JP4039136B2 - 構造物及びこれに用いられる振動エネルギ吸収装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋脚等の下部構造物上に架設されていると共に、地震、風、車両走行等により橋脚等の下部構造物に対して振動する橋桁等の上部構造物の振動エネルギを吸収する振動エネルギ吸収装置を具備した構造物に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この種の橋梁構造物は、軸方向が橋桁等の上部構造物の橋軸方向又は橋軸直交方向と同一の方向となるように、一端で橋脚等の下部構造物に、他端で橋桁等の上部構造物に連結されていると共に、下部構造物に対する橋軸方向又は橋軸直交方向における振動に基づいて軸方向で伸縮することにより、下部構造物に対する上部構造物の振動エネルギを吸収する振動エネルギ吸収装置を具備している。
【0003】
しかしながら、斯かる構造物では、振動エネルギ吸収装置の軸方向が上部構造物の橋軸方向又は橋軸直交方向と同一の方向となっているため、他の方向における上部構造物の振動、特に、振動エネルギ吸収装置の軸方向と直交する方向における振動に基づく振動エネルギの吸収能が低く、従って、地震、風、車両走行等により様々な方向で生じる上部構造物の振動を効果的に減衰させることが困難である。
【0004】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、地震、風、車両走行等により様々な方向で生じる上部構造物の振動を好適に吸収して、各方向の上部構造物の振動を可及的速やかに減衰させることができる構造物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様の構造物は、橋脚等の下部構造物と、下部構造物上に架設された橋桁等の上部構造物と、一端が下部構造物に連結され、他端が上部構造物に連結されていると共に、橋軸方向と橋軸方向に直交する橋軸直交方向とに対して軸方向が傾斜して配されており、下部構造物に対する上部構造物の振動エネルギを軸方向において伸縮して吸収する少なくとも一つの振動エネルギ吸収装置とを具備している。
【0006】
本発明の第一の態様の構造物によれば、軸方向が傾斜して配された振動エネルギ吸収装置を具備しているため、軸方向を橋軸方向と同一方向となるようにして別途振動エネルギ吸収装置を設けなくても、地震、風、車両走行等により様々な方向で生じる上部構造物の振動を好適に吸収して、各方向の上部構造物の振動を可及的速やかに減衰させることができる。
【0007】
本発明の第二の態様の構造物は、本発明の第一の態様の構造物において、振動エネルギ吸収装置を一対具備しており、一対の振動エネルギ吸収装置は、橋軸直交方向で互いに対向して配されている。
【0008】
本発明の第二の態様の構造物によれば、一対の振動エネルギ吸収装置が橋軸直交方向で互いに対向して配されているため、例えば、橋梁の上部構造物が下部構造物に対して橋軸直交方向で振動した場合に、往動における振動エネルギと復動における振動エネルギとの吸収を夫々同様に行い得る。
【0009】
本発明の第三の態様の構造物は、本発明の第一又は第二の態様の構造物において、振動エネルギ吸収装置を一対具備しており、一対の振動エネルギ吸収装置は、橋軸方向で互いに対向して配されている。
【0010】
本発明の第三の態様の構造物によれば、一対の振動エネルギ吸収装置が橋軸方向で互いに対向して配されているため、例えば、橋梁の上部構造物が下部構造物に対して橋軸方向で振動した場合に、往動における振動エネルギと復動における振動エネルギとの吸収を夫々同様に行い得る。
【0011】
本発明の第四の態様の構造物では、本発明の第一から第三のいずれかの態様の構造物において、振動エネルギ吸収装置は、その軸方向が鉛直方向に対して直交して配されている。
【0012】
本発明の第四の態様の構造物によれば、振動エネルギ吸収装置の軸方向が水平方向に伸びる結果、特に、上部構造物の水平面内における振動を好適に吸収し得る。
【0013】
本発明の第五の態様の構造物では、本発明の第一から第四のいずれかの態様の構造物において、振動エネルギ吸収装置は、下部構造物及び上部構造物のうちのいずれか一方に連結されていると共に内部に鉛又は流体を充填したシリンダと、一端が下部構造物及び上部構造物のうちのいずれか他方に連結されていると共に、シリンダの両端部を貫通し、且つ、シリンダの内部において膨大部を有するロッドとを具備しており、下部構造物及び上部構造物の相対的な振動に基づくロッドの振動で鉛又は流体に流動を生じさせて、下部構造物に対する上部構造物の振動エネルギを吸収するようになっている。
【0014】
本発明の第六の態様の構造物は、本発明の第一から第五のいずれかの態様の構造物において、下部構造物と上部構造物との間に介在されて、上部構造物の鉛直方向の荷重を支持すると共に、下部構造物に対する上部構造物の振動を免震する免震装置を具備している。
【0015】
本発明の第六の態様の構造物によれば、免震装置を具備しているため、下部構造物に対する上部構造物の振動の固有周期を長周期化することができ、而して、地震に起因する振動による構造物の破壊を好ましく防止することができる。
【0016】
本発明の第七の態様の構造物は、本発明の第六の態様の構造物において、免震装置は、剛性層と弾性層とが鉛直方向に交互に積層された積層ゴムを具備しており、積層ゴムは、その下面では下部構造物に、その上面では上部構造物に固定されている。
【0017】
本発明において、好ましい例では、下部構造物は橋脚であり、上部構造物は橋桁であるが、本発明はこれらに限定されない。
【0018】
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1から図3において、本例の構造物1は、下部構造物としての橋脚2及び橋脚2上に架設された上部構造物としてのコンクリート製の橋桁3を有した橋梁1aと、橋脚2と橋桁3との間に介在されて、橋桁3の鉛直方向Vの荷重を支持すると共に、橋桁3の振動を免震する免震装置4と、一端5が橋脚2に連結され、且つ、他端6が橋桁3に連結されていると共に、橋軸方向Xと橋軸方向Xに直交する橋軸直交方向Yとに対して軸方向Aが傾斜して配されており、橋脚2に対する橋桁3の振動エネルギを軸方向Aにおいて伸縮して吸収する振動エネルギ吸収装置7と、一端8が橋脚2に連結され、且つ、他端9が橋桁3に連結されていると共に、橋軸方向X及び橋軸直交方向Yに対して軸方向Bが傾斜して配されており、橋脚2に対する橋桁3の振動エネルギを軸方向Bにおいて伸縮して吸収する振動エネルギ吸収装置10とを具備している。
【0020】
橋脚2の上面11には、振動エネルギ吸収装置7及び10の一端5及び8の夫々を橋脚2に連結するための連結部材13及び14が設けられており、橋桁3の下面12には、振動エネルギ吸収装置7及び10の他端6及び9の夫々を橋脚2に連結するための連結部材15及び16が設けられている。連結部材13及び14は、これらの橋軸直交方向Yにおける間隔が、連結部材15及び16の橋軸直交方向Yにおける間隔よりも狭くなるように、また、橋軸方向Xに伸びた橋脚2及び橋桁3の中心線Cに対して、夫々等しい間隔をもって橋脚2に配されており、連結部材15及び16は、中心線Cに対して、夫々等しい間隔をもって橋脚2に配されている。
【0021】
免震装置4は、剛性層と弾性層とが鉛直方向Vに交互に積層された積層ゴム21を複数具備している。各積層ゴム21は、その下面では、積層ゴム21に固着された下部取付板22及びアンカーボルト23等を介して橋脚2の上面11に固定されており、その上面では、積層ゴム21に固着された上部取付板25及びボルト26等を介して橋桁3の下面12に夫々固定されている。複数の積層ゴム21は、橋桁3の荷重が均等に加わるように、橋桁3の下面12に適当に分散されて配されている。
【0022】
振動エネルギ吸収装置7及び10は、本例では、橋軸直交方向Yで互いに対向して配されていると共に、夫々の軸方向A及びBが鉛直方向Vに対して直交して夫々配されている。
【0023】
振動エネルギ吸収装置7及び10は夫々同様に形成されているので、以下、振動エネルギ吸収装置7について詳細に説明し、振動エネルギ吸収装置10については、必要に応じて図面に符号aを付してその詳細な説明を省略する。
【0024】
振動エネルギ吸収装置7は、特に図3に示すように、内部に鉛31を充填したシリンダ32と、シリンダ32の内部において球状膨大部33を有すると共にシリンダ32の両端部である端面部材34及び端面部35を貫通したロッド36と、シリンダ32の一端に固着された取付部材37とを夫々具備しており、取付部材37は、球面継手38を介して連結部材15に回動自在に連結されており、高張力鋼等から形成されて軸方向Aに伸びた長尺のロッド36の一端は、球面継手39を介して連結部材13に回動自在に連結されている。
【0025】
シリンダ32は、一方端が端面部35によって閉鎖されていると共に他方端が端面部材34によって閉鎖されている円筒状本体41からなる。端面部35は、円筒状本体41に一体的に形成されている。鉛31は、円筒状本体41の内周面42及びシリンダ32内のロッド36の外周面43間の環状空間44に密に収容されている。ロッド36は、シリンダ32に対して軸方向Aに移動自在となるように、端面部材34及び端面部35の中心部に夫々設けられた孔を貫通して配されている。
【0026】
球状膨大部33は、本例ではロッド36に一体的に形成されており、鉛31との関係で、シリンダ32に対するロッド36の軸方向相対移動に抗する抵抗力をロッド36に生じさせるようになっている。
【0027】
振動エネルギ吸収装置7は、図4に示すように、中心線Cと軸方向Aに伸びる線D1とが互いに交わる角度θ1が90度未満となるように及び橋軸直交方向Yに伸びる線Fと線D1とが互いに交わる角度が90度未満となるように、橋軸方向X及び橋軸直交方向Yに対して傾斜して連結部材13及び15に連結されるようになっており、振動エネルギ吸収装置10は、中心線Cと軸方向Bに伸びる線D2とが互いに交わる角度θ2が90度未満となるように及び線Fと線D2とが互いに交わる角度が90度未満となるように、橋軸方向X及び橋軸直交方向Yに対して傾斜して連結部材14及び16に連結されるようになっている。振動エネルギ吸収装置7及び10は、本例では、角度θ1及びθ2が夫々互いに等しい値となるように、橋脚2及び橋桁3の間に配されている。
【0028】
振動エネルギ吸収装置7は、地震、風、車両走行等に起因してロッド36がシリンダ32に対して軸方向Aに移動する場合に、環状空間44において鉛31がロッド36の球状膨大部33と円筒状本体41の内周面42とで規定される環状通路を通って塑性流動し、このとき環状通路の大きさにより決定されるシリンダ32内圧がシリンダ32の両端部、即ち、端面部材34及び端面部35に交互に作用してロッド36のシリンダ32に対する移動の抵抗力として現れるようになり、当該塑性流動における鉛31の変形により振動エネルギを吸収するようになっている。
【0029】
以上の構造物1では、地震により橋脚2が水平方向に振動すると、複数の積層ゴム21は、水平方向に剪断変形されて橋桁3の水平方向の振動を免震すると共に、振動エネルギ吸収装置7及び10は、地震、風、車両走行等に起因する橋脚2に対する橋桁3の水平方向での振動に抗する抵抗力を発生し、ロッド36のシリンダ32に対する軸方向A及びBでの移動によりシリンダ32内の鉛31に塑性流動を生じさせて、振動エネルギを吸収するようになっている。
【0030】
以上の振動エネルギ吸収装置7によれば、橋軸方向Xと橋軸直交方向Yとに対して軸方向Aが傾斜して配されているため、地震、風、車両走行等により生じる橋桁3の水平方向における様々な方向の振動エネルギを軸方向Aにおいて伸縮して好適に吸収して、各方向の橋桁3の振動を可及的速やかに減衰させることができる。
【0031】
更に、本例の構造物1は、上述のような一対の振動エネルギ吸収装置7及び10を具備しているため、例えば、橋桁3が橋脚2に対して橋軸直交方向Yで振動した場合に、往動による振動エネルギと復動による振動エネルギとの吸収を夫々同様に行うことができる。
【0032】
本例の構造物1では、一対の振動エネルギ吸収装置7及び10を橋軸直交方向Yで互いに対向して配置、すなわち中心線Cに関して対称に配置したが、これに代えて、橋軸方向Xで互いに対向して配置、すなわち線Fに関して対称に配置してもよく、また、振動エネルギ吸収装置7に対して橋軸方向Xで対向して配されている振動エネルギ吸収装置と、振動エネルギ吸収装置10に対して橋軸方向Xで対向して配されている振動エネルギ吸収装置とを更に具備していてもよい。また、上記振動エネルギ吸収装置7及び10は、夫々の軸方向A及びBが鉛直方向Vに対して傾斜して配されていてもよい。
【0033】
また、構造物1は、振動エネルギ吸収装置7及び10に代えて、図5に示すような、内部に流体、好ましくはシリコーン系の液体50を充填したシリンダ51と、シリンダ51の内部を二室52及び53に画成すると共に二室52及び53を互いに連通するオリフィス54付きの膨大部55を有し、且つ、シリンダ51の両端部である端面部材56及び端面部57を貫通したロッド58と、シリンダ51に固着された取付部材59とを夫々具備した振動エネルギ吸収装置60を一対具備していてもよく、斯かる振動エネルギ吸収装置60は、橋脚2に対する橋桁3の相対的な水平方向の振動に基づくロッド58の水平方向の振動でシリンダ51の内部の流体50にオリフィス54を介する二室52及び53に対する流出入を生じさせ、これにより橋脚2の水平方向の振動を減少させると共に、その振動エネルギを吸収するようになっている。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、地震、風、車両走行等により様々な方向で生じる上部構造物の振動を好適に吸収して、各方向の上部構造物の振動を可及的速やかに減衰させることができる構造物を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例の説明図である。
【図2】図1に示す例のII−II線断面説明図である。
【図3】図1に示す例の主に振動エネルギ吸収装置の拡大説明図である。
【図4】図3に示す振動エネルギ吸収装置の説明図である。
【図5】図3に示す振動エネルギ吸収装置とは他の形態の振動エネルギ吸収装置の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 構造物
1a 橋梁
2 橋脚
3 橋桁
4 免震装置
5、8 一端
6、9 他端
7、10 振動エネルギ吸収装置
Claims (2)
- 橋脚と、橋脚上に架設された橋桁と、一端が橋脚に球面継手を介して連結され、他端が橋桁に球面継手を介して連結されていると共に、橋軸方向と橋軸方向に直交する橋軸直交方向とに対して軸方向が傾斜して配されており、橋脚に対する橋桁の振動エネルギを軸方向において伸縮して吸収すると共に橋軸直交方向で互いに対向して配されている一対の振動エネルギ吸収装置と、橋脚と橋桁との間に介在されて、橋桁の鉛直方向の荷重を支持すると共に、橋脚に対する橋桁の相対的な振動を免震する複数個の免震装置とを具備しており、橋脚に対する橋桁の相対的な振動において鉛又は流体の流動を生じさせて、振動エネルギを吸収するようになっている振動エネルギ吸収装置の夫々は、その軸方向が鉛直方向に対して直交して配されており、一方の振動エネルギ吸収装置は、橋軸方向に伸びた橋脚及び橋桁の中心線とその軸方向に伸びる線とが互いに交わる角度θ1が90度未満となるように及び橋軸直交方向に伸びる線とその軸方向に伸びる線とが互いに交わる角度が90度未満となるように、その軸方向が橋軸方向及び橋軸直交方向に対して傾斜して橋脚及び橋桁に球面継手を介して連結されており、他方の振動エネルギ吸収装置は、橋軸方向に伸びた橋脚及び橋桁の中心線とその軸方向に伸びる線とが互いに交わる角度θ2が90度未満となるように及び橋軸直交方向に伸びる線とその軸方向に伸びる線とが互いに交わる角度が90度未満となるように、その軸方向が橋軸方向及び橋軸直交方向に対して傾斜して橋脚及び橋桁に球面継手を介して連結されており、振動エネルギ吸収装置の夫々は、角度θ1及びθ2が夫々互いに等しい値となるように、橋脚及び橋桁の間に橋軸方向に伸びた橋脚及び橋桁の中心線に関して対称に配されており、各免震装置は、剛性層と弾性層とが鉛直方向に交互に積層された積層ゴムを具備しており、橋桁の荷重が均等に加わるように、橋桁の下面に分散されて、その積層ゴムの下面では橋脚に、その積層ゴムの上面では橋桁に固定されている橋梁。
- 振動エネルギ吸収装置は、橋脚及び橋桁のうちのいずれか一方に球面継手を介して連結されていると共に内部に鉛又は流体を充填したシリンダと、一端が橋脚及び橋桁のうちのいずれか他方に球面継手を介して連結されていると共に、シリンダの両端部を貫通し、且つ、シリンダの内部において膨大部を有するロッドとを具備しており、橋脚及び橋桁の相対的な振動に基づくロッドの振動で鉛又は流体に流動を生じさせて、橋脚に対する橋桁の振動エネルギを吸収するようになっている請求項1に記載の橋梁。
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