JP4052273B2 - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents
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Description
このようなプロジェクタの光源装置は、光源ランプと、この光源ランプからの光束を揃えて射出するリフレクタと、リフレクタの光束射出側前方を覆うように配置され、光束透過用の開口が形成された固定枠(カバー部材)とを備えている(例えば、特許文献1参照)。リフレクタと、カバー部材とは、クリップ状のばねにより挟持され固定されている。
このような本発明によれば、リフレクタとカバー部材とを固定する固定部材の一部が、ハウジング本体及びカバー部材間に挟まれて、配置されているので、光源装置に強い衝撃が加わったとしても、固定部材の脱落を防止することができる。これにより、リフレクタのカバー部材に対する位置ずれを防止することができる。
このような本発明によれば、ハウジングには、リフレクタ及び光源ランプを収納する収納空間と連通するダクトが形成されているので、前記収納空間内の光源ランプの熱により加熱された空気を排出させることができ、光源ランプを効率よく冷却することができる。
このような本発明によれば、リフレクタの反射部とカバー部材との間に遮光板を挿入することで、ハウジングから不要な光が漏れることを防止することができる。また、リフレクタの反射部とカバー部材との間に遮光板を挿入することで、カバー部材が光源ランプからの熱よる影響を受けてしまうことを防止できる。
このような本発明によれば、ハウジング本体の対向面部と、リフレクタの間に遮光板を挿入することで、不要な光がハウジングから漏れてしまうのを防止することができる。
また、ハウジング本体の対向面部と、リフレクタの間に遮光板を挿入することで、ハウジング本体が光源ランプからの熱よる影響を受けてしまうことを防止できる。
このような本発明によれば、遮光板の爪部を、前記ハウジング本体の対向面部の周縁に形成された孔に挿入することで、遮光板をハウジング本体に確実に固定することができる。
このような本発明によれば、遮光板の他方の端部には、ハウジング本体の側面部に形成された突起に係合する係合片が形成されているので、遮光板をハウジング本体に確実に固定することができる。
このような本発明のプロジェクタによれば、上述した何れかの光源装置を備えているので、光源装置と同様の効果を奏することができる。すなわち、リフレクタとカバー部材とを固定する固定部材の脱落を防止し、リフレクタの位置ずれを確実に防止することができる。
図1には、本発明の実施形態に係るプロジェクタ1に用いられる光学ユニット4が模式的に示されている。
光学ユニット4は、光源から出射された光束を、光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユニットであり、インテグレータ照明光学系41、色分離光学系42、リレー光学系43、光学装置44、クロスダイクロイックプリズム45、および投射レンズ46を備えている。
なお、このような光源装置10の構造については、後に詳細に説明する。
具体的に、偏光変換素子415によって1種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ419によって光学装置44の液晶パネル441R,441G,441B上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いた本実施形態のプロジェクタ1(光学装置44)では、1種類の偏光光しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発する光源ランプ11からの光のほぼ半分が利用されない。
そこで、偏光変換素子415を用いることにより、光源ランプ11からの出射光を全て1種類の偏光光に変換し、光学装置44での光の利用効率を高めている。なお、このような偏光変換素子415は、たとえば特開平8−304739号公報等に紹介されている。
なお、プリズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。そして、プリズム45で合成されたカラー画像は、投射レンズ46から出射され、スクリーン上に拡大投射される。
図2〜図4には前述した光源装置10が示されている。ここで、図2は、光源装置10の斜視図であり、図3は、図2のIII-III方向の断面図、図4は、図2のIV-IV方向の断面図である。
この光源装置10は、光源ランプ11と、この光源ランプ11から射出された光束を揃えて射出するリフレクタ12と、光源ランプ11及びリフレクタ12を収納するハウジング13とを有する。
光源ランプ11は、中央部が球状に膨出した石英ガラス管から構成され、中央部が発光部111、この発光部111の両側に延びる部分が封止部112とされる。
発光部111の両側に延出する封止部112の内部には、発光部111の電極と電気的に接続されるモリブデン製の金属箔(図示略)がそれぞれ挿入され、ガラス材料等で封止されている。各金属箔には、さらに電極引出線としてのリード線(図示略)が接続され、このリード線は、光源ランプ11の外部まで延出している。このリード線に電圧を印加すると、金属箔を介して電極間に電位差が生じて放電が生じ、発光部111が発光する。
首状部121には、中央に挿入孔123が形成されており、この挿入孔123の中心に封止部112が配置される。
反射部122は、楕円面状のガラス面に金属薄膜を蒸着形成して構成されたカップ状(略錐体状)の反射部本体122Aと、この反射部本体122Aの光束射出用の開口周縁から外方に延びるフランジ部122Bとを有している。
このようなリフレクタ12の反射部122内部に配置される光源ランプ11は、発光部111の電極111A間の発光中心が、反射部122の反射面の楕円面の第1焦点位置の近傍となるように配置される。
カバー部材14は、図5〜図7にも示すように、リフレクタ12の反射部122の光束射出方向前方側を覆うカバー部材本体141と、このカバー部材本体141に設けられたフランジ部144とを有する。
カバー部材本体141は、略八角形の枠状の第一本体部142と、この第一本体部142と一体的に形成され、第一本体部142よりも径の大きな略八角形の枠状の第二本体部143とを有する。
第一本体部142は、リフレクタ12の反射部122の反射面と対向する一対の面が開口した枠状であり、この開口142B,142Cはリフレクタ12で反射された光束を射出する開口となっている。この第一本体部142の径は、リフレクタ12の反射部122の径よりも小さくなっている。また、この第一本体部142の前記開口142B,142Cのうち、第二本体部143側の開口142C周縁には、外方に広がったフランジ部142Aが形成されており、このフランジ部142Aの内側面は、リフレクタ12の反射部122のフランジ部122Bに当接する当接面142A1となっている。この当接面142A1にリフレクタ12を当接することによりリフレクタ12の位置が位置決めされることとなる。
また、第一本体部142の開口142B,142Cのうち、第二本体部143と反対側の開口142Bには、この開口142Bを覆うように、防爆ガラス145が取り付けられている。この防爆ガラス145は、第一本体部142の内側から挿入されて、前記開口を塞いでいる。
なお、第一本体部142のフランジ部142Aの前記当接面142A1のうち、前記孔143E1,143G1が形成された傾斜面部143E,143Gに隣接する部分には、フランジ部142Aの当接面142A1及び当接面142A1の裏面を貫通する孔142A2がそれぞれ形成されている。
さらに、側面部143C,143Dのうち、一方の側面部143Dは、切りかかれており、この切欠きから外方に延びる凹状の樋部143D1が形成されている。この樋部143D1は、後述するダクト19を構成するものであり、冷却空気の排出方向に沿った4面のうち、一面が開口した状態となっている。
また、フランジ部144の表面側には、前記スリット144Aの周囲を囲う側面略コ字形の囲い部材144Bが取り付けられている。
さらに、このフランジ部144の対角線上に位置する角部には、フランジ部144の表裏面を貫通する孔144Cが形成されている。この孔144Cは、カバー部材14とハウジング本体15とを固定する際に、ねじが挿入される孔である。
この2つの片182Aのうち、一方の片182A1は他方の片182A2よりも長く延びており、その先端部は他方の片182A2側に屈曲している。
遮光板16は、側面略L字型形状であり、リフレクタ12の反射部122と、カバー部材14の第二本体部143との間に挿入される平面矩形形状の第一片161と、この第一片161に直交して設けられ、カバー部材14のフランジ部144に係止される平面矩形形状の係止片162とを有する。この係止片162は、フランジ部144に係止した際に、フランジ部144に形成されたスリット144Aを塞いでしまわないような寸法となっている。
このように、遮光板16は、カバー部材14のフランジ部144に係止される係止片162を有するため、遮光板16をカバー部材14に係止させることができ、遮光板16をカバー部材14に確実に固定することができる。
なお、本実施形態では、遮光板16の形状を側面略L字型形状としたが、このような形状に限らず、例えば、側面略T字型形状であってもよい。さらに、遮光板16のカバー部材14のフランジ部144に係止される係止片162はなくてもよい。
ハウジング本体15は、リフレクタ12、光源ランプ11及びカバー部材14の一部を収容するものであり、これらを収納する開口151を有し、この開口151と対向配置された平面略矩形形状の対向面部152及びこの対向面部152の周縁から立設された側面部150とを有している。この側面部150は対向面部152側から、開口151側に向かって広がった形状となっている。ハウジング本体15と、カバー部材14とを組合せた際、この側面部150により、カバー部材14の第二本体部143が覆われることとなる。なお、カバー部材14の第一本体部142は、ハウジング本体15の開口151から突出した状態となる。
第一側面部153は、対向面部152に対し略直交して設けられており、略平坦な板状体から構成される。この第一側面部153の外面には、一対の突起153Aが形成されている。また、この第一側面部153の内面及び後述する第四側面部156の内面に跨って、カバー部材14をねじ止めするための固定部153Cが形成されている。この固定部153Cは、第一側面部153の開口151を形成する端縁から所定寸法内側に形成されている。この固定部153Cには、ねじを螺合するためのねじ孔153C1が形成されている。
さらに、この第一側面部153の対向面部152との境界部分には、一対の孔153D(図10参照)が形成されている。この孔153Dは、第一側面部153の内面を切欠いた窪み状のものであり、第一側面部153の対向面部152との境界部分の隅部にそれぞれ形成されている。
第一延出部154Aの内面であって、第二延出部154Bとの境界線部分には、一対の突起154A1が形成されている。この一対の突起154A1は、第一延出部154Aの前記境界線側の端部の隅部に形成されている。
また、第二側面部154の第三延出部154Cの内面及び後述する第三側面部155の第三延出部155Cの内面に跨るように、カバー部材14をねじ止めするための固定部154C1が形成されている。この固定部154C1には、ねじを螺合するためのねじ孔154C2が形成されている。なお、固定部154C1は、第一側面部153に形成された固定部153Cに対し対角線上に配置されている。
さらに、第二側面部154の第三延出部154Cの外面には、一対の突起状の脚部154C3が形成されている。この脚部154C3は、第三延出部154Cの前記開口151を形成する端縁近傍に形成されている。
第三延出部155C内面であって、第一側面部153側の端部には、第一側面部153に向かって延びる傾斜面部155C1が形成されている。
第一延出部156Aの外面には、光源ランプ11のリード線が接続されるコネクタ156A1が取り付けられている。
さらに、第二延出部156B及び第三延出部156Cにはリブが形成されている。
また、第三延出部156Cの第二側面部154側の端部は、第二側面部154側に屈曲しており、この端部は、傾斜面部156C1となっている。
さらに、この第三延出部156Cの内面には、前記カバー部材14の凹状の樋部143D1の開口を覆う蓋部156C2が形成されている。この蓋部156C2は、第三延出部156Cの内面からハウジング本体15外方に突出するように形成されている。
この遮光板17は、側面略L字型形状であり、ハウジング本体15の対向面部152に沿って配置される第一面部171と、この第一面部171に対し略直交して設けられた第二面部172とを有する。
第一面部171は、ハウジング本体15の対向面部152と略同じ大きさ形状となっており、ハウジング本体15と、リフレクタ12との間に遮光板17を挿入した際に、対向面部152の内面を覆う。
この第二面部172は、第一面部171と同じく、板状の金属片であり、第二面部172の第一面部171側と反対側の端部(遮光板17のL字に沿った他方の端部)には、一対の係合片172Aが形成されている。この係合片172Aは、遮光板17の長手方向と直交する方向に延びている。すなわち、第二面部172の第一面部171との境界線と直交する一対の辺からそれぞれ外方に突出している。
この第二面部172の係合片172Aは、遮光板17をハウジング本体15と、リフレクタ12との間に挿入した際に、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1に係合する。なお、この第二面部172の係合片172Aが形成されていない部分の幅寸法Tは、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1間の幅寸法よりも小さくなっている。
まず、リフレクタ12に対し、光源ランプ11を固定する。具体的には、リフレクタ12の首状部121の挿入孔123に光源ランプ11の封止部112を挿入し、接着剤等で固着する。
さらに、このカバー部材14の第二本体部143側からリフレクタ12を挿入する。このとき、リフレクタ12の反射部122の開口が、第一本体部142の開口に装着された防爆ガラス145と対向するように、挿入する。
そして、第一本体部142の当接面142A1に、リフレクタ12のフランジ部122Bを当接させて、リフレクタ12の位置決めを行う。
また、他の遮光板16の第一片161をリフレクタ12の反射部122の外面と、カバー部材14の第二本体部143の側面部143Bとの間に挿入し、係止片162をフランジ部144に係止する。さらに、他の遮光板16の第一片161をリフレクタ12の反射部122の外面と、カバー部材14の第二本体部143の側面部143Cとの間に挿入し、係止片162をフランジ部144に係止する。
また、リフレクタ12の反射部122とカバー部材14の第二本体部143との間に遮光板16を挿入することで、カバー部材14が光源ランプ11からの熱より劣化してしまうことを防止することができる。
また、ハウジング本体15の対向面部152と、リフレクタ12との間に遮光板17を挿入することで、ハウジング本体15が光源ランプ11からの熱より劣化してしまうことを防止することができる。
さらに、遮光板17の爪部171Aを、ハウジング本体15の対向面部152の周縁に形成された孔153Dに挿入することで、遮光板17をハウジング本体15に確実に固定することができる。
また、遮光板17の端部には、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1に係合する係合片172Aが形成されているので、遮光板17をハウジング本体15に確実に固定することができる。
このように、リフレクタ12とカバー部材14とを固定する固定部材18は、ハウジング本体15とカバー部材14とを組み合わせた際に、ハウジング本体15の傾斜面部155C1,156C1及びカバー部材14との間に配置され、挟持されることとなるので、光源装置10に強い衝撃が加わったとしても、固定部材18の脱落を防止することができる。これにより、リフレクタ12のカバー部材14に対する位置ずれを防止することができる。
さらに、固定部材18のクリップ状の付勢部材により、リフレクタ12のフランジ部122Bとカバー部材14の孔143E1,143G1の周縁とを挟んで固定しているため、固定した後、再度、リフレクタ12の取付位置を調整するような場合にも、固定部材18を把持し、固定部材18の付勢部181,182の付勢を解除するような方向に力を加えるだけで、容易に固定部材18を外すことができるので、リフレクタ12の取り付け位置の調整も容易に行うことができる。
また、ハウジング本体15には、カバー部材14の樋部143D1に応じた位置に、カバー部材14の樋部143D1を覆う蓋部156C2が形成されているので、カバー部材14と、ハウジング本体15とを組み合わせることで、リフレクタ12及び光源ランプ11を収納する収納空間と連通するダクト19が形成され、前記収納空間内の光源ランプ11の熱により加熱された空気をこのダクト19を介して排出させることができ、光源ランプ11を効率よく冷却することができる。
例えば、前記実施形態では、遮光板17の第一面部171の先端に、ハウジング本体15の第一側面部153に形成された孔153Dに挿入される爪部171Aを形成したが、爪部171Aは無くてもよい。また、遮光板17の第二面部172の先端に、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1に係合する係合片172Aを形成したが、係合片172Aはなくてもよい。このようにすることで、遮光板の形状を簡略化することができる。
さらに、遮光板を平面略矩形形状の平坦な形状とし、対向面部152にのみ沿って配置してもよい。
また、遮光板17を設けなくてもよい。このようにすることで、部材点数の削減を図ることができる。
さらに、前記実施形態では、カバー部材14に凹状の樋部143D1を形成し、ハウジング本体15にこの樋部143D1を覆う蓋部156C2を形成したが、これに限らず、カバー部に蓋部を形成し、ハウジング本体に凹状の樋部を形成してもよい。また、カバー部及びハウジング本体の双方に凹状の樋部を形成し、これらの樋部を対向配置させることで、筒状のダクトを形成してもよい。
また、前記実施形態では、カバー部材14とハウジング本体15とを組み合わせ、ハウジング13を組み立てると、ダクト19が形成されるとしたが、このようなダクト19は無くてもよい。例えば、カバー部材に形成されているスリット144Aから冷却空気が導入され、ハウジング内部を冷却した後、他のスリット144Aから冷却空気が排出される構造としてもよい。
このようにすることで、ハウジング内部を冷却することができ、さらに、ダクトを形成しなくてよいので、カバー部材及びハウジング本体の構造を簡略化することができる。
さらに、前記実施形態では、3つの液晶パネル441を用いたプロジェクタ1の例のみを挙げたが、これに限らず、2つの液晶パネルを用いたプロジェクタ、或いは4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタにも適用可能である。
また、前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタ1の例のみを挙げたが、本発明はスクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
Claims (7)
- 光源ランプと、この光源ランプからの光束を揃えて射出する反射部を有するリフレクタとを備える光源装置であって、
前記リフレクタ及び光源ランプを収納するハウジングを備え、
前記ハウジングは、光束透過用の開口が形成され、前記リフレクタの反射部の光束射出方向前方側を覆うように取り付けられるカバー部材と、前記光源ランプ、リフレクタ及びカバー部材を収納するための開口が形成されるとともに、前記リフレクタの光束射出方向後方側を覆うハウジング本体とを有し、
前記リフレクタは、前記カバー部材に対して固定部材により固定されており、前記固定部材の少なくとも一部は、前記ハウジング本体及びカバー部材間に位置し、
前記リフレクタの反射部は、光源ランプからの光束を揃えて射出する反射部本体と、前記反射部本体の光束射出用の開口周縁から外方に延びるフランジ部とを有し、
前記カバー部材は、前記フランジ部に当接する当接面を有する第1本体部と、前記当接面に立設され前記フランジ部よりも径が大きな枠状の第2本体部とを備え、
前記第2本体部には、前記固定部材の一部が挿入される孔が形成され、
前記固定部材は、いずれか一方が前記孔に挿入されて前記フランジ部に当接し、他方が前記第1本体部に当接し、前記フランジ部と前記当接面とを付勢して挟持する一対の付勢部を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1に記載の光源装置において、
前記ハウジング本体の前記開口側から、前記リフレクタが固定されたカバー部材を挿入し、ハウジングを組み立てることで、前記ハウジング内部の前記リフレクタ及び光源ランプを収納する収納空間と連通する筒状のダクトが形成されることを特徴とする光源装置。 - 請求項1または請求項2に記載の光源装置において、
前記リフレクタの反射部の外面と、前記カバー部材との間には、遮光板が挿入されることを特徴とする光源装置。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の光源装置において、
前記ハウジング本体は、前記カバー部材、前記リフレクタ及び光源ランプを収納するための開口と対向する対向面部、及び前記対向面部の外周縁から前記開口側に向って延びる側面部とを有しており、
前記対向面部と前記リフレクタとの間には、遮光板が挿入されていることを特徴とする光源装置。 - 請求項4に記載の光源装置において、
前記対向面部の外周縁には孔が形成されており、前記遮光板に形成された爪部が前記孔に挿入されることを特徴とする光源装置。 - 請求項5に記載の光源装置において、
前記遮光板は、側面略L字型形状であり、L字に沿った一方の端部には、前記爪部が形成されており、他方の端部には、前記ハウジング本体の側面部に形成された突起に係合する係合片が形成されていることを特徴とする光源装置。 - 請求項1から請求項6の何れかに記載の光源装置と、この光源装置から射出される光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、この光変調装置にて変調された光束を拡大投射する投射光学装置とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
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