JP4050332B2 - スイッチ制御装置、スイッチ制御装置の制御方法およびプリンタ - Google Patents

スイッチ制御装置、スイッチ制御装置の制御方法およびプリンタ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のスイッチを備えている場合のスイッチ制御装置、スイッチ制御装置の制御方法およびプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、コンピュータに接続されたプリンタにおいては、改行機能と改頁機能とを実行させるために個別のスイッチを備えていた。また、各スイッチの操作をプリンタに実行させるためには外部のコンピュータと一時的にオフライン状態とする必要があるので、オンラインとオフラインとを選択するためのオンラインスイッチも備えていた。
そして、改行あるいは改頁をしたいときには、オンラインスイッチを操作してオフライン状態とし、改行用のスイッチあるいは改頁用のスイッチを操作して所望の紙送りを行なった後、再度オンラインスイッチを操作してオンライン状態に戻している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のプリンタにおいては、各機能に応じて個別のスイッチが用意されているため、基本的には各スイッチが操作された状態と操作を終了した状態との二つの状態に対応した処理を実行することになる。一方、スイッチを増やすことなく機能を増やしたいとき、複数のスイッチの操作の組み合わせで実行するとすると、ある組み合わせとなる操作をして機能を実行させるが、スイッチの操作の終了タイミングがまちまちであると、複数のスイッチのうちいずれか一つのみ操作されているタイミングで当該操作されているスイッチに割り当てられた機能の実行指示と判断しかねない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、複数の押しボタン式のスイッチの押し操作の組み合わせで機能の実行を指示する場合に、終了時に予期せぬ機能が実行されてしまうのを防ぐことが可能なスイッチ制御装置、スイッチ制御装置の制御方法およびプリンタの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、プリンタに設けられるスイッチ制御装置であって、押されたときに前記プリンタのオンライン状態とオフライン状態とを切り替える押しボタン式のオンラインスイッチと、押されたときに改行の処理を実行させる押しボタン式の改行スイッチと、前記オンラインスイッチと前記改行スイッチとが同時に押されたときに改頁の処理を実行させ、該改頁の処理が終了したタイミングで前記オンラインスイッチが押されずに前記改行スイッチが押されているときに改行の処理を実行させ、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているときに該オンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能を実行させない手段とを具備する構成としてある。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のスイッチ制御装置において、前記手段は、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているとき、該オンラインスイッチが押されていない状態となるまで待つ処理を行う構成としてある。
さらに、請求項3にかかる発明は、プリンタに設けられるスイッチ制御装置の制御方法であって、押されたときに前記プリンタのオンライン状態とオフライン状態とを切り替える押しボタン式のオンラインスイッチと、押されたときに改行の処理を実行させる押しボタン式の改行スイッチと、が同時に押されたときに改頁の処理を実行させ、該改頁の処理が終了したタイミングで前記オンラインスイッチが押されずに前記改行スイッチが押されているときに改行の処理を実行させ、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているときに該オンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能を実行させない構成としてある。
さらに、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のスイッチ制御装置の制御方法において、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているとき、該オンラインスイッチが押されていない状態となるまで待つ処理を行う構成としてある。
さらに、請求項5にかかる発明は、印字ヘッドを使用して印字を行うプリンタであって、押されたときに本プリンタのオンライン状態とオフライン状態とを切り替える押しボタン式のオンラインスイッチと、押されたときに改行の処理を実行させる押しボタン式の改行スイッチと、前記オンラインスイッチと前記改行スイッチとが同時に押されたときに改頁の処理を実行し、該改頁の処理が終了したタイミングで前記オンラインスイッチが押されずに前記改行スイッチが押されているときに改行の処理を実行し、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているときに該オンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能を実行しない手段とを具備する構成としてある。
さらに、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載のプリンタにおいて、前記手段は、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているとき、該オンラインスイッチが押されていない状態となるまで待つ処理を行う構成としてある。
【0005】
【作用】
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、前記オンラインスイッチと前記改行スイッチとが同時に押されたときに改頁の処理が実行され、該改頁の処理が終了したタイミングで前記オンラインスイッチが押されずに前記改行スイッチが押されているときに改行の処理が実行され、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているときに該オンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能が実行されない。
また、上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているとき、該オンラインスイッチが押されていない状態となるまで待つ処理が行われる。
さらに、上記のように構成した請求項3および請求項4にかかる発明や、請求項5および請求項6にかかる発明においても同様である。
【0006】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、押しボタン式のオンラインスイッチと押しボタン式の改行スイッチを同時に押してその押し操作に対応する処理の終了タイミングにおいて、改行スイッチが押されずにオンラインスイッチが継続して押されていても当該押されているオンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能を実行させないため、予期せぬ動作が行われる不具合を未然に防止することが可能なスイッチ制御装置、スイッチ制御装置の制御方法およびプリンタを提供することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の一実施例にかかるスイッチ制御装置を適用したプリンタのブロック図、図2は操作パネルの外観図である。
図において、制御部10には、パネル操作部20と、表示LED部30と、印字ヘッド40と、キャリッジモータ50と、ラインフィードモータ60とが接続されている。パネル操作部20は、本プリンタをオンライン又はオフラインの状態にするオンラインスイッチ21と、紙送りを指示する改行スイッチ22と、印字フォントを選択するキャラクターフォント変更スイッチ23と、印字ピッチを選択するキャラクターピッチ変更スイッチ24とを備えており、各スイッチは制御部10のスイッチ入力部11に接続されて当該スイッチ入力部11が各スイッチの操作情報を受け取る。なお、各スイッチ21〜24は押し下げたときにオンとなる押しボタン式のスイッチである。
【0008】
スイッチ入力部11はバスを介してCPU12に接続されており、同バスには印字制御プログラムとともに図3〜図6に示すパネル操作に応じた制御を行なうための制御プログラムなどが記憶されているROM13と、ホストコンピュータと接続するためのインターフェイス14と、RAM15および外部出力部16とが接続されている。本実施例においては、同RAM15は、印字を行なう為の印字バッファや、インターフェイス14を介してホストコンピュータから入力された受信データを格納する受信バッファや、改行量やページ長等のデータを格納しておくワークエリア等として使用されており、また、外部出力部16は、表示LED部30を制御する表示制御部16aと、印字ヘッド40を制御するヘッド制御部16bと、キャリッジモータ50を制御するキャリッジモータ制御部16cと、ラインフィードモータ60による紙送り動作を制御するラインフィードモータ制御部16dとを備えている。
【0009】
次に、上記構成からなる本実施例の動作を説明する。
本プリンタの電源を投入すると、CPU12は図3に示すフローチャートに従ってオンライン中の処理を行なう。電源の投入とともに、CPU12はステップ102にて初期設定を行ない、改行ピッチ長やページ長等のステップ数(ラインフィードモータの駆動ステップ数)等として初期設定値をRAM15に設定する。そして、ステップ104にて外部出力部16を介してメカ機構の初期動作を行なう。
次に、ステップ106とステップ108に示すプリンタの待機状態に突入する。すなわち、ステップ106にてデータ入力があるかの判断を行ない、データ入力がなければステップ108にてオンラインスイッチ21が押されたか否かの判断を行ない、オンラインスイッチ21が押されていなければステップ106に戻って以上のループを繰り返す。この待機中に、データ入力があればCPU12はステップ110にてインターフェイス14より印字コードを受信し、ステップ112にて受信した印字コードの処理を行なった後、ステップ114にて印字出力を行なうか否かの判断を行なう。印字出力をすると判断したら、ステップ116にて外部出力部16を介して印字処理を行なってステップ106に戻るし、印字出力をしないと判断したら、ステップ108にて上述したようにオンラインスイッチ21が押されたか否かの判断を行なう。
【0010】
一方、ステップ108にてオンラインスイッチ21が押されたと判断したら、図4に示すフローチャートに従ってオフライン中の処理を開始する。オフライン中は、ステップ202にてキャラクターピッチ変更スイッチ24が押されたか否かの判断を行ない、このスイッチが押されていたらステップ204にてピッチの切り換え処理を行なった後、スイッチの判断の処理にもどる。このキャラクターピッチ変更スイッチ24が押されていなければステップ206にてキャラクターフォント変更スイッチ23が押されたか否かの判断を行ない、このスイッチが押されていたらステップ208にてフォント切り換え処理を行なった後、スイッチの判断処理にもどる。また、このキャラクターフォント変更スイッチ23が押されていなければ、ステップ210にて改行スイッチ22が押されたか否かの判断を行なう。このスイッチが押されていたら、ステップ212にて改行処理を行なう。
【0011】
図5にステップ212における改行処理を詳細に示している。まず、ステップ301にて改行ステップ数を設定する。すなわち、今回の改行に必要なラインフィードモータの駆動ステップ数(改行ステップ数)を設定し、続いて、ステップ302にて改行後の位置における残りのページ長を計算する。図6に、残りのページ長の計算方法を示しており、ステップ402にて計算前の残りのページ長と今回の改行量とを比較し、残りのページ長が今回の改行量以上であるならば、ステップ404にて残りのページ長から今回の改行量を減算して残りのページ長の値を更新する。この後、ステップ406にて残りのページ長が「0(ゼロ)」であるか否かの判断を行ない、「0(ゼロ)」であればステップ408にてページ長初期データを残りのページ長と設定する。これに対し、今回の改行量の方が残りのページ長よりも大きい場合は、ステップ410にて今回の改行量から残りのページ長を減算して次のページへ重なる分のステップ数を計算し、ステップ412にてページ長初期データからその値を減算する。そして、ステップ414にて上記方法で算出した値を残りのページ長と設定する。
【0012】
このようにして残りのページ長を更新した後、ステップ303にて改行動作を開始する。改行動作を行ないながら、ステップ304にて再び改行スイッチ22が押されているか否かの判断を行ない、このスイッチが押されていなければ、ステップ305にて改行ステップ数分の紙送り動作が終了したかを判断し、終了するまでこのステップ304とステップ305のループを繰り返す。
ステップ304にて改行スイッチ22が押されていると判断したら、ステップ306にてオンラインスイッチ21が押されているか否かの判断を行なう。改行スイッチ22とオンラインスイッチ21とが同時に押されている場合に改頁の処理に入るので、オンラインスイッチ21が押されていなければ、再度、ステップ304とステップ305のループに戻る。しかし、オンラインスイッチ21も押されていれば、ステップ307にて改行ステップ数分の紙送り動作が終了するまで待ち、改頁の処理に入る。
【0013】
改頁では、ステップ308にて改頁に必要なステップ数、つまり残りのページ長を設定して、ステップ309にて改頁の動作を開始し、ステップ310にて紙送り動作が終了するのを待つ。
このように、改頁のための独立したスイッチを用意する必要がなく、また、改頁は改行を繰り返すという思想上の関連性があるので、改行を指示し、終わりまで改行をさせるために同時に横のスイッチを押すというような感覚となるので違和感なく行なえる。
ところで、本来的には、スイッチを操作して改行や改頁を指示したら、紙送り動作の終了時にはスイッチから手を放している必要がある。しかるに、必ずしも紙送りの終了時に手を放しているとは限らない。従って、この態様に応じて、本実施例においては次の四態様を想定するとともに、その対処を図っている。
▲1▼スイッチの操作状況
オンラインスイッチ21:オン
改行スイッチ22 :オン
対処内容
改頁を継続する。
▲2▼スイッチの操作状況
オンラインスイッチ21:オン
改行スイッチ22 :オフ
対処内容
手を放されるまで待つ
▲3▼スイッチの操作状況
オンラインスイッチ21:オフ
改行スイッチ22 :オン
対処内容
改行に移る。
▲4▼スイッチの操作状況
オンラインスイッチ21:オフ
改行スイッチ22 :オフ
対処内容
終わる。
以上を具体的に実行するにあたっては次のようにしている。
オンラインスイッチ21と改行スイッチ22とがともにオンであるというのは、ステップ308〜310にて改頁を実行した場合に紙送り動作終了時にもまだ手を放していない場合である。改頁の紙送りは比較的長い時間がかかる場合が多く、この場合に両方のスイッチを押し続けているというのは意図的に改頁を実行したいものと考えられる。従って、ステップ310にて紙送り動作が終了したと判断した後に、ステップ311にて改行スイッチ22が押されていると判断するとともにステップ312にてオンラインスイッチ21が押されていると判断したら、ステップ308に戻るようにしている。この結果、新たにステップ308にて改頁に必要なステップ数を設定して、ステップ309とステップ310にて改頁の紙送りを行なう。
【0014】
次に、オンラインスイッチ21から手を放し、改行スイッチ22だけを押している場合である。この状態としては改行スイッチ22だけをオンとしてオンラインスイッチ21には手を触れないでおり、そのまま改行スイッチ22を押し続けていることも起こりうる。後者の場合は改頁を続行したい場合と同様に改行を引き続き実行したい場合が多い。このため、前者の場合においても改頁の後で改行を実行したいものと想定する。従って、ステップ305にて改行の紙送りが終了したときと、ステップ310にて改頁の紙送りが終了したときに、ともにステップ311にて改行スイッチ22が押されていると判断するものの、ステップ312ではオンラインスイッチ21が押されていないと判断すると、ステップ301に戻り、改行の紙送りを行なう。
【0015】
これに対し、オンラインスイッチ21だけが押されているのは、あまり意図的であるとは考えらず、手を放すタイミングが遅れただけと考えるのが妥当である。従って、この後の処理でオンラインスイッチ21を押し下げたものと判断してオンラインに戻してしまうべきではない。このため、改頁の紙送りが終了した後、ステップ311にて改行スイッチ22が押されていないと判断したら、ステップ313にてオンラインスイッチ21が押されているかいなか判断し、押されていない状態となるまでループを繰り返す。そして、押されていない状態となってから以上の紙送り動作の制御を終了する。
【0016】
このように、オンラインスイッチ21と改行スイッチ22との二つのスイッチを押す操作に対しては、各スイッチ21,22を手放すタイミングに応じて操作の終了態様は四つに別れてしまい、スイッチ21,22の操作の名残が後の処理に継続させてしまうことになりかねない。しかし、スイッチの操作に対応した処理の終了時に、改めて操作状況を判断し、可能性のある四つの組み合わせについて対処してある。この結果、予期せぬ事態とならないようにすることができる。例えば、以上の処理を具体的な図7に示すタイミングチャートに基づいて説明する。時刻t1にてユーザーが改行を指示したいとして改行スイッチ22を押す(操作▲1▼)と、この操作▲1▼に対してステップ210にて改行動作の指示を認識し、改行動作を開始する。この操作▲1▼の改行動作中にはオンラインスイッチ21を押していないので、改頁動作は行なわれない。時刻t2にて1行分の改行紙送りが終了するとステップ313にてオンラインスイッチが離されていることが確認されて改行処理を終了する。
【0017】
一方、改行動作を連続する場合や改頁動作をさせる場合は次のようになる。時刻t3にて改行スイッチ22を押す(操作▲2▼)と、前述と同様に改行動作が実行され、時刻t4に1行の改行が終了する。このときユーザーが改行スイッチ22を離さずにいるとステップ311にて改行スイッチが押されていることがチェックされステップ312へ進む。ステップ312でオンラインスイッチの状態が確認されるがこの場合はオンラインスイッチ21が押されていないのでステップ301に戻され再度改行動作が実行される。改行スイッチを押し続けている間はこのループを繰り返し連続した改行動作が行われる。
次に、操作▲2▼の改行動作中に時刻t5にて改頁を指示すべく、改行スイッチ22を押したままオンラインスイッチ21も押したとする(操作▲3▼)。すると、ステップ304とステップ306にて両スイッチが押されていることを確認し、時刻t6にて操作▲2▼に対する改行動作が終了するまでステップ307にて待機する。この後、改行動作中にオンラインスイッチ21が押された操作▲3▼に対する改頁動作をステップ308〜310にて開始し、時刻t7にて改頁動作が終了する。
【0018】
以上、ステップ210にて改行スイッチ22が押されたと判断したときにステップ212にて実行する改行処理について説明した。ステップ210にて改行スイッチ22が押されていないと判断したら、ステップ214にてオンラインスイッチ21が押されたか否かを判断し、押されていなかったらステップ202,206,210にて上述した各スイッチ22〜24が押されているか否かの判断を繰り返す。そして、ユーザーが所望の操作を行なって最後に印字できるようにすべくオンラインスイッチ21を押すと、ステップ214からステップ106に戻ってオンライン状態となる。
【0019】
なお、上述した実施例においては、本発明をプリンタに適用しているが、他のパネルスイッチなどを使用した機器の制御に使用することもできる。また、全部のスイッチを同時に操作する場合に限らず、いくつかを操作した場合にもその範囲で手放しかたに応じた組み合わせが生じるので、適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるスイッチ制御装置を適用したプリンタのブロック図である。
【図2】操作パネルの外観上面図である。
【図3】プリンタの概略的な制御を示すフローチャートである。
【図4】パネルスイッチに関する制御を示すフローチャートである。
【図5】改行処理のフローチャートである。
【図6】残りのページ長を計算して更新する制御を示すフローチャートである。
【図7】パネルスイッチに関する制御を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…制御部
11…スイッチ入力部
12…CPU
13…ROM
20…パネル操作部
21…オンラインスイッチ
22…改行スイッチ
23…キャラクターフォント変更スイッチ
24…キャラクターピッチ変更スイッチ

Claims (6)

  1. プリンタに設けられるスイッチ制御装置であって、
    押されたときに前記プリンタのオンライン状態とオフライン状態とを切り替える押しボタン式のオンラインスイッチと、
    押されたときに改行の処理を実行させる押しボタン式の改行スイッチと、
    前記オンラインスイッチと前記改行スイッチとが同時に押されたときに改頁の処理を実行させ、該改頁の処理が終了したタイミングで前記オンラインスイッチが押されずに前記改行スイッチが押されているときに改行の処理を実行させ、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているときに該オンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能を実行させない手段とを具備することを特徴とするスイッチ制御装置。
  2. 上記請求項1に記載のスイッチ制御装置において、前記手段は、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているとき、該オンラインスイッチが押されていない状態となるまで待つ処理を行うことを特徴とするスイッチ制御装置。
  3. プリンタに設けられるスイッチ制御装置の制御方法であって、
    押されたときに前記プリンタのオンライン状態とオフライン状態とを切り替える押しボタン式のオンラインスイッチと、押されたときに改行の処理を実行させる押しボタン式の改行スイッチと、が同時に押されたときに改頁の処理を実行させ、該改頁の処理が終了したタイミングで前記オンラインスイッチが押されずに前記改行スイッチが押されているときに改行の処理を実行させ、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているときに該オンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能を実行させないことを特徴とするスイッチ制御装置の制御方法。
  4. 上記請求項3に記載のスイッチ制御装置の制御方法において、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているとき、該オンラインスイッチが押されていない状態となるまで待つ処理を行うことを特徴とするスイッチ制御装置の制御方法。
  5. 印字ヘッドを使用して印字を行うプリンタであって、
    押されたときに本プリンタのオンライン状態とオフライン状態とを切り替える押しボタン式のオンラインスイッチと、
    押されたときに改行の処理を実行させる押しボタン式の改行スイッチと、
    前記オンラインスイッチと前記改行スイッチとが同時に押されたときに改頁の処理を実行し、該改頁の処理が終了したタイミングで前記オンラインスイッチが押されずに前記改行スイッチが押されているときに改行の処理を実行し、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているときに該オンラインスイッチについて個別に割り当てられた機能を実行しない手段とを具備することを特徴とするプリンタ。
  6. 上記請求項5に記載のプリンタにおいて、前記手段は、前記改頁の処理が終了したタイミングで前記改行スイッチが押されずに前記オンラインスイッチが押されているとき、該オンラインスイッチが押されていない状態となるまで待つ処理を行うことを特徴とするプリンタ。
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