JP4043586B2 - X線透視撮影装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として手術室又は救急室において患者の検査又は手術のためにX線透視又は撮影の画像を得るX線透視撮影装置に関し、特に、天板上の患者の透視又は撮影部位に対してX線発生装置及びX線撮像装置の位置決めが容易にできると共に、装置全体の省スペース化を図り、さらに医師等の術者が天板上の患者に対してあらゆる方向から近付くことができるX線透視撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のX線透視撮影装置は、例えば外科用Cアーム装置と呼ばれているもので、図7に示すように、自在車輪1とストッパなどの制止手段を備えた移動台車2の上面に制御装置3を搭載し、この制御装置3の上部前面にアーム支持器4を張り出し、このアーム支持器4に側面視で略C形に形成されたCアーム5を組み合わせ、このCアーム5の一端部にX線管などのX線発生装置6を取り付けると共に、他端部にX線イメージインテンシファイア及びテレビカメラなどのX線撮像装置7を取り付けて成っていた。
【0003】
このように構成されたX線透視撮影装置8は、上記移動台車2を手動又は電動により移動して手術室又は救急室等に移動し、その内部に設置されたテーブル装置に近接してセットする。そして、テーブル装置の天板9上に寝載された患者10をX線透視又は撮影により検査するには、上記X線発生装置6とX線撮像装置7との間に患者10の検査部位を位置決めする必要がある。そのために、上記X線透視撮影装置8の全体を移動台車2ごと前後左右に移動させたり、アーム支持器4によりCアーム5を円弧状の形に沿ってスライドさせたり、或いは上記アーム支持器4を中心にして互いに回転させたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のX線透視撮影装置8においては、該X線透視撮影装置8全体の重量が重いため、上記のように移動台車2ごと前後左右に移動させていたのでは、移動位置の微調整がしにくく、患者10の検査部位に位置決めする操作性が低いものであった。また、上記移動台車2が前方に大きく張り出しているため、上記X線発生装置6又はX線撮像装置7を天板9の下方に入れて位置決めするときに、その移動台車2の前端部分がテーブル装置の反対側の操作者や物に当たり、所望の位置に移動できないことがあった。さらに、天板9に対してX線発生装置6又はX線撮像装置7を両サイドまで自由に移動できないことがあった。これらのことから、患者10に対してX線発生装置6及びX線撮像装置7を自由に位置決めできないことがあった。
【0005】
また、図8に示すように、移動台車2及び制御装置3が天板9の一側辺部の外方に大きなスペースで位置することとなり、上記天板9と合わせた全体の占有スペースは更に大きくなるものであった。このことから、手術室又は救急室等におけるX線透視撮影装置8の使用の省スペース化が求められていた。さらに、上記のように移動台車2及び制御装置3が天板9の一側辺部の外方に大きなスペースで位置することから、この移動台車2及び制御装置3が位置する方向からは術者が天板9上の患者10に近付くことができず、検査や手術がしにくいものであった。
【0006】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、天板上の患者の透視又は撮影部位に対してX線発生装置及びX線撮像装置の位置決めが容易にできると共に、装置全体の省スペース化を図り、さらに医師等の術者が天板上の患者に対してあらゆる方向から近付くことができるX線透視撮影装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によるX線透視撮影装置は、上面に患者を寝載するための天板を有するテーブル装置と、このテーブル装置の一側辺部に設けられ上記天板の上方及び下方位置まで張り出したアームを有し、このアームの一端部にX線発生装置を有すると共に、他端部には該X線発生装置に対向して設けられ上記天板上の患者の透過X線像を撮像するX線撮像装置を有するアーム支持映像装置と、を備えて成るX線透視撮影装置において、上記アーム支持映像装置は、上記テーブル装置のテーブル枠部材の一側辺部において外側方に突出した水平レール部材に係合して設けられた長手方向移動器と、この長手方向移動器の前端部において上下方向に移動可能に設けられた昇降器と、この昇降器の前端部において上記テーブル装置の長手方向と直交する奥行き方向に移動可能に設けられた奥行き方向移動器とを介して、上記テーブル装置の一側辺部に取り付けられ、該テーブル装置の一側辺部に対してその長手方向及び該長手方向と直交する奥行き方向並びに上下方向に移動可能とされたものである。
【0008】
また、上記テーブル装置の天板の一側辺部には、上記アーム支持映像装置に対するガード部材が上記天板の長手方向に沿って備えられている
【0011】
また、上記アーム支持映像装置のアームは、テーブル装置の一側辺部において天板の上方及び下方に位置する部位から天板の一側外方に位置する部位まで旋回して退避するように構成してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明によるX線透視撮影装置の実施の形態を示す斜視図である。このX線透視撮影装置は、主として手術室又は救急室において患者の検査又は手術のためにX線透視又は撮影の画像を得るもので、図1に示すように、テーブル装置11と、アーム支持映像装置12とを備えて成る。
【0013】
上記テーブル装置11は、検査又は手術のために患者を寝載するもので、4本の脚13,13,…を有し所定の幅と長さに形成されたテーブル枠部材14と、このテーブル枠部材14の上面に設けられその上面に患者を寝載するための天板15とを有している。上記テーブル枠部材14の脚13,13,…は、そのまま設置床面に置いて手術室又は救急室に固定状態で設置してもよい。或いは、図示するように、上記脚13,13,…の下端部に、移動手段としての自在車輪16,16,…と制止手段としてのストッパ17を設け、設置床面に対して移動可能及び固定可能としてもよい。この場合は、テーブル装置11を手術室又は救急室内の最適な場所に設置できると共に、テーブル装置11の不使用時には、手術室又は救急室内において邪魔にならない位置に移動させることができる。
【0014】
また、天板15は、上記テーブル枠部材14の上面に固定状態で設けてもよい。或いは、従来公知の構成により、上記テーブル枠部材14の上面に対して矢印A,B;C,D;E,Fで示すようにその長手方向及び該長手方向と直交する方向並びに上下方向に移動可能に構成してもよい。この場合は、天板15上の患者と後述のアーム支持映像装置12との位置決めが容易となる。なお、上記天板15の一側辺部は、アーム支持映像装置12との関係から、長手方向に沿って90度折り曲げて立ち上げられ、移動するアーム支持映像装置12に対する安全用のガード部材18とされている。
【0015】
上記アーム支持映像装置12は、天板15上の患者にX線を放射すると共にその透過X線像を撮像するもので、上記テーブル装置11の一側辺部に設けられ上記天板15の上方及び下方位置まで張り出したCアーム19を有し、このCアーム19の一端部にX線発生装置20を有すると共に、他端部には該X線発生装置20に対向して設けられたX線撮像装置21を有して成る。
【0016】
上記Cアーム19は、テーブル装置11の一側辺部に張り出したアーム支持器22に側面視で略C形に形成されたアームが組み合わされ、該アーム支持器22によりアームの円弧状の形に沿って矢印G,Hのようにスライドさせたり、或いは上記アーム支持器22を中心にして矢印J,Kのように互いに回転させたりするようになっている。また、X線発生装置20は、天板15上の患者にX線を放射するX線管であり、そのX線放射側には視野を調整する絞り23が設けられている。さらに、X線撮像装置21は、上記天板15上の患者の透過X線像を撮像するもので、例えばX線イメージインテンシファイア24及びテレビカメラ25から成る。なお、上記Cアーム19の矢印G,Hのスライドにより、X線発生装置20及びX線撮像装置21は患者の体軸周りに揺動可能とされる。また、矢印J,Kの回転により、患者の体軸に対して傾斜させることができる。
【0017】
そして、上記アーム支持映像装置12は、テーブル装置11の一側辺部に対してその長手方向及び該長手方向と直交する奥行き方向並びに上下方向に移動可能に構成されている。そのために、アーム支持映像装置12は、天板15のガード部材18側にて、長手方向移動器26及び昇降器27並びに奥行き方向移動器28を介して取り付けられている。以下に、その具体的な構造例を図を参照して説明する。
【0018】
まず、長手方向移動器26は、図2に示すように、テーブル枠部材14の一側辺部において突出した水平レール部材29に係合して設けられている。その係合構造は、長手方向移動器26の例えばコ字形の内部に左右対向し且つ上下対に設けられた水平ガイドローラ30,30で上記水平レール部材29をその上下面から挾み込み、他の位置において左右対向し且つ上下対に設けられた立ガイドローラ31,31で上記水平レール部材29の上下面に突設された立レール部材32をその両側面から挾み込んでいる。なお、図2では、上記水平ガイドローラ30と立ガイドローラ31とが上下に位置するように表示されているが、それぞれの断面位置はずれており、上下には重ならないようになっている。そして、水平レール部材29と水平ガイドローラ30,30との係合、及び立レール部材32と立ガイドローラ31,31との係合により、水平移動の振動を抑えてテーブル枠部材14の一側辺部において長手方向に移動可能にガイドしている。
【0019】
図3は上記長手方向移動器26の他の例を示す縦断面説明図である。この例は、上記水平レール部材29の上下面にガイドレール33,33を突設し、長手方向移動器26の内部に上下対向して上記ガイドレール33,33と係合するリニアモーションベアリング34,34を組み込み、上記ガイドレール33,33にリニアモーションベアリング34,34を係合することによりリニアガイドレールと呼ばれる構造とし、テーブル枠部材14の一側辺部において長手方向に移動可能にガイドしている。なお、長手方向移動器26の具体的な構造例は、図2及び図3に示すものに限らず、水平移動の振動を抑えて長手方向に移動可能にガイドできるものなら、どのような構造であってもよい。
【0020】
次に、昇降器27は、図4に示すように、上記長手方向移動器26の前端部において上下方向に移動可能に設けられている。その係合構造は、図4(a)に示すように、長手方向移動器26の両側面に垂直レール部材35,35を設け、昇降器27の例えばコ字形の内部に上記垂直レール部材35の前後側面と当接する垂直ガイドローラ36,36を設けると共に、該垂直レール部材35の両外側面と当接する他の垂直ガイドローラ37,37を設け、上記垂直レール部材35に垂直ガイドローラ36と他の垂直ガイドローラ37とを係合することにより、上下移動の振動を抑えて上下方向に移動可能にガイドしている。
【0021】
また、上記において、昇降器27の昇降動作は、図4(b)に示すように、上記長手方向移動器26の前端部において上下方向にネジ孔38が切られ、昇降器27の上下方向に昇降操作用のネジ軸39が設けられ、上記ネジ孔38にネジ軸39が螺合されている。そして、上記ネジ軸39の上端には所定長さのハンドル40が設けられており、このハンドル40を回転操作することにより、昇降器27が長手方向移動器26に対して矢印L,Mのように上下方向に移動する。このとき、昇降器27の上下方向の移動のストロークは、図4(b)に示す長手方向移動器26との隙間c1,c2の和になる。なお、昇降器27の具体的な構造例は、図4(a),(b)に示すものに限らず、上下移動の振動を抑えて上下方向に移動可能にガイドできるものなら、どのような構造であってもよい。
【0022】
次に、奥行き方向移動器28は、図1に示すように、上記昇降器27の前端部においてテーブル装置11の長手方向と直交する奥行き方向に移動可能に設けられている。その具体的な構造は図示していないが、上記昇降器27に隣接してテレスコープ状に構成した部材を設けるなど従来公知の構造で実現できる。以上のような、テーブル装置11の一側辺部に対する長手方向及び該長手方向と直交する奥行き方向並びに上下方向に移動可能な構成により、天板15上の患者に対しアーム支持映像装置12の位置決めが容易となる。
【0023】
さらに、上記アーム支持映像装置12のCアーム19は、テーブル装置11の一側辺部において天板15の上方及び下方に位置する部位から天板15の一側外方に位置する部位まで旋回して退避するように構成されている。そのために、図1に示すアーム支持器22は、上記奥行き方向移動器28に対して回転及び旋回支持器41を介して取り付けられている。以下に、その具体的な構造例を図5を参照して説明する。
【0024】
図5において、回転及び旋回支持器41は、Cアーム19をアーム支持器22と共に支持軸42の軸周りに回転すると共に、天板15に対して旋回退避させるもので、上記支持軸42の後端部は奥行き方向移動器28の前端部に嵌合され、ベアリング43及びCリング44並びにスナップリング45の組み合わせにより支持軸42の軸周りに回転可能とされている。これにより、図1に示すように、アーム支持器22を中心にしてCアーム19が矢印J,Kのように互いに回転可能となる。
【0025】
また、図5において、上記支持軸42の前端部にはコ字形のやや長い連結溝が形成されており、この連結溝内にアーム支持器22から延びる連結軸46を挿入し、上記連結溝の外部部材と連結軸46とに旋回軸47を貫通して連結し、上記連結軸46が旋回軸47を中心にして矢印P,Qのように旋回可能とされている。なお、上記連結軸46の後端部には、連結溝の外部部材からロック用ボルト48が螺入されており、このロック用ボルト48を堅く締め付けることにより連結軸46の旋回動作を固定することができる。
【0026】
このような回転及び旋回支持器41により、図6に示すように、アーム支持映像装置12のCアーム19を、テーブル装置11の一側辺部において天板15の上方及び下方に位置する部位から天板15の一側外方に位置する部位まで旋回して退避させることができる。
【0027】
なお、図1において、テーブル装置11のテーブル枠部材14の一側部には、制御装置49が設けられている。この制御装置49は、前記X線発生装置20及びX線撮像装置21等の動作を制御するもので、それらに制御信号を送出することにより全体がX線透視撮影装置として動作するようになっている。
【0028】
次に、このように構成されたX線透視撮影装置の使用について説明する。まず、図1において、テーブル装置11を手術室又は救急室内の所定位置に固定しておくか、或いは自在車輪16及びストッパ17を利用して最適の位置に移動して固定する。次に、上記テーブル装置11の天板15上に患者を寝載する。そして、この天板15をその長手方向及びそれと直交する方向並びに上下方向に移動するか、或いはアーム支持映像装置12をテーブル装置11の長手方向及びそれと直交する奥行き方向並びに上下方向に移動するか、又は上記天板15とアーム支持映像装置12の両方を移動して、天板15上の患者に対してアーム支持映像装置12を位置決めする。
【0029】
次に、テーブル枠部材14の一側部に設けられた制御装置49から、アーム支持映像装置12のX線発生装置20及びX線撮像装置21等に制御信号を送出し、天板15上の患者に対してX線を放射し、X線透視又は撮影を行う。このとき、必要があれば上記アーム支持映像装置12をテーブル装置11の長手方向に沿って移動し、患者の体軸方向の他の部位についてもX線透視又は撮影を行うことができる。
【0030】
また、所要のX線透視又は撮影を行って、アーム支持映像装置12を使用しない場合は、図6に示すように、該アーム支持映像装置12を天板15の一方の側端部まで矢印Rのように大きく移動し、さらにCアーム19を天板15の一側外方に位置する部位まで矢印Pのように旋回して退避すればよい。これにより、テーブル装置11を患者寝台としてのみ使用することができる。なお、装置を使用後は、自在車輪16及びストッパ17を利用して、手術室又は救急室内において邪魔にならない位置に移動させてもよい。
【0031】
なお、図1においては、X線撮像装置21は、例えばX線イメージインテンシファイア24及びテレビカメラ25を組み合わせたものとしたが、本発明はこれに限らず、例えば多数の小型のX線検出素子を2次元平面上に配列して成る2次元平面X線検出器を用いて、X線透視又は撮影を行うようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、上面に患者を寝載するための天板を有するテーブル装置の一側辺部に、長手方向移動器と昇降器と奥行き方向移動器とを介して取り付けられたアーム支持映像装置を、上記テーブル装置の一側辺部に対してその長手方向及び該長手方向と直交する奥行き方向並びに上下方向に移動可能とすることができる。この場合、上記アーム支持映像装置を、長手方向移動器によって水平移動の振動を抑えてテーブル枠部材の一側辺部において長手方向に移動可能にガイドし、昇降器によって上下移動の振動を抑えて上下方向に移動可能にガイドし、奥行き方向移動器によって奥行き方向に移動可能にガイドすることができる。これにより、アーム支持映像装置を大きく移動することを要さず、天板上の患者の透視又は撮影部位に対してX線発生装置及びX線撮像装置の位置決めが容易にでき、操作性を向上することができる。また、従来装置における移動台車及びこの移動台車に搭載された制御装置を別個に有していないので、殆どテーブル装置の占有スペースだけでよく、装置全体の省スペースを図ることができる。
【0033】
また、請求項2に係る発明によれば、上記テーブル装置の天板の一側辺部には、上記アーム支持映像装置に対するガード部材が上記天板の長手方向に沿って備えられていることにより、テーブル枠部材の一側辺部において長手方向に移動するアーム支持映像装置に対する安全性を向上することができる
【0036】
さらに、請求項3に係る発明によれば、上記アーム支持映像装置のアームを、テーブル装置の一側辺部において天板の上方及び下方に位置する部位から天板の一側外方に位置する部位まで旋回して退避するように構成したものにおいては、アーム支持映像装置を使用しない場合に、アームを天板の一側外方に位置する部位まで旋回退避することにより、テーブル装置を患者寝台としてのみ使用することができる。したがって、本発明のX線透視撮影装置を各種の用途に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線透視撮影装置の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】アーム支持映像装置を取り付けるための長手方向移動器の具体的な構造例を示す縦断面説明図である。
【図3】上記長手方向移動器の他の構造例を示す縦断面説明図である。
【図4】アーム支持映像装置を取り付けるための昇降器の具体的な構造例を示す横断面図(a)、及びそのb−b線断面図(b)である。
【図5】アーム支持映像装置を取り付けるための回転及び旋回支持器の具体的な構造例を示す縦断面説明図である。
【図6】アーム支持映像装置のアームの旋回退避動作を示す平面説明図である。
【図7】従来の外科用Cアーム装置と呼ばれるものの概要を示す正面説明図である。
【図8】上記外科用Cアーム装置の使用状態を示す平面説明図である。
【符号の説明】
11…テーブル装置
12…アーム支持映像装置
13…脚
14…テーブル枠部材
15…天板
16…自在車輪
17…ストッパ
18…ガード部材
19…Cアーム
20…X線発生装置
21…X線撮像装置
22…アーム支持器
26…長手方向移動器
27…昇降器
28…奥行き方向移動器
41…回転及び旋回支持器
49…制御装置

Claims (3)

  1. 上面に患者を寝載するための天板を有するテーブル装置と、
    このテーブル装置の一側辺部に設けられ上記天板の上方及び下方位置まで張り出したアームを有し、このアームの一端部にX線発生装置を有すると共に、他端部には該X線発生装置に対向して設けられ上記天板上の患者の透過X線像を撮像するX線撮像装置を有するアーム支持映像装置と、
    を備えて成るX線透視撮影装置において、
    上記アーム支持映像装置は、上記テーブル装置のテーブル枠部材の一側辺部において外側方に突出した水平レール部材に係合して設けられた長手方向移動器と、この長手方向移動器の前端部において上下方向に移動可能に設けられた昇降器と、この昇降器の前端部において上記テーブル装置の長手方向と直交する奥行き方向に移動可能に設けられた奥行き方向移動器とを介して、上記テーブル装置の一側辺部に取り付けられ、該テーブル装置の一側辺部に対してその長手方向及び該長手方向と直交する奥行き方向並びに上下方向に移動可能とされたことを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 上記テーブル装置の天板の一側辺部には、上記アーム支持映像装置に対するガード部材が上記天板の長手方向に沿って備えられていることを特徴とする請求項1記載のX線透視撮影装置。
  3. 上記アーム支持映像装置のアームは、テーブル装置の一側辺部において天板の上方及び下方に位置する部位から天板の一側外方に位置する部位まで旋回して退避するように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のX線透視撮影装置。
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