JP4057758B2 - 急冷凝固薄帯の巻取再開方法および装置 - Google Patents

急冷凝固薄帯の巻取再開方法および装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単ロール法によりアモルファス合金薄帯などの急冷凝固薄帯を製造する設備において、巻取り中に薄帯が破断した場合、鋳造を中断することなく、別の巻取ロールで巻取りを再開する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アモルファス合金薄帯などの急冷凝固薄帯の製造法として、単ロール法が知られている。この方法は図5の例のように、タンディッシュ7内の溶融金属8を、鋳造ノズル9から、高速回転している冷却ロール11の円周面に供給して急冷凝固させ、凝固した薄帯6を巻取ロール12に巻取るものであり、非晶質や結晶質の合金あるいは純金属の薄帯6が製造される。10はタンディッシュストッパーである。
【0003】
冷却ロール11は、ロール円周面の速度が25m/secもの高速で回転し、巻取ロール12も表面速度を対応させて回転している。しかし、特に鋳造初期には薄帯6の不良部等に起因して、巻取り中に薄帯6が破断する場合がある。破断すると、冷却ロール11の円周面の薄帯6が剥離されなくなり、鋳造ノズル6に達して設備損傷に至るので、図1のようにガスノズル13を設け、冷却ロール11の円周面から破断後の薄帯6を剥離して排除するとともに、タンディッシュストッパー10により鋳造を中止している。
【0004】
なお、薄帯6の先端を冷却ロール11の円周面から巻取ロール12に移行させるには、巻取ロール12の円周面に接着させる接着方式、永久磁石製の巻取ロール12に吸着させる吸着方式などが採用されている。後者は薄帯6が磁性体の場合である。
上記のように巻取り中に薄帯6が破断した場合、接着方式では、巻取ロール12の1巻を超えたところでは以後の巻取りが不可能となる。吸着方式では、磁力の及ばない厚さに巻かれた以後の巻取りが不可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
単ロール法による急冷凝固薄帯の製造において、鋳造初期の薄帯6には性状や強度の不良部があって、上記のように巻取中に破断することがあった。破断すると以後の巻取りが不可能になるので直ちに鋳造を停止し、それまでに鋳造された薄帯を取り除くなどの作業を行った後に鋳造再開する場合もあるが、再開作業に時間を要するため鋳造中止に至ることが多い。中止になると、タンディッシュ7内の溶融金属は再溶解せざるを得ない。このため製造歩留まりが低下するとともに、鋳造作業に支障をきたしていた。
その対策として、従来、鋳造初期の薄帯不良部の改善が試みられたが、巻取中の破断防止は困難であった。
【0006】
そこで本発明が解決しようとする課題は、単ロール法によりアモルファス合金薄帯などの急冷凝固薄帯を製造する設備において、巻取中に薄帯が破断した場合、鋳造を中断することなく、別の巻取ロールでの巻取り再開を可能とすることにより、製造歩留まりの低下を抑制するとともに、鋳造作業を安定させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明法は、単ロール法による急冷凝固薄帯の製造において、冷却ロールからの薄帯の剥離装置を冷却ロール上の巻取位置よりも下流側位置に配置して鋳造を開始し、薄帯を巻取ロールに巻取り、薄帯が巻取り中に破断したら、前記剥離装置により薄帯を剥離しつつ、前記巻取ロールを巻取位置から退避させ、かつ剥離中の剥離装置を巻取位置よりも上流側位置に移動させ、ついで別の巻取ロールを巻取位置に配置し、剥離装置による剥離を停止し、かつ剥離した薄帯を切断除去して、冷却ロール上の薄帯を前記別の巻取ロールに巻取ることを特徴とする急冷凝固薄帯の巻取再開方法である
【0008】
本発明法において、剥離した薄帯を切断除去した後の剥離装置を、巻取位置を迂回して前記下流側位置に移動させることが好ましく、また、前記剥離装置が薄帯を剥離するためのガスノズルと、剥離した薄帯の保持具を有し、ガス噴射することで薄帯を剥離し、ガス噴射を停止しかつ剥離した薄帯を保持することにより、該剥離した薄帯を切断除去することが好ましい。
【0009】
また上記課題を解決するための本発明装置は、単ロール法による急冷凝固薄帯の製造において、複数の巻取ロールと、該巻取ロールを1機ずつ巻取位置に移動させるとともに巻取位置から退避させる巻取ロール移動機構と、冷却ロール上の薄帯の剥離装置と、該剥離装置を冷却ロール上の巻取位置よりも下流側位置から巻取位置よりも上流側位置へ冷却ロールの円周面に沿って移動させる剥離装置移動機構を有して構成されていることを特徴とする急冷凝固薄帯の巻取再開装置である。
【0010】
本発明装置において、前記剥離装置移動機構が、巻取位置を迂回して前記上流側位置から前記下流側位置へ剥離装置を移動させる機構を有していることが好ましく、また、前記剥離装置が、冷却ロール円周面に向けて配設されたガスノズルと、剥離した薄帯の保持具を有して構成されていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明法を図1および図2の例により説明する。タンディッシュ7の鋳造ノズル9から、高速回転している冷却ロール11の円周面に供給された溶融金属は、急冷凝固して薄帯6となり巻取ロール12に巻取られる。
本発明法は、冷却ロール11の円周面に沿って移動可能な剥離装置16と、巻取位置から退避可能な複数の巻取ロール12を使用して行われる。本例では2機の巻取ロール12a,12bをカローゼルリール15に取付けている。
【0012】
まず、薄帯の剥離装置16を冷却ロール11上の巻取位置よりも下流側位置Aに配置して鋳造を開始し、薄帯6を巻取ロール12aに巻取る。巻取り中に薄帯6が破断したら、下流側位置Aにて剥離装置16により薄帯6を剥離しつつ、巻取ロール12aを巻取位置から退避させ、かつ剥離中の剥離装置16を巻取位置よりも上流側位置Bに移動させ、ついで別の巻取ロール12bを巻取位置に配置する。本例では、巻取ロール12a,12bをカローゼルリール15上に180°離して配置し、該リール15を180°回すことで相互の位置を入替える。そして、位置Bにて剥離装置16による剥離を停止し、かつ剥離した薄帯6を切断除去して、冷却ロール11上の薄帯6を巻取ロール12bで巻取再開する。
【0013】
剥離装置16には、本例では、薄帯6を先端から剥離するためのガスノズル1と、剥離した薄帯6を除去するための保持具としての針3を備えたものを採用し、図1のように、ガスノズル1のノズル口2を冷却ロール11の円周面に向けて配設している。ガスノズル1に接続するガス供給管4に設けたバルブ5を開にして、ノズル口2からガス噴射することで薄帯6を剥離し、バルブ5を閉にすることで剥離を停止する。剥離した薄帯6を切断除去する過程については後述する。
【0014】
剥離装置16を位置Aから位置Bに移動させるには、本例では、ガスノズル1の支持アーム17をレール18に沿わせて、図示しないアクチュエータにより行う。レール18は図1および図2のように、冷却ロール11と離れた位置に冷却ロール11と同心円に2本設けている。このほか、冷却ロール11の回転軸の延長線上を軸とする回動軸に支持アーム17を固定して移動させることもできる。
【0015】
本発明法において、巻取再開後に再び破断するおそれのある場合は、剥離した薄帯6を切断除去した後の剥離装置16を、位置Bから巻取位置よりも下流側位置Aに移動させる。このとき、巻取位置では巻取ロール12bにより巻取りを行っているので、巻取位置を迂回して剥離装置16を移動させる。具体的には、図2の例のように、支持アーム17とレール18の間の係止具19を、冷却ロール11の回転軸と平行方向に長くし、図示しないアクチュエータにより、剥離装置16を冷却ロール11の円周面上から離れた位置Cまで移動させて回動し、位置Aに戻す。係止具19には位置Cで停止させるためのストッパー20を設ける。
また、巻取ロール12を3機以上設けることもできる。
【0016】
剥離装置16による切断除去過程について、図3に示す具体例により詳述する。位置Bに移動した時点では、(a)のようにバルブ5を開にしてガスノズル1のノズル口2からガス噴射し、薄帯6を先端から剥離している。ここで(b)のようにバルブ5を閉にしてガス噴射を停止する。すると以後は、薄帯6は冷却ロール11に付着した状態で巻取ロール12に向けて移行する。
【0017】
剥離した薄帯6は、まず(b)のように、ノズル口2よりも突出している針3の先端に接触し、ついで突き刺さる。その後は(c)のように、剥離した薄帯6が針3に保持され、冷却ロール11に付着した薄帯6は、先行部が剥離しつつ湾曲した状態で巻取ロール12に向かう。この湾曲部が巻取ロール12との間の狭い隙間に達すると、折られて(d)のように切断され、以後の冷却ロール11上の薄帯6は巻取ロール12に巻取られる。切断された薄帯14は、その後除去する。
【0018】
本発明法において、剥離した薄帯6の除去には、上記の例に限らず、各種手段を採用することができる。たとえば針3に替えて、薄帯6を両面から把持する治具を設けたもの、ガス噴射を停止すると同時に冷却ロール11にロールを押し当てて図3(c)の薄帯湾曲部を折り曲げ切断するものなどがある。
また複数の巻取ロール12の移動機構としては、カローゼルリール15を使用するほか、各巻取ロール12それぞれにシリンダなどのアクチュエータを取り付けたものなどを採用することもできる。
【0019】
次に本発明装置は、図1および図2の例のように、複数の巻取ロール12と、巻取ロール移動機構と、薄帯の隔離装置16と、剥離装置16の移動機構を有して構成される。巻取ロール移動機構は、本例では2機の巻取ロール12a,12bを取付けたカローゼルリール15を採用しているが、上記のような他の機構とすることもできる。剥離装置16には、薄帯6を先端から剥離するためのガスノズル1と、剥離した薄帯6を除去するための保持具として針3を備えたものを採用している。
【0020】
剥離装置の具体例を図4に示す。ガスノズル1は、図4(c)のようにスリット状のノズル口2を有し、ガスノズル1には保持具として図4(b)のように3本の針3が付設され、針3の先端が図4(a)の矢印で示すガス噴射方向に向かい、ノズル口2から突出して、図4(c)のように3本がノズル口2に平行に設けられている。4はガス供給管である。なお保持具としては、針3に替えて上記のような各種手段を採用することもできる。
【0021】
剥離装置16の移動機構は、ガスノズル1の支持アーム17を移動させるレール18とアクチュエータで構成される。レール18は、図1および図2のように、冷却ロール11と離した位置に冷却ロール11と同心円に2本設けている。このほか、冷却ロール11の回転軸の延長線上を軸とする回動軸に支持アーム17を固定して移動させる機構とすることもできる。
【0022】
また剥離装置16の移動機構に、図2の例のように、支持アーム17の係止具19を冷却ロール11の回転軸と平行方向に長くし、剥離装置16を冷却ロール11の円周面上から離れた位置Cまで移動させ、巻取位置を迂回させて位置Aに戻す機構を付加することにより、巻取再開後に破断した場合にも繰り返し巻取再開することができる。
【0023】
剥離装置16をレール18に沿って図2のAB間を移動させるには、例えば図6に示すような機構を採用することができる。すなわち、片方のレール18(ここでは外側のレール18)の一端にモーター21を固定し、他端に回転自在なローラー24の軸を固定する。モーター21のモーター回転体22に鋼製ワイヤー23を巻き付け、鋼製ワイヤー23をレール18に沿わせて一端は係止具19に固定し、他端はローラー24を経由させて係止具19に固定する。
【0024】
この機構により、モーター回転体22を回転させることで、鋼製ワイヤー23の移動に伴い、係止具19およびそれに連結している剥離装置16を矢印の方向にAB間を移動させることができる。そして、モーター21を逆転させることで移動方向を逆転させることができる。
また、剥離装置16を係止具19に沿って図2のBC間を移動させるには、例えば支持アーム17の剥離装置16とは反対側の端部(図2のp点)に、エアーシリンダーのロッドを取付けた機構により行うことができる。
【0025】
【実施例】
図1および図2に示すような本発明装置により薄帯の巻取りを行った。合金成分はFe80.5Si6.5 121 (原子%)(質量%ではFe:93.3%,Si:3.8%,B:2.7%,C:0.2%)、溶融金属8の温度は1320℃、鋳造ノズル9の開口は0.7mm×120mmのスリット形状である。鋳造ノズル9の開口と冷却ロールの間隔は250μmである。冷却ロール11は、材質がCu−0.5%Cr、直径1200mm、ロール円周面の回転周速が25m/secである。巻取ロール12a,12bは永久磁石製で、カローゼルリール15の同一半径位置に180°離して設け、円周面の回転周速は冷却ロール11と同じである。
【0026】
剥離装置16には、図4に示すものを採用した。ガスノズル1はアルミ製で、ノズル口2は2mm×130mmのスリット形状、ノズル口2と冷却ロール11との間隔は5mmとし、ガス噴射方向と噴射位置における冷却ロール接線とのなす角度αを40°とした。ガスノズル1からはN2 ガスを圧力0.04MPa (0.4kg/cm2 )で噴射した。
【0027】
鋳造開始前、剥離装置16は位置Aにセットしてガス噴射した。タンディッシュストッパー10を上げて鋳造を開始し、開始から4秒後、薄帯長さにして先端から約100mの位置で、巻取り中に薄帯6が破断したが、破断後の冷却ロール11上の薄帯6は、巻取位置よりも下流側位置Aにて剥離装置16により剥離された。この間に、カローゼルリール15を回して巻取ロール12aを巻取位置から退避させるとともに、剥離装置16を、下流側位置Aから上流側位置Bへ、薄帯6を剥離しつつ移動させた。
【0028】
カローゼルリール15の回転により巻取ロール12bが巻取位置に移動した時点で、剥離装置16のガス噴射を停止したところ、剥離した薄帯6が切断除去され、冷却ロール11上の薄帯6が巻取ロール12bに巻取られ、その後は破断することなくタンディッシュ7内の溶融金属を最後まで鋳造し巻取ることができた。破断から巻取再開までの時間は8秒であり、この間の薄帯6の除去量は約200mであった。
【0029】
【発明の効果】
単ロール法による急冷凝固薄帯の製造において、特に鋳造初期において、巻取り中の薄帯が破断することが多く、破断した場合、従来は鋳造中断せざるを得なかったが、本発明によれば、中断ぜずに巻取再開できる。再開後、再び破断しても繰り返し巻取再開することができる。したがって、廃棄される薄帯が最小限に抑えられ、また鋳造作業が著しく安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明法および装置の例を示す説明図である。
【図2】本発明法および装置の例を示し、図1のA−A視相当説明図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)は、本発明における剥離した薄帯の切断除去過程の例を示す説明図である。
【図4】本発明で使用する薄帯剥離装置の例を示し、(a)は側面図、(b)は下面図、(c)は正面図である。
【図5】本発明の対象とする単ロール法鋳造設備の例を示す説明図である。
【図6】本発明で使用する剥離装置移動機構の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ガスノズル 2…ノズル口
3…針 4…ガス供給管
5…バルブ 6…薄帯
7…タンディッシュ 8…溶融金属
9…鋳造ノズル 10…タンディッシュストッパー
11…冷却ロール 12…巻取ロール
13…ガスノズル 14…切断された薄帯
15…カローゼルリール 16…剥離装置
17…支持アーム 18…レール
19…係止具 20…ストッパ
21…モーター 22…モーター回転体
23…鋼製ワイヤー 24…ローラー

Claims (6)

  1. 単ロール法による急冷凝固薄帯の製造において、冷却ロールからの薄帯の剥離装置を冷却ロール上の巻取位置よりも下流側位置に配置して鋳造を開始し、薄帯を巻取ロールに巻取り、薄帯が巻取り中に破断したら、前記剥離装置により薄帯を剥離しつつ、前記巻取ロールを巻取位置から退避させ、かつ剥離中の剥離装置を巻取位置よりも上流側位置に移動させ、ついで別の巻取ロールを巻取位置に配置し、剥離装置による剥離を停止し、かつ剥離した薄帯を切断除去して、冷却ロール上の薄帯を前記別の巻取ロールに巻取ることを特徴とする急冷凝固薄帯の巻取再開方法。
  2. 剥離した薄帯を切断除去した後の剥離装置を、巻取位置を迂回して前記下流側位置に移動させることを特徴とする請求項1記載の急冷凝固薄帯の巻取再開方法。
  3. 前記剥離装置が薄帯を剥離するためのガスノズルと、剥離した薄帯の保持具を有し、ガス噴射することで薄帯を剥離し、ガス噴射を停止しかつ剥離した薄帯を保持することにより、該剥離した薄帯を切断除去することを特徴とする請求項1または2記載の急冷凝固薄帯の巻取再開方法。
  4. 単ロール法による急冷凝固薄帯の製造において、複数の巻取ロールと、該巻取ロールを1機ずつ巻取位置に移動させるとともに巻取位置から退避させる巻取ロール移動機構と、冷却ロール上の薄帯の剥離装置と、該剥離装置を冷却ロール上の巻取位置よりも下流側位置から巻取位置よりも上流側位置へ冷却ロールの円周面に沿って移動させる剥離装置移動機構を有して構成されていることを特徴とする急冷凝固薄帯の巻取再開装置。
  5. 前記剥離装置移動機構が、巻取位置を迂回して前記上流側位置から前記下流側位置へ剥離装置を移動させる機構を有していることを特徴とする請求項4記載の急冷凝固薄帯の巻取再開装置。
  6. 前記剥離装置が、冷却ロール円周面に向けて配設されたガスノズルと、剥離した薄帯の保持具を有して構成されていることを特徴とする請求項4または5記載の急冷凝固薄帯の巻取再開装置。
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