JP4040086B2 - 内燃機関の制御系 - Google Patents
内燃機関の制御系 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4040086B2 JP4040086B2 JP51803296A JP51803296A JP4040086B2 JP 4040086 B2 JP4040086 B2 JP 4040086B2 JP 51803296 A JP51803296 A JP 51803296A JP 51803296 A JP51803296 A JP 51803296A JP 4040086 B2 JP4040086 B2 JP 4040086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- counting means
- angle
- counter
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D35/00—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
- F02D35/02—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions
- F02D35/023—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions by determining the cylinder pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/2403—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially up/down counters
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/26—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
- F02D41/266—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor the computer being backed-up or assisted by another circuit, e.g. analogue
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/32—Controlling fuel injection of the low pressure type
- F02D41/34—Controlling fuel injection of the low pressure type with means for controlling injection timing or duration
- F02D41/345—Controlling injection timing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/38—Controlling fuel injection of the high pressure type
- F02D41/40—Controlling fuel injection of the high pressure type with means for controlling injection timing or duration
- F02D41/401—Controlling injection timing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2200/00—Input parameters for engine control
- F02D2200/02—Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
- F02D2200/04—Engine intake system parameters
- F02D2200/0406—Intake manifold pressure
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
本発明は、請求項1の上位概念に記載の内燃機関の制御系に関する。
内燃機関を制御するためのこの種の系は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4108639号公報から公知である。この種の系は殊に、ディーゼル内燃機関の制御のために用いられる。電磁弁を用いて、燃料調量の開始および終了を確定することができる。この公知の装置および公知の方法では、量制御の不正確さは免れ得ない。
発明の課題
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の内燃機関の制御のための系において、燃料調量の正確さを改善することである。この課題は、請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決される。
発明の利点
本発明の方法および本発明の装置を用いて、著しく正確な燃料調量が可能である。本発明の有利でかつ効果的な実施例はその他の請求項に記載されている。
図面
次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説明する。その際
第1図は、本発明の装置のブロック線図であり、
第2aおよび第2b図は、本発明の装置の重要なエレメントのブロック線図であり、
第3図は、重要なエレメントの詳細図であり、
第4図は、重要なエレメントの別の実施例の詳細図であり、
第5図は、種々の信号の、時間に関する線図であり、
第6図は、軸の位置を検出するための発生器ホイールの実施例を示す図である。
実施例の説明
第1図には、少なくとも1つの電磁弁を用いてディーゼル噴射ポンプにおける燃料調量を制御する例に基づいた本発明の装置が示されている。
電磁弁105には、制御ユニット100から制御信号が加えられる。制御ユニットは、第1のセンサ110および第2のセンサ120の信号を処理する。第1のセンサ110は、インクリメント発生器ホイール115に取り付けられているマークを検出する。インクリメント発生器ホイールは有利には、クランク軸に取り付けられている。第2のセンサ120はセグメント発生器ホイール125のマークを検出する。セグメント発生器ホイール有利には、カム軸に取り付けられておりかつ信号SEGを送出する。本発明の手法はこの発生器装置に制限されず、インクリメント発生器ホイールもセグメントホイールもカム軸および/またはクランク軸に取り付けることができる。
第1のセンサ110は、信号INKを取り出すことができる。インクリメント発生器ホイール115におけるそれぞれのマークにより、信号INKの正の側縁および負の側縁が生じる。2つの同じ大きさの側縁間の間隔は、この実施例では6°のクランク軸角度である。インクリメントは、一定の角度間隔によって生じる。2つの同じ値の側縁は1つのインクリメントを定義する。
更に、少なくとも1つの基準マークが設けられており、これは間隙によって定義されており、即ち、インクリメント発生器ホイール115上の1つまたは複数のマーク、従って信号INKの1つまたは複数の側縁が欠落する。有利には信号INKの2つの側縁が欠落する。上述の実施例では、インクリメントホイールはクランク軸に取り付けられている。6°の間隔をおいて58個のマークが設けられている。数58は、2つのマークの欠落によって生じる。その際間隙数は内燃機関のシリンダ数の1/2に相応する。
有利にはカム軸に取り付けられているセグメントホイールは有利には、シリンダ数に相応する数のマークを含んでいる。2重のマークは、クランク軸角度をシリンダ1に対応付けるために用いられる。
制御ユニット110は実質的に、所謂ゲートアレイ130,コントローラ140並びに制御出力段160および図示されていない出力段を有している。コントローラ140およびゲートアレイ130は、種々の線路並びに所謂バス150を介して相互に接続されておりかつこれら線路ないしバス150を介して相互に信号を交換する。ゲートアレイ130および出力段160も、同様に種々の線路を介して相互に接続されている。更にコントローラは有利には2つの線路を介して出力段160に接続されている。出力段160は電磁弁105に電流を供給する。
有利にはこの装置は、インクリメント発生器ホイール115を走査検出する第1のセンサ110が単にゲートアレイ130に接続されかつセグメントホイール125を走査検出する第2のセンサ120がコントローラ140に接続されているように実現されている。この構成により、インクリメント信号は専ら、ゲートアレイ130によって処理されるという利点が生じる。即ち、コントローラ140は、信号INKの側縁によってトリガされる高周波のインクリメント割り込みによって負荷されない。
第1のセンサ110の信号INKは制御ユニットに、インクリメント側縁を計数することによって、その時点での(現)クランク軸角度に対する情報を送出する。現インクリメント周期持続時間はゲートアレイにおいてタイマーによって検出され、タイマーは信号INKのそれぞれの正の側縁によって瞬時のタイマー状態をレジスタに書き込みかつ引き続いてリセットされる。コントローラ140は、クランク軸の瞬時の回転数に相応する、このレジスタの値をゲートアレイからバスを介して読み出しかつそこから瞬時回転数を求めることができる。
共通の機能ブロックを形成する、コントローラ140およびゲートアレイの部分は破線で示されておりかつIWZと表されている。この場合、それはインクリメンタルな角度時間系である。
第2図には、ゲートアレイ130の重要なエレメントが詳細に示されている。ゲートアレイは実質的に、第2図に図示されている機能ブロックを有している、この機能ブロックの左半部は、信号処理部と称することができる。それには有利には、第1のセンサ110の信号INK並びに固定の時間的なパターンを有する信号CLKが供給される。
この信号処理部は、ダイナミックな合理性検査部200,周波数逓倍部210および論理的な合理性質問部220を有している。これらブロックは信号INKFおよびINK Pを形成し、これら信号は、ブロック角度時計230およびシーケンス制御部240から成るシーケンス制御部によって処理される。
シーケンス制御部は、信号EIN,MODE,BIPF−E,ISOLLおよびUSOLLを取り出すことができる。
コントローラ140とゲートアレイ130との課題分配は次の通りである。コントローラ140がゲートアレイ130を初期化する。更に、コントローラ140は、セグメント発生器ホイール125を走査検出する第2のセンサ120の出力信号SEGを処理する。図示されていない別のセンサ信号に基づいて、コントローラ140は、それぞれのシリンダの主噴射および場合によっては予備噴射に対する角度量としての吐出開始FBおよび吐出終了PEに対する目標値を用意する。
1つのシリンダにおけるそれぞれの調量に対して、複数の時間区分が区別される。即ち、吸引電流フェーズと、フリーホイールフェーズとしても実現することができかつBIPウィンドウとも称される電圧調整フェーズと、保持電流フェーズと、迅速解消とである。コントローラ140は、個別時間区分の持続時間taz,tBIPおよびtlsを定める。更に、コントローラ140は、BIP検出を実施する。同期もコントローラ140によって行われる。上述の信号は有利には、バス150を介してゲートアレイ130に伝送される。
更に、有利には水晶によって用意される、固定の周波数を有する信号CLKがコントローラ140からゲートアレイ130に伝送される。信号SELECTはコントローラ140から出力段160に伝送される。この信号は有利には3ビット情報を含んでおりかつ8つの可能な電磁弁105から1つを選択する。この信号は、制御信号と相応のシリンダとの対応付けを行う。更に、所謂リセット信号をコントローラ140から出力段制御部160に伝送することができる。
ゲートアレイ130は次の課題を実施する。これは信号INKをその合理性について検査する。更に、角度分解能が所謂パルス逓倍を用いて高められる。このことは、2つのインクリメント間の間隔が複数の部分パルスに分割されることを意味する。更に、ゲートアレイ130は所謂角度時計を含んでいる。ゲートアレイは噴射シーケンスを制御しかつ同期消失の際に噴射を停止する。
ゲートアレイ130は、このために種々の信号を出力段160およびコントローラ140に伝送する。
EIN信号およびMODE信号のレベルは、電磁弁の状態を決定する。これらの信号は、角度時計230およびシーケンス制御部240によってトリガされる。
信号ISOLLは、出力段160において実現されるように設定されている、電磁弁の電流調整に対するアナログ目標値である。この値はDA変換器によって発生される。2つの目標値、即ち保持電流調整の目標値および吸引電流調整の目標値が必要である。2つの値の間は、BIPウィンドウの期間に論理部によって切り換えられる。これらの目標値は、系の初期化の際にゲートアレイの相応のレジスタに入力される。
信号USOLLは、BIPウィンドウの期間の電磁弁電圧調整に対する目標値である。これは同様に、DA変換器によって形成される。電磁弁において降下する電圧の値に相応する、USOLLに対する値も、初期化の際にゲートアレイレジスタに入力される。零が予め与えられている場合、BIP検索がフリーホイールにおいて行われる。
信号BSTATは、出力段160に対するステータス信号である。この信号は、フリーホイールにおけるBIP検出と、ゲートアレイの初期化の際に値USOLLの発生に対して入力された値による電圧調整とを区別する。この値が零に等しければ、BIPウィンドウの期間にフリーホイールにおけるBIP検出のために切り換えられる。この信号BSTATが零に等しくなければ、BIPウィンドウにおける電磁弁電圧は入力された目標値USOLLに調整される。
信号BIPF−Eは、BIPウィンドウの開始後ないし吸引電流制御の終了後、信号の正の側縁によってコントローラ140に割り込みを発生する。これにより、BIPウィンドウの期間の電磁弁電流経過を検出するためのAD変換器ルーチンを含んでいる割り込みルーチンがトリガされる。電流の経過に基づいて、電磁弁の切換時点BIPが求められる。BIPウィンドウの終了時に、信号の下降する側縁によって再び、変換を終了する同一の割り込みが発生される。噴射の開始時に、上昇する側縁が付勢される。このことは、上昇する側縁のみが割り込みをトリガすることを意味する。それから、AD変換器ルーチンの処理の期間、下降する側縁が付勢される。このようにしてコントローラは、どの側縁が割り込みルーチンをトリガしたのかを検出する。
第2b図には、ダイナミック合理性質問部200および論理的な合理性220が詳細に図示されている。第1のセンサ110の出力信号INKは切換手段250を介して8ビット計数器256の計数入力側および11ビット計数器258のリセット入力側に達する。更に、これらは合理性検査部200および220の出力信号INKPを形成する。信号INKは直接合理性検査部252に達し、該検査部はこの場合も、ゲートアレイステータスレジスタ340にある値を加える。
11ビット計数器258の計数入力側に、周波数逓倍部210の出力信号INKFが加わる。11ビット計数器258の計数状態は比較レジスタ254に達し、これも合理性検査部252に信号を供給する。合理性検査部252は切換手段250に制御信号を加えかつ8ビット計数器256のリセット入力側にリセット信号を加える。
そこでこの装置は次のように動作する:
信号INKは、それが先行する信号に対して所定の間隔をおいて発生するときにのみ合理性と区分されかつ信号INKPとして転送される。この評価は、有効性ウィンドウによって実現される。この有効性ウィンドウは、信号INKFによってタイミングをとられる計数器比較構成部258,254によって実現される。周波数逓倍部210はインクリメント毎に256個のパルスINKFを発生し、これらは部分インクリメントと称すこともできる。内燃機関が一定の回転数で運転するとき、次のインクリメント信号INKFは信号INKFの256個のパルスの後発生するはずである。加速および減速を考慮すると、次のパルスは256個のパルスより少ない数のパルスの後既に発生するかないし256個のパルスより多くの数のパルスの後に漸く発生する可能性がある。
加速および減速に対して生じ得る最大の値に依存して、有効ウィンドウとも称される角度ウィンドウが開放され、該ウィンドウにおいて信号INKのパルスが合理的として受け入れられる。下側の限界値UGWと上側の限界値OGWとの間の信号が有効として受け入れられる。11ビット計数器258によって、信号INKFのパルスが計数されかつ値UGWおよびOGWと比較レジスタ254において比較される。11ビット計数器258の計数状態が下側の限界値UGWより小さいかまたは上側の限界値OGWより大きいとき、合理性質問部252は切換手段250を、信号INKが阻止されるように、制御する。11ビット計数器258の計数状態が下側の限界値UGWより大きくかつ上側の限界値OGWより小さいとき、合理性質問部252は切換手段250を、信号INKが信号INKPとして引き続き転送されるように、制御する。
11ビット計数器258の計数状態が、値UGWおよびOGWによって定められている有効ウィンドウ内の値をとるときにだけ、スイッチ250は図示されている位置にある。この場合信号INKは合理的な信号INKPとして受け入れられる。合理的な信号INKの検出後、スイッチは合理性検査部252によってその開放された状態に移行しかつ計数器258は零にリセットされる。同時に、8ビット計数器256は値1だけ高められる。
UGWとOGWとの間の有効ウィンドウ内に有効なINK信号が発生しないとき、このことは合理性ビットによってゲートアレイステータスレジスタ340において指示されかつ相応の措置が開始される。このことは、例えば、機関における損傷および高い有害物質の放出を回避するために、噴射が阻止されることを意味する。
論理的な合理性210は、2つの間隙の間で計数された信号INKPの合理的な数についての情報に関する。インクリメントホイールの形状によって、間隙から間隙までの数が決められている。この数は比較レジスタ259にファイルされている。合理的と検出された信号INKPは計数器256の計数入力側に達する。これらの信号は、論理合理性の計数器比較構成部256,259の8ビット計数器によって計数される。8ビット計数器256の計数状態は、検知されたINKP歯の数を表している。それは比較レジスタ259の内容と比較される。比較レジスタには、コントローラによる初期化の際に入力された値がある。それはINK信号における間隙間のINKPパルスの数を表している。この数のパルスが検出されたとき、次のものとして間隙が期待される。この場合、ダイナミック合理性に対して、値4OGWおよび4UGWを有する別の有効ウィンドウが使用される。
第1のパルスはここでは間隙後のパルスに対する有効ウィンドウ内に期待される。パルスがインクリメントの有効ウィンドウ内に既に発生したとき、これにより合理性エラーが認められかつ噴射の中断が行われる。
間隙の前の最後のインクリメントのインクリメント周期持続時間に基づいて、信号INKFは間隙および間隙後の第1のインクリメントの持続時間にわたって存在している。第1のINK信号は、発生器のエラーの補正のために間隙後に消去される。2つのパルスの間隙の場合、処理されている第1の信号INKは4つのインクリメントの持続時間後に発生するはずである。その際間隙後の信号INKの第2のパルスが重要である。このパルスを合理性について検査するために、インクリメントウィンドウの4倍の大きさを有する第2の有効性ウィンドウが使用される。このウィンドウは2つの比較レジスタ4UGWおよび4OGWによって実現されている。限界値は次のパルスまでの4倍の時間に相応して拡大されている。合理性検出部252が比較レジスタ259を用いて間隙を検出するとき、合理性検出部252は、インクリメントウィンドウ(OGW,UGW)および間隙ウィンドウ(4OGW,4UGW)に対する値対の間で切り替わる。
ダイナミック合理性質問部200は、機関のダイナミック特性に関する信号INKのパルスの時間間隔を判断する。機関の回転質量によって、加速度および減速度は所定の量までしか可能でない。このことから、インクリメント信号の連続する周期持続時間に対して、その商が所定の値を下回るまたは上回ってはならないということが生じる。
信号INKのパルスは、それらが最後のパルスまで所定の間隔をおいて発生する時にのみ、合理的であると分類される。このために、所定の時間領域内で信号INKのパルスが発生したかどうかが検査される。この種のパルスが発生していなければ、このことは合理性ビットによって所謂ゲートアレイステータスレジスタにおいて指示される。この合理性ビットがゲートアレイステータスレジスタにおいてセットされると、コントローラ140は信号INKを暫定的に欠陥ありと識別する。このことの結果として、機関における損傷および高い有害物質の放出を回避するために、噴射がゲートアレイによって自動的に中断される。
信号の欠落に対する原因は、ケーブルの脱落かまたは欠陥のある発生器かである。ノイズパルスが発生しているという別の原因も考えられる。有効ウィンドウにこのようなノイズパルスが発生すると、このことはただちに検出されない。逓倍されたインクリメント信号の周波数INKfがこれらノイズ信号によって、信号INKの次のパルスが次の有効ウィンドウ内に生じないほど強く高められると、次の周期における合理性は阻害される。後続のウィンドウにおける次のパルスが合致するという事態が生じると、引き続き、間隙が期待される計数状態に達するまで計数される。付加的なパルスによって論理的な合理性の計数器の計数状態は著しく早期に間隙の発生を指示するので、期待されるインクリメント周期の持続時間だけ遅れて生じる。それは普通の歯が続くからである。パルスはインクリメント有効ウィンドウ内に生じ、従って合理性を阻害することになる。というのはここでは間隙の発生時にインクリメントパルスの発生は許されないからである。
論理合理性部210は、2つの間隙の間の合理的なパルスINKの数が決められた数に対応しているかどうかを検査する。合理的として検出された、信号INKのパルスは、信号INKPと称される。このことは、第1のセンサ110の信号INKが、部分インクリメントを計数する計数手段の値が有効ウィンドウ内にあるとき、許容されると検出されることを意味する。
周波数逓倍部210は、計数器分周器構成から成っている。基本は、信号INKの周期持続時間の測定である。計数器を用いて、信号INKの2つの正の側縁間の時間が検出される。通例、信号INKないしINKPの正の側縁はパルスと称される。相応に、負の側縁もパルスと表すことができかつ相応に評価することができる。この値から出発して、次のインクリメントが同じ持続時間を有する前以て決められた数の部分インクリメントに分割される。定常的な機関回転数、即ちINK信号の一定の周期持続時間において、周波数逓倍器の出力側に、信号INKFの1つのINK周期にわたって256個のパルスが得られる。
INKF信号の周期持続時間はその都度、最後に測定されたインクリメント周期の256番面の部分に対応する。間隙と間隙後の第1のインクリメントにわたってINKF信号の持続時間は変化せずに留まり、従ってその持続時間は、間隙周期と間隙後の第1のINK周期から得られる、平均化された値である。
第3図には、角度時計230およびシーケンス制御部240が詳細に示されている。
逓倍されたインクリメント信号INKFは切換スイッチ315を介して角度計数器300に達する。切換スイッチ315の第2の入力側に、信号CLKが加わる。切換スイッチ315は角度計数器300に選択的に信号INKFないし信号CLKを供給する。第2の入力量として、信号INKFが角度計数器300に達する。更に、角度計数器300はバス150に接続されている。
バス350を介して、角度計数器300は種々の比較レジスタ301,302,303,305および306に接続されている。切換装置は、ゲートアレイコントロールレジスタの出力信号に依存して制御される。角度計数器の内容が、比較レジスタの内容に相応する値に達すると、相応の比較レジスタは信号を送出する。
シーケンス制御部240は、実質的に種々の比較レジスタ321,322,323,324,325および326を有している。更に時間計数器330が設けられている。時間計数器には信号CLKが供給される。時間計数器はバス350を介してレジスタ321ないし326に接続されている。比較レジスタ321ないし316並びに比較レジスタ301,302,303,305および306の出力信号並びに時間計数器330の出力信号およびブロック304の出力信号は、更にゲートアレイコントロールレジスタ340に接続されている制御部310に達する。制御部310は、信号EIN,MODE、BIPF−E,ISOLL,USOLLおよびWUP−Eを送出する。
シーケンス制御部240は、角度時計230によって初期化されて、出力段160に対して制御信号EIN,ISOLL,USOLLおよびMODEのシーケンスを発生する。個々のレジスタ301,302,303,305および306においてバス150を介してコントローラ140から値が書き込まれる。
比較レジスタ301における値は、予備噴射をトリガするために、電磁弁に電流が流される、クランク軸の角度位置を指示する。第2の比較レジスタ302には、主噴射HEに対する相応の値がファイルされている。この角度値は、クランク軸のどの角度位置において電磁弁に電流を流すべきであるかを指示する。
比較レジスタ303において、角度時計が割り込み信号WUP−Eを送出する角度位置がファイルされており、この割り込み信号に基づいてコントローラ140は所定の計算ステップを実施する。
比較レジスタ305において、予備噴射に対する電磁弁の制御を終了すべきであるかの角度位置がファイルされている。比較レジスタ306に、主噴射に対する相応の値がファイルされている。
比較レジスタ321ないし326には、種々の信号をトリガする時間がファイルされている。
第4図には、角度時計230が詳細に図示されている。角度計数器300が詳細に示されている。角度計数器300は、切換手段315の出力信号が供給される16ビット計数器400を有している。更に角度計数器は、ORブロック420の信号が供給される別の計数器410を有している。ORブロックの第1の入力側に、信号INKPが加わる。ORブロックの第2の入力側は、制御部308に接続されている。2つの計数器は更に、制御部308に接続されている。バスを介して計数器400および410は種々の比較レジスタに接続されている。
コントロールレジスタ340に、インクリメント信号INKが合理的でないこと、または別のエラーが存在していることを指示する値がファイルされているならば、切換スイッチ315は、信号INKFに代わって、信号CLKが使用されるように制御される。
別の計数器410の、最上位バイトととも称される最初の8つのビットは、信号INKPが発生する都度、1だけ高められる。この別の計数器410の第2の8つのビットは常時、値0をとる。このことは、別の計数器410が、合理的と検出されたインクリメントパルスINKを計数することを意味している。間隙によって欠けているパルスは、制御部308によって補充される。このことは、間隙において制御部が、欠けている側縁に相応するパルスを送出することを意味する。
計数器400の内容は、切換手段315の出力信号のパルスの都度高められる。このことは、計数器400が逓倍されたインクリメントパルスINKFを計数することを意味する。
別の計数器410が高められる都度、別の計数器410の内容は計数器400に書き込まれる。
有利には16ビット計数器として実現されている計数器400は、逓倍された角度情報INKFの周波数によってタイミング制御される。計数器400の計数状態は、現クランク軸の位置に対応している。計数器400ないし別の計数器410の最初の8ビットは歯の数を指示しかつ計数器400ないし別の計数器410の第2の8ビットは部分インクリメントINKFの数を指示する。その際第2の8ビットは0および256の間の計数状態を循環する。合理的と検出されたインクリメントINKPにおいてその都度、第2の8ビットは零にセットされる。
回転数が一定であってかつ周波数逓倍が正しければ、それぞれのインクリメント側縁において、角度計数器400には256の倍数が存在しているはずである。角度時計の、加速または減速によるクランク軸角度からの偏差に対して対抗措置をとるために、角度時計状態は信号INKPの側縁によって補正される。このために計数器410の内容は信号INKPのそれぞれの側縁において計数器400に転送され、これにより角度計数器400の第2の8ビットが零にセットされる。
更に、角度計数器400は720°のクランク軸の後零にセットされる。このために比較レジスタ307が用いられる。角度計数器の内容、殊に計数器410の最初の8ビットが、720°の角度位置に相応する値に達するとき、角度計数器400は制御部308を介して零にリセットされる。
エラー発生時に、制御部308は角度測定、即ちインクリメントINKFの計数と、時間測定、即ち信号CLKの計数との間で切り替わる。このことは、コントロールレジスタ340のビットが所定の値にセットされることによって行われる。この値に依存して、切換手段315は相応の位置をとる。更に、制御部308はウェイクアップインタラプトを発生する。
本発明によれば、大きい方/一致比較レジスタ(Groesser-Gleich-Compare-Register)が使用される。角度時計に対するクロックは最後のインクリメント周期に基づいて6°のクランク軸角度毎にしか追従調整されないので、角度時計は加速の場合には著しく緩慢に、減速の場合には著しく迅速にタイミングをとられる可能性がある。加速の場合、角度時計が相応の状態を有する前に既に、次の歯側縁に達している可能性がある。問題は、一致の比較の際に、目標値補正によって所望の角度時計状態が飛び越されるときに、生じる可能性がある。零から6°までのインクリメントにおいて加速されると、大きな加速の場合、値250に例えば達しない。その理由は、インクリメント側縁は既に例えば角度時計状態240において発生しかつこの値は値256に補正されるからである。250が噴射角度であるとすれば、ここでは信号が実現されないことになる。大きい方/一致比較レジスタの使用によって、この不十分性を回避することができる。
角度MVonおよびMVoffに対する比較レジスタが1回より多く、電磁弁の制御を行うことがないようにしなければならない。このことは、入力された角度の複数回の巡回によって行うことができる。このために、比較レジスタは所謂シングルショットレジスタとして構成されている。比較論理部は、角度によるオーバライトによって活性化されかつイベントがトリガされた後、信号を発生する能力を失う。このようにして、相応のクランク軸角度において別の噴射信号が発生されることが妨げられる。リセットの後および/または同期の消失の後、比較論理部は不活性状態である。
噴射に対する目標角度MVONおよびMVOFFはコントローラ140から比較レジスタ301,302,304および306に入力される。比較レジスタにおける値および計数器300の値が一致するかまたは角度計数器300における計数状態が既に、比較レジスタにおける値より大きいとき、それぞれの比較レジスタはシーケンス制御部310に対する信号を発生する。
シーケンス制御部240の時間計数器330は角度計数器300の信号および角度計数器の比較レジスタに束縛されている。それは、予備噴射および主噴射の比較レジスタ301,302,305および306の比較レジスタ信号によってスタートされる。
比較レジスタ301にファイルされている角度に達すると、時間計数器330は零においてスタートしかつ吸引電流調整部、BIPウィンドウおよび保持電流調整部に対する状態が巡回する。比較レジスタ305ないし306にファイルされている計数状態に達すると、時間計数器330は新たに零にセットされかつ状態迅速解消を実行する。状態迅速解消の巡回後、時間計数器330は零に保持される。
角度時計における種々の比較レジスタおよびシーケンス制御部の出力信号から出発して、シーケンス制御部はEIN信号およびMODE信号のシーケンスを発生する。種々の電磁弁状態を発生するための信号EINおよびMODEのレベルの符号化は、比較レジスタおよび制御部310において後置接続されている論理部によって実施される。
第5図には、種々の信号が時間に関して示されている。第1の行には、種々のインクリメントないし信号INKないしINKPが図示されている。インクリメントは垂直方向の点線によって表されている。
第2行には、信号EINが示されている。この信号は、比較的低いレベルおよび比較的高いレベルを有している。この信号が比較的低いレベルを有している限り、電磁弁には電流は流れない。時点MVonから信号のレベルが上昇しかつ電磁弁に電流が流れる。時点MVoffにおいて電流供給は停止される。
第3行に、信号MODEが示されている。この信号も比較的低いレベルと比較的高いレベルを有している。
信号EINの正の側縁MVonが生じる、クランク軸の角度位置は、比較レジスタ302における主噴射および比較レジスタ301における予備噴射に対してファイルされている。信号MVoffに対する角度位置は比較レジスタ305における予備噴射および比較レジスタ306における主噴射に対してファイルされている。計数器300の内容が比較レジスタ301,302,305および306にファイルされている値を上回るや否や、比較レジスタは信号を制御部に転送する。それから制御部310は相応のレベルを有する相応の信号EINを送出する。
第3の行には信号MODEが図示されている、この信号も2つの値をとる。時点MVon以降、計数330は零にセットされる。信号CLKのそれぞれのパルスにおいて、時間計数器の内容が高められる。
時間計数器が主噴射に対する比較レジスタ323および予備噴射に対する比較レジスタ326にファイルされている値に時間taZないし時間tbipの間に達すると、MODE信号のレベルは変化する。
このことは持続時間taZの期間に生じていることだが、信号EINがその高い値および信号MODEもその高い値をとっている限りは、電磁弁を流れる電流はその吸引値に調整される。このために、相応の値が信号ISOLLとしてシーケンス制御部310によって予め与えられる。
時間taZの経過後時点TaZにおいて信号MODEはその比較的低い信号レベルに低下する。このことは、持続時間tbipの経過後時点Tbipにおいて信号が再びその比較的高い値に上昇するまでの間続く。持続時間tbipに対する値は、主噴射に対して比較レジスタ322にかつ予備噴射に対して比較レジスタ325にファイルされている。時間計数器が相応を計数状態を有するや否や、MODE信号の相応のレベルが制御部310によってトリガされる。
時点TaZとTbipとの間の時間間隔は通例、BIPウィンドウまたはフリーホイールフェーズと称される。このウィンドウ内に、時点BIPにおいて生じる、電磁弁の閉鎖時点がある。このBIPウィンドウは、信号EINの高い信号レベルおよび信号MODEの低い信号レベルによって定義される。この時間間隔において、電磁弁における電圧は値USOLLに制御される。
電磁弁の先行する制御における時点Tbipから出発して、コントローラ140は信号MVoffに対する角度値を計算する。この値は相応の比較レジスタ305,306にファイルされる。角度計数器が相応の計数状態に達すると、信号は角度時計から制御部310に伝送されかつ信号EINはその比較的低いレベルをとる。
時点Tbipと時点MVOffとの間の時間間隔は、保持電流フェーズと称される。このフェーズは、信号EINおよび信号MODEがその高いレベルをとることによって定義されている。
信号MVoffのトリガと同時に、時間計数器330はリセットされかつ時間tl1がスタートされる。この時間tl1は比較レジスタ321にファイルされておりかつ電磁弁の迅速解消が活性状態にある時間を指示する。この時間の間、信号MODEはその低い方のレベルにあり、このことは、信号EINの比較的低いレベルと関連して、迅速解消が活性化されていることを指示する。
持続時間tl1の経過後時点Ti1において、信号MODEはその高いレベルをとりかつ信号EINはその低い方のレベルをとる。この信号組み合わせによって、調量の外にある状態が定義される。
この実施例により、噴射の持続時間にわたって調整される、一定の噴射圧によって動作する新しい高圧ポンプを制御する可能性が提供される。この種の系は通例、共通レール系と称される。ここで噴射量は噴射持続時間と比例しているので、信号MVonは角度時計から取り出され、一方信号MVoffは側縁MVon後ないし信号BIPの後のプログラミング可能な時間において発生される。この信号は時間計数器330によって用意される。
噴射のシーケンス制御部の構成も類似に構想されている。迅速解消が終了した後、時間計数器330は零にセットされかつ次の信号MVonまでリセットされた状態に留まる。パワーオンリセットの後、時間計数器330は、角度MVonまたはMVoffに達するまで、零に留まる。
第6図には、6シリンダ内燃機関に対する例に基づいたインクリメントホイールが図示されている。個別シリンダの上死点はそれぞれ、OTで表されている。機関の1回転にクランク軸は2回回転するので、第1のシリンダおよび第4のシリンダ、第2のシリンダおよび第5のシリンダ、第3のシリンダおよび第6のシリンダの上死点が一致する。それぞれの上死点は、OT1.4.OT2,5およびOT3.6で表されている。
スタチックなウェイクアップインタラプトはWUPSによって表されかつダイナミックなウェイクアップインタラプトはWUPDによって表されている。これらはそれぞれ、それぞれのシリンダの上死点の前の相応の数のインクリメントのところに位置している。
目標値を比較レジスタ301,302,305および306に入力するために、角度時計230は選択可能なインクリメントにおいて割り込み信号をコントローラ140に送出する。このインタラプト信号WUP−Eの発生の際に、コントローラは噴霧を制御するための角度値MVon,MVoffの計算を開始する。計算後、この角度値は角度時計の比較レジスタ303に書き込まれる。角度計数器が比較レジスタ303にファイルされている値に達するや否や、割り込み信号WUP−Eはコントローラ140に送出される。
角度時計230が種々の角度値の計算をトリガする割り込みの際に、2つの異なった形式が区別される。即ち、スタチックなインタラプトWUPSとダイナミックなインタラプトWUPDとの間が区別される。これらの信号はコントローラ140により角度同期のために用いられる。ウェイクアップ信号は、所定のインクリメントに達した際にコントローラを活性化する割り込みに相応する。コントローラ140はこのインクリメントを予め計算しかつその値を比較レジスタ305におけるゲートアレイに書き込む。ゲートアレイによってコントローラをこのように活性化するのは、コントローラが過剰な角度情報から解放されかつ所定のクランク軸位置においてしか活性状態にならない点で有利である。
スタチックなウェイクアップ信号WUPSは、それぞれのシリンダのそれぞれの上死点の前の一定の角度間隔によって発生される。2つのウェイクアップ信号の間隔から、最後のシリンダセグメントの平均回転数が求められる。この回転数は、所望量を以て、吐出開始および吐出終了に対する目標角度の特性マップ計算に変換される。吐出開始の際、電磁弁遅延時間が一緒に考慮されなければならない。その理由は、ポンプはこの時間の後漸く、燃料吐出を開始するからである。このBIP時間は平均化された現回転数を以て角度に換算される。これにより吐出開始角度が補正される。吐出角度は補正されずに留まる。結果は、電磁弁に流す電流の開始および終了を表す2つの角度MVonおよびMVoffである。
スタチックなウェイクアップ信号WUPSは、シリンダセグメントの開始を表している。これにより、BIP時間に対する角度補正値は、現シリンダのセグメント内の回転数変化を介して変化することができる。この理由から、BIP角度の計算は、できるだけ密に、実際のMVon角度に基づいて実施される。
このためにダイナミックウェイクアップインタラプトWUPDが生成される。それが発生される角度は、セグメント始端における平均化された回転数によって求められた吐出開始目標角度を用いて計算される。このことは、ウェイクアップ後の角度の計算のためのプログラム実行時間,角度MVonおよびMVoffの入力および生じ得る最大の加速を考慮して行われる。ダイナミックウェイクアップWUPDの発生のための角度値は、スタチックなウェイクアップにおける計算後に角度時計の比較構成部に入力される。
スタチックなウェイクアップの位置に対してこのことは、それが、上死点の手前の次のようなところに位置していなければならないことを意味する。即ち、吐出開始および吐出持続時間並びにダイナミックウェイクアップWUPDに対する角度計算、ダイナミックウェイクアップWUPDに対する角度の入力、ダイナミックウェイクアップの達成,MVon角度の新たな計算および角度MVonおよびMVoffの、角度時計の相応の比較レジスタへの入力が角度MVonに達するまでの時間内に処理することができる程度に離れた手前である。
ダイナミックウェイクアップインタラプトWUPDによって制御されてコントローラは、瞬時回転数に基づいて角度MVonを、実際のMVon角度にできるだけ密接するように計算する。MVon角度の計算後、角度MVonおよびMVoffは相応の比較レジスタに入力される。
種々異なった量から出発して、コントローラは、それが次の計算をスタートする、クランク軸の角度位置を決定する。この角度位置をコントローラはゲートアレイに伝送する。それからゲートアレイは、角度位置に達したときに、割り込み信号をコントローラに送出する。
Claims (6)
- 少なくとも1つ電磁弁が燃料調量の開始および終了を確定する、内燃機関、殊にディーゼル内燃機関の制御系であって、
複数のインクリメントパルスを発生する少なくとも1つの第1のセンサ(110)の信号を評価する第1の手段(130)を備え、ここで2つのインクリメントパルス間の間隔は複数の部分インクリメントに分割されており、
少なくとも1つの第2のセンサの信号を評価する第2の手段(140)を備えており、ここで該第2の手段は前以て決められた時点において角度量を前記第1の手段に送出し、かつ
第1の計数手段はインクリメントパルスを計数し第2の計数手段は部分インクリメントを計数し、かつ
第1の計数手段および第2の計数手段が前記角度量に依存している値に達したとき信号がトリガされる
内燃機関の制御系。 - 第1の計数手段の出力値が変化する都度、第2の計数手段は零にセットされる
請求項1記載の系。 - 第1の計数手段の出力値が前以て決められた値に達した際に、第1の計数手段および第2の計数手段は零にセットされる
請求項1または2記載の系。 - 第1の計数手段および/または第2の計数手段は第1の手段に含まれており、かつ該両計数手段の出力値が前記角度量に達したとき、信号がトリガされる
請求項3から5までのいずれか1項記載の系。 - 第1の計数手段の出力値が所定の値に達したとき、割り込み信号がトリガ可能であり、該割り込み信号は、第2の手段による角度量の検出を開始する請求項1から4までのいずれか1項記載の系。
- 第1および第2の計数手段の出力値が前以て決められた角度量より大きいまたは等しいとき、電磁弁に対する制御信号がトリガ可能である
請求項1から5までのいずれか1項記載の系。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4444751.5 | 1994-12-15 | ||
DE4444751A DE4444751A1 (de) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | System zur Steuerung einer Brennkraftmaschine |
PCT/DE1995/001669 WO1996018812A1 (de) | 1994-12-15 | 1995-11-27 | System zur steuerung einer brennkraftmaschine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09509464A JPH09509464A (ja) | 1997-09-22 |
JP4040086B2 true JP4040086B2 (ja) | 2008-01-30 |
Family
ID=6535923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51803296A Expired - Fee Related JP4040086B2 (ja) | 1994-12-15 | 1995-11-27 | 内燃機関の制御系 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5829412A (ja) |
EP (1) | EP0755483B1 (ja) |
JP (1) | JP4040086B2 (ja) |
CN (1) | CN1073206C (ja) |
DE (2) | DE4444751A1 (ja) |
WO (1) | WO1996018812A1 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19709447B4 (de) * | 1997-03-07 | 2007-01-11 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines magnetventilgesteuerten Kraftstoffzumeßsystems |
DE19820817C2 (de) * | 1998-05-09 | 2001-09-13 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zur Regelung einer mehrzylindrigen Brennkraftmaschine |
DE19860398B4 (de) * | 1998-12-28 | 2004-05-27 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Kraftstoffzumessung in eine Brennkraftmaschine |
IT1310645B1 (it) * | 1999-07-28 | 2002-02-19 | Fiat Ricerche | Sistema di rilevazione delle fasi operative di un motore alternativo acombustione interna. |
WO2001040643A1 (de) | 1999-11-30 | 2001-06-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Steuereinrichtung und steuerverfahren für eine brennkraftmaschine, steuereinheit für stellglieder einer brennkraftmaschine |
EP1138918B1 (en) * | 2000-04-01 | 2005-11-09 | Robert Bosch GmbH | Method and apparatus for providing control parameters to or within a control system |
US6386176B1 (en) * | 2000-07-13 | 2002-05-14 | Caterpillar Inc. | Method and apparatus for determining a start angle for a fuel injection associated with a fuel injection signal |
DE10130378A1 (de) * | 2001-06-23 | 2003-01-02 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Brennkraftmaschine |
DE10146781B4 (de) * | 2001-09-22 | 2015-02-12 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung der Ansteuerung eines Stellelements |
US6834216B2 (en) * | 2001-12-13 | 2004-12-21 | Freescale Semiconductor, Inc. | Method and apparatus for the automatic synchronization of dynamic angular and time domain control systems |
DE10228609A1 (de) * | 2002-06-26 | 2004-01-15 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Plausibilisierung von zur Berechnung der Steuersignale für die Kraftstoffeinspritzung einer Brennkraftmaschine verwendeten Bezugsmarken |
EP1424478A1 (en) * | 2002-11-28 | 2004-06-02 | STMicroelectronics S.r.l. | Hardware architecture of an automatic system for driving injector of an internal combustion engines |
EP1424479A1 (en) * | 2002-11-28 | 2004-06-02 | STMicroelectronics S.r.l. | Electronic device architecture for determining the angular position of an engine shaft in internal combustion engines |
US7310574B2 (en) * | 2002-11-28 | 2007-12-18 | Stmicroelectronics S.R.L. | Electronic architecture of an automatic system for driving an internal combustion engine |
JP2006058654A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の駆動回路及び駆動方法、電気光学装置並びに電子機器 |
JP4462147B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2010-05-12 | 株式会社デンソー | 信号出力装置及び電子制御装置 |
US20080295803A1 (en) * | 2007-05-29 | 2008-12-04 | Caterpillar Inc. | Camshaft wheel for determining startup engine angle and machine using same |
DE102009029663A1 (de) * | 2009-09-22 | 2011-03-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Kommunikation zwischen einem Mikrokontroller und einem Endstufenbaustein sowie Endstufenbaustein |
US10229778B2 (en) | 2016-06-08 | 2019-03-12 | Continental Automotive Systems, Inc. | Engine control system and method for controlling actuation of solenoid valves |
JP7047785B2 (ja) * | 2019-01-18 | 2022-04-05 | マツダ株式会社 | 圧縮着火エンジン |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59128932A (ja) * | 1983-01-11 | 1984-07-25 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料噴射時期制御装置 |
US4664082A (en) * | 1985-02-01 | 1987-05-12 | Honda Giken Kogyo K.K. | Method of detecting abnormality in a reference crank angle position detection system of an internal combustion engine |
JPS61212653A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-20 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの電子制御装置 |
US4884549A (en) * | 1986-04-21 | 1989-12-05 | Stanadyne Automotive Corp. | Method and apparatus for regulating fuel injection timing and quantity |
JPH0799106B2 (ja) * | 1987-01-14 | 1995-10-25 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP2605044B2 (ja) * | 1987-06-19 | 1997-04-30 | 株式会社ゼクセル | 燃料噴射制御装置用のデータ通信制御装置 |
JPS6415661A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-19 | Diesel Kiki Co | Trouble detector of rotary pulse generator |
US5267546A (en) * | 1990-02-10 | 1993-12-07 | Robert Bosch Gmbh | Method and apparatus for controlling a fuel pump |
US5103792A (en) * | 1990-10-16 | 1992-04-14 | Stanadyne Automotive Corp. | Processor based fuel injection control system |
DE4040828C2 (de) * | 1990-12-20 | 2000-05-18 | Bosch Gmbh Robert | Steuersystem für eine Kraftstoffpumpe |
DE4120463C2 (de) * | 1991-06-21 | 2000-09-14 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Einrichtung zur Steuerung eines magnetventilgesteuerten Kraftstoffzumeßsystems |
DE4133558A1 (de) * | 1991-10-10 | 1993-04-15 | Bosch Gmbh Robert | Steuersystem fuer die elektrische kraftstoffpumpe einer brennkraftmaschine |
US5311771A (en) * | 1992-03-30 | 1994-05-17 | Caterpillar Inc. | Method for determining the rotational position of a crankshaft of an internal combustion engine |
US5209202A (en) * | 1992-07-27 | 1993-05-11 | Ford Motor Company | Multiple functions cam sensing |
DE4330906A1 (de) * | 1993-09-11 | 1995-03-16 | Bosch Gmbh Robert | Elektronische Steuereinrichtung |
JP3296083B2 (ja) * | 1994-05-09 | 2002-06-24 | 日産自動車株式会社 | エンジンの回転位置検出装置 |
-
1994
- 1994-12-15 DE DE4444751A patent/DE4444751A1/de not_active Ceased
-
1995
- 1995-11-27 WO PCT/DE1995/001669 patent/WO1996018812A1/de active IP Right Grant
- 1995-11-27 JP JP51803296A patent/JP4040086B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-27 US US08/693,059 patent/US5829412A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-27 CN CN95191644A patent/CN1073206C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-27 EP EP95939209A patent/EP0755483B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-27 DE DE59509115T patent/DE59509115D1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1996018812A1 (de) | 1996-06-20 |
EP0755483A1 (de) | 1997-01-29 |
EP0755483B1 (de) | 2001-03-21 |
CN1073206C (zh) | 2001-10-17 |
US5829412A (en) | 1998-11-03 |
DE4444751A1 (de) | 1996-06-20 |
DE59509115D1 (de) | 2001-04-26 |
JPH09509464A (ja) | 1997-09-22 |
CN1141068A (zh) | 1997-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4040086B2 (ja) | 内燃機関の制御系 | |
US4932379A (en) | Method for detecting engine misfire and for fuel control | |
KR900007789B1 (ko) | 연료분사펌프의 제어장치 | |
US4941445A (en) | Electronic position sensor assembly and engine control system | |
US4282573A (en) | Processor interrupt device for an electronic engine control apparatus | |
US4274141A (en) | Method and apparatus for controlling an internal combustion engine, particularly the starting up of the engine | |
US4782692A (en) | Engine crankshaft position sensor | |
EP0591283B1 (en) | A method for determining the rotational position of a crankshaft of an internal combustion engine | |
JPS6154939B2 (ja) | ||
JPS6237231B2 (ja) | ||
US4471739A (en) | Fuel injection control method for a multi-cylinder internal combustion engine, having a fail safe function for abnormality in cylinder-discriminating means | |
US4277829A (en) | Error preventing device for an electronic engine control apparatus | |
US4503830A (en) | Apparatus for controlling fuel injection timing | |
US4312038A (en) | Electronic engine control apparatus having arrangement for detecting stopping of the engine | |
US5297048A (en) | Angular position extrapolation of a rotating crankshaft corrected for crankshaft acceleration and deceleration | |
HU221775B1 (hu) | Elektronikus motoridőzítő rendszer és eljárás | |
JPH05180053A (ja) | 電磁弁制御の燃料調量装置を制御する方法及び装置 | |
US4476830A (en) | Fuel injection control method for a multi-cylinder internal combustion engine, having a fail safe function for abnormality in cylinder-discriminating means | |
US4653315A (en) | Engine top dead center locating method | |
JP3224553B2 (ja) | ディーゼル式内燃機関の制御方法及び装置 | |
JP4347997B2 (ja) | 内燃機関の制御方法および装置 | |
US4899281A (en) | Device for triggering an event in phase with an angular position of a rotary component and application thereof | |
JPH0694854B2 (ja) | ディーゼル機関の燃料噴射進角測定装置 | |
US4160429A (en) | Electronically controlled fuel injection system for internal combustion engines | |
US4617899A (en) | Fuel injection control device for internal combustion engine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20061023 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20061211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070417 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070717 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070903 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070817 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071009 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071107 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |