JP4047648B2 - サンドイッチ成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンドイッチ成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
スキン(表皮)層と、コア(芯)層とを備える樹脂成形品を得る方法として、同一スプルーを経てスキン層となる樹脂と、コア層となる樹脂をキャビティ内に連続的に射出するようになっているサンドイッチ成形方法がすでに公知である(特開平5−111934号公報、特開平6−190860号公報、特開平10−52835号公報、特開平5−69455号公報等参照)。
しかしながら、従来のサンドイッチ成形方法を用いた場合、図6に示すように、キャビティ面100のゲート正面部101でスキン層となる樹脂aがコア層となる樹脂bの射出樹脂圧力によって、ひきかき・引き伸ばし現象によりゲート正面部101の周囲のスキン層200が他の部分より薄いものになったり、引きかかれたような外観形状になる恐れがある。
【0003】
特に、肉厚の薄い成形品の場合、スキン層越しにコア層が透けて見えるため、そのままでは見栄えが悪く、成形後に塗装を行い外観品質を上げるようにしなければならず、非常に面倒である。
そこで、コア層となる樹脂として流れの良好なものを使用する方法、スキン層の厚みが薄くならない程度の段階でコア層となる樹脂の注入を停止する方法などにより、上記問題の解決を図ることもできるが、前者の方法では、樹脂の選択幅がせまく、多様な成形品を製造することができない。一方、後者の方法では、コア層となる樹脂の量が非常に少ないものとなるため、薄いコア層しか形成できず、コア層の目的を達成できなくなる恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑みて、樹脂の種類の選択幅が広く、しかも。肉厚の薄いサンドイッチ成形品であっても、十分なコア層の厚みを確保できるとともに、成形品のキャビティ面のゲート正面部に対応するスキン層の肉厚を十分に確保でき、見栄えのよい成形品を得ることができるサンドイッチ成形方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のサンドイッチ成形方法(以下、「請求項1の成形方法」と記す)は、同一スプルーを経てスキン層となる樹脂と、コア層となる樹脂をキャビティ内に連続的に射出するサンドイッチ成形方法において、キャビティ面のゲート正面部の樹脂冷却速度をゲート正面部の周囲部分の樹脂冷却速度より速くすることを特徴としている。
【0006】
本発明の請求項2に記載のサンドイッチ成形方法(以下、「請求項2の成形方法」と記す)は、同一スプルーを経てスキン層となる樹脂と、コア層となる樹脂をキャビティ内に連続的に射出するサンドイッチ成形方法において、キャビティ面のゲート正面部をゲート正面部の周囲部分から後退させるとともに、該ゲート正面部の樹脂冷却速度をゲート正面部の周囲部分の樹脂冷却速度より速くした状態でキャビティ内に樹脂を射出し、射出完了直後に、後退させたゲート正面部をゲート正面部の周囲部分と面一となるように前進させることを特徴としている。
【0007】
本発明において、スキン層およびコア層となる樹脂は同一樹脂であっても異種樹脂であっても構わないが、スキン層となる樹脂と、コア層となる樹脂とが相溶性を備えていることが好ましい。
具体的には、スキン層およびコア層となる樹脂を同一樹脂とする場合、PP(ポリプロピレン),PE(ポリエチレン),ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体),PS(ポリスチレン),PC(ポリカーバネート)、PC/ABSアロイ等が好ましく、スキン層となる樹脂およびコア層となる樹脂を異種樹脂とする場合、ABS,ASA(アクリル酸−スチレン−アクリロニトリル共重合体),PA6(ポリアミド(ナイロン)6),PA66(ポリアミド(ナイロン)66),PE,PP,PET(ポリエチレンテレフタレート)から選択することが好ましい。
【0008】
請求項1の成形方法において、キャビティ面のゲート正面部の冷却速度を他の部分の冷却速度より速くする方法としては、特に限定されないが、たとえば、以下のような方法が上げられる。
(1) 金型のキャビティ面のゲート正面部と、ゲート正面部の周辺部分(以下、「周辺部」とのみ記す)を熱的に隔絶し、ゲート正面部の冷却手段の冷却能力を周辺部の冷却手段の冷却能力より大きくする方法。
(2) ゲート正面部を周辺部より熱伝導効率の高い材料で形成するとともに、同じ冷媒を通してもゲート正面部の冷却速度を上げる方法。
(3) ゲート正面部の冷却回路と周辺部の冷却回路とを別々に設け、ゲート正面部を周辺部より冷却速度が速くなるように設定する方法。
(4) 上記(1)〜(3)の2つ以上を組み合わせる方法。
【0009】
請求項2の成形方法において、キャビティ面のゲート正面部とは、ゲートと対面するキャビティ面までの距離、すなわち、成形品の厚みによっても異なるが、ゲート正面のゲートサイズの5倍以上の面積を備えている部分のことを言い、10倍以上の面積を備えていることがより好ましい。
請求項2の成形方法は、特に限定されないが、上記(1)〜(4)の方法のいずれかを併用することが好ましい。
【0010】
また、本発明の成形方法は、特に限定されないが、ゲート正面に位置する成形品の肉厚が1mm以上4mm以下の成形品、好ましくは1mm以上3mm以下の成形品の成形に好適に用いることができる。
すなわち、4mmを超えると。スキン層の厚みが相対的に厚くなり、コア層が透けて見えるという現象が起きにくくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図3は、本発明にかかるサンドイッチ成形品の成形方法の1つの実施の形態に使用する金型を表している。
【0012】
図1〜図3に示すように、この金型1は、固定型2と可動型3とを備えている。
固定型2は、内部に冷却水路21およびゲート22が形成され、図1に示すように、サンドイッチ成形用の射出装置4がセットされるようになっている。
【0013】
射出装置4は、スキン層形成用樹脂射出機41と、コア層形成用樹脂射出機42とを備えている。
可動型3は、可動型本体部5と、肉厚可変部6と、油圧機構7とを備えている。
【0014】
可動型本体部5は、冷却水路51が内部に形成されている。
肉厚可変部6は、キャビティ面11のうちのゲート正面部12を端面(ゲート22側)に備えた円柱状をしていて、可動型本体部5を構成する金属材料より熱伝導率が高い金属材料によって形成されている。そして、可動型本体部5に設けられたスライド孔52にゲート22方向にスライド自在に嵌合されているているとともに、内部に可動型本体部5とは別系統の冷却水路61が内部に設けられている。
【0015】
油圧機構7は、可動型本体部5内に設けられた油圧シリンダ71と、油圧発生装置72と、油圧発生装置72と油圧シリンダ71とを連結する2本の油配管73、74と、各油配管73,74の途中に設けられたバルブ75,76を備えている。
バルブ75、76は、射出装置4の射出動作信号を受けて開閉するようになっている。
【0016】
つぎに、この金型1を用いたサンドイッチ成形品の成形方法を詳しく説明する。
この成形方法は、まず、金型1を閉合する。なお、この時、金型閉合開始の信号によってバルブ75,76が開放され、油圧発生装置72から加圧された油がバルブ76を介して油圧シリンダ71のX側に入り込み、同時にY側の油がバルブ75を介して油圧発生装置72に戻ることによって、肉厚可変部6が後退する。肉厚可変部6が所定位置まで後退すると、バルブ75,76が閉じられる。
【0017】
そして、金型閉合状態で、射出装置4によって同一スプルーからスキン層となる樹脂(以下、「スキン層樹脂」と記す)Aと、コア層となる樹脂(以下、「コア層樹脂」と記す)BをキャビティK内に射出される。
射出が完了すると、バルブ75,76が開放され、油圧発生装置72から加圧された油がバルブ75を介して油圧シリンダ71のY側に入り込み、同時にX側の油がバルブ76を介して油圧発生装置72に戻ることによって、肉厚可変部6がそのゲート正面部12と周辺のキャビティ面11とが略面一となるまでゲート22方向に前進する。
【0018】
つぎに、可動型3を固定型2から後退させて型を開放し、成形品を取り出すようになっている。
すなわち、この製造方法によれば、射出開始時、肉厚可変部6が後退し、キャビティ面11のゲート正面部12が周囲より窪んだ状態になっているので、このくぼみ部分に入り込んだスキン層樹脂Aが、滞留して、他の部分より速く硬化する。また、肉厚可変部6が他の部分より熱伝導率の高い金属材料で形成されているとともに、独立した冷却回路を備えているので、肉厚可変部分の冷却速度を上げてより速く硬化させることができる。
【0019】
そして、射出完了後、肉厚可変部6がゲート22方向に向かって前進し、ゲート正面部12が周囲のキャビティ面11と面一なるが、肉厚可変部6に接した部分のスキン層樹脂Aが硬化状態に成っているので温度の高いコア層樹脂Bが、肉厚可変部6の前進に伴って、コア層樹脂Bの流れ方向に押しやられる。その結果、ゲート正面部12に当たる部分でのスキン層の厚みが他の部分の厚みとほとんど変わらない状態になる。したがって、コア層が透けて見えたりすることがなくなる。
【0020】
図4および図5は、本発明にかかるサンドイッチ成形品の製造方法の他の実施の形態を表している。
図4および図5に示すように、この成形方法は、金型8に設けられた2点ゲート23から樹脂を射出するとともに、この2点のゲート23の正面部にそれぞれ肉厚可変部6を設けるようにした以外は、上記実施の形態と同様になっている。
【0021】
本発明にかかるサンドイッチ成形品の成形方法は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では肉厚可変部が油圧で作動するようになっているが、エア圧でも構わない。
また、上記の実施の形態では、射出終了直後に肉厚可変部をゲート側に作動させるようになっているが、一定時間経過後に作動させるようにしても構わない。
【0022】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を比較例と対比させつつ詳しく説明する。
【0023】
(実施例1)
可動型3が、銅合金(神戸製鋼所社製HR750、熱伝導率130W/mK)によって形成された直径50mmの肉厚可変部6と、鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製の可動型本体部5とを備え、固定型2が、鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製で、ゲート22の直径が10mmである図1のような金型1を用意し、肉厚可変部6が2mm後退した状態で、射出装置4からスキン層樹脂としてのグレーのポリプロピレン樹脂(チッソ社製チッソポリプロK7019マスターバッチ グレー)と,コア層樹脂としてのグレーのポリプロピレン樹脂(チッソ社製チッソポリプロK7014マスターバッチ グリーン)を、成形品のコア層樹脂の重量比率が40重量%になるように射出充填して底面の縦300mm、横250mm、高さ120mm、厚み2.8mmの箱型形状のサンドイッチ成形品を得た。
【0024】
(実施例2)
射出時に肉厚可変部6を後退させなかった以外は実施例1と同様にして箱型形状のサンドイッチ成形品を得た。
【0025】
(実施例3)
コア層樹脂の重量比率が35重量%となるようにした以外は、実施例1と同様にして箱型形状のサンドイッチ成形品を得た。
【0026】
(実施例4)
肉厚可変部6を鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製にした以外は、実施例1と同様にして箱型形状のサンドイッチ成形品を得た。
【0027】
(実施例5)
コア層樹脂の重量比率が30重量%となるようにした以外は、実施例1と同様にして箱型形状のサンドイッチ成形品を得た。
【0028】
(比較例1)
射出時に肉厚可変部6を後退させなかった以外は実施例4と同様にして箱型形状のサンドイッチ成形品を得た。
【0029】
(比較例2)
コア層樹脂の重量比率が20重量%となるようにした以外は、比較例1と同様にして箱型形状のサンドイッチ成形品を得た。
【0030】
上記実施例1〜5および比較例1,2で得られたサンドイッチ成形品のコア層の透け度合いを目視で調べ、その結果を成形条件と合わせて表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】
上記表1から請求項2の成形方法のように、射出時にキャビティ面のゲートに対面する部分を後退させておくようにすれば、成形品中のコア層が占める割合を増やしても、コア層の透けを減らせることが判る。特に実施例1のように、肉厚可変部の材質を熱伝導率がよいものにすると、ゲートに対面する部分のキャビティ面に接するスキン層樹脂の硬化を速めてよりコア層の透けを防止できることが判る。
【0033】
(実施例6)
可動型3が、銅合金(神戸製鋼所社製HR750、熱伝導率130W/mK)によって形成された直径30mmの肉厚可変部6と、鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製の可動型本体部5とを備え、固定型2が、鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製で、ゲート22の直径が5mmである図1のような金型1を用意し、肉厚可変部6が2mm後退した状態で、射出装置4からスキン層樹脂としてのグレーのポリプロピレン樹脂(チッソ社製チッソポリプロK7019マスターバッチ グレー)と,コア層樹脂としてのグレーのポリプロピレン樹脂(チッソ社製チッソポリプロK7014マスターバッチ グリーン)を、成形品のコア層樹脂の重量比率が50重量%になるように射出充填して直径150mm、厚み2mmの円盤状のサンドイッチ成形品を得た。
【0034】
(実施例7)
射出時に肉厚可変部6を後退させなかった以外は実施例6と同様にして円盤状のサンドイッチ成形品を得た。
【0035】
(実施例8)
コア層樹脂の重量比率が40重量%となるようにした以外は、実施例7と同様にして円盤状のサンドイッチ成形品を得た。
【0036】
(比較例3)
肉厚可変部6を鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製にした以外は、実施例6と同様にして円盤状のサンドイッチ成形品を得た。
【0037】
(比較例4)
コア層樹脂の重量比率が20重量%となるようにした以外は、比較例3と同様にして円盤状のサンドイッチ成形品を得た。
【0038】
上記実施例6〜8および比較例3,4で得られたサンドイッチ成形品のコア層の透け度合いを目視で調べ、その結果を成形条件と合わせて表2に示した。
【0039】
【表2】
【0040】
(実施例9)
可動型3が、銅合金(神戸製鋼所社製HR750、熱伝導率130W/mK)によって形成された直径30mmの肉厚可変部6と、鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製の可動型本体部5とを備え、固定型2が、鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製で、ゲート22の直径が1.5mmである図4および図5に示すのような2点ゲート(ハスキー社製バルブゲート式ホットランナ)式の金型8を用意し、肉厚可変部6が2mm後退した状態で、射出装置4からスキン層樹脂としてのグレーのポリプロピレン樹脂(チッソ社製チッソポリプロK7019マスターバッチ グレー)と,コア層樹脂としてのグレーのポリプロピレン樹脂(チッソ社製チッソポリプロK7014マスターバッチ グリーン)を、成形品のコア層樹脂の重量比率が50重量%になるように射出充填して縦300mm、横400mm、厚み2mmの板状のサンドイッチ成形品を得た。
【0041】
(実施例10)
射出時に肉厚可変部6を後退させなかった以外は実施例9と同様にして板状のサンドイッチ成形品を得た。
【0042】
(実施例11)
コア層樹脂の重量比率が40重量%となるようにした以外は、実施例10と同様にして板状のサンドイッチ成形品を得た。
【0043】
(比較例5)
肉厚可変部6を鉄(双葉電子工業社製S55C,熱伝導率46W/mK)製にした以外は、実施例6と同様にして板状のサンドイッチ成形品を得た。
【0044】
(比較例4)
コア層樹脂の重量比率が20重量%となるようにした以外は、比較例3と同様にして板状のサンドイッチ成形品を得た。
【0045】
上記実施例9〜11および比較例5,6で得られたサンドイッチ成形品のコア層の透け度合いを目視で調べ、その結果を成形条件と合わせて表3に示した。
【0046】
【表3】
【0047】
【発明の効果】
本発明にかかるサンドイッチ成形品の製造方法は、以上のように構成されているので、樹脂の種類の選択幅が広く、しかも。肉厚の薄いサンドイッチ成形品であっても、十分なコア層の厚みを確保できるとともに、成形品のキャビティ面のゲート正面部に対応するスキン層の肉厚を十分に確保でき、見栄えのよい成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサンドイッチ成形方法に用いる金型の一例をあらわす断面図である。
【図2】図1の金型を用いた本発明にかかるサンドイッチ成形方法を説明する図であって、射出時の状態を断面であらわしている。
【図3】図1の金型を用いた本発明にかかるサンドイッチ成形方法を説明する図であって、射出終了後の状態を断面であらわしている。
【図4】他の金型を用いた本発明にかかるサンドイッチ成形方法を説明する図であって、射出時の状態を断面であらわしている。
【図5】図4の金型を用いた本発明にかかるサンドイッチ成形方法を説明する図であって、射出終了後の状態を断面であらわしている。
【図6】従来のサンドイッチ成形方法の射出時の状態をあらわす断面図である。
【符号の説明】
A スキン層となる樹脂
B コア層となる樹脂
K キャビティ
1、8 金型
6 肉厚可変部
11 キャビティ面
12 ゲート正面部
Claims (2)
- 同一スプルーを経てスキン層となる樹脂と、コア層となる樹脂をキャビティ内に連続的に射出するサンドイッチ成形方法において、
キャビティ面のゲート正面部の樹脂冷却速度をゲート正面部の周囲部分の樹脂冷却速度より速くすることを特徴とするサンドイッチ成形方法。 - 同一スプルーを経てスキン層となる樹脂と、コア層となる樹脂をキャビティ内に連続的に射出するサンドイッチ成形方法において、
キャビティ面のゲート正面部をゲート正面部の周囲部分から後退させるとともに、該ゲート正面部の樹脂冷却速度をゲート正面部の周囲部分の樹脂冷却速度より速くした状態でキャビティ内に樹脂を射出し、射出完了直後に、後退させたゲート正面部をゲート正面部の周囲部分と面一となるように前進させることを特徴とするサンドイッチ成形方法。
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