JP3940854B2 - サックバックバルブ - Google Patents

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    • B05B1/28Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with integral means for shielding the discharged liquid or other fluent material, e.g. to limit area of spray; with integral means for catching drips or collecting surplus liquid or other fluent material
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイヤフラムの変位作用下に流体通路を流通する所定量の圧力流体を吸引することにより、例えば、前記圧力流体の供給口の液だれを防止することが可能なサックバックバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、半導体ウェハ等の製造工程においてサックバックバルブ(suck back valve )が使用されている。このサックバックバルブは、半導体ウェハに対するコーティング液の供給を停止した際、供給口から微量のコーティング液が半導体ウェハに向かって滴下する、いわゆる液だれを防止する機能を有する。
【0003】
ここで、従来技術に係るサックバックバルブを図7に示す(例えば、実公平8−10399号公報参照)。
【0004】
このサックバックバルブ1は、流体導入ポート2と流体導出ポート3とを連通させる流体通路4が形成された弁本体5と、前記弁本体5の上部に連結されるボンネット6とを有する。前記流体通路4の中央部には、厚肉部および薄肉部から構成されたダイヤフラム7が設けられている。前記ボンネット6には、図示しない圧力流体供給源に接続され、切換弁(図示せず)の切換作用下に前記ダイヤフラム作動用の圧縮空気を供給する圧力流体供給ポート8が形成される。
【0005】
前記ダイヤフラム7にはピストン9が嵌合され、前記ピストン9には、弁本体5の内壁面を摺動するとともにシール機能を営むvパッキン10が装着されている。また、弁本体5内には、ピストン9を上方に向かって常時押圧するスプリング11が設けられている。なお、参照数字12は、ピストン9に当接して該ピストン9の変位量を調整することにより、ダイヤフラム7によって吸引されるコーティング液の流量を調整するねじ部材を示す。
【0006】
前記流体導入ポート2には、コーティング液が貯留された図示しないコーティング供給源がチューブ等の管路を介して接続され、さらに、前記コーティング液供給源と前記流体導入ポート2との間には、サックバックバルブ1と別体で構成されたオン/オフ弁(図示せず)が接続されている。このオン/オフ弁は、その付勢・滅勢作用下に該サックバックバルブ1に対するコーティング液の供給状態と供給停止状態とを切り換える機能を営む。
【0007】
このサックバックバルブ1の概略動作を説明すると、流体導入ポート2から流体導出ポート3に向かってコーティング液が供給されている通常の状態では、圧力流体供給ポート8から供給された圧縮空気の作用下にピストン9およびダイヤフラム7が下方向に向かって一体的に変位し、ピストン9に連結されたダイヤフラム7が、図7中、二点鎖線で示すように流体通路4内に突出している。
【0008】
そこで、図示しないオン/オフ弁の切換作用下に流体通路4内のコーティング液の流通を停止した場合、圧力流体供給ポート8からの圧縮空気の供給を停止させることにより、スプリング11の弾発力の作用下にピストン9およびダイヤフラム7が一体的に上昇し、前記ダイヤフラム7の負圧作用下に流体通路4内に残存する所定量のコーティング液が吸引され、図示しない供給口における液だれが防止される。
【0009】
ところで、前記の従来技術に係るサックバックバルブ1では、圧力流体供給ポート8に供給される圧縮空気の流量を高精度に調整するために、チューブ等の管体を通じて図示しない流体圧制御装置が圧力流体供給ポート8に接続される。この流体圧制御装置は、サックバックバルブ1と別体で形成され、前記流体圧制御装置内には、例えば、電気信号を空気圧に変換する電歪素子等の制御要素が配設される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来技術に係るサックバックバルブでは、電歪素子が有するヒステリシスによって印加される電圧に対する変位量の再現性に若干難点があるため、圧力流体供給ポートに供給される圧縮空気の流量を高精度に制御することが困難となる。また、前記電歪素子では、クリープが大きく耐久性が劣るという不都合がある。
【0011】
また、従来技術に係るサックバックバルブを用いた場合、該サックバックバルブと流体制御装置との間、並びに該サックバックバルブとオン/オフ弁との間の配管接続作業が必要となって煩雑であるとともに、サックバックバルブ以外に流体圧制御装置とオン/オフ弁とをそれぞれ付設するための占有スペースが必要となり、設置スペースが増大するという不都合がある。
【0012】
さらに、サックバックバルブと流体圧制御装置との間に接続される配管によって流路抵抗が増大し、ダイヤフラムの応答精度が劣化するという不都合がある。
【0013】
さらにまた、オン/オフ弁のオン状態とオフ状態とを切り換えるための駆動装置が別途必要となり、前記オン/オフ弁と駆動装置との配管接続作業が煩雑であるとともに、コストが高騰するという不都合がある。
【0014】
本発明は、前記の種々の不都合を悉く克服するためになされたものであり、配管接続作業を不要とするとともに設置スペースの縮小化を図り、ダイヤフラムの応答精度を向上させ、しかも高精度に流体圧を制御することが可能なサックバックバルブを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、流体通路を有し、一端部に第1ポートが形成され他端部に第2ポートが形成された継手部と、
パイロット圧によって変位する可撓性部材の負圧作用によって前記流体通路内の圧力流体を吸引するサックバック機構と、
前記パイロット圧の作用下に前記流体通路を開閉するオン/オフ弁と
記オン/オフ弁に供給されるパイロット圧を電気的に制御する流量制御手段が設けられた制御部と、
を備え
前記流量制御手段は、熱によって膨張・収縮する流体が封入され、且つ一部が薄膜状に形成された容器と、前記容器の薄膜に臨むノズルと、前記容器内の流体を加熱制御する発熱手段とを有し、
前記制御部は、給排気作用下に前記サックバック機構に供給されるパイロット圧を加減する給気弁並びに排気弁と、前記給気弁、排気弁、および流量制御手段をそれぞれ電気的に制御するメインコントロールユニットとを有し、
前記継手部、サックバック機構、オン/オフ弁および制御部は、それぞれ一体的に組み付けられて設けられることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、負圧作用下に圧力流体を吸引する可撓性部材を有するサックバック機構に供給されるパイロット圧を給気弁並びに排気弁の給排気作用下に加減し、一方、流体通路を開閉するオン/オフ弁に供給されるパイロット圧を流量制御手段によって制御し、前記給気弁、排気弁、および流量制御手段を制御部に設けられたメインコントロールユニットによってそれぞれ電気的に制御することにより高精度に制御することができる。また、本発明では、前記継手部、サックバック機構、オン/オフ弁および制御部は、それぞれ一体的に組み付けられて設けられることにより、各構成要素間の配管接続作業を不要とし設置スペースの縮小化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係るサックバックバルブについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0018】
図1において参照数字20は、本発明の実施の形態に係るサックバックバルブを示す。このサックバックバルブ20は、一組のチューブ22a、22bが着脱自在に所定間隔離間して接続される継手部24と、前記継手部24の上部に設けられ内部にオン/オフ弁26およびサックバック機構28(図2参照)を有する弁駆動部30と、前記オン/オフ弁26およびサックバック機構28にそれぞれ供給される圧力流体を切り換え制御するとともに、前記オン/オフ弁26およびサックバック機構28に供給される圧力流体の圧力(パイロット圧)を制御する制御部32とから構成される。なお、前記継手部24、弁駆動部30および制御部32は、図1に示されるように一体的に組み付けられる。
【0019】
図2に示されるように、継手部24には、一端部に第1ポート34が、他端部に第2ポート36が形成されるとともに、前記第1ポート34と第2ポート36とを連通させる流体通路38が設けられた継手ボデイ40と、前記第1ポート34および第2ポート36にそれぞれ係合し、且つチューブ22a、22bの開口部に挿入されるインナ部材42と、前記継手ボデイ40の端部に刻設されたねじ溝に螺入することによりチューブ22a、22bの接続部位の液密性を保持するロックナット44とを有する。
【0020】
第1ポート34に近接する継手部24の上部にはオン/オフ弁26が配設され、前記オン/オフ弁26は、継手ボデイ40と一体的に連結された第1弁ボデイ46と、前記第1弁ボデイ46の内部に形成されたシリンダ室48に沿って矢印X1 またはX2 方向に変位するピストン50と、前記シリンダ室48を気密に閉塞するカバー部材52とを有する。なお、前記カバー部材52は、サックバック機構28まで延在している。前記ピストン50とカバー部材52との間には、一組のばね部材54a、54bが介装され、前記ばね部材54a、54bの弾発力によって該ピストン50が、常時、下方側(矢印X2 方向)に向かって付勢された状態にある。
【0021】
前記ピストン50の下端部には、第1ダイヤフラム56によって閉塞された第1ダイヤフラム室58が形成され、前記第1ダイヤフラム56は、ピストン50の下端部に連結されて該ピストン50と一体的に変位するように設けられる。この場合、前記第1ダイヤフラム56は、継手ボデイ40に形成された着座部59から離間し、または前記着座部59に着座することにより流体通路38を開閉する機能を営む。従って、オン/オフ弁26の開閉作用下に、流体通路38を流通する圧力流体(例えば、コーティング液)の供給状態またはその供給停止状態が切り換えられる。
【0022】
また、第1ダイヤフラム56の上面部には、該第1ダイヤフラム56の薄肉部を保護するリング状の緩衝部材60が設けられ、前記緩衝部材60はピストン50の下端部に連結された断面L字状の保持部材62によって保持される。
【0023】
前記第1弁ボデイ46には、後述する流量制御手段とオン/オフ弁26のシリンダ室48とを連通させる第1パイロット通路64が形成される。この場合、流量制御手段の制御作用下に前記第1パイロット通路64を介してシリンダ室48内に圧力流体(パイロット圧)を供給することにより、ばね部材54a、54bの弾発力に抗してピストン50が上昇する。従って、第1ダイヤフラム56が着座部59から所定間隔離間することにより流体通路38が開成し、第1ポート34から第2ポート36側に向かってコーティング液が流通する。
【0024】
また、第1弁ボデイ46には、第1ダイヤフラム室58を大気に連通させる通路66が形成され、前記通路66を介して第1ダイヤフラム室58内のエアーを給排気することにより第1ダイヤフラム56を円滑に作動させることができる。なお、参照数字68は、それぞれシリンダ室48の気密性を保持するためのシール部材を示し、参照数字70は、ピストン50に当接して緩衝機能を営む緩衝部材を示す。
【0025】
第2ポート36に近接する継手部24の上部にはサックバック機構28が設けられ、前記サックバック機構28は、継手ボデイ40および第1弁ボデイ46と一体的に連結された第2弁ボデイ72と、前記第2弁ボデイ72の内部に形成された室74に沿って矢印X1 またはX2 方向に変位するステム76とを有する。前記室74内には、ステム76のフランジに係着されその弾発力によって該ステム76を、常時、上方側(矢印X1 方向)に向かって付勢するばね部材78が配設されている。
【0026】
前記ステム76の上部には該ステム76の上面部に係合する第2ダイヤフラム80が張設され、前記第2ダイヤフラム80の上方にはパイロット圧が供給されることにより該第2ダイヤフラム80を作動させる第2ダイヤフラム室(パイロット室)82が形成される。この場合、第2ダイヤフラム80の薄肉部とステム76との間には、例えば、ゴム材料等によって形成された緩衝部材84が介装される。
【0027】
一方、ステム76の下端部には第3ダイヤフラム86によって閉塞される第3ダイヤフラム室88が形成され、前記第3ダイヤフラム86は、ステム76に連結されて該ステム76と一体的に変位するように設けられる。
【0028】
前記第3ダイヤフラム86の上面部には、該第3ダイヤフラム86の薄肉部を保護するリング状の緩衝部材90が設けられ、前記緩衝部材90はステム76の下端部に連結された断面L字状の保持部材92によって保持される。なお、ステム76の矢印X1 方向に対する変位量は、前記保持部材92が第2弁ボデイ72の環状段部94に当接することにより規制され、一方、該ステム76の矢印X2 方向に対する変位量は、ステム76のフランジが第2弁ボデイ72のボス96に当接することにより規制される。
【0029】
前記第2弁ボデイ72には、第3ダイヤフラム室88を大気に連通させる通路98が形成され、一方、カバー部材52には、前記第2ダイヤフラム室82にパイロット圧を供給する第2パイロット通路100が形成されている。
【0030】
制御部32は、弁駆動部30を構成する第1弁ボデイ46および第2弁ボデイ72と一体的に組み付けられたボンネット102を有し、前記ボンネット102には、圧力流体供給ポート119aおよび圧力流体排出ポート119bが形成されている。
【0031】
前記ボンネット102の内部には、前記オン/オフ弁26のシリンダ室48並びに第2ダイヤフラム室82にそれぞれ供給されるパイロット圧を制御し給気弁として機能する第1電磁弁104と、前記第1電磁弁104に供給された圧力流体を外部に排出することにより排気弁として機能する第2電磁弁106と、前記第1電磁弁104に供給されるパイロット圧を検出してその検出信号をメインコントロールユニット108に導出する圧力センサ110が配設されている。
【0032】
前記第1電磁弁104および第2電磁弁106は、それぞれノーマルクローズタイプからなり、メインコントロールユニット108からそれぞれ第1電磁弁104、第2電磁弁106の電磁コイル112に対して電流信号を導出することにより、図示しない弁体が矢印X1 方向に吸引されてオン状態となる。
【0033】
さらに、前記ボンネット102の内部には、第1電磁弁104から導出された圧力流体の流量を制御し、所定の圧力値に制御された圧力流体(パイロット圧)をオン/オフ弁26のシリンダ室48に供給する流量制御手段115が設けられる。
【0034】
この流量制御手段115は、図4並びに図5に示されるように、基板117上に固着されたケース121の内部に、単結晶のシリコン、またはこれに類似するガラス等の部材で形成された第1ウェハ123が固着され、前記第1ウェハ123の下部には導入ポート149が形成される。前記導入ポート149は後述する第4通路を介して第1電磁弁104に連通するように形成される。
【0035】
前記導入ポート149の上部には、小径なノズル孔127が形成されたノズル129が設けられる。前記ノズル孔127は、前記第1ウェハ123の上面に開口するとともに、前記第1ウェハ123と第2ウェハ131との間に形成された第1室133に連通するように形成される。
【0036】
前記第1ウェハ123の上面には、該第1ウェハ123と同様に単結晶のシリコン、またはこれに類似するガラス等によって形成された第2ウェハ131が固着され、前記第2ウェハ131の内部には、例えば、シリコン液のように加熱されることにより膨張する流体135が充填された第2室137が形成される。前記第2室137の底部は薄膜状に形成され、この薄膜139は、前記ノズル129の先端から所定間隔離間し、前記流体135の膨張作用下に該ノズル129側に向かって撓曲自在に形成される。
【0037】
前記第2室137は、耐熱ガラスで形成されたガラスウェハ141が前記第2ウェハ131の上面に固着されることにより密封される。前記第2室137の上面を構成するガラスウェハ141の下部にはパターン化された電気抵抗143が設けられ、前記電気抵抗143は図示しない電極およびリード線を介して前記メインコントロールユニット108と電気的に接続されている。前記第2ウェハ131およびガラスウェハ141には、前記第1室133に連通する通路145が形成され、前記通路145は前記ケース121の上部に形成された導出ポート147と連通するように形成される。なお、前記導出ポート147は、第1パイロット通路64を介してオン/オフ弁26と連通するように形成されている。
【0038】
前記圧力センサ110によって検出された圧力値等はLED表示器116に表示されるとともに、必要に応じて、コネクタ118を介して図示しないキー入力装置により設定した設定圧力値が前記LED表示器116に表示される。
【0039】
なお、前記メインコントロールユニット108には、制御・判断・処理・演算・記憶の各手段として機能する図示しないMPU(マイクロプロセッサユニット)が設けられ、該MPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより、オン/オフ弁26のシリンダ室48とサックバック機構28の第2ダイヤフラム室82にそれぞれ供給されるパイロット圧(流量)が制御される。
【0040】
また、前記ボンネット102の内部には、圧力流体供給ポート119aと第1電磁弁104とを連通させる第1通路120と、第1電磁弁104と第2電磁弁106とを連通させる第2通路122と、前記第2通路122から分岐し圧力センサ110にパイロット圧を導入する第3通路124とが形成されている。
【0041】
さらに、ボンネット102の内部には、前記第2通路122から分岐し前記流量制御手段115の導入ポート149に接続される第4通路125と、前記流量制御手段115の導出ポート147に接続されオン/オフ弁26のシリンダ室48にパイロット圧を供給する第1パイロット通路64と、前記第2通路122から分岐して第2ダイヤフラム室82にパイロット圧を供給する第2パイロット通路100と、第2電磁弁106と圧力流体排出ポート119bとを連通させる第5通路126とが設けられている。
【0042】
この場合、メインコントロールユニット108から第1電磁弁104の電磁コイル112に電流信号が供給されたときに図示しない弁体が変位して該第1電磁弁104がオン状態となり、第1通路120、第2通路122および第4通路125が相互に連通する。従って、圧力流体供給ポート119aから供給された圧力流体(パイロット圧)は、第1通路120、第2通路122および第4通路125を介して流量制御手段115に供給される。
【0043】
一方、メインコントロールユニット108から第2電磁弁106の電磁コイル112に電流信号が供給されたときに図示しない弁体が変位して第2電磁弁106がオン状態となり、第2通路122と第5通路126とが連通する。従って、第2ダイヤフラム室82内の圧力流体(パイロット圧)は、第2パイロット通路100、第2通路122、第5通路126並びに圧力流体排出ポート119bを通じて大気中に排出される。
【0044】
本実施の形態に係るサックバックバルブ20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について、図3に示す回路構成図に沿って説明する。
【0045】
まず、サックバックバルブ20の第1ポート34に連通するチューブ22aには、コーティング液が貯留されたコーティング液供給源130を接続し、一方、第2ポート36に連通するチューブ22bには、図示しない半導体ウェハに向かってコーティング液を滴下するノズル(図示せず)が設けられたコーティング液滴下装置132を接続する。また、圧力流体供給ポート119aには、圧力流体供給源134を接続しておく。
【0046】
このような準備作業を経た後、圧力流体供給源134を付勢し、圧力流体供給ポート119aに対し圧力流体を導入するとともに、図示しない入力手段を介してメインコントロールユニット108に入力信号および電源信号を導入する。メインコントロールユニット108は、前記入力信号に基づいて第1電磁弁104にのみ付勢信号を導出し、前記第1電磁弁104をオン状態とする。その際、第2電磁弁106および流量制御手段115は、それぞれ滅勢されてオフ状態にある。
【0047】
圧力流体供給ポート119aから導入された圧力流体(パイロット圧)は、相互に連通する第1通路120、第2通路122および第2パイロット通路100を経由して第2ダイヤフラム室82に供給される。前記第2ダイヤフラム室82に供給されたパイロット圧の作用下に第2ダイヤフラム80が撓曲または変形してステム76を矢印X2 方向に押圧する。この結果、ステム76の下端部に連結された第3ダイヤフラム86が変位して図2に示す状態となる。
【0048】
なお、前記第2ダイヤフラム室82に供給されたパイロット圧は、第3通路124を介して圧力センサ110に導入され、前記圧力センサ110から出力される検出信号がメインコントロールユニット108に導入されてフィードバック制御が行われる。また、前記第2ダイヤフラム室82に供給されるパイロット圧は、図示しないMPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより、圧力流体(パイロット圧)の流量が制御される。
【0049】
このように第2ダイヤフラム室82に供給されたパイロット圧の作用下に第2ダイヤフラム80が矢印X2 方向に押圧された状態において、メインコントロールユニット108は、流量制御手段115に電気信号を導出する。前記流量制御手段115では電気抵抗143に電流が流れ、該電気抵抗143が発熱する。
【0050】
このため、第2室137内に充填された流体135が加熱されて膨張し、図4の二点鎖線で示されるように薄膜139が押圧されて下方側に向かって撓曲し、前記薄膜139とノズル129との離間間隔が所定量に設定される。従って、ノズル孔127から第1室133内に供給される圧力流体の流量は、前記薄膜139とノズル129との離間間隔によって絞られることにより制御される。この結果、流量制御手段115の通路145を介して導出ポート147から排出される圧力流体の流量が調整されることにより、オン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧が所定値に制御される。
【0051】
この場合、オン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧は、前述した流量制御手段115によってのみ制御してもよいし、あるいは図示しないMPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより制御してもよい。また、前記流量制御手段115と前記第1電磁弁104および/または第2電磁弁106とを併用してオン/オフ弁26に供給されるパイロット圧を制御することも可能である。
【0052】
前記シリンダ室48に導入された圧力流体(パイロット圧)は、ばね部材54a、54bの弾発力に抗してピストン50を矢印X1 方向に変位させる。従って、ピストン50に連結された第1ダイヤフラム56が着座部59から離間してオン/オフ弁26がオン状態となる。その際、コーティング液供給源130から供給されたコーティング液は、流体通路38に沿って流通し、コーティング液滴下装置132を介してコーティング液が半導体ウェハに滴下される。この結果、半導体ウェハには、所望の膜厚を有するコーティング被膜(図示せず)が形成される。
【0053】
コーティング液滴下装置132を介して所定量のコーティング液が図示しない半導体ウェハに塗布された後、メインコントロールユニット108は、流量制御手段115に電気信号を導出してオン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧を減少させ、オン/オフ弁26をオフ状態とする。
【0054】
すなわち、メインコントロールユニット108から出力される制御信号によって流量制御手段115の電気抵抗143に供給される電流を増大させ、第2室137内に充填された流体135の膨張作用下に薄膜139がノズル129側に向かって撓曲し、前記薄膜139とノズル129との離間間隔が狭小となる。この結果、流量制御手段115を通過する圧力流体が薄膜139とノズル129との離間間隔によって絞られ、オン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧が減少する。そして、ばね部材54a、54bの弾発力の作用下にピストン50が矢印X2 方向に変位し、第1ダイヤフラム56が着座部59に着座してオン/オフ弁26がオフ状態となる。
【0055】
なお、メインコントロールユニット108の図示しないMPUから導出される制御信号によって第1電磁弁104および/または第2電磁弁106を付勢・滅勢することにより、オン/オフ弁26のシリンダ室48に供給されるパイロット圧を減少させてオン/オフ弁26をオフ状態にしてもよい。
【0056】
オン/オフ弁26がオフ状態となって流体通路38が遮断されることにより半導体ウェハに対するコーティング液の供給が停止し、コーティング液滴下装置132のノズル(図示せず)からの半導体ウェハに対するコーティング液の滴下状態が停止する。この場合、コーティング液滴下装置132のノズル内には、半導体ウェハに滴下される直前のコーティング液が残存しているため、液だれが生ずるおそれがある。
【0057】
そこで、前記メインコントロールユニット108は、第1電磁弁104に滅勢信号を導出して該第1電磁弁104をオフ状態にすると同時に第2電磁弁106に付勢信号を導出して該第2電磁弁106をオン状態とする。
【0058】
従って、第1電磁弁104がオフ状態となり、且つ第2電磁弁106がオン状態となることにより、第5通路126と第2パイロット通路100とが連通した状態となり、第2ダイヤフラム室82内に保持された圧力流体(パイロット圧)は、相互に連通する第2パイロット通路100、第2通路122および第5通路126を経由して圧力流体排出ポート119bから大気中に排出される。その際、第2ダイヤフラム80は、ばね部材78の弾発力の作用下に矢印X1 方向に上昇し、図6に示された状態に至る。
【0059】
すなわち、第2ダイヤフラム80が上昇し、ステム76を介して第3ダイヤフラム86が矢印X1 方向に向かって一体的に変位することにより負圧作用が発生する。その際、流体通路38内の所定量のコーティング液が、図6中、矢印方向に沿って吸引される。この結果、コーティング液滴下装置132のノズル内に残存する所定量のコーティング液がサックバックバルブ20側に向かって戻されることにより、半導体ウェハに対する液だれを防止することができる。
【0060】
なお、再び、流量制御手段115に付勢信号を導出してオン/オフ弁26をオン状態とすると同時に、メインコントロールユニット108から第1電磁弁104に付勢信号を導出してオン状態にし、第2電磁弁106に滅勢信号を導出してオフ状態とすることにより図2に示す状態に至り、半導体ウェハに対するコーティング液の滴下が開始される。
【0061】
上記したように、本実施の形態では、流量制御手段115に供給される電流を増減させ電気抵抗143の発熱量を増減させることにより薄膜139をノズル129側に向かって撓曲させることができる。従って、前記薄膜139の撓曲作用下にノズル129と該薄膜139との離間間隔を自在に調節することにより、ノズル孔127を流通する圧力流体の流量を調整することができる。この場合、薄膜139の撓曲作用下にノズル孔127を前記薄膜139によって閉塞することにより、圧力流体の流通を遮断することも可能である。
【0062】
従って、流量制御手段115によってオン/オフ弁26に供給されるパイロット圧を高精度に制御するとともに、前記オン/オフ弁26の応答精度をより一層向上させることができる。
【0063】
具体的には、流量制御手段115によってオン/オフ弁26に供給されるパイロット圧を制御することにより、従来技術と比較して前記オン/オフ弁26の駆動速度を向上させるとともに駆動レンジを大幅に拡大することができる。また、前記オン/オフ弁26のオン状態とオフ状態との切換速度が上昇することにより、半導体ウェハに対して滴下されるコーティング液の流量を高精度に設定することが可能となる。さらに、ノズル129に臨む薄膜139をシリコンの単結晶、またはこれに類似するガラス等で形成しているため、頻度の高い撓曲作用に十分に耐えることができ、且つクリープが減少されて再現性も高くなる。この結果、駆動部分である薄膜130の疲労が少なく、耐久性に優れ、経年変化もほとんどない。なお、この流体制御手段115は、半導体製造技術を用いて製造することができるため、高精度にしかも大量生産することができる利点がある。
【0064】
また、本実施の形態では、継手部24、オン/オフ弁26、サックバック機構28および制御部32をそれぞれ一体的に組み付けることにより、前述した従来技術と異なり、サックバックバルブ20と流体圧制御装置との間、並びに該サックバックバルブ20とオン/オフ弁26との間の配管接続作業を不要とし、流体圧制御装置並びにオン/オフ弁26を付設するための占有スペースを設ける必要がないことから、設置スペースの有効利用を図ることができる。
【0065】
さらに、本実施の形態では、オン/オフ弁26および制御部32等がサックバック機構28と一体的に形成されているため、従来技術においてそれぞれ別体で構成されたものを一体的に結合した場合と比較して、装置の小型化を達成することができる。
【0066】
さらにまた、本実施の形態では、サックバックバルブ20と流体圧制御装置との間に配管を設ける必要がないため、流路抵抗が増大することを回避することができる。
【0067】
またさらに、サックバック機構28とオン/オフ弁26にそれぞれ供給される圧力流体(パイロット圧)を共通化し、流量制御手段115を介して流量制御することにより、従来技術と異なり、オン/オフ弁26を駆動させる駆動装置が不要となる。この結果、装置全体をさらに小型化することができるとともに、コストダウンを図ることができる。
【0068】
なお、本実施の形態では、メインコントロールユニット108によって電気的に制御される流量制御手段115を介してオン/オフ弁26に供給されるパイロット圧を制御しているが、これに限定されるものではなく、サックバック機構28に供給されるパイロット圧を制御することも可能である。この場合、パイロット圧によって作動する第2ダイヤフラム80の応答精度を高めることが可能となり、流体通路38内に残存するコーティング液をより一層迅速に吸引することができる。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0070】
流量制御手段によってパイロット圧を高精度に制御するとともに、前記オン/オフ弁並びにサックバック機構の応答精度をより一層向上させることができる。
【0071】
すなわち、流量制御手段に設けられた薄膜をシリコンの単結晶、またはこれに類似するガラス等で形成しているため、頻度の高い撓曲作用に十分に耐えることができ耐久性が向上するとともに、クリープが減少されて再現性も高くなる。また、パイロット圧を高精度に制御することができるため、パイロット圧によって作動する可撓性部材の応答精度を高めることが可能となり、流体通路内に残存する圧力流体を迅速に吸引することができる。なお、この流体制御手段は、半導体製造技術を用いて製造することができるため、高精度にしかも大量生産することができるという利点がある。
【0072】
また、従来技術と異なり、サックバックバルブと流体制御装置との間、並びに該サックバックバルブとオン/オフ弁との間の配管接続作業が不要となり、またサックバックバルブ以外に流体制御装置、オン/オフ弁を駆動させる駆動装置等を付設するための占有スペースが不要となることから、設置スペースの有効利用を図ることができる。
【0073】
さらに、サックバックバルブと流体制御装置との間、並びに該サックバックバルブとオン/オフ弁との間に配管を設ける必要がないため、流路抵抗が増大することを回避することができる。
【0074】
さらにまた、サックバック機構とオン/オフ弁にそれぞれ供給される圧力流体(パイロット圧)を共通化し、流量制御手段を介して制御することにより、従来技術と異なり、オン/オフ弁を駆動させる駆動装置が不要となる。この結果、装置全体の小型化を達成することができるとともに、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るサックバックバルブの斜視図である。
【図2】図1に示すサックバックバルブの縦断面図である。
【図3】図1に示すサックバックバルブの回路構成図である。
【図4】図1に示すサックバックバルブを構成する流量制御手段の縦断面図である。
【図5】図4に示す流量制御手段の分解断面図である。
【図6】図1に示すサックバックバルブの動作説明図である。
【図7】従来技術に係るサックバックバルブの縦断面図である。
【符号の説明】
20…サックバックバルブ 24…継手部
26…オン/オフ弁 28…サックバック機構
30…弁駆動部 32…制御部
34、36…ポート 38…流体通路
50…ピストン 52…カバー部材
56、80、86…ダイヤフラム 58、82、88…ダイヤフラム室
64、100…パイロット通路 104、106…電磁弁
108…メインコントロールユニット 110…圧力センサ
115…流量制御手段 119a…圧力流体供給ポート
119b…圧力流体排出ポート
120、122、124、125、126、145…通路
121…ケース 123、131…ウェハ
127…ノズル孔 129…ノズル
133、137…室 135…流体
141…ガラスウェハ 143…電気抵抗

Claims (1)

  1. 流体通路を有し、一端部に第1ポートが形成され他端部に第2ポートが形成された継手部と、
    パイロット圧によって変位する可撓性部材の負圧作用によって前記流体通路内の圧力流体を吸引するサックバック機構と、
    前記パイロット圧の作用下に前記流体通路を開閉するオン/オフ弁と
    記オン/オフ弁に供給されるパイロット圧を電気的に制御する流量制御手段が設けられた制御部と、
    を備え
    前記流量制御手段は、熱によって膨張・収縮する流体が封入され、且つ一部が薄膜状に形成された容器と、前記容器の薄膜に臨むノズルと、前記容器内の流体を加熱制御する発熱手段とを有し、
    前記制御部は、給排気作用下に前記サックバック機構に供給されるパイロット圧を加減する給気弁並びに排気弁と、前記給気弁、排気弁、および流量制御手段をそれぞれ電気的に制御するメインコントロールユニットとを有し、
    前記継手部、サックバック機構、オン/オフ弁および制御部は、それぞれ一体的に組み付けられて設けられることを特徴とするサックバックバルブ。
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