JP4045168B2 - バッグ搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療現場等で適用されている食塩水等の流動物(粉体や粒状体、液体)が充填されるバッグにおいて、これらのバッグを吊持して搬送して前記のような流動物を充填するのに好適なバッグ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバッグ搬送装置は、例えば特許文献1(特開平5−131573号公報)、特許文献2(特開2000―85705公報)、特許文献3(特許第3088119号公報)に示されるように、バッグを水平のバッグ載置台(バッグ搬送キャリア)上に個別に載置して移送し、バッグ載置台の移送路に設けた開口手段やシール手段によりバッグごとに順次に開口し、バッグごとに注入又は排出用のポートを嵌合しシールしてポートを取り付ける機構やバッグ搬送方法が提示されている。また、バッグ載置台をバッグとともに縦配置に切り換えバッグの開口部を上向きとして、移送路に設けた開口手段や充填手段及びシール手段などにより、バッグごとに上向きの開口部から流動物(粉体や粒状体、液体)を充填して開口部をシールする機構やバッグ搬送方法が提示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−131573号公報
【特許文献2】
特開2000―85705公報
【特許文献3】
特許第3088119号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバッグ搬送方法、バッグ搬送装置は、前述の如く夫々特徴を有しているが、バッグ搬送キャリア(バッグ載置台)によりバッグを載置して移送し、バッグごとにポートを取り付けたり充填したりする構造になっている。バッグ搬送キャリア自体はバッグ開口機能を備えていないなど、比較的に構造が複雑でコスト高になっている。バッグの配置精度や開口性能、搬送性能さらには充填やシール性能などに限界があるなどの課題がある。
【0005】
本発明の目的は、前記のような従来技術の課題に鑑み、台車上に立設され複数対のピン及び傾動されるクランプが付設された対のスタンドからなるバッグキャリアを備えたバッグ搬送キャリアと、キャリアのガイド手段及びキャリア位置決め装置、バッグ移載機などにより、バッグの搬送、加工性能及び生産性を高めてコスト低減を可能にしたバッグ搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、請求項1記載の発明は、走行制御される台車上に立設され上下対のピン及び上部のクランプが付設された左右対のスタンドからなるバッグキャリアを備え作業ステーションを移動するバッグ搬送キャリアと、該バッグ搬送キャリアを走行制御するためのキャリア走行路と、該キャリア走行路の側部に沿設されたガイド手段及び該バッグ搬送キャリアに嵌合制御されてバッグ搬送キャリアを作業ステーションにセットするキャリア位置決め装置とを具備し、
前記バッグキャリアは、走行制御される台車と、台車上に相互間隔をおき立設された左右対の下側脚部と、各下側脚部の上部に連設されて傾動手段により内側へ傾動制御及び逆形動される上側脚部とからなる左右対のスタンドを有し、各下側脚部及び各上側脚部にピンを突設するとともに、各上側脚部の上部に前記の傾動とともに開閉手段により開閉制御されるクランプを設けてなることを特徴とするバッグ搬送装置にある。
【0007】
請求項1において、好ましくは請求項2ないし3のように構成する。
即ち請求項2においては、前記の台車上に複数のバッグキャリアが列設されて、複数組のバッグキャリアに構成する。
また請求項3においては、前記のキャリア走行路に形成したバッグ供給ステーションまたはバッグ排出ステーションの正面側に、バッグを吸着し支持方向を変換移送して移載するバッグ移載機が対設される。
【0008】
かかる発明によれば、バッグ搬送キャリアのバッグキャリアに設けた複数対のピンによるバッグ両側のピン係合と左右対のクランプによるバッグ両側上部の挟持により、バッグがバッグキャリアの所定位置に精度良くかつ移送にも乱れを生じない安定配置となり、ガイド手段及びキャリア位置決め装置によりバッグ搬送キャリアの走行が円滑となり、作業ステーションにおいてバッグ搬送キャリアが所定の位置に精度良くセットされる。
また、両クランプの内側への移動と逆移動によりバッグの上側開口部が理想的に開閉付勢されて充填、シール性能、信頼性が効果的に高められるなど、制御された一連の作動によりバッグの搬送性が高められて開口部の開閉や充填、シールが高能率で精度良く容易に行われる。
【0009】
請求項2のように構成すれば、前記の台車上に列設された複数のバッグキャリアにより、複数のバッグが支持されて搬送されて、バッグの搬送能率及び加工性能が著しく高められている。
【0010】
また請求項3のように構成すれば、前記のキャリア走行路に形成したバッグ供給ステーションさらにはまたバッグ搬出ステーションの正面側に対設したバッグ移載機により、1個又は複数個のバッグが吸着され方向変換されて移送されバッグ搬送キャリアのバッグキャリアにバッグが移載され、さらにはまたバッグ搬出ステーションにおけるバッグ搬送キャリアのバッグキャリアに支持されている1個又は複数個のバッグが吸着されて取り外しされ方向変換されて移載され、バッグ搬送キャリアのバッグキャリアにバッグが容易に移載される。
また、バッグ搬送キャリアのバッグキャリアに支持されている1個又は複数個のバッグが同様に取り外しされて移載され、バッグキャリアへのバッグの移載及びバッグキャリアから取り外し移載が能率良く行われる。
【0012】
更に本発明によれば、バッグキャリアによりバッグ両側がピン係合され両側上部が挟持されて支持され、この正面側にバッグが所定の位置にかつ走行されても移動されない安定した垂直状態に保たれる。また、保持されたバッグは、両側上部のクランプによる挟持部が内側傾動や逆傾動されて、バッグ下部の保持姿勢が損なわれないでバッグ上部の開口部ほど開口付勢が増大する理想的な開口性能が得られて充填性能が高められる。これにより、開口部が積極的に容易に閉ざされてシール性能、信頼性が高められている。
【0013】
以上、要するに本発明によれば、総合的にバッグの搬送、加工性能及び生産性が著しく高められ、大幅なコスト低減が可能になっている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施例により説明する。図1は本発明の一実施例を示すバッグ搬送キャリアの正面図、図2は前記搬送キャリアの側面図(図1のII矢視)である、図3は図1のZ部拡大図である。図4は図2のIV部視図である。図5は複数のバッグ10を搬送するパレット500やバッグ10及びバッグ移載機600などを示す側視図(A)及び正面図(B)、図6はバッグ搬送キャリア100によるバッグ搬送の主要工程を示すバッグキャリア110の各正面図(A)(B)(C)である。図7はパレット500を示す平面図(A)、及び側視図(B)、図8はバッグ搬送キャリア100のキャリア走行路を示す平面視の機構図、図9はバッグシール作業ステーションを示す上視図(A)及び正面図(B)である。
【0015】
本発明のバッグ搬送キャリア100は、図1、図2、図3に示すように複数対の車輪102を備え、レール120により矢印Aの方向に走行制御される横長形状の台車101と、該台車101上にバッグ10の幅に対応させて左右間隔Wをおいて立設された図示左右対の下側脚部105aと、両下側脚部105aの上部に連設されて傾動制御手段18により軸20を支点にして内側へ矢印B、B’のように傾動制御される上側脚部105bとからなる左右対のスタンド105を有し、各下側脚部105a及び各上側脚部105bの正面側にピン106を突設するとともに、各上側脚部105bの上部に開閉手段19により開閉制御されるクランプ107を設けてなるバッグキャリア110が具備されている。このバッグキャリア110は、好ましくは図示のようにその複数個を左右方向に列設される。又、バッグ搬送キャリア100は、図示せぬ制御手段により作動制御される。
【0016】
次に、図1〜3により、傾動制御手段18の詳細構造について以下に説明する。
上側脚部105bの下部は、下側脚部105aの上部に形成した凹陥部21に収納されるとともに、下側脚部105aに固定された軸20に回動可能に支持されている。
また、上側脚部105bの下端に形成された円形凹陥部22と、下側脚部105aに形成された円形凹陥部23との間には圧縮ばね24が装填されて軸20を支点にして上側脚部105bを時計方向へ付勢している。
上側脚部105bに挿入されたカム25に連結されたアーム26にはカムフォロワ27が軸支されていて、図示しない押圧手段により図1において矢印C方向へ回転することにより上側脚部105bが矢印B方向へ傾動し、その状態を保持する。又、図示せぬ押圧手段により、矢印C方向と逆方向へ回転することにより上側脚部105bの傾動が開放される。
【0017】
次に、図1〜図2により、クランプ107の開閉手段19の詳細構造について説明する。
クランプ107は上側脚部105bの上端部との間にバッグ10を把持する平坦面を形成するとともに上方へほぼ180°だけ曲がって形成した折返し部30を有する。該折返し部30には縦軸31が一体的に固定されている。
縦軸31は上側脚部105bに回転可能に支持されるとともに捩りばね32に連結されて、クランプ107が常時閉方向に付勢するようになっている。
33はカムフォロワで、クランプ107の上端に軸支され、図示せぬ押圧手段により図1において紙面に垂直方向に押されたとき、捩りばね32に対向してクランプ107を開に回動する。
なお、図1に示すように左側のスタンドはカムフォロワ33の取り付け構造以外は、右側のスタンドと対称構造となっている。
【0018】
本発明のバッグ搬送装置は、バッグ搬送キャリア100、キャリア位置決め装置300、背面側と正面側のガイド手段400a、400b、レール120、さらにはバッグ移載機600及びパレット500によるバッグ10の搬入コンベアー610a、バッグ搬出コンベアー610bなどにより構成されている。
【0019】
前記のバッグ搬送キャリア100は、図1、図2に示すように複数対の車輪102を備えてレール120により走行制御される台車101、台車上にバッグ10の幅サイズに対応する間隔をおき立設された下脚部105a及び両下脚部105aの上部に軸20により内側(矢印B、B’方向)へ傾動可能に延設された上脚部105bからなる左右対のスタンド105、各スタンド105において、両下脚部105a及び両上脚部105bの正面側に突設された複数対のピン106、両上脚部105bの上部に設けた左右対のクランプ107、上脚部105bを内側へ傾動する傾動制御手段18などにより構成されている。
【0020】
バッグ搬送キャリア100の搬送及び位置決めを行うキャリア位置決め装置300の詳細構造及び作用について説明する。
50は搬送レールで、バッグ供給作業ステーション、バッグ開口作業ステーション、バッグ充填・脱気作業ステーションを移動せしめるように配置され、間欠的に前進移動及び元の位置へ復帰移動可能に設けられている。即ち、図4に示されるように、搬送レール50は、モータ51に駆動されるピニオン52に噛合うラック53と一体で、同レール50の上下面を案内ロール54、55で支持されている。案内ロール54、55はサポート401に固定されたブラケット56、57に夫々軸支されている。
58は前記各作業ステーションに対応して3個設けられた位置決めビンで、同レール50に摺動可能に取り付けられ、台車101に形成された穴59に係脱可能になっていて、穴59に位置決めピン58が挿入された状態でモータ51を作動させて、第一搬送レール50を前後進させるようになっている。
【0021】
302はエアシリンダで、サポート401に固定され、ロッドの先端に設けたグリッパ等の係脱具60を位置決めピン58に作用して、位置決めピン58を進退動作して、同ピン58を穴59へ挿入又は抜き出しを行う。
【0022】
61はカムフォロワで、台車101に固定されたブラケット62に回転自在に軸支されている。
63はストッパで、図示せぬエアシリンダのロッドに固定され、前記のカムフォロワ61に当接可能となっていて、カムフォロワ61に当接することにより、台車101を所定の位置に固定するようになっている。
【0023】
前記バッグシール作業ステーション、バッグ充填・脱気作業ステーションに続く、バッグ洗浄作業ステーション、バッグ搬出作業ステーションにも、キャリア位置決め装置が設けられていて、各作業ステーションでの夫々の作業(供給、開口、充填・脱気、シール等)が終了すると、キャリア位置決め装置300を作動させて次の作業ステーションへ順次搬送することにより、バッグ10の供給から搬出までの各ステーションがタクト的に処理される。
なお、特定の作業ステーションだけ余分な時間を要する場合には、以下に記述するキャリア位置決め装置300’を設けて対応することができる。
【0024】
図2の二点鎖線で示すキャリア位置決め装置300’は、キャリア位置決め装置300と同様の構成を有して対向して設けられており、バッグ充填・脱気ステーション730において台車101のバッグキャリア110に把持されたバッグ10の個数に対応して間欠的搬送位置決めを実施する。
例えば6個のバッグ10が台車101に把持されている場合は、キャリア位置決め装置300’をバッグ10の把持ピッチに対応した距離だけ、順次移動することにより、各バッグ10に充填物を充填するようになっている。キャリア位置決め装置300’は、6個のバッグ10への充填が完了すると、上流側の最初の位置までモータ51を駆動することにより復帰して、次の台車を待つことになる。
【0025】
前記の背面側と正面側のガイド手段400a、400bは、サポート401と、サポートの上部に取り付けられてナツト403などで前後調節される複数の水平アーム402及びアームの先端部間に設けたパイプや条材からなる長いガイド部材405などからなり、キャリア走行路に沿いバッグ搬送キャリア100の背面側及び正面側に配設されて、ガイド部材405によりバッグ搬送キャリア100のスタンド105の中段部にてその背面側及び正面側をガイドし、バッグ搬送キャリア100の走行を円滑にするとともに、後述の各作業ステーションにおいてバッグ搬送キャリア100の傾動や倒れ、振れを防止し、走行性を高めるとともに各工程のバッグ加工などを円滑にする。
【0026】
前記のバッグ移載機600は、図5に示すようにサーボモータ601などにより軸602を中心として矢示のように往復回動され、エアシリンダ603により矢示のように伸縮制御されるアーム604を有し、アーム604の先端部に複数対の吸盤605が配置されている。図示しない制御手段により作動制御されて、例えばパレット500により搬送された複数のバッグ10を複数対の吸盤605により吸着して移送し、水平位置の各バッグ10を回動して開口部9側を上向きに方向変換し垂直状の配置として前進し、バッグ搬送キャリア100の各バッグキャリア110の正面側に各バッグ10を垂直状に吊持して容易に移載できる。また、逆作動により各スタンド105の正面側に支持されている各バッグ10を取り外し、パレット500などに容易に移載できる。図示例はアーム604の回動中心になっている軸602を水平軸としアーム604を90°回動して、バッグ10を水平状から垂直状に方向変換して移送し移載するようになっているが、必要に応じ軸602を傾斜配置としあるいは、アーム604の回動角度を増減することにより、バッグ10の方向変換性能を多様に調整できる。
【0027】
図7に示す前記のパレット500は、上面にバッグ10の外形に対応させた複数の凹部500aが設けられ、凹部500aごとに複数対のピン502が突設されて、バッグ10の両側に設けた複数対のピン孔5がピン502に嵌装されて、複数のバッグ10がピン係合されかつ凹部500a内に配置されて所定の位置に精度良く安定載置される。このパレット500は、バッグ移送コンベアー510上に図示しない制御手段などにより走行制御される車輪503を設けて、レール504により走行制御される。
【0028】
図7に示すバッグ10は、重ね合わされたポリプロピレン等の樹脂シートに縦シール1、1及び横シール3を施し、縦シール1、1の部分に複数対のピン孔5を穿設している。
【0029】
かかる実施例におけるバッグ搬送キャリア100及びバッグ移載機600は、前記のような構造になっており、以下に、複数のバッグキャリア110を備えたバッグ搬送キャリア100のバッグ供給作業ステーションのバッグキャリア110に対応させてバッグ移載機600を対設して、図示しない制御手段により走行及び作動制御されてバッグ10を多数搬送しながら、該バッグ10に流動物(粉体や粒体又は液体)を順次充填シール等を実施する場合について説明する。
【0030】
図示しない制御手段によりバッグ搬送キャリア100やバッグ移載機600、パレット500及びバッグ移送コンベアー510などが一連に制御される。先ず、図5に示すようにバッグ移送コンベアー510及びパレット500により複数のバッグ10が水平状態にてバッグ移載機600の下側に送り込まれると、各バッグ10がバッグ移載機600により吸着されて回動により方向変換されて垂直状態となり、バッグ搬送キャリア100の各バッグキャリア110に向かって前進される。
前述した各クランプ107の開閉により各バッグ10の両側上部が挟持されるとともに、各バッグ10の両側に設けた複数対のピン孔5がそれぞれピン106に嵌装されて、各バッグキャリア110の正面側にそれぞれバッグ10が容易に移載され、各クランプ107による挟持及びピン係合によりバッグ10が所定の位置に精度良く支持されて安定される。バッグ搬送キャリア100が移動制御されて複数のバッグ10が能率良く搬送される。
【0031】
前記のようにバッグ搬送キャリア100の走行により搬送される各バッグ10は、図6(A)に示すように各バッグキャリア110の正面側に支持されて搬送される。
次のバッグ開口・充填作業ステーションにおいて、図6(B)に示すように前述した傾動手段18により左右対の上側脚部105bが内側へ傾動されて上部の両クランプ107の間隔Wが適度に短縮され、即ちバッグ10の上部間隔Wが適度に縮小されて、バッグ10上側の開口部9が開口付勢されるため、吸着手段501などによりバッグ10の開口部9が所定の位置で効果的に開口されて、流動物(粉体や粒体、液体)が容易に充填される。
さらに次のバッグシール作業ステーションにおいて、図6(C)に示すように傾動手段18により左右対の上側脚部105bが外側へ逆に動かされ、上部の両クランプ107が図示のように図6(A)の状態に離れて、バッグ10上側の開口部9が閉ざされるので、閉ざされた開口部9に図示せぬシール手段によりシール502を容易に精度良く施すことができる。
【0032】
バッグ10の加工が終了してバッグ搬送キャリア100がバッグ搬出作業ステーションに走行されると、そのバッグ搬送キャリア100に対設されたバッグ移載機600が図5に示すパレット500からバッグ搬送キャリア100へのバッグ10の移載動作とは逆の手順で作動して、バッグキャリア110に支持されているバッグ10が容易に取り外されて移送、方向変換されて移載することができる(図示省略)。
【0033】
本発明のバッグ搬送キャリア及びバッグ搬送装置は、前記のような構造になっており、図7に示すバッグ10を搬送してその充填室8に流動物(粉体や粒体又は液体)を充填する実施例について説明すると、バッグ搬送キャリア100とともに各ステーションに設けた各種の機構や手段などが走行制御及び作動制御される。また、キャリア走行路700には多数のバッグ搬送キャリア100が配置されて順次に各作業ステーションに走行制御される。
【0034】
図示しない制御手段によりバッグ搬送キャリア100、キャリア位置決め装置300、バッグ移載機600などが走行制御及び作動制御される。先ず、バッグ供給作業ステーションにおいては、図2に示すようにバッグ搬送キャリア100はキャリア位置決め装置300により所定の位置に精度良く固定されてセットされ、ガイド手段400aによりキャリアの背面側への倒れが防止される。
パレット500により複数(例えば3〜6個)のバッグ10がピン係合5、106などにより高精度の水平状配置でバッグ移載機600の下側へ送り込まれ、バッグ移載機600により複数のバッグ10が同時に吸着され回動移送されて開口部9を上側にした垂直状の吊持姿勢に変換移送された後、バッグ搬送キャリア100の各バッグキャリア110の正面側へ向けて前進され、各バッグキャリア110両側上部に設けた両クランプ107が作動されて各バッグ10の両側上部が挟持され、各バッグ10の両側に設けた複数対のピン孔5が各バッグキャリア110に設けた複数対のピン106に嵌合されて、各バッグ10が挟持されかつピン係合5、106されて、各バッグキャリア110のスタンド105正面側にバッグ10が所定の位置に精度良く容易に移載される。
【0035】
次に、モータ51を作動してピニオン52、ラック53を経て搬送レール50を移動させることによりバッグ10を精度良く吊持したバッグ搬送キャリア100(位置決めピン58が穴59に挿入された状態)が、バッグ開口作業ステーションに走行され、キャリア位置決め装置300のストッパ63が作動されてバッグ搬送キャリア100が所定の位置に固定されてセットされるととともに、ガイド手段400a、400bによりバッグ搬送キャリア100の背面側と正面側が支持されてその振れが防止された配置となる。図示しないカムによりクランプ107、107が図6(B)の矢示のように内側へ程よく傾動され相互間隔が適度に短縮されてバッグ10の開口部9が適度に開口付勢され、さらに吸盤501により強制的に開口される。また、図示のように上脚部105bの傾動によりクランプ107、107の相互間隔が短縮されると、バッグ10の充填室8の側部がピン係合5、106されているため、上脚部105b、105bの傾斜とともに充填室8が開口部9側ほど大きい理想的な開口となる。
【0036】
さらに、ストッパ63と台車101のカムフォロワ61の係合を解除し、位置決めピン58を穴59から抜き出した後で、モータ51を作動させて搬送レール50を移動することによりバッグ10を吊持して開口したバッグ搬送キャリア100がバッグ充填作業ステーションに走行され、前記と同様に位置決めピン58を穴59に挿入してバッグ搬送キャリア100が所定の位置にセットされる。ガイド手段400a、400bによりバッグ搬送キャリア100が支持されて背面側及び正面側への振れが防止されると、ノズル(図示省略)によりバッグ10の充填室8に所要量の流動体(粉体や粒体、液体)が充填される。また、必要に応じ適宜の手段(図示省略)により充填室8内を脱気し、上脚部105b、105b即ちクランプ107、107を外側に移動して充填室8の開口部9が容易に閉ざされる。
【0037】
さらに、図9に示すように充填室8に充填したバッグ10を吊持したバッグ搬送キャリア100がシール作業ステーションに走行され、キャリア位置決め装置300により所定の位置に固定されてセットされ、このバッグ搬送キャリア100がガイド手段400a、400bにより支持されて背面側及び正面側への振れが防止される。エアシリンダ741により加熱手段742、742が作動されて、バッグ10の充填室8の開口9がシールされる。また、冷却手段743によりシール部分が冷却される。
【0038】
バッグ搬出作業ステーションにおいては、対設されているバッグ移載機600の逆作動により、バッグ搬送キャリア100に吊持されている各バッグ10が容易に取り外され方向変換して移送され、図示しない搬出コンベアーに移載されて搬出される。
【0039】
前記バッグ開口作業ステーションからバッグシール作業ステーションでは、1個のバッグ10についてのみ図示しているが、好ましくはバッグ搬送キャリア100に吊持されている複数のバッグ10に対応させて多数個組の設備や手段を設けることにより、各作業ステーションに複数個のバッグ10を移送し同時に加工して生産性が著しく高められる。
【0040】
図示の本発明において、バッグ搬送キャリア100は、走行制御される台車101上に間隔をおき立設された両下脚部105aと上側に傾動可能に延設された両上脚部105bとからなる左右対のスタンド105を有し、各スタンド105の上下にピン106、上部にクランプ107、さらに傾動制御手段18及び開閉手段19を付設してなるバッグキャリア110を備えたバッグ搬送キャリア100になっているので、
バッグキャリア110の正面側にバッグ10両側上部がクランプ107により挟持され、バッグ10両側がピン係合5、106されて、バッグ10がバッグキャリア110の所定位置に精度良く吊持されかつ移送に際し移動しない安定配置となる。また、このバッグ搬送キャリア100は、キャリア走行路700に沿設されたガイド手段400a、400bによりガイドされて円滑に移送される。また、キャリア走行路700に形成した各作業ステーションにおいてキャリア位置決め装置300により所定位置にセットされ、かつガイド手段400a、400bにより振れが防止される。さらに、両上脚部105bの傾動、クランプ107の内側や外側への移動によりバッグ10の上側開口部9が理想的に容易に開閉されて、充填及びシールが容易に精度良く行われるなど、優れたバッグの搬送性、開口の開閉性、充填及びシール性能が得られる。
【0041】
また、前記の台車101上に複数個のバッグキャリア110を図示のように列設して、複数組のバッグキャリア110に構成したことにより、複数のバッグ10が同時に搬送可能となり搬送性能、バッグ加工能率が高められる。
さらに、バッグ供給作業ステーションあるいはまたバッグ搬出作業ステーションに、バッグ移載機600を対設することにより、前記のようにバッグキャリア110へのバッグ10の移載、バッグキャリア110からのバッグ10の取り外し移載が能率良く円滑に行われるなどの作用、効果が得られる。
【0042】
前記の実施例では、バッグ10を搬送して充填する実施例について記載しているが、他のバッグについても同様に適用できる。また、構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などについては、特に特定される記載がない限り図示例のものに特定されないで改変可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明は前記のように構成され、基本的にバッグ搬送キャリアのバッグキャリアに設けた複数対のピンによるバッグ両側のピン係合と左右対のクランプによるバッグ両側上部の挟持により、バッグがバッグキャリアの所定位置に精度良くかつ移送にも乱れを生じない安定配置となり、ガイド手段及びキャリア位置決め装置によりバッグ搬送キャリアの走行が円滑となり、各作業ステーションにおいてバッグ搬送キャリアが所定の位置に精度良くセットされる。また、両クランプの内側への移動と逆移動によりバッグの上側開口部が理想的に開閉付勢されて充填、シール性能、信頼性が効果的に高められるなど、制御された一連の作動によりバッグの搬送性が高められて開口部の開閉や充填、シールが高能率で精度良く容易に行われる。
【0044】
請求項3のように構成すれば、バッグ移載機により、1個又は複数個のバッグが吸着され方向変換されて移送されて、バッグ搬送キャリアのバッグキャリアにバッグが容易に移載される。
また、バッグ搬送キャリアのバッグキャリアに支持されている1個又は複数個のバッグが同様に取り外しされて移載され、バッグキャリアへのバッグの移載及びバッグキャリアから取り外し移載が能率良く行われる。
【0045】
更に本発明のように構成すれば、バッグキャリアによりバッグ両側がピン係合され両側上部が挟持されて支持され、この正面側にバッグが所定の位置にかつ走行されても移動されない安定した垂直状態に保たれる。また、保持されたバッグは、両側上部のクランプによる挟持部が内側傾動や逆傾動されて、バッグ下部の保持姿勢が損なわれないでバッグ上部の開口部ほど開口付勢が増大する理想的な開口性能が得られて充填性能が高められる。これにより、開口部が積極的に容易に閉ざされてシール性能、信頼性が高められている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すバッグ搬送装置の正面図(A)と側視図(B)
【図2】 図1におけるII視図
【図3】 図2におけるZ部拡大図
【図4】 図2におけるIV視図
【図5】 パレットとバッグ移載機とバッグ搬送キャリア側視図(A)及びバッグ移載を示す正面図(B)
【図6】 バッグキャリアによるバッグ支持状態を示す正面図(A)、(B)、(C)
【図7】 パレットを示す平面図(A)及び側視図(B)
【図8】 キャリア走行路及び各ステーションを示す平面視の機構図
【図9】 バッグシール作業ステーションを示す正面図
【符号の説明】
5 ピン孔(バッグ)
9 開口部(バッグ)
10 バッグ
101 台車
100 バッグ搬送キャリア
105 スタンド
105a 下脚部(スタンド)
105b 上脚部(スタンド)
106 ピン
107 クランプ
110 バッグキャリア
300、300’ キャリア位置決め装置
400a、 400b ガイド手段
500 パレット
600 バッグ移載機
700 キャリア走行路
Claims (3)
- 走行制御される台車上に立設され上下対のピン及び上部のクランプが付設された左右対のスタンドからなるバッグキャリアを備え作業ステーションを移動するバッグ搬送キャリアと、該バッグ搬送キャリアを走行制御するためのキャリア走行路と、該キャリア走行路の側部に沿設されたガイド手段及び該バッグ搬送キャリアに嵌合制御されてバッグ搬送キャリアを作業ステーションにセットするキャリア位置決め装置とを具備し、
前記バッグキャリアは、走行制御される台車と、台車上に相互間隔をおき立設された左右対の下側脚部と、各下側脚部の上部に連設されて傾動手段により内側へ傾動制御及び逆形動される上側脚部とからなる左右対のスタンドを有し、各下側脚部及び各上側脚部にピンを突設するとともに、各上側脚部の上部に前記の傾動とともに開閉手段により開閉制御されるクランプを設けてなることを特徴とするバッグ搬送装置。 - 前記の台車上に複数のバッグキャリアが列設されて、複数組のバッグキャリアに構成したことを特徴とする請求項1記載のバッグ搬送装置。
- 前記のキャリア走行路に形成したバッグ供給ステーションまたはバッグ排出ステーションの正面側に、バッグを吸着し支持方向を変換移送して移載するバッグ移載機が対設されたことを特徴とする請求項1記載のバッグ搬送装置。
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