JP4038727B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、メモリセルから冗長メモリセルに切り替える半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置の故障を分類すると(1)メモリセル系の故障、(2)ビット線系の故障、(3)ワード線系の故障に分類される。(1)〜(3)のうち、(1)メモリセル系の故障と(2)ビット線系の故障は、1ビット(シングル・ビット)エラーになる可能性が非常に高いが、(3)ワード線系の故障は、多ビット(マルチ・ビット)エラーになる可能性が高い。
シングル・ビット・エラーである場合には、ECC(Error Checking and Correcting)等によりエラー訂正が容易であるが、マルチ・ビット・エラーである場合には、エラー訂正が困難である。
従来の半導体記憶装置では、故障が起きた場合、故障の対象となるメモリセルから冗長メモリセルに切り替えるというもので、自己(半導体記憶装置)の故障を未然に防止するというものはない。(3)ワード線系の故障によってマルチ・ビット・エラーが発生した場合、システムダウン(コンピュータシステムがダウン)することも少なくない。ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことが望まれる。
従来の半導体記憶装置として、特開平3−241596号公報には、ワード線に故障が生じても製品の信頼性および歩留まりを向上させる半導体記憶装置が開示されている。この半導体記憶装置は、対応するメモリセルに接続された第1のワード線と、対応するメモリセルに接続された第2のワード線と、電位付加手段と、検知手段と、制御手段とを備えている。前記第1のワード線は、第1の電位以上に保持されることによって、対応したメモリセルに情報を書込む。前記第2のワード線は、第1の電位以上に保持されることによって、対応したメモリセルに情報を書込む。前記電位付加手段は、前記第1のワード線に第2の電位を印加する。前記検知手段は、前記印加された第2の電位によって、前記第1のワード線に現われた電位が前記第1の電位未満である旨を検知する。前記制御手段は、前記検知手段の検知出力に応答して、前記第1のワード線の代わりに、前記第2のワード線に前記第2の電位を印加するように前記電位付加手段を制御する。
また、従来の半導体記憶装置として、特開平10−247398号公報には、内部昇圧電源を用いて選択ワード線の電位を電源電圧よりも高くする場合において、ワード線から他の節点への電流リークによる不良を検査する時間を短縮できる半導体記憶装置が開示されている。この半導体記憶装置は、行及び列に配列された多数個のメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの各行別に設けられた複数本のワード線と、内部昇圧電源と、ワード線駆動信号線と、ワードドライバと、分離手段とを備えている。前記複数本のワード線は、前記多数個のメモリセルのうちの同一行に並ぶ複数個のメモリセルに接続される。前記ワード線駆動信号線は、ワード線のアクティブ時に前記内部昇圧電源に接続される。前記ワードドライバは、前記複数本のワード線のうちロウアドレスに従って1本のワード線を選択する時、この選択されるワード線に前記ワード線駆動信号線を接続する。前記分離手段は、前記ワード線の選択後に、テスト信号を受けて、前記内部昇圧電源と前記選択されたワード線との間を切り離す。
特開平3−241596号公報(請求項1) 特開平10−247398号公報(請求項1)
本発明の課題は、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる半導体記憶装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、ワード線系の故障によりシステムダウンしない半導体記憶装置を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、メモリアクセス動作(ライト動作、リード動作、リフレッシュ動作)による信頼性が向上する半導体記憶装置を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の半導体記憶装置は、メモリセルアレイ(24、25)と、複数の比較制御部(23−1〜23−m、23−1’〜23−m’;mとm’は1以上の整数、m>m’)と、アドレス制御部(21)とを具備する。
メモリセルアレイ(24、25)は、メモリセル(24;M11〜Mmn;nは1以上の整数)と冗長メモリセル(25;M11’〜Mmn’)とを構成するようにマトリクス状に設けられている。メモリセルアレイ(24、25)の複数の行のそれぞれに対して、複数のワード線(8−1〜8−m、8−1’〜8−m’)のそれぞれが設けられている。複数のワード線(8−1〜8−m、8−1’〜8−m’)は、メモリセル(24;M11〜Mmn)に接続されたワード線(8−1〜8−m)と、冗長メモリセル(25;M11’〜Mmn’)に接続された冗長ワード線(8−1’〜8−m’)とを含む。複数の比較制御部(23−1〜23−m、23−1’〜23−m’)のそれぞれに対して、複数のワード線(8−1〜8−m、8−1’〜8−m’)のそれぞれが接続されている。アドレス制御部(21)は、複数のワード線(8−1〜8−m、8−1’〜8−m’)に接続され、複数の比較制御部(23−1〜23−m、23−1’〜23−m’)の各々にワード線選択信号(9−1〜9−m、9−1’〜9−m’)を出力する。
アドレス制御部(21)は、第1アドレスに従って、メモリセル(24;M11〜Mmn)に接続されたワード線(8−1〜8−m)のうちの第1ワード線(8−1)を選択し、複数の比較制御部(23−1〜23−m、23−1’〜23−m’)のうち、第1ワード線(8−1)に接続された第1比較制御部(23−1)に出力するワード線選択信号(9−1)をアクティブ状態にする。
第1比較制御部(23−1)は、アクティブ状態のワード線選択信号(9−1)に従って、第1ワード線(8−1)の電位と第1設定電位(VHR)とを比較し、第1ワード線(8−1)の電位と第1設定電位(VHR)との比較結果に基づいて、第1アドレス変更指示をアドレス制御部(21)に出力する。アドレス制御部(21)は、第1アドレスと第1アドレス変更指示とに従って、第1ワード線(8−1)に代えて、冗長メモリセル(25;M11’〜Mmn’)に接続された冗長ワード線(8−1’〜8−m’)のうちの第1冗長ワード線(8−1’)を選択する。
本発明の半導体記憶装置によれば、第1比較制御部(23−1)は、ワード線選択信号(9−1)がアクティブ状態であるときに、第1ワード線(8−1)が選択(駆動)されたことを認識することができる。第1比較制御部(23−1)は、その第1ワード線(8−1)が選択(駆動)されたときに現われるべき第1ワード線(8−1)の電位と第1設定電位(VHR)とを比較することによって、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるか否かを判定する。第1比較制御部(23−1)は、第1ワード線(8−1)の電位と第1設定電位(VHR)とを比較した結果、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性がある場合、第1アドレス変更指示をアドレス制御部(21)に出力する。このため、アドレス制御部(21)は、第1ワード線(8−1)に代えて、第1冗長ワード線(8−1’)を選択することにより、第1ワード線(8−1)に接続され、且つ、マルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるメモリセル(M11、M12、…、M1n)を、第1冗長ワード線(8−1’)に接続された冗長メモリセル(M11’、M12’、…、M1n’)に切り替えることができる。
このように、本発明の半導体記憶装置によれば、第1ワード線(8−1)に接続されたメモリセル(M11、M12、…、M1n)を、第1冗長ワード線(8−1’)に接続された冗長メモリセル(M11’、M12’、…、M1n’)に切り替えるため、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、マルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができるため、ワード線系の故障によりシステムダウン(コンピュータシステムがダウン)することはない。
アドレス制御部(21)が第1アドレスに従って第1ワード線(8−1)を選択したとき、メモリセル(24;M11〜Mmn)に接続されたワード線(8−1〜8−m)のうちの第1ワード線(8−1)以外の第2ワード線(8−2〜8−m、8−1’〜8−m’)はアドレス制御部(21)によって選択されない。この場合、アドレス制御部(21)は、複数の比較制御部(23−1〜23−m、23−1’〜23−m’)のうち、第2ワード線(8−2〜8−m、8−1’〜8−m’)に接続された第2比較制御部(23−2〜23−m、23−1’〜23−m’)に出力するワード線選択信号(9−2〜9−m、9−1’〜9−m’)をインアクティブ状態にする。
第2比較制御部(23−2〜23−m、23−1’〜23−m’)は、インアクティブ状態のワード線選択信号(9−2〜9−m、9−1’〜9−m’)に従って、第2ワード線(8−2〜8−m、8−1’〜8−m’)の電位と第2設定電位(VLR)とを比較する。第2比較制御部(23−2)は、第2ワード線(8−2)の電位と第2設定電位(VLR)との比較結果に基づいて、第2アドレス変更指示をアドレス制御部(21)に出力する。アドレス制御部(21)は、第2アドレスと第2アドレス変更指示とに従って、第2ワード線(8−2)に代えて、冗長ワード線(8−1’〜8−m’)のうちの第2冗長ワード線(8−2’)を選択する。
本発明の半導体記憶装置によれば、第2比較制御部(23−2〜23−m、23−1’〜23−m’)は、ワード線選択信号(9−2〜9−m、9−1’〜9−m’)がインアクティブ状態であるときに、第2ワード線(8−2〜8−m、8−1’〜8−m’)が選択(駆動)されていないことを認識することができる。第2比較制御部(23−2〜23−m、23−1’〜23−m’)は、その第2ワード線(8−2〜8−m、8−1’〜8−m’)が選択(駆動)されていないときに現われるべき第2ワード線(8−2〜8−m、8−1’〜8−m’)の電位と第2設定電位(VLR)とを比較することによって、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるか否かを判定する。第2比較制御部(23−2〜23−m、23−1’〜23−m’)のうちの第2’比較制御部(23−2)は、第2ワード線(8−2〜8−m、8−1’〜8−m’)のうちの第2’ワード線(8−2)の電位と第2設定電位(VLR)とを比較した結果、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性がある場合、第2アドレス変更指示をアドレス制御部(21)に出力する。このため、アドレス制御部(21)は、第2’ワード線(8−2)に代えて、第2冗長ワード線(8−2’)を選択することにより、第2’ワード線(8−2)に接続され、且つ、マルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるメモリセル(M21、M22、…、M2n)を、第2冗長ワード線(8−2’)に接続された冗長メモリセル(Mm1’、Mm2’、…、Mmn)に切り替えることができる。
このように、本発明の半導体記憶装置によれば、第2’ワード線(8−2)に接続されたメモリセル(M21、M22、…、M2n)を、第2冗長ワード線(8−2’)に接続された冗長メモリセル(Mm1’、Mm2’、…、Mmn)に切り替えるため、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、マルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができるため、ワード線系の故障によりシステムダウンすることはない。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、第1ワード線(8−1)を選択(駆動)したときに、第1ワード線(8−1)に接続されたメモリセル(M11、M12、…、M1n)を、第1冗長ワード線(8−1’)に接続された冗長メモリセル(M11’、M12’、…、M1n’)に切り替えるだけでなく、駆動されていない第2’ワード線(8−2)に接続されたメモリセル(M21、M22、…、M2n)を、第2冗長ワード線(8−2’)に接続された冗長メモリセル(Mm1’、Mm2’、…、Mmn)に切り替える。このため、本発明の半導体記憶装置によれば、メモリアクセス動作(ライト動作、リード動作、リフレッシュ動作)による信頼性が向上する。
アドレス制御部(21)は、第1クロックに同期して動作し、複数の比較制御部(23−1〜23−m、23−1’〜23−m’)は、第2クロック(ICLK)に同期して動作する。
複数の比較制御部(23−1〜23−m、23−1’〜23−m’)が第2クロック(ICLK)を入力する時間は、アドレス制御部(21)が第1クロックを入力する時間(t)より遅く、アドレス制御部(21)が第1クロックを入力してから所定時間(t)経過した時間(t)より早い。
本発明の半導体記憶装置は、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
本発明の半導体記憶装置は、ワード線系の故障によりシステムダウンすることがない。
本発明の半導体記憶装置は、メモリアクセス動作(ライト動作、リード動作、リフレッシュ動作)による信頼性が向上する。
添付図面を参照して、本発明による半導体記憶装置を実施するための最良の形態を以下に説明する。本発明の半導体記憶装置は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)に適用される。
(第1実施形態)
図1は、本発明の半導体記憶装置(DRAM)の構成を示す。本発明の半導体記憶装置は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と図示しないクロック発生回路とを具備するコンピュータ(図示しない)に搭載される。
本発明の半導体記憶装置は、内部クロック発生回路3、メモリセルアレイ、センスアンプ13−1〜13−n(nは2以上の整数)、第1設定電位発生器14、第2設定電位発生器15、Xアドレス制御部21、Yアドレス制御部22、(m+m’)個の比較制御部23−1〜23−m、23−1’〜23−m’(mとm’は2以上の整数、m>m’)を具備する。
内部クロック発生回路3は、クロック発生回路からクロック信号を入力して内部クロック信号ICLKに変換し、その内部クロック信号ICLKを比較制御部23−1〜23−m、23−1’〜23−m’に出力する。Xアドレス制御部21、Yアドレス制御部22には、図示しない内部クロック信号が供給される。
メモリセルアレイは、メモリセル24と冗長メモリセル25とを構成するようにマトリクス状に設けられている。メモリセルアレイは、メモリセル24である(m×n)個のメモリセルと、冗長メモリセル25である(m’×n)個のメモリセルとを備えている。メモリセル24の(m×n)個のメモリセルは、m行・n列に配列されている。冗長メモリセル25の(m’×n)個のメモリセルは、m’行・n列に配列されている。
メモリセルアレイの(m+m’)行のそれぞれに対して、(m+m’)本のワード線のそれぞれが設けられている。(m+m’)本のワード線は、m本のワード線8−1〜8−mと、m’本の冗長ワード線8−1’〜8−m’とを含む。ワード線8−1〜8−mは、後述するXアドレスに対応する。冗長ワード線8−1’〜8−m’は、後述する変更Xアドレスに対応する。
具体的には、メモリセル24のm行のそれぞれに対して、ワード線8−1〜8−mのそれぞれが設けられ、メモリセル24のm行のうちのi行(i=1、2、…、m)に属するn個のメモリセルMi1〜Minは、ワード線8−iで互いに接続されている。メモリセルMij(j=1、2、…、n)は、そのゲートがワード線8−iで接続されたトランジスタTijと、トランジスタTijのソースが接続されたコンデンサCijとで構成される。
冗長メモリセル25のm’行のそれぞれに対して、冗長ワード線8−1’〜8−m’のそれぞれが設けられ、冗長メモリセル25のm’行のうちのi’行(i’=1’、2’、…、m’)に属するn個の冗長メモリセルMi1’〜Min’は、冗長ワード線8−i’で互いに接続されている。冗長メモリセルMij’(j=1、2、…、n)は、そのゲートが冗長ワード線8−i’で接続されたトランジスタTij’と、トランジスタTij’のソースが接続されたコンデンサCij’とで構成される。
Yアドレス制御部22は、Yアドレスバッファ11、カラムデコーダ12を備えている。カラムデコーダ12は、Yアドレスバッファ11に接続されている。カラムデコーダ12には、ビット線6−1〜6−nとビット線バー7−1〜7−nとn本のカラムセレクト線とが接続されている。Yアドレスバッファ11は、図示しない内部クロック信号に同期して動作する。
メモリセルアレイのn行のそれぞれに対して、図示しないn本のカラムセレクト線のそれぞれが設けられている。n本のカラムセレクト線は、後述するYアドレスに対応する。
上記iと上記jとが奇数である場合{i=1、3、…、(m−1);j=1、3、…、(n−1)}、上記iと上記jとが偶数である場合(i=2、4、…、m;j=2、4、…、n)、メモリセルMijのトランジスタTijのドレイン、メモリセルMij’のトランジスタTij’のドレインには、ビット線6−iが接続されている。
上記iが奇数であり上記jが偶数である場合{i=1、3、…、(m−1);j=2、4、…、n}、上記iが偶数であり上記jが奇数である場合{i=2、4、…、m;j=1、3、…、(n−1)}、メモリセルMijのトランジスタTijのドレイン、メモリセルMij’のトランジスタTij’のドレインには、ビット線7−iが接続されている。
センスアンプ13−1〜13−nのそれぞれに対して、n本のビット線6−1〜6−nのそれぞれと、n本のビット線バー7−1’〜7−n’のそれぞれと、n本のカラムセレクト線のそれぞれとが接続されている。
Xアドレス制御部21は、Xアドレスバッファ1、救済回路2、アドレスデコーダ4、(m+m’)個のワードドライバ5−1〜5−m、5−1’〜5−m’を備えている。救済回路2は、Xアドレスバッファ1に接続されている。アドレスデコーダ4は、救済回路2に接続されている。アドレスデコーダ4は、アドレスデコーダ4aと冗長アドレスデコーダ4bとを備えている。Xアドレスバッファ1は、図示しない内部クロック信号に同期して動作する。
ワードドライバ5−1〜5−mは、アドレスデコーダ4aに接続されている。ワードドライバ5−1〜5−mのそれぞれに対して、ワード線8−1〜8−mのそれぞれが接続されている。
ワードドライバ5−1’〜5−m’は、冗長アドレスデコーダ4bに接続されている。ワードドライバ5−1’〜5−m’のそれぞれに対して、冗長ワード線8−1’〜8−m’のそれぞれが接続されている。
上記のXアドレス制御部21、上記のYアドレス制御部22は、メモリアクセス動作(ライト動作、リード動作、リフレッシュ動作を含む)を行う。メモリアクセス動作については、後述する。
比較制御部23−1〜23−m、23−1’〜23−m’のそれぞれは、(m+m’)個のセレクタ回路16−1〜16−m、16−1’〜16−m’のそれぞれと、(m+m’)個の比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’のそれぞれとを備えている。
第1設定電位発生器14は、予めに設定された第1設定電位VHRを発生する。
第2設定電位発生器15は、予めに設定された第2設定電位VLRを発生する。
セレクタ回路16−1〜16−m、16−1’〜16−m’のそれぞれは、第1設定電位発生器14と、第2設定電位発生器15と、比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’のそれぞれとに接続されている。
比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’は、内部クロック信号ICLKに同期して動作する。比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’のそれぞれは、(m+m’)本のワード線(ワード線8−1〜8−m、冗長ワード線8−1’〜8−m’)のそれぞれと、上記の救済回路2とに接続されている。
上記の救済回路2は、比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’の出力のそれぞれがワード線8−1〜8−m、8−1’〜8−m’のそれぞれに接続されていることを認識している。救済回路は、ワード線がNGとなった場合、ワード線に対応するXアドレスから、冗長ワード線に対応するXアドレスに割り当てるためのアドレス置換用メモリ18を備え、アドレス置換用メモリ18には、Xアドレスと変更Xアドレスとが情報として記載されている(図2参照)。アドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレスは、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるメモリセルに接続されたワード線に対応する。アドレス置換用メモリ18に記載された変更Xアドレスは、アドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレスに対応付けられ、冗長メモリセル25に接続された冗長ワード線8−1’〜8−m’のうちの1つの冗長ワード線に対応する。
ワードドライバ5−1〜5−m、5−1’〜5−m’のそれぞれは、ワード線選択信号9−1〜9−m、9−1’〜9−m’のそれぞれをセレクタ回路16−1〜16−m、16−1’〜16−m’のそれぞれに出力する。
ワードドライバ5−1〜5−m、5−1’〜5−m’のうちの1つのワードドライバ(第1ワードドライバ)は、(m+m’)本のワード線(ワード線8−1〜8−m、冗長ワード線8−1’〜8−m’)のうち、第1ワードドライバに接続された1つのワード線(第1ワード線)を駆動(選択)するときに、セレクタ回路16−1〜16−m、16−1’〜16−m’のうち、第1ワードドライバに接続された1つのセレクタ回路(第1セレクタ回路)に出力するワード線選択信号をアクティブ状態にする。
第1セレクタ回路は、第1ワードドライバから出力されるワード線選択信号がアクティブ状態であるとき、第1設定電位発生器14からの第1設定電位VHRを、比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’のうち、第1セレクタ回路に接続された1つの比較回路(第1比較回路)に出力する。
第1比較回路は、内部クロック信号ICLKに同期して、第1ワードドライバにより駆動された第1ワード線の電位と、第1セレクタ回路から出力された第1設定電位VHRとを比較する。第1比較回路は、第1ワード線の電位が第1設定電位VHRの範囲内にないときに、アドレス変更指示を救済回路2に出力する。第1比較回路から出力されたアドレス変更指示は、第1ワード線に代えて、冗長メモリセル25に接続された冗長ワード線8−1’〜8−m’のうちの1つの冗長ワード線を選択するための情報である。
救済回路2は、第1比較回路からのアドレス変更指示に従って、第1ワード線に対応するXアドレスをアドレス置換用メモリ18に記載する。救済回路2は、アドレス置換用メモリ18を参照して、冗長ワード線8−1’〜8−m’のうち、使用可能であり、且つ、第1ワード線に対応する1つの冗長ワード線(第1冗長ワード線)を決定する。救済回路2は、アドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレス(第1ワード線)に対応付けて、決定された第1冗長ワード線に対応するXアドレスを変更Xアドレスとしてアドレス置換用メモリ18に記載する。Xアドレスから変更Xアドレスへの切り替え(第1ワード線に接続されたメモリセルから、第1冗長ワード線に接続された冗長メモリセルへの切り替え)は、リフレッシュ動作時に行われる。
後述するメモリアクセス動作時に、救済回路2は、Xアドレスバッファ1から出力される後述のアドレスXA(Xアドレス)とアドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレス(第1ワード線)とが一致しない場合、Xアドレスバッファ1からのアドレスXA(Xアドレス)をアドレスデコーダ4(アドレスデコーダ4a)に出力し、一致した場合、Xアドレス(第1ワード線)に対応付けられた変更Xアドレス(第1冗長ワード線)をアドレスXAとしてアドレスデコーダ4(冗長アドレスデコーダ4b)に出力する。
本発明の半導体記憶装置によれば、第1セレクタ回路は、第1ワードドライバからのワード線選択信号がアクティブ状態であるときに、第1ワード線が選択(駆動)されたことを認識することができる。第1比較回路は、その第1ワード線が選択(駆動)されたときに現われるべき第1ワード線の電位と第1設定電位VHRとを比較することによって、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるか否かを判定する。第1比較回路は、第1ワード線の電位と第1設定電位VHRとを比較した結果、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性がある場合、アドレス変更指示をXアドレス制御部21内の救済回路2に出力する。このため、Xアドレス制御部21は、第1ワード線に代えて、第1冗長ワード線を選択することにより、第1ワード線に接続され、且つ、マルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるメモリセルを、第1冗長ワード線に接続された冗長メモリセルに切り替えることができる。
このように、本発明の半導体記憶装置によれば、第1ワード線に接続されたメモリセルを、第1冗長ワード線に接続された冗長メモリセルに切り替えるため、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、マルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができるため、ワード線系の故障によりシステムダウン(コンピュータシステムがダウン)することはない。
ワードドライバ5−1〜5−m、5−1’〜5−m’のうちの第1ワードドライバ以外の第2ワードドライバのそれぞれ、即ち、(m+m’)本のワード線のうちの第1ワード線以外の第2ワード線のそれぞれを駆動(選択)しない第2ワードドライバのそれぞれは、セレクタ回路16−1〜16−m、16−1’〜16−m’のうち、第2ワードドライバのそれぞれに接続された第2セレクタ回路のそれぞれに出力するワード線選択信号をインアクティブ状態にする。
第2セレクタ回路のそれぞれは、第2ワードドライバのそれぞれから出力されるワード線選択信号のそれぞれがインアクティブ状態であるとき、第2設定電位発生器15からの第2設定電位VLRを、比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’のうちの第1比較回路以外の第2比較回路のそれぞれに出力する。
第2比較回路のそれぞれは、内部クロック信号ICLKに同期して、駆動されていない第2ワード線のそれぞれの電位と、第2セレクタ回路のそれぞれから出力された第2設定電位VLRとを比較する。第2比較回路のうちの第2’比較回路(単数又は複数)は、第2ワード線のうちの第2’ワード線(単数又は複数)の電位が第2設定電位VLRの範囲内にないときに、アドレス変更指示を救済回路2に出力する。第2’比較回路から出力されたアドレス変更指示は、第2’ワード線に代えて、冗長メモリセル25に接続された冗長ワード線8−1’〜8−m’のうちの1つの冗長ワード線を選択するための情報である。
救済回路2は、第2’比較回路からのアドレス変更指示に従って、第2’ワード線に対応するXアドレスをアドレス置換用メモリ18に記載する。救済回路2は、アドレス置換用メモリ18を参照して、冗長ワード線8−1’〜8−m’のうち、使用可能であり、且つ、第2’ワード線に対応する1つの冗長ワード線(第2冗長ワード線)を決定する。救済回路2は、アドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレス(第2’ワード線)に対応付けて、決定された第2冗長ワード線に対応するXアドレスを変更Xアドレスとしてアドレス置換用メモリ18に記載する。
後述するメモリアクセス動作時に、救済回路2は、Xアドレスバッファ1から出力される後述のアドレスXA(Xアドレス)とアドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレス(第2’ワード線)とが一致しない場合、Xアドレスバッファ1からのアドレスXA(Xアドレス)をアドレスデコーダ4(アドレスデコーダ4a)に出力し、一致した場合、Xアドレス(第2’ワード線)に対応付けられた変更Xアドレス(第2冗長ワード線)をアドレスXAとしてアドレスデコーダ4(冗長アドレスデコーダ4b)に出力する。
本発明の半導体記憶装置によれば、第2セレクタ回路のそれぞれは、第2ワードドライバのそれぞれからのワード線選択信号のそれぞれがインアクティブ状態であるときに、第2ワード線のそれぞれが選択(駆動)されていないことを認識することができる。第2比較回路のそれぞれは、その第2ワード線のそれぞれが選択(駆動)されていないときに現われるべき第2ワード線のそれぞれの電位と第2設定電位VLRとを比較することによって、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるか否かを判定する。第2比較回路のうちの第2’比較回路は、第2ワード線のうちの第2’ワード線の電位と第2設定電位VLRとを比較した結果、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性がある場合、アドレス変更指示をXアドレス制御部21内の救済回路2に出力する。このため、Xアドレス制御部21は、第2’ワード線に代えて、第2冗長ワード線を選択することにより、第2’ワード線に接続され、且つ、マルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるメモリセルを、第2冗長ワード線に接続された冗長メモリセルに切り替えることができる。
このように、本発明の半導体記憶装置によれば、第2’ワード線に接続されたメモリセルを、第2冗長ワード線に接続された冗長メモリセルに切り替えるため、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、マルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができるため、ワード線系の故障によりシステムダウンすることはない。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、第1ワード線を選択(駆動)したときに、第1ワード線に接続されたメモリセルを、第1冗長ワード線に接続された冗長メモリセルに切り替えるだけでなく、駆動されていない第2’ワード線に接続されたメモリセルを、第2冗長ワード線に接続された冗長メモリセルに切り替える。このため、本発明の半導体記憶装置によれば、メモリアクセス動作(ライト動作、リード動作、リフレッシュ動作)による信頼性が向上する。
図3は、本発明の半導体記憶装置の(m+m’)本のワード線(ワード線8−1〜8−m、冗長ワード線8−1’〜8−m’)のうちの1つのワード線が選択(駆動)されたときの電位(波形)と時間との関係を示す。
上記のXアドレス制御部21(Xアドレスバッファ1)、上記のYアドレス制御部22(Yアドレスバッファ11)は、図示しない内部クロック信号(例えば立下り)に応じて動作する。
Xアドレス制御部21は、例えば、ワード線8−1を選択(駆動)するとき、ワード線8−1の電位30は、図示しない内部クロック信号の立下りである第1時間tから第2時間tの間に、ローレベル電位Vからハイレベル電位Vに瞬時に変化する。ローレベル電位Vは、ワード線8−1に接続されたメモリセルM1j(j=1、2、…、n)のトランジスタT1jの動作限界電圧Vよりも低く、ハイレベル電位Vは、その動作限界電圧Vよりも高い。ワード線8−1の電位30は、そのワード線8−1が選択(駆動)されている第2時間tから第3時間tまでの間、ハイレベル電位Vである。ワード線8−1の電位30は、次の図示しない内部クロック信号の立下りである第3時間tから第4時間tの間に、ハイレベル電位Vからローレベル電位Vに瞬時に変化する。
ワード線系の故障によるワード線の電位(波形)としては、(A)ワード線系のどこかが高抵抗となり、波形がなまった場合のワード線の電位31と、(B)ゴミ等によりリークが大きくなり電圧レベルが不十分である場合のワード線の電位32とが挙げられる。これらの電位(波形)は劣化が進むと故障を起こす可能性がある。
(A)の場合、ワード線8−1の電位31は、第1時間tから第5時間tの間に、ローレベル電位Vからハイレベル電位Vにゆるやかに変化する。第5時間tは、第2時間tと第3時間tとの間の時間であり、第1時間tから第5時間tの間の時間間隔は、第1時間tから第2時間tの間の時間間隔より長い。ワード線8−1の電位31は、そのワード線8−1が選択(駆動)されている第5時間tから第3時間tまでの間、ハイレベル電位Vである。ワード線8−1の電位31は、第3時間tから第6時間tの間に、ハイレベル電位Vからローレベル電位Vにゆるやかに変化する。第6時間tは、第4時間tより後の時間であり、第3時間tから第6時間tの間の時間間隔は、第3時間tから第4時間tの間の時間間隔より長い。
(B)の場合、ワード線8−1の電位32は、第1時間tから第7時間tの間に、ローレベル電位Vから擬似ハイレベル電位VHBにゆるやかに変化する。第7時間tは、第2時間tと第5時間tとの間の時間であり、第1時間tから第7時間tの間の時間間隔は、第1時間tから第2時間tの間の時間間隔より長い。擬似ハイレベル電位VHBは、ハイレベル電位Vよりも低い電位であり、上記の動作限界電圧Vよりも僅かに高い。ワード線8−1の電位32は、そのワード線8−1が選択(駆動)されている第7時間tから第3時間tまでの間、擬似ハイレベル電位VHBである。ワード線8−1の電位32は、第3時間tから第8時間tの間に、擬似ハイレベル電位VHBからローレベル電位Vにゆるやかに変化する。第8時間tは、第4時間tと第6時間tとの間の時間であり、第3時間tから第8時間tの間の時間間隔は、第3時間tから第4時間tの間の時間間隔より長い。
上記の比較制御部23−1〜23−m、23−1’〜23−m’(比較回路17−1〜17−m、17−1’〜17−m’)は、予めに設定された比較動作時間tに応じて、比較動作を行う。比較動作時間tは、内部クロック信号ICLKを入力する時間(例えば、内部クロック信号ICLKの立下り)であり、第2時間tと所定時間であるハイレベル期待時間tとの間の時間である。ハイレベル期待時間tは、ワード線8−1が選択(駆動)されたときにハイレベル電位Vであるべき時間であり、第5時間t、第7時間tよりも前の時間である。
Xアドレス制御部21が例えばワード線8−1を選択(駆動)するとき、Xアドレス制御部21は、セレクタ回路16−1に出力するワード線選択信号9−1をアクティブ状態にする。このとき、セレクタ回路16−1は、アクティブ状態のワード線選択信号9−1に従って、第1設定電位発生器14からの第1設定電位VHRを比較回路17−1に出力する。比較回路17−1は、予めに設定された比較動作時間tに応じて、比較動作を行う。即ち、ワードドライバ5−1により駆動されたワード線8−1の電位と、セレクタ回路16−1から出力された第1設定電位VHRとを比較する。
上記の第1設定電位発生器14が発生する第1設定電位VHRは、上記の動作限界電圧Vより高く、ハイレベル電位V以下の範囲に予めに設定されている。比較回路17−1は、比較動作時間tのときのワード線8−1の電位が第1設定電位VHRの範囲内にないとき、上記のアドレス変更指示を救済回路2に出力する。
本発明の半導体記憶装置は、このような電位差(第1設定電位VHR)があることによりマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
Xアドレス制御部21が例えばワード線8−1を選択(駆動)するとき、Xアドレス制御部21は、セレクタ回路16−2〜16−m、16−1’〜16−m’のそれぞれに出力するワード線選択信号9−2〜9−m、9−1’〜9−m’のそれぞれをインアクティブ状態にする。
このとき、セレクタ回路16−2は、インアクティブ状態のワード線選択信号9−2に従って、第2設定電位発生器15からの第2設定電位VLRを比較回路17−2に出力する。比較回路17−2は、上記の比較動作時間tに応じて、比較動作を行う。即ち、ワードドライバ5−2により駆動されたワード線8−2の電位と、セレクタ回路16−2から出力された第2設定電位VLRとを比較する。
上記の第2設定電位発生器15が発生する第2設定電位VLRは、ローレベル電位V以上、上記の動作限界電圧Vより低い範囲に予めに設定されている。比較回路17−2は、比較動作時間tのときのワード線8−2の電位が第2設定電位VLRの範囲内にないとき、上記のアドレス変更指示を救済回路2に出力する。
本発明の半導体記憶装置は、このような電位差(第2設定電位VLR)があることによりマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
本発明の半導体記憶装置の動作として、メモリアクセス動作(ライト動作、リード動作、リフレッシュ動作を含む)、アドレス変更動作が挙げられる。アドレス変更動作については、メモリアクセス動作を説明した後に述べる。
まず、本発明の半導体記憶装置の動作として、メモリアクセス動作のうちのライト動作、リード動作について、図1を用いて簡単に説明する。ここで、メモリアクセス動作のうちのリフレッシュ動作についての記載は省略する。また、ライト動作時に実行されるライトコマンド、リード動作時に実行されるライトコマンドについての記載は省略する。
ライト動作時、リード動作時において、Xアドレスバッファ1は、CPUからのアドレスADDを入力し、そのアドレスADDがXアドレス(行アドレス)である場合、図示しない内部クロック信号に応じて、そのXアドレスであるアドレスXAを救済回路2に出力する。
ライト動作時、リード動作時において、救済回路2は、Xアドレスバッファ1からのアドレスXAとアドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレスとが一致するか否かを判定する。判定の結果、一致しない場合、救済回路2は、Xアドレスバッファ1からのアドレスXAをアドレスデコーダ4(アドレスデコーダ4a)に出力する。判定の結果、一致した場合、救済回路2は、一致したXアドレスに対応付けられた変更XアドレスをアドレスXAとしてアドレスデコーダ4(冗長アドレスデコーダ4b)に出力する。
ライト動作時、リード動作時において、上記判定の結果が一致していない場合、アドレスデコーダ4aは、救済回路2からのアドレスXAをデコードし、ワードドライバ5−i(i=1、2、…、m)は、そのアドレスXA(Xアドレス)に応じたワード線8−iを駆動する。一方、上記判定の結果が一致していた場合、冗長アドレスデコーダ4bは、救済回路2からのアドレスXAをデコードし、ワードドライバ5−i’(i’=1’、2’、…、m’)は、そのアドレスXA(Xアドレス)に応じた冗長ワード線8−i’を駆動する。
センスアンプ13−1〜13−nは、ワードドライバ(ワードドライバ5−i、ワードドライバ5−i’)によりワード線が駆動されたときに、ビット線(ビット線6−1〜6−n、ビット線バー7−1〜7−n)に電位を供給し、ビット線の電位を増幅させる。
ライト動作時、リード動作時において、Yアドレスバッファ11は、CPUからのアドレスADDを入力し、そのアドレスADDがYアドレス(列アドレス)である場合、図示しない内部クロック信号に応じて、そのYアドレスであるアドレスYAをカラムデコーダ12に出力する。
カラムデコーダ12は、Yアドレスバッファ11からのアドレスYAをデコードし、n本のカラムセレクト線のうち、そのアドレスYA(Yアドレス)に応じたj番目(j=1、2、…、n)のカラムセレクト線を駆動する。
ライト動作時にカラムデコーダ12によりj番目のカラムセレクト線が駆動されているとき、センスアンプ13−jは、コンピュータ内の外部回路(図示しない)からの書込データをビット線6−j、ビット線バー7−jに出力する。上記判定の結果が一致していない場合、ビット線6−j(ビット線バー7−j)に接続されたメモリセルMij(アドレス)には書込データが書き込まれる。一方、上記判定の結果が一致していた場合、ビット線6−j(ビット線バー7−j)に接続された冗長メモリセルMij’(アドレス)には書込データが書き込まれる。
リード動作時にカラムデコーダ12によりj番目のカラムセレクト線が駆動されているときに、上記判定の結果が一致していない場合、ビット線6−j(ビット線バー7−j)に接続されたメモリセルMij(アドレス)から読出データがセンスアンプ13−jを介してコンピュータ内の外部回路(図示しない)に読み出される。一方、上記判定の結果が一致していない場合、ビット線6−j(ビット線バー7−j)に接続されたメモリセルMij(アドレス)から読出データがセンスアンプ13−jを介してコンピュータ内の外部回路に読み出される。
次に、本発明の半導体記憶装置の動作として、アドレス変更動作について、図1を用いて説明する。
いま、ライト動作時、リード動作時に、ワードドライバ5−1がワード線8−1を駆動(選択)するときにワード線選択信号9−1をアクティブ状態にしたものとする。
セレクタ回路16−1は、アクティブ状態のワード線選択信号9−1に従って、第1設定電位発生器14からの第1設定電位VHRを比較回路17−1に出力する。比較回路17−1は、内部クロック信号ICLKを入力したときの(比較動作時間tのときの)ワード線8−1の電位と、セレクタ回路16−1から出力された第1設定電位VHRとを比較する。
比較回路17−1は、比較動作時間tのときのワード線8−1の電位が第1設定電位VHRの範囲内にないとき、アドレス変更指示を救済回路2に出力する。
救済回路2は、比較回路17−1からのアドレス変更指示に従って、ワード線8−1に対応するXアドレスをアドレス置換用メモリ18に記載する。この場合、ワード線8−1は奇数番目のワード線であるため、救済回路2は、アドレス置換用メモリ18を参照して、冗長ワード線8−1’〜8−m’のうち、使用可能であり、且つ、奇数番目の冗長ワード線8−1’を決定する。救済回路2は、アドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレス(ワード線8−1)に対応付けて、決定された冗長ワード線8−1’に対応するXアドレスを変更Xアドレスとしてアドレス置換用メモリ18に記載する。
救済回路2は、Xアドレス(ワード線8−1)に対応付けられた変更Xアドレス(冗長ワード線8−1’)をアドレスXAとしてアドレスデコーダ4(冗長アドレスデコーダ4b)に出力する。冗長アドレスデコーダ4bは、救済回路2からのアドレスXAをデコードし、ワードドライバ5−1’は、そのアドレスXA(変更Xアドレス)に応じた冗長ワード線8−1’を駆動する。
本発明の半導体記憶装置によれば、セレクタ回路16−1は、ワードドライバ5−1からのワード線選択信号9−1がアクティブ状態であるときに、ワード線8−1が選択(駆動)されたことを認識することができる。比較回路17−1は、そのワード線8−1が選択(駆動)されたときに現われるべきワード線8−1の電位と第1設定電位VHRとを比較することによって、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるか否かを判定する。比較回路17−1は、ワード線8−1の電位と第1設定電位VHRとを比較した結果、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性がある場合、アドレス変更指示をXアドレス制御部21内の救済回路2に出力する。このため、Xアドレス制御部21は、ワード線8−1に代えて、冗長ワード線8−1’を選択することにより、ワード線8−1に接続され、且つ、マルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるメモリセルM11、M12、…、M1nを、冗長ワード線8−1’に接続された冗長メモリセルM11’、M12’、…、M1n’に切り替えることができる。
このように、本発明の半導体記憶装置によれば、ワード線8−1に接続されたメモリセルM11、M12、…、M1nを、冗長ワード線8−1’に接続された冗長メモリセルM11’、M12’、…、M1n’に切り替えるため、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、マルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができるため、ワード線系の故障によりシステムダウンすることはない。
上述のようにワードドライバ5−1がワード線8−1を駆動(選択)しているとき、ワードドライバ5−2〜5−m、5−1’〜5−m’は、ワード線8−2〜8−m、8−1’〜8−m’を駆動しないため、ワード線選択信号9−2〜9−m、9−1’〜9−m’をインアクティブ状態にする。
セレクタ回路16−2〜16−m、16−1’〜16−m’のそれぞれは、インアクティブ状態のワード線選択信号9−2〜9−m、9−1’〜9−m’のそれぞれに従って、第2設定電位発生器15からの第2設定電位VLRを比較回路17−2〜17−m、17−1’〜17−m’のそれぞれに出力する。比較回路17−2〜17−m、17−1’〜17−m’のそれぞれは、内部クロック信号ICLKを入力したときの(比較動作時間tのときの)ワード線8−2〜8−m、8−1’〜8−m’のそれぞれの電位と、セレクタ回路16−2〜16−m、16−1’〜16−m’のそれぞれから出力された第2設定電位VLRとを比較する。
ここで、比較動作時間tのときのワード線8−2の電位が第2設定電位VLRの範囲内にないとき、比較回路17−2は、アドレス変更指示を救済回路2に出力する。
救済回路2は、比較回路17−2からのアドレス変更指示に従って、ワード線8−2に対応するXアドレスをアドレス置換用メモリ18に記載する。この場合、ワード線8−2は偶数番目のワード線であるため、救済回路2は、アドレス置換用メモリ18を参照して、冗長ワード線8−1’〜8−m’のうち、使用可能であり、且つ、偶数番目の冗長ワード線8−m’を決定する。救済回路2は、アドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレス(ワード線8−2)に対応付けて、決定された冗長ワード線8−m’に対応するXアドレスを変更Xアドレスとしてアドレス置換用メモリ18に記載する。
他のライト動作時、他のリード動作時に、救済回路2は、アドレス置換用メモリ18を参照して、Xアドレスバッファ1からのアドレスXAがワード線8−2に対応し、且つ、そのアドレスXA(ワード線8−2)とアドレス置換用メモリ18に記載されたXアドレス(ワード線8−1、8−2)とが一致したとき、Xアドレス(ワード線8−2)に対応付けられた変更Xアドレス(冗長ワード線8−m’)をアドレスXAとしてアドレスデコーダ4(冗長アドレスデコーダ4b)に出力する。冗長アドレスデコーダ4bは、救済回路2からのアドレスXAをデコードし、ワードドライバ5−m’は、そのアドレスXA(変更Xアドレス)に応じた冗長ワード線8−m’を駆動する。
本発明の半導体記憶装置によれば、セレクタ回路16−2〜16−m、16−1’〜16−m’のそれぞれは、ワードドライバ5−2〜5−m、5−1’〜5−m’のそれぞれからのワード線選択信号9−2〜9−m、9−1’〜9−m’のそれぞれがインアクティブ状態であるときに、ワード線8−2〜8−m、8−1’〜8−m’のそれぞれが選択(駆動)されていないことを認識することができる。比較回路17−2〜17−m、17−1’〜17−m’のそれぞれは、そのワード線8−2〜8−m、8−1’〜8−m’のそれぞれが選択(駆動)されていないときに現われるべきワード線8−2〜8−m、8−1’〜8−m’のそれぞれの電位と第2設定電位VLRとを比較することによって、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるか否かを判定する。比較回路17−2は、ワード線8−2の電位と第2設定電位VLRとを比較した結果、前述したマルチ・ビット・エラーが発生する可能性がある場合、アドレス変更指示をXアドレス制御部21内の救済回路2に出力する。このため、Xアドレス制御部21は、ワード線8−2に代えて、冗長ワード線8−m’を選択することにより、ワード線8−2に接続され、且つ、マルチ・ビット・エラーが発生する可能性があるメモリセルM21、M22、…、M2nを、冗長ワード線8−m’に接続された冗長メモリセルMm1’、Mm2’、…、Mmnに切り替えることができる。
このように、本発明の半導体記憶装置によれば、ワード線8−2に接続されたメモリセルM21、M22、…、M2nを、冗長ワード線8−m’に接続された冗長メモリセルMm1’、Mm2’、…、Mmnに切り替えるため、ワード線系の故障によるマルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができる。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、マルチ・ビット・エラーを未然に防ぐことができるため、ワード線系の故障によりシステムダウンすることはない。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、ワード線8−1を選択(駆動)したときに、ワード線8−1に接続されたメモリセルM11、M12、…、M1nを、冗長ワード線8−1’に接続された冗長メモリセルM11’、M12’、…、M1n’に切り替えるだけでなく、駆動されていないワード線8−2に接続されたメモリセルM21、M22、…、M2nを、冗長ワード線8−m’に接続された冗長メモリセルMm1’、Mm2’、…、Mmnに切り替える。このため、本発明の半導体記憶装置によれば、メモリアクセス動作(ライト動作、リード動作、リフレッシュ動作)による信頼性が向上する。
本発明の半導体記憶装置(DRAM)の構成を示す。 本発明の半導体記憶装置の救済回路内のメモリに格納された情報を示す。 本発明の半導体記憶装置の(m+m’)本のワード線のうちの1つのワード線が選択(駆動)されたときの電位(波形)と時間との関係を示す。
符号の説明
1 Xアドレスバッファ
2 救済回路
3 内部クロック発生回路
4 アドレスデコーダ
4a アドレスデコーダ
4b 冗長アドレスデコーダ
5−1〜5−m、5−1’〜5−m’ ワードドライバ
6−1〜6−n ビット線
7−1〜7−n ビット線バー
8−1〜8−m、8−1’〜8−m’ ワード線
9−1〜9−m、9−1’〜9−m’ ワード線選択信号
11 Yアドレスバッファ
12 カラムデコーダ
13−1〜13−n センスアンプ
14 第1設定電位発生器
15 第2設定電位発生器
16−1〜16−m、16−1’〜16−m’ セレクタ回路
17−1〜17−m、17−1’〜17−m’ 比較回路
18 アドレス置換用メモリ
21 Xアドレス制御部
22 Yアドレス制御部
23−1〜23−m、23−1’〜23−m’ 比較制御部
24 メモリセル
25 冗長メモリセル
30 ワード線の電位(通常時)
31 ワード線の電位(故障時)
32 ワード線の電位(故障時)
C11〜Cmn、C11’〜Cmn’ キャパシタ
M11〜Mmn、M11’〜Mmn’ メモリセル
T11〜Tmn、T11’〜Tmn’ トランジスタ
比較動作時間
ハイレベル期待時間
ハイレベル電位
HB 擬似ハイレベル電位
HR 第1設定電位(ハイレベル設定電位)
ローレベル電位
LR 第2設定電位(ローレベル設定電位)
メモリセルのトランジスタの動作限界電位

Claims (3)

  1. モリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの行にそれぞれ接続された複数のワード線と、
    前記複数のワード線にそれぞれ接続された複数の比較制御部と、
    前記複数のワード線のそれぞれに対応し、前記複数の比較制御部にそれぞれ接続された複数のワード線選択線と、
    前記複数のワード線と複数のワード線選択線とに接続され、それぞれ前記複数のワード線選択線を介して前記複数の比較制御部ワード線選択信号を出力するアドレス制御部と
    を具備し、
    前記メモリセルアレイは、メモリセルと冗長メモリセルとを含み、
    前記複数のワード線は、前記メモリセルに接続されたワード線群と、前記冗長メモリセルに接続された冗長ワード線群とを含み、
    前記アドレス制御部は、第1アドレスに従って、前記ワード線のうちの第1ワード線と、前記複数のワード線選択線のうちの、前記第1ワード線に対応する第1ワード線選択線とを選択し、前記複数の比較制御部のうち、前記第1ワード線に接続された第1比較制御部に対して、前記第1ワード線選択線を介して出力する前記ワード線選択信号をアクティブ状態にし、
    前記第1比較制御部は、前記アクティブ状態のワード線選択信号に従って、前記第1ワード線の電位と第1設定電位とを比較し、前記第1ワード線の電位と前記第1設定電位との比較結果に基づいて、第1アドレス変更指示を前記アドレス制御部に出力し、
    前記アドレス制御部は、前記第1アドレスと前記第1アドレス変更指示とに従って、前記第1ワード線に代えて、前記冗長ワード線のうちの第1冗長ワード線を選択し、
    前記アドレス制御部は、前記第1アドレスに従って前記第1ワード線を選択したとき、前記複数の比較制御部のうちの前記第1比較制御部以外の比較制御部に対して、前記複数のワード線選択線のうちの前記第1ワード線選択線以外のワード線選択線を介して出力する前記ワード線選択信号をインアクティブ状態にし、
    前記第1比較制御部以外の比較制御部は、前記インアクティブ状態のワード線選択信号に従って、それぞれ、前記第1ワード線以外のワード線の電位と第2設定電位とを比較し、
    前記第1比較制御部以外の比較制御部のうちの第2比較制御部は、前記第1ワード線以外のワード線のうちの第2ワード線の電位と前記第2設定電位との比較結果に基づいて、第2アドレス変更指示を前記アドレス制御部に出力し、
    前記アドレス制御部は、第2アドレスと前記第2アドレス変更指示とに従って、前記第2ワード線に代えて、前記冗長ワード線群のうちの第2冗長ワード線を選択する
    半導体記憶装置。
  2. 前記アドレス制御部は、第1クロックに同期して動作し、
    前記複数の比較制御部は、第2クロックに同期して動作する
    請求項に記載された半導体記憶装置。
  3. 前記複数の比較制御部が前記第2クロックを入力する時間は、
    前記アドレス制御部が前記第1クロックを入力する時間より遅く、
    前記アドレス制御部が前記第1クロックを入力してから所定時間経過した時間より早い
    請求項に記載された半導体記憶装置。
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