JP4041509B2 - 磁気ヘッドスライダ - Google Patents

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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Description

本発明は、磁気ディスクへの記録用及び/または再生用の磁気素子を備えた磁気ヘッドスライダに係わり、特に気圧変化(空気密度変化)による浮上量の変動を低減できる磁気ヘッドスライダに関する。
磁気ヘッドスライダのディスク対向面は、通常、最も低い高さ位置にあり負圧を生じさせるための溝部と、隆起形成され正圧を発生させるための隆起面とを有して構成される。前記溝部及び隆起面の形状や前記ディスク対向面に占める溝部及び隆起面の面積比率等を適正化することにより、磁気ヘッドスライダの浮上量の安定化を目指すことは従来から行なわれていた。
ところで、前記浮上量は、気圧変化や、磁気ディスクの小型化による周速の低下等に起因した空気流入量の減少によって不安定化しやすい。
特開平8−124140号公報
例えば、特許文献1には、ディスク対向面に形成された凹部の一部に絞り部が形成されている。これにより、前記絞りの部分では、流速が低下するため、絞り付近に正圧が生じやすいと考えられる。
しかし特許文献1では、凹部に形成された前記絞りが、スライダの空気流入端側に形成されているため、前記絞りは、空気流入端側で生じる正圧をより強める作用をし、また前記絞りよりも空気流出端側の凹部では、前記凹部の幅が広がっているため、空気流出端側で生じる負圧がより強くなる構造と考えられる。そして、このような構造では、特に、気圧が低下したとき(空気密度の低下)、ピッチ角が大きくなりやすく、浮上量が大幅に減少するものと考えられる。
なお、特許文献1では、特に、凹部に形成された前記絞りと、気圧変化(空気密度変化)との関係について言及しておらず、特許文献1に記載されているように、別の意味(ディスク対向面にごみ等の付着防止)で前記絞りを設けている。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に気圧変化(空気密度変化)による浮上量の変動を低減できる磁気ヘッドスライダを提供することを目的としている。
本発明は、
スライダと、前記スライダの空気流出端側端面に設けられた記録用および/または再生用の磁気素子と、を有する磁気ヘッドスライダにおいて、
前記スライダのディスク対向面空気流入端側に、磁気ディスク方向に向けて隆起する空気流入端側隆起面が形成され、
前記空気流入端側隆起面は、前記空気流入端側から空気流出端側に向う長さ方向に対し直交する方向の幅方向に分割して設けられ、
空気流出端側に、磁気ディスク方向に向けて隆起する磁気素子面が形成されており、
前記磁気素子面と各空気流入端側隆起面との間を繋ぎ、磁気ディスク方向に向けて隆起する一対のレール面が形成され、
前記一対のレール面の間には、底面が、負圧発生面としての溝の底面よりも高く、前記磁気素子面及び空気流入端側隆起面よりも低い位置に形成される平坦な第1流路が形成され、前記空気流入端側隆起面の間には、第2流路が形成され、前記第2流路の底面は、前記第1流路の底面と同位置の連続面であり、
前記一対のレール面の幅方向の両側に前記負圧発生面としての溝が形成され、
前記第1流路には、前記スライダの揺動支点よりも前記空気流出端側に、前記レール面の間隔が幅方向に縮められたことによる絞り部が設けられ、前記絞り部での幅寸法をT1、前記第1流路の空気流入端側端部での幅寸法をT2としたとき、T1/T2は、0.05〜0.5の範囲内で形成されることを特徴とするものである。
前記絞り部の部分では流速が低下することで正圧が生じる。このような絞り部を前記スライダの揺動支点よりも前記空気流出端側に設けることで、気圧の低い環境下では、気圧の高い環境下よりも、スライダのピッチ角が小さくなり、これにより、気圧変化(空気密度変化)による浮上量変化を効果的に小さくすることができる。
また本発明では、前記空気流入端側隆起面は、前記空気流入端側から空気流出端側に向う長さ方向に対し直交する方向の幅方向に分割して設けられ、前記空気流入端側隆起面の間に第2流路が形成され、前記第2流路は前記第1流路に繋がっていることが、空気がスムーズに、スライダの空気流入端側から空気流出端側に流れ、気圧変化(空気密度変化)による浮上量変化をより効果的に小さくすることができて、好ましい。
また本発明では、前記第1流路及び/又は第2流路の底面は、負圧発生面としての溝の底面よりも高く、前記磁気素子面及び空気流入端側隆起面よりも低い位置に形成されることが、気圧変化(空気密度変化)による浮上量変化をより効果的に小さくすることができて好ましい。
また本発明では、前記磁気素子面と前記空気流入端側隆起面との間を繋ぎ、磁気ディスク方向に向けて隆起する複数のレール面が形成され、前記レール面の間に前記第1流路が形成され、前記レール面の幅方向の両側に、負圧発生面としての溝が形成されていることが、前記絞り部の付近で適切に正圧を生じさせることが出来ること、正圧と負圧とのバランスを適正化しやすいこと等により好ましい。
また、前記第1流路に形成された絞り部での幅寸法をT1、前記第1流路の空気流入端側端部での幅寸法をT2としたとき、T1/T2は、0.05〜0.5の範囲内で形成されることが好ましい。これにより、気圧変化(空気密度変化)による浮上量変化をより効果的に小さくすることができる。
また、前記スライダの前記長さ方向の寸法をL1とし、前記第1流路に形成された絞り部の位置を、スライダの空気流入端側端面から測定した長さがL2のとき、L2/L1が0.57以上で形成されることが好ましい。これにより、気圧変化(空気密度変化)による浮上量変化をより効果的に小さくすることができる。
本発明では、スライダのディスク対向面には、空気流入端側に、磁気ディスク方向に向けて隆起する空気流入端側隆起面と、空気流出端側に、磁気ディスク方向に向けて隆起する磁気素子面と、前記磁気素子面と前記空気流入端側隆起面との間に位置する溝形状の第1流路と、を有し、前記第1流路には、前記スライダの揺動支点よりも前記空気流出端側に、絞り部が設けられている。
前記絞り部の部分では流速が低下することで正圧が生じる。このような絞り部を前記スライダの揺動支点よりも前記空気流出端側に設けることで、気圧の低い環境下では、気圧の高い環境下よりも、スライダのピッチ角が小さくなり、これにより、気圧変化(空気密度変化)による浮上量変化を効果的に小さくすることができる。
図1は、本実施の形態の磁気ヘッドスライダのディスク対向面を上向きにして示した斜視図、図2は、図1に示す磁気ヘッドスライダをディスク対向面側から見た平面図、図4は、気圧が高い状態(例えば、平地(0m、sea level)の気圧下)でのスライダに作用する正圧を説明するための概念図、図5は、気圧が低い状態(例えば、高地(3048m)の気圧下)でのスライダに作用する正圧を説明するための概念図、図6は、前記磁気ヘッドスライダを支持部材に取り付けた磁気ヘッド装置の部分斜視図、図7は、本発明の磁気ヘッドスライダが磁気ディスク上で停止している状態を示す磁気ディスク装置の部分側面図、図8は、本発明の磁気ヘッドスライダが磁気ディスク上から浮上した後の状態を示す磁気ディスク装置の部分側面図、である。
図1及び図2に示す磁気ヘッドスライダ1は、磁気ヘッド装置Hの一部を構成する。前記磁気ヘッドスライダ1は、例えば図6に示すように、前記磁気ヘッドスライダ1をディスク対向面2の逆面側から弾性支持する支持部材30に取り付けられる。前記支持部材30は板ばねのロードビーム18と、その先部に設けられた薄い板ばねのフレキシャ(弾性支持部材)17とを有して構成される。
前記磁気ヘッド装置Hは、磁気ディスク装置内に搭載され、前記磁気ディスク装置内に設けられた磁気ディスクDに磁気信号を記録したり、あるいは前記磁気ディスクDに記録された磁気信号を再生する機能を有している。
図7は、前記磁気ディスク装置内に設けられた磁気ディスクD上に前記磁気ヘッド装置Hを構成する磁気ヘッドスライダ1が停止している状態を示している。図7に示す停止状態から磁気ディスクDが回転することによって前記磁気ヘッドスライダ1が磁気ディスクD上に浮上し、上記した記録・再生が行われる(図8)。
図7に示すように、前記フレキシャ17の下面には磁気ヘッドスライダ1がディスク対向面2の逆面側から接着固定されている。図7に示すように前記フレキシャ17には、例えば図示上方向に突き出した球面状のピボットPが形成されており、このピボットPの先端がロードビーム18に当接している。
図7の状態では前記磁気ヘッドスライダ1は、支持部材30により磁気ディスクDの記録面に対して弱い弾性力で付勢されている。図8に示すように、磁気ディスクDが回転し始めると空気流を受けることで前記ピボットPの先端を揺動支点として、前記磁気ヘッドスライダ1のリーディング側端面Slが上方に持ち上がる。前記磁気ヘッドスライダ1は磁気ディスクD上に浮上すると、磁気ディスクDのうねりに追従するように前記ピボットPの先端を揺動支点としてピッチ方向(図示X方向を軸として回転する方向)に揺動する。図8に示すように、磁気ヘッドスライダ1は磁気ディスクD上に浮上量σで浮上する。以下、「浮上量」というときは、図8に示すように、磁気素子5の表面から磁気ディスクD表面までの直線距離(最短距離)で表される。
図1,図2に示すように、磁気ヘッドスライダ1の空気流入端は、「リーディング側端面Sl」と呼ばれ、空気流出端側は、「トレーリング側端面St」と呼ばれている。また以下では、側端面自体を示すのではなく、単に「リーディング側端面に向く方向や、リーディング側端面寄り」を「リーディング側Sl」と、「トレーリング側端面に向く方向や、トレーリング側端面寄り」を「トレーリング側St」と称する。また、以下では、前記リーディング側端面Slからトレーリング側端面Stへ向う方向を長さ方向(図示Y方向)とし、前記長さ方向と直交する方向(図示X方向)を幅方向とする。
図1及び図2に示す磁気ヘッドスライダ1は、例えばアルミナチタンカーバイトなどで形成されている。
図1,図2に示すように、前記磁気ヘッドスライダ1のディスク対向面2には、トレーリング側Stに、負圧発生面として形成された溝部3から磁気ディスクD方向に向けて隆起形成された磁気素子面4が形成されている。図1,図2に示すように、磁気素子5は、前記磁気ヘッドスライダ1のトレーリング側端面Stに形成され、例えば磁気抵抗効果を利用したスピンバルブ型薄膜素子に代表される再生用のMR素子と、記録用のインダクティブ素子との複合素子であるか、あるいはMR素子及びインダクティブ素子の一方のみで構成されたものである。図1,図2に示すように、前記磁気素子5の周囲はAl等の保護膜19によって覆われており、前記保護膜19も前記磁気素子面4の一部を成している。
前記磁気素子5の表面は前記磁気素子面4から露出しており、上記したように、前記磁気素子5によって磁気ディスクDに対し記録や再生を行なう。
図1,図2に示すように、前記磁気ヘッドスライダ1のリーディング側Slには、前記磁気素子面4と同じ高さで隆起形成されるとともに、幅方向(図示X方向)に向けて2つに分割形成されたリーディング側隆起面6,7が設けられている。
さらに図1,図2に示すように、各リーディング側隆起面6,7のトレーリング側端部6a,7aと前記磁気素子面4のリーディング側端部4aとの間には、前記磁気素子面4及びリーディング側隆起面6,7と同じ高さ寸法で、リーディング側Slからトレーリング側Stにかけて形成された細長形状のレール面8,9が隆起形成され、前記レール面8,9は、各リーディング側隆起面6,7と磁気素子面4間を繋いでいる。
図1,図2に示すように、前記レール面8,9の幅方向(図示X方向)の両側には、それぞれ前記磁気素子面4と同じ高さのサイド隆起面10,11が隆起形成されている。前記サイド隆起面10,11は、前記磁気ヘッドスライダ1が磁気ディスクD上でロール方向(図示Y方向を軸として回転する方向)に傾いたときに、前記磁気ディスクD表面に対して傾く角度を抑制し、前記磁気ヘッドスライダ1の幅方向(図示X方向)における両側端部が磁気ディスクD上に衝突等するのを抑制するための正圧発生面である。
図1,図2に示すようにディスク対向面2に形成された溝部3は負圧を生じさせる面である。
図1,図2に示すように、前記レール面8,9の間には、第1流路20が形成されている。前記第1流路20は、レール面8,9の内側端部8a,9a間に挟まれた溝形状である。
図1,図2に示すように、幅方向に分割して形成された前記リーディング側隆起面6,7の間には、第2流路22が形成されている。前記第2流路22は、前記リーディング側隆起面6,7の内側端部6c,7c間に挟まれた溝形状であり、図1,図2に示すように、前記第1流路20と第2流路22とは繋がっている(接続されている)。
前記第1流路20及び第2流路22の底面20a,22aは、前記磁気素子面4,リーディング側隆起面6,7及びレール面8,9よりも高さが低く、前記溝部3よりも高さが高く形成されている。前記第1流路20及び第2流路22の底面20a,22aは同じ高さで形成された平坦化面となっている。
前記流路20,22の底面20a,22aと同じ高さの面は、前記リーディング側隆起面6,7のリーディング側端部6b,7bにもステップ面として設けられるとともに、前記リーディング側隆起面6,7の幅方向(図示X方向)における両側にもサイドステップ面12aとして形成されている。前記サイドステップ面12aは前記リーディング側隆起面6,7のトレーリング側端部6a,7aよりもさらにトレーリング側St方向に向けて延出して設けられている。前記リーディング側隆起面6,7のトレーリング側端部6a,7aよりもトレーリング側Stの溝3では、前記サイドステップ面12a及びレール面8,9により両側が挟まれた形態であり、これにより、空気が前記溝3に適切に取り込まれ、前記溝3で適切な大きさの負圧を生じさせることが出来る。
前記ステップ面は、前記サイド隆起面10,11のリーディング側端部10a,11aにもステップ面13,14として、及び前記レール面9の幅方向(図示X方向)における外側端部9bにもステップ面15として設けられている。
本実施形態の特徴的部分は、前記磁気素子面4とリーディング側隆起面6,7との間に溝形状の第1流路20が形成され、前記第1流路20には、前記スライダ1の揺動支点P1よりもトレーリング側(空気流出端側)Stに、絞り部21が形成されている点である。なお上記したように、前記揺動支点P1は、ちょうどピボットPの先端の位置である。前記揺動支点P1はスライダ1のほぼ中央位置に設けられる。
ここで「絞り部21」について説明すると、前記絞り部21では、前記絞り部21が形成されている位置での第1流路20を高さ方向(図示Z方向)及び幅方向(図示X方向)からなる面から切断した断面積が、前記絞り部21よりリーディング側Slでの第1流路20の前記断面積より小さく、且つ前記絞り部21よりトレーリング側Stでの第1流路20の前記断面積と同じか、あるいは、前記断面積よりも小さくなっている。
上記条件を満たすため、図1,図2に示す実施形態では、前記第1流路20の底面20aの高さは一定の高さであるが、前記絞り部21での幅寸法T1は、前記第1流路20内で最小となっている。図1,図2に示すように、前記絞り部21よりもリーディング側Sl及びトレーリング側Stでの第1流路20の幅寸法は、前記絞り部21の幅寸法T1よりも広がっている。前記絞り部を構成するためには、前記絞り部よりリーディング側Slでの第1流路20の幅寸法は、前記絞り部21の幅寸法T1よりも広くなっていることが必要で、前記絞り部21よりトレーリング側Stでの第1流路20の幅寸法は、前記絞り部21の幅寸法T1よりも広くなっているか、あるいは前記絞り部21の幅寸法T1と同じであってもよい。前記絞り部21よりトレーリング側Stでの第1流路20の幅寸法が、前記絞り部21の幅寸法T1と同じである場合は、図3のごとくである。図3では、絞り部21よりトレーリング側Stでの第1流路20の幅寸法は、前記絞り部21の幅寸法と同じ一定の幅で形成されているが、このような一定幅の領域が所定長さで形成され、前記領域よりトレーリング側Stは、前記幅寸法が再び広がる領域となっていてもよい。
また、例えば、前記絞り部21は第1流路20内に、複数個形成されてもよく、かかる場合、全ての絞り部21の幅寸法T1が、第1流路20内にて全て同じ最小寸法で形成されなくてもよい。第1流路20内にて幅が最小寸法でなくても、上記した条件を満たせば、絞り部を構成する。また前記絞り部21での幅寸法T1は0であると、空気密度の低下により浮上量が大幅に減少することがわかっている。また前記絞り部20は、前記磁気素子面4のリーディング側端部4aよりもリーディング側Slに設けられることが好ましい。また、磁気素子面4のリーディング側端部4a近傍での第1流路20の幅寸法は、前記絞り部20の幅寸法T1より広いことが好ましい。これにより、前記絞り部21付近で発生する正圧と、磁気素子面4で発生する正圧とが適切に分断した状態で生じ、各正圧を制御しやすい。
また図1,図2に示す形態では、前記絞り部21は、前記幅寸法T1が狭められた形態であるが、前記絞り部21での底面20aが第1流路20内の他の部位よりも隆起し、前記絞り部21での第1流路20内での高さ寸法(溝の深さ寸法)が他の部位での高さ寸法(溝の深さ寸法)より小さくなっている形態であってもよい。これによっても、前記絞り部21では、前記絞り部21が形成されている位置での第1流路20を高さ方向(図示Z方向)及び幅方向(図示X方向)からなる面から切断した断面積が、前記絞り部21よりリーディング側Slでの第1流路20の前記断面積より小さく、且つ前記絞り部21よりトレーリング側Stでの第1流路20の前記断面積と同じか、あるいは、前記断面積よりも小さくなる形態にできる。ただし、前記絞り部21での底面20aを、第1流路20内での他の部位よりも隆起形成させるのは加工上、困難であるし、また第1流路20自体の深さはせいぜい0.1μm程度であるから、第1流路20の深さ寸法を変えても効果的に絞り部21とそれ以外での箇所での断面積の差を大きくできず、よって前記絞り部21での幅寸法T1を制御することが好ましい。
上記のように本実施形態では、前記第1流路20に絞り部21が形成されており、これにより、前記第1流路20内を流れる空気は前記絞り部21の付近で、流速が低下し、前記絞り部21の付近で正圧が生じる。前記絞り部21は前記揺動支点P1よりもトレーリング側Stに設けられており、したがって前記絞り部21付近にて発生する正圧は、前記揺動支点P1よりもトレーリング側Stで発生するということになる。本実施形態では、従来に比べて気圧変化(空気密度変化)によっても浮上量変化が少ない構造となっている。その原理について図4及び図5を用いて説明する。
図4は、気圧が高い状態、例えば、平地(0m、sea level)の気圧下でのスライダに作用する正圧を説明するための概念図である。「正圧Pr1」は、リーディング側隆起面6,7と、前記磁気ディスクD間に生じる正圧の大きさをベクトルの長さで示している。また、「正圧Pr2」は、磁気素子面4と、前記磁気ディスクD間に生じる正圧の大きさをベクトルの長さで示している。ベクトルの長さが長いほど正圧は大きい。図1及び図2に示すように、前記リーディング側隆起面6,7の合計面積は、前記磁気素子面5の面積よりも広くなっており、このため、前記リーディング側隆起面6,7と磁気ディスクD間で生じる正圧Pr1のほうが、前記磁気素子面5と磁気ディスクD間で生じる正圧Pr2よりも大きくなっている。
一方、本実施形態では、第1流路20に絞り部21が形成されることにより、前記絞り部21付近で、正圧Pr3が生じる。前記正圧Pr3は前記揺動支点P1よりも前記磁気素子面4側に生じる。前記正圧Pr1,Pr2,Pr3及び、溝3で生じる負圧とのバランスにより、前記スライダ1は、リーディング側Slが高く浮上し、トレーリング側Stが磁気ディスクDに近づく浮上姿勢となる。このときピッチ角(磁気ディスク面に対する前記磁気素子面4の傾き)は、θ1となる。
次に、図5は、気圧が低い状態、例えば、高地(3048m)の気圧下でのスライダに作用する正圧を説明するための概念図である。
図5に示す点線のスライダは、仮に正圧Pr3が生じていない場合のスライダの浮上状態を示している。気圧が低下すると、スライダ1と磁気ディスクD間に流れる空気量が減少し、前記スライダと磁気ディスクD間の空気密度は低下するため、正圧Pr1、Pr2、及び負圧は全て同じように小さくなっていく。このため、正圧Pr3が生じていない点線で示すスライダは、気圧が高い状態のときに比べて、浮上量が大きく低下する。
しかし本実施形態では、第1流路20に絞り部21を設けたことで、前記絞り部21付近に正圧Pr3が生じている。図5に示すように、正圧Pr1、Pr2、及び負圧が全て小さくなり、スライダの浮上量が小さくなると、絞り部21付近と磁気ディスクDとの間の距離H1が縮まる。このとき、距離H1が縮まると、前記絞り部21付近では、空気の流れが悪く澱むため(流速がより低下するため)、前記絞り部21付近で生じる正圧Pr3が図4の場合に比べて大きくなり、スライダ1のトレーリング側端面Stが上方に持ち上げられる(矢印B)。スライダ1のトレーリング側端面Stが上方に持ち上げられることで、前記ピッチ角θ2は、図4の場合に比べて小さくなるが、前記浮上量は、気圧の高い場合と比較してさほど変化しなくなり、したがって前記正圧Pr3を生じない構造に比べて、気圧変化(空気密度変化)(空気密度変化)に対する浮上量の変化を小さくすることが可能になる。
本実施形態では、前記第1流路20に形成された絞り部21での幅寸法をT1、前記第1流路20のリーディング側端部(前記リーディング側隆起面6,7との境界部)での幅寸法をT2としたとき、T1/T2は、0.05〜0.5の範囲内で形成されることが好ましい。
また、前記スライダ1の前記長さ方向の寸法をL1とし、前記第1流路20に形成された絞り部21の位置を、スライダ1のリーディング側端面Slから測定した長さがL2のとき、L2/L1が、0.57以上で形成されることが好ましい。
上記のように、前記絞り部21の幅寸法T1や前記絞り部21の形成位置を適正化することで、効果的に、気圧変化(空気密度変化)に対する浮上量の変化を小さくすることが可能である。
また図1,図2に示す実施形態では、各リーディング側隆起面6,7のトレーリング側端部6a,7aと、前記磁気素子面4のリーディング側端部4aとの間を隆起形成されたレール面8,9によってつなぎ、細長形状の前記レール面8,9間に溝形状の第1流路20を形成している。このように細長形状のレール面8,9を設けることで、容易に、リーディング側隆起面6,7から前記磁気素子面4にまで至る第1流路20を形成することができる。そして前記レール面8,9の内側端部8a,9aが空気流の方向を規制する側壁となって空気を適切に、磁気素子面4にまで導き、また、前記絞り部21付近で適切な大きさの正圧を発生させることが可能になる。しかも前記レール面8,9の外側端部8b,9bよりも幅方向(図示X方向)の外側に、負圧発生領域としての溝部3を形成することができ、正圧と負圧とのバランスを良好に保つことが出来る。
図1,図2に示す実施形態では、前記リーディング側隆起面6,7間に形成された第2流路22と前記第1流路20とが連続して形成され、しかも前記第1流路20と前記第2流路22の底面20a,22aが同じ高さの平坦化面となっている。このように前記第1流路20及び第2流路22に、段差等の障害がないため、空気は、適切に、前記磁気素子面4にまで導かれやすく、前記絞り部21及び磁気素子面5に適切に正圧を発生させることの出来る形態となっている。
また図1,図2に示すように、前記第1流路20及び第2流路22の底面20a,22aを、磁気素子面4及びリーディング側隆起面6,7よりも低く、前記溝3の底面よりも高く形成することで、スライダ1の浮上姿勢の安定性、及び気圧変化(空気密度変化)による磁気ヘッドスライダ1の浮上量変化を小さくできる。例えば、前記第1流路20及び第2流路22の底面20a,22aが前記溝3と同じ高さで形成されると、負圧領域が増える結果、空気流入量が多いときでも磁気ヘッドスライダ1の浮上量がかなり小さくなり、表面が凹凸面となっている磁気ディスクDに衝突する確率が上昇する。また第1流路20を通った空気が高さの高い前記磁気素子面4のリーディング側端部4aに衝突して乱れやすくなり適切に前記磁気素子面4に流入できない等により、スライダ1の浮上姿勢の不安定性、及び気圧変化(空気密度変化)による磁気ヘッドスライダ1の浮上量変化が大きくなりやすいので、前記第1流路20及び第2流路22の底面20a,22aを、磁気素子面4及びリーディング側隆起面6,7よりも低く、前記溝3の底面よりも高く形成することが好ましい。
なお図1,図2に示す実施形態では、前記レール面8,9の高さは、前記磁気素子面4及びリーディング側隆起面6,7と同じ高さであったが、前記レール面6,7の高さは、前記磁気素子面4及びリーディング側隆起面6,7より低くてもよい。
図1,図2に示す形状の磁気スライダを作製した。
前記レール面8,9間に形成された第1流路20の絞り部21の幅寸法T1と、前記第1流路20のリーディング側端部での幅寸法T2とを以下の表1のように種々変化させた複数の磁気ヘッドスライダを作製した。
そして、各磁気ヘッドスライダを用いて、平地(0m、sea level)の気圧下での磁気ヘッドスライダの浮上量と、高地(3048m)の気圧下での前記磁気ヘッドスライダの浮上量を測定した。そして、各磁気ヘッドスライダの絞り部の幅寸法T1/リーディング側端部での幅寸法T2と、標高差感度との関係を求めた。なお標高差感度は、(高地での磁気ヘッドスライダの浮上量/平地での磁気ヘッドスライダの浮上量)×100(%)で求めた。その実験結果を表1及び図9に示す。
Figure 0004041509
図9に示すように、絞り部の幅寸法T1/リーディング側端部での幅寸法T2は、0.05〜0.5の範囲内であると、標高差感度を90%以上にできることがわかった。特に、絞り部の幅寸法T1/リーディング側端部での幅寸法T2を、0.05〜0.2の範囲内にすると、標高差感度を95%以上にできることがわかった。
次に、スライダ1のリーディング側端面Slから前記絞り部21までの長さ寸法L2を変化させた複数の磁気ヘッドスライダを作製した。
そして、各磁気ヘッドスライダを用いて、平地(0m、sea level)の気圧下での磁気ヘッドスライダの浮上量と、高地(3048m)の気圧下での前記磁気ヘッドスライダの浮上量を測定した。そして、各磁気ヘッドスライダのL2、及びL2/L1と、標高差感度との関係を求めた。なお標高差感度は、(高地での磁気ヘッドスライダの浮上量/平地での磁気ヘッドスライダの浮上量)×100(%)で求めた。またスライダ1の長さL1は全ての磁気ヘッドスライダ1において、1.235mmとした。その実験結果を図10に示す。
図10に示すように、L2を0.7mm以上(L2/L1を0.57以上)にすることで、標高差感度を92%以上に出来ることがわかった。また、L2を0.9mm以上(L2/L1を0.73以上)にすることで、標高差感度を98%以上に出来ることが出来ることがわかった。
本実施の形態の磁気ヘッドスライダのディスク対向面を上向きにして示した斜視図、 図1に示す磁気ヘッドスライダをディスク対向面側から見た平面図、 別の絞り部の平面図、 気圧が高い状態(例えば、平地(0m、sea level)の気圧下)でのスライダに作用する正圧を説明するための概念図、 気圧が低い状態(例えば、高地(3048m)の気圧下)でのスライダに作用する正圧を説明するための概念図、 前記磁気ヘッドスライダを支持部材に取り付けた磁気ヘッド装置の部分斜視図、 本発明の磁気ヘッドスライダが磁気ディスク上で停止している状態を示す磁気ディスク装置の部分側面図、 本発明の磁気ヘッドスライダが磁気ディスク上から浮上した後の状態を示す磁気ディスク装置の部分側面図、 実験で使用した各磁気ヘッドスライダのT1/T2と、標高差感度との関係を示すグラフ、 実験で使用した各各磁気ヘッドスライダのL2、及びL2/L1と、標高差感度との関係を示すグラフ、
符号の説明
1 磁気ヘッドスライダ
2 ディスク対向面
3 溝部
4 磁気素子面
5 磁気素子
6、7 リーディング側隆起面
8、9 レール面
20 第1流路
21 絞り部
22 第2流路
D 磁気ディスク面
Sl リーディング側端面
St トレーリング側端面

Claims (2)

  1. スライダと、前記スライダの空気流出端側端面に設けられた記録用および/または再生用の磁気素子と、を有する磁気ヘッドスライダにおいて、
    前記スライダのディスク対向面空気流入端側に、磁気ディスク方向に向けて隆起する空気流入端側隆起面が形成され、
    前記空気流入端側隆起面は、前記空気流入端側から空気流出端側に向う長さ方向に対し直交する方向の幅方向に分割して設けられ、
    空気流出端側に、磁気ディスク方向に向けて隆起する磁気素子面が形成されており、
    前記磁気素子面と各空気流入端側隆起面との間を繋ぎ、磁気ディスク方向に向けて隆起する一対のレール面が形成され、
    前記一対のレール面の間には、底面が、負圧発生面としての溝の底面よりも高く、前記磁気素子面及び空気流入端側隆起面よりも低い位置に形成される平坦な第1流路が形成され、前記空気流入端側隆起面の間には、第2流路が形成され、前記第2流路の底面は、前記第1流路の底面と同位置の連続面であり、
    前記一対のレール面の幅方向の両側に前記負圧発生面としての溝が形成され、
    前記第1流路には、前記スライダの揺動支点よりも前記空気流出端側に、前記レール面の間隔が幅方向に縮められたことによる絞り部が設けられ、前記絞り部での幅寸法をT1、前記第1流路の空気流入端側端部での幅寸法をT2としたとき、T1/T2は、0.05〜0.5の範囲内で形成されることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  2. 前記スライダの前記長さ方向の寸法をL1とし、前記第1流路に形成された絞り部の位置を、スライダの空気流入端側端面から測定した長さがL2のとき、L2/L1が0.57以上で形成される請求項記載の磁気ヘッドスライダ。
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