JP4059911B1 - 三次元測距装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い走査式二次元測距装置を用いて、測距対象となる三次元領域を均一な密度で効率良く計測できる安価な三次元測距装置を提供する。
【解決手段】投光部から出力された測定光を第一軸心P1周りに回転走査して測定対象空間に照射する第一回転機構と、測定対象物からの反射光に基づいて測定対象物までの二次元の距離を算出する演算手段を備えてなる走査式二次元測距装置100と、走査式二次元測距装置100を第一軸心P1と斜交する第二軸心P2周りに回転駆動して第一軸心P1のロール角度及びピッチ角度を変化させる第二回転機構20を備え、第二回転機構20は第二軸心P2と直交する第三軸心P3周りに揺動支持する第一ブラケット22と、第一軸心P1上の所定位置にフリージョイント機構24を介して連結された回転アーム26と、回転アーム26を回転させる駆動機構28で構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次元的に空間を走査する走査装置、特に空間中にある対象物までの距離を計測し、その存在と形状を検出する二次元走査式三次元測距装置に関する。
図10に示すように、レーザ光源LDから出力される測定光に変調を加えて対象物Rに照射し、対象物Rからの反射光を受光素子PDで検出して距離を測定する測距装置では、測定光の変調方式としてAM(Amplitude Modify)方式とTOF(Time of Flight)方式の二種類が実用化されている。AM方式は、図10(a)及び(数1)に示すように、正弦波でAM変調された測定光とその反射光を光電変換して、それらの信号間の位相差Δφを計算し、位相差Δφから距離を演算する方式であり、TOF方式は、図10(b)及び(数2)に示すように、パルス状に変調された測定光とその反射光を光電変換し、それらの信号間の遅延時間Δtから距離を演算する方式である。ここに、Lは対象物Rまでの距離、Cは光速、fは変調周波数、Δφは位相差、Δtは遅延時間を示す。
図10に示す検出原理を採用した二次元測距装置として、例えば、図1に示すように、投光部3から出力された測定光を、モータ11により軸心P1回りに回転するミラー9aにより偏向させて軸心P1と直交する平面上で回転走査し、対象物Rからの反射光をミラー9bで偏向して受光部5により検出する方法が本願発明者らにより提案されている。
この種の二次元測距装置は、主にロボットや無人搬送車の視覚センサ、或いは、ドアの開閉センサや監視領域への侵入者の有無を検出する監視センサ、さらには、危険な装置に人や物が近づくのを検出し、機械を安全に停止する安全センサ等に利用される。
さらに、車の形状や人の形状を認識する場合にも利用され、例えば、ETCシステムでは、車種を判別し、通過する車の数をカウントするセンサとして利用され、人の数をカウントして込み具合や、人の流れを検出する監視センサに利用される。
しかし、ロボットの視覚装置や危険な機械の安全用のエリアセンサに使用される場合、検出エリアが二次元平面となるため、測定光の走査面から上下の方向に存在する対象物や障害物を検出することができない。特にロボット等の環境認識に使う場合、上下に適切な幅を有するワイドな画角領域のデータを得ることが重要であり、また、その領域内をなるべく均一な密度で走査することが望まれる。
そこで、二次元測距装置を利用して三次元の距離データを得る装置として、特許文献1には、図11(a)に示すように、上下方向に走査されるレーザ測定光が被写体に向けて出射される出射窓33と、被写体からの反射光が入射される入射窓34を備えたヘッド部32を、ベース部31に対して垂直回転軸C2周りに回転させる装置に、ラック64とモータ60で駆動されるピニオンギア63を用いた上下方向の位置調節機構を備えて、走査領域を上下方向にシフトさせる三次元測距装置が提案されている。
特許文献2には、図11(b)に示すように、光源3から発せられた光信号を、ガルバノメータスキャナ14aのミラー13aに入射させ、ガルバノメータスキャナ14aのミラー13aから、さらに二つ目のガルバノメータスキャナ14bのミラー13bを介して検出対象物がある空間に照射される三次元測距装置が提案されている。
特許文献3には、図11(c)に示すように、主ケース118の内部にモータ111によりY方向に回転可能に保持された反射ミラー112等を収容した副ケース113を備え、副ケース113がモータ110を含むエンコーダ機能付き回転駆動部1101によりX方向に回転駆動される三次元測距装置が提案されている。
また、特許文献4には、図11(d)に示すように、移動体を中心として光ビームを円周方向に回転走査する光ビーム走査手段の回転中心軸8を、所定角度傾斜させた状態で回動させることによって前記回転中心軸8の傾斜方向を連続的に変化させ、前記光ビームを上下方向に周期的に揺動させて該上下方向の揺動の1サイクル中に前記光ビームの回転走査が複数回行われるように構成したジンバル機構を具備した移動体の位置検出装置が提案されている。
尚、図11に示す符号は各特許文献の符号をそのまま用いており、以下に述べる本発明の説明で使用される符号と重複する場合があっても互いに関連は無い。
特開2004−86643号公報 特開2001−147269号公報 特開2005−180925号公報 特許第2712061号公報
上述の特許文献1に記載された技術では、均一な三次元測距データを得ることができるが、ラックとピニオンギアを用いた位置調節機構では高速な移動が困難であり、且つ、上下方向に大きな視野を要する場合に三次元センサ全体が大きくなるため、ロボット等のような、リアルタイムな三次元測距データを必要とする装置には適用できない。
また、測距装置は一般に検出感度を高くするために、特に受光軸の光芒が広くなるように設計され、高感度長距離計測の測距装置では走査するミラーが受光光芒の大きさに比例して大きくなる。そのため特許文献2に記載された技術では、装置全体が大型になるという問題があり、ミラー反射方法では180度以上の大きな走査角を有する機構を構成することが困難である。特に側面方向の視野を必要とするロボットは180度以上の走査角度が要求されるため、この方式を採用するのは困難である。
さらに、特許文献3に記載された走査機構では、片側のモータを走査機構内に設ける必要がある。特許では、内部に蓄電池が入った制御装置全体を回転させ、得られた信号を無線で外部に送信することで、回転部への配線をなくしているが、一般的に回転部にあるモータへの配線は、線が絡まないように接触式のスリップリング等を用いる必要があり、高速で回転するミラーの信頼性が著しく低下するという問題がある。
そこで、上述の問題を解消して精度の良い高速の三次元測距装置を得るべく、図9(a)に示すように、二次元測距装置100の回転軸心P1が水平姿勢となるように装置を配置して、モータMにより回転軸心P1と直交する垂直軸心P2周りに二次元測距装置100を回転駆動するように構成し、回転軸心P1周りに照射される測定光の照射角度と、モータMの回転角度と、そのときに検出された対象物までの距離データから三次元の距離データを取得することが考えられる。
しかし、上述の構成を採用すると、測定点が均一に分布しないばかりか不要な測定点に対しても測距されるため、測定効率が悪いという問題があった。つまり、図9(b)に示すように、測定光の光点の軌跡(図中、白い点で示される)を観察すると、測定が必要な回転軸心P2から離隔した周辺部の測定点の密度と、測定が不要な回転軸心P2に近接する上側及び下側の極部での測定密度に大きな差が生じるのである。
ロボットの視覚装置が必要とする周辺部の測定点は最も疎となり計測効率が悪いばかりか、均一な密度を持った距離データを得ることができない。また極部周辺はレーザ光が密に走査されるために、周辺部に比べて単位時間当たりのレーザ光の強度が強くなり、レーザ光の人体の目に対する安全規格の観点で強い光を出すことができない等の問題点があった。
そこで、特許文献4に記載されたようなジンバル機構を採用することも考えられるが、部品点数を要する複雑な機構が必要となり、コストが嵩むという問題があり、容易に採用できるものではなかった。
本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、信頼性の高い走査式二次元測距装置を用いて、測距対象となる三次元領域を均一な密度で効率良く計測できる安価な三次元測距装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による三次元測距装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、投光部から出力された測定光を第一軸心周りに回転走査して測定対象空間に照射する第一回転機構と、測定対象物からの反射光を受光部で検出して測定光の出力から反射光の検出までの時間差に基づいて測定対象物までの距離を算出する演算手段を備えてなる走査式二次元測距装置と、前記走査式二次元測距装置を前記第一軸心と斜交する第二軸心周りに回転駆動して前記第一軸心のロール角度及びピッチ角度を変化させる第二回転機構と、前記第一回転機構と第二回転機構とを回転制御する回転制御手段を備えている三次元測距装置であって、前記第二回転機構は、前記走査式二次元測距装置を前記第二軸心と直交する第三軸心周りに揺動支持する第一ブラケットと、前記走査式二次元測距装置の第一軸心上の所定位置にフリージョイント機構を介して連結された回転アームと、前記回転アームを回転させる駆動機構で構成され、前記回転アームを前記第二軸心周りに回転させることにより前記走査式二次元測距装置を第三軸心周りに揺動させる点にある。
上述の構成によれば、回転アームを前記第二軸心周りに回転させると、フリージョイント機構を介して連結された走査式二次元測距装置が第一ブラケットを介して第二軸心と直交する第三軸心周りに揺動駆動される。このようなシンプルな機構により第一軸心周りに回転走査される測定光により形成される平面が第二軸心周りに傾斜して、第一軸心のロール角度及びピッチ角度が変化するため、走査式二次元測距装置を用いて、第二軸心に沿った所定範囲で一定の走査密度で三次元的に走査することが可能となる。しかも、走査式二次元測距装置それ自体が自転するものではなく、走査式二次元測距装置の計測基準方向が走査の基準方向と一致するように走査式二次元測距装置が揺動するため、走査式二次元測距装置から取り出した信号線が第二軸心周りの回転軸に絡みつくようなことが無く、信号ケーブルの実装が容易になる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記第二回転機構は、前記第一軸心上の一点を頂点として前記第一軸心の軌跡が円錐形となるように前記走査式二次元測距装置を揺動駆動するとともに、前記第一回転機構により回転走査される測定光の前記第一軸心上の始点を前記頂点からずらせた位置に設けてある点にある。
第一軸心の円錐形の軌跡の頂点位置に測定光の始点が位置するように配置する場合には、測定光が第一ブラケットと干渉して死角が生じることになるが、測定光の前記第一軸心上の始点を前記頂点からずらせることにより、走査式二次元測距装置の本来の計測範囲に死角が生じることなく三次元計測することができるようになる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第二特徴構成に加えて、前記演算手段に、前記第一回転機構により回転走査される測定光の前記第一軸心上の始点と前記第二回転軸心との交点からのずれによる測定誤差を補正する補正手段を備えている点にある。
第二の特徴構成によれば測定光の始点が第一軸心の円錐形の軌跡の頂点位置からずれた位置に配置されるための若干の測定誤差が生じるが、上述の構成によれば、補正手段により測定誤差が吸収されるため、第二回転機構の構成の自由度を確保しながらも、正確な測定データを得ることができるようになる三次元測距装置を得ることができるようになる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記回転制御手段は、前記第一回転機構と前記第二回転機構とが所定周期で同期するように回転させる同期制御手段で構成されている点にある。
第一の回転機構と第二の回転機構を非同期で回転させると、第一の回転機構と第二の回転機構の基準ポイントと回転周期に基づいて三次元計測演算を行なう必要があるが、上述の構成を採用することにより、両回転機構が所定周期で同期するように回転制御されるので、一走査中の三次元の測定が絶えず同じ位置になり三次元計測演算が容易になる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記走査式二次元測距装置に内装された回転制御部と、前記走査式二次元測距装置の外部に設置された第二回転機構とが耐屈曲ケーブルで接続されている点にある。
以上説明した通り、本発明によれば、信頼性の高い走査式二次元測距装置を用いて、測距対象となる三次元領域を均一な密度で効率良く計測できる安価な三次元測距装置を提供することができるようになった。
以下、本発明による走査式二次元測距装置を用いた走査式三次元測距装置を説明する。
図2に示すように、走査式二次元測距装置100は、内壁面が迷光を吸収する暗幕等の吸光部材で被覆された略円筒状のケーシング101に、測定光を出力する投光部3と反射光を検出する受光部5が対向配置され、投光部3と受光部5との間に測定光を走査する第一回転機構としての走査部4が配置されている。
走査部4は、所定の回転軸心(第一軸心)P1周りに回転する回転体8と、回転体8と一体回転する偏向ミラー9と、回転体8を回転駆動する第一のモータ11を備え、回転体8は、下端部が縮径された円筒状の周壁部8aと天板部8bとからなり、その内周面に備えた軸受12を介して中空軸13によって回転可能に支承されている。
偏向ミラー9は、回転体8の天板部8bの上面に配置された第一偏向ミラー9aと、天板部8bの下面に配置された第二偏向ミラー9bとで構成され、夫々が回転軸心P1に対して約45度の傾斜角度で配置されている。
モータ11は、縮径された周壁部8aの下端部の外周面に取り付けられたマグネット11bでなる回転子と、ケーシング側に配置されたコイル11aでなる固定子とで構成され、コイル11aとマグネット11bとの相互作用により、回転体8が前記回転軸心P1周りで回転可能に構成されている。
回転体8の外周面に光学的スリットを有するスリット板15aが設置されるとともに、スリット板15aの回転経路上にフォトインタラプタ15bが配置され、これらにより回転体8の走査角度を検出する走査角度検出部15が設けられている。
投光部3は、半導体レーザを用いた発光素子3aでなる光源と、発光素子3aの駆動回路3bを備えて構成され、発光素子3aは、そこから出力される測定光の光軸L10と軸心P1が一致するようにケーシング101の上方に固定配置されるとともに光軸L10上に光のビーム径を一定にする光学レンズ3cが配置されている。
受光部5は、回転軸心P1上に走査部4を挟んで投光部3と対向するように回転体8の内部に固定配置され、反射光を検出するアバランシェフォトダイオードでなる受光素子5aと、受光素子5aで光電変換された反射信号を増幅する増幅回路5bを備えて構成されている。
ケーシング101の周壁部には、投光部3から出力された測定光が走査部4により測定対象空間に照射され、測定対象空間に存在する測定対象物Xで反射した反射光が受光部5で検出されるように、上下方向に一定幅を有する透光窓102が設けられている。
従って、投光部3から出射された測定光が光軸L10に沿って第一偏向ミラー9aに入射して水平方向に偏向されて、透光窓102を介して測定対象空間に照射され、透光窓102を介して水平方向から入射した測定対象物からの反射光が第二偏向ミラー9bにより垂直下方に偏向されて受光部5に導かれる。
尚、反射光が受光部5に導かれる光軸L20上には、測定対象物からの反射光を受光部5に集束させる受光レンズ14が設けられている。
ケーシング101の底部には、走査部4を回転制御するとともに、発光素子3aを駆動制御して、受光部5で検出された反射信号に基づいて測定対象物までの距離を算出する演算手段として機能する信号処理基板90が配置されている。
透明窓102は、測定光が回転軸心P1を中心として約180度から270度の範囲で走査可能に配置されており、透明窓102に対向するケーシング101の内壁部に、反射光により算出される距離を補正するための基準光を導く導光部材7としてのプリズムが配置されている。つまり、走査部4により測定光が一走査される度に、受光部5で導光部材7を介した基準光が検出され、このときに測距装置内での投光部3から受光部5までの基準距離が算出されるのである。
図1に示すように、本発明による走査式三次元測距装置200は、上述の走査式二次元測距装置100を第一回転機構の第一軸心P1と斜交する第二軸心P2周りに回転駆動して第一軸心P1のロール角度及びピッチ角度を変化させる第二回転機構20と、第一回転機構と第二回転機構20とを同期して回転させる同期制御手段を備えて構成されている。
詳述すると、第二回転機構20は、走査式二次元測距装置100を第二軸心P2と直交する第三軸心P3周りに揺動支持する第一ブラケット22と、走査式二次元測距装置100の第一軸心P1上の所定位置にフリージョイント機構である球ジョイント24を介して連結された回転アーム26と、回転アーム26を第二軸心P2周りに回転させる駆動機構としての第二のモータ28で構成されている。
コの字形の第一ブラケット22の先端側が走査式二次元測距装置100の底部から側部に延出固定された同じくコの字形の第二ブラケット21の両端部を挟むように支軸27周りに回転自在に軸支され、他端側の中央部が支持盤29上に固定された支柱23に回転軸25を介して揺動自在に軸支されている。
前記モータ28を回転駆動することにより回転する回転アーム26が第二軸心P2周りに回転し、それに伴って第二ブラケット21で支持される走査式二次元測距装置100が第三軸心P3周りに揺動する。つまり、第二回転機構20は、第一軸心P1上の一点Qを頂点として第一軸心P1の軌跡が円錐形となるように二次元走査式測距装置100を回転駆動するように構成され、これによって第一軸心P1のロール角度及びピッチ角度が変化するように構成されている。図4(a)から(f)はこのような第二回転機構20による円錐運動の推移を示すものである。
走査式二次元測距装置100に内装された第一の信号処理基板90に構成されている回転制御部と、走査式二次元測距装置100の外部に設置された第二回転機構20のモータ28をコントロールする第二の信号処理基板とがロボットケーブルと称される耐屈曲ケーブルCで接続されている。回転制御部は、耐屈曲ケーブルCを介してモータ28に駆動信号を出力するとともにモータ28に内蔵されているエンコーダ装置からの回転パルスを入力して、第一回転機構と第二回転機構20とを所定周期で同期して回転させる同期制御手段(回転制御手段)として機能する。第二の信号処理基板は固定側にあるため、配線数の多い入出力ケーブルは、一般的なケーブルが使用できる。
同期制御手段により両回転機構を同期制御することにより、一走査中の三次元の測定が絶えず同じ位置になり三次元計測演算を容易に行なえるように構成しているが、第一の回転機構と第二の回転機構の基準ポイントと回転周期が把握できれば、三次元計測演算が可能となるため、回転制御手段は、両回転機構を同期制御するものに限るものではない。
図5(a)、(b)に示すように、モータ28の回転に伴う第一ブラケット22の軸心P3周りの揺動により第一軸心P1はロール方向(α方向)に傾斜し、第一ブラケット22及び第二ブラケット21の相互動作により、第一軸心P1はピッチ方向(β方向)に傾斜する。尚、図中、θはモータ28の回転角度を示す。またロールとピッチの最大角度は、第二ブラケット21の長さL2と回転アーム26の長さL1で決められる。
第一軸心P1と第二軸心P2との交点Qが走査式二次元測距装置100の第一偏向ミラー9aの中心に位置する場合には、図6に示すように、第一軸心P1は、ロール角(紙面に対して手前方向と奥行き方向の間で傾斜する角度)αと、ピッチ角(紙面上で左方と右方の間で傾斜する角度)βを変化させながら、第二軸心P2周りに回転するため、偏向ミラー9aで偏向され、測定対象空間に向けて照射される測定光で形成される走査面が、第二軸心P2に対してロール角αとピッチ角βを変化させながら走査される。
α、βとモータ28の回転角度位置θとの関係は、以下に示す(数3)で表される。
ここで、αはロール角、βはピッチ角、θは回転アームの基準位置からの回転角度、L1は回転アームの長さ、L2は走査式二次元測距装置100の底部から軸心P1,P2の交点Qまでの高さ、を示す。
上述の同期制御手段により、α、βを制御するモータ28の回転角と走査式二次元測距装置100内のモータ11による走査角と同期を取るように回転制御を行うと、最大傾斜角α=Arctan(L1/L2)だけ上下方向に幅を持った走査が得られる。つまり、図7(a)に示すように、測定光は、第二軸心P2に水平な平面に対して上下方向に所定角度の範囲で測定対象空間に照射されることになり、第二軸心P2周りに所定の径で形成される仮想円筒面上に照射される測定光の軌跡は、第一回転機構による単振動と、第二回転機構による単振動の合成となり、図7(c)に示すようなリサージュ図形を描くようになり、L1/L2の値が大であるほど第二軸心P2に沿った方向の走査範囲が広くなる。
ここで、図7(b)に示すように、前記第二回転機構20は、第一回転機構により第一軸心P1の基準位置から所定角度rだけ回転した方向へ照射される測定光F1,F2,F3の軌跡を第二軸心P2と直交する平面PLへ射影した軌跡の方向が、前記第二軸心P2の所定の径方向と常に一致するように回転駆動される。従って、走査式二次元測距装置100自体が回転するものではないため、耐屈曲ケーブルCがモータ28の回転軸に絡まることが無く、信号伝達のために接触式のスリップリング等を用いる必要がない。またケ耐屈曲ケーブルCはα、β方向に折り曲げられるが、折り曲げ角が少ない往復運動のため、配線のストレスは少なく信頼性も確保できる。
走査による測定密度は走査式二次元測距装置100に内蔵された第一のモータ11の回転角速度ω1と、外部に設置された第二のモータ28の角度速度ω2で決定される。ω1/ω2が大きいほど測定密度が大きくなり、緻密な三次元距離データが得られる。
例えば第一のモータ11の回転速度が6000rpmで、第二のモータ28の回転速度が60rpmの場合、上下方向の走査数は100ラインになる。ただし走査方向が図7(c)に示すように、斜め方向にリサージュ図形で示される軌跡を描くため、通常の三次元空間座標、例えばXYZ平面への変換は、座標変換演算を行なわなければならないが容易である。
図6では第一軸心P1と第二軸心P2との交点Qが走査式二次元測距装置100の第一偏向ミラー9aの中心に位置する場合について説明したが、円錐運動の頂点Qを第一偏向ミラー9aの中心に一致させると、測定光が第一ブラケット21の影になり死角が生じるため、実際には、図8(a),(b)に示すように、第一偏向ミラー9aの中心(図中、「センサ光学中心」と記す。)を第二軸心P2上で頂点Q(図中、「回転中心」と記す。)から僅かに上方にずらせて、測定光が第一ブラケット21で妨げられないように配置している。
つまり、図7(b)において、前記第二回転機構20は、第一回転機構により第一軸心P1の基準位置から所定角度rだけ回転した方向へ照射される測定光F1,F2,F3の軌跡を第二軸心P2と直交する平面PLへ射影した軌跡の方向が、前記第二軸心P2の所定の径方向と常に一致または平衡となるように回転駆動される。
演算手段により算出される測定対象物までの距離には、第一偏向ミラー9aの中心を頂点Qからのずれに伴う誤差が含まれるが、検出精度が要求される場合には、前記演算手段に、第一回転機構により回転走査される測定光の第一軸心P1上の始点と第二回転軸心P2との交点からのずれによる測定誤差を補正する補正手段を備えることにより精度を向上させることができる。以下、頂点Qから第一偏向ミラー9aの中心までのずれ量をL3としたときの補正式を(数4)に示す。
尚、第一ブラケット22を軸支する支柱23は、回転軸心P1に対して透明窓102の回転軸心P1に対する周方向中心位置と反対側にある導光部材7の配置側に設置されているため、測定光が照射される計測エリアに支柱23と干渉することによる死角は生じることがない。
以下、信号処理基板90に構成されている信号処理回路について詳述する。信号処理回路は、図3に示すように、発光素子3aから出力されるレーザ光を正弦波でなる変調信号によりAM変調する駆動回路3bと、測定対象物からの反射光が受光素子5aで光電変換された反射信号を増幅する受光回路5bと、受光回路5bで増幅されたアナログ反射信号をデジタル反射信号に変換するAD変換部91と、測定光と反射光との位相差を求める信号処理部92と、求められた位相差から測定対象物までの距離を算出するシステム制御部93等を備えて構成されている。
システム制御部93はマイクロコンピュータ及びその周辺回路を備えて構成され、システム全体を制御するように構成され、第一のモータ11及び第二のモータ28を駆動するモータ制御回路14と、走査式二次元測距装置100に内蔵された第一の走査角度検出部15及び第二モータ28に内蔵されたエンコーダでなる第二走査角度検出部150が接続されている。
システムに電源が投入されると、システム制御部93からモータ制御回路14にモータ駆動信号が出力され、モータ制御回路14によりモータ11及びモータ28がそれぞれ所定速度で駆動される。
モータ11の回転駆動に伴って第一の走査角度検出部15から出力されるパルス信号がシステム制御93に入力され、当該パルス信号に基づいて第一回転機構である走査部4による測定光の出力方向が把握される。
さらに、モータ28の回転駆動に伴って第二の走査角度検出部150から出力されるパルス信号がシステム制御部92に入力され、当該パルス信号に基づいて第二回転機構による第一軸心P1のロール角及びピッチ角が把握される。
尚、第一の走査角度検出部15を構成するスリット板15aのスリット間隔が予め設定された回転体の基準位置、つまり、上述した導光部材7から受光部5に基準光が導かれる位置で、他と異なる間隔になるように形成されており、検出されるパルス信号の波形に基づいて基準位置が把握され、基準位置からのパルス数をカウントすることにより基準位置からの回転角度が算出される。
また、第二の走査角度検出部150からのパルス信号も、ロール角またはピッチ角が例えば零となる位置で他と異なる間隔で出力されるように構成され、基準位置からのパルス数をカウントすることにより基準位置からの回転角度が算出されるように構成されている。
システム制御部93は、これらの情報と(数4)の補正式に基づいて測定光の照射方向を同定する。
ここで、システム制御部93に設けられた同期制御手段は、第一回転機構と第二回転機構とを同期して回転させるように各モータ11,28を所定速度で回転制御する。例えば、第一のモータ11の回転速度が6000rpmで、第二のモータ28の回転速度が60rpmとなるように同期制御すると、図7(c)に示すリサージュ図形の第二軸心P2に沿った幅方向に100ラインの走査数で走査することができる。
信号処理部92では、駆動回路3bに出力する変調信号が生成され、AD変換部91でデジタル信号に変換された反射信号と当該変調信号との位相差が演算導出され、システム制御部93に出力される。システム制御部93では、信号処理部92から入力された位相差に基づいて測定対象物までの距離が算出される。
このような動作を繰り返すことにより測定対象物までの三次元方向の測距データが得られ、このようなデータに基づいて三次元距離画像が生成される。
上述の走査式三次元測距装置によれば、第二軸心P2を軸に周囲角180度以上のパノラマ的な三次元距離データを得るこができ、均一な測定密度で効率よく精度の高い三次元距離画像データを生成することができる。従って、図9に示す構成に比べて安全規格を満たす範囲でレーザ強度を強く設定できるようになり、それだけ検出距離が長く、感度の高い計測ができるようになる。
以下、別実施形態を説明する。
上述の実施形態では、走査式二次元測距装置の第一軸心上の所定位置と回転アームとを球ジョイントでなるフリージョイント機構を介して連結したものを説明したが、フリージョイント機構は球ジョイントに限るものではなく、任意のフリージョイント機構を使用できる。
上述の実施形態では、第二回転機構を、走査式二次元測距装置を第二軸心と直交する第三軸心周りに揺動支持する第一ブラケットと、走査式二次元測距装置の第一軸心上の所定位置にフリージョイント機構を介して連結された回転アームと、回転アームを回転させる駆動機構で構成し、回転アームを第二軸心周りに回転させることにより走査式二次元測距装置を第三軸心周りに揺動させて、第一軸心のロール角度及びピッチ角度を変化させるように構成したものを説明したが、第二回転機構としては、第一軸心上の一点を頂点として第一軸心の軌跡が円錐形となるように走査式二次元測距装置を揺動駆動する機構であれば、上述の構成に限るものではない。尚、その場合であっても、第一回転機構により所定方向へ照射される測定光の軌跡を第二軸心と直交する平面へ射影した軌跡の方向が、第二軸心の所定の径方向と常に一致するように回転駆動するように構成することが好ましい。
上述した実施形態では測距装置による測距原理としてAM方式を採用したものを説明したが、TOF方式により測距装置にも適用することが可能である。
上述した実施形態は、本発明の一実施例であり、形状、材料、回路構成等各部の具体的な構成は、本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計できることはいうまでもない。例えば、受光部5を投光部3側に配置し、走査部4に設けた第一偏向ミラー9aと第二偏向ミラー9bでなる偏向ミラーを単一の偏向ミラーで構成し、反射光を受光部5に導く光学系を設けることも可能である。
上述の実施形態では、三次元測距装置をレーザ光を用いた測距装置に適用したものを説明したが、本発明による走査装置はこれに限るものではなく、所定の測定方向からデータを取得するセンサと、前記測定方向と斜交する軸心周りに回転駆動して前記測定方向のロール角度及びピッチ角度を変化させる回転機構を備え、二次元の測定方向からデータを取得する構成を備えた二次元走査装置であれば、測距装置以外に、例えばCCDラインセンサを使った一次元の画像入力装置などにも適用できる。一次元の画像入力装置を、本発明の第二回転機構に取り付けることにより二次元の高密度な画像を得ることができる。
本発明による三次元測距装置の全体構成を示す外観図 走査式二次元測距装置の全体構成を示す概略縦断面図 信号処理回路のブロック構成図 三次元測距装置の動作説明図 三次元測距装置による変動するロール角とピッチ角の説明図 三次元測距装置による変動するロール角とピッチ角の説明図 測定光の走査軌跡の説明図 補正処理の説明図 簡易的な三次元測距装置の説明図で、(a)は構成説明図、(b)は軌跡説明図 レーザ測距装置の測定原理を示し、(a)はAM方式の説明図、(b)はTOF方式の説明図 従来の三次元測距装置の説明図
符号の説明
3:投光部
3a:光源
3b:駆動回路
4:走査部
5:受光部
5a:受光素子
5b:受光回路(増幅回路)
7:導光部材
8:回転体
9:偏向ミラー
11:モータ
90:信号処理基板
91:AD変換部
92:信号処理部
93:システム制御部
100:走査式二次元測距装置
200:三次元測距装置(走査式三次元測距装置)
P1:第一軸心
P2:第二軸心

Claims (5)

  1. 投光部から出力された測定光を第一軸心周りに回転走査して測定対象空間に照射する第一回転機構と、測定対象物からの反射光を受光部で検出して測定光の出力から反射光の検出までの時間差に基づいて測定対象物までの距離を算出する演算手段を備えてなる走査式二次元測距装置と、前記走査式二次元測距装置を前記第一軸心と斜交する第二軸心周りに回転駆動して前記第一軸心のロール角度及びピッチ角度を変化させる第二回転機構と、前記第一回転機構と第二回転機構とを回転制御する回転制御手段を備えている三次元測距装置であって、
    前記第二回転機構は、前記走査式二次元測距装置を前記第二軸心と直交する第三軸心周りに揺動支持する第一ブラケットと、前記走査式二次元測距装置の第一軸心上の所定位置にフリージョイント機構を介して連結された回転アームと、前記回転アームを回転させる駆動機構で構成され、前記回転アームを前記第二軸心周りに回転させることにより前記走査式二次元測距装置を第三軸心周りに揺動させる三次元測距装置。
  2. 前記第二回転機構は、前記第一軸心上の一点を頂点として前記第一軸心の軌跡が円錐形となるように前記走査式二次元測距装置を揺動駆動するとともに、前記第一回転機構により回転走査される測定光の前記第一軸心上の始点を前記頂点からずらせた位置に設けてある請求項1記載の三次元測距装置。
  3. 前記演算手段に、前記第一回転機構により回転走査される測定光の前記第一軸心上の始点と前記第二回転軸心との交点からのずれによる測定誤差を補正する補正手段を備えている請求項2記載の三次元測距装置。
  4. 前記回転制御手段は、前記第一回転機構と前記第二回転機構とが所定周期で同期するように回転させる同期制御手段で構成されている請求項1から3の何れかに記載の三次元測距装置。
  5. 前記走査式二次元測距装置に内装された回転制御部と、前記走査式二次元測距装置の外部に設置された第二回転機構とが耐屈曲ケーブルで接続されている請求項1から4の何れかに記載の三次元測距装置。
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