JP4051641B2 - モノフロロハロゲノアルカンの製造方法 - Google Patents

モノフロロハロゲノアルカンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4051641B2
JP4051641B2 JP00389698A JP389698A JP4051641B2 JP 4051641 B2 JP4051641 B2 JP 4051641B2 JP 00389698 A JP00389698 A JP 00389698A JP 389698 A JP389698 A JP 389698A JP 4051641 B2 JP4051641 B2 JP 4051641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
halogen
raw material
glycol
selectivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00389698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11199528A (ja
Inventor
常俊 本田
雅生 渡辺
Original Assignee
株式会社ジェムコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ジェムコ filed Critical 株式会社ジェムコ
Priority to JP00389698A priority Critical patent/JP4051641B2/ja
Publication of JPH11199528A publication Critical patent/JPH11199528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4051641B2 publication Critical patent/JP4051641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/20Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/202Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
    • C07C17/206Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction the other compound being HX

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医農薬等の中間体等として有用なモノフロロハロゲノアルカンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、モノフロロアルキル基を含有する化合物が、医薬品あるいは農薬として顕著な薬効や特異な効果を示すことから種々開発されている。これらのモノフロロアルキル基を分子構造に導入するための合成中間体として、モノフロロハロゲノアルカンが使用される。
【0003】
モノフロロハロゲノアルカンの製造方法としては、一般にフッ素以外のハロゲンを分子中に2個以上有するハロゲノアルカンにアルカリ金属フッ化物を作用させてハロゲン交換を行ない、これによって1個のハロゲン原子をフッ素原子で置換する方法が知られている。
しかし、この製造方法では、目的化合物であるモノフッ素化物がさらにハロゲン交換を受けてジフッ素化物が副生するのを避けることができない。特に同じハロゲンを複数有する原料を使用し原料の転化率を高めると、ジフッ素化物の副生率も高くなるという問題が生じる。
【0004】
そこで、ジフッ素化物の副生を防ぐために、互いに異なる2個のハロゲンを有する化合物を原料として用い、ハロゲンの反応性の違いによって一方のハロゲンのみを選択的にフッ素化する方法が行われている。一般にハロゲンはI>Br>Clの順でハロゲン交換を受けやすいため、例えば、塩素と臭素を有するハロゲン化物を原料とすれば、モノフッ素化物を高収率で得ることが期待される。
しかし、特に両末端に異なるハロゲンを有する化合物では、一般にハロゲンの不均化反応が起こりやすく、末端のハロゲンが同種のものに変化し、これらのジハロゲノ化合物が更に逐次反応して、モノフッ素化物およびジフッ素化物を生じる。この結果、両末端に異なる2種のハロゲンを含む原料を用いてフッ素置換を行なっても種々の副生物が生成し、収率良く目的のモノフッ素化物を得るのが難しい。
【0005】
この他に、従来の製造方法においては、フッ素化剤として使用するアルカリ金属フッ化物の塩基性のために、ハロゲン化水素の脱離によるアルケンの副生を生じ易いという問題がある。このハロゲン化水素の脱離によるアルケンの副生を抑える手法として、水の存在下、pH3〜7の条件下にハロゲン置換反応を行なう方法が提案されている(特開昭64-45321号公報)。
しかし、この方法ではハロゲン化水素の脱離によるアルケンの副生は抑えられても、ジフッ素化物の副生を防ぐことはできない。また、ジフッ素化物の副生を防ぐために異なるハロゲンを有する化合物を原料に用いても、ハロゲンの不均化反応が生じるので、収率良く目的のモノフッ素化物を得るのはやはり難しい。
【0006】
なお、フロロアルカンの製造法としては、以上の他に、トリフロロメタンスルホン酸エステルにテトラブチルアンモニウムフロリドを反応させてフッ素化する方法(J.Org.Chem.,52,1987)やカルボン酸にキセノンジフロリドを反応させてフッ素化する方法(Can.J.Chem.,64,1986)等が知られているが、いずれもフッ素化試薬の入手が困難であり、また取扱いが容易ではない等の問題があり、実用性に難点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようにジハロゲン化合物のフッ素交換反応を利用した従来の製造方法においては、ジフッ素化物の副生、ハロゲン化水素の脱離によるアルケンの副生、ハロゲン化合物の不均化反応が問題となっていた。
本発明は従来の製造方法におけるこれらの問題を解決したものであって、モノフロロアルカンを収率良く、容易に製造する方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題解決の手段】
すなわち、本発明は、(1)フッ素以外の異なる複数のハロゲンを有するハロゲノアルカンを原料とし、アルカリ金属フッ化物と、一般式(I):HO[(CH2)pO]qH(pは2または3、qは2〜4の整数)で表される溶媒中で、100℃以下の温度で反応させて、ハロゲンのフッ素置換を行わせることを特徴とするモノフロロハロゲノアルカンの製造方法に関する。
【0009】
本発明の上記製造方法は、(2)一般式(II):X1(CH2)nX2(X1,X2は塩素、臭素またはヨウ素のいずれかで互いに異なるハロゲン、nは2〜6の整数)で示されるジハロゲノアルカンを原料として用いる製造方法、(3)ハロゲン置換反応を40〜100℃の温度範囲で行なう製造方法、(4)溶媒として、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、またはテトラエチレングリコールを用いる製造方法を含む。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を実施例および比較例を参照して具体的に説明する。
( ) 原料化合物
一般に、ハロゲンはヨウ素>臭素>塩素の順でハロゲン交換を受け易いので、本発明の製造方法では、ジフッ素化物の副生を抑えるために、このハロゲンの反応性の相違を利用し、原料として、フッ素以外の異なる複数のハロゲンを有するハロゲノアルカンを用いる。アルカンの基本骨格はハロゲン置換反応が進行するものであれば良い。
好ましくは、一般式(II):X1(CH2)nX2,(X1,X2は塩素、臭素またはヨウ素のいずれかで互いに異なるハロゲン、nは2〜6の整数)で示される両末端に異なったハロゲンを有するジハロゲノアルカンを原料として用いる。
このような構造の化合物は、従来のフッ素交換反応の反応条件では不均化反応が起こりやすいが、本発明の反応条件では不均化反応は顕著に抑制される。上記ジハロゲノアルカンの具体例としては、1-ブロモ-2-クロロエタン、1-ブロモ-3-クロロプロパン、1-ブロモ-4-クロロブタン、1-ブロモ-5-クロロペンタン、1-ブロモ-6-クロロヘキサン、1-クロロ-2-ヨードエタン、1-クロロ-3-ヨードプロパン、1-クロロ-4-ヨードブタン等が挙げられる。
【0011】
フッ素源であるアルカリ金属フッ化物としては、NaF、KF、RbF、CsF等が挙げられ、入手の容易さ、取扱い易さの点からKFが最も好ましく、特にスプレードライ法で製造されたKFが反応性の点で優れている。アルカリ金属フッ化物の添加量はフッ素化する原料化合物に対して1〜10倍モル、好ましくは1〜3倍モルが適当である。
【0012】
(II) 反応溶媒
従来、ハロゲン交換によるフッ素化反応において、溶媒としてグリコール類などの極性溶媒が使用されている。例えば、上記特開昭64-45321号には、ハロゲン化アルカンやアルケンのフッ素化をエチレングリコール、プロピレングリコール中で実施することが好ましいと記載されている。しかし、本発明者の検討によれば、従来好ましいとされてきたエチレングリコールやプロピレングリコールは、原料化合物と相溶性がないため反応速度的に不利であり、特に水を添加した場合には著しい反応速度の低下が認められた。このため、反応を効率的に進行させるためには反応温度を100℃以上に加熱せざるを得ないが、反応温度を上げるとジハロゲン化合物の不均化が進行する。
因みに、ハロゲン化合物の不均化反応は温度依存性が高く、反応温度が120℃を超えると著しくなり、フッ素化剤であるアルカリ金属フッ化物が加えられると更に不均化反応が促進される。100℃以下の反応温度であれば不均化反応が抑制される。
【0013】
本発明は、ハロゲン置換反応の溶媒として、一般式(I):HO[(CH2)pO]qH(pは2または3、qは2〜4の整数)で表される化合物を用い、100℃以下の反応温度でハロゲン置換反応を行う。この化合物はOH基と共にエーテル結合を含み、骨格に2個〜4個のエチレン基またはプロピレン基を有している。この溶媒は原料との相溶性に優れており、反応温度が100℃以下であっても十分な反応速度が得られる。従って、不均化反応も抑制される。また、フッ素化剤としてアルカリ金属フッ化物を用いてもハロゲン化水素の脱離を実質的に生じない。従来は、このような低い反応温度下で上記化合物溶液を溶媒として用いることは知られていない。
なお、上記一般式(I)において、pが1以下または4以上の化合物は入手が困難であり、また原料との相溶性の点でも好ましくない。また、qが1であるグリコール類は先に述べたようにハロゲノアルカンとの相溶性が低く、不均化反応を抑えることができない。qが4を超えると原料との相溶性が低下する傾向があるので好ましくない。
好ましい溶媒の具体例としては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール等である。これらは通常、単独で用いられるが2種以上を混合して用いてもよい。これらの溶媒は原料のジハロゲノアルカンに対して0.5〜20重量倍、好ましくは1〜10重量倍の範囲で使用される。
【0014】
なお、従来の製造方法(特開昭64-45321号等)ではハロゲン化水素の脱離を防止するために、溶媒に水を加え、更にpHを制御するなどの対策を講じているが、本発明の製造方法では、上記反応溶媒を用い、反応温度を100℃以下に制御するだけでハロゲン化水素の脱離は殆ど生じない。
【0015】
このように、本発明の製造方法では、上記反応溶媒を用い、反応温度を100℃以下に制御することにより、ハロゲン化合物の不均化反応とジフッ素化物の副生を抑制すると共にハロゲン化水素の脱離をも防止している。かかる効果は、上記反応溶媒が単に原料との相溶性に優れることによるものではなく、上記溶媒特有の効果であると考えられる。
すなわち、原料化合物に対して相溶性を有する他の溶媒、例えばN,N−ジメチルホルムアミドやジメチルスルホキシドのような極性溶媒を使用すると、反応温度を100℃以下に制御して不均化を抑えながらハロゲン置換反応を進めることができるが、これらの溶媒中ではハロゲン化水素の脱離反応が高い割合で起こる。従って、不均化と脱離とを同時に抑えて目的化合物のモノフロロハロゲノアルカンを高収率で得ることはできない。
【0016】
(III) 反応温度
反応温度は、既に述べたように、0℃〜100℃以下である。反応温度が120℃以上であると不均化反応が進行し、特にフッ素化剤として使用するアルカリ金属フッ化物を添加することによって不均化反応が促進される。そこで、反応温度を100℃以下に保つことによって不均化反応を抑制する。40〜100℃がより好ましい。
【0017】
(IV) 他の反応条件
通常、反応時間は0.5〜30時間、好ましくは1〜20時間である。また、通常、反応圧力は常圧であるが、生成物を減圧下にて留去しながら反応を進行させてもよい。
【0018】
【実施例】
本発明の実施例を従来法による比較例と対比して以下に示す。なお、以下の例において選択率は、選択率(%)=(化合物の生成量)/(原料使用量−未反応残量)×100によって与えられる値である。
【0019】
実施例1
撹拌機、温度計および還流冷却器を備えた200mlのガラス製反応器に、1-ブロモ-3-クロロプロパン31.49g(0.2mol)、スプレードライフッ化カリウム17.44g(0.3mol)、ジエチレングリコール80gを仕込み、撹拌下、80℃で6時間加熱した。冷却後、反応液をガスクロマトグラフにて分祈したところ、表1に示すように、原料の転化率は88.7%であった。このうち、1-クロロ-3-フロロプロパンの選択率は83.4%であり、1,3-ジフロロプロパンの選択率は0.6%、1,3-ジクロロプロパンの選択率は8.2%、1,3-ジブロモプロパンの選択率は2.7%、1-ブロモ-3-フロロプロパンの選択率は4.3%、脱離に由来する生成物アリルクロライドの選択率は0.8%であった。なお、これのうちジクロロ体、ジブロモ体は不均化反応による生成物である。また、1−ブロモ−3-フロロプロパンはジブロモ体がさらに反応したものであり、ジフロロ体も大部分、ジブロモ体に由来するものと思われる。
【0020】
実施例2
実施例1において、原料を1−ブロモ−3−クロロプロパン31.49gから1−ブロモ−6−クロロヘキサン39.90gに代え、反応時間を9時間とした他は同様に行った。結果を表1に示す。
【0021】
実施例3
実施例1において、原料を1−ブロモ−3−クロロプロパン31.49gから1−ブロモ−4−クロロブタン34.29gに代え、反応溶媒をジエチレングリコールからジプロピレングリコールに代えた他は同様に行った。結果を表1に示す。
【0022】
実施例4
実施例1において、原料を1−ブロモ−3−クロロプロパン31.49gから1−クロロ−2−ヨードエタン38.08gに代え、反応溶媒をジエチレングリコールからトリエチレングリコールに代えた他は同様に行った。結果を表1に示す。
【0023】
実施例5
実施例1において、原料を1−ブロモ−3−クロロプロパン31.49gから1−クロロ−3−ヨードプロパン40.89gに代え、反応溶媒をジエチレングリコールからテトラエチレングリコールに代えた他は同様に行った。結果を表1に示す。
【0024】
比較例1
反応温度を120℃とした以外は実施例1と同様にして反応させた。反応液をガスクロマトグラフにて分祈したところ、表1に示すように、反応液をガスクロマトグラフにて分析したところ、原料の転化率は94.8%であったが、目的化合物の1-ブロモ-3-フロロプロパンの選択率は33.9%であった。その他に、1,3-ジフロロブロパンが選択率8.5%、不均化反応に由来する生成物である1,3-ジクロロプロパンが選択率27.4%、1,3-ジブロモプロパンが選択率11.3%、1-ブロモ-3-フロロプロパンが選択率8.6%、脱離に由来するの生成物アリルクロライドが選択率10.3%の割合で各々副生した。
【0025】
比較例2
溶媒をエチレングリコールに代えた以外は実施例1と同様にして反応させた。反応液をガスクロマトグラフにて分祈したところ、表1に示すように、原料の転化率は27.5%であった。
【0026】
比較例3
溶媒をN,N-ジメチルホルムアミドに代えた以外は実施例1と同様にして反応させた。反応液をガスクロマトグラフにて分析したところ、表1に示すように、原料の転化率は90.0%であったが、目的化合物の1-クロロ-3-フロロプロバンの選択率は18.4%であった。その他に、1,3-ジフロロプロパンが選択率0.9%、不均化反応に由来する生成物である1,3-ジクロロプロパンが選択率7.2%、1,3-ジブロモプロパンが選択率2.5%、1-ブロモ-3-フロロプロパンが選択率4.1%、脱離に由来する生成物のアリルクロライドが選択率66.9%の割合で各々副生した。
【0027】
比較例4
原料として、1-ブロモ-3-クロロプロパンの代わりに1,3-ジブロモプロパン40.38g(0.2mol)を使用した以外は実施例1と同様にして反応させた。反応液をガスクロマトグラフにて分析したところ、表1に示すように、原料の転化率は90.4%であったが、目的化合物の1-ブロモ-3-フロロプロパンの選択率は52%であった。その他に、1,3-ジフロロプロパンが選択率45.4%、脱離に由来する生成物のアリルブロマイドが選択率2.6%の割合で副生した。
【0028】
【表1】
Figure 0004051641
【0029】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、医農薬中間体として有用なモノフロロハロゲノアルカンを、副生物の生成を抑えて高収率で得ることができる。特に、両末端がフッ素と他のハロゲンで置換されたジハロゲノアルカンの製造は、従来法では不均化・脱離反応を抑えるのが困難であったが、本発明の方法では効果的にこれらの副反応を抑制することができる。両末端がフッ素と他のハロゲンで置換されたジハロゲノアルカンは、医農薬合成反応においてモノフロロアルキル基導入用の化合物として有用性が高く、従って、本発明の方法は、含フッ素医農薬合成プロセスの研究・開発において極めて有用である。

Claims (4)

  1. フッ素以外の異なる複数のハロゲンを有するハロゲノアルカンを原料とし、アルカリ金属フッ化物と、一般式(I):HO[(CH2)pO]qH(pは2または3、qは2〜4の整数)で表される溶媒中で、100℃以下の温度で反応させて、ハロゲンのフッ素置換を行わせることを特徴とするモノフロロハロゲノアルカンの製造方法。
  2. 一般式(II):X1(CH2)nX2(X1,X2は塩素、臭素またはヨウ素のいずれかで互いに異なるハロゲン、nは2〜6の整数)で示されるジハロゲノアルカンを原料として用いる請求項1に記載の製造方法。
  3. ハロゲン置換反応を40〜100℃の温度範囲で行なう請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 溶媒として、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、またはテトラエチレングリコールを用いる請求項1、2または3に記載の製造方法。
JP00389698A 1998-01-12 1998-01-12 モノフロロハロゲノアルカンの製造方法 Expired - Fee Related JP4051641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00389698A JP4051641B2 (ja) 1998-01-12 1998-01-12 モノフロロハロゲノアルカンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00389698A JP4051641B2 (ja) 1998-01-12 1998-01-12 モノフロロハロゲノアルカンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11199528A JPH11199528A (ja) 1999-07-27
JP4051641B2 true JP4051641B2 (ja) 2008-02-27

Family

ID=11569957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00389698A Expired - Fee Related JP4051641B2 (ja) 1998-01-12 1998-01-12 モノフロロハロゲノアルカンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4051641B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11199528A (ja) 1999-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8058482B2 (en) Method for the preparation of sevoflurane
EP2536676B1 (en) Process for producing 2-chloro-3,3,3-trifluoropropene
KR101676054B1 (ko) 폴리(펜타플루오로설파닐)방향족 화합물을 제조하기 위한 공정
JP5021745B2 (ja) フルオロメチル2,2,2−トリフロオロ−1−(トリフルオロメチル)エチルエーテルの製造方法
JP2577567B2 (ja) 芳香族フッ素化合物の製造方法
GB2219292A (en) Process of preparing 1,2,2,2-tetrafluoroethyl-difluoromethyl ether
ZA200703958B (en) Process for production of 1,2,2,2-tetrafluoro ethyl difluoro methyl ether
JP4051641B2 (ja) モノフロロハロゲノアルカンの製造方法
KR20080066746A (ko) 비페닐 유도체의 제조 방법
US6903230B2 (en) Process for producing a fluorine-containing compound
CN107531640B (zh) 制备5-氟-1h-吡唑-4-碳酰氟的方法
JP2008255100A (ja) トリフルオロメタンスルホニルフルオリドの製造方法
JP3431643B2 (ja) ジフルオロベンズアルデヒドの製造方法
JPS6072850A (ja) フッ化ベンゾニトリル類の製造方法
JP6852238B2 (ja) エーテル組成物の製造方法
JP2003104951A (ja) ペルフルオロアルキルスルホニルハライドの製造法
JPS60246326A (ja) 芳香族フツ素化合物の製造方法
US5138107A (en) Phase transfer catalyzed halogenation of carbon acids
JPH02207038A (ja) ジフルオロメチレン基を有するプロパンの製造方法
US20090048469A1 (en) Iodine-containing fluoropolyether and process for producing the same
JPS6350339B2 (ja)
JP3556862B2 (ja) 3,3−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロアセトンの製造方法
JPH05271103A (ja) メチル芳香族化合物の遊離基塩素化または臭素化方法
JPH0259824B2 (ja)
JPH0249736A (ja) 核フツ素化ベンゾイルフルオリド化合物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees