JP4034861B2 - 安全剃刀 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全剃刀に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、髭等を剃るために剃刀が使用されている。そして、従来の剃刀として、替刃カートリッジがホルダに対して着脱可能な安全剃刀が知られている。
【0003】
図7に示すように、従来の安全剃刀は、ホルダ51と同ホルダ51に対して着脱可能な図示しない替刃カートリッジとを備えている。前記ホルダ51の先端部には、図示しない支持ピンを介して一対の支持アーム52が設けられている。そして、前記各支持アーム52は、図示しない板バネ等の付勢手段により互いに反対方向に付勢されており、図7において時計方向及び反時計方向にそれぞれ回動自在とされている。また、前記各支持アーム52の先端には、それぞれ係合突起53が形成されている。
【0004】
前記両支持アーム52間には係合凹部56を有するプッシャー55が配置されており、図示しないコイルバネ等の弾性部材を介して替刃カートリッジを押圧可能とされている。
【0005】
前記ホルダ51の左右両側面には一対の押しボタン54が配置されている。そして、前記両押しボタン54を押圧操作することにより、同両押しボタン54と前記両支持アーム52とが一体的に移動自在とされている。
【0006】
ところで、前記替刃カートリッジにおいて、前記ホルダ51の両支持アーム52に対応する部位には、それぞれ前記係合突起53が係脱可能な係合部が設けられている。一方、前記替刃カートリッジにおいて、前記ホルダ51のプッシャー55に対応する部位には、係合凹部56に嵌合可能な嵌合突部が形成されている。
【0007】
そして、前記嵌合突部を係合凹部56に嵌合させた状態で替刃カートリッジをプッシャー55に対して押圧する。その結果、前記両支持アーム52の係合突起53がそれぞれ替刃カートリッジの係合部に係入され、替刃カートリッジはホルダ51に対して支持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような従来の安全剃刀においては、両支持アーム52の替刃カートリッジの係合部に対応する部位は両係合突起53のみであった。このため、安全剃刀の使用時に替刃カートリッジを顔面等に押し当てると、前記係合部が前記係合突起53から離間され、不安定であった。
【0009】
そこで本発明は、支持アームに対して替刃カートリッジを安定した状態で支持可能な安全剃刀を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために請求項1の発明では、ホルダ先端部に対し一対の支持アームが互いに接近離間移動可能に設けられ、前記各支持アームは互いに反対方向に付勢する付勢手段にて付勢され、同付勢手段の付勢力により、前記一対の支持アームが替刃カートリッジに設けられた一対の被係合部に対し着脱可能に係合する安全剃刀において、前記各支持アームは、前記替刃カートリッジに設けられた被係合部に対して係合可能に設けられた第1の係合部と、前記第1の係合部とは離間して設けられ、前記替刃カートリッジの各被係合部における前記第1の係合部と係合する側面とは180度反対側側面にて係合可能な第2の係合部とを備え、両係合部にて、各支持アームの長手方向に沿った替刃カートリッジの移動を規制するようにし、前記被係合部は、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間を移動自在に構成されていることを特徴とする安全剃刀をその要旨としている。
【0012】
請求項の発明は、請求項において、前記替刃カートリッジには剃刀刃が設けられ、前記各第2の係合部に前記各被係合部が係合された状態において、前記各支持アームの先端は前記剃刀刃に対して接触不能とされたことをその要旨としている。
【0014】
(作用)
請求項の発明では、一対の支持アームに対して替刃カートリッジが装着された安全剃刀において、同替刃カートリッジは、一対の支持アームの両係合部にて各支持アームの長手方向に沿った移動が規制される。
【0015】
請求項の発明では、各第2の係合部に各被係合部が係合された状態において、各支持アームの先端は剃刀刃に対して接触不能とされる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を髭剃り等に使用される安全剃刀に具体化した一実施の形態を図1〜図6に従って説明する。
【0017】
図1に、本実施の形態の安全剃刀1の斜視図を示す。前記安全剃刀1はホルダ2と替刃カートリッジ3とによりほぼT字状に形成されている。前記ホルダ2は合成樹脂製の柄部4と、金属製のカバー5とにより構成されている。
【0018】
図3に示すように、前記柄部4、カバー5の先端部には、それぞれ収容凹部(図3においては柄部4の収容凹部9のみを図示)が形成されている。そして、図1に示す前記柄部4、カバー5を、その収容凹部の開口部を互いに対向させて重ね合わせた状態において、同両収容凹部により収容室10(図3参照)が形成されている。前記収容凹部9の底部下部には、一対の支持ピン11が左右に離間して配置されている。尚、図3において、紙面左右をそれぞれ左、右といい、紙面上下をそれぞれ上、下という。
【0019】
そして、前記各支持ピン11には一対の支持アーム12が、図3において時計方向及び反時計方向に回動自在にそれぞれ取り付けられており、各々の先端部が互いに接近離間可能とされている。そして、前記各支持アーム12の先端は収容室10の上端に形成された開口部からホルダ2上方へ突出されている。
【0020】
前記各支持アーム12の先端には、互いに外方に向かって鉤形に形成された第1の係合部としての第1の係合突起13が配置されている。一方、前記各支持アーム12において第1の係合突起13よりも基端寄り位置には、第2の係合部としての第2の係合突起14が互いに外方に向かって形成されている。
【0021】
また、前記各支持アーム12には、それぞれ先端から内方に向かって傾斜部15が延出されており、内方に向かうほど互いの傾斜部15に近づくように形成されている。そして、前記各傾斜部15の終端には、外周面が円弧状に面取りされた延出部16がそれぞれ形成されている。さらに、前記各支持アーム12において第2の係合突起14よりも基端寄り位置には、それぞれ突出部17が互いに外方に向かって形成されている。前記各突出部17には押しボタン20がそれぞれ嵌合されている。
【0022】
前記柄部4、カバー5の左右両側壁(収容室10を区画する左右両側壁)には、それぞれ互いに対向した切欠部(図3においては柄部4の切欠部21のみを図示)が形成されている。そして、前記両切欠部により収容室10と連通された貫通孔18(図3参照)がそれぞれ形成されている。前記各貫通孔18には、前記押しボタン20がそれぞれ遊挿されている。前記両押しボタン20の外端は、それぞれ前記柄部4、カバー5の左右両側面から突出されて、外部から押圧操作可能とされている。
【0023】
前記収容室10を区画する柄部4の下部内側面中央には、上方に向かってバネ受突起23が突設されている。前記バネ受突起23の上面にはバネ受凹部24が形成されている。
【0024】
前記収容室10の下部において前記両支持アーム12間には、断面がほぼV字状に形成された付勢手段としての板バネ22が配置されており、その中央の屈曲部は前記バネ受凹部24に当接されている。前記板バネ22は、各端部が各支持アーム12の互いに対向する内側面にそれぞれ当接されることにより、同両支持アーム12をそれぞれ外方に付勢している。
【0025】
前記柄部4において、前記板バネ22の配置位置を挟んで前記バネ受突起23とは反対側の位置には、断面L字状をなす当接部材25が突設されている。そして、図3の実線で示す両支持アーム12が平行に配置されている状態においては、前記当接部材25の脚部28の上面にプッシャー26の下端が当接されている。
【0026】
前記プッシャー26は、前記両支持アーム12間において柄部4寄りに配置されている。前記プッシャー26には、中央から下部に亘ってバネ収容溝27が形成されている。
【0027】
前記バネ収容溝27の下端寄りにおいて収容凹部9の底部には、バネ受部材30が突設されている。そして、前記バネ受部材30の上面と前記バネ収容溝27の内頂面との間には、圧縮コイルバネ29が配置されている。前記圧縮コイルバネ29により、プッシャー26は上方へ付勢されている。
【0028】
前記プッシャー26の中央においてカバー5側の面には、断面がほぼL字状をなす一対の係入部32が形成されている。前記係入部32は、前記両支持アーム12がそれぞれ内方に回動された状態において、延出部16と係合可能とされている。一方、前記両支持アーム12が平行に配置されている状態においては、圧縮コイルバネ29により、前記係合部32の上端は前記延出部16の下端に当接されている。また、前記プッシャー26の上端には係合凹部33が形成されている。
【0029】
次に替刃カートリッジ3について説明する。前記替刃カートリッジ3は刃台40を備えている。
図4に示すように、前記刃台40において、前記ホルダ2の各支持アーム12に対応する部位には、左右に互いに離間した一対の被係合部としての係合部34がそれぞれ設けられている。前記各係合部34の上面には、前記支持アーム12の第1の係合突起13を係脱可能な係合凹部35がそれぞれ断面半円状に形成されている。
【0030】
そして、図5に示すように、図3の実線で示す両支持アーム12が平行に配置されている状態において、各支持アーム12の第1の係合突起13がそれぞれ係合部34に係合されている。そして、前記替刃カートリッジ3の一対の係合部34は、前記一対の第1の係合突起13と前記一対の第2の係合突起14との間を移動自在とされている。
【0031】
一方、図4に示すように、前記刃台40において、前記ホルダ2のプッシャー26に対応する部位には嵌合部36が設けられている。前記嵌合部36の下面には、前記プッシャー26の係合凹部33に対して嵌合可能な嵌合突部37が形成されている。
【0032】
そして、図5に示すように、図3の実線で示す両支持アーム12が平行に配置されている状態において、嵌合部36がプッシャー26に対して嵌合されている。ここで、前記圧縮コイルバネ29の弾性力によりプッシャー26が押圧されているため、同プッシャー26の上端は嵌合部36の係止段部41に当接されている。また、前記各第1の係合突起13の下端は係合凹部35にそれぞれ当接されている。そして、前記各係合凹部35は断面半円状に形成されているため、替刃カートリッジ3は第1の係合突起13に対して、図6において時計方向及び反時計方向に回動自在に支持されており、首振り可能とされている。
【0033】
また、図1に示すように、前記替刃カートリッジ3の上部には、髭等を剃るための一対の剃刀刃38が設けられており、同両剃刀刃38の上方には複数の安全ガード39が設けられている。そして、図6に示すように、前記一対の第2の係合突起14の上端に前記一対の係合部34の下面が当接された状態において、前記各支持アーム12の先端は剃刀刃38に対して接触不能とされている。
【0034】
次に、上記のように構成された本実施の形態の安全剃刀1の作用を説明する。
安全剃刀1を使用して髭等を剃る場合には、図1に示すように、まずホルダ2に替刃カートリッジ3を装着する。前記ホルダ2に対して替刃カートリッジ3を装着するときには、ホルダ2に装着された一対の押しボタン20を内方に押圧する。
【0035】
すると、両支持アーム12が板バネ22の弾性力に抗して、図3の実線で示す互いに平行に配置された状態から、支持ピン11の軸心を回動中心として同図において、左側の支持アーム12は時計方向に、右側の支持アーム12は反時計方向に回転する。
【0036】
このとき、前記支持アーム12の延出部16によるプッシャー26の上方への移動の規制が解除されるため、プッシャー26は圧縮コイルバネ29の弾性力により上方へ移動する。そして、前記各支持アーム12の延出部16が係入部32にそれぞれ係入され、この結果、プッシャー26は2点鎖線で示す状態で停止する。このとき、前記各支持アーム12は板バネ22の弾性力により外方へ付勢されて、延出部16が係入部32に対して外方へ押圧しているため、図3の2点鎖線で示す位置にて保持される。
【0037】
そして、この状態で、替刃カートリッジ3の刃台40に形成された嵌合突部37をプッシャー26の係合凹部33に対して嵌合させて、替刃カートリッジ3を下方に押圧する。すると、刃台40の係止段部41が、プッシャー26の上端を圧縮コイルバネ29の弾性力に抗して押圧する。
【0038】
すると、前記プッシャー26が下方に移動することにより、同プッシャー26の係入部32が下方に移動するため、同係入部32による延出部16の拘束が解除される。このため、板バネ22の弾性力により両支持アーム12がそれぞれ外方に押圧され、図5に示すように、各支持アーム12の第1の係合突起13がそれぞれ係合凹部35に係入される。
【0039】
そして、替刃カートリッジ3に対する下方への押圧が解除された状態では、圧縮コイルバネ29の弾性力によりプッシャー26の上端が刃台40の係止段部41に当接されるとともに、各第1の係合突起13の下端がそれぞれ係合凹部35下面に当接される。その結果、替刃カートリッジ3がホルダ2に対して第1の係合突起13の周りで回動自在に支持される。
【0040】
さて、替刃カートリッジ3がホルダ2に装着された安全剃刀1を使用して髭等を剃る場合には、替刃カートリッジ3の上面全体を顔面等に押し当てる。すると、刃台40の係止段部41が、圧縮コイルバネ29の弾性力に抗してプッシャー26の上端を押圧する。
【0041】
すると、刃台40の各係合凹部35下面が各第1の係合突起13に対してそれぞれ離間し、やがて、各係合部34の下面は各第2の係合突起14の上端にそれぞれ当接される。このとき、各支持アーム12の先端は、剃刀刃38に対して接触不能とされる。
【0042】
一方、顔面等の凹凸により替刃カートリッジ3の上面において、両支持アーム12のうち一方の支持アーム12に対応する側のみが顔面等に接触した状態で、替刃カートリッジ3を顔面等に押し当てると、次のようになる。
【0043】
刃台40の係止段部41が、圧縮コイルバネ29の弾性力に抗してプッシャー26の上端を押圧する。
すると、刃台40の両係合凹部35のうち一方の係合凹部35下面が、それに対応する第1の係合突起13に対して離間し、やがて、一方の係合部34の下面は、それに対応する第2の係合突起14の上端に当接される。このとき、他方の係合部34の係合凹部35下面には、それに対応する第1の係合突起13が当接される。すなわち、前記替刃カートリッジ3はホルダ2に対して、ホルダ2の軸心に対して直交する平面から傾いた状態で支持される。
【0044】
そして、この状態においても、各支持アーム12の先端は剃刀刃38に対して接触不能とされる。
また、替刃カートリッジ3の交換時には、ホルダ2に装着された一対の押しボタン20を内方に押圧する。すると、各支持アーム12が図3の実線で示す状態から図3の2点鎖線で示す状態に移動する。
【0045】
このとき、前記各支持アーム12の第1の係合突起13が、それぞれ替刃カートリッジ3の係合凹部35から外れ、替刃カートリッジ3はホルダ2に対する支持を失う。また、このとき、プッシャー26が圧縮コイルバネ29の弾性力により上方へ移動し、プッシャー26の上端が替刃カートリッジ3の係止段部41を押圧する。このため、替刃カートリッジ3の交換時には、替刃カートリッジ3はホルダ2から容易に外れる。
【0046】
以上詳述したように、本実施の形態の安全剃刀1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)替刃カートリッジ3の各係合部34は、支持アーム12の第1及び第2の係合突起13、14によりそれぞれ上下の移動が規制されるため、替刃カートリッジ3をホルダ2に対して安定した状態で支持することができる。
【0047】
(2)安全剃刀1の使用時には、各支持アーム12の先端は、それぞれ剃刀刃38に対して接触不能とされるため、不用意に剃刀刃38がずれるのを防止することができる。
【0048】
尚、本発明の実施形態は以下のように変更してもよく、その場合にも同様の作用および効果が得られる。
(1)上記実施の形態では、各支持アーム12を、各第1の係合突起13及び各第2の係合突起14がそれぞれ互いに外方に向かって突出するように配置したが、互いに内方に向かって突出するように配置してもよい。
【0049】
(2)上記実施の形態では、各押しボタン20にそれぞれ支持アーム12の突出部17を収容し、両押しボタン20を押圧操作したが、両押しボタン20を省略して突出部17を直接押圧操作してもよい。
【0050】
(3)上記実施の形態では、プッシャー26にバネ収容溝27を形成し、圧縮コイルバネ29を配置したが、プッシャー26の代わりにコイルバネ等の弾性部材を使用して、圧縮コイルバネ29を省略してもよい。
【0051】
以上、この発明の実施の各形態について説明したが、各形態から把握できる請求項以外の技術思想について、以下にそれらの効果とともに記載する。
(1)記ホルダには係合凹部を有する押圧部材が備えられるとともに、前記替刃カートリッジには前記係合凹部に対して嵌合可能な嵌合突部が形成されたことを特徴とする安全剃刀
【0052】
このようにすれば、ホルダに対する替刃カートリッジの装着時において、位置合わせが容易に実行できる。
前記実施の形態において、プッシャー26は押圧部材を構成する。
【0053】
(2)記替刃カートリッジがホルダに対して、同ホルダの軸心に対して直交する平面から傾いた状態で支持され、前記両第1の係合部のうちいずれか一方の第1の係合部が、同第1の係合部に対応する被係合部から離間したときにおいて、
前記一方の第1の係合部が設けられた支持アームの先端は、前記剃刀刃に対して接触不能とされたことを特徴とする安全剃刀
【0054】
このようにすれば、替刃カートリッジがホルダに対して、同ホルダの軸心に対して直交する平面から傾いた状態で支持されたときにおいて、不用意に剃刀刃がずれるのを防止することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1に記載の発明によれば、一対の支持アームに対して替刃カートリッジが装着された安全剃刀において、替刃カートリッジは、両係合部にて各支持アームの長手方向に沿った移動が規制されるため、替刃カートリッジをホルダに対して安定した状態で支持することができる。
【0056】
求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の効果に加えて、不用意に剃刀刃がずれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の安全剃刀の斜視図。
【図2】 同じくホルダの正面図。
【図3】 同じくホルダの要部断面図。
【図4】 同じく刃台の斜視図。
【図5】 同じくホルダと刃台との位置関係を示す要部断面図。
【図6】 同じくホルダと刃台との位置関係を示す要部断面図。
【図7】 従来のホルダの正面図。
【符号の説明】
1…安全剃刀、2…ホルダ、3…替刃カートリッジ、12…支持アーム、13…第1の係合部としての第1の係合突起、14…第2の係合部としての第2の係合突起、22…付勢手段としての板バネ、34…被係合部としての係合部、38…剃刀刃。

Claims (2)

  1. ホルダ先端部に対し一対の支持アームが互いに接近離間移動可能に設けられ、前記各支持アームは互いに反対方向に付勢する付勢手段にて付勢され、同付勢手段の付勢力により、前記一対の支持アームが替刃カートリッジに設けられた一対の被係合部に対し着脱可能に係合する安全剃刀において、
    前記各支持アームは、
    前記替刃カートリッジに設けられた被係合部に対して係合可能に設けられた第1の係合部と、
    前記第1の係合部とは離間して設けられ、前記替刃カートリッジの各被係合部における前記第1の係合部と係合する側面とは180度反対側側面にて係合可能な第2の係合部とを備え、
    両係合部にて、各支持アームの長手方向に沿った替刃カートリッジの移動を規制するようにし、
    前記被係合部は、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間を移動自在に構成されていることを特徴とする安全剃刀。
  2. 前記替刃カートリッジには剃刀刃が設けられ、
    前記各第2の係合部に前記各被係合部が係合された状態において、前記各支持アームの先端は前記剃刀刃に対して接触不能とされたことを特徴とする請求項1に記載の安全剃刀。
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