JP4058228B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ等の外部機器から送信された画像データに基づいた画像を用紙に形成して出力するようにした画像形成装置がある。
【0003】
特開平10−151821号公報には、予め用紙に付された識別情報を専門に読み取る識別情報読取部と、送信された画像データとこの画像データを識別するための識別情報とを対応づけて記憶する記憶装置とを設けて、パーソナルコンピュータ等の外部機器から識別情報が対応づけられた画像データが送信された場合には、識別情報を組み合わせた画像を用紙に形成するとともに、識別情報読取部において識別情報を読み取った場合には、記憶装置から検索した画像データに基づく画像を用紙に形成するようにした画像形成装置が開示されている。
【0004】
同公報に開示された技術によれば、一度送信された画像データを記憶装置で記憶管理して、以降の画像形成に際しては、記憶されている画像データに基づいて画像を形成することで、パーソナルコンピュータ等の外部機器から同じ画像データを改めて送信する必要がなくなるため、画像形成に要する時間を短縮することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように、パーソナルコンピュータ等の外部機器から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置では識別情報に基づいて画像データを管理することで画像形成に要する時間を短縮することができるが、原稿画像を読み取るための光学系部品が搭載されたキャリッジを走行させて露光走査した画像を形成する画像形成装置である場合には画像形成に要する時間を短縮することができない。
【0006】
本発明は、画像形成にかかる所用時間を短縮して、処理速度の向上を図ることができる画像形成装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の画像形成装置は、原稿の全体を露光走査する機能によって該原稿の全体の画像を読み取り、且つ、該原稿の一部領域を露光走査する機能によって該一部領域に付されている、所定の識別情報に対応した画像を読み取る読取手段と、該読取手段によって読み取られた画像を用紙に形成する画像形成手段と、ユーザーによる入力操作によって所定の指示情報が入力される入力手段とを備える画像形成装置であって上記入力手段に対する入力操作によって上記識別情報の読取指示がなされない状態で上記原稿の読取指示がなされた場合には、上記原稿の全体に対する露光走査によって上記読取手段に読み取らせた上記原稿の全体の画像を、固有の上記識別情報と対応させて記憶手段に記憶させ且つ該画像を上記画像形成手段に形成させる処理を実施し、上記入力手段に対する入力操作によって上記識別情報の読取指示がなされた状態で上記原稿の読取指示がなされた場合には、上記読取手段に上記原稿の上記一部領域を露光走査させて上記一部領域を読み取らせる処理を実施し、上記一部領域を読み取らせる処理により、上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在することが判明し、且つ該画像のデータが上記記憶手段に記憶されている場合には、該画像のデータを上記記憶手段から読み込んで該画像を上記画像形成手段に形成させる処理を実施し、上記一部領域を読み取らせる処理により、上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在しないことが判明した場合、及び上記一部領域を読み取らせる処理で読み取られた画像によって示される上記識別情報と同一のものが上記記憶手段に記憶されていない場合、には、上記原稿の全体に対する露光走査を上記読取手段に行わせ、該露光走査によって読み取られた上記原稿の全体の画像を上記画像形成手段に形成させる処理を実施することを特徴とするものである
【0008】
したがって、識別情報の読取指示がなされない状態で上記原稿の読取指示がなされた場合には読取手段によって原稿の一部領域が露光走査されて部分画像データが取得される。そして、部分画像データに識別情報が含まれていないと判断されたり、部分画像データに含まれている識別情報と同一のものが記憶手段に記憶されていないと判断されたりすると、露光走査した原稿の全体の画像が画像データとされて、その画像データを特定する識別情報が対応づけられて記憶手段に記憶される。また、上記入力手段に対する入力操作によって上記識別情報の読取指示がなされない状態で上記原稿の読取指示がなされた場合に、部分画像データに含まれている識別情報と同一のものが記憶手段に記憶されていると判断されるとその識別情報に対応づけられた画像データが形成画像データとして記憶手段から取得され、画像形成手段によってその形成画像データに基づいた画像が形成される。これによって、以前に露光走査した原稿の画像を形成する場合には、原稿の全体を露光走査せずに、記憶手段に記憶されている画像データに基づいて画像を形成することが可能になる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1の画像形成装置であって上記一部領域を読み取らせる処理によって上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在しないことが判明した場合、及び上記一部領域を読み取らせる処理によって読み取られた画像で示される上記識別情報が上記記憶手段に記憶されていない場合、上記原稿の全体に対する露光走査によって読み取られた画像を、固有の識別情報に対応づけて上記記憶手段に記憶させる処理を実施することを特徴とするものである。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、上記原稿の全体に対する露光走査によって読み取られた画像のデータに基づいて画像形成処理を実行するモードと、上記一部領域に対する露光走査によって読み取られた、上記識別情報を示す画像、及び該識別情報に対応し且つ上記記憶手段に記憶されている画像を組み合わせた画像データに基づいて画像形成処理を実行するモードとのいずれか一方を設定する取得モード設定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
したがって、識別情報の読取指示がなされない状態で原稿の読取指示がなされた場合には、画像の全体に対する露光走査によって得られた画像データのみに基づいた画像が形成され、識別情報の読取指示がなされた状態で原稿の読取指示がなされた場合には、画像データと当該画像データに対応する識別情報とに基づいた画像が形成される。これによって、識別情報の形成、非形成を目的に応じて選択することが可能になる。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の画像形成装置において、上記一部領域を読み取らせる処理によって上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在しないことが判明した場合に、露光走査用のキャリッジを副走査方向に前記所定距離移動させる毎に上記原稿を露光走査することを特徴とするものである。
【0014】
したがって、部分画像データに識別情報が含まれていない場合には、キャリッジが副走査方向に所定距離移動され、キャリッジが副走査方向に所定距離移動される毎に原稿が露光走査される。これによって、識別情報が付されている原稿であることにも関わらず、例えばスキュー等の原稿のフィードの誤差によって、最初にキャリッジを固定した位置で識別情報を認識することができない場合にも、オペレーターの操作を介することなく再度原稿の露光走査を行うことが可能になる。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、上記キャリッジを移動させるときの上記所定距離は、移動する前の上記キャリッジの位置から10mm以内であることを特徴とするものである。
【0016】
したがって、露光走査した部分画像データに識別情報が含まれていない場合には、移動する前の前記キャリッジの位置から10mm以内の範囲で、キャリッジが副走査方向に移動される。これによって、識別情報を露光走査するためにキャリッジを移動させることによる所用時間や消費電力量を、原稿の全体を露光走査する場合の所用時間や消費電力量よりも、実用上抑制して請求項4記載の作用を得ることが可能になる。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項1、2、3、4または5記載の画像形成装置において、上記入力手段に対する入力操作によって上記識別情報の読取指示がなされた場合、上記キャリッジを固定して露光走査する主走査モードと、上記キャリッジを副走査方向に所定範囲走行させて露光走査する副走査モードとを切り替え自在に設定する走査モード設定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0018】
したがって、識別情報の読取指示がなされた状態で原稿の読取指示がなされた場合であって、かつ、走査モード設定手段によって主走査モードが設定されている場合には、キャリッジが位置固定された状態で原稿が露光走査される。また、識別情報の読取指示がなされない状態で原稿の読取指示がなされた場合であって、かつ、走査モード設定手段によって副走査モードが設定されている場合には、キャリッジが副走査方向に所定範囲走行されて原稿が露光走査される。これによって、例えば副走査方向に長い識別情報が付されている場合等には、副走査モードを設定することによって、識別情報が副走査方向に長い場合にも、請求項1、2、3、4または5記載の作用を得ることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図4を参照して説明する。本実施の形態は、画像形成装置として複写機への適用例を示す。
【0020】
図1は、本発明の第1の実施の形態の複写機を示す側断面図である。複写機1は、スキャナ2と、スキャナ2の下側に設けられたプリンタユニット3と、スキャナ2の上側に設けられたオートフィード機構としてのADF(Automatic Document Feeder:自動原稿給紙装置)4とからなる。
【0021】
スキャナ2の上面には、読み取る原稿が載置されるコンタクトガラス5が設けられている。本実施の形態では、コンタクトガラス5の上面が読取位置とされている。特に図示しないが、コンタクトガラス5の下方には、コンタクトガラス5上の原稿の有無を判断するための複数の載置原稿セットセンサが設けられている。公知の技術であるため説明を省略するが、載置原稿セットセンサは例えば反射型光センサ等であり、各載置原稿セットセンサの出力値の変化に基づいて、コンタクトガラス5上の原稿の有無および載置された原稿のサイズを判断する。
【0022】
コンタクトガラス5の下方には、照明ランプ6およびミラー7を備えてコンタクトガラス5に沿って走行可能なキャリッジとしての第1キャリッジ8、ミラー9,10を備えてコンタクトガラス5に沿って走行可能な第2キャリッジ11、結像レンズ12、CCD(Charge Coupled Device)13等の画像読み取り用の光学系部品14が設けられている。第1および第2キャリッジ8,11は、ステッピングモータ等のキャリッジモータ(図示せず)によって駆動されて、図1に示すホームポジション(右側)から左側へ2:1の速度比で走行する。
【0023】
プリンタユニット3には、用紙を積層する給紙トレイ15から電子写真方式のプリンタエンジン16、定着器17等を経由して排紙スタッカ部18へ至る用紙搬送路19が形成されている。プリンタエンジン16は、プリンタエンジン16のほぼ中央に設けられた感光体20、感光体20の表面を一様に帯電させる帯電器21、後述するコード識別画像形成処理に際して取得した形成画像データに基づく画像を感光体20上に露光する露光器22、露光されることにより感光体20の表面に形成された潜像にトナーを付着させることで顕像化する現像器23、用紙搬送路19中を搬送されてきた用紙に顕像を転写する転写器24等により形成されている。
【0024】
ADF4は、ADF4によってコンタクトガラス5に給紙する原稿が載置される原稿台25と、読み取りが終了した原稿が排出される排紙部26とを備えている。特に図示しないが、原稿台25には、原稿台25上の原稿の有無を判断するための原稿セットセンサが設けられている。ADF4の内部には、原稿台25から排紙部26へ連通する原稿搬送経路27が形成されている。原稿搬送経路27中には、複数対のローラ28に巻回された無端帯29、搬送ローラ30等の搬送機構31が設けられている。搬送機構31は、ステッピングモータ等のADFモータ(図示せず)によって駆動されて、原稿台25に載置された原稿を一枚ずつコンタクトガラス5へ向けて搬送する。
【0025】
ADF4の上面には、キーボードとディスプレイ(図2参照)とを備えた本体操作パネル32が設けられている。特に図示しないが、キーボードには、カーソルキー、コピースタートキー、アボートキー、モードキー等の各種操作キーが設けられている。モードキーは、オペレーターによって操作されることにより、第1のモードとしての通常スキャンモード,第2のモードとしてのコード読取モード等の原稿画像の読み取りにかかる動作モードを設定するため、モード設定手段としての機能の一部を実現する。また、モードキーは、オペレーターによって操作されることにより、第1の取得モードとしての識別コード非転記モード,第2の取得モードとしての識別コード転記モード等の画像形成にかかる動作モードを設定するため、取得モード設定手段としての機能を実現する。
【0026】
ディスプレイには、実行する動作モードでの各種動作条件を設定するための各種表示画面が表示される。ここで、図2は、各種表示画面の一つとして、読取位置指定画面33が表示されている状態のディスプレイを示す平面図である。本実施の形態では、読取位置指定画面33は、コード読取モードを設定するためのモードキーの操作により表示させることができる。読取位置指定画面33には、原稿に付されている識別情報としての識別コードの位置を指定するための複数のコード位置情報34が付された原稿Gが模式的に表示されている。
【0027】
ここで、識別コードとは、通常スキャンモードで露光走査した原稿全体の画像データを特定するための情報であり、一定の規則に従ってコード化された特定の配列を有している。識別コードは、例えば原稿画像を露光走査した年月日に基づいて作成した情報であってもよいし、予め設定されている複数の識別コードから適宜選択されたものであってもよい。
【0028】
読取位置指定画面33では、表示されている各コード位置情報34の近傍に、それぞれのコード位置情報34を特定するための番号34aが付されている。オペレーターは、読取位置指定画面33が表示されている状態で目的とする番号34aをテンキー等の操作により指定することで、特定のコード位置情報34を指定することができる。
【0029】
次に、図3を参照して、複写機1が備える各部についての概略を説明する。図3は複写機1が備える各部の電気的接続、および、画像データの流れを概略的に示すブロック図である。複写機1は、複写機1内の各部を集中的に駆動制御するメイン制御部35を有している。特に図示しないが、メイン制御部35は、複写機1内の各部を集中的に駆動制御するCPUと、制御プログラム等のデータを予め格納するROMと、CPUの作業エリアとして機能するRAMとをバス接続することにより構成されている。このメイン制御部35には、本体操作パネル制御部36、スキャナユニット制御部37、プリンタユニット制御部38、内部記憶装置39等が接続されている。
【0030】
特に図示しないが、内部記憶装置39には、CCD13で光電変換された画像データと、この画像データを特定するための識別コードとを対応づけて記憶する画像データ管理ファイルが格納されており、本実施の形態では内部記憶装置39が記憶部としての機能を実現する。また、内部記憶装置39には、上述した各コード位置情報34と第1および第2キャリッジ8,11のホームポジションからの移動距離にかかる移動距離情報とを対応づけて記憶する移動距離情報ファイルが格納されている。移動距離情報とは、指定されたコード位置情報34によって特定される識別コードの読取位置を露光走査することができる位置まで、第1および第2キャリッジ8,11をホームポジションから移動させる距離を設定する情報である。
【0031】
加えて、特に図示しないが、メイン制御部35には、原稿セットセンサ、載置原稿セットセンサ等の各種センサ類が接続されている。各種センサ類の出力値はメイン制御部35に入力され、メイン制御部35は各種センサ類からの出力値に応じて所定の処理を実行する。
【0032】
本体操作パネル制御部36は、本体操作パネル32におけるキーボードでの入力操作に応じた入力信号を、メイン制御部35に対して出力する。また、本体操作パネル制御部36は、メイン制御部35から出力される表示データに基づく情報をディスプレイに表示させる。
【0033】
スキャナユニット制御部37は、CCD13で光学的に読み取った原稿の画像データを電気信号に変換した画像データとしてメイン制御部35へ出力する。このスキャナユニット制御部37にはADF制御部40が接続されており、ADF制御部40はスキャナユニット制御部37から出力される信号に応じて、図示しないADFモータを駆動することで原稿をコンタクトガラス5上までフィードする。
【0034】
プリンタユニット制御部38は、メイン制御部35から出力された画像データが入力されると、プリンタユニット3内の各部を駆動制御し、給紙トレイ15からタイミング調整されて搬送された用紙に対して、後述するコード識別画像形成処理で取得される形成画像データに基づく画像を形成する。
【0035】
公知の技術であるため動作自体の説明を省略するが、上述した複写機1では、モードキーの操作によって通常スキャンモードが設定されている場合にコピースタートキーが押し下げられると、コンタクトガラス5に沿って第1および第2キャリッジ8,11を走行させることにより原稿全体の画像を露光走査する通常スキャン処理を実行する。また、詳細は後述するが、上述した複写機1では、モードキーの操作によってコード読取モードが設定されている場合、移動距離情報ファイルを参照して、指定されたコード位置情報34に対応する距離情報に基づいて第1および第2キャリッジ8,11を移動させ、移動させた位置に第1および第2キャリッジ8,11を固定した状態でコンタクトガラス5上に載置された原稿の一部の画像を露光走査する。
【0036】
次に、複写機1が実行するコード識別画像形成処理について図4を参照して説明する。図4は、コード識別画像形成処理を概略的に示すフローチャートである。コード識別画像形成処理では、コピースタートキーの押し下げがあったと判断するまで待機しており(S1のN)、コピースタートキーの押し下げがあったと判断した場合には(S1のY)、上述したコード読取モードが設定されているか否かを判断する(S2)。
【0037】
ステップS2で、コード読取モードが設定されていないと判断した場合には(S2のN)、通常コピー処理を実行する。
【0038】
公知の技術であるため詳細な説明を省略するが、通常コピー処理では、コピースタートキーの押し下げに応じて、上述した通常スキャン処理で露光走査した原稿の画像データに基づいてプリンタエンジン16を駆動し、この画像を給紙トレイ15から搬送された用紙に形成する。
【0039】
一方、ステップS2で、コード読取モードが設定されていると判断した場合には(S2のY)、原稿セットセンサの出力値に基づいて、原稿台25に原稿が載置されているか否かを判断する(S3)。
【0040】
ステップS3で、原稿セットセンサの出力値に基づいて、原稿台25に原稿が載置されていると判断した場合には(S3のY)、上述のように指定された識別コード位置に基づいて図示しないキャリッジモータ、ADFモータをそれぞれ所定パルス数分だけ駆動し(S4)、照明ランプ6を点灯する(S5)。ここに、読取手段としての機能が実行される。これにより、第1および第2キャリッジ8,11が識別コードの下方の所定の位置に位置するように移動されるとともに、搬送ローラ等の搬送部が駆動されて原稿台25に載置された原稿がコンタクトガラス5へ向けて搬送された状態で原稿の一部が照射され、原稿からの反射光がCCD13に結像される。以降、ステップS5で露光走査した原稿の一部の画像データを、部分画像データとする。
【0041】
加えて、ステップS5で露光走査した部分画像データを解析して(S6)、解析した部分画像データ中に特定の配列を有するデータがあるか否かを判断することにより、露光走査した部分画像データ中に識別コードが含まれるか否かを判断する(S7)。ここに、判断手段としての機能が実行される。
【0042】
ステップS7で、ステップS6で解析した部分画像データに識別コードが含まれると判断した場合には(S7のY)、画像データ管理ファイルを検索して(S8)、画像データ管理ファイル中にステップS6で解析した識別コードと同一の識別コードがあるか否かを判断する(S9)。ここに、記憶判断手段としての機能が実行される。
【0043】
ステップS9で、画像データ管理ファイル中にステップS6で解析した識別コードと同一の識別コードがあると判断した場合には(S9のY)、同一の識別コードと判断された識別コードが対応づけられた画像データを形成画像データとして、画像データ管理ファイルより取得する(S10)。ここに、形成画像データ取得手段としての機能の一部が実行される。
【0044】
一方、ステップS3で、原稿台25に原稿が載置されていないと判断した場合(S3のN)、載置原稿セットセンサの出力値に基づいて、コンタクトガラス5上に原稿が載置されているか否かを判断し(S11)、コンタクトガラス5上に原稿が載置されていないと判断した場合には(S11のN)、コード識別画像形成処理を終了する。
【0045】
ところで、ステップS11でコンタクトガラス5上に原稿が載置されていると判断した場合(S11のY)、ステップS7で解析した部分画像データに識別コードが含まれないと判断した場合(S7のN)、あるいは、ステップS9で管理ファイル中にステップS6で解析した識別コードと同一の識別コードがないと判断した場合には(S9のN)、設定モードを通常スキャンモードに切り替え、ステップS12に進み、上述した通常スキャン処理を実行する。ここに、モード設定手段としての機能の一部が実行される。
【0046】
加えて、ステップS12で通常スキャン処理で取得した画像データに、この画像データに固有の識別コードを付与して、画像データ管理ファイルに記憶し(S13)、ステップS14に進む。ここに、画像データ記憶手段としての機能が実行される。
【0047】
また、ステップS13で画像データ管理ファイルに記憶した画像データを形成画像データとして取得する。ここに、形成画像データ取得手段としての機能の一部が実行される。
【0048】
ステップS14では、画像形成モードが識別コード転記モードに設定されているか否かを判断し(S14)、画像形成モードが識別コード転記モードに設定されていると判断した場合には(S14のY)、ステップS10で取得した形成画像データにステップS6で解析した識別コードを組み合わせた画像データ、あるいは、ステップS13で取得した形成画像データに対応する識別コードを組み合わせた画像データに基づいて画像形成処理を実行する(S15)。ここに、画像形成手段としての機能が実行される。
【0049】
一方、ステップS14で、画像形成モードが識別コード転記モードに設定されていないと判断した場合には(S14のN)、ステップS10で取得した形成画像データ、あるいは、ステップS13で記憶した形成画像データに基づいて画像形成処理を実行する(S16)。ここに、画像形成手段としての機能が実行される。
【0050】
公知の技術であるため詳細な説明を省略するが、ステップS15,ステップS16で実行する各画像形成処理では、それぞれの形成画像データに基づいてプリンタエンジン16を駆動し、給紙トレイ15からタイミング調整して搬送した用紙に所定の画像を形成して出力される。
【0051】
ここに、通常スキャンモードが設定されている場合には、原稿の全体の画像データと識別コードとが対応づけて画像データ管理ファイルに記憶され、コード読取モードが設定されている場合には、ADF4によって原稿がコンタクトガラス5上にフィードされる毎に、原稿の一部の部分画像データが取得され、取得された部分画像データに識別コードが含まれ、この識別コードと同一の識別コードが画像データ管理ファイルに記憶されている場合には、この識別コードに対応づけられた画像データに基づいた画像が形成される。
【0052】
これによって、以前に露光走査した原稿の画像を形成する場合には、第1および第2キャリッジ8,11を走行させずに、記憶されている画像データに基づいて画像を形成することが可能になるので、画像形成にかかる所用時間を短縮して、処理速度の向上を図ることができる。また、第1および第2キャリッジ8,11を走行させずに識別情報を露光走査することにより電力の消費量の低減を図ることができる。
【0053】
また、識別コード非転記モードの設定下では画像データのみに基づいた画像が形成され、識別コード転記モードの設定下では画像データと当該画像データに対応する識別コードとに基づいた画像が形成される。
【0054】
これによって、出力する画像に対して、識別コードの形成,非形成を目的に応じて選択することが可能になるので、汎用性の高い複写機1を提供することができる。
【0055】
ステップS11で画像形成モードが識別コード転記モードに設定されていないと判断した場合には(S11のN)、ステップS13に進む。
【0056】
ここに、該当する識別コードがないために通常スキャン処理が実行された場合には、原稿の全体の画像データが形成画像データとして取得される。
【0057】
これによって、複数枚の原稿を露光走査する場合に、例えば識別コードの欠落あるいはスキュー等によって識別コードを認識することができない原稿が一部ある場合にも、オペレーターによる操作を介する等の処理の中断を生じさせることなく、目的とする画像を形成することが可能になるので、複数枚の原稿を露光走査する場合にも、画像形成にかかる所用時間を短縮して、処理速度の向上を図ることができる。
【0058】
なお、本実施の形態では、複写機1内の内部記憶装置39を記憶部とし、この内部記憶装置39内に画像データ管理ファイルを格納するようにしたがこれに限るものではなく、図5に示すように、画像データ管理ファイルを例えばFD等の記憶媒体に記憶させ、複写機1のメイン制御部35にFDに対して情報の読書き自在なFDD39aを外部接続して、FDに記憶されている管理ファイルをFDD39aによって読み出すことによって、上述と同様の機能を実行させることも可能である。このとき、FDD39aに装着されたFDが記憶部とされ、FDD39aが画像データ記憶手段としての機能を実現する。
【0059】
次に、本発明の第2の実施の形態について図6および図7を参照して説明する。第2の実施の形態では、照明ランプ6と原稿との間で相対的な移動がない状態では識別コード全体を照射することができない程度に、副走査方向に長い識別コードを読み取る点が、第1の実施の形態と異なる点である。なお、第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
【0060】
ここで、図6は、本発明の第2の実施の形態の読取位置指定画面33を示す平面図である。読取位置指定画面33には、図6に示すように、コード位置情報34が付された原稿Gが模式的に表示されている。本実施の形態の識別コードは、副走査方向に長く、各コード位置情報34には、第1の実施の形態と同様に、それぞれのコード位置情報34を特定するための番号34aが付されている。
【0061】
本実施の形態では、モードキーは、オペレーターによって操作されることにより、主走査モード,副走査モード等の原稿画像の読み取りにかかる第1および第2キャリッジ8,11の動作モードを設定するため、走査モード設定手段としての機能を実現する。
【0062】
図7は、コード識別画像形成処理を概略的に示すフローチャートである。ステップT1からステップT4までの処理は、図4のステップS1からステップS4までの処理と同様の処理を実行し、上述のように指定された識別コードが副走査方向に長い識別コードであるか否かを判断する(T5)。
【0063】
ステップT5で、指定された識別コードが副走査方向に長い識別コードではないと判断した場合には(T5のN)、図4のステップS5と同様に、第1および第2キャリッジ8,11を走行させずに照明ランプ6のみを点灯する(T6)。
【0064】
一方、ステップT5で、指定された識別コードが副走査方向に長い識別コードであると判断した場合には(T5のY)、照明ランプ6を点灯するとともに予め設定されているパルス数分キャリッジモータを駆動する(T7)。これにより、予め設定されている範囲分第1および第2キャリッジ8,11が走行され、第1および第2キャリッジ8,11が走行した部分の原稿が露光走査される。
【0065】
次いで、ステップT8からステップT18において、図4のステップS6からステップS16と同様な処理を実行する。
【0066】
ここに、コード読取モードおよび主走査モードが設定されている場合には、第1および第2キャリッジ8,11が位置固定された状態で原稿が露光走査され、コード読取モードおよび副走査モードが設定されている場合には、第1および第2キャリッジ8,11が副走査方向に所定範囲走行されて原稿が露光走査される。
【0067】
これによって、例えば副走査方向に長い識別情報が付されている場合等には、副走査モードを設定することによって、識別情報が副走査方向に長い場合にも、請求項1、2、3、4または5記載の作用を得ることができる。これによって、汎用性の高い画像形成装置を得ることができる。
【0068】
次に、本発明の第3の実施の形態について図8を参照して説明する。第3の実施の形態では、コード読取モードの設定下で識別コードの判別が不可能であった場合に、第1および第2キャリッジ8,11が副走査方向に移動して、再度原稿を露光走査する点が第1の実施の形態と異なる点である。
【0069】
図8は、本発明の第3の実施の形態の複写機1におけるコード識別画像形成処理を概略的に示すフローチャートである。コード識別画像形成処では、ステップU1からステップU16までは、図4に示すステップS1からステップS16までと同様の処理を実行する。
【0070】
ステップU7で、露光走査した画像中に識別コードが含まれないと判断した場合には(U7のN)、キャリッジモータを所定パルス数分駆動し(U17)、照明ランプ6を点灯する(U18)。ここに、移動手段としての機能が実行される。これにより、第1および第2キャリッジ8,11が副走査方向へ移動された状態で、原稿画像が露光走査される。
【0071】
なお、本実施の形態では、第1キャリッジのホームポジションからの移動距離は、10mmとした。これによって、識別コードを露光走査するために第1および第2キャリッジ8,11を移動させることによる所用時間や消費電力量を、原稿の全体を露光走査する場合の所用時間や消費電力量よりも、実用上抑制した上で、上述と同様の効果を得ることができる。
【0072】
そして、ステップU6,ステップU7と同様に、再度露光走査した部分画像データを解析し(U19)、解析した部分画像データ中に識別コードが含まれるか否かを判断し(U20)、解析した部分画像データ中に識別コードが含まれると判断した場合には(U18のY)、ステップU8に進む。
【0073】
一方、ステップU20で、解析した部分画像データ中に識別コードが含まれないと判断した場合には(U20のN)、ステップU12に進み、通常スキャン処理および露光走査した画像データを記憶する。
【0074】
ここに、部分画像データに識別コードが含まれていない場合には、第1および第2キャリッジ8,11が副走査方向に所定距離移動され、第1および第2キャリッジ8,11が移動される毎に原稿が露光走査される。
【0075】
これによって、識別コードが付されている原稿であることにも関わらず、例えばスキュー等の原稿のフィードの誤差によって、最初に第1および第2キャリッジ8,11を固定した位置で識別コードを認識することができない場合にも、オペレーターの操作を介することなく再度原稿の露光走査を行うことが可能になるので、煩雑な操作を必要とせず第1の実施の形態と同様の効果を得ることができるとともに、操作性の良好な画像形成装置を提供することができる。
【0076】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、識別情報の読取指示がなされない状態で上記原稿の読取指示がなされた場合に、部分画像データに識別情報が含まれていないと判断されたり、部分画像データに含まれている識別情報と同一のものが記憶手段に記憶されていないと判断されたりすると、原稿の全体の画像データと識別情報とを対応づけて記憶する。また、識別情報読取モードが設定され、識別情報の読取指示がなされない状態で上記原稿の読取指示がなされた場合であって、且つこの識別情報と同一の識別情報が記憶手段に記憶されている場合には、この識別情報に対応づけられた画像データに基づいた画像を形成することにより、以前に露光走査した原稿の画像を形成する場合には、キャリッジを走行させずに、記憶されている画像データに基づいて画像を形成することが可能になるので、画像形成にかかる所用時間を短縮して、処理速度の向上を図ることができる。また、キャリッジを走行させずに識別情報を露光走査することにより電力の消費量の低減を図ることができる。
【0078】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の画像形成装置において、識別情報の読取指示がなされない状態で原稿の読取指示がなされた場合に、画像の全体に対する露光走査によって得られた画像データのみに基づいた画像を形成するモードや、識別情報の読取指示がなされた状態で原稿の読取指示がなされた場合に、画像データと当該画像データに対応する識別情報とに基づいた画像を形成するモードを実行することにより、識別情報の形成、非形成を目的に応じて選択することが可能になるので、汎用性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0079】
請求項4記載の発明によれば、請求項1、2または3記載の画像形成装置において、部分画像データに識別情報が含まれていない場合には、キャリッジを副走査方向に所定距離移動し、移動する毎に原稿を露光走査することにより、識別情報が付されている原稿であることにも関わらず、例えばスキュー等の原稿のフィードの誤差によって、最初にキャリッジを固定した位置で識別情報を認識することができない場合にも、オペレーターの操作を介することなく再度原稿の露光走査を行うことが可能になるので、煩雑な操作を必要とせず請求項1、2または3記載の効果を得ることができるとともに、操作性の良好な画像形成装置を提供することができる。
【0080】
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の画像形成装置において、露光走査した部分画像データに識別情報が含まれていない場合には、移動する前のキャリッジの位置から10mm以内の範囲で、キャリッジを副走査方向に移動することにより、識別情報を露光走査するためにキャリッジを移動させることによる所用時間や消費電力量を、原稿の全体を露光走査する場合の所用時間や消費電力量よりも、実用上抑制して請求項4記載の作用を得ることができる。
【0081】
請求項6記載の発明によれば、請求項1、2、3、4または5記載の画像形成装置において、識別情報の読取指示がなされた状態で原稿の読取指示がなされた場合であって、且つ主走査モードが設定されている場合には、キャリッジが位置固定された状態で原稿を露光走査し、識別情報の読取指示がなされない状態で原稿の読取指示がなされた場合であって、且つ副走査モードが設定されている場合には、キャリッジを副走査方向に所定範囲走行させて原稿を露光走査することにより、例えば副走査方向に長い識別情報が付されている場合等には、副走査モードを設定することによって、識別情報が副走査方向に長い場合にも、請求項1、2、3、4または5記載の作用を得ることができる。これによって、汎用性の高い画像形成装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の複写機を示す側断面図である。
【図2】表示部を示す平面図である。
【図3】複写機が備える各部の電気的接続、および、画像データの流れを概略的に示すブロック図である。
【図4】コード識別画像形成処理を概略的に示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態の変形例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の読取位置指定画面を示す平面図である。
【図7】コード識別画像形成処理を概略的に示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態のコード識別画像形成処理を概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置
4 オートフィード機構
8,11 キャリッジ
14 光学系部品
39 記憶部

Claims (6)

  1. 原稿の全体を露光走査する機能によって該原稿の全体の画像を読み取り、且つ、該原稿の一部領域を露光走査する機能によって該一部領域に付されている、所定の識別情報に対応した画像を読み取る読取手段と、該読取手段によって読み取られた画像を用紙に形成する画像形成手段と、ユーザーによる入力操作によって所定の指示情報が入力される入力手段とを備える画像形成装置であって
    上記入力手段に対する入力操作によって上記識別情報の読取指示がなされない状態で上記原稿の読取指示がなされた場合には、上記原稿の全体に対する露光走査によって上記読取手段に読み取らせた上記原稿の全体の画像を、固有の上記識別情報と対応させて記憶手段に記憶させ且つ該画像を上記画像形成手段に形成させる処理を実施し、
    上記入力手段に対する入力操作によって上記識別情報の読取指示がなされた状態で上記原稿の読取指示がなされた場合には、上記読取手段に上記原稿の上記一部領域を露光走査させて上記一部領域を読み取らせる処理を実施し、
    上記一部領域を読み取らせる処理により、上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在することが判明し、且つ該画像のデータが上記記憶手段に記憶されている場合には、該画像のデータを上記記憶手段から読み込んで該画像を上記画像形成手段に形成させる処理を実施し、
    上記一部領域を読み取らせる処理により、上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在しないことが判明した場合、及び上記一部領域を読み取らせる処理で読み取られた画像によって示される上記識別情報と同一のものが上記記憶手段に記憶されていない場合、には、上記原稿の全体に対する露光走査を上記読取手段に行わせ、該露光走査によって読み取られた上記原稿の全体の画像を上記画像形成手段に形成させる処理を実施することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置であって
    上記一部領域を読み取らせる処理によって上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在しないことが判明した場合、及び上記一部領域を読み取らせる処理によって読み取られた画像で示される上記識別情報が上記記憶手段に記憶されていない場合、上記原稿の全体に対する露光走査によって読み取られた画像を、固有の識別情報に対応づけて上記記憶手段に記憶させる処理を実施することを特徴とする画像形成装置。
  3. 上記原稿の全体に対する露光走査によって読み取られた画像のデータに基づいて画像形成処理を実行するモードと、上記一部領域に対する露光走査によって読み取られた、上記識別情報を示す画像、及び該識別情報に対応し且つ上記記憶手段に記憶されている画像を組み合わせた画像データに基づいて画像形成処理を実行するモードとのいずれか一方を設定する取得モード設定手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 上記一部領域を読み取らせる処理によって上記識別情報に対応する画像が上記一部領域に存在しないことが判明した場合に、露光走査用のキャリッジを副走査方向に前記所定距離移動させる毎に上記原稿を露光走査することを特徴とする請求項1、2または3記載の画像形成装置。
  5. 上記キャリッジを移動させるときの上記所定距離は、移動する前の上記キャリッジの位置から10mm以内であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 上記入力手段に対する入力操作によって上記識別情報の読取指示がなされた場合、上記キャリッジを固定して露光走査する主走査モードと、上記キャリッジを副走査方向に所定範囲走行させて露光走査する副走査モードとを切り替え自在に設定する走査モード設定手段を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の画像形成装置。
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