JP4054438B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録紙に形成された現像剤像を記録紙に加熱定着する定着器を搭載する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱装置に関して添付図面の図に基づき説明する。
【0003】
従来の加熱装置にあっては、図に示すように、セラミックスを主成分とする基板たるセラミック板110の一方の面に、発熱体たる一次側発熱パターン101が設けられ、セラミック板110の他方の面に、温度検知体たるチップサーミスタ104が設けられ、一次側発熱パターン101が、電源からの電力を一次側電線108を通じて一次側電極102より一次側コネクタ103を介して供給され発熱するようになっており、チップサーミスタ104は、二次側パターン106を通じ2次側コネクタ107を介して二次側電線109により外部に設けられた制御手段たるマイクロコンピュータ等と接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる加熱装置にあっては、通常、発熱パターン101は、消費電力が大きいため商用電源をそのまま駆動に用い、発熱パターン101とチップサーミスタ104とが一次側と二次側の回路となるため、発熱パターン101とチップサーミスタ104との間は、ユーザー保護のため十分な絶縁距離が必要となる。
【0005】
かかる加熱装置にあっては、一次側と二次側の回路が混在しているため、図に示すように、セラミック板110上の一次側電極102を一端に二次側電極105を他端に配置せざるをえないため、設計の自由度が低く小型化が難しい、もし、片側に一次側電極102と二次側電極105とを配置した場合、一次側電極102と二次側電極105との距離を確保するためにかえってセラミック板110を大きくしなければならなく、又、一次側電線108と二次側電線109との絶縁耐圧を確保するために被覆も厚くする必要があり、コストアップにつながる。
【0006】
又、一次側電極102と二次側電極105との安全規格上の距離を確保するためにセラミック板110の幅を細くすることができないため、小型化が難しく、セラミック材を節約できないため、コスト的にも高くなっていた。
【0007】
そこで、本発明は、一次側の回路である発熱体と二次側の回路である温度検知体との距離をとる必要をなくし、小型で安価な定着装置を備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本発明は、記録紙に現像剤像を形成する画像形成部と、商用電源から供給される電力を変圧するトランスを有し前記トランスにより変圧された二次側電力を出力する電源回路と、記録紙上の現像剤像を記録紙に加熱定着するためのヒータであって前記トランスにより変圧される前の前記電源回路の一次側に繋がっており商用電源から供給される電力により発熱するヒータと、前記二次側電力により動作し商用電源から前記ヒータへの電力供給を導通状態または非導通状態に切り換える駆動回路と、前記ヒータの温度を検知する温度検知素子と、前記二次側電力により動作し前記温度検知素子の出力に応じて前記駆動回路を制御する制御回路と、を有する画像形成装置において、前記トランスにより変圧される前の前記電源回路の一次側から出力される一次側電力により動作する回路を有し、前記温度検知素子は前記一次側電力により動作する回路に繋がれており、前記一次側電力により動作し前記温度検知素子が繋がれた回路から前記二次側電力により動作する前記制御回路への前記温度検知素子の出力に応じた信号の伝達をフォトカプラで行うことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき本発明における実施の形態に関して図1乃至図のいずれかに基づき説明する。
【0010】
(第一の実施形態)
図1は、本発明における第一の実施形態の画像形成装置の一例たるレーザービームプリンタ10(以下、プリンタ10という)の概略構成を示す模式的断面図である。
【0011】
プリンタ10は、図1に示すように、外周面に静電潜像が形成されるドラム状の感光体12と、感光体12の外周面を規定電位に帯電するためのローラ状の帯電体13と、規定電位に帯電せしめられた上記外周面に露光により静電潜像を形成するレーザースキャナユニット14と、上記静電潜像を現像剤により可視画像化する現像装置15と、上記外周面に形成された可視画像(顕像)をシート状の記録媒体たる記録紙Pに転写するローラ状の転写体16と、定着器17とを備えている。感光体12と、帯電体13と、レーザースキャナユニット14と、現像装置15と、転写体16と、によって画像形成部を構成している。
【0012】
プリンタ10にあっては、先ず、帯電体13にて規定電位に帯電せしめられた感光体12の外周面にレーザースキャナユニット14が露光することにより、外部からプリンタ10に与えられた画像情報に応じた静電潜像が上記外周面に形成される。
【0013】
次に、感光体12の外周面に形成された静電潜像は、現像装置15から現像剤を付与されることにより、顕像に可視画像化される。
【0014】
一方、与えられた画像情報に応じた画像情報を記録される記録紙Pは、プリンタ10の本体にて取外し自在に支持されたカセット18、或いは、プリンタ10の一方の側面に配置されたマルチペーパートレイ19から、感光体12と転写体16との間に形成される転写ニップ部TNへと、所定タイミング等にて給紙される。
【0015】
よって、転写ニップ部TNに達した記録紙Pは、感光体12の外周面に形成され、担持された顕像を転写体16からの電気的相互作用により転写される。
【0016】
次に、顕像を一方の面に未定着状態に担持せしめられた記録紙Pは(以下、未定着状態にある顕像を未定着像と称する)、定着器17において熱供給及び圧力付与されることにより、未定着像が溶融して定着せしめられ、以て、記録紙Pは、与えられた画像情報に応じた画像が記録され、画像形成された記録紙Pは、プリンタ10の本体の他方の側面に配置された排紙トレイ20上に排紙される。
【0017】
図2は、本実施形態における定着器17の概略構成を示す模式的断面図である。
【0018】
定着器17は、加熱部9と、加熱部9を固定して支持する支持体8と、加熱部9及び支持体8に外嵌された耐熱性のフィルム6と、フィルム6を介して加熱部9と圧接する回転体状の加圧ローラ7とを有し、加圧ローラ7の回転により、フィルム6を摺動させ、フィルム6と加圧ローラ7との圧接によるニップ部Nに未定着像を担持した記録紙Pを通紙することにより、フィルム6を介した加熱部9の熱により未定着像を記録紙P上に定着させるようになっている。
【0019】
図3は、本実施形態における加熱装置(定着器)の制御系の信号経路を示すブロック図である。
【0020】
加熱部9は、電源たる商用電源VACから電力を受けて発熱する発熱体たるヒータH1と、ヒータH1の温度を検知する温度検知体(温度検知素子)たるサーミスタTH1とを有している。
【0021】
ヒータH1は、セラミックスを主成分とする基板上の一方の面に設けられ、サーミスタTH1は上記基板上の他方の面に設けられている。
【0022】
加熱部9を備えるプリンタ10本体に取り付けられた制御部22が、商用電源VACからヒータH1への導通及びその遮断のいずれかに切り換え自在な切換手段(駆動回路)3aと、サーミスタTH1の検知温度に応じて切換手段3aの切り換えを行う制御手段(制御回路)2aと、サーミスタTH1の検知温度情報に応じた周波数のパルス信号を出力する変換手段(温度検知素子が繋がれた回路)1aと、変換手段1aからのパルス信号を受けてこれを一旦光信号に変換した後、該光信号を電気パルス信号に変換し出力する伝達手段たるフォトカプラPC2とを有している。
【0023】
制御手段2aは、フォトカプラPC2からの電気パルス信号を受けて切換手段3aの切り換えを行うようになっている。
【0024】
図3に示すように、商用電源VAC、コモンモードチョークコイル1、ダイオードブリッジD1、平滑コンデンサC1、トランス2、FETQ1、コントロール回路CONT、及びフォトカプラPC1等は電源回路を構成し、レギュレート回路REGは、ダイオードブリッジD1と平滑コンデンサC1とにより整流された電源(電力)から1次側電源(一次側電力)Vcc1を出力するようになっている。
【0025】
2次側では整流ダイオードD2、D3を介してチョークコイルL3とコンデンサC2により2次側電源(二次側電力)Vcc2を出力し、二次側電源Vcc2の出力をエラーアンプであるAMPを介してフォトカプラPC1の電流値変化させる構成でフイードバックループを実現している。
【0026】
一方、商用電源VACは、トライアックQ3を介して加熱部9に備えられたヒータH1に電力を供給する。ヒータH1は、サーミスタTH1が近傍に配置されている。
【0027】
また、トライアックQ3は、フォトトライアックSSR1を介して、2次側に配置されたCPU5から抵抗R10を介してトランジスタQ4に接続され、CPU5からの2種類の信号Hi、Loに応じて制限抵抗R8を通じてフォトトライアックSSR1のダイオード側に電流を流して制御を受け、商用電源からヒータH1へ導通又はその遮断の切り換えを制御する。
【0028】
次に、IC4は発振回路を実現する為のNE555相当の回路で、例えば、NE555相当の回路を使用した場合、サーミスタTH1をIC4に接続することにより発振周波数fは下式に示すような無安定マルチバイブレータ1aを構成する。尚、抵抗R1の抵抗をR、サーミスタTH1の抵抗をT、コンデンサC3の電気容量をCとする。
f=1.44/((R+2T)×C)
このIC4からの出力を抵抗R2、抵抗R3を介してトランジスタQ2に接続して電流制限抵抗R4を通じてコレクタに接続されたフォトカプラPC2から2次側へ出力する。
【0029】
フォトカプラPC2の出力側であるコレクタには電源Vcc2との間に抵抗R5を接続してあり、この出力をCPUの外部割込み端子EXINTに入力して1次側からの情報を検出する。
【0030】
図4は、本実施形態における加熱装置に備えられた温度検知体の検知温度情報に対する変換手段及び制御手段での信号の関係を示すグラフである。
【0031】
図4に示すように、サーミスタTH1は、温度が上がると抵抗値が下がる特性で、無安定マルチバイブレータ1aは、サーミスタTH1の抵抗値が上がると周波数が下がる特性なので、温度が上がると出力周波数が上がる関係になっている。
【0032】
CPU5では、EXINTに入力されるパルス幅をt1、t2、t3のように割り込み検知で時間計測してパルス幅が大きい時は温度が高い、パルス幅が小さいときは温度が低いと判断して、サーミスタTH1が所定温度になるようにトランジスタQ4に対しON/OFF制御をするようになっている。
【0033】
よって、本実施形態によれば、変換手段1aがサーミスタTH1の検知温度情報に応じた周波数の信号を出力し、フォトカプラPC2が変換手段1aからの信号を受けてこれを一旦光信号に変換した後該光信号を電気パルス信号に変換し出力し、制御手段2aがフォトカプラPC2からの電気パルス信号を受けて切換手段3aの切り換えを行うことにより、商用電源VACからヒータH1への電力を制御するよう設定されているので、ヒータH1とサーミスタTH1との一次側二次側の関係をなくすことにより、ヒータH1とサーミスタTH1との距離を短くすることができ、加熱部9に対する設計の自由度が増し小型化を図ることができる。
【0034】
又、本実施形態によれば、ヒータH1とサーミスタTH1との距離を短くすることができるので、基板たるセラミックスを小さくすることができ、安価に加熱装置を構成することができる。
【0035】
(第二の実施形態)
次に、本発明における第二の実施形態に関して図5に基づき説明する。尚、第一の実施形態と同様の構成に関しては、同符号を付してその説明を省略する。
【0036】
図5は、本実施形態における加熱装置に備えられた温度検知体の検知温度情報に対する変換手段及び制御手段での信号の関係を示すグラフである。
【0037】
図5に示すように、サーミスタTH1は、温度が上がると抵抗値が下がる特性で、無安定マルチバイブレータ1aは、サーミスタTH1の抵抗値が上がると周波数が下がる特性なので、温度が上がると出力周波数が上がる関係になっている。
【0038】
CPU5では、EXINTに入力されるパルス数を任意に定めたt4の周期で割り込み検知でカウントしてパルス数が小さい時は温度が高い、パルス数が大きいときは温度が低いと判断して、サーミスタTH1が所定温度になるようにトランジスタQ4に対しON/OFF制御をするようになっている。
【0039】
よって、本実施形態によれば、変換手段1aがサーミスタTH1の検知温度情報に応じた周波数の信号を出力し、フォトカプラPC2が変換手段1aからの信号を受けてこれを一旦光信号に変換した後該光信号を電気パルス信号に変換し出力し、制御手段2aがフォトカプラPC2からの電気パルス信号を受けて切換手段3aの切り換えを行うことにより、商用電源VACからヒータH1への電力を制御するよう設定されているので、ヒータH1とサーミスタTH1との一次側二次側の関係をなくすことにより、ヒータH1とサーミスタTH1との距離を短くすることができ、加熱部9に対する設計の自由度が増し小型化を図ることができる。
【0040】
又、本実施形態によれば、ヒータH1とサーミスタTH1との距離を短くすることができるので、基板たるセラミックスを小さくすることができ、安価に加熱装置を構成することができる。
【0041】
(第三の実施形態)
次に、本発明における第三の実施形態に関して図6及び図7に基づき説明する。尚、第一の実施形態と同様の構成に関しては、同符号を付してその説明を省略する。
【0042】
図6は、本実施形態における加熱装置の制御系の信号経路を示すブロック図である。
【0043】
図6に示すように、第一の実施形態及び第二の実施形態と異なるところは、抵抗R11、抵抗R12とコンデンサC10、コンデンサC11とダイオードD10とCPU5のA/D入力の追加である。
【0044】
フォトカプラPC2からのHi出力は抵抗R12とコンデンサC10により立ち上がりを積分し、ダイオードD10を介してコンデンサC11に蓄えられ、Lo出力はコンデンサC11に蓄えられた電荷が抵抗R11を介して放電される事により、1次側にある無安定マルチバイブレータ1aの出力周波数を電圧に変換してCPUのA/D入力端子に接続される。
【0045】
図7は、本実施形態における加熱装置に備えられた温度検知体の検知温度情報に対する変換手段及び制御手段での信号の関係を示すグラフである。
【0046】
図7に示すように、サーミスタTH1は、温度が上がると抵抗値が下がる特性で、無安定マルチバイブレータ1aは、サーミスタTH1の抵抗値が上がると周波数が下がる特性なので、温度が上がると出力周波数が上がる関係になっている。
【0047】
CPU5ではA/Dに入力されるアナログ電圧をデジタル変換して変換結果データが小さい時は温度が高い、変換結果データが大きいときは温度が低いと判断して、サーミスタTH1が所定温度になるようにトランジスタQ4に対しON/OFF制御をするようになっている。
【0048】
よって、本実施形態によれば、変換手段1aがサーミスタTH1の検知温度情報に応じた周波数の信号を出力し、フォトカプラPC2が変換手段1aからの信号を受けてこれを一旦光信号に変換した後該光信号を電気パルス信号に変換し出力し、制御手段2bがフォトカプラPC2からの電気パルス信号を受けて切換手段3aの切り換えを行うことにより、商用電源VACからヒータH1への電力を制御するよう設定されているので、ヒータH1とサーミスタTH1との一次側二次側の関係をなくすことにより、ヒータH1とサーミスタTH1との距離を短くすることができ、加熱部9に対する設計の自由度が増し小型化を図ることができる。
【0049】
又、本実施形態によれば、ヒータH1とサーミスタTH1との距離を短くすることができるので、基板たるセラミックスを小さくすることができ、安価に加熱装置を構成することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、発熱体と温度検知体との一次側二次側の関係をなくすことにより、発熱体と温度検知体との距離を短くすることができ、設計の自由度が増し小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施形態の画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】 図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図3】 図2の定着装置の制御系の信号経路構成を示すブロック図である。
【図4】 図2の加熱装置における温度検知体の検知温度情報に対する信号の関係を示すグラフである。
【図5】 第二の実施形態の加熱装置における温度検知体の検知温度情報に対する信号の関係を示すグラフである。
【図6】 第三の実施形態の定着装置の制御系の信号経路構成を示すブロック図である。
【図7】 図6の加熱装置における温度検知体の検知温度情報に対する信号の関係を示すグラフである。
【図8】 従来の加熱装置における発熱体と温度検知体との関係を説明する模式図である。
【符号の説明】
VAC 商用電源(電源)
TH1 サーミスタ(温度検知体)
H1 ヒータ(発熱体)
CPU 制御手段
PC2 フォトカプラ(伝達手段)
P 記録紙(記録媒体)
1a 変換手段
2a 制御手段
2b 制御手段
9 加熱装置
17 定着装置
10 画像形成装置

Claims (6)

  1. 記録紙に現像剤像を形成する画像形成部と、商用電源から供給される電力を変圧するトランスを有し前記トランスにより変圧された二次側電力を出力する電源回路と、記録紙上の現像剤像を記録紙に加熱定着するためのヒータであって前記トランスにより変圧される前の前記電源回路の一次側に繋がっており商用電源から供給される電力により発熱するヒータと、前記二次側電力により動作し商用電源から前記ヒータへの電力供給を導通状態または非導通状態に切り換える駆動回路と、前記ヒータの温度を検知する温度検知素子と、前記二次側電力により動作し前記温度検知素子の出力に応じて前記駆動回路を制御する制御回路と、を有する画像形成装置において、
    前記トランスにより変圧される前の前記電源回路の一次側から出力される一次側電力により動作する回路を有し、前記温度検知素子は前記一次側電力により動作する回路に繋がれており、前記一次側電力により動作し前記温度検知素子が繋がれた回路から前記二次側電力により動作する前記制御回路への前記温度検知素子の出力に応じた信号の伝達をフォトカプラで行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記温度検知素子が繋がれている回路は、前記温度検知素子の出力をこの出力に応じた周波数を有するパルス信号に変換する回路であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御回路は、前記温度検知素子が繋がれている回路から伝達されるパルス信号のパルス幅に応じて前記駆動回路を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御回路は、前記温度検知素子が繋がれている回路から伝達されるパルス信号の所定時間内のパルス数に応じて前記駆動回路を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御回路は、前記温度検知素子が繋がれている回路から伝達されるパルス信号を積分してアナログ電圧に変換し、更にこのアナログ電圧をデジタル変換して変換結果データに応じて前記駆動回路を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記ヒータはセラミック基板上に設けられており、装置は更に、前記基板に接触しつつ回転するフィルムと、前記フィルムを介して前記基板と圧接する加圧ローラと、を有し、現像剤像が形成された記録紙は前記フィルムと前記加圧ローラの間のニップ部で挟持搬送されつつ加熱されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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