JP4056615B2

JP4056615B2 - Body cover mounting structure

Info

Publication number: JP4056615B2
Application number: JP08227498A
Authority: JP
Inventors: 伴康本島
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1998-03-27
Filing date: 1998-03-27
Publication date: 2008-03-05
Anticipated expiration: 2018-03-27
Also published as: JPH11278340A; ID22317A; TW431984B; CN1096380C; CN1230499A; IT1308374B1; ITTO990123A1; BR9902352A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動２輪車又は自動３輪車におけるシート下方の車体後部を覆う車体カバーの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
特開平４−２２４４８３号には、自動２輪車の車体カバー構造が示され、この車体カバーはシートの下方側面を覆う左右のサイドカバーと、テールライトの周囲を覆うリヤカバーと、さらにその上方を覆うアッパーカバーとをそれぞれ左右のサイドカバーの上部へ係合している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シート後部をロック自在にするシートロックを車体後部へ設けることがあり、この場合にはいたずらされないように隙間をなくした車体カバーの取付構造が必要になり、前記従来例のようなリヤカバー等で左右のサイドカバーを単に連結する程度では不十分である。
【０００４】
また、車体フレーム等からステーを出して車体カバーを支持することもあるが、このようにするとステーを設ける際における車体フレーム側の組立精度がカバー類の合わせ精度に影響することにより、上記隙間をなくすような合わ作業が難しくなる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の車体カバー取付構造に係る第１の発明は、シート後部をロック自在とするシートロック部材を車体後部に設け、このシートロックを含むシート下方の車体後部を車体カバーで覆った車両において、シートの下方に前記シートロックの上部を覆うシートロックカバーを設けるとともに、このシートロックカバーに前記車体カバー取付け支持させたことを特徴とする。
【０００６】
また、車体カバーの外側方にグリップを配設し、その両端を車体カバーに設けた上部が開放されている開口部から車体カバー内側へ入れて車体側へ取付けるとともに、この開口部の一方をシートロック近傍に設け、かつ前記シートロックカバーで開口部の開放部分側を覆ったことも特徴とする。
【０００７】
【発明の効果】
第１の発明によれば、シートの下方に配置したシートロックカバーでシートロックを覆うとともに、このシートロックカバーに車体カバーを取付支持させたので、シートロックカバーと車体カバーをより密に合わせることができ、両カバー部材間に外方から手を入れるような隙間の形成を防止できるので、シートロックに対していたずらされにくくなる。
【０００８】
また、従来のように車体フレーム側から突出するステーへ車体カバーを取付ける場合と異なり、シートロックカバーと車体カバーの直接取付であるため、車体フレーム側の組立精度に影響されずに、シートロックカバーと車体カバーの合わせ精度を向上でき、前述したように密に合わせることができる。しかも前記ステーの取付けを廃止したことにより部品点数を省略できる。
【０００９】
そのうえ、グリップを通過させるため上方が開放された開口部をシートロック近傍の車体カバーに設けても、シートロックカバーを利用して開口部の開放部分を覆うことにより、やはり外側方から手を入れるような隙間の形成を防止していたずらを防止できるとともに、シートロックカバーの有効利用を図ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
まず、図２により本実施例の適用された自動２輪車の概要を説明する。前輪１を支持するフロントフォーク２の上端部はボトムブリッジ３を介してステムパイプ４へ連結され、その上端部に設けられたハンドル５により操向される。
【００１１】
ステムパイプ４を回動自在に支持するヘッドパイプ６を前端に設けたメインフレーム７は、車体中心をバックボーン状をなして斜め下がりに後方へ延び、その間に左右一対をなすリヤフレーム８の各前端部が連結されている。
【００１２】
左右のリヤフレーム８は略水平方向へ延びてから斜め上がりにさらに後方へ延び、ここで物入れボックス９を支持している。物入れボックス９はヘルメット１０等の大型物品を収容可能な大容量であり、上方に開放した開口部をシート１１で開閉されるようになっている。
【００１３】
左右のリヤフレーム８の各後端部には側方へ突出するグラブレール１２が支持されている。このグラブレール１２は本願発明におけるグリップに相当する。
【００１４】
メインフレーム７の下方には前傾したエンジン１３がメインフレーム７の中間部及びメインフレーム７の下端部左右を囲んで下方へ延出形成されたボックス状のピボットプレート１４に支持されている。
【００１５】
ピボットプレート１４にはリヤスイングアーム１５の前端部がピボット軸１６により回動自在に軸着され、その後端部に後輪１７が支持されるとともに、リヤスイングアーム１５の後端部とその上方に位置するリヤフレーム８の後部間に緩衝器１８が左右一対で設けられている。
【００１６】
車体は各種のカバー類で覆われており、まずハンドル５はハンドルカバー２０で覆われ、ヘッドパイプ６の前方側はフロントカバー２１で覆われ、ヘッドパイプ６の後方側から物入れボックス９にかけてレッグシールド２２で覆われ、物入れボックス９の前方はボックスカバー２３で覆われ、ボックスカバー２３より後方における物入れボックス９の側面大部分を含むシート１１下方はリヤカバー２４で覆われている。
【００１７】
また、前輪１の上方にはフロントフォーク２と一体に動く可動式のフロントフェンダ２５がボトムブリッジ３へ取付けられ、その中央部で左右のフロントフォーク２により挟まれた部分には外側よりフォークカバー２６が取付けられてフロントフォーク２の外側が覆われている。
【００１８】
次に、リヤカバー２４の取付構造を説明する。図１はその取付方を示す斜視図、図３は取付部を示す車体後部の断面図、図４はシートを除いてシートロックカバー部分を示す上面視図、図５はリヤカバーの取付前の状態を示す図４と同様図、図６はリヤカバー全体の上面図である。
【００１９】
図６に示すように、リヤカバー２４はＡＢＳ等の適当な樹脂で成形され、車体中心で左右に分割されるとともに、それぞれは前端上部２５の先端側に形成された取付部２６でボックスカバー２３と取付けられ（図２）、前端下部２７に前方へ突出形成された取付片２８によりレッグシールド２２の後端部へ取付けられている（図２）。
【００２０】
各リヤカバー２４の側面後部側上縁部には上方へ開放された切り欠き状の開口部３０、３１が前後に形成されている。後端部３２は合わせライン３３で結合し、テールライト２９（図３）の収容部をなしている。合わせライン３３に沿って、一方からは係合片３４が突出し、他方にはその係合穴３５が形成されている（図１）。
【００２１】
後端部３２の前端部縁３６は開口部３１へ側方で連続するとともに、中央側では上方へ段差をなして立ち上がった取付部３７へ連続する。この取付部３７は、ひさし状に前方へ延出しており、取付穴３８が形成され、後述するシートロックカバー上へ取付けられる。
【００２２】
シートロックカバー４０は、図３に示すように、シート１１の底板４１の後部中央裏面に下方へ突出形成された止め金具４２をロックするシートロック４３上に取付けられている。
【００２３】
シートロック４３はリヤカバー２４の後部内側空間内を上面視で後方へ凸の略Ｕ字形をなして配設されたサブフレーム４４へ溶接されて後方へ延出するステー４５上へ支持されている。
【００２４】
サブフレーム４４の左右の前端部は、リヤフレーム８の上端部（後端部でもある）へ溶接され、さらにリヤフレーム８の上端部には、アングル状のブラケット４６が取付けられ、ここにグラブレール１２の前端部がボルト４７で取付けられている。グラブレール１２の後端部はステー４５上へボルト止めされてる。
【００２５】
なお、サブフレーム４４で囲まれた空間内には燃料タンク４８が収容され、そのフランジ４８ａがブラケット４６上及びサブフレーム４４の後端中央に溶接されているステー４９へ支持されている。
【００２６】
シートロックカバー４０は、ポリプロピレン等の適宜樹脂により剛性のあるものとして成形され、シートロック４３の上部全体を覆うとともに、前方へ延出するひさし部５０は、底板４１の止め金具４２基部をインサートする肉厚部４１ａと、燃料タンク４８の後端上面部４８ｂとの間へ入り、外部から手を入れることのできないように間隙を埋めている（図３）。
【００２７】
シートロック４３の下方側も、サブフレーム４４、ステー４５、フランジ４８ａの後方へ長く延出する後端部側部分、シートロック４３自体のケース及びテールライト２９等により、下方から手を入れにくい程度に塞がれている。
【００２８】
さらに、シートロックカバー４０の左右両側にはグリップカバー部５１が側方へ延出して、ここに下向き略Ｕ字状の切り欠き５２が形成され、グリップカバー部５１が開口部３１上へ重なるとともに、切り欠き５２と開口部３１で形成されるグラブレール１２を内外へ通す程度の穴を残してその周囲を塞ぎ、開口部３１からも内側へ手を入れられないようになっている（図４）。
【００２９】
シートロックカバー４０の中央には止め金具４２を収容する溝５３が前方へ開放されて形成され、その左右に設けられた平坦な段部５４でネジ５５によりシートロック４３の前部側へ取付けられる。
【００３０】
また、シートロックカバー４０の後部左右にも平坦部５６が形成され、それぞれに取付穴５７が形成され、ここにリヤカバー２４の取付部３７を重ね、両取付穴３８と５７を一致させて、上方からファスナー５８を差し込むことによりシートロック４３へ一体に取付けられ、取付部３７とシートロックカバー４０は密に重ね合わされる。
【００３１】
ファスナー５８の上方はシート１１の底板４１後部で覆われ、外部から手が入りにくくなっている（図３）。ファスナー５８は、ワンタッチ式で取付け、かつ取り外しできる部材である。
【００３２】
次に、本実施例の作用を説明する。図１及び図５において、リヤカバー２４の後部を取付けるには、予めシートロック４３上へシートロックカバー４０を被せ、その前部をネジ５５で固定しておく。この状態でリヤカバー２４を被せ、取付部３７を平坦部５６上へ重ね、取付穴３８を取付穴５７と一致させてファスナー５８によりシートロック４３上へ固定する。
【００３３】
これにより、リヤカバー２４がシートロックカバー４０及びシートロック４３を介してサブフレーム４４側へ固定される。このとき、リヤカバー２４は直接車体フレーム側へ取付けられず、シートロックカバー４０を介した取付けとなるので、カバー部材相互を直接取付けることにより、合わせが容易かつ正確になり、外部から手を入れることができなくなる。
【００３４】
しかも、リヤカバー２４を車体フレーム側へ直接取付ける場合と比べると、車体の組立精度による影響を受けないので、良好な合わせ精度を維持できるとともに、取付用のステーを車体フレームへ溶接する作業が不要であり、車体フレーム側における組立工数並びに部品点数を削減できる。
【００３５】
さらに、シートロックカバー４０の左右に形成したグリップカバー部５１により、開口部３１の上部側を覆うので、リヤカバー２４の側方へグラブレール１２を貫通して突出させる形式を採用しても、やはり開口部３１から手を入れることができなくなり、シートロック４３に対するいたずらされにくい構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例に係るリヤカバーの取付方を示す斜視図
【図２】本実施例が適用された自動２輪車の側面図
【図３】車体カバー取付部を示す車体後部の断面図
【図４】シートを除いてシートロックカバー部分を示す上面視図
【図５】リヤカバーの取付前の状態を示す図
【図６】リヤカバー全体の上面図
【符号の説明】
８：リヤフレーム、１１：シート、１２：グラブレール（グリップ）、２４：リヤカバー（車体カバー）、３１：開口部、３７：取付部、４０：シートロックカバー、４１：底板、４２：止め金具、４３：シートロック、４４：サブフレーム、４５：ステー、４８：燃料タンク、５１：グリップカバー部、５２：切り欠き、５６：平坦部、５８：ファスナー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure for a vehicle body cover that covers a rear portion of a vehicle body below a seat in a motorcycle or a motorcycle.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-224483 shows a vehicle body cover structure for a motorcycle. The vehicle body cover includes left and right side covers that cover the lower side surface of the seat, a rear cover that covers the periphery of the taillight, and an upper portion thereof. Enclosed upper covers are respectively engaged with upper portions of the left and right side covers.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, a seat lock that allows the rear portion of the seat to be locked may be provided on the rear portion of the vehicle body. In this case, a mounting structure for the vehicle body cover that eliminates a gap so as not to be tampered with is required. It is not sufficient to simply connect the left and right side covers.
[0004]
In addition, the stay may be taken out from the body frame or the like to support the body cover, but in this case, the assembly accuracy on the body frame side when the stay is provided affects the alignment accuracy of the covers, so that the gap is reduced. This makes it difficult to work together.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a first invention relating to a vehicle body cover mounting structure of the present application is provided with a seat lock member for locking the rear portion of the seat at the rear portion of the vehicle body, and the vehicle body rear portion under the seat including the seat lock is disposed on the vehicle body cover. The vehicle is covered with a seat lock cover that covers an upper portion of the seat lock below the seat, and the vehicle body cover is attached to and supported by the seat lock cover.
[0006]
In addition, a grip is arranged on the outer side of the vehicle body cover, and both ends of the vehicle body cover are attached to the vehicle body cover from the opening part where the upper part is opened, and one side of this opening part is seated. It is also characterized in that it is provided near the lock and the open portion side of the opening is covered with the seat lock cover.
[0007]
【The invention's effect】
According to the first invention, the seat lock is covered with the seat lock cover disposed below the seat, and the vehicle body cover is mounted and supported on the seat lock cover, so that the seat lock cover and the vehicle body cover are more closely matched. Since it is possible to prevent the formation of a gap between the cover members so that a hand is inserted from the outside, it is difficult for the seat lock to be tampered with.
[0008]
Also, unlike the case where the vehicle body cover is attached to the stay protruding from the vehicle body frame side as in the past, the seat lock cover and the vehicle body cover are directly attached, so the seat lock cover is not affected by the assembly accuracy on the vehicle body frame side. As a result, it is possible to improve the alignment accuracy of the body cover and the vehicle body cover. Moreover, the number of parts can be omitted by eliminating the mounting of the stay.
[0009]
In addition, even if an opening that opens upward to allow the grip to pass through is provided in the vehicle body cover near the seat lock, it is possible to insert a hand from the outside by covering the open portion of the opening using the seat lock cover. Such mischief that prevents the formation of such a gap can be prevented, and the seat lock cover can be effectively used.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, an outline of a motorcycle to which this embodiment is applied will be described with reference to FIG. The upper end of the front fork 2 that supports the front wheel 1 is connected to the stem pipe 4 via the bottom bridge 3 and is steered by a handle 5 provided at the upper end.
[0011]
The main frame 7 provided with a head pipe 6 to the front end for supporting the stem pipe 4 rotatably extends rearward obliquely downward of the vehicle body center forms a backbone-like, each of the rear frame 8 to form a pair between the The front end is connected.
[0012]
The left and right rear frames 8 extend substantially in the horizontal direction and then extend obliquely upward to the rear, and support the container box 9 here. The container box 9 has a large capacity capable of accommodating a large article such as a helmet 10, and an opening opened upward is opened and closed by a seat 11.
[0013]
Grab rails 12 projecting sideways are supported at the rear ends of the left and right rear frames 8. The grab rail 12 corresponds to the grip in the present invention.
[0014]
Below the main frame 7, an engine 13 tilted forward is supported by a box-shaped pivot plate 14 that extends downward and surrounds the middle portion of the main frame 7 and the left and right sides of the lower end portion of the main frame 7.
[0015]
A front end portion of the rear swing arm 15 is pivotally attached to the pivot plate 14 by a pivot shaft 16, a rear wheel 17 is supported at the rear end portion, and a rear end portion of the rear swing arm 15 and above the rear end portion. A pair of left and right shock absorbers 18 are provided between the rear portions of the rear frames 8 positioned.
[0016]
The vehicle body is covered with various covers. First, the handle 5 is covered with the handle cover 20, the front side of the head pipe 6 is covered with the front cover 21, and the leg shield extends from the rear side of the head pipe 6 to the storage box 9. 22, the front of the storage box 9 is covered with a box cover 23, and the lower part of the seat 11 including most of the side surface of the storage box 9 behind the box cover 23 is covered with a rear cover 24.
[0017]
A movable front fender 25 that moves integrally with the front fork 2 is attached to the bottom bridge 3 above the front wheel 1, and a fork cover 26 is attached to the portion sandwiched between the left and right front forks 2 at the center. Is attached to cover the outside of the front fork 2.
[0018]
Next, the mounting structure of the rear cover 24 will be described. FIG. 1 is a perspective view showing how to attach the same, FIG. 3 is a cross-sectional view of the rear part of the vehicle body showing the attachment part, FIG. 4 is a top view showing the seat lock cover part excluding the seat, and FIG. FIG. 6 is a top view of the entire rear cover.
[0019]
As shown in FIG. 6, the rear cover 24 is formed of an appropriate resin such as ABS and is divided into left and right at the center of the vehicle body, and each of the rear cover 24 is attached to the box cover 23 by a mounting portion 26 formed on the front end side of the front end upper portion 25. It is attached (FIG. 2), and is attached to the rear end of the leg shield 22 by means of an attachment piece 28 protruding forward from the front end lower portion 27 (FIG. 2).
[0020]
Cutout-shaped openings 30 and 31 opened upward are formed in the front and rear at the rear edge of the rear side of each rear cover 24. The rear end portion 32 is joined by a mating line 33 to form a housing portion for the taillight 29 (FIG. 3). An engagement piece 34 protrudes from one side along the alignment line 33, and an engagement hole 35 is formed on the other side (FIG. 1).
[0021]
The front end edge 36 of the rear end portion 32 is continuous to the opening 31 laterally, and is continued to the attachment portion 37 that rises with a step upward on the center side. This attachment portion 37 extends forward in the shape of an eave, has an attachment hole 38, and is attached onto a seat lock cover which will be described later.
[0022]
As shown in FIG. 3, the seat lock cover 40 is mounted on a seat lock 43 that locks a stopper 42 that protrudes downward from the rear central back surface of the bottom plate 41 of the seat 11.
[0023]
The seat lock 43 is supported on a stay 45 that is welded to a sub-frame 44 disposed in a substantially U-shape protruding rearward in the rear inner space of the rear cover 24 in a top view and extends rearward.
[0024]
The left and right front end portions of the sub frame 44 are welded to the upper end portion (which is also the rear end portion) of the rear frame 8, and an angle-shaped bracket 46 is attached to the upper end portion of the rear frame 8. Twelve front ends are attached with bolts 47. The rear end of the grab rail 12 is bolted onto the stay 45.
[0025]
A fuel tank 48 is accommodated in the space surrounded by the subframe 44, and its flange 48a is supported on a stay 49 welded to the bracket 46 and the center of the rear end of the subframe 44.
[0026]
The seat lock cover 40 is molded to be rigid with an appropriate resin such as polypropylene, covers the entire upper portion of the seat lock 43, and the eaves portion 50 extending forward inserts the base of the stopper 42 of the bottom plate 41. It enters between the thick portion 41a and the rear end upper surface portion 48b of the fuel tank 48, and fills the gap so that a hand cannot be inserted from the outside (FIG. 3).
[0027]
The lower side of the seat lock 43 is also difficult to put in from the lower side due to the rear frame side portion that extends to the rear of the subframe 44, stay 45, flange 48a, the case of the seat lock 43 itself, the taillight 29, and the like. Is blocked.
[0028]
Further, grip cover portions 51 extend laterally on both the left and right sides of the seat lock cover 40, and a downward substantially U-shaped cutout 52 is formed therein, so that the grip cover portion 51 overlaps the opening 31. Further, the periphery of the grab rail 12 formed by the notch 52 and the opening 31 is left so as to pass inside and outside, and the periphery thereof is blocked so that the hand cannot be inserted inward from the opening 31 (FIG. 4). ).
[0029]
In the center of the seat lock cover 40, a groove 53 for receiving the stopper metal 42 is formed to be opened forward, and is attached to the front side of the seat lock 43 by screws 55 with flat step portions 54 provided on the left and right sides thereof. .
[0030]
Further, flat portions 56 are also formed on the left and right sides of the rear portion of the seat lock cover 40, and mounting holes 57 are formed respectively. The mounting portions 37 of the rear cover 24 are overlapped with each other, and both mounting holes 38 and 57 are aligned with each other. The fastener 58 is inserted into the seat lock 43 and the attachment portion 37 and the seat lock cover 40 are closely overlapped with each other.
[0031]
The upper portion of the fastener 58 is covered with the rear portion of the bottom plate 41 of the seat 11 so that the hand is difficult to enter from the outside (FIG. 3). The fastener 58 is a member that can be attached and detached in a one-touch manner.
[0032]
Next, the operation of this embodiment will be described. 1 and 5, in order to attach the rear portion of the rear cover 24, the seat lock cover 40 is put on the seat lock 43 in advance, and the front portion thereof is fixed with screws 55. In this state, the rear cover 24 is covered, the mounting portion 37 is overlaid on the flat portion 56, the mounting hole 38 is aligned with the mounting hole 57, and is fixed onto the seat lock 43 with the fastener 58.
[0033]
As a result, the rear cover 24 is fixed to the subframe 44 side via the seat lock cover 40 and the seat lock 43. At this time, the rear cover 24 is not directly attached to the vehicle body frame side, but is attached via the seat lock cover 40. By directly attaching the cover members to each other, the alignment becomes easy and accurate, and a hand is put in from the outside. Can not be.
[0034]
Moreover, compared with the case where the rear cover 24 is directly attached to the vehicle body frame side, it is not affected by the assembly accuracy of the vehicle body, so that good alignment accuracy can be maintained and the work of welding the mounting stay to the vehicle body frame is unnecessary. Yes, the number of assembly steps and the number of parts on the vehicle body frame side can be reduced.
[0035]
Furthermore, since the upper side of the opening 31 is covered by the grip cover portions 51 formed on the left and right sides of the seat lock cover 40, even if a form in which the grab rail 12 protrudes to the side of the rear cover 24 is adopted, It becomes impossible to insert a hand from the opening 31, and a structure in which the seat lock 43 is not easily tampered with is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing how to attach a rear cover according to an embodiment. FIG. 2 is a side view of a motorcycle to which the embodiment is applied. FIG. 3 is a cross-sectional view of a rear portion of a vehicle body showing a vehicle body cover attachment portion. Fig. 4 is a top view showing the seat lock cover portion excluding the seat. Fig. 5 is a diagram showing a state before the rear cover is attached. Fig. 6 is a top view of the entire rear cover.
8: rear frame, 11: seat, 12: grab rail (grip), 24: rear cover (body cover), 31: opening, 37: mounting portion, 40: seat lock cover, 41: bottom plate, 42: fastener 43: Seat lock, 44: Subframe, 45: Stay, 48: Fuel tank, 51: Grip cover part, 52: Notch, 56: Flat part, 58: Fastener

Claims

In a vehicle in which a seat lock member that allows the rear portion of the seat to be locked is provided at the rear portion of the vehicle body and the rear portion of the vehicle body including the seat lock is covered with a vehicle body cover, a seat lock cover that covers the upper portion of the seat lock is provided below the seat. setting only, Rutotomoni to the body cover mounting support to the seat lock cover,
A grip is provided on the outer side of the vehicle body cover, and both ends of the vehicle body cover are attached to the vehicle body side through an opening in which the upper part is opened, and one of the openings is seat-locked. A vehicle body cover mounting structure provided in the vicinity and covering the open portion side of the opening with the seat lock cover .

The seat lock cover is a separate body from the seat lock member, is molded with resin, and has an eaves portion that extends forward,
2. The vehicle body cover mounting structure according to claim 1 , wherein the eaves portion enters into a question between a thick portion for inserting a stopper base portion of the bottom plate of the seat and a rear end upper surface portion of the fuel tank .