JP4049860B2 - ディスクの製造方法および装置 - Google Patents

ディスクの製造方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4049860B2
JP4049860B2 JP32675597A JP32675597A JP4049860B2 JP 4049860 B2 JP4049860 B2 JP 4049860B2 JP 32675597 A JP32675597 A JP 32675597A JP 32675597 A JP32675597 A JP 32675597A JP 4049860 B2 JP4049860 B2 JP 4049860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
ultraviolet
disc
irradiation
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32675597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11162025A (ja
Inventor
勝英 蛯沢
西村  博信
正彦 琴寄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Origin Electric Co Ltd
Original Assignee
Origin Electric Co Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Origin Electric Co Ltd, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Origin Electric Co Ltd
Priority to JP32675597A priority Critical patent/JP4049860B2/ja
Publication of JPH11162025A publication Critical patent/JPH11162025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4049860B2 publication Critical patent/JP4049860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報記録層を有する2枚のディスクを貼り合わせる方法に関し、更に詳しくは、特に貼り合わせ方式をとるデジタル・ビデオ/バーサタイル・ディスク(以下、DVDと略記する)の好適な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
紫外線硬化性組成物を接着剤として用い、2つの板状物体を貼り合わせる場合の従来の方法は、先ず紫外線硬化性組成物を、既存技術であるスピンコート法、スクリーン印刷法等によって前記組成物を接着面に一様に塗布して、接着面同志が向かい合うようにして重ね合わせ、しかる後に連続的な発光をする紫外線光を照射し硬化させるというものであった。
【0003】
紫外線照射用光源としては従来より、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、水銀−クセノンランプなどが用いられている。かかる方法では、ランプの発光が連続的であるために熱を生じやすく、この熱は前記ディスクのソリや機械的特性に悪影響を及ぼす問題がある。
【0004】
また、前記連続的に発光するタイプのランプでは、点灯させてから発光が安定するまでに、通常、数分以上かかるため点灯や消灯を容易に行えない。従って連続的に生産する場合には、ランプは点灯させたままの状態にしなければならない。仮に1回の接着(1サイクル)に必要な時間(生産のサイクルタイム)が仮に5秒として、その内紫外線照射に要する時間が2秒とすれば残りの3秒間はエネルギを無駄に消費することになる。
【0005】
紫外線硬化性組成物を接着剤として用い、2つの板状物体を貼り合わせる場合において、2つの板状物体の内少なくとも一方の板状物体が、紫外線透過性である場合にはさほどの問題は生じない。
【0006】
しかしながら貼り合わせによって製造する、例えば前記DVDのように、紫外線が前記紫外線硬化性組成物を接着剤とする接着層に到達するまでの間に、金属製の薄膜や紫外線をあまり透過しない層が存在する場合には、これらの薄膜や層によって紫外線強度が大きく減衰させられ、効率のよい硬化接着がなされないという問題があった。
【0007】
しかも硬化を促進させようとすれば、大容量のランプ設備が必要となり、必然的に製品のコストアップにもつながるという問題があった。又、大容量のランプを用いる場合では、ランプからの放射熱により、例えばディスクが変形するなどの問題も生じる。これを防ぐためにはランプ回りの冷却設備も別途必要となり、装置全体が大掛かりで一層複雑なものにならざるを得なかった。
逆にランプ設備容量が小さいままで紫外線硬化を行おうとすれば、それは不可能ではないにしても照射時間が数十秒或いはそれ以上必要となり、実用性に乏しいものとならざるを得なかった。
【0008】
また、貼り合わせにより前記DVDを製造する場合、2枚のディスクの軸心が合っていることが重要である。しかしながら、従来の例では、この調心機構を付加するのが下記の理由で難しかった。
すなわち、前記のような紫外線が透過しづらい条件下においては、照射する紫外線のエネルギー量が大きくなり、ディスクに作用する熱量もそれに伴って大きくなるため、ディスク両面から照射しないと熱のバランスが不均一となって大きな反りを生じてしまう。したがって、従来の例ではディスク両面からの照射が実質的には不可欠であったわけであるが、その場合、前記調心機構を紫外線の照射位置に設置することは不可能である。もし紫外線照射位置よりも前の工程位置に調心機構を設置したとしても、ディスク搬送中に2枚のディスクの軸心がずれないようにするのは非常に困難である。
【0009】
DVDはコンパクトディスク(CD)に比べて許容される反りが極めて小さく、また軸心のずれの許容値が厳しいので、以上説明した従来の方法では高精度のDVDを効率よく製造することができなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる状況に鑑み、消費電力が小さく設備的にも小型軽量で済み、かつ、高精度のディスクを高効率で生産することができるディスクの製造方法および装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討したところ、連続的に紫外線を照射する方法ではなく、閃光となる様に紫外線照射を行うことにより、消費電力を小さく抑えたままで、単位時間当たりのディスク貼り合わせ枚数をより多くすることができることを見いだした。そしてさらに、2枚のディスクの軸心を合わせ、しかる後に閃光的な紫外線の照射をディスクの両面から順次行うことが有効であることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0012】
すなわち本発明は、紫外線透過性材料から構成され、紫外線透過性金属膜からなる情報記録層を有する第1のディスク基板と、紫外線透過性材料から構成される第2のディスク基板とが、紫外線硬化性組成物からなる接着剤を介して接合され、前記情報記録層を接合面側に配置したディスクの製造方法において、前記第1または第2のディスク基板の接合面に紫外線硬化性組成物からなる接着剤を塗布してディスク貼り合わせ体を作成する工程と、前記第1および第2のディスク基板の軸心合わせを行う工程と、前記ディスク貼り合わせ体の前記第1または第2のディスク基板のいれか一方の面から紫外線を閃光的に照射する第1の照射工程と、前記ディスク貼り合わせ体の他方の面から紫外線を閃光的に照射し、前記第1の照射工程で発生したディスクの反りを相殺する第2の照射工程とから構成することにより前記課題を解決した。
【0013】
また、上記本発明製造方法の実施に好適な製造装置として、前記第1または第2のディスク基板の接合面に接着剤を塗布する手段と、前記第1または第2のディスク基板の軸心を合わせる調心手段と、前記ディスク貼り合わせ体のいれか一方の面に紫外線を閃光的に照射する第1の紫外線発光手段と、前記ディスク貼り合わせ体の他方の面に紫外線を閃光的に照射して、前記第1の紫外線照射手段による照射で発生したディスクの反りを相殺する第2の紫外線照射手段と、
前記ディスク貼り合わせ体を前記各手段間で搬送する搬送手段からなるディスクの製造装置を提供する。
【0014】
以下本発明を詳細に説明する。
本発明は、前記紫外線硬化性組成物を、閃光的に紫外線照射してその組成物を硬化させる点に特徴がある。これは、前述のように消費電力を小さく抑えたままで、単位時間当たりのディスク貼り合わせ枚数をより多くすることができるからである。
【0015】
また本発明では、閃光的紫外線の照射を、第1または第2のディスクの基板いずれか一方の面から行い(第1の照射工程)、その後に他方の面から行う(第2の照射工程)ことに特徴がある。これは以下の理由による。
【0016】
貼り合わせる2枚のディスクの軸ずれを完全に防止するためには、調心機構を作用させた状態で紫外線照射を行う必要がある。しかし、該調心機構を紫外線照射が可能、つまり光透過性の材料で作成するのは現実には困難であるから、調心機構側からの紫外線照射による接着層の効果を確保することができない。
そこで本発明では、軸心合わせを行った場所で、調心機構に面していない側の面から第1の照射を行うことにより他の場所への移動を行っても軸ずれが生じないようにし、その後に他の場所へ移動して他方の面側から第2の照射を行うのである。
【0017】
また、本発明のように第1および第2の照射工程とすることにより、以下の効果があることも判明した。すなわち、一方の面からの紫外線照射では、接着剤層の効果履歴に差異があり、それが原因と思われる反りがディスクに生じる。その点を検討したところ、一方の面からの紫外線照射により反りが生じても、他方の面から紫外線照射を行うことにより、一端生じた反りを矯正することができることを見いだした。
以上の第1および第2の照射工程による反り発生防止の効果は、第1の照射工程による紫外線硬化性組成物の硬化が十分になされているよりも、むしろ不十分な方がより有効であることも見い出した。したがって、第1の照射工程は、接着剤として使用する紫外線硬化性組成物の硬化が完全に進行しない程度で止めておくことが望ましい。
【0018】
次に、本発明における紫外線閃光は1回でも良いが、1回の接着(1サイクル)当たり、3〜15回となる様に調節する構造にして用いるのが望ましい。
この様に、閃光的に紫外線照射を行うに当たっては、例えば、紫外線光源ランプと閃光式放電機構とを含む発光装置を用いることができる。
【0019】
本発明に使用する紫外線光源は、閃光式にかつ繰り返し発光をさせることができるものが挙げられる。ランプとしては、例えばクセノンランプ、クセノン−水銀ランプ、メタルハライドランプなどの各種ランプを用いることができる。尚、繰り返し発光に耐え得る耐久性に優れたものを用いるのが好ましい。
【0020】
前記ランプを閃光的に発光させるための閃光式放電機構としては、例えば電荷を蓄積するためのコンデンサ、放電時の電流波形を制御するためのコイルおよび前記ランプ電極とを直列に接続した回路を用いることができる。
【0021】
前記コンデンサに電荷を充電する手段としては、例えば直流電圧電源と充電電流制御用抵抗を直列に接続した要素を、前記コンデンサに対して並列に接続した回路によって行うことができる。前記コンデンサに蓄積した電荷を前記ランプに放電させるきっかけを与える手段としては、例えばランプに数回程巻き付けたワイヤー状の補助電極を設け、前記補助電極と前記ランプの一方の電極との間に、例えばトリガー発生回路により、高圧パルスを印加する方法が挙げられる。
【0022】
この様にしておけば、前記高圧パルスの印加によって、ランプ内部に封入された気体が、一瞬にして絶縁破壊を起こし、これが引き金となって前記コンデンサに蓄積された電気エネルギが、極めて短い時間tの間に前記ランプ内に一挙に放出され、この時に強烈な閃光(フラッシュ)を放つ様になる。
【0023】
前記電気エネルギは、μsec〜msecオーダーの極めて短い時間の間に放出されてしまうため、前記ランプの両電極間の電圧は放電開始と共に急激に低下し、放電そのものは一瞬にして終了する。
【0024】
又、ランプを閃光式に繰り返し発光させる場合の前記機構としては、例えば次の様なものが挙げられる。閃光を伴う前記放電では、放電の開始とほぼ同時に、前記直流電圧電源側から前記コンデンサに対して充電が開始される。充電に要する時間は、前記コンデンサの容量(ファラッド)と前記充電電流制御用抵抗(オーム)との積によって求まる時定数τに関係する。一般に前記時定数τと前記放電時間tの間の関係がτ≫tである時、放電による発光は連続的なものとはならず単発的なもので終わる。しかしながら前記充電はその後も継続的に行われる。
【0025】
そして前記コンデンサへの電荷蓄積がある程度飽和を来し、再び放電が可能なレベルに到達した時に、前記高圧パルスを再び印加すると、2度目の閃光が発せられることになる。閃光式の繰り返し発光は、以上のような動作の繰り返しによって行うことができる。
【0026】
閃光的紫外線の照射は、両外側から行うにせよ、ランプを複数配置する場合には、ランプをバラバラに発光させるよりも同期発光させ、同期照射する方が効率の良い硬化がなされる。
【0027】
閃光的に紫外線照射を行うに当たって、光源からの光に赤外線が含まれる場合には、その赤外線を遮断して、紫外線のみを照射する様にするのが好ましい。この様にすれば、赤外線がディスクの基板面に照射されるのを防止でき、その熱でディスク自体のソリや変形も起こり難く、記録情報の変質もより起こり難くなる。
【0028】
赤外線を含む紫外線を発する光源ランプからの発光光線から、赤外線を選択的に遮断するに当たっては、通常赤外線遮断フィルターを用いることができる。
【0029】
本発明者らの知見によれば、1回あたりの放電エネルギが同じであっても、放電電流のピーク値や時間幅を変えると、ランプから放出される光の強度やスペクトル分布が変わり、同一組成の紫外線硬化性組成物の硬化性も変化することがわかった。一方、Al、Niなどの金属薄膜では、その材質や厚さによって透過する光の強度やスペクトル分布が異なってくる。
【0030】
本発明で貼り合わせに用いる2枚のディスク基板は、その少なくとも一方が紫外線透過性基板上に情報記録層を有するディスク基板(第1のディスク基板)であり、他方のディスク基板(第2のディスク基板)は情報記録層を有する場合と有さない場合がある。つまり本発明が対象とするディスクは、2枚のディスク基板がともに情報記録層を有する場合と、一方のディスク基板が情報記録層を有するが他方のディスク基板は情報記録層を有さない場合とがある。いずれにおいてもディスク基板は、通常0.3〜1mmの厚さを有するものである。
【0031】
第1および第2のディスク基板としては、公知慣用の素材がいずれも使用できるが、例えばアクリル、ポリカーボネート、アモルファスポリオレフィンなどの耐熱性熱可塑性合成樹脂が挙げられる。情報記録層は、前記基板の片面に記録情報に対応する凹凸を設け、その上に紫外線透過性の金属膜を積層したものである。
【0032】
この金属膜としては、記録情報の読み取りに採用される可視光線を高率で反射して的確に前記凹凸を確認できるものが好ましい。可視光線を高率で反射する皮膜は、一般的に紫外線をも高率で反射する。
この金属膜としては、例えばAl、Ni、これらの合金等が挙げられ、可視光反射率が80〜100%で、かつ紫外線全波長領域に亘ってのそれの透過率が0を越えて10%未満、好ましくは0を越えて0.5%未満の条件を満足する。また、DVD−9、DVD−18と呼ばれる規格のディスクにおいては、半反射膜と呼ばれる光透過率が70〜82%の材料、例えば金からなる膜を形成している。情報記録層中の前記金属膜厚は、200〜800オングストロームである。
【0033】
本発明で用いるディスクは、所定の大きさ・形状・厚みとなる、例えば音・映像等の再生情報に対応する溝が彫刻されたスタンパに、前記基板となる素材を注型してから、そこに紫外線透過性かつ可視光反射性の金属膜を積層することにより得ることができる。この積層は、一般的には、溝が設けられた前記基板の溝面に、前記金属を所定厚みとなる様に蒸着させ金属薄膜を形成することにより行うことができる。この様にして前記溝と金属膜とが一体化した情報記録層が形成される。
【0034】
ディスク貼り合わせのための接着剤としては、公知慣用の紫外線硬化性組成物を用いることができる。この紫外線硬化性組成物は、紫外線硬化性樹脂とも呼ばれる場合がある。この紫外線硬化性組成物としては、紫外線硬化性をより良好なものとするために、光重合開始剤を含む紫外線硬化性組成物が望ましい。光開始剤としては、その吸収波長と後述する照射紫外線の波長とが少なくとも重複する様にして、高効率に確実に、硬化接着させることが好ましい。
【0035】
紫外線硬化性組成物を調製するに際しては、単官能(メタ)アクリレートと、多官能(メタ)アクリレートとが、重合性モノマー成分として用いることができる。これらは各々、単独または2種以上併用して使用することができる。硬化収縮や接着性を考慮すると、単官能(メタ)アクリレートを主体として、多官能(メタ)アクリレートを併用する様にするのが好ましい。
【0036】
光重合開始剤は、光によりラジカルを発生し、そのラジカルが組成物を構成する前記(メタ)アクリレートと効率的に反応するものであれば良い。分子が開裂してラジカルを発生するタイプや芳香族ケトンと水素供与体の組合せのように複合して用いられるものがある。
【0037】
前者に属する例としては、例えば、ベンゾイルエチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、2、4、6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オンおよび2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルホリノ−プロパノン−1−オン等を挙げることができる。
【0038】
後者の例の芳香族ケトンとしては、例えば、ベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、イソフタロフェノン、4−ベンゾイル−4′−メチル−ジフェニルスルフイド、2、4−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントンおよび2−クロロチオキサントン等が挙げられ、これと組合せる水素供与体としては、例えば、メルカプト化合物およびアミン化合物等が挙げられるが、一般にアミン系化合物が好ましい。
【0039】
アミン系化合物としては、例えば、トリエチルアミン、メチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、N、N−ジメチルベンジルアミンおよび4、4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等が挙げられる。
【0040】
紫外線硬化性組成物としては、常温〜40℃において、液状であるものを用いるのが好ましい。溶媒は用いないのが好ましく、用いたとしても極力少量に止めるのがよい。また、前記組成物の塗布をスピンコート方式で行う場合には、粘度を500〜1000センチポイズとなる様に調製するのが、比較的厚膜とできる点で好ましい。
【0041】
本発明において、第1および第2のディスク基板がいずれも情報記録層を有するディスクの場合には、当該記録層側同志を接着するが、前記金属膜が露出した状態で直接接着する様にしてもよいし、情報記録層の一方または両方に当該金属膜を保護する保護コート層をその上に設けて、その保護コート層同志を接着する様にしてもよい。
【0042】
この保護コート層も、通常、紫外線硬化性組成物の硬化物で形成される。その場合に、この保護コート層は、紫外線透過性とすることが必要である。保護コート層用の紫外線硬化性組成物は、ディスク基板同志を接着するための紫外線硬化性組成物との接着性が優れるように調製するのが好ましい。もちろん、一方のディスク基板上に情報記録層を有し、もう一方(他方)が情報記録層を有さないディスク基板の場合にも同様である。
【0043】
本発明の装置において、各種の異なったディスク基板を同様な工程条件で、閃光的紫外線照射で接着する様にするために、ディスク基板に使用する、紫外線透過性かつ可視光反射性の金属膜の厚さや光透過特性に応じ、放電回路への充電電圧、コンデンサ容量、およびインダクタンスなどの回路定数を変えることが可能な可変機構をも有する装置とするのが好ましい。この様にすれば、各種のディスクについて、一台の発光装置で、放電電流のピーク値や時間幅を適宜調節し、効率の良い紫外線照射による前記接着剤の硬化が実現できる。
【0044】
この様にして得られたディスクは、例えばそれを回転させながら、半導体レーザーで可視光線を走査照射して、情報記録面の情報を再生することにより、記録された情報を、例えば音・映像に変換して、視聴者の鑑賞に供することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態に基づき説明する。
<第1の実施の形態>
図7は、本実施例に用いたDVD−9と称される規格のディスク断面図である。図7に示すように、ディスク1は、ポリカーボネート樹脂製の第1および第2のディスク基板2、3が、紫外線硬化性組成物からなる接着剤層6を介して接合された構造を有する。そして、第1のディスク基板2には紫外線波長400nmでの透過率が約0.3%のAlのスパッタ膜からなる情報記録層4、および第2のディスク基板3には可視光波長650nm付近での透過率が約75%の金スパッタ膜が約75%の金スパッタ膜からなる情報記録層5がそれぞれ形成されている。
【0046】
DVDディスクの中には幾つかのタイプが規定されており、例えばDVD−10と呼ばれるタイプでは、図7に示したディスクの第1のディスク基板2を、情報記録面側同士が互いに向かい合うようにして2枚貼り合わせて製造する。又、DVD−5と呼ばれるタイプでは、図7に示した第1のディスク基板2と情報記録層を設けない同形状、同材質の透明ディスクを、情報記録層側を内側にして貼り合わせて製造する。本発明はいずれのタイプのディスクにも適用できるが、以下の説明では、前記DVD−9タイプのディスクを製造する実施例を説明する。
【0047】
図1〜図3は本実施の形態の工程を示す図である。以下この図に基づきディスクの製造工程を説明する。
図1は、スピンコート法により紫外線硬化性組成物からなる接着剤を、第1のディスク基板2の情報記録層4(図示略)が形成された面に塗布する状況を示している。すなわち、第1のディスク基板2を載置したスピンナ8を回転しつつ、ノズル7から紫外線硬化性組成物からなる接着剤6(未硬化状態)を滴下する。用いた接着剤は、紫外線硬化性組成物SD−1700(大日本インキ化学工業株式会社製)である。
【0048】
接着剤6を適量滴下した後にスピンナ8の回転を止め、図2に示すように、第2のディスク基板3をその情報記録層5(図示せず)が貼り合わせ面となるように重ね合わせる。第1および第2のディスク基板2、3は、スピンナ8に形成された軸棒81により、その軸心同士が合わせられる。
【0049】
この状態でスピンナ8を回転することにより、接着剤6は第1および第2のディスク基板2、3間の全面に浸透、塗布される。スピンナ8の回転中、第1のディスク基板2は、スピンナ8に設けられた吸引経路82を介して真空ポンプ12により真空吸引する。これは、第1のディスク基板2のスピンナ8回転に対する追従確保と、ディスク基板2の平面性を保持するためである。ディスク基板2の平面を保持するためには、スピンナ8の表面精度も高いものであることが要求され、具体的には、JIS規格B0601における表面粗さRmax≦1μmかつ面精度≦7λ(λ=5460Å)とすることが望ましい。なお、スピンナ8の回転条件は、4000rpm×4sec.である。
【0050】
次に、本発明における第1の照射を行う。この第1の照射は、図3に示すように第1および第2のディスク基板の軸心合わせのための軸棒101を有する第1ステージ10に第1および第2のディスク基板からなる貼り合わせ体を載置した状態で行う。これは、第1および第2のディスク基板からなる貼り合わせ体を第1ステージ10から移動させると、軸心の一致性が阻害されるおそれがあるからである。実際の生産ラインで要求されるサイクルタイムを5sec.とすると、この時間内で接着剤層6の軸心の一致性を維持しつつ他の場所に搬送することは極めて困難である。
【0051】
したがって、第1の照射は、図3に示すように第1ステージ10の上部に配置された第1の照射手段14により実行される。
第1の照射手段14は、管径が10.5mm、有効発光長が約250mmの円筒状長尺のクセノンフラッシュランプ(ウシオ電機株式会社製)15、閃光発光した光のうち赤外線は透過し紫外線のみを効率よく反射するコールドミラー17、閃光発光した光のうち紫外線のみを効率よく透過するコールドフィルター18、およびこれらを収納する筐体16を構成要素としている。紫外線照射がディスク全体にわたってほぼ一様に行われるように、クセノンフラッシュランプ15を37mmずつ距離を隔てて平行に4本配置した。また、クセノンフラッシュランプ15の中心から第2のディスク基板3表面までの距離は、約40mmとした。また、コールドフィルタ18は、発熱作用の大きい赤外線領域の光が、ディスクを加熱して変形するの防ぐためのものである。
【0052】
図5は、前記4本のクセノンフラッシュランプ15を同期発光させるための電源回路を示す。この電源回路は、充電用直流電源19、充電用コンデンサ20、放電波形を調節するためのインダクタンスLの空芯コイル21より構成される2系統の電気回路と、前記4本のランプに対して同時に発光指令を与えるための繰り返しトリガー発生回路22により構成される。前記繰り返しトリガー発生回路22の出力端子は、クセノンフラッシュランプ15に直接数回巻き付けた補助電極につながっている(図5中のクセノンフラッシユランプ15に沿って示した平行線は前記補助電極を便宜的に示している)。また、図5では充電用コンデンサCの切り替えを示す部分は省略して示した。
【0053】
そして、それぞれのクセノンランプ15に巻き付けた補助電極に対し、同一のトリガー発生回路22からトリガー出力を並列的に供給することで同期発光を行わせることができる。
【0054】
かかる設備において、インダクタンスLを300μH、充電電圧を1800V、コンデンサ容量を250μF、閃光放電の繰り返し速度を5回/秒として、第1の照射をディスク基板2(アルミスパッタ膜を有する)の側から1.0秒間(5ショット)行った。第1の照射終了後に、ディスクの形状を観察したところ
、図4(a)に模式的に示すように、照射方向に窪んだ形状となっていた。また、接着剤層(図示略)は完全には硬化していないことも確認された。
【0055】
この第1の照射に要した消費エネルギーは、4050Jである。また、前記条件においてランプ1本の1回あたりの放電エネルギを算出してみると203J、又、放電電流波形を観測してみるとピーク値は約650A、波形がピーク値の3分の1のところまで立ち上がってピークに到達し、しかる後、再びピーク値の3分の1に減衰するまでの時間幅(以下1/3減衰幅と称す)は約750μsであった。かかる条件においては電圧の変換効率および電気回路系の力率を考慮したとしても、総電気容量は4.5kWにも満たないものであった。
【0056】
第1の照射を終えた後、ディスク貼り合わせ体を第2の照射を行う第2ステージ24に搬送する。第2ステージ24は第1の照射を行った第1ステージ10と同様の構成からなる。また、第2ステージ24の上方には、前記第1の照射手段14と同様の構成からなる第2の照射手段25が配置されている。
【0057】
第1ステージ10と第2ステージ24との間には、搬送手段が配置され、この搬送装置は第1ステージ10において第1の照射を終えたディスク貼り合わせ体を反転させつつ第2ステージ24へ搬送する。したがって、第2ステージ24では第1のディスク基板2が第2の照射手段25に面することになる。
【0058】
第2ステージ24への搬送終了後、第1のステージと同じ構成の照射手段を用いて0.6秒間(3ショット)の第2の照射を行った。この照射に要した電気エネルギーは、2430Jであった。第2の照射終了後に、接着剤層は完全に硬化され、またディスクの形状を観察したところ、図4(C)に示すように、第1の照射により生じていた反りは解消されていた。これは、図4(B)に示すように、図4(A)に示す第1の照射による反りの凸方向から第2の照射を行ったため、第2の照射方向に窪む、つまり第1の照射による反りと反対方向に反りが生じ、第1の照射により生じた反りと相殺されたためと推測される。この反りの相殺効果を十分に得るためには、第1の照射により接着剤層6が完全に硬化していないことが望ましい。
【0059】
又、本実施例において、照射時にはクセノンランプ15から極めて強烈な閃光が発せられたが、かかる閃光照射により、ディスクに設けられたAl、Au製の情報記録層4、5が溶融するようなことはなかった。
【0060】
本発明者らの知見によれば、情報記録層を構成する金属膜を通過した紫外線による、前記紫外線硬化性組成物の硬化反応の進行は、単に光照射に要したトータル的なエネルギのみで決まるのではなく、おそらくは放電電流波形、より具体的には波形のピーク値や3分の1減衰幅、および、それによって変化するであろうと推測される発光スペクトルの変化に深い関係があると推定された。
【0061】
本発明を実際の製造ラインの貼り合わせプロセスに適用する場合には、対象とするディスク各々の光透過特性に応じ、適宜、放電回路の回路定数を可変調節できる様にして、ランプに流す放電電流のピーク値および3分の1減衰幅、並びにランプ発光の繰り返し速度を適宜可変調節できる機構をも含んだ装置を用いることが好ましく、その最適な条件を実際のディスクを用いて選定確認の上、本発明を実施することができる。
【0062】
次に、本発明製造装置の配置例を図6に基づき説明する。
ディスク基板dはコンベア29にて搬送され、所定位置で搬送手段26によりスピンナ基台82上のスピンナ8(図示略)搬送される。搬送手段26は、支点261から延設されるアーム262の先端部に吸着パッド263が設けられている。アーム262は支点261を中心に旋回可能であるとともに、鉛直方向に昇降可能であり、コンベア29上のディスク基板dを吸着、一旦上昇してスピンナ8(図示略)上まで旋回した後、下降して吸着を解除する。
【0063】
スピンナ8(図示略)における接着剤塗布、2枚のディスク基板dの貼り合わせ作業が終了すると、搬送手段26と同様の搬送手段27にて第1の照射のためにターンテーブル30へ搬送され。ターンテーブル30は、ターンテーブル基台301上に回転可能に支持されており、搬送手段27で搬送されたディスク貼り合わせ体Dを第1ステージ10へ回転、搬送する。第1ステージ10上へディスク貼り合わせ体Dが搬送された後、第1の照射手段14にて第1の照射を行う。
【0064】
第1の照射終了後、ターンテーブル30が90°回転し、ディスク貼り合わせ体Dは搬送位置へ搬送される。その後、搬送手段28a、28bにより第2の照射のための搬送が行われる。搬送手段28aは、基本的には支点281a、アーム282a、吸着パッド283aからなるが、ディスク貼り合わせ体Dを反転するためのナックル284を有している点で、搬送手段26、27と異なる。また、搬送手段28bは搬送手段26、27と同様の構成である。
【0065】
搬送手段28a、28bによるディスク貼り合わせ体Dの搬送は以下の通り行われる。ターンテーブル30上の所定位置にあるディスク貼り合わせ体Dを搬送手段28aの吸着パッド283aで吸着、上昇したのち、ナックル284を駆動させてディスク貼り合わせ体Dを反転させるとともに、図6の位置まで旋回、停止させる。搬送手段28bの吸着パッド283bは、前記停止位置上で待ち受けており、搬送手段28aの停止後、ディスク貼り合わせ体Dを吸着、旋回し、ターンテーブル31の所定位置まで搬送する。
【0066】
ターンテーブル31は、やはりターンテーブル基台310上に回転可能に支持されており、ディスク貼り合わせ体Dを第2ステージ24へ回転、搬送する。その後、第2の照射手段25にて、第2の照射を行う。
【0067】
【発明の効果】
本発明ディスクの製造方法では、閃光的な紫外線照射を第1および第2の照射の2段階に分け、しかも第1および第2の照射を異なる面から行うことにより、従来の様に連続的に紫外線照射する場合に比べて、低消費電力、短時間かつ情報記録層に損傷を与えることなく、高精度のディスクを高効率で製造することができるという格別顕著な効果を奏する。
【0068】
本発明ディスクの製造装置は、請求項1の方法を実施するに当たって、従来にない閃光式放電機構を設けることにより、紫外線を閃光的に照射できる様になるので、従来の様に連続的に紫外線照射する場合に比べて、低消費電力かつ短時間かつ情報記録層に損傷を与えることなく、高精度のディスクを高効率で製造することができるというだけでなく、装置的にも小型軽量なものとすることができるという格別顕著な効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スピンコート法における接着剤の滴下状態を示す断面図である。
【図2】 スピンコート法における高速回転による接着剤の浸透・塗布状態を示す断面図である。
【図3】 接着剤層へ内部吸引を作用させる装置、並びに第1および第2の照射手段を示す断面図である。
【図4】 第1の照射後におけるディスク貼り合わせ体の反りを示す断面図である。
【図5】 第1および第2の照射手段のクセノンランプに電力を供給するための回路図である。
【図6】 本発明製造装置の1実施形態を示す図である。
【図7】 DVD−9の略断面図である。
【符号の説明】
1・・・ディスク
2・・・第1のディスク基板
3・・・第2のディスク基板
4・・・情報記録層
5・・・情報記録層
6・・・接着剤、接着剤層
7・・・ノズル
8・・・スピンナ
10・・・第1ステージ
12・・・真空ポンプ
14・・・第1の照射手段
15・・・クセノンフラッシュランプ
16・・・筐体
17・・・コールドミラー
18・・・コールドフィルタ
19・・・充電用直流電源
20・・・充電用コンデンサ
21・・・空芯コイル
22・・・トリガー発生回路
23・・・ダイオード
24・・・第2ステージ
25・・・第2の照射手段
26、27・・・搬送手段
28a、28b・・・搬送手段
29・・・コンベア
30、31・・・ターンテーブル

Claims (6)

  1. 紫外線透過性材料から構成され、紫外線透過性金属膜からなる情報記録層を有する第1のディスク基板と、紫外線透過性材料から構成される第2のディスク基板とが、紫外線硬化性組成物からなる接着剤を介して接合され、前記情報記録層を接合面側に配置したディスクの製造方法において、
    前記第1または第2のディスク基板の接合面に紫外線硬化性組成物からなる接着剤を塗布してディスク貼り合わせ体を作成する工程と、
    前記第1および第2のディスク基板の軸心合わせを行う工程と、
    前記ディスク貼り合わせ体の前記第1または第2のディスク基板のいれか一方の面から紫外線を閃光的に照射する第1の照射工程と、
    前記ディスク貼り合わせ体の他方の面から紫外線を閃光的に照射し、前記第1の照射工程で発生したディスクの反りを相殺する第2の照射工程とからなることを特徴とするディスクの製造方法。
  2. 前記第1および第2のディスク基板の軸心合わせを行う工程を行った位置において前記第1の照射工程を行う請求項1に記載のディスクの製造方法。
  3. 前記第1および第2の紫外線照射工程における紫外線照射方向が同一であり、前記第1および第2の紫外線照射工程間において前記ディスク貼り合わせ体を反転させる請求項1または2に記載のディスクの製造方法。
  4. 前記第1のディスク基板の情報記録層の光透過率が0.5%以下であり、前記第2のディスクの接合面側に光透過率が70〜82%の半透明膜の情報記録層を有し、前記第1の照射工程を前記第1のディスク基板側の面に対して行う請求項1〜3のいずれかに記載のディスクの製造方法。
  5. 紫外線透過性材料からなる情報記録層を有し紫外線透過性材料から構成された第1のディスク基板と紫外線透過性材料から構成された第2のディスク基板が紫外線硬化性組成物からなる接着剤を介して接合され、前記情報記録層を接合面側に配置したディスクの製造装置において、
    前記第1または第2のディスク基板の接合面に接着剤を塗布する手段と、
    前記第1または第2のディスク基板の軸心を合わせる調心手段と、
    前記ディスク貼り合わせ体のいずれか一方の面に紫外線を閃光的に照射する第1の紫外線発光手段と、
    前記ディスク貼り合わせ体の他方の面に紫外線を閃光的に照射して、前記第1の紫外線照射手段による照射で発生したディスクの反りを相殺する第2の紫外線照射手段と、
    前記ディスク貼り合わせ体を前記各手段間で搬送する搬送手段からなることを特徴とするディスクの製造装置。
  6. 前記第1および第2の紫外線発光手段間の搬送手段は前記ディスク貼り合わせ体を反転させる機構を有し、前記第1および第2の紫外線発光手段が前記ディスク貼り合わせ体に対して同一側に配置される請求項5に記載のディスクの製造装置。
JP32675597A 1997-11-27 1997-11-27 ディスクの製造方法および装置 Expired - Fee Related JP4049860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32675597A JP4049860B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 ディスクの製造方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32675597A JP4049860B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 ディスクの製造方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11162025A JPH11162025A (ja) 1999-06-18
JP4049860B2 true JP4049860B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=18191330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32675597A Expired - Fee Related JP4049860B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 ディスクの製造方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4049860B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5725412B2 (ja) * 2011-04-18 2015-05-27 岩崎電気株式会社 閃光放電ランプ点灯装置、光照射器、及びそれを用いた光硬化材料の硬化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11162025A (ja) 1999-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0762409B1 (en) Disc bonding method and device therefor
TWI226634B (en) Hardening method and hardening device for substrate adhesive, and attaching device for disc substrate
KR100218211B1 (ko) 광학적정보기록매체의 제조방법 및 제조장치
WO2001086648A1 (fr) Procede de fabrication de substrat de disque, procede et dispositif de fabrication de disque optique
JP4049860B2 (ja) ディスクの製造方法および装置
US6406770B1 (en) Optical disk and method of manufacturing optical disk
US20020053397A1 (en) Method for bonding members, and disc manufacturing method and device
EP1005037A1 (en) Optical disk and method of manufacturing optical disk
JP3245734B2 (ja) ディスクの貼り合わせ方法及び装置
JPH11339331A (ja) ディスクの製造方法及びディスクの製造装置
JPH09147425A (ja) ディスクの貼り合わせ方法及び装置
JPH09262907A (ja) ディスクの貼り合わせ方法及び装置
JPH11273164A (ja) ディスクの製造方法及びディスク製造装置
JPH11189748A (ja) 貼合せ方法及び装置、並びに光ディスクの製造方法
JPH1097741A (ja) 保護層の形成方法及び装置
JPH08153343A (ja) 光学的情報記録媒体の製造方法ならびに製造装置
JP2004127401A (ja) 光ディスク及びその製造装置
JP3176844B2 (ja) ディスクの貼り合わせ装置
JP2000344872A (ja) カチオン型紫外線硬化性組成物、それを用いた貼り合わせ方法、光ディスク、及び光ディスクの製造方法
JP3298791B2 (ja) ディスクの貼り合わせ方法および装置
JP2000339785A (ja) 貼合せ方法および装置、光ディスクの製造方法
JP2000276786A (ja) 貼合せ方法および装置、光ディスクの製造方法
IE78015B1 (en) Disc bonding method and device therefor
JP2000336321A (ja) 貼り合わせ方法及び光ディスクの製造方法
JP2001014733A (ja) 光ディスク製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees