JP4059688B2 - 紙おむつの後処理テープ及び後処理テープ付き紙おむつ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本願発明は、紙おむつの廃棄時に紙おむつを丸めた状態で保持するための紙おむつの後処理テープ及び該後処理テープを紙おむつ外面に取付けた後処理テープ付き紙おむつに関するものである。尚、本願で用いられる紙おむつとしては、パンツ型のものやフラット型(装着時に左右両側部を止着テープで止める形式)のものがある。
【従来の技術】
【0003】
従来から、紙おむつの中には、図1に示すように紙おむつ外面51に、紙おむつ廃棄時に使用する後処理テープYを取付けたものがある。ところで、従来の一般的な後処理テープYは、基部側の第1帯片と中間部側の第2帯片と先部側の第3帯片とを順次1列に連結するとともに、第1〜第3の各帯片をZ状に折畳んだ状態で、紙おむつ外面51のウエスト側縁部52寄り位置に上下に向く姿勢で接着させている。
【0004】
即ち、第1〜第3の各帯片にはそれぞれ片面に粘着剤を付着させており、各帯片の端部同士を順次接着させて一連の後処理テープYを構成し、各帯片をZ状に折畳んだ状態で第1帯片の粘着剤付着面を紙おむつ外面に接着させている。
【0005】
図1に示す後処理テープ付き紙おむつの後処理テープYは、次のように使用される。即ち、紙おむつ廃棄時には、図2に示すように、排泄物で汚れている股部側を内側に巻き込むようにして紙おむつを丸め、後処理テープYの先端ツマミ片を外方に引っ張って、第2帯片と第3帯片とを直線状に伸展させ、該伸展部分の帯片を緊張させながら、第3帯片の粘着剤付着面を丸めた紙おむつのウエスト側縁部52を超えて紙おむつ外面51に接着させる。このようにすると、後処理テープYにより、紙おむつを丸めた状態で保持でき、廃棄時に汚れ部分が手に触れないので衛生的に処理できる。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、従来の後処理テープYでは、使用時に第2帯片と第3帯片とを直線状に伸展させるが、該伸展部分の帯片に大きな張力が加わると、その張力が第2帯片の起立点部付近(第1帯片と第2帯片との接着部付近)に集中し、第1帯片が紙おむつ外面51に対して第2帯片の接着部付近から剥がれ易くなる。特に、ツマミ片を摘まんで第1帯片側に引くと、第1帯片の紙おむつ外面51に対する接着部は、第2帯片の起立点部から比較的容易に剥離することがある。尚、乳幼児等の介護者は、後処理テープYのツマミ片を故意に接着部剥離方向に強く引っ張ることはないが、乳幼児では遊び感覚でツマミ片を上記接着部剥離方向に引っ張ることあり、その場合は第1帯片が紙おむつ外面51から比較的容易に剥がされることがある。
【0007】
本願発明は、上記のように、後処理テープ(第1帯片)が紙おむつ外面から剥がれ易いという従来の問題点に鑑み、不用意に扱っても該後処理テープが剥がれないようにできる紙おむつの後処理テープ及び後処理テープ付き紙おむつを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
【0009】
本願請求項1の発明
本願請求項1の発明は、紙おむつの廃棄時に紙おむつを丸めた状態で保持するための後処理テープを対象にしている。
【0010】
そして、この請求項1の後処理テープは、基部側となる第1帯片と中間部側となる第2帯片と先部側となる第3帯片とを有している。
【0011】
第1帯片と第2帯片と第3帯片は、それぞれ個別に裁断され且つそれぞれ片面全面に粘着剤を付着させたもので、粘着剤付着面同士を接合させると両帯片が強固に接着される一方で該粘着剤付着面と粘着剤非付着面を接合させると両帯片がある程度の保持力をもって接着されるものの比較的容易に剥離できる程度の接着力を有したものである。
【0012】
尚、この第1〜第3の各帯片は、例えばビニール製の粘着テープを所定長さづつ裁断したものを使用できる。この種の粘着テープには、テープの片面全面に粘着剤が付着しており、第1〜第3の各帯片は、それらの粘着剤付着面同士を接着させることで強固に接着させることができる一方、粘着剤付着面を粘着剤非付着面に接着させたときには、ある程度の接着力を有するものの比較的容易に剥離できる程度の接着力しかない。
【0013】
又、この後処理テープは、第1帯片の一端部の粘着剤付着面と第2帯片の一端寄り中間部の粘着剤付着面とを接着させ、第2帯片の他端部の粘着剤付着面と第3帯片の一端部の粘着剤付着面とを接着させて、第1帯片と第2帯片と第3帯片とを順次屈伸可能なる状態でZ状に連結している。尚、第3帯片の先端部(自由側端部)には、指で摘まみ易くするためのツマミ片を取付けるとよい。
【0014】
さらに、この後処理テープでは、第2帯片が第1帯片から起立する起立点部に、第1帯片の延出方向とは反対側に延出する所定長さの補強帯片を第2帯片から一体に延出させている。
【0015】
尚、第1帯片と補強帯片(第2帯片からの延出部)の各粘着剤付着面は、剥離可能な剥離シートで被覆しておくことができる。
【0016】
この請求項1の紙おむつの後処理テープは、それ単独で提供したり、あるいは紙おむつに添えて(非取付状態で)提供することができる。そして、この後処理テープは、使用済みの紙おむつを廃棄する際に、該紙おむつ外面に取付けて使用できる。即ち、この後処理テープは、汚れた紙おむつを廃棄するときに、第1帯片及び補強帯片(第2帯片からの延出部)の各粘着剤付着面を使用済み紙おむつの外面適所(ウエスト側縁部付近)に接着させる。その際、第2帯片及び第3帯片を伸展させたときに、該伸展帯片の所定長さ範囲が紙おむつのウエスト側縁部から超えてはみ出し得るような位置に取付ける。尚、伸展帯片のウエスト側縁部からのはみ出し長さは、5mm〜120mmの範囲で実施可能であり、その中でも35mm〜60mm程度が好ましい。この後処理テープの取付け状態では、第2帯片の基端部(起立点部)の前後各側に第1帯片と補強帯片(第2帯片からの延出部)とがそれぞれ紙おむつ外面に接着されている。
【0017】
そして、汚れた紙おむつを股部側から丸め込み、第3帯片の先端部(自由側端部)を摘まんで第3帯片及び第2帯片を順次剥離させて直線状に伸展させ、その状態で第3帯片の粘着剤付着面をウエスト側縁部を超えた位置の紙おむつ外面に接着させる。すると、使用済み紙おむつを丸めた状態で維持させることができ、廃棄がし易くなる。
【0018】
この第3帯片及び第2帯片の伸展作業時、及び該伸展帯片で紙おむつ外面の接着部分を引き寄せる(紙おむつを締め付ける)作業時等には、第2帯片の起立点部にかなりの引っ張り力が集中するが、該起立点部は、その両側において第1帯片と補強帯片とが紙おむつ外面に接着されているので、該両帯片の接着力によって起立点部に対する保持力が大きくなっている。又、該両帯片は、起立点部を両側から保持しているので、該起立点部に対する引っ張り方向が片寄っても(上下どちらから引っ張っても)、どちらかの帯片(引っ張り方向の反対側にある帯片)の保持力が強い状態で維持されるので、弱い側(剥離し易い側)の帯片が剥離するのを防止できる。
【0019】
又、第1帯片と第2帯片の連結部、及び第2帯片と第3帯片の連結部は、それぞれ粘着剤付着面同士を接着させているので、その各接着部は強固に接着されている。従って、この後処理テープを紙おむつ外面に接着させた状態で第3帯片及び第2帯片を直線状に強く伸展させても、第1〜第3の各帯片の接着部が不用意に剥離することがない。
【0020】
本願請求項2の発明
本願請求項2の発明は、上記請求項1の後処理テープにおいて、第2帯片の起立点部から第1帯片側の端部までの長さL1と、起立点部から補強帯片側の端部までの長さL2との関係を、2・L2≦L1≦3・L2に設定するとともに、補強帯片側の長さL2を15mm〜25mmの範囲に設定している。
【0021】
第2帯片の起立点部の両側に第1帯片と補強帯片(第2帯片からの延出部)とをそれぞれ延出した後処理テープにおいて、起立点部から補強帯片側の端部までの長さL2は、15mm〜25mm程度あれば十分に保持力(剥離抵抗力)があり、又、起立点部から第1帯片側の端部までの長さL1を上記長さL2(15mm〜25mm)の2倍以上で3倍以下の範囲に設定すると、該第1帯片上に重合させる第2帯片の長さを長くできて、該第2帯片と第3帯片の合計長さ(伸展長さ)を十分に確保できるとともに、全体が必要以上に長くならない。例えば、補強帯片側の長さL2が最小の15mmである場合、第1帯片側の最小長さL1が30mmとなり、その場合、第2帯片の長さを30mm、第3帯片の長さを45mm(L2の15mm+第2帯片長さの30mm)にそれぞれ設定できて、第2帯片と第3帯片の合計有効長さを75mmにできる。又、補強帯片側の長さL2が最大の25mmであると、第1帯片側の長さL1が最小で50mm、最大で75mmとなり、それに伴って第2帯片と第3帯片の合計長さが最小で125mm、最大で175mmとなる。尚、第2帯片と第3帯片の合計長さは、75mm〜175mmの範囲で実施可能であるが、好ましく75mm〜125mmである。
【0022】
ところで、この種の後処理テープを、紙おむつのウエスト側縁部寄り位置に取付ける際に、該ウエスト側縁部には幅30mm〜50mm程度のシャーリング部(伸縮部)があって、そこには後処理テープを接着できない。従って、この後処理テープをウエスト側縁部付近に取付ける場合には、少なくとも該シャーリング部の幅だけ下方に控えた位置に取付ける必要がある。他方、第2帯片及び第3帯片を伸展させたときの伸展帯片のウエスト側縁部からのはみ出し長さは、上記したように5mm〜120mmの範囲で実施可能である(その中でも、好ましくは35mm〜60mm)。そして、このような条件から、第2帯片及び第3帯片を伸展させたときの伸展長さ(第2帯片の起立点部から第3帯片の先端部までの長さ)は、75mm〜175mm(好ましくは75mm〜125mm)の範囲にするとよいが、本願請求項2の上記条件(2・L2≦L1≦3・L2及び長さL2=15mm〜25mm)で該各帯片の伸展長さを75mm〜175mmに収めることができる。
【0023】
本願請求項3の発明
本願請求項3の発明は、紙おむつの廃棄時に紙おむつを丸めた状態で保持するための後処理テープを取付けた後処理テープ付き紙おむつを対象にしている。
【0024】
そして、この請求項3の発明の後処理テープ付き紙おむつは、上記請求項1の後処理テープを用い、該後処理テープの第1帯片及び補強帯片(第2帯片からの延出部)を、紙おむつ外面のウエスト側縁部寄り位置において上下に向く姿勢で、それぞれ粘着剤により紙おむつ外面に接着させている。
【0025】
このように、後処理テープを予め紙おむつ外面に接着させておけば、紙おむつ使用後に直ちに第3帯片及び第2帯片を伸展させて使用できる。
【0026】
又、この請求項3で使用されている後処理テープは、第2帯片の起立点部の両側を第1帯片と補強帯片(第2帯片からの延出部)で紙おむつ外面に接着させているので、請求項1での説明と同様に、後処理テープを紙おむつ外面に対して強固に保持させることができる。
【0027】
さらに、この請求項3に使用されている後処理テープでも、第1帯片と第2帯片の連結部、及び第2帯片と第3帯片の連結部は、それぞれ粘着剤付着面同士を接着させているので、その各接着部は強固に接着されており、各帯片の伸展時に第1〜第3の各帯片の接着部が不用意に剥離することがない。
【0028】
本願請求項4の発明
本願請求項4の発明は、上記請求項3の後処理テープ付き紙おむつにおいて、後処理テープとして上記請求項2のものを使用している。
【0029】
即ち、この請求項4では、後処理テープとして、第2帯片の起立点部から第1帯片側の端部までの長さL1と、起立点部から補強帯片側の端部までの長さとの関係を、2・L2≦L1≦3・L2に設定する一方、起立点部から補強帯片側の端部までの長さ長さL2を15mm〜25mmの範囲にしたものを使用している。
【0030】
又、この後処理テープは、第3帯片と第2帯片とを直線状に伸展させたときの起立点部から第3帯片の先端部までの長さを、紙おむつに取付た後処理テープの前記起立点部の取付け位置からウエスト側縁部の端縁までの長さより5mm〜120mm(好ましくは35mm〜60mm)だけ長くなるように設定している。
【0031】
従って、この請求項4の後処理テープ付き紙おむつでは、請求項2の場合と同様に、補強帯片部分の接着範囲(長さL2=15mm〜25mm)が十分に確保でき、且つ第2帯片と第3帯片との合計伸展長さも十分に確保できる(例えば合計伸展長さが75mm〜175mmとなる)とともに、伸展帯片(第2帯片と第3帯片)におけるウエスト側縁部からはみ出す長さを十分に確保できる。
【発明の効果】
【0032】
本願の各発明には、それぞれ次のような効果がある。
【0033】
本願請求項1の発明の効果
本願請求項1の発明の紙おむつの後処理テープは、第1帯片と第2帯片と第3帯片とを順次Z状に連結し、第2帯片が第1帯片から起立する起立点部に該第1帯片の延出方向とは反対側に延出する所定長さの補強帯片(第2帯片からの延出部)を連続させ、さらに第1帯片と補強帯片に紙おむつ外面に接着させ得る粘着剤を付着させている。
【0034】
そして、この後処理テープは、使用済み紙おむつの廃棄時に紙おむつ外面に取付けて使用するが、第2帯片の起立点部の上下両側を第1帯片と補強帯片でそれぞれ紙おむつ外面に接着させることができる。従って、この後処理テープを使用すると、該両帯片の接着力によって起立点部に対する保持力を大きくでき、伸展帯片(第2帯片と第3帯片)を強く引っ張っても、紙おむつ外面への接着部分が剥がれにくくなるという効果がある。又、第1帯片と補強帯片を紙おむつ外面に接着させた状態では、各帯片で起立点部を上下両側から保持でき、伸展帯片を上下どちらから引っ張っても、引っ張り方向の反対側にある帯片の保持力が強い状態に維持されるので、弱い側の帯片が剥離作用を受けないという効果もある。
【0035】
又、第1〜第3の各帯片は、それぞれ片面全面に粘着剤を付着させたもので、その各帯片の粘着剤付着面同士を接合させると両帯片が強固に接着されるような接着力を有している。そして、第1帯片と第2帯片、及び第2帯片と第3帯片を、それぞれ粘着剤付着面同士で接着させているので、その各接着部は強固に接着されている。従って、この後処理テープでは、紙おむつ外面に接着させた状態で第3帯片及び第2帯片を直線状に強く伸展させても、第1〜第3の各帯片の接着部が不用意に剥離することがなく、各帯片を接着により連続させてなる後処理テープであっても強靭性を確保できるという効果がある。
【0036】
又、この後処理テープでは、不使用時には第1〜第3の各帯片がZ状に折畳まれて、各帯片の接合面は一方の粘着剤付着面と他方の粘着剤非付着面とが接合しているが、この接合部分は容易に剥離できる程度の接着力であるので、上記のように粘着剤付着面同士の接合により強固に接着し得るようにしたものであっても、各帯片を伸展させる作業がしにくくならない。
【0037】
本願請求項2の発明の効果
本願請求項2の発明では、上記請求項1の後処理テープにおいて、第2帯片の起立点部から第1帯片側の端部までの長さL1と、起立点部から補強帯片側の端部までの長さL2との関係を、2・L2≦L1≦3・L2に設定するとともに、補強帯片側の長さL2を15mm〜25mmの範囲に設定している。
【0038】
この請求項2の後処理テープでは、上記請求項1の効果に加えて、補強帯片部分の保持力を十分に確保できるとともに、使用時の伸展帯片(第2帯片と第3帯片)の長さを十分に確保できるという効果がある。
【0039】
本願請求項3の発明の効果
本願請求項3の発明の後処理テープ付き紙おむつは、上記請求項1の後処理テープを使用し、該後処理テープの第1帯片及び補強帯片を、紙おむつ外面のウエスト側縁部寄り位置において上下に向く姿勢で紙おむつ外面にそれぞれ粘着剤で接着させている。
【0040】
この請求項3の後処理テープ付き紙おむつに使用されている後処理テープは、第2帯片の起立点部を挟んでその両側を第1帯片と補強帯片(第2帯片からの延出部)で紙おむつ外面に接着させているので、請求項1での説明と同様に、後処理テープを紙おむつ外面に対して強固に保持させることができ、伸展帯片を強く引っ張っても紙おむつ外面への接着部分が剥がれにくくなるという効果がある。
【0041】
本願請求項4の発明の効果
本願請求項4の発明は、上記請求項3の後処理テープ付き紙おむつにおいて、後処理テープとして上記請求項2のものを使用し、さらに該後処理テープは、第3帯片と第2帯片とを直線状に伸展させたときの起立点部から第3帯片の先端部までの長さを、紙おむつに取付た後処理テープの前記起立点部の取付け位置からウエスト側縁部の端縁までの長さより5mm〜120mm(好ましくは35mm〜60mm)だけ長くなるように設定している。
【0042】
従って、この請求項4の後処理テープ付き紙おむつでは、上記請求項3の効果に加えて、請求項2の場合と同様に補強帯片部分の接着範囲(長さL2=15mm〜25mm)を十分に確保でき、且つ第2帯片と第3帯片との合計伸展長さも十分に確保できる(例えば合計伸展長さが75mm〜175mmとなる)とともに、伸展帯片(第2帯片と第3帯片)におけるウエスト側縁部からはみ出す長さを十分に確保できるという効果がある。
【発明の実施の形態】
【0043】
図1〜図7を参照して本願実施形態を説明すると、図3及び図4には本願第1実施形態の後処理テープを示し、図5〜図7には図3及び図4の後処理テープを用いた紙おむつの実施形態(第2実施形態)を示している。尚、本願の各実施形態の後処理テープYは、図1に示すように、紙おむつ50の外面51におけるウエスト側縁部52に近い位置に上下方向に向けて取付けられ、図2に示すように使用済み紙おむつ50を丸めた状態で保持するのに使用される。
【0044】
以下の説明で採用している各寸法は、それぞれ一例であって、本願はこれらの寸法に拘束されるものでなく、本願の要旨を変更しない範囲で適宜に設計変更できる。又、図4〜図7の各実施形態において、各材料片(1〜6)は、実際にはフイルム状の極薄テープであるが、理解し易くするためにかなりの厚さに表示している。
【0045】
第1実施形態
図3及び図4に示す第1実施形態の後処理テープYは、基部側となる第1帯片1と、中間部側となる第2帯片2と、先部側となる第3帯片3と、ツマミ片5と、剥離シート6とを基本部材として構成されている。尚、他の実施形態では、剥離シート6を省略する場合がある。又、この第1実施形態では、第2帯片2に後述する補強帯片4を一体に形成している。
【0046】
第1〜第3の各帯片1,2,3は、例えばビニール製の粘着テープをそれぞれ所定長さづつ裁断したものを使用している。各帯片1,2,3の幅は15mm程度である。この第1〜第3の各帯片1,2,3には、それぞれ片面全面に粘着剤11,12,13が付着している。そして、この各帯片1,2,3は、粘着剤付着面同士を接着させると両者が強固に接着されるが、粘着剤付着面を粘着剤非付着面に接着させたときには、ある程度の保持力を有するものの比較的容易に剥離できる程度の接着力しかないものである。
【0047】
第1帯片1の材料長さは約54mmであり、該第1帯片1の左側端部には、粘着剤11の付着面が外側になる状態で所定小長さ(例えば8mm程度)だけ上側に折り返した折返し部1bが形成されている。尚、この折返し部1bの上面にも粘着剤11が付着している。
【0048】
第2帯片2の材料長さは約66mmであり、該第2帯片2の右側端部には、粘着剤12の付着面が外側になる状態で所定小長さ(例えば10mm程度)だけ上側に折り返した折返し部2bが形成されている。この折返し部2bの上面にも粘着剤12が付着している。尚、図3及び図4には、第2帯片2の中間部(第1帯片1との連結部)に作図上、段差部を表示しているが、実際には第1帯片1は極薄なので、第2帯片2は全体としてフラットな形状となる。
【0049】
第3帯片3の材料長さ約54mmである。又、ツマミ片5の材料長さは約9mmである。尚、このツマミ片5は、他の帯片1,2,3と識別できるように異色のものを採用するとよい。
【0050】
第1帯片1の左端部(折返し部1b)は、第2帯片2の左寄り中間部の下面に連結されている。即ち、第1帯片1と第2帯片2は、第1帯片1の左端部の折返し部1bの範囲を第2帯片2の左寄り中間部下面に粘着剤11,12同士で接着させることで強固に連結している。そして、第2帯片2は、第1帯片1に対して連結部で屈伸可能となっている。尚、第2帯片2の第1帯片1に対する屈伸点が第2帯片2の起立点部Pとなる。
【0051】
この起立点部Pの左側(第1帯片1とは反対側)には、補強帯片4が連続している。この補強帯片4は、第2帯片2を延長させて形成している。
【0052】
図4において、起立点部Pから第1帯片1の端部1aまでの長さL1は46mmであり、起立点部Pから補強帯片4の端部4aまでの長さL2は16mmである。尚、この各長さ(L1=46mm,L2=16mm)は、本願請求項2及び4に記載した式「2・L2≦L1≦3・L2」に当てはまるものである。
【0053】
第2帯片2の右端部(折返し部2b)には、その上面側に第3帯片3の右端部が連結されている。この連結部も、各帯片2,3の粘着剤12,13同士が接着されているので、強固に連結している。そして、第3帯片3は、第2帯片2に対して連結部で屈伸可能となっている。
【0054】
第3帯片3の左端部には、その下面側にツマミ片5が接着されている。このツマミ片5も第3帯片3に対して強固に接着されている。
【0055】
第1帯片1の下面及び補強帯片4の下面には、それぞれ粘着剤11,14が付着している。そして、この実施形態では、第1帯片1の下面及び補強帯片4の下面(各粘着剤付着面)は、一連の剥離シート6で被覆している。
【0056】
尚、図4において、第1帯片1と第2帯片2との間、及び第2帯片2と第3帯片3との間は、作図上わかり易くするためにそれぞれ間隔をあけた状態で表示しているが、実際には各帯片1,2,3の折畳み状態では、第2帯片2は第1帯片1に第2帯片2側の粘着剤12で接着されており、第3帯片3は第2帯片2に第3帯片3側の粘着剤13で接着されているので、第2帯片2又は第3帯片3がビラビラすることはない。
【0057】
図3及び図4に示す第1実施形態の後処理テープYは、使用時に剥離シート6を剥がし(符号6′)、ツマミ片5を摘まんで第3帯片3及び第2帯片2をそれぞれ鎖線図示(符号3′,2′)するように伸展させることができる。そして、この第1実施形態の後処理テープYでは、第3帯片3と第2帯片2とを直線状に伸展させたときには、その伸展帯片の長さ(起立点部Pから第3帯片3の先端3aまでの長さ)が94mm程度となる。
【0058】
第2実施形態
図5〜図7に示す第2実施形態は、第1実施形態(図3及び図4)の後処理テープYを図1の紙おむつ50に用いた後処理テープ付き紙おむつである。尚、図5は、図1のV−V断面相当図である。
【0059】
そして、図5に示す第2実施形態の後処理テープ付き紙おむつでは、後処理テープY(剥離シート6を剥がしたもの)を上下方向に向けて紙おむつ外面51におけるウエスト側縁部52寄り位置に取付けている。この後処理テープYの取付状態では、補強帯片4及び第1帯片1の各粘着剤付着面(符号11,14)がそれぞれ紙おむつ外面51に接着しており、しかも該補強帯片4と第1帯片1とが第2帯片2の起立点部Pを挟んで上下に位置している。
【0060】
ところで、図1及び図5〜図7に示すパンツ型の紙おむつ50では、ウエスト側縁部52に幅M1(M1=30mm程度)のシャーリング部(伸縮部)53があって、そこには後処理テープYの補強帯片4及び第1帯片1を接着できない。従って、この後処理テープをウエスト側縁部52寄り位置に取付ける場合には、少なくとも該シャーリング部53の幅M1だけ下方に控えた位置に取付ける必要がある。そして、図5〜図7の第2実施形態では、後処理テープYの上端(補強帯片4の端部4a)をウエスト側縁部52から長さM2(M2=40mm程度)だけ下方に控えて取付けている。又、この状態では、ウエスト側縁部52から第2帯片2の起立点部Pまでの長さM3が56mm程度になる。
【0061】
他方、後処理テープYの第2帯片2と第3帯片3は、図7に示すように直線状に伸展させた状態で、その伸展帯片の長さL5(図7のL3+L4)が94mm程度になる。従って、この第2実施形態の後処理テープ付き紙おむつでは、第2帯片2及び第3帯片3を直線状に伸展させたときの伸展帯片の長さL5(94mm)が、ウエスト側縁部52から第2帯片2の起立点部Pまでの長さM3(56mm)より38mm程度長くなる。この長さL5(94mm)と長さM3(56mm)の差(38mm)は、図2に示すように丸めた紙おむつを保持するのときのウエスト側縁部52からのはみ出し長さとなる(接着代となる)。尚、この伸展帯片のウエスト側縁部52からのはみ出し長さ(38mm)は、請求項4に記載の好ましい範囲「35mm〜60mm」に当てはまるものである。
【0062】
この第2実施形態の後処理テープ付き紙おむつでは、第2帯片2の起立点部Pの上下各側に補強帯片4と第1帯片1とがそれぞれ粘着剤14,11により紙おむつ外面51に接着されている。
【0063】
そして、使用済み紙おむつ(図1)を廃棄するときには、図2に示すように該紙おむつ50を股部側から丸め込み、ツマミ片5を摘まんで第3帯片3及び第2帯片2を順次剥離させて直線状に伸展させ、その状態で第3帯片3の粘着剤付着面をウエスト側縁部52を超えた位置の紙おむつ外面51に接着させる。
【0064】
ところで、第3帯片3及び第2帯片2の伸展作業時、及び該伸展帯片で紙おむつ外面の接着部分を引き寄せる(紙おむつを締め付ける)作業時等には、第2帯片2の起立点部Pにかなりの引っ張り力が集中するが、該起立点部Pは、その上下において補強帯片4と第1帯片1とが紙おむつ外面51に接着されているので、該両帯片1,4の接着力によって起立点部Pに対する保持力が大きくなっている。又、該両帯片1,4は、起立点部Pを両側から保持しているので、該起立点部Pに対する引っ張り方向が片寄っても(上下どちらから引っ張っても)、どちらかの帯片(引っ張り方向の反対側にある帯片)の保持力が強い状態で維持されるので、弱い側の帯片が剥離作用を受けないという機能を有する。
【0065】
又、この後処理テープYでは、第2帯片2の起立点部Pから第1帯片1側の端部1aまでの長さL1と、起立点部Pから補強帯片4側の端部4aまでの長さL2との関係を、2・L2≦L1≦3・L2に設定するとともに、補強帯片4側の長さL2を15mm〜25mmの範囲に設定しているが、このようにすると、補強帯片4部分の保持力を十分に確保できると同時に、使用時の伸展帯片の長さL5(第2帯片2と第3帯片3の合計有効長さ)を十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】 本願が対象にしている後処理テープ付き紙おむつの正面図である。
【図2】 図1の紙おむつの廃棄時の説明図である。
【図3】 本願第1実施形態の後処理テープの斜視図である。
【図4】 図3のIV−IV断面図である。
【図5】 本願第2実施形態の後処理テープ付き紙おむつの一部拡大断面図(図1のV−V相当の拡大断面図)である。
【図6】 図5の分解説明図である。
【図7】 図5からの状態変化図である。
【符号の説明】
【0067】
1は第1帯片、1aは端部、2は第2帯片、3は第3帯片、4は補強帯片、4aは端部、5はツマミ片、6は剥離シート、11〜14は粘着剤、50は紙おむつ、51は紙おむつ外面、52はウエスト側縁部、Yは後処理テープ、Pは起立点部である。

Claims (4)

  1. 紙おむつ(50)の廃棄時に紙おむつを丸めた状態で保持するための後処理テープ(Y)であって、
    基部側となる第1帯片(1)と中間部側となる第2帯片(2)と先部側となる第3帯片(3)とを有し、
    前記第1帯片(1)と前記第2帯片(2)と前記第3帯片(3)は、それぞれ個別に裁断され且つそれぞれ片面全面に粘着剤(11,12,13,14)を付着させたもので、前記粘着剤付着面同士を接合させると両帯片が強固に接着される一方で該粘着剤付着面と粘着剤非付着面を接合させると両帯片がある程度の保持力をもって接着されるものの比較的容易に剥離できる程度の接着力を有したものであり、
    前記第1帯片(1)の一端部の粘着剤付着面と前記第2帯片(2)の一端寄り中間部の粘着剤付着面とを接着させ、前記第2帯片(2)の他端部の粘着剤付着面と前記第3帯片(3)の一端部の粘着剤付着面とを接着させて、前記第1帯片(1)と第2帯片(2)と第3帯片(3)とを順次屈伸可能なる状態でZ状に連結し、
    前記第2帯片(2)が前記第1帯片(1)から起立する起立点部(P)に、該第1帯片(1)の延出方向とは反対側に延出する所定長さの補強帯片(4)を前記第2帯片(2)から一体に延出させ、
    前記第1帯片(1)と前記補強帯片(4)における第3帯片側とは反対面の各面と前記第3帯片(3)における第2帯片に対面する面に、それぞれ各帯片(1,4,3)を紙おむつ外面に接着させる粘着剤付着面を位置させている、
    ことを特徴とする紙おむつの後処理テープ。
  2. 請求項1において、
    第2帯片(2)の起立点部(P)から第1帯片(1)側の端部(1a)までの長さ(L1)と、前記起立点部(P)から補強帯片(4)側の端部(4a)までの長さ(L2)との関係を、2・L2≦L1≦3・L2に設定するとともに、前記長さ(L2)を15mm〜25mmの範囲に設定している、
    ことを特徴とする紙おむつの後処理テープ。
  3. 紙おむつ(50)の廃棄時に紙おむつを丸めた状態で保持するための後処理テープ(Y)を取付けた後処理テープ付き紙おむつであって、
    前記後処理テープ(Y)は、基部側となる第1帯片(1)と中間部側となる第2帯片(2)と先部側となる第3帯片(3)とを有し、さらに前記第1帯片(1)と前記第2帯片(2)と前記第3帯片(3)は、それぞれ個別に裁断され且つそれぞれ片面全面に粘着剤(11,12,13,14)を付着させたもので、前記粘着剤付着面同士を接合させると両帯片が強固に接着される一方で該粘着剤付着面と粘着剤非付着面を接合させると両帯片がある程度の保持力をもって接着されるものの比較的容易に剥離できる程度の接着力を有したものであり、しかも前記第1帯片(1)の一端部の粘着剤付着面と前記第2帯片(2)の一端寄り中間部の粘着剤付着面とを接着させ、前記第2帯片(2)の他端部の粘着剤付着面と前記第3帯片(3)の一端部の粘着剤付着面に接着させて、前記第1帯片(1)と第2帯片(2)と第3帯片(3)とを順次屈伸可能なる状態でZ状に連結し、前記第2帯片(2)が前記第1帯片(1)から起立する起立点部(P)に該第1帯片(1)の延出方向とは反対側に延出する所定長さの補強帯片(4)を前記第2帯片(2)から一体に延出させたものを使用し、
    前記後処理テープ(Y)の第1帯片(1)及び補強帯片(4)を、紙おむつ外面(51)のウエスト側縁部(52)寄り位置において上下に向く姿勢で紙おむつ外面(51)にそれぞれ粘着剤(11,14)で接着させている、
    ことを特徴とする後処理テープ付き紙おむつ。
  4. 請求項3において、
    第2帯片(2)の起立点部(P)から第1帯片(1)側の端部(1a)までの長さ(L1)と、前記起立点部(P)から補強帯片(4)側の端部(4a)までの長さ(L2)との関係を、2・L2≦L1≦3・L2に設定する一方、
    前記起立点部(P)から補強帯片(4)側の端部(4a)までの長さ(L2)を15mm〜25mmの範囲に設定しているとともに、
    後処理テープ(Y)は、第3帯片(3)と第2帯片(2)とを直線状に伸展させたときの起立点部(P)から第3帯片(3)の先端(3a)までの伸展長さ(L5)を、紙おむつに取付た後処理テープ(Y)の起立点部(P)の取付け位置からウエスト側縁部(52)までの長さ(M3)より5mm〜120mmだけ長くなるように設定している、
    ことを特徴とする後処理テープ付き紙おむつ。
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