JP4052198B2 - 車両誘導装置、および経路判定プログラム - Google Patents

車両誘導装置、および経路判定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両を目標停車位置まで誘導する車両誘導装置に関する。
従来より、運転技術レベルが低い運転者であっても容易に駐車操作ができるようにするための車両誘導装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両誘導装置では、運転者が後方の景色が表示されたタッチパネル式ディスプレイを操作し、車両の現在地から目標停車位置までの移動経路を設定すると、車両誘導装置が設定された移動経路通りに車両が動き易いようにステアリング荷重を制御し、車両が目標の移動経路から逸脱しないよう制御していた。
特開2002−362271号公報
しかしながら、上記車両誘導装置では、車両の現在地から目標停車位置までの移動経路を設定しても、車両によって最小回転半径等の旋回性能が異なるため、設定した移動経路によっては、その移動経路通りに車両が移動できないという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、車両の現在地から目標停車位置まで車両を誘導する車両誘導装置において、設定した移動経路通りに車両を誘導することを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された、請求項1に記載の車両誘導装置においては、表示手段に表示された車両周辺の画像を視認した運転者が、目標停車位置までの車両の移動経路を、経路入力手段を用いて入力すると、経路判定手段が、車両情報記憶手段に記憶された車両情報に基づいて、車両が移動経路に沿って移動可能か否かを判定し、車両が移動経路に沿って移動可能であるときに、経路記憶手段による移動経路の記憶を許可する。そして、誘導制御手段が経路記憶手段に記憶された移動経路に従って、車両を目標停車位置に誘導する。
つまり、運転者が経路入力手段を介して入力した移動経路に従って、誘導制御手段が車両を目標停車位置に誘導しようとしても、その移動経路によっては、誘導しようとする車両が移動できない場合があるため、本発明における経路判定手段は、車両情報記憶手段に記憶された車両情報に基づいて、車両が移動経路に沿って移動可能か否かを判定し、車両が移動経路に沿って移動可能であるときに、経路記憶手段による移動経路の記憶を許可するようにしているのである。
従って、このような車両誘導装置(請求項1)であれば、経路記憶手段に記憶された移動経路は、必ず車両の移動可能な経路であるため、設定した移動経路どおりに車両を誘導することができる。
また、請求項1に記載の車両誘導装置においては、経路判定手段が、経路入力手段を介して入力された移動経路に沿って車両が移動できないと判定したときには、入力された移動経路を車両が移動可能な範囲内に修正し、経路記憶手段による移動経路の記憶を許可する。
従って、このような車両誘導装置であれば、運転者が入力経路を何度も入力し直すことを防止することができるので、運転者による移動経路入力時間を短縮することができる。
ところで、車両情報記憶手段に記憶させておく車両情報としては、車両の最小回転半径が分かればよいが、請求項2に記載のように、少なくともホイールベース長および最大操舵角が記憶されていることが好ましい。
このような車両誘導装置(請求項2)であれば、ホイールベース長と最大操舵角とから、より正確に車両が移動可能な経路を算出することができる。
また、誘導制御手段は、例えば、操舵装置のうち、ステアリング荷重のみを制御し、運転者が車両を操縦する際の補助をするように構成してもよいが、請求項3に記載のように、制御量算出手段が経路記憶手段に記憶された移動経路に基づいて、駆動装置(アクセル)、制動装置(ブレーキ)、および操舵装置(ステアリング)の制御量を算出し、この算出結果に基づいて、自動操縦手段が車両を自動操縦するよう構成することが望ましい。
このような車両誘導装置(請求項3)であれば、車両が移動しているときには、運転者が車両に対して操作を加える必要がないので、運転者は車両周辺の安全確認のみに集中することができる。
更に、請求項3に記載の車両誘導装置において、請求項4に記載のように、表示手段および経路入力手段は、車両とは別体にて構成されていることが好ましい。
このような車両誘導装置(請求項4)であれば、表示手段および経路入力手段は、車両から分離された端末装置として構成することができるため、運転者は車両に乗り込むことなく車両を遠隔操作することができる。
ところで、例えば、車両情報記憶手段が車両から分離された構成であると、表示手段および経路判定手段を用いて複数の車両を誘導しようとする場合には、多くの車両(車種)についての車両情報を車両情報記憶手段に記憶させておき、使用する車両情報を多くの車両情報の中から選択するよう構成することが考えられる。しかし、この場合、同じ車種の車両であっても、その車両の年式やグレード等により、情報記憶手段に記憶させるべき車両情報が異なるため、車両情報記憶手段に記憶させておくべき車両情報の情報量が膨大な量となってしまう。
そこで、この問題を解決するためには、請求項5に記載のように、車両情報記憶手段は車両に搭載するよう構成すればよい。
つまり、誘導される車両毎に、その車両のみに対応する車両情報を記憶した車両情報記憶手段を搭載するよう構成しているのである。
従って、このような車両誘導装置(請求項5)であれば、車両情報記憶手段に膨大な量の車両情報を記憶させることなく、表示手段および経路判定手段を用いて複数の車両を誘導することができる。
また、請求項3〜請求項5の何れかに記載の車両誘導装置において、請求項6に記載のように、外部からの指令に従って、自動操縦手段が行う車両の自動操縦を中止し、車両を停止させる車両停止手段を備えていること望ましい。
このような車両誘導装置(請求項6)であれば、歩行者や他車両等の障害物が移動経路上に現れた場合等に、車両を停止させることができるので、事故を防止することができる。
また、請求項1〜請求項6の何れかに記載の車両誘導装置において、撮像手段は、例えば、車両に備えられており、車両の進行方向の景色を撮像し、その画像を表示手段に表示するように構成してもよいが、請求項7に記載のように、撮像手段は、車両の上方から車両を撮像し、撮像手段が撮像した画像は、無線により表示手段に送信され、表示されるよう構成することが好ましい。
このような車両誘導装置(請求項7)であれば、車両の情報から車両の周辺の景色を撮像することにより、表示手段に表示される撮像画像の歪が少なくなるため、移動経路を入力する際の視認性を向上させることができる。
更に、請求項1〜請求項7の何れかに記載の車両誘導装置において、運転者が移動経路を入力する際に、運転者は、例えば、キーボード等から成る経路入力手段を用いて移動経路を入力するよう構成してもよいが、請求項8に記載のように、表示手段および経路入力手段は、タッチパネル式ディスプレイから成り、運転者は画像が表示されたタッチパネル式ディスプレイに触れることにより車両の移動経路を入力するよう構成することが望ましい。
このような車両誘導装置(請求項8)であれば、運転者は、画像を表示した画面上にて移動経路の入力を行うことができるので、移動経路の入力を容易に行うことができる
更に、請求項1〜請求項8の何れかに記載の車両誘導装置において、請求項9に記載のように、経路記憶手段に移動経路が記憶されると、経路記憶手段が記憶した移動経路を表示手段に表示させる経路表示手段を備えていることが好ましい。
このような車両誘導装置(請求項9)であれば、運転者が車両の誘導前に設定した移動経路を確認することができるので、誤って入力された移動経路に基づく車両の移動を防止することができる。
次に、請求項10に記載の経路判定プログラムは、請求項1〜請求項9の何れかに記載の車両誘導装置における経路判定手段としての機能をコンピュータ処理により実現する。
このような経路判定プログラム(請求項10)を使用して、運転者が移動経路を入力するようにすれば、運転者が入力する移動経路が車両の移動可能な範囲内か否かを瞬時に判定しながら移動経路を記憶させることができるので、移動経路を入力する時間を短縮することができる。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された車両誘導装置1の概略構成を示すブロック図である。
車両誘導装置1は、図1(A)に示すように、駐車場2、車両3、および携帯端末4の3箇所に分散した機器から成り、各機器は、無線によりデータを送受信可能に構成されている。
駐車場2には、駐車場2の上空から駐車場2全体を見下ろすように設置されたカメラ21(本発明でいう撮像手段)と、携帯端末4に対してデータの送受信を行うためのアンテナ22と、カメラ21およびカメラ21により撮像された画像データの送信等の制御を行う撮像制御装置23と、を備えている。
撮像制御装置23には、カメラ21の向きおよび位置を示す情報が記憶されており、後述する携帯端末4の端末制御装置43から駐車場情報を要求する信号を受けると、アンテナ22を介して、カメラ21が撮像した画像と、カメラ21の向きおよび位置を示す情報とを送信するよう構成されている。
車両3には、携帯端末4に対してデータの送受信を行うためのアンテナ31と、車両誘導の制御を行う車両誘導ECU32(ECUは、電子制御装置)と、GPS受信機33(GPSは、Global Positioning Systemの略。)と、ゲートウェイ34を介して車両誘導ECU32に制御されるステアリング35、アクセル36、およびブレーキ37を備えている。
また、図1(B)に示すように、車両誘導ECU32(本発明でいう誘導制御手段、および自動操縦手段)には、CPU32Aと、ROM32B(本発明でいう車両情報記憶手段)と、RAM32Cとを備え、CPU32Aは、携帯端末4からの指令を受けると、ROM32Bに格納された制御プログラムに従って、ステアリング35、アクセル36、およびブレーキ37の制御量を演算し、この演算結果に基づいて、ステアリング35、アクセル36、およびブレーキ37制御すると共に、携帯端末4に対するデータの送受信を制御する。
尚、ROM32Bには、制御プログラムのほかに車両固有の情報(車長、車幅、ホイールベース長、最大操舵角、車輪位置等)である車両情報が記憶されている。また、RAM32Cには、携帯端末4から送信されたデータを記憶すると共に、CPU32Aの作業領域として機能する。
また、CPU32Aは、後述する携帯端末4の端末制御装置43から車両情報を要求する信号を受けると、アンテナ31を介して車両情報を端末制御装置43に送信するよう構成されている。このとき、CPU32Aは、GPS受信機33から、GPS受信機33が検出した車両3の現在地の情報を受信し、この車両3の現在地の情報を車両固有の情報と併せた車両情報として端末制御装置43に送信する。
次に、図1(A)に示すように、携帯端末4には、駐車場2の撮像制御装置23および車両3の車両誘導ECU32に対してデータの送受信を行うためのアンテナ41と、タッチパネル式ディスプレイ42と、端末制御装置43と、ボタン操作部44と、スピーカ45とを備えている。
タッチパネル式ディスプレイ42は、ディスプレイ部42B(本発明でいう表示手段)と、ディスプレイ部42Bが触れられたことを検知するセンサから成る操作入力部42A(本発明でいう経路入力手段)とを備え、この車両誘導装置1を使用する者(運転者)は、ディスプレイ部42Bを見ながらこのディスプレイ部42Bに触れることにより、操作入力部42Aを操作し、車両3を誘導する指令を入力することになる。
また、ボタン操作部44は、ディスプレイ部42Bの外部に配置されており(図4参照)、運転者はこのボタン操作部44を操作することにより、移動経路を確定したり、確定した移動経路の情報を車両3に送信したりする。
端末制御装置43には、車両誘導ECU32と同様に、CPU43Aと、ROM43Bと、RAM43C(本発明でいう経路記憶手段)とを備えている。CPU43Aは、端末制御装置43と、撮像制御装置23および車両誘導ECU32とのデータの送受信を制御すると共に、受信したデータと、運転者によるタッチパネル式ディスプレイ42およびボタン操作部44の操作と、ROM43Bに格納された制御プログラム(本発明でいう経路判定プログラムを含む)とに基づいて、画像処理を行い、画像処理後の画像をディスプレイ部42Bに表示させる制御を行う。
このように構成された車両誘導装置1を用いて、車両3を運転者が希望する位置(目標停車位置)まで誘導する手順について、図2を用いて説明する。図2は、端末制御装置43が実行する車両誘導処理を示すフローチャートである。
車両誘導処理では、S100にて、RAM43Cに記憶されているデータを一旦消去し、S110に移行する。
以下、画面表示処理(S110)、経路判定処理(S130)、経路解析処理(S150)、および車両操作処理(S160)を順次実行し、車両誘導処理を終了する。尚、画面表示処理および経路判定処理を終了したときには、ディスプレイ部42Bにエラーが表示されているか否かを判定し(S120、S140)、エラーが表示されていると判定すると(S120、S140:YES)、その時点で車両誘導処理を終了する。また、エラーが表示されていないと判定すると(S120、S140:NO)、次の処理に移行する。
次に、図2のS110における画面表示処理について、図3を用いて詳しく説明する。図3は端末制御装置43が行う画面表示処理を示すフローチャートである。
図3に示す画面表示処理では、S200にて、車両誘導ECU32に対して、ホイールベース長、最大操舵角、車両3の現在地等の情報である車両情報を要求し、S210に移行する。
S210では、車両3からの車両情報が受信できたか否かを判定する。車両3からの車両情報を受信したと判定すれば、S220に移行し、車両3からの車両情報を受信しなかったと判定すれば、S215に移行する。
S215では、S200にて車両誘導ECU32に対して車両情報を要求してから一定時間が経過したか否かを判定し、一定時間が経過したと判定すればS236に移行し、一定時間が経過していないと判定すればS210に戻る。
次に、S220では、駐車場2の撮像制御装置23に対して、駐車場2に設置されたカメラ21からの撮像画像、カメラ21の向き、および位置の情報を含む駐車場情報を要求し、S230に移行する。
S230では、撮像制御装置23からの駐車場情報を受信したか否かを判定し、駐車場情報を受信したと判定すればS240に移行し、駐車場情報を受信しなかったと判定すれば、S235に移行する。
S235では、S215と同様に、S220にて撮像制御装置23に対して駐車場情報を受信してから一定時間が経過したか否かを判定し、一定時間が経過したと判定すればS236に移行し、一定時間が経過していないと判定すればS230に戻る。
S215およびS235にて、一定時間が経過したと判定した際に移行するS236では、ディスプレイ部42Bに、エラーである旨を表示し、画面表示処理を終了する。
尚、S215、およびS235における一定時間とは、駐車場2の撮像制御装置23および車両3の車両誘導ECU32が正常に作動しているか否かを判定するために必要な時間であり、その設定時間は、例えば、3秒程度に設定しておけばよい。
一方、S240では、撮像制御装置23からの駐車場情報および車両誘導ECU32からの車両情報に基づいて、車両位置を判定する。つまり、ここでは、カメラ21により撮像された画像から公知の画像処理を行い、撮像画像に自車両(車両3)および他車両の位置を判定し、更に、カメラ21の向き、および位置の情報と、GPS受信機33により検出された車両3の現在地の情報とに基づき、撮像画像中の車両のうち、自車両(車両3)が何れの車両であるかを判定するのである。
次に、S250に移行し、S250では、画像処理により、撮像画像から車両3を切り取り、別レイヤに変換し、S260に移行する。
S260では、撮像画像のうち、車両3があった領域を周辺色(本実施形態ではアスファルトの色になる)にて補完し、車両3をディスプレイ部42B上で移動させても、車両3が移動前にあった位置の色が無くなってしまうことがないようにする。
次に、S270に移行し、S270では、S260にて画像処理後の撮像画像と、S250にて別レイヤに変換された車両3を初期画像として端末制御装置43のRAM43Cに記憶させる。
そして、S280に移行し、S280では、画像処理後の撮像画像に、別レイヤに変換した車両3を重ねてディスプレイ部42Bに表示させ、画面表示処理を終了する。
ところで、携帯端末4の電源を投入し、画面表示処理が実行されると、携帯端末4のディスプレイ部42Bには、例えば、図4に示すような画面が表示される。尚、図4は初期画面の表示例を示す説明図である。
図4に示すように、携帯端末4の表面には、タッチパネル式ディスプレイ42と、ボタン操作部44とを備えている。
また、タッチパネル式ディスプレイ42のディスプレイ部42Bには、カメラ21による駐車場2上空からの撮像画像が表示されており、その撮像画像中には車両3が表示されている。この車両3は、運転者がディスプレイ部42Bを触れることにより、ディスプレイ部42B上にて移動可能に表示されており、後述する移動経路を入力することができる。
次に、この携帯端末4を使用して移動経路を入力する処理について、図5を用いて説明する。図5は、運転者が行う移動経路入力動作に対して端末制御装置43が実行する経路判定処理(図2のS130)を示すフローチャートである。尚、経路判定処理は、本発明でいう経路判定手段、および経路判定プログラムに該当する。また、経路判定処理のうちS390に示す処理は、本発明でいう経路表示手段に該当する。
ここで、運転者が移動経路を入力する手順、およびS350における許容範囲については後に詳述するためここでの説明は省略する。
図5の経路判定処理において、S300では、車両3の車両誘導ECU32から送信された車両情報に基づいて、ディスプレイ部42B上において、車両3の移動可能範囲の設定を行う。具体的には、車長、ホイールベース長、最大操舵角、および車輪位置から車両3の前輪および後輪が通過可能な領域を算出し、この領域に基づいて撮像画像全体の中から移動可能範囲を設定する。
つまり、本実施形態の車両誘導装置1では、前輪および後輪の車輪位置(要するに、内輪差および外輪差)を考慮して車両3の移動可能範囲を設定することにより、車両3の最小回転半径のみから車両3の移動可能範囲を設定する場合と比べて、移動経路を入力する際の精度を向上させている。
次に、S310にて、運転者がタッチパネル式ディスプレイ42を操作して、車両3の移動経路を入力したか否かを判定する。運転者が車両3の移動経路を入力したと判定するとS320に移行し、運転者が車両3の移動経路を入力していないと判定するとS315に移行する。
S315では、RAM43Cがクリアされてから、若しくは書き込みされてから一定時間経過したか否かを判定する。一定時間経過したと判定すると、S316に移行し、ディスプレイ部42Bにエラーである旨の表示を行い、S317にて、RAM43Cに記憶されている移動経路をクリアし、経路判定処理を終了する。
また、S315にて、RAM43Cがクリア、若しくは書き込みされてから一定時間経過していないと判定すると、S380に移行する。
尚、S315での処理における一定時間とは、移動経路を入力する操作を行う運転者が、引き続き移動経路を入力する意思があるか否かを判定するものであり、例えば、10秒程度に設定しておけばよい。
S310にて、運転者が車両3の移動経路を入力したと判定した際に移行するS320では、運転者が入力した移動経路が、車両情報を参照して、車両3にとって移動可能範囲であるか否かを判定する。車両3にとって移動可能範囲であると判定すると、S330に移行し、その移動経路をRAM43Cに記憶し、S340にて、その移動経路に従って車両3を移動させた画像をディスプレイ部42Bに表示させ、S380に移行する。
また、S320にて、運転者が入力した移動経路が車両3にとって移動可能範囲ではないと判定するとS350に移行し、その移動経路が許容範囲内か否かを判定する。
S350にて、運転者が入力した移動経路が許容範囲内であると判定すれば、S360に移行し、運転者が入力した移動経路から最短距離にある移動可能範囲を新たな移動経路としてRAM43Cに記憶し、S370にて、新たな移動経路に従って車両3を移動させた画像をディスプレイ部42Bに表示させ、S380に移行する。
また、S350にて、運転者が入力した移動経路が許容範囲外であると判定すれば、S365に移行し、ディスプレイ部42Bに、例えば、「移動できません。」と車両3が移動不可能である旨の表示をすると共に、警告音をスピーカ45から発生させ、S385に移行する。
次に、S380では、運転者がボタン操作部44のうち、「決定」または「クリア」ボタンを押し下げたか否かを判定する。運転者が「決定」ボタンを押し下げたと判定すれば、S390に移行する。また、運転者が「クリア」ボタンを押し下げたと判定すれば、S385に移行する。或いは、運転者が何れのボタンも押し下げていないと判定すれば、S300に戻り、経路判定処理を繰り返す。
そして、S385では、RAM43Cに記憶されている移動経路をクリアし、S386にて、RAM43Cに記憶された初期画像を表示させ、S300に戻り、経路判定処理を繰り返す。
また、S390では、車両3がディスプレイ部42B上を移動する動画として、RAM43Cに記憶させた移動経路を表示させ、S400に移行する。
S400では、再び、運転者がボタン操作部44のうち、「決定」または「クリア」ボタンを押し下げたか否かを判定する。運転者が何れのボタンも押し下げていないと判定すれば、S390に戻り、移動経路を再び表示する。また、運転者が「クリア」ボタンを押し下げたと判定すれば、S385に移行する。或いは、運転者が「決定」ボタンを押し下げたと判定すれば、経路判定処理を終了する。
このようにして経路判定処理は実行される。
ところで、運転者が車両3の移動経路を入力する際の手順は、図6に示すように、指でディスプレイ部42B上の自車両(車両3)に触れ、この状態で目標停車位置まで移動させ、目標停車位置に到達すれば指をディスプレイ部42Bから離せばよい。つまり、図6に示すAの位置から、矢印に示すようにBの位置まで指を移動させれば、その過程で図5に示した経路判定処理が繰り返し実行され、指の動きに伴って車両3がディスプレイ部42B上にて移動すると共に、その移動経路がRAM43Cに記憶される。
尚、移動経路を入力する際に、運転者は車両3が移動可能な範囲内に移動経路を設定するとは限らない。このため、本実施形態の車両誘導装置1では、図7(A)に示すように、運転者が車両3をCの位置からDの位置まで移動させようとする際に、車両3の移動可能範囲外である破線にて示す矢印のように、運転者が移動経路を設定しようとしても、実際に車両3が移動可能な範囲内である実線にて示す矢印のように移動経路を設定するよう構成されている。
但し、図7(B)に示すEの位置からFの位置に車両3を移動させようとする場合のように、運転者が設定しようとする車両3の移動経路が車両3の移動可能な方向とは明らかに外れている場合には、移動させないようにしている(図5のS365)。このとき、車両3が移動可能な範囲内で移動経路を設定するか否かは、運転者が入力した移動経路が車両3にとって移動可能な方向からどれだけ移動不可能な方向にずれているか(許容範囲)により判定し(図5のS350)、例えば、車両3が移動可能な方向から60度以上ずれている場合には、許容範囲外とし、車両3を移動させないようにすればよい。
次に、経路解析処理(図2のS150)について図8(A)を用いて説明する。図8(A)は端末制御装置43が実行する経路解析処理を示すフローチャートである。
図8(A)に示す経路解析処理では、S500にて、車両誘導ECU32から送信された車両情報のうち車両3の車長に基づいて、設定した移動経路がこの車長の何倍であるかを演算することにより移動経路の距離を算出する。
そして、S510にて、移動経路を幾つかの区間に分割し、移動経路の形状、および移動経路の距離に基づいて、その分割した区間毎に速度および操舵角を決定する。このとき決定する速度は、安全上の配慮から、急加速および急制動する必要がなく、且つ、十分に遅い最高速度に設定される。
次に、S520にて、決定した速度および操舵角の情報を分割した区間毎にRAM43Cに記憶させ、経路解析処理を終了する。
次に、車両操作処理(図2のS160)について図8(B)を用いて説明する。図8(B)は端末制御装置43が実行する車両操作処理を示すフローチャートである。
図8(B)に示す車両操作処理では、S600にて、運転者が送信ボタンを押し下げたか否かを判定する。運転者が送信ボタンを押し下げたと判定すれば、S610に移行し、運転者が送信ボタンを押し下げていないと判定すれば、S600を繰り返す。
S610では、経路解析処理(図8(A))のS520にて記憶させた速度および操舵角の情報を車両誘導ECU32に送信し、S620に移行する。
S620では、車両誘導ECU32から車両3の準備が完了した旨の信号を受信したか否かを判定する。車両誘導ECU32から車両3の準備が完了した旨の信号を受信したと判定すれば、S630に移行し、車両誘導ECU32から車両3の準備が完了した旨の信号を受信していないと判定すれば、S620を繰り返す。
S630では、車両3の準備が完了した旨をディスプレイ部42Bに表示させ、S640に移行する。
S640では、運転者が動作ボタンまたは終了ボタンを押し下げたか否かを判定する。運転者が終了ボタンを押し下げたと判定すれば、S690に移行し、運転者が動作ボタンを押し下げたと判定すれば、S650に移行し、何れのボタンも押し下げていないと判定すれば、S640を繰り返す。
次に、S650では、車両運動処理を開始するための動作信号を車両誘導ECU32に送信し、S660に移行する。
S660では、運転者が中止ボタンを押し下げたか否かを判定する。運転者が中止ボタンを押し下げたと判定すれば、S670にて、車両運動処理を中止するための信号を車両誘導ECU32に送信し、S680に移行する。また、S660にて、運転者が中止ボタンを押し下げていないと判定すれば、そのままS680に移行する。
次に、S680では、車両誘導ECU32から車両運動処理を終了する旨の終了信号を受信したか否かを判定する。車両運動処理を終了する旨の信号を受信したと判定すれば、S690に移行し、車両運動処理を終了する旨の信号を受信していないと判定すれば、S660に戻る。
そして、S690では、ディスプレイ部42Bに、車両運動処理を終了する旨の表示を行い、車両操作処理を終了する。
次に、車両誘導ECU32が実行する車両運動処理について、図8(B)にて詳述した車両操作処理と対応させて、図9を用いて説明する。図9(A)は車両運動処理を示すフローチャート、図9(B)は車両運動処理を中止するための中止処理を示すフローチャートである。
図9(A)に示す車両運動処理は、S700にて、端末制御装置43からの速度および操舵角の情報を受信したか否かを判定する(S610に対応)。速度および操舵角の情報を受信したと判定すれば、S710に移行し、速度および操舵角の情報を受信していないと判定すれば、S700を繰り返す。
S710では、端末制御装置43から送信された速度の情報に基づいて、分割した区間毎にアクセル36(スロットル開度)およびブレーキ37の制御量を算出し、端末制御装置43から送信された操舵角の情報と共に車両誘導ECU32のRAM32Cに記憶させる。
次に、S720では、車両3の準備が完了した旨の信号を端末制御装置43に送信する(S620に対応)。
次に、S730に移行し、S730では、端末制御装置43から動作信号を受信したか否かを判定する(S650に対応)。動作信号を受信したと判定すれば、S740に移行し、動作信号を受信していないと判定すれば、S730を繰り返す。
S740では、S710にて算出したアクセル36およびブレーキ37の制御量と、操舵角の情報とに基づいて、アクセル36、ブレーキ37、およびステアリング35を制御し、実際に車両3の誘導を行い、車両3の誘導が終了すると、S750に移行する。
S750では、車両運動処理を終了する旨の終了信号を端末制御装置43に送信し(S680に対応)、車両運動処理を終了する。
尚、S740において、車両3の誘導中には、図9(B)に示すような中止処理を割込み処理で実行することができる。
図9(B)に示す中止処理は、端末制御装置43から中止信号を受信した際(S670に対応)に起動し、S800にて、車両3の誘導を中止し、S810にて、終了信号を端末制御装置43に送信する。その後、中止処理を終了する。
このようにして、車両誘導装置1により車両3の誘導が実行される。
ここで、図8(A)の経路解析処理、および図9(A)の車両運動処理のうちS710に示す処理は、本発明でいう制御量算出手段に該当する。また、図8(B)の車両操作処理のうち、S660、S670に示す処理、および図9(B)の中止処理は、本発明でいう車両停止手段に該当する。
上記に詳述した車両誘導装置1では、ディスプレイ部42Bに表示された車両3周辺の画像を視認した運転者が、目標停車位置までの移動経路を、タッチパネル式ディスプレイ42を用いて入力すると、ROM32Bに記憶された車両情報に基づいて、端末制御装置43は移動経路が車両3の移動可能な範囲内であるか否かを判定し、この移動経路が車両3の移動可能な範囲内であると判定した場合(S320:YES)には、RAM43Cに移動経路を記憶させ、車両誘導ECU32がRAM43Cに記憶された移動経路に従って、車両3を目標停車位置に誘導するよう構成されている。
従って、RAM43Cに記憶された移動経路は、必ず車両3の移動可能な範囲内にあるため、設定した移動経路どおりに車両3を誘導することができる。
また、端末制御装置43は、運転者がタッチパネル式ディスプレイ42を用いて入力した移動経路が車両3の移動可能な範囲外であると判定した場合(S320:NO)であっても、入力された移動経路が許容範囲内であれば(S350:YES)、車両3が移動可能な範囲内に移動経路を修正し、修正した移動経路をRAM43Cに記憶させるので、運転者が入力経路を何度も入力し直すことを防止でき、延いては、運転者による移動経路入力時間を短縮することができる。
更に、具体的な車両情報としてROM32Bにはホイールベース長および最大操舵角が記憶されている記憶させているので、ホイールベース長と最大操舵角とから、より正確に車両3が移動可能な経路を算出することができる。
また、車両誘導ECU32は、制御量算出手段がRAM43Cに記憶された移動経路に基づいて、アクセル36(スロットル開度)、ブレーキ37、およびステアリング35(操舵角)の制御量を算出し、この算出結果に基づいて、車両3を自動操縦するよう構成されているので、実際に車両3が移動しているときには、運転者が車両3に対して操作を加える必要がなく、この結果、運転者は車両3周辺の安全確認のみに集中することができる。
更に、ディスプレイ部42Bおよびタッチパネル式ディスプレイ42は携帯端末4に配置されており、車両3および携帯端末4は、無線によりデータを送受信可能に構成されているので、運転者は車両3に乗り込むことなく車両3を遠隔操作することができる。
また、車両情報を記憶するためのROM32Bは車両3に搭載するよう構成しており、このROM32Bには、車両3のみに対応する車両情報を記憶しており、他車両を誘導する際には、その車両に車両情報を記憶したROMを搭載すればよいように構成しているので、ROM32Bに膨大な量の車両情報を記憶させることなく、携帯端末4を用いて複数の車両3を誘導することができる。
加えて、車両誘導装置1では、携帯端末4を用いて車両誘導ECU32が行う車両3の自動操縦を中止させることができるので、車両3の誘導中に歩行者や他車両等の障害物が移動経路上に現れた場合等に、車両3を停止させることができる。従って、事故を防止することができる。
また、カメラ21は、車両3の上方から車両3を撮像し、カメラ21が撮像した画像は、無線により携帯端末4送信され、ディスプレイ部42Bに表示されるよう構成しているので、車両3の情報から車両3の周辺の景色を撮像することにより、ディスプレイ部42Bに表示される撮像画像の歪が少なくすることができる。また、この結果、運転者が移動経路を入力する際の撮像画像の視認性を向上させることができる。
更に、ディスプレイ部42Bおよび操作入力部42Aは、タッチパネル式ディスプレイ42により構成されているので、運転者は、画像を表示した画面上にて移動経路の入力を容易にすることができる。
また、携帯端末4は、車両3の誘導前に、RAM43Cが記憶した移動経路をディスプレイ部42Bに表示させること(S390)ができるので、誤って入力された移動経路に基づく車両3の移動を防止することができる。
更に、車両誘導装置1は、図5に示す経路判定処理をROM43Bに格納された経路判定プログラムに従って、コンピュータ処理により実現するので、運転者が入力する移動経路が車両3の移動可能な範囲内か否かを瞬時に判定しながら移動経路を記憶させることができる。従って、移動経路を入力する時間を短縮することができる。
ところで、本実施形態にて詳述した車両誘導装置1では、ステアリング35、アクセル36、およびブレーキ37を制御し、車両3を自動操縦するよう構成したが、特に、このように構成する必要はなく、例えば、ステアリング荷重のみを制御し、運転者が車両3を操縦する際の補助をするようにしてもよい。
また、本実施形態の車両誘導装置1では、車長、ホイールベース長、最大操舵角、および車輪位置から車両3の前輪および後輪が通過可能な領域を算出し、この領域に基づいて撮像画像全体の中から車両3の移動可能範囲を設定するよう構成したが、特に、このように構成する必要はなく、車両3の最小回転半径のみから車両3の移動可能範囲を設定するよう構成してもよい。
更に、本実施形態における車両誘導装置1では、車両情報を車両誘導ECU32のROM32Bに格納するようにしたが、特に、このようにする必要はなく、例えば、携帯端末4の端末制御装置43内に車両情報を格納するようにしてもよい。この場合、この携帯端末4を用いて、複数の車両3を誘導しようとする場合には、多くの車両3(車種)についての車両情報をROM32Bに記憶させておき、車両3の移動経路を入力する前に、使用する車両情報を多くの車両情報の中から選択するよう構成することが考えられる。
加えて、本実施形態における車両誘導装置1では、カメラ21は、駐車場2上空から車両3を撮像するよう構成したが、特に、このようにする必要はなく、例えば、カメラ21は車両3に備えられており、車両3の進行方向の景色を撮像し、その画像をディスプレイ部42Bに表示するように構成してもよい。この場合、撮像画像は鳥瞰図画像となり、平面図画像とはならないので、平面図になるように、例えば、特開2002−362271号公報(特許文献1)に記載の鳥瞰図画像を平面図画像に変換する画像処理技術を用いて、平面図画像に変換してから、運転者に移動経路を入力させるよう構成すればよい。
また、本実施形態における車両誘導装置1において、運転者が移動経路を入力する際には、タッチパネル式ディスプレイ42(操作入力部42A)に触れながら連続的に移動経路を入力するよう構成したが、特に、このように構成する必要はなく、操作入力部42Aおよびボタン操作部44は、例えば、キーボード等により構成されていてもよい。この場合、運転者が移動経路を入力する際には、例えば、運転者はキーボードを用いて、車両3を通過させようとする数箇所の通過点を入力するようにすればよい。
更に、本実施形態における車両誘導装置1では、車両3の位置を特定するためにGPS受信機33を使用したが、特に、このように構成する必要はなく、例えば、過去における車両3の移動履歴等から、車両3の位置を推定するよう構成してもよい。
また、画面表示処理(図3参照)のS236において、S215またはS235にて一定時間経過したと判定した場合には、エラーを表示して画面表示処理を終了するよう構成したが、特に、このように構成する必要はなく、例えば、駐車場2の撮像制御装置23、または車両3の車両誘導ECU32を正常な状態に復帰させる信号を送信し、再び画面表示処理を実行させるよう構成してもよい。
上述のようにしても、同様の効果が得られる。
本発明が適用された車両誘導装置の概略構成を示すブロック図である。 車両誘導処理を示すフローチャートである。 画面表示処理を示すフローチャートである。 携帯端末に表示される初期画面の表示例を示す説明図である。 経路判定処理を示すフローチャートである。 運転者が車両の移動経路を入力する際の手順を示す説明図である。 運転者が車両の移動経路を入力する際の許容範囲を示す説明図である。 経路解析処理を示すフローチャート(A)、および車両操作処理を示すフローチャート(B)である。 中止処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…車両誘導装置、2…駐車場、3…車両、4…携帯端末、21…カメラ、22…アンテナ、23…撮像制御装置、31…アンテナ、32…車両誘導ECU、32A…CPU、32B…ROM、32C…RAM、33…GPS受信機、34…ゲートウェイ、35…ステアリング、36…アクセル、37…ブレーキ、41…アンテナ、42…タッチパネル式ディスプレイ、42A…操作入力部、42B…ディスプレイ部、43…端末制御装置、43A…CPU、43B…ROM、43C…RAM、44…ボタン操作部、45…スピーカ。

Claims (10)

  1. 車両周辺の画像を撮像する撮像手段と、
    該撮像手段により撮像された画像を前記車両と共に表示させる表示手段と、
    該表示手段に表示された画像に基づいて、運転者が前記車両を目標停車位置まで移動させるのに要する経路を入力するための経路入力手段と、
    運転者が入力した移動経路を記憶する経路記憶手段と、
    前記経路記憶手段が記憶した移動経路に従って、前記車両を前記目標停車位置に誘導する誘導制御手段と、
    を備えた車両誘導装置において、
    前記車両の旋回性能を表す車両情報を記憶した車両情報記憶手段と、
    前記経路入力手段を介して移動経路が入力されると、前記車両が該移動経路に沿って移動可能か否かを、前記車両情報に基づいて判定し、前記車両が前記移動経路に沿って移動可能であるときに、前記経路記憶手段による移動経路の記憶を許可し、前記車両が前記経路入力手段を介して入力された移動経路に沿って移動できないときに、該入力された移動経路を前記車両が移動可能な範囲内に修正し、前記経路記憶手段による移動経路の記憶を許可する経路判定手段と、
    を備えたことを特徴とする車両誘導装置。
  2. 前記車両情報記憶手段には、前記車両情報として、少なくとも、ホイールベース長および最大操舵角が記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の車両誘導装置。
  3. 前記誘導制御手段は、
    前記経路記憶手段が記憶した移動経路に基づいて、駆動装置、制動装置、および操舵装置の制御量を算出する制御量算出手段と、
    該制御量算出手段による算出結果に基づいて、車両を自動操縦する自動操縦手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両誘導装置。
  4. 前記表示手段および前記経路入力手段は、前記車両とは別体にて構成されていること
    を特徴とする請求項3に記載の車両誘導装置。
  5. 前記車両情報記憶手段は、前記車両に搭載されていることを特徴とする請求項4に記載の車両誘導装置。
  6. 外部からの指令に従って、前記自動操縦手段が行う車両の自動操縦を中止し、前記車両を停止させる車両停止手段を備えたことを特徴とする請求項3〜請求項5の何れかに記載の車両誘導装置。
  7. 前記撮像手段は、前記車両の上方から車両を撮像し、
    該撮像手段が撮像した画像は、無線により表示手段に送信され、表示されること
    を特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の車両誘導装置。
  8. 前記表示手段および前記経路入力手段は、タッチパネル式ディスプレイにより構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の車両誘導装置。
  9. 前記経路記憶手段に前記移動経路が記憶されると、該移動経路を前記表示手段に表示させる経路表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の車両誘導装置。
  10. 請求項1〜請求項9の何れかに記載の車両誘導装置における経路判定手段としての機能をコンピュータ処理により実現するための経路判定プログラム。
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