JP4036606B2 - 水耕装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水稲機械移植に供する根絡みマット状苗の育苗する水耕装置であって、マット状苗の育苗のほかに花卉類や野菜類などの栽培にも使用することができる汎用性にすぐれた水耕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水稲機械移植に供する根絡みマット状苗を育苗する水耕装置であって、上面開放状の貯水槽をなす栽培ベッドに、多数の通水孔をあけた育苗プレート(育苗ベッド)を敷設して、育苗プレートの上面に種子を均等密度に播種し、育苗プレートの多数の通水孔を通して灌水する、いわゆる底面灌水方式のものは、特開平9−182535号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前掲公報にも詳しく示されているように、水稲機械移植に供する根絡みマット状苗の育苗には、底面灌水方式の水耕栽培が適しているが、花卉や野菜はその種類によって、多くの場合に底面灌水よりも育苗ベッド上に給水する、いわゆる流し給水方式による水耕栽培が適している。
【0004】
ところで、水稲機械移植に供する根絡みマット状苗の水耕装置は、その使用時期が限られていて年間稼働率がきわめて低いので、花卉や野菜の水耕装置に一時的に水稲用の育苗ベッドを設置され栽培が行なわれていた。しかしこの育苗ベッドは、縦横方向共に分割されたものを並べているだけであるため、段差、隙間、歪みが発生し、苗の生育の違いや、段差、隙間から根が育苗ベッド外に生育してしまうことがあり、機械移植に適さない場合になるなど不具合点が発生し、その機能的改善が強く求められている。
【0005】
そこで、本発明は、このような実情に基づき、複数枚の育苗床材を並べて敷き詰める育苗ベッドを備えて構成されており、上記育苗ベッドは全体に平面状であってその一部が多数の通水孔をあけた通水面を成していて、通水面の下面に対応して上面に開いた凹溝状の水路構成体を配置したことにより、流し式灌水と底面灌水の何れにも対応でき、根絡みマット状苗のほか、花卉や野菜の栽培にも使用できて通年稼動可能で稼働効率のきわめて高い水耕装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、請求項1ないし10に記載する水耕装置を提供する。すなわち、請求項1は、水稲機械移植に供する根絡みマット状苗を育苗する水耕装置であって、複数枚の育苗床材を並べて敷き詰める育苗ベッドを備えて構成されており、上記育苗ベッドは全体に平面状であってその一部が多数の通水孔をあけた通水面を成していて、通水面の下面に対応して上面に開いた凹溝状の水路構成体を配置して成ることを特徴とする水耕装置である。。
【0007】
請求項2は、育苗ベッドは、幅方向に複数の分割構成枠を連結して一体に構成したことを特徴とする請求項1記載の水耕装置である。
【0008】
請求項3は、育苗ベッドの通水面はその両側にあって、水路構成体は育苗ベッドの両側を支持する構成であることを特徴とする請求項1記載の水耕装置である。
【0009】
請求項4は、育苗ベッドの上面から灌水する流し方式の灌水装置を備えており、育苗ベッドの通水面がその下面に対応して配置された水路構成体に対する排水面を成していることを特徴とする請求項1記載の水耕装置である。
【0010】
請求項5は、水路構成体から育苗ベッドの通水面を通して灌水する底面灌水方式の灌水装置を備えていることを特徴とする請求項1記載の水耕装置である。
【0011】
請求項6は、灌水装置を構成する給水系のポンプと育苗ベッドに上面から灌水する流し方式の灌水装置との間に、ポンプからの送水圧力により開弁して育苗ベッド上に灌水し、送水停止による送水圧力の解消によって育苗ベッド上の水を排水する排水口となる給水弁と、送水中に育苗ベッド上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排水口とを兼ね備えた給水制御装置を備えていることを特徴とする請求項4記載の水耕装置である。
【0012】
請求項7は、灌水装置を構成する給水系のポンプと育苗ベッドに底面灌水する水路構成体との間に、ポンプからの送水圧力により開弁して育苗ベッドに灌水し、送水停止による送水圧力の解消によって水路内の水を排水する排水口となる給水弁と、送水中に育苗ベッド上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排水口とを兼ね備えた給水制御装置を備えていることを特徴とする請求項5記載の水耕装置である。
【0013】
請求項8は、育苗ベッドを構成する部材は、アルミニウム押出成形品であって、育苗ベッドはその上面に継ぎ目が現れないように構成されていることを特徴とする請求項2記載の水耕装置である。
【0014】
請求項9は、育苗ベッドを構成する部材は、表面に抗菌処理またはアルマイト処理を施したアルミニウム製であることを特徴とする請求項8記載の水耕装置である。
【0015】
請求項10は、育苗ベッドは、その幅方向に複数の分割構成枠を連結した部位を上からの荷重に対する支持構造としたことを特徴とする請求項2記載の水耕装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態に係る水耕装置の一部切欠斜視図、図2はその側面図、図3は断面図、図4は育苗ベッドの斜視図、図5は育苗ベッドと水路構成体との関係構成を示す分解断面図、図6は育苗ベッドと水路構成体との結合構成を示す断面図である。
【0017】
また、図7は本発明の他の実施の形態に係る水耕装置の全体斜視図、図8は同上育苗ベッドの給水系を示す斜視図、図9は育苗ベッドの給水系を示す分解斜視図、図10は給水制御装置の斜視図、図11は給水制御装置の底面灌水状態およびオーバーフロー状態を示す断面図、図12は給水制御装置の底面灌水状態を示す断面図であって、(1)は水路構成体への給水態様を、(2)はそのときの育苗ベッド上からのオーバーフロー態様を示している。図13は給水制御装置の水路構成体からの排水態様を示す断面図である。
【0018】
図1ないし図3において、1は水耕装置である。この水耕装置1は、苗床材2を敷き詰めた育苗ベッド3を複数並べて構成されている。育苗ベッド3は全体に平面状であってその一部が多数の通水孔4をあけた通水面5を成していて、通水面5の下面に対応して水路構成体6が設けられている。水路構成体6は上面に開いた凹溝状を成している。
【0019】
育苗ベッド3は、育苗部8を構成するものであり、かつ、その各育苗部8は、図4に示すように、長さ方向に一体構造となっている。
【0020】
育苗ベッド3の通水面5はその両側にあって、水路構成体6は、図5および図6に示すように、育苗ベッド3の両側を支持するようにその下面に配置されており、育苗ベッド3は、その幅方向に複数の分割構成枠を連結した部位を、水路構成体6により上からの荷重に対する支持構造としている。
【0021】
育苗ベッド3を構成する部材は、アルミニウム押出成形品であって、育苗ベッド3は、図5および図6に示すように、その上面に継ぎ目が現れないように構成されている。育苗ベッド3を構成する部材は、表面に抗菌処理またはアルマイト処理を施したアルミニウム製であることが好ましい。
【0022】
図1ないし図3に示す水耕装置1は、育苗ベッド3の上面から灌水する流し方式の灌水装置9を備えている。すなわち、10は給水系のポンプ、11は給水弁であって、ポンプ10に接続されている給水弁11により育苗ベッドの3の一端側から、その上面に流し方式で給水がなされるように構成されている。12は水位保持オーバーフロー口、13はその排水管である。14は水タンクである。この流し方式の灌水装置9を備えた水耕装置1においては、育苗ベッド3の通水面5がその下面に対応して配置された水路構成体6に対する排水面を成している。
【0023】
給水弁11は、ポンプ10からの送水圧力により開弁して育苗ベッド3上に灌水し、送水停止による送水圧力の解消によって育苗ベッド3上の水を排水する排水口となり、かつ送水中に育苗ベッド3上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排水口とを兼ね備え給水制御装置を構成するものである。
【0024】
図7ないし図9に示す水耕装置1は、育苗ベッド3の前後方向に前後構成枠7を設け育苗ベッド内を貯水可能とし、水路構成体6から育苗ベッド3の通水面5を通して灌水する底面灌水方式の灌水装置を備えているものである。この底面灌水方式の水耕装置1においては、給水系のポンプ10と育苗ベッド3に底面灌水する水路構成体6との間に給水制御装置15が介在されている。この給水制御装置15は、図10に示すように、ポンプ10に接続される給水口16からの送水圧力により開弁して水路構成体6,6に給水して育苗ベッド3にその通水面4から底面灌水する送水口17,17と、送水中に育苗ベッド3上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排出口18とを備えており、その内部に設けられた給水弁19により、ポンプ10からの送水圧力により送水口17,17が開かれ、ポンプ10の送水停止による送水圧力の解消によって水路構成体6,6内の水を排水する排出口18が開かれるようになっている(図11)。図12の(1)はポンプ10からの送水圧力により送水口17,17が開かれて、水路構成体6,6に給水して底面灌水がなされている状態を、図12の(2)は送水中に育苗ベッド3上から灌水余剰分が排水口18から自動的にオーバーフローする状態をそれぞれ示しており、また、図13はポンプ10の送水停止による送水圧力の解消により排水口18が開かれて水路構成体6,6内の水を排水する状態を示している。
【0025】
以上、本発明に係る実施の形態から明らかなように、本発明に係る水耕装置1は、育苗ベッド3の上面に給水する流し灌水と、水路構成体6,6を経て育苗ベッド3の通水面5から給水する底面灌水とに対応できるので、根絡みマット状苗の育苗のほか、花卉や野菜の栽培にも使用でき、通年稼動により稼働効率を大きく向上させることができる。なお、図示した実施の形態では、流し灌水方式と底面灌水方式をそれぞれ構成しているが、本発明に係る水耕装置1は、その両者を併設することができるものである。
【0026】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、水稲機械移植に供する根絡みマット状苗を育苗する水耕装置であって、複数枚の育苗床材を並べて敷き詰める育苗ベッドを備えて構成されており、上記育苗ベッドは全体に平面状であってその一部が多数の通水孔をあけた通水面を成していて、通水面の下面に対応して上面に開いた凹溝状の水路構成体を配置して成るので、流し式灌水と底面灌水の何れにも対応でき、マット苗の育苗のほか、花卉や野菜の栽培にも使用できる。このため、通年稼動により稼動効率を大きく向上させることができる。また、育苗ベッド上の全体が平面状であるから、根の継ぎ目入りが生じないし、清掃が簡単、確実にでき、雑菌やカビの発生を防止できる。さらに、育苗ベッド上の灌水が適切にでき、排水も適切にできる。
【0027】
請求項2の発明によれば、育苗ベッドは、幅方向に複数の分割構成枠を連結して一体に構成したので、組立、構築面で有利であり、その作業が容易である。
【0028】
請求項3の発明によれば、育苗ベッドの通水面はその両側にあって、水路構成体は育苗ベッドの両側を支持する構成であるから、育苗ベッド上に速やかに均等な灌水ができ、排水も同様である。また、育苗ベッドの両側が水路構成体で下支えされるので、たわみが防止できる。
【0029】
請求項4の発明によれば、育苗ベッドの上面から灌水する流し方式の灌水装置を備えており、育苗ベッドの通水面がその下面に対応して配置された水路構成体に対する排水面を成しているので、流し灌水と排水が良好である。
【0030】
請求項5の発明によれば、水路構成体から育苗ベッドの通水面を通して灌水する底面灌水方式の灌水装置を備えているので、底面灌水と排水が良好である。
【0031】
請求項6の発明によれば、灌水装置を構成する給水系のポンプと育苗ベッドに上面から灌水する流し方式の灌水装置との間に、ポンプからの送水圧力により開弁して育苗ベッド上に灌水し、送水停止による送水圧力の解消によって育苗ベッド上の水を排水する排水口となる給水弁と、送水中に育苗ベッド上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排水口とを兼ね備えた給水制御装置を備えてので、流し灌水の制御機構が簡素であり、その制御機能が的確である。
【0032】
請求項7の発明によれば、灌水装置を構成する給水系のポンプと育苗ベッドに底面灌水する水路構成体との間に、ポンプからの送水圧力により開弁して育苗ベッドに灌水し、送水停止による送水圧力の解消によって水路内の水を排水する排水口となる給水弁と、送水中に育苗ベッド上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排水口とを兼ね備えた給水制御装置を備えているので、底面灌水の制御機構が簡素であり、その制御機能が的確である。
【0033】
請求項8の発明によれば、育苗ベッドを構成する部材は、アルミニウム押出成形品であって、育苗ベッドはその上面に継ぎ目が現れないように構成されているので、育苗ベッドが良好に構築でき、その作業性が良好である。大型であっても軽量であるから、ロングマット苗の水耕装置に好適である。
【0034】
請求項9の発明によれば、育苗ベッドを構成する部材は、表面に抗菌処理またはアルマイト処理を施したアルミニウム製であるから、アルミニウム製の特徴に加えて、雑菌、カビの発生を防止効果が大であり、さらにアルマイト処理により長期間にわたって腐蝕を防止することができる。
【0035】
請求項10の発明によれば、育苗ベッドは、その幅方向に複数の分割構成枠を連結した部位を上からの荷重に対する支持構造としたので、育苗ベッドが幅方向の適間隔で下支えされるので、たわみ防止に効果がある。また、育苗ベッドの両側を水路構成体で下支えする構成との併用によれば、なお一層その効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る水耕装置の一部切欠斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る水耕装置の側面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る水耕装置の断面図である。
【図4】育苗ベッドの分解斜視図である。
【図5】育苗ベッドと水路構成体との関係構成を示す分解断面図である。
【図6】育苗ベッドと水路構成体との結合構成を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る水耕装置の全体斜視図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る育苗ベッドの給水系を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る育苗ベッドの給水系を示す分解斜視図である。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る給水制御装置の斜視図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る給水制御装置の底面灌水状態およびオーバーフロー状態を示す断面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態に係る給水制御装置の底面灌水状態を示す断面図であって、(1)は水路構成体への給水態様を、(2)はそのときの育苗ベッド上からのオーバーフロー態様を示している。
【図13】本発明の他の実施の形態に係る給水制御装置の水路構成体からの排水態様を示す断面図である。
【符号の説明】
1 水耕装置
2 育苗床材
3 育苗ベッド
4 多数の通水孔
5 通水面
6 水路構成体
7 前後構成枠
8 育苗部
9 流し方式の灌水装置
10 給水系のポンプ
11 給水弁
12 水位保持オーバーフロー口
13 排水管
14 水タンク
15 給水制御装置
16 給水口
17,17 送水口
18 排出口
19 給水弁

Claims (10)

  1. 水稲機械移植に供する根絡みマット状苗を育苗する水耕装置であって、複数枚の育苗床材を並べて敷き詰める育苗ベッドを備えて構成されており、上記育苗ベッドは全体に平面状であってその一部が多数の通水孔をあけた通水面を成していて、通水面の下面に対応して上面に開いた凹溝状の水路構成体を配置して成ることを特徴とする水耕装置。
  2. 育苗ベッドは、幅方向に複数の分割構成枠を連結して一体に構成したことを特徴とする請求項1記載の水耕装置。
  3. 育苗ベッドの通水面はその両側にあって、水路構成体は育苗ベッドの両側を支持する構成であることを特徴とする請求項1記載の水耕装置。
  4. 育苗ベッドの上面から灌水する流し方式の灌水装置を備えており、育苗ベッドの通水面がその下面に対応して配置された水路構成体に対する排水面を成していることを特徴とする請求項1記載の水耕装置。
  5. 水路構成体から育苗ベッドの通水面を通して灌水する底面灌水方式の灌水装置を備えていることを特徴とする請求項1記載の水耕装置。
  6. 灌水装置を構成する給水系のポンプと育苗ベッドに上面から灌水する流し方式の灌水装置との間に、ポンプからの送水圧力により開弁して育苗ベッド上に灌水し、送水停止による送水圧力の解消によって育苗ベッド上の水を排水する排水口となる給水弁と、送水中に育苗ベッド上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排水口とを兼ね備えた給水制御装置を備えていることを特徴とする請求項4記載の水耕装置。
  7. 灌水装置を構成する給水系のポンプと育苗ベッドに底面灌水する水路構成体との間に、ポンプからの送水圧力により開弁して育苗ベッドに灌水し、送水停止による送水圧力の解消によって水路内の水を排水する排水口となる給水弁と、送水中に育苗ベッド上から灌水余剰分を自動的にオーバーフローする排水口とを兼ね備えた給水制御装置を備えていることを特徴とする請求項5記載の水耕装置。
  8. 育苗ベッドを構成する部材は、アルミニウム押出成形品であって、育苗ベッドはその上面に継ぎ目が現れないように構成されていることを特徴とする請求項2記載の水耕装置。
  9. 育苗ベッドを構成する部材は、表面に抗菌処理またはアルマイト処理を施したアルミニウム製であることを特徴とする請求項8記載の水耕装置。
  10. 育苗ベッドは、その幅方向に複数の分割構成枠を連結した部位を上からの荷重に対する支持構造としたことを特徴とする請求項2記載の水耕装置。
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