JP4037196B2 - トナー分級装置、及び、それを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

トナー分級装置、及び、それを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、トナー分級装置、及び、それを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置に関し、特に、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等で像担持体上の残トナーを回収してリサイクルするためのトナー分級装置、及び、それを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、資源の有効活用を考慮して、像担持体としての感光体ドラム上の残トナーを回収した後に、リサイクル可能なトナーと不可能なトナーとに分級して、リサイクル可能なトナーを現像部に供給して用いる画像形成装置が盛んに開発されている。
【0003】
詳しくは、例えば、特開平10−260583号公報等を参照して、まず、転写部で転写紙に転写されなかった感光体ドラム上の残トナーは、クリーニング部で回収される。クリーニング部で回収された残トナー(回収トナー)は、トナー搬送部を介して、トナー分級装置に供給される。
この残トナー中には、転写紙から感光体ドラム上に付着した紙粉や、トナーの凝集した塊が存在する。これらの紙粉やトナー塊を含む残トナーを、そのままリサイクルトナーとして現像部に供給すると、白抜けや黒点等の異常画像となるために、トナー分級装置でこれらを除去することになる。
【0004】
ここで、トナー分級装置は、網状の金属ワイヤ等からなり回転する円筒状の篩部材を備えている。紙粉やトナー塊は、トナーの粒径よりも大きいために、篩部材の網部を通り抜けることができない。
こうして、篩部材の網部を通り抜けるトナー(分級トナー)を、リサイクルトナーとして現像部に供給する。これに対して、篩部材の網部を通り抜けないトナーを、廃トナーとしてトナー分級装置の出口から排出して、廃トナー容器に回収する。
【0005】
さらに、このようなトナー分級装置において、篩部材の網部におけるトナーの目づまりを防止するために、篩部材の内壁の一部にブラシ部材を摺接させる技術が、例えば、特開平10−260583号公報や、特開平2000−200020号公報等に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のトナー分級装置は、装置内に搬入されるトナー量に係らず、目づまりを防止するとともに、篩部材の出口に向けて確実にトナーを搬送することが難しかった。
【0007】
すなわち、画像形成装置の像担持体上において、画像比率の大きい画像が形成されると、それに比例してクリーニング部で回収する残トナー量が増えて、トナー分級装置内に移送されるトナー量も増加する。
このとき、篩部材に搬入するトナー量に対して、内壁に摺接するブラシ量が少ないと、ブラシ部材による掻きとりが不充分となって、網部がトナーで目づまりして、装置の分級性能が低下してしまう。
【0008】
これに対して、ブラシ部材の篩部材の内壁に摺接するブラシ量を単純に増やしても、このブラシ部材がトナーの搬送性を阻害してしまうために、篩部材の入口側にトナーが停滞して目づまりを却って助長してしまう。さらには、入口側に停滞したトナーが、入口側の搬送部と回転する篩部材との間に入り込んで、ロッキングをおこしてしまう可能性もある。
【0009】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置内に搬入されるトナー量に係らず、目づまりを防止して効率のよい分級をおこなうとともに、分級されないトナーを装置外に向けて確実に排出してロッキング等の不具合を生じさせないトナー分級装置、及び、それを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明者は、上記課題を解決するために研究を重ねた結果、次の事項を知るに至った。
すなわち、篩部材の内壁に摺接するブラシ部材等の可撓性部材を螺旋状に形設すれば、内壁に摺接するブラシ量が増えて網部の目づまりを防止できるとともに、出口に向けてのトナー搬送性を確保することができる。
【0011】
しかも、螺旋状のブラシ部材を、篩部材の内壁に対して意図的に不均質に摺接させることで、多量のトナーが篩部材内部に搬入した場合であっても、その不均質な摺接部分がトナーの逃げ道となって、目づまりを防止することができる。
【0012】
さらには、螺旋状のブラシ部材を、篩部材の内壁に対して均質に摺接させた場合であっても、篩部材に搬入するトナー量に応じてブラシ部材の回転数を変動してトナー搬送力を調整することで、入口側のトナーの停滞を防止することができる。
【0013】
この発明は以上述べた事項に基づくものであり、すなわち、この発明の請求項1記載の発明にかかるトナー分級装置は、入口から搬入したトナーを出口に搬出するまでに分級する篩部材と、前記トナーのうち分級されないトナーを前記出口に向けて搬送するとともに、前記篩部材の内壁に不均質に摺接する可撓性部材とを備え、前記可撓性部材は、前記トナーの搬送方向に対して螺旋状に間隙を設けて形設された第1ブラシ部材と、前記間隙の一部又は全部を埋めるように螺旋状に形設されるとともに前記第1ブラシ部材よりも毛足高さの小さい第2ブラシ部材とからなることを特徴とする。
【0014】
また、請求項2記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、請求項1記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とする。
【0015】
また、請求項3記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、請求項2記載の発明において、像担持体と、前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする。
【0016】
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とする。
【0017】
また、請求項5記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項4記載の発明において、像担持体と、前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする。
【0018】
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項5記載の発明において、前記像担持体上に向けて光を発する光源の稼働率を検出する検出部と、前記可撓性部材の回転数を変動して駆動する駆動部と、前記検出部の検出結果に応じて前記駆動部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0019】
また、請求項7記載の発明にかかるトナー分級装置は、入口から搬入したトナーを出口に搬出するまでに分級する篩部材と、前記トナーのうち分級されないトナーを前記出口に向けて搬送するとともに、前記篩部材の内壁に不均質に摺接する可撓性部材とを備え、前記可撓性部材は、前記トナーの搬送方向に対して螺旋状に間隙を設けて形設されたブラシ部材からなり、前記入口側の間隙は、前記出口側の間隙よりも大きくなるように形設されたことを特徴とする。
【0020】
また、請求項8記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、請求項7記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とする。
【0021】
また、請求項9記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、請求項8記載の発明において、像担持体と、前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする。
【0022】
また、請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項7記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とする。
【0023】
また、請求項11記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項10記載の発明において、像担持体と、前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする。
【0024】
また、請求項12記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項11記載の発明において、前記像担持体上に向けて光を発する光源の稼働率を検出する検出部と、前記可撓性部材の回転数を変動して駆動する駆動部と、前記検出部の検出結果に応じて前記駆動部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0027】
実施の形態1.
図1〜図3を参照して、実施の形態1について詳細に説明する。図1は実施の形態1における画像形成装置の感光体ドラム近傍を示す概略断面図である。そして、図1の画像形成装置に、図2及び図3に示すトナー分級装置が設置される。
【0028】
図1において、1は像担持体としての感光体ドラム、2は感光体ドラム1表面を帯電する帯電部、3はレーザ光Lにより形成された感光体ドラム1上の潜像を現像する現像部、4は感光体ドラム1上に形成された画像を転写紙に転写する転写部、5は転写紙に転写されなかった感光体ドラム1上の残トナーを回収するクリーニング部、6はクリーニング部5で回収した残トナーをトナー分級装置に向けて搬送するトナー搬送部、7は残トナーをリサイクル可能な分級トナーとリサイクル不可能な廃トナーとに分級するトナー分級装置、8はトナー分級装置7から排出された廃トナーが搬送される廃トナー経路、9は廃トナーを回収する廃トナー容器を示す。
【0029】
以上のように構成された画像形成装置は、次のように動作する。
まず、感光体ドラム1表面は、帯電部2との対向位置で、一様に帯電される。そして、帯電部2で帯電された感光体ドラム1表面は、図1の矢印方向の回転によって、レーザ光Lの照射位置に到達する。
【0030】
他方、図示せぬ原稿読取部に載置された原稿の画像情報が、原稿読取部にて光学的に読み取られる。そして、その光学的な画像情報が電気信号に変換された後に、図示せぬ光学部に転送される。そして、光学部からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光Lが、帯電された感光体ドラム1上に向けて照射される。
こうして、感光体ドラム1上には、原稿の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
【0031】
その後、静電潜像が形成された感光体ドラム1表面は、現像部3の現像ローラ3aとの対向位置に達する。そして、現像ローラ3a上に担持された2成分現像剤のうちのトナーが、感光体ドラム1表面の静電潜像に付着する。
詳しくは、現像部3のトナー補給部3dには、図示せぬトナー容器から新しいトナーが供給されるとともに、トナー分級装置7からリサイクルトナーとしての分級トナーが供給される。そして、トナー補給部3dから、現像部3の現像タンク内に、リサイクルトナーを含むトナーが適宜補給される。
【0032】
その後、現像タンク内に補給されたトナーは、撹拌ローラ3cで、キャリアとともに撹拌される。そして、撹拌されたキャリアとトナーとからなる現像剤は、パドル3bによって、現像ローラ3aに供給される。そして、現像ローラ3aに供給された現像剤のうちトナーが、感光体ドラム1上に形成された静電潜像に付着することになる。
【0033】
その後、現像部3で現像された感光体ドラム1表面は、転写部4との対向位置に達する。そして、転写部4に搬送された転写紙上に、感光体ドラム1上の画像に対応したトナーが転写される。このとき、感光体ドラム1上には、トナーの一部が、転写紙に転写されないトナー(残トナー)として残存する。
そして、転写部4を通過した感光体ドラム1表面は、クリーニング部5に達する。クリーニング部5では、感光体ドラム1に当接するクリーニングブレード5aとクリーニングローラ5bとにより、感光体ドラム1上の残トナーが回収される。
その後、クリーニング部5を通過した感光体ドラム1表面は、図示せぬ除電部で除電されて、一連の作像プロセスを完了する。
【0034】
一方、クリーニング部5で回収された残トナーは、トナー搬送部6の入口6aに搬送される。そして、トナー搬送部6のトナー搬送スクリュによって、入口6aに搬入した残トナーが、出口6bに向けて搬送される。その後、トナー搬送部6の出口6bから、トナー分級装置7に向けて、残トナーが供給される。
トナー分級装置7では、リサイクル可能な分級トナーを現像部3のトナー補給部3dに供給するとともに、リサイクル不可能な廃トナーを廃トナー経路8を介して廃トナー容器9に排出する。
【0035】
他方、図示せぬ給紙部からは、転写紙が、転写紙搬送経路に向けて給紙される。そして、図示せぬレジストローラに達した転写紙は、感光体ドラム1上に形成されたトナー画像を転写するために、転写部4に搬送される。
その後、トナー画像が転写された転写紙は、図示せぬ定着部に搬送されて、ここで画像が定着される。
最後に、定着後の転写紙は、排紙部を通過して、画像形成装置の外に向けて排出される。
【0036】
なお、上述の画像形成装置において作像プロセスを担う作像部は、プロセスカートリッジとすることもできる。
すなわち、作像部を構成する複数の単独ユニットのうち2以上の単独ユニットを1つの集合体として組み合わせて、その集合体の単位で画像形成装置に対して挿脱可能に形設する。例えば、単独ユニットとしての、感光体ドラム1、帯電部2、現像部3、クリーニング部5、トナー搬送部6、トナー分級装置7を、1つのプロセスカートリッジとして構成することができる。
【0037】
次に、図2、図3にて、上述の画像形成装置又はプロセスカートリッジに設置されるトナー分級装置7について、詳述する。
図2は本実施の形態1におけるトナー分級装置7を示す概略断面図であり、図3はその概略斜視図である。
【0038】
図2、図3において、11は搬入した残トナーT1を分級する篩部材、11aはトナーの粒径に対応した目がメッシュ状に形設された網部、11bは篩部材11における廃トナーT3の排出口としての出口、11cは篩部材11における中空の軸部、11dは篩部材11における残トナーT1の入口、12は残トナーT1を入口11dに導く搬送スクリュ、13aは搬送スクリュ12が設けられた回転軸の軸部、13bはブラシ部材が設けられた回転軸の軸部、15は可撓性部材としてのブラシ部材、16は搬送スクリュ12等が配設された入口側搬送路、17は篩部材11等を収納する保持部材を示す。
【0039】
ここで、図2及び図3を参照して、篩部材11は、網部11aや、網部11aを保持する樹脂材料からなる保持部や、その保持部とともに一体的に成形された軸部11c等により構成されている。そして、軸部11cに係合する図示せぬギアを介して、篩部材11は図3の矢印方向に回転する。
なお、図2を参照して、篩部材11の軸部11cは、保持部材17に設けられた軸受部に係合しており、篩部材11の一端が回動可能に支持されている。さらに、篩部材11の入口11d側は、管状の入口側搬送路16が係合する開口が設けられており、リング部材を介して篩部材11の他端が回動可能に支持されている。
【0040】
また、篩部材11の網部11aは、金属ワイヤや樹脂ワイヤ等の材料でメッシュ状に形設されている。この網部11aのメッシュ数は、例えば、200メッシュ/cm2であり、分級トナーT2と廃トナーT3とを分級できるように設定されている。
また、図3を参照して、篩部材11の出口11bには、複数の開口が設けられており、ここから廃トナーT3が排出される。
【0041】
さらに、ブラシ部材15と搬送スクリュ12とが設けられた回転軸13a、13bが、篩部材11に設置されている。詳しくは、回転軸13a、13bの一端は入口側搬送路16に回動可能に支持されており、他端は篩部材11における軸部11cの中空部に係合するとともに回動可能に支持されている。
【0042】
そして、回転軸13a、13bのうち、片側の小径の軸部13aには、搬送スクリュ12が設けられている。そして、この搬送スクリュ12の回転により、トナー分級装置に移送された残トナーT1を、篩部材11の入口11dに向けて搬送する。これに対して、回転軸13a、13bのうち、大径の軸部13bには、ブラシ部材15が軸方向に対して螺旋状に設けられている。すなわち、所定の幅を有するブラシを、軸部13bに螺旋状に巻きつけて、ブラシ部材15が形成されている。
【0043】
ブラシ部材15は、例えば、ナイロン繊維等からなるファーブラシであり、篩部材11の網部11a内壁に摺接することで、トナーが網部11aに目づまりするのを防止している。さらに、ブラシ部材15は、軸方向に対して螺旋状に設けられているために、その回転によりトナーを入口11dから出口11bに向けて搬送する。
【0044】
また、搬送スクリュ12が設置された軸部13aの軸部中心と、ブラシ部材15が設置された軸部13bの回転中心とは、不合している。詳しくは、小径の軸部13aに対して、大径の軸部13bは偏心量Gにて偏心している。一方、篩部材11の軸部11cの回転中心は、搬送スクリュ12が設置された軸部13aの回転中心とほぼ合致している。
【0045】
これにより、同一の回転軸上を異なる回転数にて回転する篩部材11と小径軸部13aとに対して、ブラシ部材15は異なる回転軸上を回転することになる。すなわち、ブラシ部材15は、篩部材11の内壁に不均質に摺接しながら、分級されない廃トナーT3を出口11bに向けて搬送することになる。これを網部11aにおける特定の一部に注目すると、その一部に摺接するブラシの当接状態は、ブラシ部材15の回転周期で、強く当接したり、弱く当接したり(又は、当接しなかったり)することになる。
【0046】
このように螺旋状のブラシ部材15を、網部11aの内壁に対して意図的に不均質に摺接させることで、多量の残トナーT1が篩部材11内部に搬入されて所定のトナー搬送力では廃トナーT3の搬送が追いつかない場合であっても、その不均質な摺接部分がトナーの逃げ道となって、網部11aの目づまりを防止することができる。
【0047】
次に、このように構成されたトナー分級装置の動作について説明する。
図2及び図3を参照して、まず、上述したクリーニング部5で回収された残トナーT1は、トナー搬送部6を介して、入口側搬送路16に供給される。その後、搬送スクリュ12の回転により、残トナーT1は、篩部材11の入口11dに導かれる。そして、篩部材11では、回転する網部11aと、網部11a内にて網部11aとは異なる回転数で回転するブラシ部材15とにより、残トナーT1から分級トナーT2を生成するとともに、廃トナーT3の排出をおこなうことになる。
【0048】
詳しくは、入口11dから搬入された残トナーT1は、一部が網部11aを通過して、リサイクル可能な分級トナーT2として現像部3に供給される。他方、網部11aを通過しない紙粉やトナー塊は、廃トナーT3として、ブラシ部材15により出口11bに向けて搬送されて、廃トナー容器9内に回収される。
【0049】
以上説明したように、本実施の形態1では、トナー搬送性を有するブラシ部材15の回転中心と、網部11aの回転中心とをずらして、ブラシ部材15を網部11aの内壁面に不均質に摺接させている。これにより、トナー分級装置7内に搬入される残トナーT1の量に係らず、網部11aの目づまりを防止して効率のよい分級をおこなうとともに、分級されない廃トナーT3を確実に排出してトナー分級装置7内で廃トナーT3が停滞するのを防止することができる。
【0050】
なお、本実施の形態1では、搬送スクリュ12とブラシ部材15とを有する回転軸13a、13bのうち、ブラシ部材15を有する軸部13bを偏心させることで、ブラシ部材15を網部11aの内壁面に不均質に摺接させた。これに対して、篩部材11の回転中心を偏心させることで、ブラシ部材15を網部11aの内壁面に不均質に摺接させることもできる。この場合、ブラシ部材15を有する軸部13bの回転中心は、搬送スクリュ12を有する軸部11bの回転中心と合致することになる。そして、これらの場合であっても、本実施の形態1と同様の効果を奏することになる。
【0051】
実施の形態2.
図4を参照して、実施の形態2について詳細に説明する。図4は実施の形態2におけるトナー分級装置のブラシ部材を示す概略正面図である。
なお、本実施の形態2は、ブラシ部材の構成のみが、前記実施の形態1とは相違する。したがって、本実施の形態2において、前記実施の形態1と共通する部材についての説明及び図示は、適宜に省略する。
【0052】
図4において、13a、13bはトナー分級装置に設置される回転軸の軸部、15aは軸部13bの軸方向に螺旋状に形設された第1ブラシ部材、15bは第1ブラシ部材15aとともに軸部13bの軸方向に螺旋状に形設された第2ブラシ部材を示す。
【0053】
ここで、第1ブラシ部材15aは、所定幅のブラシを軸方向に対して螺旋状に、間隙を設けて軸部13bに巻きつけたものである。そして、第2ブラシ部材15bは、所定幅のブラシを軸方向に対して螺旋状に、上述の間隙を埋めるように軸部13bに巻きつけたものである。なお、第1ブラシ部材15aの毛足高さD1は、第2ブラシ部材15bの毛足高さD2よりも大きくなるように設定されている。したがって、第2ブラシ部材15bは、第1ブラシ部材15aと比較して、網部11aに弱い力で摺接することになる。
【0054】
また、回転軸13a、13bの一部13aには、前記実施の形態1と同様に、搬送スクリュ12が設けられている。なお、本実施の形態2においては、回転軸13a、13bにおいて、搬送スクリュ12が設けられている軸部13aの回転中心と、第1ブラシ部材15a及び第2ブラシ部材15bが設けられている軸部13bの回転中心とは、合致している。
【0055】
そして、以上のように構成されたトナー分級装置は、前記実施の形態1と同様に動作する。
詳しくは、まず、トナー分級装置に供給された残トナーは、搬送スクリュ12の回転により、篩部材の入口に導かれる。そして、入口から搬入された残トナーは、一部が網部を通過して、分級トナーとして現像部に供給される。他方、網部を通過しない廃トナーは、第1ブラシ部材15a及び第2ブラシ部材15bにより出口に向けて搬送されて、廃トナー容器内に回収される。
【0056】
これを、網部における特定の一部に注目すると、その一部に摺接するブラシの当接状態は、第1ブラシ部材15aが当接したり、第2当接部材15bが当接したりすることになる。すなわち、このように毛足高さD1、D2の異なる2つの螺旋状のブラシ部材15a、15bによって、網部の内壁に対して不均質な摺接状態をつくることができる。
【0057】
以上説明したように、本実施の形態2では、ブラシ部材15a、15bによる不均質な摺接状態によりトナーの逃げ道を確保しているので、前記実施の形態1と同様に、トナー分級装置内に搬入される残トナーの量に係らず、網部の目づまりを防止して効率のよい分級をおこなうとともに、廃トナーを確実に排出してトナー分級装置内で廃トナーが停滞するのを防止することができる。
【0058】
実施の形態3.
図5を参照して、実施の形態3について詳細に説明する。図5は実施の形態3におけるトナー分級装置のブラシ部材を示す概略正面図である。
なお、本実施の形態3は、ブラシ部材の構成のみが、前記各実施の形態とは相違する。
【0059】
図5において、13aは搬送スクリュ12が設置される回転軸の軸部、13bはブラシ部材15が設置される回転軸の軸部、15はトナーの搬送方向に対して螺旋状に間隙を設けて形設されたブラシ部材を示す。
【0060】
ここで、ブラシ部材は、所定幅のブラシを軸方向に対して螺旋状に、間隙を設けて軸部13bに巻きつけたものである。
そして、ブラシ部材15による間隙は、トナーの入口側から出口側にかけて、漸減しており、篩部材の内壁に対して不均質に摺接する。すなわち、トナーの流路の上流側におけるブラシ部材15のピッチP1は、下流側におけるピッチP2よりも大きくなっている。
これによって、ブラシ部材15のトナー搬送力は、上流側より下流側が小さくなることになる。
【0061】
そして、以上のように構成されたトナー分級装置は、前記各実施の形態と同様に動作する。
詳しくは、まず、トナー分級装置に供給された残トナーは、搬送スクリュ12の回転により、篩部材の入口に導かれる。そして、入口から搬入された残トナーは、一部が網部を通過して、分級トナーとして現像部に供給される。他方、網部を通過しない廃トナーは、ブラシ部材15により出口に向けて搬送されて、廃トナー容器内に回収される。
【0062】
このとき、残トナーが停滞しやすい篩部材の入口側では、ブラシ部材15の大きなトナー搬送力で、トナーを停滞させずに出口に向けて搬送することになる。他方、篩部材の出口側では、比較的小さなトナー搬送力でトナーを搬送しながら、時間をかけてトナーの分級をおこなうことになる。
【0063】
以上説明したように、本実施の形態3では、ブラシ部材15のトナー搬送力を入口側と出口側とで差を設けているので、トナー分級装置内に多量の残トナーが搬入された場合であっても、入口側におけるトナーの停滞による網部の目づまりを防止して、効率のよい分級をおこなうことができる。
【0064】
実施の形態4.
図6を参照して、実施の形態4について詳細に説明する。図6は実施の形態4におけるトナー分級装置を示す概略断面図である。
なお、本実施の形態4は、回転軸や篩部材を駆動する駆動部の構成と、ブラシ部材の構成とが、前記実施の形態1とは相違する。したがって、本実施の形態4において、前記実施の形態1と共通する部材についての説明及び図示は、適宜に省略する。
【0065】
図6において、18は篩部材11の軸部11cに係合するギア、20はそのギア11と係合するギア、22は篩部材11を駆動する駆動部、23は搬送スクリュ12及びブラシ部材15を備えた回転軸13aを駆動する駆動部、25は図1におけるレーザ光Lを照射する光学部、26は光学部25や駆動部22、23を制御する制御部を示す。
【0066】
ここで、搬送スクリュ12及びブラシ部材15を備えた回転軸13aを回転駆動する駆動部23は、制御部26により、その回転数が変動される。具体的には、制御部26によって、直流モータ等の駆動部23に流れる電流の大きさを制御して、回転数を変動する。
また、もう一方の駆動部22は、2つのギア20、18を介して、篩部材11を、所定の回転数にて回転駆動する。
【0067】
他方、光学部25は、LED等の光源を備え、その光源から図1で説明したレーザ光Lを感光体ドラム1に向けて発する。さらに、光学部25は、光源の稼働率、すなわち、レーザ光を発した頻度を検出する検出部を備えている。
なお、光学部25における光源の稼働率は、感光体ドラム1上に形成される画像の画像比率(単位面積当たりのトナーが占める割合である。)にほぼ比例するものである。さらには、感光体ドラム1上から回収されてトナー分級装置7に供給される残トナーT1の量に、ほぼ比例するものである。
【0068】
そして、以上のように構成されたトナー分級装置及び画像形成装置は、次のように動作する。
まず、感光体ドラム1上で上述の作像プロセスがおこなわれると、光学部25の検出部で検出した光源稼働率の検出結果が、制御部26に転送される。そして、制御部26では、その残トナー量に対応した検出結果に基づいて、駆動部23に制御信号を転送する。そして、駆動部23は、その制御信号に基づいて、搬送スクリュ12及びブラシ部材15を回転駆動する。
【0069】
一方、トナー分級装置に供給された残トナーT1は、制御された回転数により回転する搬送スクリュ12によって、篩部材11の入口11dに導かれる。そして、入口11dから搬入された残トナーT1は、一部が網部11aを通過して、分級トナーT2として現像部に供給される。他方、網部11aを通過しない廃トナーT3は、制御された回転数により回転するブラシ部材15によって、出口11bに向けて搬送されて、廃トナー容器内に回収される。
【0070】
このときの、ブラシ部材15及び搬送スクリュ12の回転数は、光源稼働率が小さいときには、比較的小さな回転数に制御される。これに対して、光源稼働率が大きいときには、ブラシ部材15及び搬送スクリュ12の回転数は比較的大きく制御される。
これにより、残トナーT1が篩部材11の入口11dに多量に搬入した場合であっても、それを検出してブラシ部材15のトナー搬送力が大きくなる。
【0071】
以上説明したように、本実施の形態4では、ブラシ部材15のトナー搬送力を入口11dから搬入する残トナーT1の量に応じて変動しているので、トナー分級装置内に多量の残トナーT1が搬入された場合であっても、入口11d部におけるトナーの停滞による網部11aの目づまりを防止して、効率のよい分級をおこなうことができる。
【0072】
なお、本実施の形態4では、光学部25の光源稼働率を検出することで、トナー分級装置に搬入される残トナーT1の量を判断した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、例えば、トナー分級装置の入口側搬送路16に残トナー量を検出するセンサを設置することもできる。
【0073】
また、本実施の形態4では、2つの駆動部22、23を設けて、そのうちの一方の駆動部23を制御して、ブラシ部材15の回転数を可変とした。これに対して、ブラシ部材15を備えた回転軸13a端部に多段ギアを設置して、これに係合するギア群とのクラッチによるギア比変更をおこなうことにより、ブラシ部材15の回転数を可変とすることができる。
【0074】
なお、前記各実施の形態では、篩部材11の内壁に摺接する可撓性部材として、ブラシ部材15を用いた。しかし、本発明はこれに限定されることなく、種々の可撓性部材、例えば、ポリエステルフィルム等を可撓性部材として用いることもできる。
【0075】
また、前記各実施の形態では、リサイクルトナーとしての分級トナーT2を、現像部3のトナー補給部3dに供給した。しかし、本発明はこれに限定されることなく、例えば、1成分現像剤(トナー)を用いた画像形成装置においては、トナー分級装置7から分級トナーT2を直接現像部に供給することもできる。
さらには、現像部から離れた位置に設置されるトナーバンクを有する画像形成装置においては、トナー分級装置7から分級トナーT2をトナーバンクに供給することもできる。
【0076】
また、前記各実施の形態では、感光体ドラム1上の残トナーT1を、トナー分級装置7に供給して分級をおこなった。これに対して、転写ベルトで構成される転写部上の残トナーを回収する画像形成装置においては、その残トナーを、前記各実施の形態と同様に、トナー分級装置7に供給することができる。
【0077】
また、前記各実施の形態では、トナー分級装置7を、画像形成装置やプロセスカートリッジに設置した。しかし、本発明のトナー分級装置は、これに限定されることなく、例えば、トナー製造工程におけるトナー塊の除去工程に用いる装置とすることもできる。
【0078】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、明細書中の記載で「分級されないトナー」又は「廃トナー」とは、厳密な意味でトナーではない紙粉等の異物も含めることと定義する。
【0079】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、装置内に搬入されるトナー量に係らず、目づまりを防止して効率のよい分級をおこなうとともに、分級されないトナーを装置外に向けて確実に排出してロッキング等の不具合を生じさせないトナー分級装置、及び、それを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す概略断面図である。
【図2】 図1の画像形成装置におけるトナー分級装置を示す概略断面図である。
【図3】 図2のトナー分級装置を示す概略斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるトナー分級装置を示す概略正面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3におけるトナー分級装置を示す概略正面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4におけるトナー分級装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体)、 2 帯電部、 3 現像部、 4 転写部、
5 クリーニング部、 6 トナー搬送部、 7 トナー分級装置、
8 廃トナー経路、 9 廃トナー容器、 11 篩部材、 11a 網部、11b 出口、 11c 軸部、 11d 入口、 12 搬送スクリュ、
13a、13b 軸部(回転軸)、 15 ブラシ部材(可撓性部材)、
15a 第1ブラシ部材、 15b 第2ブラシ部材、 16 入口側搬送路、17 保持部材、 18、20 ギア、 22、23 駆動部、 25 光学部、
26 制御部、 T1 残トナー(回収トナー)、 T2 分級トナー、
T3 廃トナー、 G 偏心量、 D1、D2 毛足高さ、
P1、P2 ピッチ(間隙)。

Claims (12)

  1. 入口から搬入したトナーを出口に搬出するまでに分級する篩部材と、
    前記トナーのうち分級されないトナーを前記出口に向けて搬送するとともに、前記篩部材の内壁に不均質に摺接する可撓性部材とを備え、
    前記可撓性部材は、前記トナーの搬送方向に対して螺旋状に間隙を設けて形設された第1ブラシ部材と、
    前記間隙の一部又は全部を埋めるように螺旋状に形設されるとともに前記第1ブラシ部材よりも毛足高さの小さい第2ブラシ部材とからなることを特徴とするトナー分級装置。
  2. 求項1記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 像担持体と、
    前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、
    前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、
    前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする請求項2記載のプロセスカートリッジ。
  4. 請求項1記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 像担持体と、
    前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、
    前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、
    前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体上に向けて光を発する光源の稼働率を検出する検出部と、
    前記可撓性部材の回転数を変動して駆動する駆動部と、
    前記検出部の検出結果に応じて前記駆動部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置
  7. 入口から搬入したトナーを出口に搬出するまでに分級する篩部材と、
    前記トナーのうち分級されないトナーを前記出口に向けて搬送するとともに、前記篩部材の内壁に不均質に摺接する可撓性部材とを備え、
    前記可撓性部材は、前記トナーの搬送方向に対して螺旋状に間隙を設けて形設されたブラシ部材からなり、
    前記入口側の間隙は、前記出口側の間隙よりも大きくなるように形設されたことを特徴とするトナー分級装置。
  8. 求項7記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 像担持体と、
    前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、
    前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、
    前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする請求項8記載のプロセスカートリッジ。
  10. 請求項7記載のトナー分級装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 像担持体と、
    前記像担持体上にトナーを供給する現像部と、
    前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部とを備え、
    前記クリーニング部で回収した前記残トナーは前記トナー分級装置の前記入口に向けて搬送され、前記トナー分級装置の前記篩部材にて分級された後のトナーは前記現像部に供給されることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記像担持体上に向けて光を発する光源の稼働率を検出する検出部と、
    前記可撓性部材の回転数を変動して駆動する駆動部と、
    前記検出部の検出結果に応じて前記駆動部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
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