JP4052273B2 - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、光源装置及びプロジェクタに関する。
従来、会議、学会、展示会等でのプレゼンテーションや、家庭での映画鑑賞等にプロジェクタが用いられている。このプロジェクタは、光源装置と、この光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光学装置と、形成された光学像を投射面上に拡大投射する投射光学装置とを備えて構成される。
このようなプロジェクタの光源装置は、光源ランプと、この光源ランプからの光束を揃えて射出するリフレクタと、リフレクタの光束射出側前方を覆うように配置され、光束透過用の開口が形成された固定枠(カバー部材)とを備えている(例えば、特許文献1参照)。リフレクタと、カバー部材とは、クリップ状のばねにより挟持され固定されている。
特開2003−287812号公報(第7頁〜頁10、図16)
しかしながら、このような構造の光源装置では、リフレクタとカバー部材とが、クリップ状のばねにより固定されているので、プロジェクタに強い衝撃を与えた場合に、ばねが外れてしまう可能性がある。このような場合には、リフレクタの位置ずれが生じるため、光源ランプからの光束を所定方向に正確に射出することができないという問題がある。
本発明の目的は、リフレクタの位置ずれを確実に防止することができる光源装置及びこの光源装置を備えるプロジェクタを提供することである。
本発明の光源装置は、光源ランプと、この光源ランプからの光束を揃えて射出する反射部を有するリフレクタとを備える光源装置であって、前記リフレクタ及び光源ランプを収納するハウジングを備え、前記ハウジングは、光束透過用の開口が形成され、前記リフレクタの反射部の光束射出方向前方側を覆うように取り付けられるカバー部材と、前記光源ランプ、リフレクタ及びカバー部材を収納するための開口が形成されるとともに、前記リフレクタの光束射出方向後方側を覆うハウジング本体とを有し、前記リフレクタは、前記カバー部材に対して固定部材により固定されており、前記固定部材の少なくとも一部は、前記ハウジング本体及びカバー部材間に位置し、前記リフレクタの反射部は、光源ランプからの光束を揃えて射出する反射部本体と、前記反射部本体の光束射出用の開口周縁から外方に延びるフランジ部とを有し、前記カバー部材は、前記フランジ部に当接する当接面を有する第1本体部と、前記当接面に立設され前記フランジ部よりも径が大きな枠状の第2本体部とを備え、前記第2本体部には、前記固定部材の一部が挿入される孔が形成され、前記固定部材は、いずれか一方が前記孔に挿入されて前記フランジ部に当接し、他方が前記第1本体部に当接し、前記フランジ部と前記当接面とを付勢して挟持する一対の付勢部を有することを特徴とする。
このような本発明によれば、リフレクタとカバー部材とを固定する固定部材の一部が、ハウジング本体及びカバー部材間に挟まれて、配置されているので、光源装置に強い衝撃が加わったとしても、固定部材の脱落を防止することができる。これにより、リフレクタのカバー部材に対する位置ずれを防止することができる。
また、固定部材の一対の付勢部により、リフレクタのフランジ部と、カバー部材の前記フランジ部との当接面とを挟持するだけで、リフレクタとカバー部材とを固定できるので、リフレクタの固定を容易に行うことができる。また、付勢し、挟持することでリフレクタとカバー部材とを固定しているので、リフレクタとカバー部材とを固定した後、リフレクタの取付位置を調整するような場合には、付勢部による付勢を解除すればよいので、容易に固定部材を取り外すことができ、リフレクタの取付位置の調整も容易に行うことができる。
さらに、本発明では、前記ハウジング本体の前記開口側から、前記リフレクタが固定されたカバー部材を挿入し、ハウジングを組み立てることで、前記ハウジング内部のリフレクタ及び光源ランプを収納する収納空間と連通する筒状のダクトが形成されることが好ましい。
このような本発明によれば、ハウジングには、リフレクタ及び光源ランプを収納する収納空間と連通するダクトが形成されているので、前記収納空間内の光源ランプの熱により加熱された空気を排出させることができ、光源ランプを効率よく冷却することができる。
さらに、前記リフレクタの反射部と、前記カバー部材との間には、遮光板が挿入されることが好ましい。
このような本発明によれば、リフレクタの反射部とカバー部材との間に遮光板を挿入することで、ハウジングから不要な光が漏れることを防止することができる。また、リフレクタの反射部とカバー部材との間に遮光板を挿入することで、カバー部材が光源ランプからの熱よる影響を受けてしまうことを防止できる。
また、本発明では、前記ハウジング本体は、前記カバー部材、前記リフレクタ及び光源ランプを収納するための開口と対向する対向面部、及び前記対向面部の外周縁から前記開口側に向かって延びる側面部とを有しており、前記対向面部と前記リフレクタとの間には、遮光板が挿入されていることが好ましい。
このような本発明によれば、ハウジング本体の対向面部と、リフレクタの間に遮光板を挿入することで、不要な光がハウジングから漏れてしまうのを防止することができる。
また、ハウジング本体の対向面部と、リフレクタの間に遮光板を挿入することで、ハウジング本体が光源ランプからの熱よる影響を受けてしまうことを防止できる。
さらに、本発明では、前記対向面部の外周縁には孔が形成されており、前記遮光板に形成された爪部が前記孔に挿入されることが好ましい。
このような本発明によれば、遮光板の爪部を、前記ハウジング本体の対向面部の周縁に形成された孔に挿入することで、遮光板をハウジング本体に確実に固定することができる。
また、前記遮光板は、側面略L字型形状であり、L字に沿った一方の端部には、前記爪部が形成されており、他方の端部には、前記ハウジング本体の側面部に形成された突起に係合する係合片が形成されていることが好ましい。
このような本発明によれば、遮光板の他方の端部には、ハウジング本体の側面部に形成された突起に係合する係合片が形成されているので、遮光板をハウジング本体に確実に固定することができる。
本発明のプロジェクタは、上述した何れかの光源装置と、この光源装置から射出される光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、この光変調装置にて変調された光束を拡大投射する投射光学装置とを備えていることを特徴とする。
このような本発明のプロジェクタによれば、上述した何れかの光源装置を備えているので、光源装置と同様の効果を奏することができる。すなわち、リフレクタとカバー部材とを固定する固定部材の脱落を防止し、リフレクタの位置ずれを確実に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態に係るプロジェクタ1に用いられる光学ユニット4が模式的に示されている。
光学ユニット4は、光源から出射された光束を、光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユニットであり、インテグレータ照明光学系41、色分離光学系42、リレー光学系43、光学装置44、クロスダイクロイックプリズム45、および投射レンズ46を備えている。
インテグレータ照明光学系41は、光学装置44を構成する3枚の液晶パネル441(色光毎に液晶パネル441R,441G,441Bと示す)の画像形成領域に光束を供給するための光学系であり、光源装置10と、UVフィルタ418と、平行化レンズ413と、第1レンズアレイ414と、第2レンズアレイ416と、偏光変換素子415と、重畳レンズ419と、反射ミラー424とを備えている。
このうちの光源装置10は、放射状の光線を出射する放射光源としての光源ランプ11と、この光源ランプ11から出射された放射光を反射するリフレクタ12と、ハウジング13(図2以下参照)とを有する。光源ランプ11としては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、または高圧水銀ランプが用いられることが多い。リフレクタ12としては、楕円面鏡が用いられている。
なお、このような光源装置10の構造については、後に詳細に説明する。
第1レンズアレイ414は、光軸方向から見て略矩形状の輪郭を有する小レンズ414Aがマトリクス状に配列された構成を有している。各小レンズ414Aは、光源ランプ11から出射されてUVフィルタ418および平行化レンズ413を通る光束を、複数の部分光束に分割している。各小レンズ414Aの輪郭形状は、液晶パネル441の画像形成領域の形状と略相似形をなすように設定されている。
第2レンズアレイ416は、第1レンズアレイ414と略同様な構成を有しており、小レンズ416Aがマトリクス状に配列された構成を有している。この第2レンズアレイ416は、重畳レンズ419とともに、第1レンズアレイ414の各小レンズ414Aの像を液晶パネル441上に結像させる機能を有している。
偏光変換素子415は、第2レンズアレイ416と重畳レンズ419との間に配置されるとともに、第2レンズアレイ416からの光を1種類の偏光光に変換するものであり、これにより、光学装置44での光の利用効率が高められている。
具体的に、偏光変換素子415によって1種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ419によって光学装置44の液晶パネル441R,441G,441B上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いた本実施形態のプロジェクタ1(光学装置44)では、1種類の偏光光しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発する光源ランプ11からの光のほぼ半分が利用されない。
そこで、偏光変換素子415を用いることにより、光源ランプ11からの出射光を全て1種類の偏光光に変換し、光学装置44での光の利用効率を高めている。なお、このような偏光変換素子415は、たとえば特開平8−304739号公報等に紹介されている。
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備え、これらのダイクロイックミラー421,422によりインテグレータ照明光学系41から出射された複数の部分光束を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有している。
リレー光学系43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433、および反射ミラー432,434を備え、色分離光学系42で分離された色光のうち、青色光を液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
ここで、色分離光学系42のダイクロイックミラー421では、インテグレータ照明光学系41から出射された光束の青色光と緑色光とが反射するとともに、赤色光が透過する。ダイクロイックミラー421によって透過した赤色光は、反射ミラー423で反射し、フィールドレンズ417を通って赤色用の液晶パネル441Rに達する。このフィールドレンズ417は、第2レンズアレイ416から出射された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル441G、441Bの前に設けられたフィールドレンズ417も同様である。
ダイクロイックミラー421で反射した青色光と緑色光のうちで、緑色光はダイクロイックミラー422によって反射し、フィールドレンズ417を通って緑色用の液晶パネル441Gに達する。一方、青色光はダイクロイックミラー422を透過してリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ417を通って青色光用の液晶パネル441Bに達する。なお、青色光にリレー光学系43が用いられているのは、青色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ417に伝えるためである。
光学装置44は、3枚の光変調装置となる液晶パネル441R,441G,441Bを備え、これらは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものであり、色分離光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,441G,441Bによって、画像情報に応じて変調されて光学像を形成する。
クロスダイクロイックプリズム45は、3枚の液晶パネル441R,441G,441Bから出射された各色光ごとに変調された画像を合成してカラー画像を形成するものである。
なお、プリズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。そして、プリズム45で合成されたカラー画像は、投射レンズ46から出射され、スクリーン上に拡大投射される。
〔2.光源装置の構造〕
図2〜図4には前述した光源装置10が示されている。ここで、図2は、光源装置10の斜視図であり、図3は、図2のIII-III方向の断面図、図4は、図2のIV-IV方向の断面図である。
この光源装置10は、光源ランプ11と、この光源ランプ11から射出された光束を揃えて射出するリフレクタ12と、光源ランプ11及びリフレクタ12を収納するハウジング13とを有する。
光源ランプ11は、中央部が球状に膨出した石英ガラス管から構成され、中央部が発光部111、この発光部111の両側に延びる部分が封止部112とされる。
発光部111の内部には、図示しないが内部に所定距離離間配置される一対のタングステン製の電極と、水銀、希ガス、及び少量のハロゲンが封入されている。
発光部111の両側に延出する封止部112の内部には、発光部111の電極と電気的に接続されるモリブデン製の金属箔(図示略)がそれぞれ挿入され、ガラス材料等で封止されている。各金属箔には、さらに電極引出線としてのリード線(図示略)が接続され、このリード線は、光源ランプ11の外部まで延出している。このリード線に電圧を印加すると、金属箔を介して電極間に電位差が生じて放電が生じ、発光部111が発光する。
リフレクタ12は、光源ランプ11の基端側の封止部112が挿通される首状部121及びこの首状部121から拡がる楕円面状の反射面を有する反射部122を備えたガラス製の一体成形品である。
首状部121には、中央に挿入孔123が形成されており、この挿入孔123の中心に封止部112が配置される。
反射部122は、楕円面状のガラス面に金属薄膜を蒸着形成して構成されたカップ状(略錐体状)の反射部本体122Aと、この反射部本体122Aの光束射出用の開口周縁から外方に延びるフランジ部122Bとを有している。
このようなリフレクタ12の反射部122内部に配置される光源ランプ11は、発光部111の電極111A間の発光中心が、反射部122の反射面の楕円面の第1焦点位置の近傍となるように配置される。
ハウジング13は、リフレクタ12の反射部122の光束射出方向前方側を覆うように取り付けられるカバー部材14と、リフレクタ12の光束射出方向後方側を覆うハウジング本体15とを備える。このハウジング13は、例えば、合成樹脂製である。
カバー部材14は、図5〜図7にも示すように、リフレクタ12の反射部122の光束射出方向前方側を覆うカバー部材本体141と、このカバー部材本体141に設けられたフランジ部144とを有する。
カバー部材本体141は、略八角形の枠状の第一本体部142と、この第一本体部142と一体的に形成され、第一本体部142よりも径の大きな略八角形の枠状の第二本体部143とを有する。
第一本体部142は、リフレクタ12の反射部122の反射面と対向する一対の面が開口した枠状であり、この開口142B,142Cはリフレクタ12で反射された光束を射出する開口となっている。この第一本体部142の径は、リフレクタ12の反射部122の径よりも小さくなっている。また、この第一本体部142の前記開口142B,142Cのうち、第二本体部143側の開口142C周縁には、外方に広がったフランジ部142Aが形成されており、このフランジ部142Aの内側面は、リフレクタ12の反射部122のフランジ部122Bに当接する当接面142A1となっている。この当接面142A1にリフレクタ12を当接することによりリフレクタ12の位置が位置決めされることとなる。
また、第一本体部142の開口142B,142Cのうち、第二本体部143と反対側の開口142Bには、この開口142Bを覆うように、防爆ガラス145が取り付けられている。この防爆ガラス145は、第一本体部142の内側から挿入されて、前記開口を塞いでいる。
第二本体部143は、第一本体部142のフランジ部142Aに立設されており、リフレクタ12の反射部122よりも径が大きな枠状となっている。この第二本体部143は、リフレクタ12の上下を挟むように、略平行に配置された一対の側面部143A,143B(図2及び図4において上側の面及び下側の面)と、リフレクタ12の側方に略平行に配置された一対の側面部143C,143D(図2において左右側の面)と、前記側面部143A,143B及び側面部143C,143D間を連結する4つの傾斜面部143E,143F,143G,143Hとを有する。傾斜面部143E,143F,143G,143Hのうち、対向する一対の傾斜面部143E,143Gには、略四角形状の孔143E1,143G1が形成されている。この孔143E1,143G1には後述する固定部材18が挿入される。
なお、第一本体部142のフランジ部142Aの前記当接面142A1のうち、前記孔143E1,143G1が形成された傾斜面部143E,143Gに隣接する部分には、フランジ部142Aの当接面142A1及び当接面142A1の裏面を貫通する孔142A2がそれぞれ形成されている。
さらに、側面部143C,143Dのうち、一方の側面部143Dは、切りかかれており、この切欠きから外方に延びる凹状の樋部143D1が形成されている。この樋部143D1は、後述するダクト19を構成するものであり、冷却空気の排出方向に沿った4面のうち、一面が開口した状態となっている。
フランジ部144は、カバー部材本体141の第二本体部143の第一本体部142と反対側の開口から外方に延びている。フランジ部144のうち、前記側面部143A,143B、側面部143Cから外方に延出した3辺には、各辺の長手方向に沿って延び、各辺の表面(ハウジング本体15と反対側の面)及び裏面(ハウジング本体15側の面)を貫通するスリット144Aが形成されている。このスリット144Aは、カバー部材14とハウジング本体15とを組み合わせ、ハウジング13を構成した際に、ハウジング13内部の光源ランプ11及びリフレクタ12を収納する収納空間と連通することとなる。
また、フランジ部144の表面側には、前記スリット144Aの周囲を囲う側面略コ字形の囲い部材144Bが取り付けられている。
さらに、このフランジ部144の対角線上に位置する角部には、フランジ部144の表裏面を貫通する孔144Cが形成されている。この孔144Cは、カバー部材14とハウジング本体15とを固定する際に、ねじが挿入される孔である。
このようなカバー部材14と、リフレクタ12とは固定部材18により、固定される。この固定部材18は、クリップ状の付勢部材であり、図8に示すように、リフレクタ12のフランジ部122B及びカバー部材14の孔143E1,143G1の周縁を付勢し、挟持する一対の対向配置された付勢部181,182と、この付勢部181,182間を連結する連結部183とを有する。一対の付勢部181のうち、前記カバー部材14側を挟持する付勢部181の先端には、2つの切欠き181Bが形成され、先端が3つの片181Aに分かれた状態となっている。この3つの片181Aのうち、中央部の片181A1は、他方の付勢部182側に向かって屈曲している。この中央部の片181A1は、カバー部材14及びリフレクタ12を挟持した際に、カバー部材14の第一本体部142のフランジ部142Aに形成された孔142A2に挿入される。
一対の付勢部181,182のうち、他方の付勢部182の先端は、連結部183側に向かって外方に折り返されている。また、他方の付勢部182及び連結部183に跨って、切欠き184が形成されている。この切欠き184により他方の付勢部182は2つの片182Aに分離されることとなる。
この2つの片182Aのうち、一方の片182A1は他方の片182A2よりも長く延びており、その先端部は他方の片182A2側に屈曲している。
このような固定部材18では、図3にも示すように、一対の付勢部181,182のうち一方の付勢部181の中央部の片181A1をカバー部材14のフランジ部142Aに形成された孔142A2に挿入するとともに、他方の付勢部182をカバー部材14の傾斜面部143E,143Gに形成された孔143E1,143G1に挿入し、他方の付勢部182の先端の折り返し部分をリフレクタ12のフランジ部122Bに係合する。これにより、固定部材18によって、リフレクタ12のフランジ部122Bと、このフランジ部122Bと当接するカバー部材14の当接面142A1とが挟持され、固定されることとなる。
以上のように、固定部材18により固定されるカバー部材14とリフレクタ12との間には、図4及び図7に示すように、遮光板16が挿入される。この遮光板16は、複数枚、例えば、本実施形態では3枚用いられ、カバー部材14の第二本体部143の側面部143A,143B,143Cとリフレクタ12との間にそれぞれ挿入される。
遮光板16は、側面略L字型形状であり、リフレクタ12の反射部122と、カバー部材14の第二本体部143との間に挿入される平面矩形形状の第一片161と、この第一片161に直交して設けられ、カバー部材14のフランジ部144に係止される平面矩形形状の係止片162とを有する。この係止片162は、フランジ部144に係止した際に、フランジ部144に形成されたスリット144Aを塞いでしまわないような寸法となっている。
このように、遮光板16は、カバー部材14のフランジ部144に係止される係止片162を有するため、遮光板16をカバー部材14に係止させることができ、遮光板16をカバー部材14に確実に固定することができる。
なお、本実施形態では、遮光板16の形状を側面略L字型形状としたが、このような形状に限らず、例えば、側面略T字型形状であってもよい。さらに、遮光板16のカバー部材14のフランジ部144に係止される係止片162はなくてもよい。
次に、図2から図4、及び図9から図13を参照してハウジング本体15について説明する。
ハウジング本体15は、リフレクタ12、光源ランプ11及びカバー部材14の一部を収容するものであり、これらを収納する開口151を有し、この開口151と対向配置された平面略矩形形状の対向面部152及びこの対向面部152の周縁から立設された側面部150とを有している。この側面部150は対向面部152側から、開口151側に向かって広がった形状となっている。ハウジング本体15と、カバー部材14とを組合せた際、この側面部150により、カバー部材14の第二本体部143が覆われることとなる。なお、カバー部材14の第一本体部142は、ハウジング本体15の開口151から突出した状態となる。
側面部150は、リフレクタ12の上方側を覆う第一側面部153(図2の上側の面)と、下方側を覆う第二側面部154(図2の下側の面)と、リフレクタ12の側方を覆う第三側面部155及び第四側面部156(図2の左右の面)とを有する。
第一側面部153は、対向面部152に対し略直交して設けられており、略平坦な板状体から構成される。この第一側面部153の外面には、一対の突起153Aが形成されている。また、この第一側面部153の内面及び後述する第四側面部156の内面に跨って、カバー部材14をねじ止めするための固定部153Cが形成されている。この固定部153Cは、第一側面部153の開口151を形成する端縁から所定寸法内側に形成されている。この固定部153Cには、ねじを螺合するためのねじ孔153C1が形成されている。
さらに、この第一側面部153の対向面部152との境界部分には、一対の孔153D(図10参照)が形成されている。この孔153Dは、第一側面部153の内面を切欠いた窪み状のものであり、第一側面部153の対向面部152との境界部分の隅部にそれぞれ形成されている。
第二側面部154は、対向面部152の一辺から前記対向面部152に対し、略直交して延びる第一延出部154Aと、この第一延出部154Aから、ハウジング本体15の外側に傾斜して延びる第二延出部154Bと、この第二延出部154Bから前記対向面部152に対し、略直交して延びる第三延出部154Cとを備える。
第一延出部154Aの内面であって、第二延出部154Bとの境界線部分には、一対の突起154A1が形成されている。この一対の突起154A1は、第一延出部154Aの前記境界線側の端部の隅部に形成されている。
また、第二側面部154の第三延出部154Cの内面及び後述する第三側面部155の第三延出部155Cの内面に跨るように、カバー部材14をねじ止めするための固定部154C1が形成されている。この固定部154C1には、ねじを螺合するためのねじ孔154C2が形成されている。なお、固定部154C1は、第一側面部153に形成された固定部153Cに対し対角線上に配置されている。
さらに、第二側面部154の第三延出部154Cの外面には、一対の突起状の脚部154C3が形成されている。この脚部154C3は、第三延出部154Cの前記開口151を形成する端縁近傍に形成されている。
第三側面部155は、対向面部152の一辺から前記対向面部152に対し、略直交して延びる第一延出部155Aと、この第一延出部155Aから、ハウジング本体15の外側に傾斜して延びる第二延出部155Bと、この第二延出部155Bから前記対向面部152に対し、略直交して延びる第三延出部155Cとを備える。第三側面部155の第一延出部155A、第二延出部155B、第三延出部155Cにはリブが形成されている。
第三延出部155C内面であって、第一側面部153側の端部には、第一側面部153に向かって延びる傾斜面部155C1が形成されている。
第四側面部156は、対向面部152の一辺から前記対向面部152に対し、略直交して延びる第一延出部156Aと、この第一延出部156Aから、ハウジング本体15の外側に傾斜して延びる第二延出部156Bと、この第二延出部156Bから前記対向面部152に対し、略直交して延びる第三延出部156Cとを備える。
第一延出部156Aの外面には、光源ランプ11のリード線が接続されるコネクタ156A1が取り付けられている。
さらに、第二延出部156B及び第三延出部156Cにはリブが形成されている。
また、第三延出部156Cの第二側面部154側の端部は、第二側面部154側に屈曲しており、この端部は、傾斜面部156C1となっている。
さらに、この第三延出部156Cの内面には、前記カバー部材14の凹状の樋部143D1の開口を覆う蓋部156C2が形成されている。この蓋部156C2は、第三延出部156Cの内面からハウジング本体15外方に突出するように形成されている。
このようなハウジング本体15と、リフレクタ12との間には、図11から図13及び図4に示すように、遮光板17が挿入される。
この遮光板17は、側面略L字型形状であり、ハウジング本体15の対向面部152に沿って配置される第一面部171と、この第一面部171に対し略直交して設けられた第二面部172とを有する。
第一面部171は、ハウジング本体15の対向面部152と略同じ大きさ形状となっており、ハウジング本体15と、リフレクタ12との間に遮光板17を挿入した際に、対向面部152の内面を覆う。
この第一面部171は、略平面矩形形状の板状の金属片であり、第二面部172側の端部と反対側の端部(遮光板17のL字に沿った一方の端部)に一対の突片状の爪部171Aが形成されている。この爪部171Aは、前記端部の両端にそれぞれ形成されており、第一面部171の長手方向に沿って突出している。この爪部171Aは、遮光板17をハウジング本体15とリフレクタ12との間に挿入した際に、ハウジング本体15の第一側面部153に形成された孔153Dに挿入される。
第二面部172は、ハウジング本体15と、リフレクタ12との間に遮光板17を挿入した際に、ハウジング本体15の第二側面部154の第一延出部154Aを覆う。
この第二面部172は、第一面部171と同じく、板状の金属片であり、第二面部172の第一面部171側と反対側の端部(遮光板17のL字に沿った他方の端部)には、一対の係合片172Aが形成されている。この係合片172Aは、遮光板17の長手方向と直交する方向に延びている。すなわち、第二面部172の第一面部171との境界線と直交する一対の辺からそれぞれ外方に突出している。
この第二面部172の係合片172Aは、遮光板17をハウジング本体15と、リフレクタ12との間に挿入した際に、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1に係合する。なお、この第二面部172の係合片172Aが形成されていない部分の幅寸法Tは、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1間の幅寸法よりも小さくなっている。
以上のような光源装置10は、次のようにして組み立てられる。
まず、リフレクタ12に対し、光源ランプ11を固定する。具体的には、リフレクタ12の首状部121の挿入孔123に光源ランプ11の封止部112を挿入し、接着剤等で固着する。
次に、光源ランプ11が固定されたリフレクタ12をハウジング13のカバー部材14に取り付ける。まず、予めカバー部材14の第一本体部142の開口に防爆ガラス145を装着する。
さらに、このカバー部材14の第二本体部143側からリフレクタ12を挿入する。このとき、リフレクタ12の反射部122の開口が、第一本体部142の開口に装着された防爆ガラス145と対向するように、挿入する。
そして、第一本体部142の当接面142A1に、リフレクタ12のフランジ部122Bを当接させて、リフレクタ12の位置決めを行う。
その後、固定部材18により、リフレクタ12とカバー部材14とを固定する。固定部材18の一方の付勢部181の中央部の片181A1をカバー部材14の孔142A2に挿入するとともに、他方の付勢部182をカバー部材14に形成された孔143E1,143G1に挿入し、他方の付勢部182の先端の折り返し部分をリフレクタ12のフランジ部122Bに係合する。これにより、固定部材18によって、リフレクタ12のフランジ部122Bと、このフランジ部122Bと当接するカバー部材14の当接面142A1とが付勢され挟持されて、固定されることとなる。
次に、リフレクタ12とカバー部材14との間に遮光板16を挿入する。遮光板16の第一片161をリフレクタ12の反射部122の外面と、カバー部材14の第二本体部143の側面部143Aとの間に挿入し、係止片162をフランジ部144に係止する。
また、他の遮光板16の第一片161をリフレクタ12の反射部122の外面と、カバー部材14の第二本体部143の側面部143Bとの間に挿入し、係止片162をフランジ部144に係止する。さらに、他の遮光板16の第一片161をリフレクタ12の反射部122の外面と、カバー部材14の第二本体部143の側面部143Cとの間に挿入し、係止片162をフランジ部144に係止する。
このように、リフレクタ12の反射部122の外面と、カバー部材14の第二本体部143との間に遮光板16を挿入することで、ハウジング13から不要な光が漏れることを防止することができる。本実施形態では、遮光板16を3枚用い、リフレクタ12の反射部122の外面とカバー部材14の第二本体部143との間に挿入しているので、確実に、ハウジング13からの不要光の漏れを防止することができる。
また、リフレクタ12の反射部122とカバー部材14の第二本体部143との間に遮光板16を挿入することで、カバー部材14が光源ランプ11からの熱より劣化してしまうことを防止することができる。
次に、ハウジング本体15に遮光板17を取り付ける。まず、遮光板17の第一面部171の爪部171Aをハウジング本体15の第一側面部153に形成された孔153Dに挿入する。次に、図12に示すように、第一面部171がハウジング本体15の対向面部152に当接するように、遮光板17をハウジング本体15内側に押し込む。そして、図13に示すように、遮光板17の第二面部172の係合片172Aをハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1に係合する。これにより、遮光板17がハウジング本体15に取り付けられることとなる。
このように、ハウジング本体15の対向面部152と、リフレクタ12の間に遮光板17を挿入することで、不要な光がハウジング13から漏れてしまうのを防止することができる。
また、ハウジング本体15の対向面部152と、リフレクタ12との間に遮光板17を挿入することで、ハウジング本体15が光源ランプ11からの熱より劣化してしまうことを防止することができる。
さらに、遮光板17の爪部171Aを、ハウジング本体15の対向面部152の周縁に形成された孔153Dに挿入することで、遮光板17をハウジング本体15に確実に固定することができる。
また、遮光板17の端部には、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1に係合する係合片172Aが形成されているので、遮光板17をハウジング本体15に確実に固定することができる。
次に、このようにして、遮光板17が取り付けられたハウジング本体15内に、光源ランプ11、リフレクタ12とカバー部材14を挿入する。これにより、ハウジング本体15がリフレクタ12の後方側を覆うようになる。次に、カバー部材14のフランジ部144の孔144Cと、ハウジング本体15の固定部153Cのねじ孔153C1及び固定部154C1のねじ孔154C2とを位置合わせして、ねじにより固定する。これにより、カバー部材14とハウジング本体15とが組み合わされ、ハウジング13が完成する。
このとき、ハウジング本体15の側面部150により、カバー部材14の第二本体部143は覆われることとなるので、リフレクタ12とカバー部材14とを固定していた2つの固定部材18のうち、一方の固定部材18の連結部183は、ハウジング本体15の傾斜面部155C1と、カバー部材14との間に配置され、挟持されることとなる。また、リフレクタ12とカバー部材14とを固定していた他方の固定部材18の連結部183は、ハウジング本体15の傾斜面部156C1と、カバー部材14との間に配置され挟持されることとなる(図3参照)。
このように、リフレクタ12とカバー部材14とを固定する固定部材18は、ハウジング本体15とカバー部材14とを組み合わせた際に、ハウジング本体15の傾斜面部155C1,156C1及びカバー部材14との間に配置され、挟持されることとなるので、光源装置10に強い衝撃が加わったとしても、固定部材18の脱落を防止することができる。これにより、リフレクタ12のカバー部材14に対する位置ずれを防止することができる。
また、本実施形態では、リフレクタ12とカバー部材14とを固定する固定部材18として、クリップ状の付勢部材を採用しており、付勢部181,182でリフレクタ12のフランジ部122Bと、カバー部材14の孔143E1,143G1の周縁とを挟むだけで固定できるので、リフレクタ12のカバー部材14への取り付けを容易に行うことができる。
さらに、固定部材18のクリップ状の付勢部材により、リフレクタ12のフランジ部122Bとカバー部材14の孔143E1,143G1の周縁とを挟んで固定しているため、固定した後、再度、リフレクタ12の取付位置を調整するような場合にも、固定部材18を把持し、固定部材18の付勢部181,182の付勢を解除するような方向に力を加えるだけで、容易に固定部材18を外すことができるので、リフレクタ12の取り付け位置の調整も容易に行うことができる。
また、カバー部材14とハウジング本体15とが組み合わされることで、カバー部材14の凹状の樋部143D1が、ハウジング本体15の蓋部156C2により覆われ、中空の筒状のダクト19が完成することとなる。このダクト19は、ハウジング13の内部の空間と連通している。従って、このようなハウジング13では、カバー部材14に形成されたスリット144Aから冷却空気が導入され、ハウジング13内部を冷却した後、この空気は、ダクト19から排出されることとなる。
このように、本実施形態では、カバー部材14にスリット144Aが形成されているので、冷却空気をハウジング13内部に導入することができる。特に、本実施形態では、スリット144Aは3つ形成されているので、導入される空気の量を充分に確保することができ、ハウジング13内部の収納空間を効率よく冷却することができる。
また、ハウジング本体15には、カバー部材14の樋部143D1に応じた位置に、カバー部材14の樋部143D1を覆う蓋部156C2が形成されているので、カバー部材14と、ハウジング本体15とを組み合わせることで、リフレクタ12及び光源ランプ11を収納する収納空間と連通するダクト19が形成され、前記収納空間内の光源ランプ11の熱により加熱された空気をこのダクト19を介して排出させることができ、光源ランプ11を効率よく冷却することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、遮光板17の第一面部171の先端に、ハウジング本体15の第一側面部153に形成された孔153Dに挿入される爪部171Aを形成したが、爪部171Aは無くてもよい。また、遮光板17の第二面部172の先端に、ハウジング本体15の第二側面部154に形成された突起154A1に係合する係合片172Aを形成したが、係合片172Aはなくてもよい。このようにすることで、遮光板の形状を簡略化することができる。
また、前記実施形態では、遮光板17を側面略L字型とし、ハウジング本体15の対向面部152と第二側面部154とに沿って配置したが、これに限らず、例えば、側面略コ字形として、ハウジング本体15の第一側面部153にも沿って配置してもよい。このようにすることで、ハウジング本体15の第一側面部153が光源ランプ11の熱による影響を受けてしまうことを防止できる。
さらに、遮光板を平面略矩形形状の平坦な形状とし、対向面部152にのみ沿って配置してもよい。
また、遮光板17を設けなくてもよい。このようにすることで、部材点数の削減を図ることができる。
また、前記実施形態では、カバー部材14とリフレクタ12との間に遮光板16を挿入したが、遮光板16は無くてもよい。このようにすることで、部材点数の削減を図ることができる。
さらに、前記実施形態では、カバー部材14に凹状の樋部143D1を形成し、ハウジング本体15にこの樋部143D1を覆う蓋部156C2を形成したが、これに限らず、カバー部に蓋部を形成し、ハウジング本体に凹状の樋部を形成してもよい。また、カバー部及びハウジング本体の双方に凹状の樋部を形成し、これらの樋部を対向配置させることで、筒状のダクトを形成してもよい。
また、前記実施形態では、カバー部材14とハウジング本体15とを組み合わせ、ハウジング13を組み立てると、ダクト19が形成されるとしたが、このようなダクト19は無くてもよい。例えば、カバー部材に形成されているスリット144Aから冷却空気が導入され、ハウジング内部を冷却した後、他のスリット144Aから冷却空気が排出される構造としてもよい。
このようにすることで、ハウジング内部を冷却することができ、さらに、ダクトを形成しなくてよいので、カバー部材及びハウジング本体の構造を簡略化することができる。
また、前記実施形態では、カバー部材14と、リフレクタ12とを固定する固定部材18として、クリップ状の付勢部材を使用したが、これには限られない。
さらに、前記実施形態では、3つの液晶パネル441を用いたプロジェクタ1の例のみを挙げたが、これに限らず、2つの液晶パネルを用いたプロジェクタ、或いは4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタにも適用可能である。
また、前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタ1の例のみを挙げたが、本発明はスクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
本発明は、プロジェクタ等の光学機器に利用することができる。
本発明の一実施形態にかかるプロジェクタの光学系を示す模式図。 前記プロジェクタの光源装置を示す斜視図。 前記光源装置の断面図。 前記光源装置の断面図。 前記光源装置のハウジングのカバー部材を示す斜視図。 前記カバー部材を図5とは異なる方向から見た斜視図。 前記カバー部材を図4,5とは異なる方向から見た斜視図。 前記カバー部材と、光源装置のリフレクタとを固定する固定部材を示す斜視図。 前記光源装置のハウジングのハウジング本体を示す斜視図。 前記ハウジング本体を図9とは異なる方向から見た斜視図。 前記ハウジング本体及び遮光板を示す斜視図。 前記ハウジング本体に前記遮光板を挿入する状態を示す斜視図。 前記ハウジング本体に前記遮光板を挿入する状態を示す斜視図。
符号の説明
1…プロジェクタ、10…光源装置、11…光源ランプ、12…リフレクタ、13…ハウジング、14…カバー部材、15…ハウジング本体、16…遮光板、17…遮光板、18…固定部材、19…ダクト、122…反射部、142A1…当接面、151…開口、152…対向面部、150…側面部、153D…孔、154A1…突起、171A…爪部、172A…係合片

Claims (7)

  1. 光源ランプと、この光源ランプからの光束を揃えて射出する反射部を有するリフレクタとを備える光源装置であって、
    前記リフレクタ及び光源ランプを収納するハウジングを備え、
    前記ハウジングは、光束透過用の開口が形成され、前記リフレクタの反射部の光束射出方向前方側を覆うように取り付けられるカバー部材と、前記光源ランプ、リフレクタ及びカバー部材を収納するための開口が形成されるとともに、前記リフレクタの光束射出方向後方側を覆うハウジング本体とを有し、
    前記リフレクタは、前記カバー部材に対して固定部材により固定されており、前記固定部材の少なくとも一部は、前記ハウジング本体及びカバー部材間に位置し、
    前記リフレクタの反射部は、光源ランプからの光束を揃えて射出する反射部本体と、前記反射部本体の光束射出用の開口周縁から外方に延びるフランジ部とを有し、
    前記カバー部材は、前記フランジ部に当接する当接面を有する第1本体部と、前記当接面に立設され前記フランジ部よりも径が大きな枠状の第2本体部とを備え、
    前記第2本体部には、前記固定部材の一部が挿入される孔が形成され、
    前記固定部材は、いずれか一方が前記孔に挿入されて前記フランジ部に当接し、他方が前記第1本体部に当接し、前記フランジ部と前記当接面とを付勢して挟持する一対の付勢部を有することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記ハウジング本体の前記開口側から、前記リフレクタが固定されたカバー部材を挿入し、ハウジングを組み立てることで、前記ハウジング内部の前記リフレクタ及び光源ランプを収納する収納空間と連通する筒状のダクトが形成されることを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光源装置において、
    前記リフレクタの反射部の外面と、前記カバー部材との間には、遮光板が挿入されることを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の光源装置において、
    前記ハウジング本体は、前記カバー部材、前記リフレクタ及び光源ランプを収納するための開口と対向する対向面部、及び前記対向面部の外周縁から前記開口側に向って延びる側面部とを有しており、
    前記対向面部と前記リフレクタとの間には、遮光板が挿入されていることを特徴とする光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置において、
    前記対向面部の外周縁には孔が形成されており、前記遮光板に形成された爪部が前記孔に挿入されることを特徴とする光源装置。
  6. 請求項5に記載の光源装置において、
    前記遮光板は、側面略L字型形状であり、L字に沿った一方の端部には、前記爪部が形成されており、他方の端部には、前記ハウジング本体の側面部に形成された突起に係合する係合片が形成されていることを特徴とする光源装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れかに記載の光源装置と、この光源装置から射出される光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、この光変調装置にて変調された光束を拡大投射する投射光学装置とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
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