JP4044410B2 - 窓枠用防湿性カバー、窓枠構造および窓枠施工方法 - Google Patents

窓枠用防湿性カバー、窓枠構造および窓枠施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅などの木造建築物で用いられる窓枠用防湿性カバー、窓枠構造および窓枠施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の窓枠構造としては、特開2000−186467号公報に示すものがある。すなわち、1対の柱の対向面に窓枠支持用部材を固定し、窓枠支持用部材の固定後、窓枠の各取付け用フックをそれぞれ各窓枠支持用部材に取り付け、窓枠の取付け後、室外側カバーおよび室内側カバーを各柱および横材に固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の窓枠構造では、窓枠に防水、防湿のためのフランジが設けられており、そのフランジを室外側から外壁材が覆っていた。このため、窓枠を老朽化による交換や修繕のために取り外すときには、外壁材を取り外す必要があり、工事に手間がかかることから工事費が嵩むという課題があった。
また従来の窓枠構造では、窓枠の結露により、窓枠の周囲が濡れて腐食するという課題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、結露による窓枠の周囲の腐食を防止するとともに、窓枠の取外し工事を容易にし、その交換や修繕等の工事費を下げることができる窓枠用防湿性カバー、窓枠構造および窓枠施工方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る窓枠用防湿性カバーは、2本の竪材と2本の横材とから成る矩形状の枠組みに設けられる窓枠用防湿性カバーであって、前記枠組みはその内面全体の室外側から間隔をあけた位置に額縁が設けられており、矩形の枠状であって4つのコーナー部と4つの辺部分とを有し、前記枠組みに沿って設けられて前記額縁の室外側面に当接可能な内縁部と前記枠組みの室外側面に当接可能な外縁部とを有することを、特徴とする。
【0006】
本発明に係る窓枠用防湿性カバーの上には、施工の際、窓枠が設けられる。本発明に係る窓枠用防湿性カバーは、枠組みおよび額縁と窓枠との間に設けられて額縁の室外側面に内縁部が当接し、枠組みの室外側面に外縁部が当接するため、窓枠に生じる結露を遮断し、結露で枠組みや額縁などの窓枠の周囲が濡れて腐食するのを防止する。特に、本発明に係る窓枠用防湿性カバーは、通常、水が漏れやすいコーナーでも窓枠との間を遮断し、結露による腐食を防止することができる。また、窓枠に防水、防湿のためのフランジを設ける必要がなくなるため、フランジを有しない窓枠を用いて窓枠の取外し工事を容易にし、その交換や修繕等の工事費を下げることができる。なお、竪材は、支柱、間柱、束その他、縦方向に設けられるいかなる建材であってもよい。横材は、土台、根太、梁、桁その他、横方向に設けられるいかなる建材であってもよい。
【0007】
本発明に係る窓枠用防湿性カバーは、一端側部材と他端側部材とから成り、前記一端側部材および前記他端側部材はそれぞれ互いに対向する前記辺部分の一方とその辺部分の両端から伸びる辺構成部とから成り、互いに対向する各辺構成部をスライド可能に重ねて構成されることが好ましい。
【0008】
この場合、一端側部材と他端側部材とを互いにスライドさせて、窓枠および枠組みの大きさに合わせることができる。一端側部材および他端側部材の辺構成部には、互いにずれずにスライドを容易にするため、長さ方向に沿って伸びて互いに係合する溝および突条を設けてもよい。また、窓枠の規格に合わせて辺構成部をスライドさせるため、互いにスライドする辺構成部に、規格に合った長さごとに嵌合する凹凸を設けてもよい。
【0009】
本発明に係る窓枠用防湿性カバーは、可撓性を有し、前記外縁部および前記内縁部の各端部全周に室外側に折り返した折返し部を有することが好ましい。
この場合、施工の際、外装材を外縁部の折返し部の全体に当接させ、窓枠の室内側面を内縁部の折返し部の全体に当接させる。折返し部は、可撓性を有するため、それぞれ外装材および窓枠に密着する。これにより、外縁部および内縁部の折返し部の位置で気密性、防水性および防湿性を保つことができる。
【0010】
本発明に係る窓枠構造は、2本の竪材と2本の横材とから成る矩形状の枠組みに設けられる窓枠構造であって、前記枠組みはその内面全体の室外側から間隔をあけた位置に額縁が設けられており、窓枠用防湿性カバーと窓枠とを有し、前記窓枠用防湿性カバーは、矩形の枠状であって4つのコーナー部と4つの辺部分とを有し、前記枠組みに沿って設けられて内縁部が前記額縁の室外側面に当接し、外縁部が前記枠組みの室外側面に当接し、前記窓枠は矩形の枠状であって、前記窓枠用防湿性カバーの内縁部の全周に当接する室内側面と、外周に設けられて前記窓枠用防湿性カバーの外縁部の全周に当接する段部と、前記枠組みの上に設けられる外装材の縁部を前記段部より外周側に突出して覆うカバー部とを有することを、特徴とする。
【0011】
本発明に係る窓枠施工方法は、2本の竪材と2本の横材とから成る矩形状の枠組みに窓枠を取り付けるための窓枠施工方法であって、前記枠組みはその内面全体の室外側から間隔をあけた位置に額縁が設けられており、矩形の枠状であって4つのコーナー部と4つの辺部分とを有する窓枠用防湿性カバーを、前記枠組みに沿って設けて内縁部を前記額縁の室外側面に密着させ、外縁部を前記枠組みの室外側面に密着させる工程と、前記枠組みの室外側面の上に前記窓枠用防湿性カバーの上から外装材を設ける工程と、外周に段部と前記段部より外周側に突出したカバー部とを有する矩形の枠状の窓枠を前記枠組みの内側に取り付け、その室内側面を前記窓枠用防湿性カバーの内縁部の全周に当接させ、前記段部を前記窓枠用防湿性カバーの外縁部の全周に当接させ、前記カバー部で前記外装材の縁部を覆う工程とを、有することを特徴とする。
【0012】
本発明に係る窓枠構造および窓枠施工方法は、窓枠用防湿性カバーが枠組みおよび額縁と窓枠との間に設けられて額縁の室外側面に内縁部が当接し、枠組みの室外側面に外縁部が当接するため、窓枠に生じる結露を遮断し、結露で枠組みや額縁などの窓枠の周囲が濡れて腐食するのを防止する。特に、本発明に係る窓枠構造および窓枠施工方法は、通常、水が漏れやすいコーナーでも窓枠との間を遮断し、結露による腐食を防止することができる。また、窓枠には、防水、防湿のためのフランジを設ける必要がないため、窓枠を取り外すために外壁材を取り外す必要がなく、窓枠の取外し工事を容易にし、その交換や修繕等の工事費を下げることができる。
【0013】
本発明に係る窓枠構造および窓枠施工方法では、前記窓枠用防湿性カバーは可撓性を有し、前記外縁部および前記内縁部の各端部全周に室外側に折り返した折返し部を有し、前記外装材は前記外縁部の前記折返し部の全体に当接し、前記窓枠の室内側面は前記内縁部の前記折返し部の全体に当接することが好ましい。
【0014】
この場合、折返し部は、可撓性を有するため、それぞれ外装材および窓枠に密着する。これにより、外縁部および内縁部の折返し部の位置で気密性、防水性および防湿性を保つことができる。
【0015】
本発明に係る窓枠構造および窓枠施工方法では、各竪材は前記枠組みの内側の互いに対向する位置に突出するピンを有し、前記窓枠は、各ピンに支持されるよう係合する係合部を有し、前記外装材を固定したままで室外側に取り外し可能に設けられていることが好ましい。
【0016】
この場合、窓枠の係合部をピンに係合させることにより、窓枠を枠組みに着脱可能に取り付けることができる。窓枠は、外装材を固定したままで室外側に取り外し可能なため、窓枠の取外し工事が容易であり、窓枠の交換や修繕等の工事費を下げることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図5は、本発明の実施の形態を示している。
図1、図2に示すように、窓枠構造は、枠組み11と、額縁12と、窓枠用防湿性カバー13と、窓枠14と、ピン15と、係合部16とを有する。
【0018】
枠組み11は、矩形状であり、2本の竪材と2本の横材とから成る。図1に示すように、竪材は、間柱11aから成り、胴縁11bおよび受材11cが固定されている。胴縁11bは、間柱11aの室外側に固定され、枠組み11を構成している。受材11cは、間柱11aの内面の室外側から間隔をあけた位置に固定され、枠組み11を構成している。図2に示すように、一方の横材は、窓台11dから成り、受材11eが固定されている。受材11eは、窓台11dの内面に固定され、枠組み11を構成している。他方の横材は、窓台11dと対向する梁から成っている。
【0019】
なお、図1、図2に示すように、枠組み11の外側周辺の壁構造は、以下のようになっている。間柱11aの外面の中心付近に縦方向に溝11fが設けられ、その溝11fに中密度圧縮合板(MDF)17の端部が挿入されている。中密度圧縮合板17の室外側には、間柱11aの厚さの範囲内に断熱材18が設けられている。
【0020】
胴縁11bには、防風防湿シート19を挟んで外装下地材20が固定されている。外装下地材20の室外側には、外装本体21が固定されている。外装下地材20および外装本体21は、外装材を構成している。断熱材18と外装下地材20との間には、通気層22が形成されている。MDF17の室内側にはパネル桟23が設けられ、パネル桟23は間柱11aの外面に固定されている。間柱11aの室内側には、内装材24が固定されている。
【0021】
図1、図2に示すように、額縁12は、枠組み11の内面全体の室外側から間隔をあけた位置に接するよう設けられ、受材11c、11eの内側に固定されている。額縁12の室内側の面には溝12aが設けられ、溝12aには化粧材25が挿入されて固定されている。化粧材25は、内装材24の縁部を覆っている。
【0022】
図3、図4に示すように、窓枠用防湿性カバー13は、矩形の枠状であって4つのコーナー部13aと4つの辺部分13bとを有する。窓枠用防湿性カバー13は、軟質プラスチックから成って可撓性を有する。窓枠用防湿性カバー13は、外縁部13cと内縁部13dと中間部13eと折返し部13f、13gとを一体的に有している。
【0023】
外縁部13cおよび内縁部13dは、互いに平行であって段差をなしている。中間部13eは、帯を矩形の枠状に結合した形状を有し、外面と内面とを有している。中間部13eは、外縁部13cの内端と内縁部13dの外端とを結合し、外縁部13cおよび内縁部13dと直角をなしている。折返し部13f、13gは、外縁部13cおよび内縁部13dの各端部全周に室外側に折り返すよう設けられている。折返し部13fは、外縁部13cの方向に折り返している。折返し部13gは、内縁部13dの側と反対側で折り返している。
【0024】
図4に示すように、窓枠用防湿性カバー13は、一端側部材13Aと他端側部材13Bとから成る。一端側部材13Aおよび他端側部材13Bは、それぞれ互いに対向する辺部分13bの一方と、その辺部分13bの両端から伸びる辺構成部13hとから成る。一端側部材13Aおよび他端側部材13Bは、互いに対向する各辺構成部13hをスライド可能に重ねて構成される。一端側部材13Aおよび他端側部材13Bは、外側に重ねられる一端側部材13Aが内側に重ねられる他端側部材13Bよりやや大きくなっており、歪まないように重ねられている。一端側部材13Aおよび他端側部材13Bは、外側に重ねられる一端側部材13Aの折返し部13f,13gが内側に重ねられる他端側部材13Bの折返し部13f,13gと係合して互いにずれにくくなっている。
【0025】
図1、図2に示すように、窓枠用防湿性カバー13は、枠組み11に沿って設けられて内縁部13dが額縁12の室外側面12bおよび受材11cの室外側面に当接し、中間部13eが間柱11a、胴縁11bおよび受材11eの内側面に当接し、外縁部13cが胴縁11b、窓台11dおよび受材11eの室外側面に当接している。
【0026】
図1、図2に示すように、窓枠14は、例えば、アルミサッシから成る。窓枠14は、矩形の枠状であって、室内側面14aと、段部14bと、カバー部14cとを一体的に有する。室内側面14aは、窓枠用防湿性カバー13の内縁部13dの全周に当接している。段部14bは、窓枠14の外周に設けられ、窓枠用防湿性カバー13の外縁部13cの全周に当接している。カバー部14cは、枠組み11の室外側の上に設けられる外装下地材20および外装本体21の縁部20a,21aを、段部14bより外周側に突出して覆っている。
【0027】
図1、図5に示すように,ピン15は、複数対から成り、枠組み11の間柱11aの内側の互いに対向する位置に垂直に突出して設けられている。係合部16は、ピン15と同じ複数対から成って窓枠14の外側に設けられており、各ピン15に支持されるよう各ピン15と着脱可能に係合する。
【0028】
窓枠14を施工するには、まず、矩形状の枠組み11を形成し、枠組み11の内面全体の室外側から間隔をあけた位置に接するよう額縁12を固定する。次に、窓枠用防湿性カバー13を、枠組み11に沿って設け、内縁部13dを額縁12の室外側面12bに当接させ、外縁部13cを胴縁11bの室外側面に当接させる。このとき、窓枠用防湿性カバー13は、一端側部材13Aと他端側部材13Bとを各辺構成部13hで重ねた状態で互いにスライドさせることにより、窓枠14および枠組み11の大きさに合わせることができる。
【0029】
胴縁11bの室外側面の上に窓枠用防湿性カバー13の上から、外装下地材20および外装本体21を固定する。図1、図2に示すように、外装下地材20を外縁部13cの折返し部13gの全体に当接させ、窓枠14の室内側面14aを内縁部13dの折返し部13fの全体に当接させる。折返し部13g、13fは、可撓性を有するため、それぞれ外装下地材20および窓枠14に密着する。これにより、外縁部13cおよび内縁部13dの折返し部13g、13fの位置で気密性、防水性および防湿性を保つことができる。
【0030】
胴縁11bと外装下地材20との間には、防風防湿シート19を挟む。さらに、窓枠14を枠組み11の内側に取り付ける。図1、図5に示すように、窓枠14の係合部16をピン15に係合させることにより、窓枠14を枠組み11に着脱可能に取り付けることができる。このとき、窓枠14の室内側面14aを窓枠用防湿性カバー13の内縁部13dの全周に当接させ、段部14bを窓枠用防湿性カバー13の外縁部13cの全周に当接させ、カバー部14cで外装下地材20および外装本体21の縁部20a,21aを覆う。この施工方法により、窓枠14を容易に施工することができる。
【0031】
窓枠14は、外装下地材20および外装本体21を固定したままで室外側に取り外し可能なため、窓枠14の取外し工事が容易であり、窓枠14の交換や修繕等の工事費を下げることができる。
【0032】
次に作用を説明する。
窓枠用防湿性カバー13は、枠組み11および額縁12と窓枠14との間に設けられて内縁部13dが額縁12の室外側面12bおよび受材11cの室外側面に当接し、中間部13eが間柱11a、胴縁11bおよび受材11eの内側面に当接し、外縁部13cが胴縁11b、窓台11dおよび受材11eの室外側面に当接するため、窓枠14に生じる結露を遮断し、結露で枠組み11や額縁12などの窓枠14の周囲が濡れて腐食するのを防止する。特に、窓枠用防湿性カバー13は、通常、水が漏れやすいコーナーでも窓枠14との間を遮断し、結露による腐食を防止することができる。また、窓枠に防水、防湿のためのフランジを設ける必要がなくなるため、フランジを有しない窓枠を用いて窓枠の取外し工事を容易にし、その交換や修繕等の工事費を下げることができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明に係る窓枠用防湿性カバー、窓枠構造および窓枠施工方法によれば、結露による窓枠の周囲の腐食を防止するとともに、窓枠の取外し工事を容易にし、その交換や修繕等の工事費を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の窓枠構造の一部の水平方向の断面図である。
【図2】図1に示す窓枠構造の一部の垂直方向の断面図である。
【図3】図1に示す窓枠構造で用いられる窓枠用防湿性カバーの断面図である。
【図4】図1に示す窓枠構造で用いられる窓枠用防湿性カバーの正面図である。
【図5】図1に示す窓枠構造で用いられる窓枠のピンとの係合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 枠組み
11a 間柱
11b 胴縁
11c 受材
11d 窓台
12 額縁
13 窓枠用防湿性カバー
13a コーナー部
13b 辺部分
13c 外縁部
13d 内縁部
13e 中間部
13f、13g 折返し部
13h 辺構成部
14 窓枠
14a 室内側面
14b 段部
14c カバー部
15 ピン
16 係合部

Claims (7)

  1. 2本の竪材と2本の横材とから成る矩形状の枠組みに設けられる窓枠用防湿性カバーであって、
    前記枠組みはその内面全体の室外側から間隔をあけた位置に額縁が設けられており、
    矩形の枠状であって4つのコーナー部と4つの辺部分とを有し、前記枠組みに沿って設けられて前記額縁の室外側面に当接可能な内縁部と前記枠組みの室外側面に当接可能な外縁部とを有することを、特徴とする窓枠用防湿性カバー。
  2. 一端側部材と他端側部材とから成り、前記一端側部材および前記他端側部材はそれぞれ互いに対向する前記辺部分の一方とその辺部分の両端から伸びる辺構成部とから成り、互いに対向する各辺構成部をスライド可能に重ねて構成されることを、特徴とする請求項1記載の窓枠用防湿性カバー。
  3. 可撓性を有し、前記外縁部および前記内縁部の各端部全周に室外側に折り返した折返し部を有することを、特徴とする請求項1または2記載の窓枠用防湿性カバー。
  4. 2本の竪材と2本の横材とから成る矩形状の枠組みに設けられる窓枠構造であって、
    前記枠組みはその内面全体の室外側から間隔をあけた位置に額縁が設けられており、
    窓枠用防湿性カバーと窓枠とを有し、
    前記窓枠用防湿性カバーは、矩形の枠状であって4つのコーナー部と4つの辺部分とを有し、前記枠組みに沿って設けられて内縁部が前記額縁の室外側面に当接し、外縁部が前記枠組みの室外側面に当接し、
    前記窓枠は矩形の枠状であって、前記窓枠用防湿性カバーの内縁部の全周に当接する室内側面と、外周に設けられて前記窓枠用防湿性カバーの外縁部の全周に当接する段部と、前記枠組みの室外側面の上に設けられる外装材の縁部を前記段部より外周側に突出して覆うカバー部とを有することを、特徴とする窓枠構造。
  5. 前記窓枠用防湿性カバーは可撓性を有し、前記外縁部および前記内縁部の各端部全周に室外側に折り返した折返し部を有し、
    前記外装材は前記外縁部の前記折返し部の全体に当接し、前記窓枠の室内側面は前記内縁部の前記折返し部の全体に当接することを、特徴とする請求項4記載の窓枠構造。
  6. 各竪材は前記枠組みの内側の互いに対向する位置に突出するピンを有し、前記窓枠は、各ピンに支持されるよう係合する係合部を有し、前記外装材を固定したままで室外側に取り外し可能に設けられていることを、特徴とする請求項5記載の窓枠構造。
  7. 2本の竪材と2本の横材とから成る矩形状の枠組みに窓枠を取り付けるための窓枠施工方法であって、
    前記枠組みはその内面全体の室外側から間隔をあけた位置に額縁が設けられており、
    矩形の枠状であって4つのコーナー部と4つの辺部分とを有する窓枠用防湿性カバーを、前記枠組みに沿って設けて内縁部を前記額縁の室外側面に当接させ、外縁部を前記枠組みの室外側面に当接させる工程と、
    前記枠組みの室外側面の上に前記窓枠用防湿性カバーの上から外装材を設ける工程と、
    外周に段部と前記段部より外周側に突出したカバー部とを有する矩形の枠状の窓枠を前記枠組みの内側に取り付け、その室内側面を前記窓枠用防湿性カバーの内縁部の全周に当接させ、前記段部を前記窓枠用防湿性カバーの外縁部の全周に当接させ、前記カバー部で前記外装材の縁部を覆う工程とを、
    有することを特徴とする窓枠施工方法。
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