JP4034031B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像素子を備える撮像装置に関し、より詳しくは、撮像光学系と撮像素子とが一体化した小型の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図16は、撮像光学系と撮像素子とが一体化した撮像装置の従来の構成を示した断面図である。図16において、符号20はレンズ、符号21はレンズ20を保持するレンズバレル、符号21aはレンズバレル21のネジ部、符号22はレンズ20後面の絞り手段、符号23はレンズバレル21を保持するレンズホルダ、符号23aはレンズホルダ23のネジ部、符号24は赤外線カットフィルタ、符号25は撮像素子、符号25aは撮像素子25において入射光を感知可能な領域である有効画素領域、符号25bはボンディングワイヤ、符号25cはリード、符号26は基板、をそれぞれ示している。
【0003】
このような撮像装置の製造時には、さまざまなばらつきが生じやすい。製造時に生じるばらつきとして、以下のものが挙げられる。レンズ20とレンズバレル21との取り付けばらつき、レンズ20の形状ばらつきによるバックフォーカスのばらつき、レンズバレル21の形状ばらつき、赤外線カットフィルタ24の厚みばらつき、レンズホルダ23の形状ばらつき、撮像素子25内における有効画素領域25aの光軸方向の位置のばらつき、撮像素子25と基板26との取り付けばらつきなどである。
【0004】
これらのばらつきが存在するために、レンズ20と撮像素子25との間の距離に誤差が生じ、製造した撮像装置の合焦性能が製品ごとに異なって合焦性能が安定化しない。そのため、図16に示した従来の撮像装置では、レンズバレル21のネジ部21aとレンズホルダ23のネジ部23aとを嵌合し、ネジ部21aを回転させてレンズバレル21を上下させることにより、光学系が合焦するように調整を行っていた。
【0005】
しかしながら、このような従来の撮像装置では、部品点数が多い上、量産時には一台一台、レンズバレル21をレンズホルダ23に取り付けて合焦度を調整(以後、ピント調整と称する)しなければならないという問題があった。
【0006】
図17に、各構成部品の取り付け精度を上げることでピント調整の省略が可能な撮像装置の一例を示す。なお、図17の撮像装置は、特開平9−232548号公報に記載の技術である。
【0007】
図17において、符号30は絞り板、符号30aは入射孔(絞り孔)、符号31はフィルタ、符号32は支持部材、符号32aは絞り板用の位置決め部、符号32bはレンズ用の位置決め部、符号32cは撮像素子用の位置決め部、符号32dは凹み部、符号33はレンズ、符号34は赤外線カットフィルタ、符号35は撮像素子、符号35aは撮像素子35の有効画素領域、符号35bはボンディングワイヤ、符号36はリード、符号37は接着剤である。なお、特開平9−232548号公報の記載ではフィルタ31を赤外線カットフィルタとしているが、小型の撮像装置では赤外線カットフィルタをレンズ33の前に置くことはフレアの要因となりやすい。そのため、図17ではあえてレンズ33の後に赤外線カットフィルタ34として配置している。
【0008】
この技術によれば、各構成部品の取り付け精度を上げるために、レンズ33に対して位置決め部32bを支持部材32に設け、レンズ33の取り付け精度を高めている。また、撮像素子35に対しても位置決め部32cを設け、撮像素子35の取り付け精度を高めている。また、接着剤37を注入する部分を、凹部32dのようにへこませることで、接着剤37により撮像素子35が持ち上げられるのを防いでいる。また、各構成部品の取り付け精度を高めることでレンズ33のピント調整機構を省略しており、図16のレンズバレル21およびレンズホルダ23を支持部材32として一体化し、構成部品数の低減をも図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この特開平9−232548号公報に記載の撮像装置において合焦性能に影響を及ぼすと考えられる誤差を、図18に示す。まず、レンズ33の形状誤差によるバックフォーカス誤差があり、この誤差をΔGにて表す。次に、赤外線カットフィルタ34の厚み誤差による空気換算時の距離誤差をΔBとする。また、撮像素子35は、撮像装置の小型化を図る場合、セラミックパーケージなどに入れず半導体ウェハから切り出したチップ自体を用いるため、ウェハの厚み誤差がある。よって、撮像素子35のウェハの厚み誤差をΔCとする。そして、レンズ33と支持部材32との接着層40の厚み誤差をΔHにて、支持部材32の形状誤差をΔJにて表す。
【0010】
これらの誤差はすべて合焦性能に影響を及ぼすため、上記構成によりつつピント調整をなくした撮像装置を実現するためには、以下の条件を満たす必要がある。すなわち、いま合焦性能として許容される焦点深度の誤差をΔδとした場合、先の誤差の合計(ΔG+ΔB+ΔC+ΔH+ΔJ)の値が、誤差Δδの値よりも小さい必要がある。もし、誤差の合計(ΔG+ΔB+ΔC+ΔH+ΔJ)が誤差Δδより小さくなければ、撮像対象の被写体が合焦せず、ピントがボケた状態(ピンボケ)となってしまうからである。
【0011】
そのため、上記ばらつきを正確に管理する必要があり、各部材の管理、組み立てに高い精度を要する問題があった。
【0012】
また、特開平9−232548号公報には、光学部材の支持部材32とリード36とが一体成形されるとの記述がある。通常、支持部材32は、アクリル、PC(ポリカーボネイト)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、等の合成樹脂で形成されることが多く、一方、リード36は導電性の高い金属で形成されるのが一般的である。よって、支持部材32とリード36との両部材は、熱膨張率等の特性が著しく異なっていることが多い。
【0013】
特性が著しく異なる両部材を一体成形することは技術的に難しく、通常は、支持部材32のうちリード36より下の部分と上の部分とを分けて成形することが多い。そして、そのように分けて成形した上下の支持部材32を後で接着することになる。その場合、上下の支持部材間の接着層39の厚み誤差ΔKも生じ、それがまた、合焦性能を劣化させる原因となるため、更なる高い精度が要請されるという問題があった。
【0014】
すなわち、以上の問題点をまとめると、従来の撮像装置においては、撮像装置の量産時に製品毎にピント調整を行う必要があり、量産効率が低くなるという問題があった。さらに、ピント調整を行うため撮像装置の構成部品が多くなるという問題もあった。
【0015】
また、ピントの無調整化を図るためには、構成部品の成形精度を上げ、各部材の組み立てに高い精度を要するという問題があった。
【0016】
そこで、この発明の課題は、構成部品の点数を減らし、かつ、製造時の誤差を低減してピントの無調整化を図りやすくした撮像装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子を保持する基板と、前記基板に保持され、前記撮像素子へと前記光学像を結像させる撮像光学系とを備え、前記撮像光学系は、透明材料にて形成されたレンズ部と、前記レンズ部を保持し、且つ遮光性の材料にて形成された支持部材とを含み、前記レンズ部および前記支持部材が一体成形され、前記基板は主表面を有し、前記撮像光学系の前記支持部材は底面および側面を有し、前記支持部材の前記底面は前記基板の前記主表面にあてがわれ、前記支持部材の前記側面と前記基板の前記主表面のうち前記支持部材の前記底面に覆われていない部分とが接着剤により接着される撮像装置である。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記接着剤は遮光性を有する撮像装置である。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記接着剤はUV硬化剤である撮像装置である。
【0020】
【補正の内容】
請求項4に記載の発明は、結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子を保持する基板と、前記基板に保持され、前記撮像素子へと前記光学像を結像させる撮像光学系とを備え、前記撮像光学系は、透明材料にて形成されたレンズ部と、前記レンズ部を保持し、且つ遮光性の材料にて形成された支持部材とを含み、前記レンズ部および前記支持部材が一体成形され、赤外線カットフィルタをさらに備え、前記赤外線カットフィルタは、前記撮像光学系の外部である、前記レンズ部の入射側に配置された撮像装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
本実施の形態は、撮像光学系中のレンズと支持部材とを一体成型することにより、構成部品の点数が少なく、かつピントの無調整化を図りやすくした撮像装置を実現するものである。
【0025】
図1は、本実施の形態に係る撮像装置を示す断面図である。図1に示すように、本実施の形態に係る撮像装置は、CCDセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの撮像素子1と、撮像素子1の上面の一部が接着層6を介して接着された基板3Aと、基板3A上に接着剤等により接着された赤外線カットフィルタ5と、基板3A上に接着剤4により保持された撮像光学系2とを備えている。
【0026】
図2に、撮像素子1と基板3Aとの接合部を拡大した図を示す。撮像素子1は例えば、パッケージ封入せず半導体ウェハから切り出したチップをそのまま用いたものである。図2において、その上面には、撮像光学系2によって結像した被写体の光像を電気信号に変換する有効画素領域1aと、有効画素領域1aから信号を取り出すための電極1bとが形成されている。
【0027】
一方、基板3Aには例えば、薄型基板を実現できるフレキシブル基板が用いられる。フレキシブル基板とは、基板の厚みが薄く薄膜状となっており、曲げることが可能であって、基板薄膜内に配線パターンが形成された、2層ポリイミド基板などのことを指す。このようなフレキシブル基板は、小型・薄型の撮像装置を製造する場合によく用いられる。
【0028】
図3は基板3Aの下面図である。基板3Aの下面(撮像素子1が接着される側)には、電気信号が流れる回路パターン3cが設けられており、回路パターン3cの一端には、撮像素子1の電極1bと接続される電極3bが設けられている。また、回路パターン3cの他端には、撮像素子1からの電気信号を外部に出力するための電極3aが設けられている。電極3aに他の機器を接続することで、撮像装置と他の機器との間の信号のやり取りを行うことができる。なお、基板3Aの中央部には開口部3dが設けられており、この開口部3dを介して撮像素子1の有効画素領域1aに入射光が届く。
【0029】
そして、撮像素子1の電極1bと基板3Aの電極3bとが、ハンダバンプ等の導電性の接着層6によって接着されることにより、撮像素子1の上面が基板3Aの下面に接着される。これは、いわゆるフリップチップ実装である。
【0030】
次に、撮像光学系2について説明する。撮像光学系2は、光を通過させる材料で形成され、かつ被写体像を撮像素子1の有効画素領域1aへと結像させるレンズ部2aと、光を通過させない材料で形成され、かつレンズ部2aを保持する支持部材2bとが一体成形された構成となっている。
【0031】
以下に、撮像光学系2の成形方法について述べる。本発明では、支持部材2bとレンズ部2aとを一体成形するために、まず支持部材2bを射出成形した後、インサート成形によりレンズ部2aを形成する。
【0032】
撮像光学系2のうちレンズ部2a以外の支持部材2bを射出成形するための第1の金型7を、図4〜図6に示す。図4および図5は第1の金型7の側面図であり、図6は第1の金型7の斜視図である。なお、図4と図5とでは見る方向が90度異なっている。
【0033】
図4および図5に示すように、第1の金型7は上下2つの金型7a,7bに割られている。なお、上下に割る位置は一例であり、図4および図5に示した位置に限定されるわけではない。
【0034】
また、第1の金型7はさらに、射出成形をする際に支持部材2bにインジェクト部2cを形成するための金型部材7cをも備えている。なお、下の金型7bには、金型部材7cをはめ込むための凹部7dと、支持部材2bの材料を注入するためのゲート部7eとが設けられている。なお、図4〜図6においては、金型部材7cを円柱状に示し、ゲート部7eを角柱状に示しているが、これらの形状は一例であり、上記形状に制約されるものではない。
【0035】
支持部材2bの形成は次のように行う。まず、凹部7dに金型部材7cをはめ込んだ状態で上下の金型7a,7bを合わせる。次に、ゲート部7eから支持部材2bの材料を注入し、射出成形を行う。ここで、支持部材2bの材料には、例えばPC(ポリカーボネイト)やABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの合成樹脂を採用すればよい。なお、それら合成樹脂には黒色のものを用い、レンズ部2a以外からの入射光が有効画素領域1aに到達しないよう遮光しておけばよい。
【0036】
そして、射出成形後に金型部材7cを引き抜くことで、インジェクト部2cを備える支持部材2bが成形される。図7に射出成形された支持部材2bを示す。支持部材2bにはインジェクト部2cが形成されていることが図7から分かる。このインジェクト部2cにおいては、支持部材2bの外面から内面にかけて穴が貫通した状態となっている。
【0037】
次に、レンズ部2aを支持部材2bとともに一体成形するための第2の金型8を図8および図9に示す。図8および図9は第2の金型8の側面図である。なお、図8と図9とでは見る方向が90度異なっている。
【0038】
図8および図9に示すように、第2の金型8も上下2つの金型8a,8bに割られている。なお、上下に割る位置は一例であり、図8および図9に示した位置に限定されるわけではない。また、下の金型8bには、インサート成形をする際にレンズ部2aの材料を注入するためのゲート部8cが設けられている。
【0039】
レンズ部2aの形成は次のように行う。まず、図10に示すように、図7の支持部材2bを下の金型8bにはめ込み、上下の金型8a,8bを合わせる。このとき、支持部材2bのインジェクト部2cと下の金型8bのゲート部8cとが導通するように両者の位置を調整しておく。なお、ゲート部8cとインジェクト部2cとが導通するように、予め第1および第2の金型7,8が設計されていることが前提である。
【0040】
次に、第2の金型8のゲート部8cに対して、外部より射出成形用のバルブ9をはめ込み、レンズ部2aの材料をバルブ9を介して注入し、インサート成形を行う。ここで、レンズ部2aの材料には、例えばPMMA(ポリメチルメタクリレート)などのアクリル樹脂等の透明材料を採用すればよい。また、その他にもPC(ポリカーボネイト)などを用いてもよい。このような透明材料の具体的商品名としては「アートン」や「ゼオネックス」などがある。
【0041】
注入された透明材料は、ゲート部8cを通り、インジェクト部2cを介して第2の金型8内の支持部材2bの占有部分以外の空間に流れ込み、レンズ部2aを形成する。
【0042】
このようなインサート成形により、遮光材料にて形成された支持部材2bと透明材料にて形成されたレンズ部2aとを一体成形することができる。一体成形を行うことにより、後述するようにレンズ部2aと支持部材2bとの接着の誤差の生じない撮像光学系2を形成することが可能となる。
【0043】
なお、レンズ部2aのような光学部材を成形するときは、透明材料が流れていく跡(フローマーク)や、焼け、ジェッティングをさけるために、低速射出にて成形を行うことが一般的である。一方、その他の部材については、量産効率をあげるために、比較的短時間ですむ高速射出成形がよく行われる。本発明においても、レンズ部2aは低速射出にて成形を行い、支持部材2bは高速射出にて成形を行えばよい。上記のようなインサート成形を用いれば、射出速度条件の異なる2つの部材を一体成形することができる。また、インサート成形を用いれば、レンズ部2aおよび支持部材2bのように色が異なる部材や、熱膨張率等の特性が異なる部材を組み合わせた撮像光学系を一体成形することも可能である。
【0044】
なお、本実施の形態ではレンズ部2aの形状を、入射側を凹部にし、出射側を凸部にしているが、入射側、出射側いずれも凸部にした凸レンズにて構成してもよいことはいうまでもない。
【0045】
さて、このように一体成形された撮像光学系2は、撮像光学系2により生成される光学像が撮像素子1の有効画素領域1a上に結像するように、基板3A上に配置される。具体的には、支持部材2bの底面が基板3Aの上面にあてがわれ、支持部材2bの側面と基板3Aの上面のうち支持部材2bの底面に覆われていない部分とが接着剤4により接着されることにより、撮像光学系2が基板3Aに固定される。これにより、支持部材2bと基板3Aとの間に接着層が生じず、図18のΔKに示したような接着層の厚み誤差は排除できる。
【0046】
なお、接着剤4には、例えば黒色などの、遮光性を有する接着剤を採用すればよい。そうすれば、支持部材2bと基板3Aとの間に仮にわずかな隙間があったとしても、そこから光が撮像光学系2の内部に侵入することはない。
【0047】
また、接着剤4には、紫外線によって硬化するUV(Ultra Violet ray)硬化剤を用いてもよい。樹脂などを用いて接着する場合には、樹脂を溶かして撮像光学系2と基板3Aとの接合部周辺へ塗布するため、高温樹脂が撮像光学系2に接着することとなる。そのため、熱によって、撮像光学系2が変形することがある。UV硬化剤を用いれば低温にて接着が可能であり、変形の問題は生じない。また、硬化時の材料自体の収縮が小さいため、撮像光学系2と基板3Aとの間で位置ずれが生じにくい。また、UV硬化剤は硬化後も熱収縮が小さく、熱耐性に優れるため、接着剤4にUV硬化剤を用いれば、熱に対する影響が非常に小さい撮像装置を得ることができる。
【0048】
また、赤外線カットフィルタ5は、レンズ部2aと撮像素子1との間に設けられる。しかし、レンズ部2aから撮像素子1までの間のうちどの位置に置いても結像条件は変わらないので、赤外線カットフィルタ5の固定位置および固定方法は本実施の形態では特定はしない。例えば、図1に示すように基板3Aの上に接着してもよいし、支持部材2bの内壁の一部に取り付けのための凸部を設けてその凸部に接着して固定してもよい。
【0049】
上記のように撮像装置を構成することによって、構成部品の点数を少なくすることができる。
【0050】
さて、本実施の形態に係る撮像装置において、合焦性能に影響を及ぼす誤差について図11に示す。
【0051】
まず、成形時に生じる撮像光学系2の形状誤差が起因となるバックフォーカス誤差をΔAとする。撮像光学系2では、その支持部材2bを第2の金型8に入れてレンズ部2aと一体成形する際に、支持部材2aが熱せられてなまし直される。そのため、支持部材2bの形状誤差は、一体成形された撮像光学系2のバックフォーカス誤差に吸収され、支持部材2bおよびレンズ部2aをともに単体として製造した場合に生じる支持部材2bの形状誤差とレンズ部2aの形状誤差とを加算した値よりも、一体成形された撮像光学系2のバックフォーカス誤差ΔAの値の方が小さくなる。また、一体成形のため、図18の厚み誤差ΔHのような、レンズ部2aと支持部材2bとの取り付け部の接着層の誤差は生じない。
【0052】
次に、赤外線カットフィルタ5の誤差について考えると、上述のようにレンズ部2aから撮像素子1までの間のうちどの位置に置いても結像条件は変わらないので、接着による位置誤差があったとしても合焦性能に影響を与えることはない。よって、赤外線カットフィルタ5の厚みのばらつきのみが合焦性能に影響を及ぼすことになり、その誤差を、屈折率を考慮して空気換算したときの値ΔBとする。
【0053】
次に、撮像光学系2の支持部材2bと基板3Aとの接合部であるが、支持部材2bの底面を基板3Aに直接あてがい、支持部材2bの側面と基板3Aとを接着剤4にて接着しているため、支持部材2bと基板3Aとの間に接着層の厚み誤差は生じない。そのためレンズ部2aの合焦性能に影響を与える誤差は生じない。
【0054】
次に、基板3Aの厚みの誤差をΔF、撮像素子1の厚みの誤差(底面から有効画素領域1a表面までの距離の誤差)をΔC、撮像素子1と基板3Aとの間の接着層6の厚み誤差をΔDとする。
【0055】
なお、本発明の構成では、バックフォーカスはレンズ部2aから有効画素領域1aまでの距離で決まるため、撮像素子1の厚み誤差ΔCは誤差要因にはならない。よって、合焦性能に影響を及ぼす誤差の要因を少なくすることができる。
【0056】
上記をまとめると、合焦性能に影響を与える誤差の合計値は(ΔA+ΔB+ΔF+ΔD)となり、この合計値が撮像光学系2の焦点深度の誤差Δδより小さければピント調整する必要がない。
【0057】
ここで、上述した個々の誤差について具体的な数値例に基づいて検討する。小型で且つ薄型の撮像装置を構成するため、例えば撮像光学系2の画角を標準的な画角55度とし、撮像素子2の有効画素領域1aの大きさを1/4インチ光学系サイズとし、支持部材2bの形状の高さを5〜10mm程度とした場合、まずバックフォーカス誤差ΔAは±30μm程度が想定される。
【0058】
次に、赤外線カットフィルタ5による厚み誤差ΔBは以下のようになる。赤外線カットフィルタ5はガラスで作成されることが多い。ガラスの屈折率はn=1.5である。また、赤外線カットフィルタ5の厚みを0.55mmとして厚みばらつきを±50μmと想定する。
【0059】
屈折率の定義n12=v1/v2(n12は媒体2の媒体1に対する屈折率、v1は媒体1中を光が進む速度、v2は媒体2中を光が進む速度)より、空気(n=1.0)中を光が単位時間に進む距離をAとすれば、ガラス中を光が単位時間に進む距離はA/1.5となる。よって、ガラス中の光の移動距離を空気換算すれば、誤差ΔBは、ΔB=±50μm×(1−1/1.5)=±16.6μmとなる。
【0060】
次に、基板3Aの厚み誤差ΔFは以下のようになる。薄型の撮像装置を構成する場合、基板3Aにはフレキシブル基板が多く用いられる。薄型のフレキシブル基板は50μm以下の膜厚が実現されており、そのばらつき誤差ΔFは±3〜4μm程度である(ここでは例えば±3.5μmとする、なお膜厚28μmのフレキシブル基板も実在しており、その場合は厚みのばらつき誤差はさらに小さい)。
【0061】
また、接着層6の厚み誤差ΔDは以下のようになる。撮像素子1と基板3Aとの接着をする際に、撮像素子1の電極1bを直接、基板3Aの電極3bに接続するフリップチップ実装を採用して、ハンダバンプによる接続方法を用いると、その厚み誤差ΔDは数μmの範囲内に抑えることができる(ここでは例えば±4μmとする)。
【0062】
よって、以上より本実施の形態にかかる撮像装置の合焦性能に影響を与える誤差の合計値の一例を挙げれば、(ΔA+ΔB+ΔF+ΔD)=±30±16.6±3.5±4=±54.1μmとなる。
【0063】
本実施の形態に係る撮像装置の各誤差を図18に示した従来の撮像装置の各誤差と個別に比較すると、まず、図18のレンズ33の形状誤差によるバックフォーカス誤差ΔGと支持部材32の形状誤差ΔJを加算したものよりも、図11の撮像光学系2の形状誤差によるバックフォーカス誤差ΔAの方が、一体成形を行っているため小さくなる。さらに、本実施の形態に係る撮像装置では支持部材2bとレンズ部2aとが接着層により接合されているのではないので、図18の接着層40の厚み誤差ΔHが生じない。
【0064】
さらに、本実施の形態に係る撮像装置では、基板3Aの下面に撮像素子1の上面をフリップチップ実装により接着しているため、撮像素子35の厚み誤差ΔCは合焦性能に影響を与える誤差要因には加算されない。
【0065】
また、従来の撮像装置においては、リード36と支持部材32との一体成形が困難である場合には、接着層39の採用が考えられ、その厚み誤差ΔKがさらに誤差要因に加わる。一方、本実施の形態によれば、支持部材2bを基板3Aに直接あてがい、外部を接着剤4にて包囲しているため、支持部材2bと基板3Aとの間に接着層の厚み誤差は生じない。
【0066】
なお、本実施の形態では、従来の撮像装置の構成に比べ、基板3Aの厚み誤差ΔFおよび接着層6の厚み誤差ΔDが加わるが、それらの誤差の値は上記の数値例で見たように他の誤差の値に比べ大幅に小さい。
【0067】
ここで、従来の撮像装置の個々の誤差についても具体的な数値例に基づいて検討する。
【0068】
例えば、図18のレンズ33のバックフォーカス誤差ΔGを±10μm、支持部材32の形状誤差ΔJを±30μmとする。また、撮像素子35の厚みを例えば400μmとすれば、その厚み誤差はΔC=±40μm程度が生じる。また、赤外線カットフィルタ34の誤差ΔBは本実施の形態に係る撮像装置の場合と同様であるので、上記の数値例に基づきΔB=±16.6μmとする。また、レンズ33と支持部材32との接着層40の厚み誤差ΔHは数μm以下である(例えば4μmとする)。
【0069】
よって、従来の撮像装置の場合、その誤差(ΔG+ΔJ+ΔC+ΔB+ΔH)の値は、(±10±30±40±16.6±4)=100.6μmとなる。この値と上記の(ΔA+ΔB+ΔF+ΔD)=±54.1μmとを比較すればわかるように、本実施の形態に係る撮像装置の構成では、合焦性能に影響を与える誤差の値が大幅に小さくなり、構成部品の組み立て時の精度を向上させることができる。よって、ピントの無調整化が図りやすくなる。
【0070】
本実施の形態にかかる撮像装置を用いれば、撮像光学系2は、透明材料にて形成されたレンズ部2aと、レンズ部2aを保持し、且つ光を通過させない材料にて形成された支持部材2bとを含み、レンズ部2aおよび支持部材2bが一体成形されているので、構成部品の点数が少なくてすむ。また、各構成部品を組み立てて撮像装置を製造する際に生じる、合焦性能に影響を与える誤差を低減することができる。よって、ピントの無調整化が図りやすい。
【0071】
また、第1の金型7により成形された支持部材2bを第2の金型8へ挿入して、その後、透明材料を第2の金型8へ射出することでレンズ部2aを成形するインサート成形によってレンズ部2aおよび支持部材2bが一体成形されるので、射出速度条件の異なる2つの部材を一体成形することができる。また、色が異なる部材や、熱膨張率等の特性が異なる部材を組み合わせた撮像光学系を一体成形することも可能である。
【0072】
<実施の形態2>
本実施の形態にかかる撮像装置は、実施の形態1にかかる撮像装置の変形例である。
【0073】
本実施の形態においては、図12に示すように赤外線カットフィルタ5を、撮像光学系2の外部である、レンズ部2aの入射側に配置している。このように配置した場合には、赤外線カットフィルタ5による厚み誤差ΔBを誤差要因から排除することができる。その場合は先に示した数値例で示すと、(ΔA+ΔF+ΔD)=±30±3.5±4=±37.5μmとなる。
【0074】
よって、本実施の形態に係る撮像装置の構成では、合焦性能に影響を与える誤差の値がさらに小さくなり、ピントの無調整化がより図りやすくなる。
【0075】
<実施の形態3>
本実施の形態にかかる撮像装置も、実施の形態1にかかる撮像装置の変形例である。
【0076】
本実施の形態においては、図13に示すように撮像素子1が基板3B上に配置されている。すなわち、撮像素子1の下面が基板3Bの上面に接着層10を介して接着されている。
【0077】
図14に基板3Bと撮像素子1とを上側から見た図を示す。撮像素子1上の電極1bと基板3Bの電極3bとはボンディングワイヤ1cによって接続される。基板3B上には電極3bから他の機器に接続するための回路パターン3cが形成されている。
【0078】
本実施の形態の撮像装置の構成において、合焦性能に影響を与える誤差を図15に示す。この場合には、撮像光学系2の形状誤差に起因するバックフォーカスの誤差ΔA、赤外線カットフィルタ5の厚み誤差から生じる誤差ΔB、撮像素子1の厚み誤差ΔC、基板3と撮像素子1との接着層10の厚み誤差ΔEが合焦性能に影響を与える誤差要因として挙げられる。
【0079】
ΔA,ΔB,ΔCの各誤差の具体的な数値例は先に示したとおりである。また、接着層10の厚み誤差ΔEの値は、接着層10の厚さを30〜50μm程度と考えると数μmの誤差となる。ここで、バックフォーカス誤差ΔGと形状誤差ΔJとの加算値よりもバックフォーカス誤差ΔAの方が小さいこと、および誤差ΔEと誤差ΔHの値は同程度であることを考えると、従来の撮像装置の構成にて生じる誤差の合計値(ΔG+ΔJ+ΔC+ΔB+ΔH)より、本実施の形態に係る撮像装置の構成にて生じる誤差の合計値(ΔA+ΔE+ΔC+ΔB)の方が小さいため、本実施の形態にかかる撮像装置の構成によっても、ばらつき誤差を低減することが可能である。
【0080】
【発明の効果】
請求項1又は請求項4に記載の発明によれば、撮像光学系は、透明材料にて形成されたレンズ部と、レンズ部を保持し、且つ遮光性の材料にて形成された支持部材とを含み、レンズ部および支持部材が一体成形されているので、構成部品の点数が少なくてすむ。また、支持部材の形状誤差は、一体成形された撮像光学系のバックフォーカス誤差に吸収され、支持部材およびレンズ部をともに単体として製造した場合に生じる支持部材の形状誤差とレンズ部の形状誤差とを加算した値よりも、一体成形された撮像光学系のバックフォーカス誤差の値の方が小さくなる。各構成部品を組み立てて撮像装置を製造する際に生じる、合焦性能に影響を与える誤差を低減することができる。よって、ピントの無調整化が図りやすい。
【0083】
請求項に記載の発明によれば、支持部材の側面と基板の主表面のうち支持部材の底面に覆われていない部分とが接着剤により接着されるので、支持部材と基板との間に接着層が生じず、接着層の厚み誤差を排除できる。よって、合焦性能に影響を及ぼす誤差の要因を少なくすることができる。
【0084】
請求項に記載の発明によれば、接着剤が遮光性を有するので、支持部材と基板との間に仮にわずかな隙間があったとしても、そこから光が撮像光学系の内部に侵入することはない。
【0085】
請求項に記載の発明によれば、接着剤がUV硬化剤であるので、低温にて接着が可能であり、接着時に撮像光学系が変形する問題は生じない。また、硬化時の材料自体の収縮が小さいため、撮像光学系と基板との間で位置ずれが生じにくい。また、熱に対する影響が非常に小さい撮像装置を得ることができる。
【0086】
請求項に記載の発明によれば、赤外線カットフィルタが撮像光学系の外部である、レンズ部の入射側に配置されているので、赤外線カットフィルタによる厚み誤差を誤差要因から排除することができる。よって、合焦性能に影響を及ぼす誤差の要因を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る撮像装置を示す図である。
【図2】 実施の形態1に係る撮像装置の撮像素子1と基板3Aとの接合部を拡大して示した図である。
【図3】 実施の形態1に係る撮像装置の基板3Aの下面図である。
【図4】 実施の形態1に係る撮像装置の支持部材2bを射出成形するための第1の金型7を示す側面図である。
【図5】 実施の形態1に係る撮像装置の支持部材2bを射出成形するための第1の金型7を示す側面図である。
【図6】 実施の形態1に係る撮像装置の支持部材2bを射出成形するための第1の金型7を示す斜視図である。
【図7】 射出成形された支持部材2bを示す斜視図である。
【図8】 実施の形態1に係る撮像装置のレンズ部2aおよび支持部材2bを一体成形するための第2の金型8を示す側面図である。
【図9】 実施の形態1に係る撮像装置のレンズ部2aおよび支持部材2bを一体成形するための第2の金型8を示す側面図である。
【図10】 実施の形態1に係る撮像装置のレンズ部2aおよび支持部材2bを一体成形するための第2の金型8の上下を合わせた状態を示す側面図である。
【図11】 実施の形態1に係る撮像装置の合焦性能に影響を及ぼす誤差を示す図である。
【図12】 実施の形態2に係る撮像装置を示す図である。
【図13】 実施の形態3に係る撮像装置を示す図である。
【図14】 実施の形態3に係る撮像装置の基板3Bと撮像素子1とを示す上面図である。
【図15】 実施の形態3に係る撮像装置の合焦性能に影響を及ぼす誤差を示す図である。
【図16】 従来の撮像装置を示す図である。
【図17】 従来の撮像装置を示す図である。
【図18】 従来の撮像装置の合焦性能に影響を及ぼす誤差を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像素子、2 撮像光学系、2a レンズ部、2b 支持部材、3A,3B 基板、4 接着剤、5 赤外線カットフィルタ、6 接着層、7 第1の金型、8 第2の金型、9 バルブ、10 接着層、2c インジェクト部

Claims (4)

  1. 結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    前記撮像素子を保持する基板と、
    前記基板に保持され、前記撮像素子へと前記光学像を結像させる撮像光学系と
    を備え、
    前記撮像光学系は、透明材料にて形成されたレンズ部と、前記レンズ部を保持し、且つ遮光性の材料にて形成された支持部材とを含み、前記レンズ部および前記支持部材が一体成形され
    前記基板は主表面を有し、
    前記撮像光学系の前記支持部材は底面および側面を有し、
    前記支持部材の前記底面は前記基板の前記主表面にあてがわれ、
    前記支持部材の前記側面と前記基板の前記主表面のうち前記支持部材の前記底面に覆われていない部分とが接着剤により接着される
    撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記接着剤は遮光性を有する
    撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記接着剤はUV硬化剤である
    撮像装置。
  4. 結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    前記撮像素子を保持する基板と、
    前記基板に保持され、前記撮像素子へと前記光学像を結像させる撮像光学系と
    を備え、
    前記撮像光学系は、透明材料にて形成されたレンズ部と、前記レンズ部を保持し、且つ遮光性の材料にて形成された支持部材とを含み、前記レンズ部および前記支持部材が一体成形され、
    赤外線カットフィルタ
    をさらに備え、
    前記赤外線カットフィルタは、前記撮像光学系の外部である、前記レンズ部の入射側に配置された
    撮像装置。
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