JP4035667B2 - サックバックバルブ - Google Patents

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JP4035667B2 JP06507797A JP6507797A JP4035667B2 JP 4035667 B2 JP4035667 B2 JP 4035667B2 JP 06507797 A JP06507797 A JP 06507797A JP 6507797 A JP6507797 A JP 6507797A JP 4035667 B2 JP4035667 B2 JP 4035667B2
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/28Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with integral means for shielding the discharged liquid or other fluent material, e.g. to limit area of spray; with integral means for catching drips or collecting surplus liquid or other fluent material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイヤフラムの変位作用下に流体通路を流通する所定量の圧力流体を吸引することにより、例えば、前記圧力流体の供給口の液だれを防止することが可能なサックバックバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、半導体ウェハ等の製造工程においてサックバックバルブ(suck back valve )が使用されている。このサックバックバルブは、半導体ウェハに対するコーティング液の供給を停止した際、供給口から微量のコーティング液が半導体ウェハに向かって滴下する、いわゆる液だれを防止する機能を有する。
【0003】
ここで、従来技術に係るサックバックバルブを図6に示す(例えば、実公平8−10399号公報参照)。
【0004】
このサックバックバルブ1は、流体導入ポート2と流体導出ポート3とを連通させる流体通路4が形成された弁本体5と、前記弁本体5の上部に連結されるボンネット6とを有する。前記流体通路4の中央部には、厚肉部および薄肉部から構成されたダイヤフラム7が設けられている。前記ボンネット6には、図示しない圧力流体供給源に接続され、切換弁(図示せず)の切換作用下に前記ダイヤフラム作動用の圧縮空気を供給する圧力流体供給ポート8が形成される。
【0005】
前記ダイヤフラム7にはピストン9が嵌合され、前記ピストン9には、弁本体5の内壁面を摺動するとともにシール機能を営むvパッキン10が装着されている。また、弁本体5内には、ピストン9を上方に向かって常時押圧するスプリング11が設けられている。なお、参照数字12は、ピストン9に当接して該ピストン9の変位量を調整することにより、ダイヤフラム7によって吸引されるコーティング液の流量を調整するねじ部材を示す。
【0006】
前記流体導入ポート2には、コーティング液が貯留された図示しないコーティング供給源がチューブ等の管路を介して接続され、さらに、前記コーティング液供給源と前記流体導入ポート2との間には、サックバックバルブ1と別体で構成されたオン/オフ弁(図示せず)が接続されている。このオン/オフ弁は、その付勢・滅勢作用下に該サックバックバルブ1に対するコーティング液の供給状態と供給停止状態とを切り換える機能を営む。
【0007】
このサックバックバルブ1の概略動作を説明すると、流体導入ポート2から流体導出ポート3に向かってコーティング液が供給されている通常の状態では、圧力流体供給ポート8から供給された圧縮空気の作用下にピストン9およびダイヤフラム7が下方向に向かって一体的に変位し、ピストン9に連結されたダイヤフラム7が、図6中、二点鎖線で示すように流体通路4内に突出している。
【0008】
そこで、図示しないオン/オフ弁の切換作用下に流体通路4内のコーティング液の流通を停止した場合、圧力流体供給ポート8からの圧縮空気の供給を停止させることにより、スプリング11の弾発力の作用下にピストン9およびダイヤフラム7が一体的に上昇し、前記ダイヤフラム7の負圧作用下に流体通路4内に残存する所定量のコーティング液が吸引され、図示しない供給口における液だれが防止される。
【0009】
ところで、前記の従来技術に係るサックバックバルブ1では、圧力流体供給ポート8に供給される圧縮空気の流量を高精度に調整するために、チューブ等の管体を通じて図示しない流体制御装置が圧力流体供給ポート8に接続される。この流体制御装置は、サックバックバルブ1と別体で形成され、該サックバックバルブ1の圧力流体供給ポート8に対して供給される圧縮空気の圧力変動を防止するとともに、前記圧力流体供給ポート8に供給される圧縮空気の流量を制御する機能を営む。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来技術に係るサックバックバルブを用いた場合、該サックバックバルブと流体制御装置との間、並びに該サックバックバルブとオン/オフ弁との間の配管接続作業が必要となって煩雑であるとともに、サックバックバルブ以外に流体圧制御装置とオン/オフ弁とをそれぞれ付設するための占有スペースが必要となり、設置スペースが増大するという不都合がある。
【0011】
また、サックバックバルブと流体圧制御装置との間に接続される配管によって流路抵抗が増大し、ダイヤフラムの応答精度が劣化するという不都合がある。
【0012】
さらに、オン/オフ弁のオン状態とオフ状態とを切り換えるための駆動装置が必要となり、前記オン/オフ弁と駆動装置との配管接続作業が煩雑であるとともに、コストが高騰するという不都合がある。
【0013】
本発明は、前記の種々の不都合を悉く克服するためになされたものであり、配管接続作業を不要とするとともに設置スペースの縮小化を図り、ダイヤフラムの応答精度を向上させ、しかもコストダウンを図ることが可能なサックバックバルブを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、流体通路を有し、一端部に第1ポートが形成され他端部に第2ポートが形成された継手部と、
前記継手部と一体的に設けられ、パイロット圧によって変位する可撓性部材の負圧作用によって前記流体通路内の圧力流体を吸引するサックバック機構と、
前記継手部およびサックバック機構と一体的に設けられ、前記サックバック機構に供給される同一のパイロット圧の作用下に、前記流体通路を開閉するオン/オフ弁と、
前記継手部、サックバック機構およびオン/オフ弁と一体的に組み付けられ、前記サックバック機構と前記オン/オフ弁にそれぞれ供給するパイロット圧を制御する給気弁と、前記パイロット圧を外部に排出する排気弁と、前記給気弁に供給されるパイロット圧を検出する検出センサと、前記サックバック機構および前記オン/オフ弁に対する前記パイロット圧の供給状態を切り換える3ポート電磁弁からなる切換手段と、前記検出センサによって検出されたパイロット圧の圧力値が表示される表示器と、前記給気弁、排気弁、および切換手段を電気的に制御するメインコントロールユニットとを有し、前記給気弁並びに排気弁を介して前記可撓性部材に供給されるパイロット圧を加減するとともに、前記給気弁並びに排気弁に前記メインコントロールユニットからそれぞれ電気信号を導出することにより該給気弁並びに排気弁を付勢・滅勢する制御部と、
を備えることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、制御部を構成する給気弁に供給されたパイロット圧を、圧力流体を吸引する可撓性部材を有するサックバック機構と流体通路を開閉するオン/オフ弁とに対して切換手段の切換作用下に切り換えて供給している。このため、前記オン/オフ弁を駆動させる駆動装置が不要となり、コストダウンを図ることができる。
【0016】
また、パイロット圧を加減する給気弁、排気弁、およびパイロット圧の供給を切り換える切換手段を、制御部のメインコントロールユニットによって電気的に制御することにより、サックバック機構またはオン/オフ弁に供給されるパイロット圧を精度良く制御することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係るサックバックバルブについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0018】
図1において参照数字20は、本発明の実施の形態に係るサックバックバルブを示す。このサックバックバルブ20は、一組のチューブ22a、22bが着脱自在に所定間隔離間して接続される継手部24と、前記継手部24の上部に設けられ内部にオン/オフ弁26およびサックバック機構28(図2参照)を有する弁駆動部30と、前記オン/オフ弁26およびサックバック機構28にそれぞれ供給される圧力流体を切り換え制御するとともに、前記オン/オフ弁26およびサックバック機構28に供給される圧力流体の圧力(パイロット圧)を制御する制御部32とから構成される。なお、前記継手部24、弁駆動部30および制御部32は、図1に示されるように一体的に組み付けられる。
【0019】
図2に示されるように、継手部24には、一端部に第1ポート34が、他端部に第2ポート36が形成されるとともに、前記第1ポート34と第2ポート36とを連通させる流体通路38が設けられた継手ボデイ40と、前記第1ポート34および第2ポート36にそれぞれ係合し、且つチューブ22a、22bの開口部に挿入されるインナ部材42と、前記継手ボデイ40の端部に刻設されたねじ溝に螺入することによりチューブ22a、22bの接続部位の液密性を保持するロックナット44とを有する。
【0020】
第1ポート34に近接する継手部24の上部にはオン/オフ弁26が配設され、前記オン/オフ弁26は、継手ボデイ40と一体的に連結された第1弁ボデイ46と、前記第1弁ボデイ46の内部に形成されたシリンダ室48に沿って矢印X1 またはX2 方向に変位するピストン50と、前記シリンダ室48を気密に閉塞するカバー部材52とを有する。なお、前記カバー部材52は、サックバック機構28まで延在している。前記ピストン50とカバー部材52との間には、一組のばね部材54a、54bが介装され、前記ばね部材54a、54bの弾発力によって該ピストン50が、常時、下方側(矢印X2 方向)に向かって付勢された状態にある。
【0021】
前記ピストン50の下端部には、第1ダイヤフラム56によって閉塞された第1ダイヤフラム室58が形成され、前記第1ダイヤフラム56は、ピストン50の下端部に連結されて該ピストン50と一体的に変位するように設けられる。この場合、前記第1ダイヤフラム56は、継手ボデイ40に形成された着座部59から離間し、または前記着座部59に着座することにより流体通路38を開閉する機能を営む。従って、オン/オフ弁26の開閉作用下に、流体通路38を流通する圧力流体(例えば、コーティング液)の供給状態またはその供給停止状態が切り換えられる。
【0022】
また、第1ダイヤフラム56の上面部には、該第1ダイヤフラム56の薄肉部を保護するリング状の緩衝部材60が設けられ、前記緩衝部材60はピストン50の下端部に連結された断面L字状の保持部材62によって保持される。
【0023】
前記第1弁ボデイ46には、後述する切換手段とオン/オフ弁26のシリンダ室48とを連通させる第1パイロット通路64が形成される。この場合、切換手段の切換作用下に前記第1パイロット通路64を介してシリンダ室48内に圧力流体(パイロット圧)を供給することにより、ばね部材54a、54bの弾発力に抗してピストン50が上昇する。従って、第1ダイヤフラム56が着座部59から所定間隔離間することにより流体通路38が開成し、第1ポート34から第2ポート36側に向かってコーティング液が流通する。
【0024】
また、第1弁ボデイ46には、第1ダイヤフラム室58を大気に連通させる通路66が形成され、前記通路66を介して第1ダイヤフラム室58内のエアーを給排気することにより第1ダイヤフラム56を円滑に作動させることができる。なお、参照数字68は、それぞれシリンダ室48の気密性を保持するためのシール部材を示し、参照数字70は、ピストン50に当接して緩衝機能を営む緩衝部材を示す。
【0025】
第2ポート36に近接する継手部24の上部にはサックバック機構28が設けられ、前記サックバック機構28は、継手ボデイ40および第1弁ボデイ46と一体的に連結された第2弁ボデイ72と、前記第2弁ボデイ72の内部に形成された室74に沿って矢印X1 またはX2 方向に変位するステム76とを有する。前記室74内には、ステム76のフランジに係着されその弾発力によって該ステム76を、常時、上方側(矢印X1 方向)に向かって付勢するばね部材78が配設されている。
【0026】
前記ステム76の上部には該ステム76の上面部に係合する第2ダイヤフラム80が張設され、前記第2ダイヤフラム80の上方にはパイロット圧が供給されることにより該第2ダイヤフラム80を作動させる第2ダイヤフラム室(パイロット室)82が形成される。この場合、第2ダイヤフラム80の薄肉部とステム76との間には、例えば、ゴム材料等によって形成された緩衝部材84が介装される。
【0027】
一方、ステム76の下端部には第3ダイヤフラム86によって閉塞される第3ダイヤフラム室88が形成され、前記第3ダイヤフラム86は、ステム76に連結されて該ステム76と一体的に変位するように設けられる。
【0028】
前記第3ダイヤフラム86の上面部には、該第3ダイヤフラム86の薄肉部を保護するリング状の緩衝部材90が設けられ、前記緩衝部材90はステム76の下端部に連結された断面L字状の保持部材92によって保持される。なお、ステム76の矢印X1 方向に対する変位量は、前記保持部材92が第2弁ボデイ72の環状段部94に当接することにより規制され、一方、該ステム76の矢印X2 方向に対する変位量は、ステム76のフランジが第2弁ボデイ72のボス96に当接することにより規制される。
【0029】
前記第2弁ボデイ72には、第3ダイヤフラム室88を大気に連通させる通路98が形成され、一方、カバー部材52には、前記第2ダイヤフラム室82にパイロット圧を供給する第2パイロット通路100が形成されている。
【0030】
制御部32は、弁駆動部30を構成する第1弁ボデイ46および第2弁ボデイ72と一体的に組み付けられたボンネット102を有し、前記ボンネット102には、圧力流体供給ポート119aおよび圧力流体排出ポート119bが形成されている。
【0031】
前記ボンネット102の内部には、前記オン/オフ弁26のシリンダ室48並びに第2ダイヤフラム室82にそれぞれ供給されるパイロット圧を制御し給気弁として機能する第1電磁弁104と、前記第1電磁弁104に供給された圧力流体を外部に排出することにより排気弁として機能する第2電磁弁106と、前記第1電磁弁104に供給されるパイロット圧を検出してその検出信号をメインコントロールユニット108に導出する圧力センサ110が配設されている。
【0032】
前記第1電磁弁104および第2電磁弁106は、それぞれノーマルクローズタイプからなり、メインコントロールユニット108からそれぞれ第1電磁弁104、第2電磁弁106の電磁コイル112に対して電流信号を導出することにより、図示しない弁体が矢印X1 方向に吸引されてオン状態となる。
【0033】
さらに、前記ボンネット102の内部には、第1電磁弁104から導出された圧力流体を、オン/オフ弁26のシリンダ室48と第2ダイヤフラム室82とに切り換えて供給する切換手段115が設けられる。この切換手段115は、実質的に、3ポート電磁弁からなり、電磁コイル112に対してメインコントロールユニット108から電気信号を導出することにより、オフ状態とオン状態とが切り換えられる。
【0034】
すなわち、切換手段115がオフ状態の時には、第1電磁弁104から導出されたパイロット圧が第1パイロット通路64を介してオン/オフ弁26のシリンダ室48に供給され、一方、前記切換手段115がオン状態の時には、第1電磁弁104から導出されたパイロット圧が第2パイロット通路100を介して第2ダイヤフラム室82に供給される。
【0035】
前記圧力センサ110によって検出された圧力値等はLED表示器116に表示されるとともに、必要に応じて、コネクタ118を介して図示しないキー入力装置により設定した設定圧力値が前記LED表示器116に表示される。
【0036】
なお、前記メインコントロールユニット108には、制御・判断・処理・演算・記憶の各手段として機能する図示しないMPU(マイクロプロセッサユニット)が設けられ、該MPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより、オン/オフ弁26のシリンダ室48とサックバック機構28の第2ダイヤフラム室82にそれぞれ供給されるパイロット圧(流量)が制御される(図5参照)。
【0037】
また、前記ボンネット102の内部には、圧力流体供給ポート119aと第1電磁弁104とを連通させる第1通路120と、第1電磁弁104と第2電磁弁106とを連通させる第2通路122と、前記第2通路122から分岐し圧力センサ110にパイロット圧を導入する第3通路124とが形成されている。
【0038】
さらに、ボンネット102の内部には、前記第2通路122から分岐し前記第1電磁弁104と切換手段115とを連通させる第4通路125と、前記切換手段115に接続されオン/オフ弁26のシリンダ室48にパイロット圧を供給する第1パイロット通路64と、前記切換手段115に接続され第2ダイヤフラム室82にパイロット圧を供給する第2パイロット通路100と、第2電磁弁106と圧力流体排出ポート119bとを連通させる第5通路126とが設けられている。
【0039】
この場合、メインコントロールユニット108から第1電磁弁104の電磁コイル112に電流信号が供給されたときに図示しない弁体が変位して該第1電磁弁104がオン状態となり、第1通路120、第2通路122および第4通路125が相互に連通する。従って、圧力流体供給ポート119aから供給された圧力流体(パイロット圧)は、第1通路120、第2通路122および第4通路125を介して切換手段115に供給される。
【0040】
一方、メインコントロールユニット108から第2電磁弁106の電磁コイル112に電流信号が供給されたときに図示しない弁体が変位して第2電磁弁106がオン状態となり、第2通路122と第5通路126とが連通する。従って、第2ダイヤフラム室82内の圧力流体(パイロット圧)は、第5通路126並びに圧力流体排出ポート119bを通じて大気中に排出される。
【0041】
本実施の形態に係るサックバックバルブ20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について図3に示す回路構成図に沿って説明する。
【0042】
まず、サックバックバルブ20の第1ポート34に連通するチューブ22aには、コーティング液が貯留されたコーティング液供給源130を接続し、一方、第2ポート36に連通するチューブ22bには、図示しない半導体ウェハに向かってコーティング液を滴下するノズル(図示せず)が設けられたコーティング液滴下装置132を接続する。また、圧力流体供給ポート119aには、圧力流体供給源134を接続しておく。
【0043】
このような準備作業を経た後、圧力流体供給源134を付勢し、圧力流体供給ポート119aに対し圧力流体を導入するとともに、図示しない入力手段を介してメインコントロールユニット108に入力信号を導入する。メインコントロールユニット108は、前記入力信号に基づいて第1電磁弁104にのみ付勢信号を導出し、前記第1電磁弁104をオン状態とする。その際、第2電磁弁106および切換手段115は、それぞれ滅勢されてオフ状態にある。
【0044】
圧力流体供給ポート119aから導入された圧力流体(パイロット圧)は、相互に連通する第1通路120、第2通路122、第4通路125および第2パイロット通路100を経由して第2ダイヤフラム室82に供給される。前記第2ダイヤフラム室82に供給されたパイロット圧の作用下に第2ダイヤフラム80が撓曲または変形してステム76を矢印X2 方向に押圧する。この結果、ステム76の下端部に連結された第3ダイヤフラム86が変位して図2に示す状態となる。
【0045】
なお、前記第2ダイヤフラム室82に供給されたパイロット圧は、第3通路124を介して圧力センサ110に導入され、前記圧力センサ110から出力される検出信号がメインコントロールユニット108に導入されてフィードバック制御が行われる。また、前記第2ダイヤフラム室82に供給されたパイロット圧は、図示しないMPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより、圧力流体(パイロット圧)の流量が制御される(図5a参照)このように第2ダイヤフラム室82に供給されたパイロット圧の作用下に第2ダイヤフラム80が矢印X2 方向に押圧された状態において、メインコントロールユニット108は、切換手段115に付勢信号を導出し、前記切換手段115をオン状態とする。この結果、前記切換手段115の切換作用下にパイロット圧の供給は、第2ダイヤフラム室82からオン/オフ弁26のシリンダ室48へと切り換えられる。
【0046】
すなわち、圧力流体供給ポート119aから導入された圧力流体(パイロット圧)は、相互に連通する第1通路120、第2通路122、第4通路125および第1パイロット通路64を経由してオン/オフ弁26のシリンダ室48に供給される。なお、オン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧は、図示しないMPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより、圧力流体(パイロット圧)の流量が制御される(図5b参照)前記シリンダ室48に導入された圧力流体(パイロット圧)は、ばね部材54a、54bの弾発力に抗してピストン50を矢印X1 方向に変位させる。従って、ピストン50に連結された第1ダイヤフラム56が着座部59から離間してオン/オフ弁26がオン状態となる。その際、コーティング液供給源130から供給されたコーティング液は、流体通路38に沿って流通し、コーティング液滴下装置132を介してコーティング液が半導体ウェハに滴下される。この結果、半導体ウェハには、所望の膜厚を有するコーティング被膜(図示せず)が形成される。
【0047】
なお、切換手段115をオフ状態からオン状態に切り換えた場合、第2パイロット通路100が閉塞された状態にあることから、第2ダイヤフラム室82に供給された圧力流体(パイロット圧)は外部に排出されることがなく所定の圧力値(Pkgf/cm2 )に保持されている(図5a参照)。
【0048】
コーティング液滴下装置132を介して所定量のコーティング液が図示しない半導体ウェハに塗布された後、メインコントロールユニット108の図示しないMPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより、オン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧を減少させ、オン/オフ弁26をオフ状態とする。
【0049】
すなわち、オン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧が減少して零となることにより、ばね部材54a、54bの弾発力の作用下にピストン50が矢印X2 方向に変位し、第1ダイヤフラム56が着座部59に着座する。
【0050】
従って、オン/オフ弁26がオフ状態となって流体通路38が遮断されることにより半導体ウェハに対するコーティング液の供給が停止し、コーティング液滴下装置132のノズル(図示せず)から半導体ウェハに対するコーティング液の滴下状態が停止する。この場合、コーティング液滴下装置132のノズル内には、半導体ウェハに滴下される直前のコーティング液が残存しているため、液だれが生ずるおそれがある。
【0051】
そこで、前記メインコントロールユニット108は、第1電磁弁104に滅勢信号を導出して該第1電磁弁104をオフ状態にすると同時に第2電磁弁106に付勢信号を導出して該第2電磁弁106をオン状態とする。また、同時に、前記メインコントロールユニット108は、切換手段115に滅勢信号を導出して該切換手段115をオフ状態とする。
【0052】
従って、切換手段115がオン状態からオフ状態に切り換わることにより第4通路125と第2パイロット通路100とが連通した状態となり、第2ダイヤフラム室82内に保持された圧力流体(パイロット圧)は、相互に連通する第2パイロット通路100、第4通路125、第2通路122および第5通路126を経由して圧力流体排出ポート119bから大気中に排出される。その際、第2ダイヤフラム80は、ばね部材78の弾発力の作用下に矢印X1 方向に上昇し、図4に示された状態に至る。
【0053】
すなわち、第2ダイヤフラム80が上昇し、ステム76を介して第3ダイヤフラム86が矢印X1 方向に向かって一体的に変位することにより負圧作用が発生する。その際、流体通路38内の所定量のコーティング液が図4中の矢印方向に沿って吸引される。この結果、コーティング液滴下装置132のノズル内に残存する所定量のコーティング液がサックバックバルブ20側に向かって戻されることにより、半導体ウェハに対する液だれを防止することができる。
【0054】
なお、再び、切換手段115に付勢信号を導出してオン/オフ弁26をオン状態とすると同時に、メインコントロールユニット108から第1電磁弁104に付勢信号を導出してオン状態にし、第2電磁弁106に滅勢信号を導出してオフ状態とすることにより図1に示す状態に至り、半導体ウェハに対するコーティング液の滴下が開始される。
【0055】
本実施の形態では、継手部24、オン/オフ弁26、サックバック機構28および制御部32をそれぞれ一体的に組み付けることにより、前述した従来技術と異なり、サックバックバルブ20と流体制御装置との間、並びに該サックバックバルブ20とオン/オフ弁26との間の配管接続作業を不要とし、流体制御装置並びにオン/オフ弁26を付設するための占有スペースを設ける必要がないことから、設置スペースの有効利用を図ることができる。
【0056】
また、本実施の形態では、オン/オフ弁26および制御部32等がサックバック機構28と一体的に形成されているため、従来技術においてそれぞれ別体で構成されたものを一体的に結合した場合と比較して、小型化を達成することができる。
【0057】
さらに、本実施の形態では、サックバックバルブ20と流体制御装置との間に配管を設ける必要がないため、流路抵抗が増大することを回避することができる。しかも、メインコントロールユニット108によって電気的に制御される第1電磁弁104および第2電磁弁106によってパイロット圧を精度良く加減することができる。この結果、パイロット圧によって作動する第2ダイヤフラム80の応答精度を高めることが可能となり、流体通路38内に残存するコーティング液を迅速に吸引することができる。
【0058】
さらにまた、サックバック機構28とオン/オフ弁26にそれぞれ供給される圧力流体(パイロット圧)を共通化し、切換手段115を介して切換制御することにより、従来技術と異なり、オン/オフ弁26を駆動させる駆動装置が不要となる。この結果、装置全体のより一層の小型化を達成することができるとともに、コストダウンを図ることができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0060】
すなわち、従来技術と異なり、サックバックバルブと流体制御装置との間、並びに該サックバックバルブとオン/オフ弁との間の配管接続作業が不要となり、またサックバックバルブ以外に流体制御装置、オン/オフ弁を駆動させる駆動装置等を付設するための占有スペースが不要となることから、設置スペースの有効利用を図ることができる。
【0061】
また、サックバックバルブと流体制御装置との間、並びに該サックバックバルブとオン/オフ弁との間に配管を設ける必要がないため、流路抵抗が増大することを回避することができる。しかも、制御部によってパイロット圧を精度良く加減することができるため、パイロット圧によって作動する可撓性部材の応答精度を高めることが可能となり、流体通路内に残存する圧力流体を迅速に吸引することができる。
【0062】
さらに、サックバック機構とオン/オフ弁にそれぞれ供給される圧力流体(パイロット圧)を共通化し、切換手段を介して切換制御することにより、従来技術と異なり、オン/オフ弁を駆動させる駆動装置が不要となる。この結果、装置全体の小型化を達成することができるとともに、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るサックバックバルブの斜視図である。
【図2】図1に示すサックバックバルブの縦断面図である。
【図3】図1に示すサックバックバルブの回路構成図である。
【図4】図1に示すサックバックバルブの動作説明図である。
【図5】図1に示すサックバックバルブの動作を説明するタイムチャートである。
【図6】従来技術に係るサックバックバルブの縦断面図である。
【符号の説明】
20…サックバックバルブ 24…継手部
26…オン/オフ弁 28…サックバック機構
30…弁駆動部 32…制御部
34、36…ポート 38…流体通路
50…ピストン 52…カバー部材
56、80、86…ダイヤフラム 58、82、88…ダイヤフラム室
64、100…パイロット通路 104、106…電磁弁
108…メインコントロールユニット 110…圧力センサ
115…切換手段 119a…圧力流体供給ポート
119b…圧力流体排出ポート
120、122、124、125、126…通路

Claims (1)

  1. 流体通路を有し、一端部に第1ポートが形成され他端部に第2ポートが形成された継手部と、
    前記継手部と一体的に設けられ、パイロット圧によって変位する可撓性部材の負圧作用によって前記流体通路内の圧力流体を吸引するサックバック機構と、
    前記継手部およびサックバック機構と一体的に設けられ、前記サックバック機構に供給される同一のパイロット圧の作用下に、前記流体通路を開閉するオン/オフ弁と、
    前記継手部、サックバック機構およびオン/オフ弁と一体的に組み付けられ、前記サックバック機構と前記オン/オフ弁にそれぞれ供給するパイロット圧を制御する給気弁と、前記パイロット圧を外部に排出する排気弁と、前記給気弁に供給されるパイロット圧を検出する検出センサと、前記サックバック機構および前記オン/オフ弁に対する前記パイロット圧の供給状態を切り換える3ポート電磁弁からなる切換手段と、前記検出センサによって検出されたパイロット圧の圧力値が表示される表示器と、前記給気弁、排気弁、および切換手段を電気的に制御するメインコントロールユニットとを有し、前記給気弁並びに排気弁を介して前記可撓性部材に供給されるパイロット圧を加減するとともに、前記給気弁並びに排気弁に前記メインコントロールユニットからそれぞれ電気信号を導出することにより該給気弁並びに排気弁を付勢・滅勢する制御部と、
    を備えることを特徴とするサックバックバルブ。
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