JP4060715B2 - 多銃身の銃のためのロックシステム - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の多銃身の銃のためのロックシステムに関する。
DE19749290A1からは、二銃身の銃のための、この分野に基づくロックシステムが知られている。そこでは、2つの並べて配置され、それぞれ打撃ばねによって付勢された打撃片が、それぞれ阻止レバーによってその引締め位置に保持される。共通のトリガーによって2つの打撃片を連続して解放するために、そのトリガーシートに切替え片が揺動可能にリンク結合されており、その切替え片はトリガーが最初に操作された後にばねによって切替え位置へ移動される。切替え位置においては、前方へ揺動された切替え片によって、トリガーと第2の打撃片に属する阻止レバーとの間に、トリガーが二番目に操作された場合に第2の打撃片を解放するための結合が形成される。いわゆる二重撃ち、すなわち第1の意図した第1の射撃の発射の際に第2の射撃が不用意になされてしまうことを防止するために、遊底ハウジング内に第2の揺動軸を中心に揺動可能な振り子質量が配置されており、その振り子質量は銃の後座運動の際も、次に射手の体から弾性復帰する場合にも、銃が再び静まるまで、切替え片を受動位置に保持する。しかし、この種のロックシステムは、比較的複雑に構成されており、それに応じて高い製造の手間と組立ての手間を必要とする。
本発明の課題は、普遍的に使用可能であって、かつ高い機能安全性を有する、多銃身の銃のための簡単に組立て可能かつ不感のロックシステムを提供することである。
この課題は、請求項1の特徴を有するロックシステムによって解決される。本発明の好ましい形態と好ましい実施形態は、従属請求項から明らかにされる。
本発明に基づくロックシステムの主要な利点は、簡単に組立て可能であることと、様々なトリガーシステムと組み合わせて普遍的に使用できることにある。それぞれ射手の需要と兵器の使用領域に応じて様々なトリガーシステムを簡単に使用することができる。該当する軸受ピンないし保持ピンを除去して、該当するトリガーを交換するだけで済む。ロックシステムは、さらに、簡単な手動の切替えの可能性を提供するので、自動的な切替えシステムが故障した場合でも、比較的迅速に第2の射撃を発射することができる。それによって機能安全性の改良を達成することができる。2つの打撃片がその引締め位置にある場合に、トリガーレバーおよび切替え質量を形成する基体は、トリガーロッドから分離されている。それによって射撃の不用意な作動に対する高められた安全性が得られる。さらに、ロックシステムは、振動に対してより不感である。
本発明に基づくロックシステムは、大体において兵器の長手方向に摺動可能な部分を有している。従ってロックは、極めてコンパクトに構成することができ、かつ大きいスペースを必要としない。
本発明の他の特殊性と利点は、図面による好ましい実施例の、以下の説明から明らかにされる。
図1は、多銃身の傾倒銃身兵器の遊底ハウジング1を示しており、その中に2つの重ねて配置された銃身のための上方と下方の撃針2と3が軸方向に摺動可能に案内されている。遊底ハウジング1の下側には、ロック板4がそれに配置されたロック部分と共に取り外し可能に取り付けられている。特に図2から明らかなように、ロック板4は、2つの並べて配置されて、傾倒銃身兵器の長手軸に対して平行に摺動可能な打撃片5と6を支持しており、それら打撃片は互いに分離して操作可能である。遊底ハウジング1内には、さらに、図2に破線で示す2つのテンションロッド7と8が配置されており、それらテンションロッドによって2つの打撃片5と6はテンションレバー9と10を介して、それぞれ図1に示す打撃ばね11の力に抗して引き戻された引締め位置へ摺動可能である。テンションロッド7と8は、回転リンク12を中心に遊底ハウジング1に傾倒可能に配置されている(図示されていない)銃身部分が傾倒した場合に後方へ移動されて、その場合に2つの打撃片5と6をテンションレバー9と10を介して後方へ押圧するように、配置されている。2つの鏡像状に形成されているテンションレバー9と10は、側方のリンクピン13を介してロック板4の横孔14内に揺動可能にリンク結合されている。その前側が斜めにカットされているリンクピン13は、上方の溝15を有しており、その溝内へ、ロック板4の対応する切欠き内に配置されている保持片17の下側に設けられた2つの平行なウェブ16が嵌入する。それによって2つのテンションレバー9と10が固定されて、抜け落ちないように確保される。
2つの打撃片5と6の下方において、ロック板4には横ピン18を中心に回転可能に配置されたレバー形状のトリガーロッド19と20が取り付けられており、それらトリガーロッドによってトリガー21と2つの打撃片5と6の間の結合が形成される。2つのトリガーロッド19と20の、それぞれ押圧ばね22と23によって上方へ付勢された前端部に、それぞれの打撃片5ないし6をその引き締められた引き戻し位置に保持するための停止部材24が形成されている。2つの押圧ばね22と23は、その下方の端部が保持片17上に載置され、その上方の端部はトリガーロッド19ないし20の下側の対応する孔内に配置されている。このようにして、2つの押圧ばね22と23によって、2つのトリガーロッド19と20の前方の端部が上方へ付勢されると共に、2つのテンションレバー9と10を側方に保持するための保持片17も下方へ押圧される。トリガーロッド19と20の後方の端部は、トリガー装置によって操作され、そのトリガー装置は、図1に示す実施例においては、唯一のトリガー21によって上方と下方の銃身から2つの連続する射撃を発射させるための1トリガーシステムとして形成されている。
図1に示す1トリガーシステムにおいては、図4の側面図に単独で示すトリガー21は、トリガーシート25内に、ロック板4を通して横に延びる軸受ピン27を収容するために並べて配置された3つの前方の横孔26と、トリガー運動を制限するための保持ピン29のための後方の透孔28を有している。3つの並べて配置された横孔26の1つをトリガー21のための軸受孔として選択することによって、トリガー力を調節することができる。後方の透孔28は、保持ピン29よりも大きい直径を有しており、かつトリガー21の移動可能性を制限する。小さいトリガーばね30によって、トリガー21はその前方の初期位置へ押圧される。
図4に示すように、トリガーシート25内の前方の横孔26と後方の透孔28の間には、凹部31が設けられており、その凹部内に切替えボタン32が側方へ摺動可能に配置されている。切替えボタン32内には、前方の孔33が形成されており、その孔内にばねで付勢された係止ボール34が収容されている。凹部31の内側に、2つの並べて配置されたボール収容部35が設けられており、そのボール収容部内へ、切替えボタン32を2つの切替え位置に保持するための係止ボール34が嵌入することができる。
図6に正面で示す切替えボタン32は、上方へ張り出す2本の平行なウェブ36を有しており、それらウェブを介して選択的に一方または他方の打撃片に属するトリガーロッド19または20が上方または下方の銃身から射撃を作動させるために操作可能である。切替えボタン32を適切に摺動させることによって、トリガー21によってまず上方の銃身が発射されるか、あるいは下方の銃身が発射されるかを選択することができる。2つのウェブ36の間には、さらに中央の安全リブ37が上方へ突出しており、その機能は以下で詳細に説明する。
図7には、側方へ摺動可能な切替えボタン32の様々な切替え位置が示されている。左側に示す切替え位置においては、切替えボタン32はトリガー21に対して右へ突出している。この位置において、右のウェブ36がトリガーロッド20の後方の部分と接触し、左のウェブ36はトリガーロッド19から予め定められた側方の間隙bで隔たって、トリガーロッド19の下側の側方の溝38内へ嵌入する。この位置においてトリガー21が1回目に操作されると、右のウェブ36を介してトリガーロッド20の後方の端部が持ち上げられる。その場合にトリガーロッド20の前方の端部に配置されている停止部材24が打撃片6を解放するので、この打撃片は打撃ばね11の張力によって下方の銃身に属する撃針9を打撃することができる。それに対して切替えボタン32の左のウェブ36は、トリガー21が操作された場合にトリガーロッド19と接触しないので、上方の銃身はトリガー21の第1の操作においては発射されない。それに対して第1の射撃を他方の銃身から発射させようとする場合には、切替えボタン32を図7の中央に示す他の切替え位置へ移動させることができる。その場合に左のウェブ36はトリガーロッド19と接触し、右のウェブ36は他のトリガーロッド20と接触しない。その場合にトリガー21を最初に操作すると、トリガーロッド19の後方の端部が切替えボタン32の左のウェブ36によって持ち上げられ、右のウェブ36はトリガーロッド20から側方の間隙b1をもって離れて、トリガーロッド20の下側の側方の溝38内へ嵌入する。それによって打撃片5は、上方の銃身から射撃を発射するために解放される。
ウェブ36とトリガーロッド19ないし20との間の接触箇所は、はっきりさせるために図7に符号Xで示されている。切替えボタン32が誤って、係止ボール34とボール収容部35によって予め定められた右または左の切替え位置ではなく、図7の右側に示す中間位置にきた場合には、2本のウェブ36の間に配置された安全リブ37が、ロック板4内の中間ウェブ40の、図8にも見られる狭い領域39に添接する。それによってトリガー21は阻止されるので、2つの銃身の同時発射を防止することができる。中央ウェブ40は、2つの細長いスリット41の間に配置されており、そのスリットを通してトリガーシート25の上方の部分が突出する。それに対して切替えボタン32の右と左の切替え位置においては、安全リブ37は、中央ウェブ40に設けられた右または左の切欠き42内へ嵌入するので、トリガー21を操作することができる。
第1の射撃後に、一方の銃身から他方の銃身へ自動的に切替えるために、2つの打撃片5と6の下方には、図1と3に示す切替え機構が配置されており、その切替え機構は図10と11に別々に示す部分を有している。切替え機構は、2つの打撃片5と6の下方に配置されたフォーク形状の基体43を有しており、その基体は下方のガイド部分44を介して傾倒銃身兵器の長手方向に摺動可能にロック板4上で案内されている。下方のガイド部分44は、ロック板4の対応する切欠き45内に摺動可能に配置されている。
特に図10と11から明らかなように、フォーク形状の基体43の2つの平行な脚46と47の間に、トリガーレバー48が横ピン49を中心に回転可能にリンク結合されている。トリガーレバー48の上側に配置されている袋孔50内にばね51が配置されており、そのばねは図1に示すようにその上方の端部においてガイドピン52を介して打撃片5と6の下側に支持されている。ばね51を介してトリガーレバー48の前方の端部53が、トリガーシート25の2つの平行な後方のウェブ54に対して押圧され、それらウェブは図4と5ではもっとよく見ることができる。基体43の上側で、後方の端部に上方へ突出するくさび形状の押圧片56を有するプレート形状の切替え部分55が、予め定められた角度量だけ両側へ摺動可能に配置されている。切替え部分55は、ほぼ円形の前方の端部57を有しており、その端部は、基体43の上側上の凹部58の対応する形状の部分内で回転可能に案内されている。切替え部分55を側方へ摺動させるために、凹部58は後方へ向かってくさび形状に拡幅されている。くさび形状の押圧片56を介して、基体43とトリガーレバー58の位置が打撃片5と6の位置に従って、以下で詳細に説明するように、定められる。基体43の貫通した長手孔59内に、コイルばね60が配置されており、そのコイルばねは2つの端部側のガイド片を介してトリガーレバー48の後ろ側と図9に参照符号61で示す、ロック板4の背壁に支持される。
二銃身の傾倒銃身兵器のための上述したロックシステムは、以下のように機能する:
引締め位置において、本発明に基づくロックシステムの上述した部分は、図1から3に示す位置を占める。2つの打撃片5と6は、それぞれのトリガーロッド19と20によってその引き戻された位置に保持される。基体43とそれにリンク的に取り付けられたトリガーレバー48も、打撃片5と6の後ろ側に添接する、切替え部分55のくさび形状の押圧片56によって引き戻された位置に保持される。この位置において、トリガーレバー48の前方の端部53は、図3に示すように、トリガーレバー19と20の後方の突片状の突出部63ないし64から予め定められた距離eだけ離れている。従ってこの引締め位置においては、トリガーレバー48とトリガーロッド19および20との間に直接的な結合は存在しない。
トリガー21が操作されると、それぞれ切替えボタン32の位置に従ってまず右または左のトリガーロッド19または29の後方の端部が切替えボタン32のウェブ36によって持ち上げられ、トリガーロッド19または29の前方の端部に設けられた停止部材24が付属の打撃片5または6を解放する。切替えボタン32が、たとえば図7において中央に示す位置にある場合には、トリガー21が最初に操作された場合に打撃片5が上方の銃身から射撃を発射させるために解放される。この打撃片が打撃ばね11の作用を受けて前方へ移動すると、約2.5°両側へ揺動可能な切替え部分55が、図13の上方の表示から明らかなように、側方へ変位する。それに対して切替えボタン32が他の切替え位置にある場合には、トリガー21が最初に操作された場合に、まず打撃片6が下方の銃身から射撃を発射するために解放される。その場合に切替え部分55は他方の側へ変位し、それが図13の下方の表示に示されている。切替え部分55が打撃片の1つ5または6の前進運動に基づいて側方へ変位した場合に、基体43もコイルばね60の作用を受けて図12に示すように前方へ移動することができるので、トリガーレバー48の前方の端部53は、まだ解放されていない打撃片に属するトリガーロッドの突片状の突出部63または64の下へ達することができる。それが、図13に参照符号aないしeで示されている。その後トリガー21が2回目に操作されると、他方のトリガーロッドの後方の端部がトリガーレバーによって持ち上げられ、それによって第2の銃身から射撃を発射させるために打撃片が解放される。
意図された第1の射撃の発射後に銃の後座移動と弾性復帰の間に、第2の射撃の意図しない発射を防止する機構を、以下で、第1の射撃を発射させるためにトリガー21を操作する際の本発明に基づくロックシステムの状態を示す図9を用いて説明する。トリガー21の操作によって、トリガーロッド19の後方の端部が切替えボタン32のウェブ36によって持ち上げられ、前方の端部に配置されている停止部材24が打撃片5を解放する。同時にトリガーシート25の後方のウェブ54上に載置されたトリガーレバー48も上方へ揺動される。打撃ばね11の引き締めによって、打撃片が撃針の方向へ前方に移動される。切替え部分55を介して解放された基体43とそれに揺動可能に配置されているトリガーレバー48も、コイルばね60によって前方へ押し出される。トリガー21が操作されている間、トリガーレバー48の前方の端部53は、もちろん他方のトリガーロッド20の突片状の突出部63の下方へは達せず、その後方の端縁に圧接される。この位置において、第2の打撃片6は、解放されることはできない。
射撃が発射される場合に、射手へ向かう後座力が発生し、それによって銃は後方へ移動される。基体48の質量慣性に基づいて、基体43の前方の端部53はさらにトリガーロッド20の後方の端縁に圧着されたままとなるので、銃の後座運動の間前方の端部は、射撃指がトリガーから離れ、トリガー21がばね30によって前方へ移動した場合でも、突出部63の下方へは達することはできない。
後座運動の終了後に銃が射手の肩から前方へ弾性復帰する場合に、トリガー21が射撃指に激突し、意図せずに操作される危険がある。しかし、トリガー21が操作される場合に、同時にトリガーレバー48が持ち上げられ、それによって前方の端部53がトリガーロッドの突出部63の下方へ入り込むことが防止される。弾性復帰が終了してトリガー21がその初期位置へ来た場合に初めて、トリガーレバー48の前方の端部53が第2の射撃の発射のために該当するトリガーロッド19ないし20の突出部63ないし64の下方へ達することができる。
上述したロックシステムは、1トリガーのためだけに定められてはいない。他のトリガーシステムと組み合わせても使用することができ、様々なトリガーシステム間で迅速な交換が可能である。図14と15には、本発明に基づくロックシステムが、いわゆる2コンビトリガーと組み合わせて示されている。この形態においては、前方のトリガー65と後方のトリガー66が設けられており、その各々によって2つの銃身を操作することができる。図15から明らかなように、トリガーロッド19は、後方のトリガー66の上方へ突出するトリガーシート67上に載置されている。他のトリガーロッド20は、前方のトリガー65の同様に上方へ突出するトリガーシート68上に載置されている。2つのトリガーロッド19と20は、常に2つのトリガー65と66に接触しており、それが参照符号Xで示唆されている。このトリガーシステムにおいては、第1の射撃は、前方または後方のトリガーの操作によって発射することができる。第1の射撃の発射後に、上述した切替え機構が自動的に切り替わるので、他の銃身からの次の射撃を再び同一のトリガーによって発射することができる。しかし、必要な場合、あるいは切替え機構が故障した場合には、次の射撃を他のトリガーによって発射することもできる。
様々なトリガーの交換は、容易な方法で行うことができる。ただ軸受ピン27と保持ピン29を除去するだけでよい。その後それぞれ必要に応じて他のトリガーを使用することができる。
遊底ハウジング1に、ロックの意図しない解放を防止するための付加的な安全装置が設けられている。この安全装置は、スライダ69を介して変位可能なL字形状の安全レバー70からなり、その安全レバーは図1に示す安全位置においては、その下方へ突出する脚71がトリガーレバー48の前方の端部53上に添接し、その回転もトリガー21の操作も阻止する。図14に示す、スライダ69の押し戻された位置において、安全レバー70の下方へ突出する脚71がトリガーレバーを解放するので、トリガーを操作することができる。
本発明は、上述し、かつ図面に示す実施例に限定されるものではない。本発明は、互いに並べて配置された銃身を有する銃においても、同様な利点をもって使用することができる。上述した、手動の切替え器またはセレクタを有する1トリガーといわゆる2コンビトリガーの他に、セレクタなしの1トリガーまたは2つのノーマルのトリガーを使用することもできる。
1トリガーとして形成されているトリガーシステムを有する二銃身の傾倒銃身兵器のロックシステムを部分的に断面で示す側面図である。 図1の矢印A−A方向に見た部分図である。 切替え機構を有するロック板を示す上面図である。 切替えボタンを有する、図1に示すワントリガーシステムのトリガーを示す側面図である。 図4に示すトリガーを切替えボタンなしで示す上面図である。 図4に示すトリガーの切替えボタンを示す正面図である。 図1の矢印C−Cの方向にトリガー装置を切替えボタンの様々な位置で示す断面図である。 トリガーなしでロック板の一部を示す下面図である。 図1に示すトリガー装置を、上方の銃身からの第1の射撃の発射直後に示している。 切替え機構を一部断面で示す側面図である。 図10の切替え機構を示す上面図である。 図1に示すトリガー装置を第1の射撃後かつ第2の射撃を発射するための切替えシステムの介入を示している。 それぞれ上方または下方の銃身からの第1の射撃の発射後の様々な位置で切替えシステムを示す上面図である。 2コンビトリガーとして形成されたトリガー装置を有するロックシステムを示している。 図14の矢印D−Dの方向に示す図である。

Claims (14)

  1. 少なくとも2つの摺動可能に配置された打撃片(5、6)とトリガー装置とを有する多銃身の銃のためのロックシステムであって、前記トリガー装置は打撃片(5、6)に対応づけられたトリガーロッド(19、20)、少なくとも1つのトリガー(21;65、66)および、第1の打撃片のトリガーロッドの操作による第1の射撃の発射後にトリガーをまだ解放されていない第2の射撃片のトリガーロッドと自動的に結合して、トリガー(21;65、66)によってそれを解放するための、切替え機構(43、48)を有する、前記ロックシステムにおいて、
    切替え機構は、銃の長手軸の方向に摺動可能な基体(43)とそれに回転可能に配置されて、トリガー(21)によって操作可能なトリガーレバー(48)を有しており、前記トリガーレバーは打撃片(5、6)の引き締められた状態においてはトリガーロッド(19、20)から離れており、後座運動の終了後に銃が、射手の肩から前方へ弾性的に復帰するその終了後に初めて、第2の射撃を発射するために、第2の打撃片に属するトリガーロッドと係合することを特徴とする、多銃身の銃のためのロックシステム。
  2. 基体(43)は、ロック板(4)上に摺動可能に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロックシステム。
  3. 打撃片(5、6)は、ロック板(4)上で銃の長手方向に摺動可能に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のロックシステム。
  4. 基体(43)に、打撃片(5、6)の摺動に従って基体(43)の前進運動を制御するための切替え部分(55)が配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のロックシステム。
  5. 切替え部分(55)は、くさび形状の押圧片(56)を有しており、前記押圧片が打撃片(5、6)に添接することを特徴とする請求項4に記載のロックシステム。
  6. 切替え部分(55)は、中心位置に対して両側へ予め定められた角度量だけ側方へ移動可能であることを特徴とする請求項4または5に記載のロックシステム。
  7. トリガーレバー(48)は、トリガー(21;65、66)によって上昇および下降可能な前方の端部(53)を有しており、前記端部は下降した位置において、第2の射撃を作動させるためにトリガーレバー(19、20)と係合可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のロックシステム。
  8. トリガーレバー(48)は、トリガー(21;65、66)上に載置されており、かつその前方の端部(53)はばね(51)によって、下降した位置へ付勢されていることを特徴とする請求項7に記載のロックシステム。
  9. トリガーが、1トリガー(21)として形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のロックシステム。
  10. 1トリガーとして形成されているトリガー(21)は、第1の射撃を発射するための銃身を手動で選択するための切替え器(31、36)を有していることを特徴とする請求項8に記載のロックシステム。
  11. 切替え器(31、36)は、2つのトリガーロッド(19、20)の1つを操作するための2つの平行なウェブ(36)を備えた、トリガー(21)内で側方に摺動可能な切替えボタン(31)を有していることを特徴とする請求項10に記載のロックシステム。
  12. 切替えボタン(31)に、ロック板(4)に設けられた中央ウェブ(40)と協働する、2つの射撃の同時発射を阻止するための安全リブ(37)が配置されていることを特徴とする請求項11に記載のロックシステム。
  13. トリガーレバー(48)に、射撃の意図しない作動を阻止するための安全装置(69、70、71)が付設されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のロックシステム。
  14. トリガーレバー(48)に付設された安全装置(69、70、71)は、スライダ(69)を介して変位可能なL字状の安全レバー(70)からなり、前記安全レバーの脚によってトリガーレバー(48)がブロッキング可能であることを特徴とする請求項13に記載のロックシステム。
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