
【図2】図1のシートスライド機構のアッパレールに設けられた機構の拡大図である。
【図3】図1の格納シートの作動を説明する図で、着座可能状態を示し、(a)図は格納シートの全体的な動きを示し、(b)図は第1〜第3リンク、及びスライドロックレリーズの動きを示している。
【図4】図1の格納シートの作動を説明する図で、図3の状態でシートバック前倒れさせた状態を示し、(a)図は格納シートの全体的な動きを示し、(b)図は第1〜第3リンク、及びスライドロックレリーズの動きを示している。
【図5】図1の格納シートの作動を説明する図で、図4の状態からアッパレールを最前位まで移動させた状態を示し、(a)図は格納シートの全体的な動きを示し、(b)図は第1〜第3リンク、及びスライドロックレリーズの動きを示している。
【図6】図1の格納シートの作動を説明する図で、格納状態を示し、(a)図は格納シートの全体的な動きを示し、(b)図は第1〜第3リンク、及びスライドロックレリーズの動きを示している。
【図7】格納シートの作動を説明する図である。
【符号の説明】
10 格納シート
11 シートスライド機構
21 リクライニング機構
25 シートバック
29 フロントリンク
33 シートクッション
61 長穴
65 連結リンク
71 第1リンク
79 第1ガイド穴
81 第2リンク
87 第2ガイド穴
93 ロッド
101 第3リンク
111 第4ストッパ

Claims (5)

  1. 座面を有するシートクッションと、傾動可能なシートバックとを有し、前記シートバックが前記シートクッションに倒れ込んだ状態で、前記シートクッションがフロア側に沈み込む格納シートにおいて、
    フロア側に設けられるロアレール、該ロアレールに移動可能に係合し、前記シートバックが傾動可能に設けられたアッパレールからなるシートスライド機構と、
    前記アッパレールの移動を禁止するスライドロック機構と、
    前記シートバックの傾動を禁止するリクライニング機構と、
    一方の端部側がフロアに回動可能に取り付けられたフロントリンクと、
    前記シートクッションが取り付けられ、該フロントリンクの他方の端部側に前端部が回動可能に取り付けられ、前記シートバックと前記フロントリンクが同じ方向に傾動するように後端側が前記シートバックに回動可能に取り付けられたクッションフレームと、
    前記リクライニング機構をロック解除する操作レバーと、
    前記アッパレール側に設けられ、前記スライドロック機構のロック解除を行なうスライドロック解除機構と、
    前記スライドロック解除機構をロック方向に付勢する付勢手段と、
    前記シートバックの前記シートクッションへの倒れ込みを前記スライドロック解除機構へ伝達するスライドロック解除伝達手段と、
    前記アッパレール側に設けられ、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位以外の位置にある場合、前記シートバックが前記シートクッションに倒れ込むまでの中間位置で該シートバックの倒れ込みを禁止すると共に前記シートクッションのフロア側への沈み込みを禁止する格納規制手段と、
    前記フロア側に設けられ、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位まで移動すると、前記格納規制手段と当接し、前記シートバックの中間位置からの更なる倒れ込みの禁止を解除し、前記シートクッションのフロア側への沈み込みを許容する格納規制解除手段と、
    を設けたことを特徴とする格納シート。
  2. 前記スライドロック解除伝達手段は、
    前記シートバックの前記シートクッションへの倒れ込みに常に連動する第1伝達手段と、
    前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位以外の位置にある場合、前記第1伝達手段と連動して前記シートクッションへの倒れ込みを前記スライドロック解除機構へ伝達し、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位の位置にある場合、第1伝達手段との連動を解除し前記付勢手段により前記スライドロック解除機構がロック方向に移動することを許容する第2伝達手段と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の格納シート。
  3. 前記操作レバーは、
    センタリングばねにより、前記操作レバーを操作していない状態では、常時中立位置にあるように付勢され、
    一方の方向に操作すると前記リクライニング機構をロック解除し、他方の方向に操作すると前記スライドロックレリーズを介して前記スライドロック機構をロック解除することを特徴とする請求項1又は2記載の格納シート。
  4. 前記シートバックと前記第1伝達手段との間に、
    前記シートバックが着座可能な傾動角度にある場合には前記シートバックの傾動を前記第1伝達手段に伝達しないキャンセル機構を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の格納シート。
  5. 座面を有するシートクッションと、傾動可能なシートバックとを有し、前記シートバックが前記シートクッションに倒れ込んだ状態で、前記シートクッションがフロア側に沈み込む格納シートにおいて、
    フロア側に設けられるロアレール、該ロアレールに移動可能に係合し、前記シートバックが傾動可能に設けられたアッパレールからなるシートスライド機構と、
    前記アッパレールの移動を禁止するスライドロック機構と、
    前記シートバックの傾動を禁止するリクライニング機構と、
    一方の端部側が前記フロアに回転可能に取り付けられたフロントリンクと、
    該フロントリンクの他方の端部側に前端側が回転可能に取り付けられ、前記シートバックと前記フロントリンクが同じ方向に傾動するように後端側が前記シートバックに回転可能に取り付けられたクッションフレームと、
    前記リクライニング機構をロック解除する操作レバーと、
    前記アッパレール側に回転可能に設けられ、前記スライドロック機構のロック解除を行なうスライドロックレリーズと、
    該スライドロックレリーズをロック方向に付勢するレリーズ付勢手段と、
    前記シートバック側に設けられた長穴と、
    一端部に前記長穴に係合するピンが設けられた連結リンクと、
    前記スライドロックレリーズと前記長穴との間の前記アッパレール側に回転可能に設けられ、回転端部側に前記連結リンクの他端部が回転可能に取り付けられ、回転中心を中心とする円弧状の長穴、長穴の中間部から回転中心に向かって延びる直線状の長穴からなる略T字形の第1ガイド穴が形成された第1リンクと、
    該第1リンクの第1ガイド穴に移動可能に係合したガイドピンと、
    該第1リンクを前記連結リンクを引く方向に付勢する第1付勢手段と、
    前記アッパレール側に設けられ、前記第1リンクの回転中心と同じ回転中心を有し、前記第1ガイド穴の円弧状長穴と同じ半径の円弧状の長穴、該円弧状の長穴のスライドロックレリーズ側の端部から回転中心に向かって延びる直線状の長穴からなり、前記ガイドピンが移動可能に係合した略L字形の第2ガイド穴が形成された第2リンクと、
    前記アッパレール側に設けられ、第2リンクの前記スライドロックレリーズ側への回転を規制する第2ストッパと、
    前記アッパレール側に設けられ、前記ガイドピンが移動可能に係合し、前記ガイドピンが前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴に位置する時には、前記第1リンク、前記第2リンクの回転範囲を規制し、回転することにより、前記ガイドピンを前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴から円弧状の長穴まで案内する第3ガイド穴が形成された第3リンクと、
    前記ガイドピンが前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴の端部に位置する方向に前記第3リンクを付勢する第3付勢手段と、
    前記アッパレール側に設けられ、前記ガイドピンが前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴の端部に位置する状態で前記第3リンクのそれ以上の回転を禁止する第3ストッパと、
    前記フロア側に設けられ、前記アッパレールが前記シートスライド機構の最前位まで移動すると、前記第3リンクが当接して、回転し、前記ガイドピンを前記第1ガイド穴、前記第2ガイド穴の直線状の長穴から円弧状の長穴まで移動させる第4ストッパと、
    前記第2リンクの動きを前記スライドロックレリーズへ伝達する伝達手段と、
    を設けたことを特徴とする格納シート。
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