JP4059162B2 - 蓄熱装置を備えた内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄熱装置を備えた内燃機関に関する。
一般に、自動車等の車両に搭載される内燃機関にとって、燃焼室周辺の温度が所定温度に達していない状態(冷間状態)での機関運転は、燃焼室に供給される燃料が十分に霧化されないこと等の不具合を生じさせ、排気特性(エミッション)や燃費性能を悪化させてしまう場合がある。
そこで、内燃機関が運転中に発する熱を蓄えておき、蓄えた熱を冷間状態にある機関に供給して内燃機関の温度を上昇させる蓄熱装置を備えた内燃機関が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このような従来の蓄熱装置においては、蓄熱装置内の高温の熱媒体が内燃機関に到達した後も、冷却水の循環が継続されるため、蓄熱装置から内燃機関に到達した高温の冷却水が内燃機関から排出されるとともに、元々内燃機関内に滞留していた低温の冷却水が蓄熱装置を通過して再び内燃機関に流入することとなり、内燃機関の昇温が妨げられることが想定される。
そこで、蓄熱装置内の高温の熱媒体が内燃機関に到達した後は、蓄熱装置と内燃機関との間での冷却水の循環を止めて、元々内燃機関内に滞留していた低温の冷却水が蓄熱装置から再び内燃機関に流入させないようにする技術が提案されている。
特開平6−185359号公報 特開2002−122061号公報
上記のような従来技術の場合には、内燃機関が始動される場合においても、蓄熱装置と内燃機関との間での冷却水の循環は止められた状態としており、以下のような問題が生じる場合がある。
すなわち、蓄熱装置から内燃機関へ熱媒体の供給が行われずに内燃機関が始動するような場合や、熱媒体の供給が途中で中止されて内燃機関が始動するような場合においても、蓄熱装置と内燃機関との間での冷却水の循環が止められていると、蓄熱装置に蓄えられた高温の冷却水が内燃機関に供給されることはなく、蓄熱装置に蓄えられた高温の冷却水を有効に利用することができない。
本発明は、上記したような事情に鑑みてなされたものであり、蓄熱装置に蓄えられた高温の熱媒体を有効に利用することができる蓄熱装置を備えた内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にあっては、内燃機関の始動に先立って行われる内燃機関への熱媒体の供給が実施されていない、または、完了していない場合に、内燃機関が始動した場合、閉鎖されている前記蓄熱装置と内燃機関との間の循環回路を所定時間開放させることを要旨とするものである。
ここで、内燃機関の始動に先立って行われる内燃機関への熱媒体の供給(以下、予熱制御(プレヒート)という場合もある)が実施されていない場合に内燃機関が始動する場合とは、例えば、内燃機関の始動に先立つ特定の動作(トリガー)が生じることなく、内燃機関が始動されてしまう場合である。これは、特に運転者等の行為に起因する人為的な事象を予熱制御のトリガーとする場合に起こり得る。例えば、運転席側ドアの開放動作が予熱制御のトリガーとして設定されている場合に、運転席側ドア以外のドアから乗車して内燃機関を始動させても、予熱制御が実行されることはない。
また、予熱制御が完了していない場合に内燃機関が始動する場合とは、予熱制御が行われている途中(予熱制御が完全に終了していない状態)で該予熱制御を終了(中止)して内燃機関が始動される場合を示すものである。そして、予熱制御が行われている途中で、内燃機関が始動される場合とは、例えば、予熱制御実行中に、バッテリの電圧が所定電圧よりも低くなった場合である。予熱制御時においては電動式の熱媒体供給手段(例えば、電動ウォーターポンプ)を作動させるため、熱媒体供給手段の作動によりバッテリ電圧が低下して内燃機関の始動が困難となる可能性があるような場合には、予熱制御を途中で終了させて内燃機関を始動させる。
また、予熱制御実行中に、運転者が内燃機関を始動させる動作を行った場合、例えば、イグニッションスイッチをオンとした場合でも、予熱制御を途中で終了させて内燃機関が始動する。
また、内燃機関が、他の駆動手段(例えば、電動式モータ)が付設されて内燃機関と他の駆動手段との協働により駆動力を発生する、いわゆるハイブリッドエンジンである場合においては、予熱制御実行中に、アクセルペダルが所定以上に踏み込まれた場合に内燃機関が始動される場合がある。これは、予熱制御実行中にアクセルペダルが所定以上に踏み込まれた場合、他の駆動手段により得られるトルクだけでは十分でなく、内燃機関によるトルクが必要とされるためである。
このような、予熱制御が完了することなく内燃機関が始動される場合には、蓄熱装置内に蓄熱された高温の熱媒体の内燃機関への供給は完全には行われない(全く行われない、または、途中で終了してしまう)。そこで、本発明では、閉鎖されている蓄熱装置と内燃機関との間の循環回路を所定時間開放させるものである。
本発明は、具体的には、
熱媒体が持つ熱を蓄熱する蓄熱装置と、
前記蓄熱装置と内燃機関との間で熱媒体を循環させる循環回路と、
前記蓄熱装置内の熱媒体を前記循環回路を通して内燃機関に供給する熱媒体供給手段と、内燃機関の始動に先立って、前記熱媒体供給手段により前記蓄熱装置内の熱媒体を内燃機関に供給させる熱媒体供給実行手段と、
内燃機関の始動時に、前記循環回路を閉鎖して前記蓄熱装置と内燃機関との熱媒体の循環を停止させる循環回路開閉手段と、
を有する蓄熱装置を備えた内燃機関において、
内燃機関が始動した場合に、前記熱媒体供給実行手段により内燃機関への熱媒体の供給が行われたか否か、行われていれば完了したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が行われていない、または、完了していないと判定された場合に、閉鎖されている前記循環回路を前記循環回路開閉手段により所定時間開放させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
あるいは、
熱媒体が持つ熱を蓄熱する蓄熱装置と、
前記蓄熱装置と内燃機関との間で熱媒体を循環させる循環回路と、
前記蓄熱装置内の熱媒体を前記循環回路を通して内燃機関に供給する熱媒体供給手段と、内燃機関の始動に先立って、運転者等の行為に起因する人為的な事象をトリガーとして、前記熱媒体供給手段により前記蓄熱装置内の熱媒体を内燃機関に供給させる熱媒体供給実行手段と、
内燃機関の始動時に、前記循環回路を閉鎖して前記蓄熱装置と内燃機関との熱媒体の循環を停止させる循環回路開閉手段と、
を有する蓄熱装置を備えた内燃機関において、
内燃機関が始動した場合に、前記トリガーが生じて前記熱媒体供給実行手段により内燃機関への熱媒体の供給が行われたか否か、行われていれば前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が途中で終了して内燃機関が始動したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記トリガーが生じることなく内燃機関が始動して前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が行われていない、または、前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が途中で終了して内燃機関が始動したと判定された場合に、閉鎖されている前記循環回路を前記循環回路開閉手段により所定時間開放させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
このように構成することにより、内燃機関への熱媒体の供給が行われていない、または、完了していない場合に内燃機関が始動した場合に、閉鎖されている蓄熱装置と内燃機関との間の循環回路を所定時間開放させて、蓄熱装置に蓄熱されている熱媒体を内燃機関に供給することができる。したがって、蓄熱装置に蓄熱された熱媒体を有効に利用(活用)することが可能となる。
上記の構成において、
前記熱媒体供給手段は、前記循環回路内の熱媒体を圧送する手段であり、
内燃機関の動作に連動し、内燃機関内部に設けられ前記循環回路に連通する熱媒体の流路内の熱媒体を圧送する圧送手段をさらに備え、
前記循環回路において、前記熱媒体供給手段により圧送される熱媒体が流れる方向は、前記圧送手段により圧送される熱媒体が流れる方向と逆方向となることも好ましい。
このように、循環回路において、熱媒体供給手段により圧送される熱媒体が流れる方向と、圧送手段により圧送される熱媒体が流れる方向とが逆方向となるように構成することにより、循環回路を構成する構成部品の簡素化(部品点数の低減化)を図る場合がある。このような場合には、内燃機関が始動されると、熱媒体供給手段は停止状態とされるので、閉鎖されている循環回路を循環回路開閉手段により開放することにより、圧送手段により生じる熱媒体の流れによって、蓄熱装置内の熱媒体を内燃機関に供給することができる。
本発明によれば、蓄熱装置に蓄えられた高温の熱媒体を有効に利用することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る内燃機関について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態に係る内燃機関とその冷却水循環系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、軽油を燃料とする圧縮着火式の内燃機関(ディーゼル機関)又はガソリンを燃料とする火花点火式の内燃機関(ガソリン機関)であり、自動車に搭載される機関である。
内燃機関1には、本実施の形態に係る熱媒体としての冷却水を流通させるためのエンジン冷却水路2が形成さている。エンジン冷却水路2の一端は冷却水通路3(3a、3b、3c、3d)の一端と接続されている。エンジン冷却水路2の他端は、内燃機関1の機関出力軸(クランクシャフト)の回転トルクを駆動源とする機械式ウォーターポンプ9の吐出口に接続されている。機械式ウォーターポンプ9の吸込口は冷却水通路3の他端と接続されている。ここで、機械式ウォーターポンプ9は、本実施の形態に係る圧送手段を構成している。
冷却水通路3の途中には、車室内暖房用のヒータコア6が配置されている。冷却水通路3において、エンジン冷却水路2との接続部とヒータコア6との間に位置する部位には第1バイパス水路4aが接続されている。第1バイパス水路4aは、蓄熱容器5の第1冷却水出入口5aに接続されている。
一方、冷却水通路3において、機械式ウォーターポンプ9の吸込口とヒータコア6との間に位置する部位には第2バイパス水路4bが接続されている。第2バイパス水路4bは、蓄熱容器5の第2冷却水出入口5bに接続されている。また、第2バイパス水路4bの途中には電動ウォーターポンプ8が設置されている。ここで、電動ウォーターポンプ8は、本実施の形態に係る熱媒体供給手段を構成している。
蓄熱容器5は、本実施の形態に係る蓄熱装置を構成するもので、冷却水が持つ熱を蓄熱しつつ冷却水を貯留する容器であり、第1冷却水出入口5aまたは第2冷却水出入口5bから新規の冷却水が流入すると、それと入れ代わりにこの蓄熱容器5内に貯留されている冷却水を第2冷却水出入口5bまたは第1冷却水出入口5aから排出するよう構成されている。
電動ウォーターポンプ8は、バッテリ30を駆動源とするウォーターポンプであり、冷却水を蓄熱容器5の第2冷却水出入口5bの方へ圧送する。
第1バイパス水路4aにおける蓄熱容器5の第1冷却水出入口5aの近傍には、この第1バイパス水路4a内を流れ蓄熱容器5内に出入する冷却水の温度に対応した電気信号を出力する第1水温センサ10が設けられている。また、エンジン冷却水路2には、このエンジン冷却水路2内を流れる冷却水の温度に対応した電気信号を出力する第2水温センサ11が設けられている。
ここで、冷却水通路3においては、説明の便宜上、第1バイパス水路4aとの接続部とエンジン冷却水路2との間の部位を第1冷却水通路3aと称し、第1バイパス水路4aとの接続部とヒータコア6との間の部位を第2冷却水通路3bと称する。また、冷却水通路3において、第2バイパス水路4bとの接続部とヒータコア6との間の部位を第3冷却水通路3cと称し、第2バイパス水路4bとの接続部と機械式ウォーターポンプ9との間の部位を第4冷却水通路3dと称する。
第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dと第2バイパス水路4bとの接続部には三方弁7が設けられている。この三方弁7は、本実施の形態に係る循環回路開閉手段を構成するもので、第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dと第2バイパス水路4bとのうちいずれか一つを遮断、もしくは全ての通路(流路)を開通することができるように構成されている。三方弁7は、例えば、ステップモータ等からなるアクチュエータによって駆動されるようになっている。
また、三方弁7には、この三方弁7による遮断位置(もしくは開通位置)に対応した電気信号を出力するポジションセンサ12が設置されている。
このように構成された冷却水循環系には、当該冷却水循環系における冷却水の循環を制御するための電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)20が併設されている。このECU20は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、入力ポート、出力ポート、A/Dコンバータ等から構成される算術論理演算回路であり、本実施の形態に係る熱媒体供給実行手段、判定手段及び制御手段を構成している。
ECU20には、前述した第1水温センサ10や、第2水温センサ11、ポジションセンサ12などが電気的に接続され、それらの出力信号がECU20へ入力されるようになっている。
更に、ECU20は、バッテリ30や、電動ウォーターポンプ8、三方弁7と電気的に接続され、ECU20が、バッテリ30からの電動ウォーターポンプ8への電力供給や三方弁7を制御している。そして、ECU20は、これらを制御することで当該冷却水循環系における冷却水の循環回路を切り換えている。
次に、本実施の形態に係る冷却水循環系での冷却水の循環について説明する。冷却水の
循環(挙動)は、基本的には、ECU20により制御される三方弁7や、機械式ウォーターポンプ9や、電動ウォーターポンプ8の動作によって制御される。
まず、内燃機関1の予熱制御(プレヒート)時の冷却水の循環について説明する。図2は、内燃機関1の予熱制御時の冷却水の循環回路を示す図である。図2における一点鎖線の矢印は冷却水の流れを示す。なお、ここでは、予め蓄熱容器5内に高温の冷却水が貯蔵されているものとする。
ECU20は、内燃機関1の始動に先立つ特定の動作(トリガー)を検出することにより、プレヒートを実行する。ここで、トリガーとしては、ある程度必然性のある事象であれば、運転者等の行為に起因する人為的なものであっても、人為的なものでなくてもよい。
ECU20は、トリガーを検出すると、予熱制御を実行すべく、第3冷却水通路3cを遮断し、且つ、第2バイパス水路4bと第4冷却水通路3dとを連通させるべく三方弁7を制御する。尚、この三方弁7の制御はエンジン停止時に制御してもよい。さらに、ECU20は、バッテリ30から電力を供給し電動ウォーターポンプ8を作動させる。
この場合、機械式ウォーターポンプ9が作動せずに電動ウォーターポンプ8のみが作動するため、電動ウォーターポンプ8によって冷却水が圧送されて、図2において一点鎖線の矢印で示すような循環回路が形成される。すなわち、電動ウォーターポンプ8→第2冷却水出入口5b→蓄熱容器5→第1冷却水出入口5a→第1バイパス水路4a→第1冷却水通路3a→エンジン冷却水路2→機械式ウォーターポンプ9→第4冷却水通路3d→三方弁7→第2バイパス水路4b→電動ウォーターポンプ8の順に冷却水が循環する循環回路が形成される。
このような循環回路が成立すると、電動ウォーターポンプ8によって圧送された冷却水が第2冷却水出入口5bを介して蓄熱容器5内に流入し、それと入れ代わりに蓄熱容器5内に貯蔵されていた高温の冷却水が蓄熱容器5から排出される。蓄熱容器5から排出された高温の冷却水は、第1冷却水出入口5a、第1バイパス水路4a及び第1冷却水通路3aを介して、内燃機関1内のエンジン冷却水路2に流入する。
このように、蓄熱容器5に貯蔵されていた高温の冷却水がエンジン冷却水路2へ流入すると、それと入れ代わりに、エンジン冷却水路2に滞留していた低温の冷却水がエンジン冷却水路2から第4冷却水通路3dへ押し出されることになる。
この結果、内燃機関1では、蓄熱容器5から供給された高温の冷却水の熱がエンジン冷却水路2の壁面へ伝達され、それにより内燃機関1が予熱される。
ところで、蓄熱容器5から排出された高温の冷却水がエンジン冷却水路2に行き渡った後も冷却水の循環が継続されると、蓄熱容器5からエンジン冷却水路2に流入した高温の冷却水がエンジン冷却水路2から流出してしまう上、エンジン冷却水路2から流出した低温の冷却水が再びエンジン冷却水路2に流入してしまうため、高温の冷却水から内燃機関1へ伝達された熱が再び低温の冷却水に奪われ、内燃機関1の予熱が妨げられることになる。
このため、蓄熱容器5に貯蔵されていた高温の冷却水がエンジン冷却水路2に充満するとともに、エンジン冷却水路2に滞留していた低温の冷却水がエンジン冷却水路2から流出した時点で、蓄熱容器5に貯蔵されていた冷却水がエンジン冷却水路2へ流入しないように、ECU20が、三方弁7を制御するとともに、電動ウォーターポンプ8の作動を停
止させるようにしている。
蓄熱容器5に貯蔵されていた高温の冷却水がエンジン冷却水路2に充満したことを判定する方法としては、(1)電動ウォーターポンプ8の作動が開始された時点から蓄熱容器5内の高温の冷却水がエンジン冷却水路2の全体に行き渡るまでの時間(以下、冷却水到達時間と称する)を予め実験的に求めておき、電動ウォーターポンプ8の作動が開始された時点からの経過時間が前記冷却水到達時間以上となった時にエンジン冷却水路2に高温の冷却水が充満したと判定する方法、(2)エンジン冷却水路2内を流れる冷却水の温度に対応した電気信号を出力する第2水温センサ11の出力信号値が所定温度以上となった時に、エンジン冷却水路2に高温の冷却水が充満したと判定する方法、(3)内燃機関1において、シリンダヘッドやシリンダブロックに、それらの温度に対応した温度センサを取り付け、その温度センサの出力信号値が所定温度以上となった時にエンジン冷却水路2に温水が充満したと判定する方法、等を例示することができる。
上記したような方法により蓄熱容器5に貯蔵されていた高温の冷却水がエンジン冷却水路2に充満したと判定すると、ECU20は、第2バイパス水路4bを遮断し、且つ、第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dとを連通させるべく三方弁7を制御するとともに、電動ウォーターポンプ8の作動を停止させる。
この場合の三方弁7の制御について以下に説明する。
スターターモータの作動により内燃機関1がクランキングされると、内燃機関1のクランクシャフトの回転トルクによって機械式ウォーターポンプ9が作動することとなる。そして、機械式ウォーターポンプ9の作動により、機械式ウォーターポンプ9→エンジン冷却水路2→第1冷却水通路3aの順で冷却水が流れるが、三方弁7が予熱制御時の状態を維持した場合、すなわち、第3冷却水通路3cの遮断状態を継続させた場合、第1冷却水通路3aから第1バイパス水路4a及び第1冷却水出入口5aを通って蓄熱容器5に冷却水が流れるようになってしまう。このため、エンジン冷却水路2から流出した低温の冷却水が蓄熱容器5を介して再びエンジン冷却水路2に流入してしまい、高温の冷却水から内燃機関1へ伝達された熱が再び冷却水に奪われ、内燃機関1の予熱が妨げられることになる。
したがって、内燃機関1の始動時には、第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dとを連通させ、第2バイパス水路4bを遮断状態とさせるべく三方弁7が制御される。
次に、内燃機関1が運転状態にある場合について説明する。図3は、内燃機関1が運転状態にある場合の冷却水の循環回路を示す図である。図3における一点鎖線の矢印は冷却水の流れを示す。
内燃機関1が運転状態にあるときには、ECU20は、第2バイパス水路4bを遮断し、且つ、第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dとを連通させるべく三方弁7を制御するとともに、電動ウォーターポンプ8を停止状態に維持する。
この場合、内燃機関1の作動に連動して機械式ウォーターポンプ9が作動し、機械式ウォーターポンプ9によって冷却水は圧送される。
このため、図3に示すように、機械式ウォーターポンプ9→エンジン冷却水路2→第1冷却水通路3a→第2冷却水通路3b→ヒータコア6→第3冷却水通路3c→三方弁7→第4冷却水通路3d→機械式ウォーターポンプ9の順で冷却水が流れる循環回路が成立する。すなわち、内燃機関1とヒータコア6とを経由する循環回路が成立する。
このような循環回路により、エンジン冷却水路2を流通する冷却水は、内燃機関1によって加熱されるため温度が上昇し、その熱量によってヒータコア6を昇温させることができる。
次に、内燃機関1の運転中において、蓄熱容器5内に高温の冷却水を回収する場合について説明する。図4は、内燃機関1の運転中に高温の冷却水を蓄熱容器5に回収するときの冷却水の循環回路を示す図である。図4における一点鎖線の矢印は冷却水の流れを示す。
内燃機関1が運転状態にあるときには、上述したように、第2バイパス水路4bが遮断され、且つ、第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dとが連通されている。また、電動ウォーターポンプ8は停止状態に維持され、機械式ウォーターポンプ9は作動している。このようにして、内燃機関1の運転中、冷却水はエンジン冷却水路2と冷却水通路3とを循環しつつ内燃機関1によって加熱されている。
そして、第2水温センサ11によって検出される、エンジン冷却水路2内を流れる冷却水の温度が所定温度以上となった場合、ECU20は、第3冷却水通路3cおよび第4冷却水通路3dと第2バイパス水路4bとを連通させるべく、三方弁7を制御する。なお、内燃機関1の運転中においては、通常は電動ウォーターポンプ8を作動させることはない。
この場合、内燃機関1から流出した高温の冷却水は、機械式ウォーターポンプ9→エンジン冷却水路2→第1冷却水通路3a→第1バイパス水路4a→第1冷却水出入口5a→蓄熱容器5の順で流れることにより、蓄熱容器5に貯蔵されることになる。
このような循環回路を構成することにより、エンジン冷却水路2内の高温となった冷却水を回収して蓄熱容器5に貯蔵することができる。
蓄熱容器5内への高温の冷却水の回収は、内燃機関1の運転停止直後に行われる場合もある。この場合について、以下に説明する。
内燃機関1の運転停止直後、第2水温センサ11によって検出される、エンジン冷却水路2内を流れる冷却水の温度が所定温度以上であれば、ECU20は、第3冷却水通路3cを遮断し、且つ、第2バイパス水路4bと第4冷却水通路3dとを連通させるべく三方弁7を制御するとともに、内燃機関1の運転停止に伴い機械式ウォーターポンプ9が停止してしまうので電動ウォーターポンプ8を作動させる。
この場合、機械式ウォーターポンプ9が作動せずに電動ウォーターポンプ8のみが作動するため、図2に示すような循環回路が成立する。
このような循環回路では、エンジン冷却水路2内の内燃機関のシリンダヘッド及びシリンダブロックにより加熱された高温の冷却水を蓄熱容器5に回収して貯蔵することができる。
次に、本実施の形態において、予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動される場合について説明する。予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動される場合とは、予熱制御が行われることなく内燃機関1が始動される場合や、予熱制御が行われている途中(予熱制御が完全に終了していない状態)で該予熱制御を終了(中止)して内燃機関1が始動される場合のことである。
このような、予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動される場合には、蓄熱容器5内の高温の冷却水の内燃機関1への供給は完全には行われない(全く行われない、または、途中で終了してしまう)。
そして、内燃機関1が始動される場合においては、三方弁7は、上述したように、第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dとを連通させて、第2バイパス水路4bを遮断状態とすべく制御されるので、蓄熱容器5からの冷却水の流れは遮断されることとなる。
このため、予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動される場合には、蓄熱容器5内の高温の冷却水が有効に利用されることはない。
そこで、本実施の形態では、予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動された場合には、内燃機関1と蓄熱容器5とを循環する循環回路を所定時間成立させて、蓄熱容器5内の高温の冷却水を内燃機関1に流入させることとした。すなわち、ECU20により、第2バイパス水路4bと第4冷却水通路3dとを連通させ、第3冷却水通路3cを遮断状態とすべく、三方弁7を制御させるものである。
この場合の冷却水の循環回路を図5に示す。図5における一点鎖線の矢印は冷却水の流れを示す。
内燃機関1が始動されると、内燃機関1の作動に連動して機械式ウォーターポンプ9が作動し、機械式ウォーターポンプ9によって冷却水は圧送される。電動ウォーターポンプ8は停止状態に維持される。
この場合、内燃機関1から流出した冷却水は、機械式ウォーターポンプ9→エンジン冷却水路2→第1冷却水通路3a→第1バイパス水路4a→第1冷却水出入口5a→蓄熱容器5の順で流れることにより、蓄熱容器5内に貯蔵されていた高温の冷却水が蓄熱容器5から流出することとなる。そして、蓄熱容器5から流出した高温の冷却水は、第2冷却水出入口5b→電動ウォーターポンプ8→第2バイパス水路4b→三方弁7→第4冷却水通路3d→機械式ウォーターポンプ9→エンジン冷却水路2の順に流れ、内燃機関1に流入することとなる。
したがって、予熱制御が行われなかった場合や、予熱制御が途中で終了してしまった場合においても、内燃機関が始動した場合に、蓄熱容器5内に貯蔵されていた高温の冷却水を内燃機関1に供給することができるので、蓄熱容器5内の高温の冷却水を有効に利用することが可能となる。
上述した説明では、予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動される場合、第2バイパス水路4bと第4冷却水通路3dとを連通させ、第3冷却水通路3cを遮断状態とすべく、三方弁7を制御することとしたが、第2バイパス水路4bと第4冷却水通路3dと第3冷却水通路3cとを連通させるべく、三方弁7を制御してもよい。この場合には、図4に示した循環回路と同様の循環回路が成立している。これにより、高温の冷却水がヒータコア6側にも流通することとなり、高温の冷却水からヒータコア6へ熱が伝達され、それによりヒータコア6をも熱することができる。
次に、予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動される場合の三方弁7の制御について説明する。図6は、予熱制御が完了することなく内燃機関1が始動される場合の三方弁7の制御ルーチンを示すフローチャート図である。
まず、ステップS101では、内燃機関1が始動したか否かが判定される。内燃機関1が始動したか否かは、例えば、内燃機関1の機関回転速度により判定するとよく、機関回転速度が所定回転速度以上となった場合に、内燃機関1が始動したと判定するとよい。機関回転速度は、例えば、内燃機関1に取り付けられたクランクポジションセンサが、クランクシャフトが一定角度回転する毎に出力パルスをECU20に出力し、ECU20がこの出力パルスに基づいて演算することにより求められる。ステップS101で内燃機関1が始動したと判定された場合はステップS102に進み、否定判定された場合には本ルーチンの実行を終了する。
ステップS102では、予熱制御が実行されたか否かが判定される。この場合、例えば、予熱制御の実行ルーチンが開始された場合において、予熱制御開始フラグ“ON”が記憶されるフラグ記憶領域がECU20に設定されているとよい。そして、予熱制御が実行されたか否かの判定は、フラグ記憶領域にアクセスして、該フラグ記憶領域に予熱制御開始フラグ“ON”が記憶されているか否かを判定することとするとよい。また、予熱制御が実行されたか否かは、電動ウォーターポンプ8が作動したか否かを判定してもよい。また、電動ウォーターポンプ8が作動したか否かは、バッテリ30から電動ウォーターポンプ8への電力供給手段による電力供給が行われた否かを判定してもよい。ステップS102で予熱制御が実行されたと判定された場合はステップS103に進み、否定判定された場合にはステップS104に進む。
ステップS103では、実行された予熱制御が途中で終了した(予熱制御が開始されたが完了していない場合)か否かを判定する。この場合には、上述したフラグ記憶領域に、予熱制御が完了した場合に予熱制御完了フラグ“ON”をさらに記憶させておくとよい。これにより、該フラグ記憶領域には、予熱制御が開始された場合に予熱制御開始フラグ“ON”が記憶され、予熱制御が完了した場合に予熱制御完了フラグ“ON”が記憶される。そして、実行された予熱制御が途中で終了したか否かの判定は、フラグ記憶領域にアクセスして、該フラグ記憶領域に予熱制御開始フラグのみ“ON”が記憶されているか否かを判定することとするとよい。
また、予熱制御が途中で終了したか否かは、電動ウォーターポンプ8の作動時間により判定してもよい。この場合には、予熱制御実行ルーチンで設定された作動時間と比較することにより判定を行うとよい。また、電動ウォーターポンプ8の作動時間として、バッテリ30から電動ウォーターポンプ8へ電力供給を行う電力供給手段の作動時間としてもよい。ステップS103で予熱制御が途中で終了したと判定された場合はステップS104に進み、否定判定された場合には本ルーチンの実行を終了する。
ステップS104では、所定時間の間、第2バイパス水路4bと第4冷却水通路3dとを連通させ、第3冷却水通路3cを遮断状態とすべく、三方弁7を制御する。または、所定時間の間、第2バイパス水路4bと第4冷却水通路3dと第3冷却水通路3cとを連通させるべく、三方弁7を制御する。そして、所定時間経過後は、三方弁7の制御状態を解除する。すなわち、第3冷却水通路3cと第4冷却水通路3dとを連通させ、第2バイパス水路4bを遮断状態とさせるべく三方弁7が制御される。
ここで、所定時間とは、蓄熱容器5内に蓄熱されている高温の冷却水が蓄熱容器5から流出されるまでの時間であって、予め実験的に求めておくとよい。なお、予熱制御が行われることなく内燃機関1が始動される場合と、予熱制御が行われている途中で該予熱制御が中止して内燃機関1が始動される場合とで、所定時間をそれぞれ別に設定してもよい。
上述したように、本実施の形態によれば、予熱制御が行われなかった場合や、予熱制御が途中で終了してしまった場合においても、内燃機関が始動した場合に、蓄熱容器5内に
貯蔵されていた高温の冷却水を内燃機関1に供給することができるので、蓄熱容器5内の高温の冷却水を有効に利用することが可能となる。
本実施の形態に係る蓄熱装置を備えた内燃機関の冷却水循環系を示す図。 本実施の形態に係る蓄熱装置を備えた内燃機関の予熱制御(プレヒート)時の冷却水循環系を示す図。 本実施の形態に係る蓄熱装置を備えた内燃機関が運転状態にある時の冷却水循環系を示す図。 本実施の形態に係る蓄熱装置を備えた内燃機関の運転中に高温の冷却水を蓄熱装置に回収するときの冷却水循環系を示す図。 本実施の形態に係る蓄熱装置を備えた内燃機関において、予熱制御が完了することなく内燃機関が始動される場合の冷却水循環系を示す図。 本実施の形態において、予熱制御が完了することなく内燃機関が始動される場合の制御を示すフローチャート図。
符号の説明
1 内燃機関
2 エンジン冷却水路
3 冷却水通路
3a 第1冷却水通路
3b 第2冷却水通路
3c 第3冷却水通路
3d 第4冷却水通路
4a 第1バイパス水路
4b 第2バイパス水路
5 蓄熱容器
5a 第1冷却水出入口
5b 第2冷却水出入口
6 ヒータコア
7 三方弁
8 電動ウォーターポンプ
9 機械式ウォーターポンプ
10 第1水温センサ
11 第2水温センサ
20 ECU
30 バッテリ

Claims (5)

  1. 熱媒体が持つ熱を蓄熱する蓄熱装置と、
    前記蓄熱装置と内燃機関との間で熱媒体を循環させる循環回路と、
    前記蓄熱装置内の熱媒体を前記循環回路を通して内燃機関に供給する熱媒体供給手段と、内燃機関の始動に先立って、運転者等の行為に起因する人為的な事象をトリガーとして、前記熱媒体供給手段により前記蓄熱装置内の熱媒体を内燃機関に供給させる熱媒体供給実行手段と、
    内燃機関の始動時に、前記循環回路を閉鎖して前記蓄熱装置と内燃機関との熱媒体の循環を停止させる循環回路開閉手段と、
    を有する蓄熱装置を備えた内燃機関において、
    内燃機関が始動した場合に、前記トリガーが生じて前記熱媒体供給実行手段により内燃機関への熱媒体の供給が行われたか否か、行われていれば前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が途中で終了して内燃機関が始動したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記トリガーが生じることなく内燃機関が始動して前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が行われていない、または、前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が途中で終了して内燃機関が始動したと判定された場合に、閉鎖されている前記循環回路を前記循環回路開閉手段により所定時間開放させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする蓄熱装置を備えた内燃機関。
  2. 前記トリガーは、運転席側ドアの開放動作であり、
    前記トリガーが生じることなく内燃機関が始動して熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が行われていない場合とは、運転者が前記運転席側ドア以外のドアから乗車して内燃機関を始動させた場合であることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱装置を備えた内燃機関。
  3. 前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が途中で終了して内燃機関が始動した場合とは、前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給中に、バッテリの電圧が所定電圧より低くなった場合であることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱
    装置を備えた内燃機関。
  4. 前記内燃機関はハイブリッドエンジンであり、
    前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給が途中で終了して内燃機関が始動した場合とは、前記熱媒体供給実行手段による内燃機関への熱媒体の供給中に、アクセルペダルが所定以上に踏み込まれた場合であることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱装置を備えた内燃機関。
  5. 前記熱媒体供給手段は、前記循環回路内の熱媒体を圧送する手段であり、
    内燃機関の動作に連動し、内燃機関内部に設けられ前記循環回路に連通する熱媒体の流路内の熱媒体を圧送する圧送手段をさらに備え、
    前記循環回路において、前記熱媒体供給手段により圧送される熱媒体が流れる方向は、前記圧送手段により圧送される熱媒体が流れる方向と逆方向となることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の蓄熱装置を備えた内燃機関。
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