JP4033910B2 - 低混和性及び、粘度の大規模な差を有する流体の溶液の形成 - Google Patents
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Description
本発明は流体を混合するための方法及びシステム、並びに具体的には、容易には共に溶解しない流体及びそれらの相対的粘度に非常に実質的な差を有する流体を混合することに関する。
発明の背景
E. I. du Pont de Nemours and Comopany(DuPont)は長年、TYVEK(R)不織オレフィンを製造してきた。TYVEK(R)不織オレフィンシートの商業的目的の用途は郵便用封筒、家庭用包装材、衣類、医学包装材及び多数のその他の用途のために開発されてきた。不織オレフィンの製法はBlades等に対する米国特許第3,081,519号、Steuberに対する同第3,169,899号、Anderson等に対する同第3,227,794号、Smithに対する同第3,484,899号、Pollock等に対する同第3,497,918号、Brethauer等に対する同第3,860,369号、Marshallに対する同第4,352,650号、Leeに対する同第4,554,207号及びMarshallに対する同第5,123,983号を含む多数の特許の主題であった。この製法の基礎的段階は(1)Freon(R)11紡糸剤によるポリオレフィン・ポリマー溶液の形成及び(2)紡糸セル中で溶液をフラッシュ紡糸することである。Freon(R)はDuPont社に所有された登録商標である。しかしFreon(R)11紡糸剤は塩化フッ化炭素(CFC)であり、オゾン枯渇の一因と考えられている。大部分のCFC材料の使用は最終的には禁止されることを目標とされている。
DuPont社は不織オレフィンの継続的製造における使用のための代替紡糸剤を探求してきた。残念なことにはFreon(R)11紡糸剤の単純な代替物となるような、容易に入手可能な紡糸剤は存在しない。不織オレフィンは多数の異なる紡糸剤の1種を使用することにより製造することができることは判明しているが、各々の可能な代替紡糸剤は多数の、生産方法又は製品の晶質の問題を引き起こす。TYVEK(R)不織オレフィンを製造するために発見された代替紡糸剤の中に、ペンタンを含むある種の炭化水素が存在する。Freon(R)11紡糸剤が全く易燃性でないのに対して、炭化水素の紡糸剤に対する重大な問題はそれらの易燃性である。紡糸剤がフラッシュ紡糸過程中に高圧及び高温にさらされるであろうことを考慮すると、易燃性及び爆発性の問題は重大である。紡糸セルに提供される溶液は紡糸剤約80重量パーセントであるので、フラッシュ紡糸に伴う高圧及び高温にさらされる可能性がある炭化水素の量は少なくはない。
不織オレフィンの製造過程における溶液化システムは、ポリマーを紡糸剤と混合してプレキシフィラメントに紡糸するのに適した均質溶液を形成するシステムの一部分である。最近使用されている溶液化システムが概括的に図1に示されている。図に認められるように、該システムは測定された量のポリエチレンペレット及び紡糸剤を受納するようになっている非常に大きなドラム12を含んでなる。ポリエチレンペレットはホッパー14から供給され、紡糸剤はタンク15から供給される。ドラム12は長時間(例えば数時間)、ペレット及び紡糸剤を保持するような大きさを有し、約5000ガロンである。ドラムは閉鎖されて、大体室温及び室圧に維持されている。ペレットは回転撹拌機19により急速に撹拌されて均質なスラーリーを形成する。ペレット及び紡糸剤はドラム12から、スラーリー温度を上昇させるためにスラーリーを熱交換機22を通過させながらスラーリー圧を上昇させるようにポリマーのスラーリーに圧力をかける圧力ポンプ21中に誘導される。次いで高圧、高温のスラーリーが溶解タンク23に提供されて、そこで混合物がスキームにより25で示されている紡糸セル中でのフラシュ紡糸に適する均質溶液になるまでスラーリーは撹拌機24により撹拌、混合される。
前記の従来の溶液化システムにより、フラシュ紡糸生成物の品質及び特性に著しく影響を与える可能性がある紡糸剤対ポリマーの比率の一過性の変動についての心配があった。従って溶液のこのような一過性の変動を排除するか又は実質的に減少させる方法でシステム中の溶液を混合するための多大な努力がなされてきた。システムはそれ自体で、あらゆる時点で溶解タンク23及びドラム12の両者に大量の溶液を提供する。プラントはどこでも1時間当たり2000ないし10,000ポンドのポリマーを紡糸可能であり、このポリマーがそれから紡糸される溶液は通常75ないし90重量パーセントの紡糸剤からなる。従って図1の従来の溶液化法はタンク23が長期間、高圧及び高温で非常に大量の紡糸剤を保有することを要する。不燃性紡糸剤が著しく易燃性の紡糸剤と置き換えられる時、高圧及び高温におけるこのように大量の易燃性紡糸剤は重大な安全性の心配を引き起こすであろう。
従って前記の安全性の心配を減少又は回避させる、フラシュ紡糸法のための溶液化システムが必要とされる。
全体の溶液化システムが現在及び従来の溶液化システムに比較して減少した容量の紡糸剤を有するような、ポリマーを溶媒と混合して紡糸溶液を形成するための溶液化システムもまた必要とされる。
発明の要約
本発明の前記の及びその他の目的は、2種の流体材料が実質的に異なる粘度を有する場合の、少なくとも2種の流体材料を混合するためのミキサーにより達成される。該機器は外殻を形成しそして、縦軸及び、軸から概括的に均等な距離で間隔を空けられている内壁により区画された、概括的に円筒形の細長い管を含む。シャフトには軸に沿ってそれに取り付けられた複数のねじ山が配列されている。ねじ山は、紡糸剤対ポリマー比の一過性変動を引き起こす、10,000対1より大きい粘度比率を有する、2相のうちの1相を概括的に示差的でなく運搬しながら、ポリマーと流体の混合物上に実質的なせんだん応力を与えるようになっている。
本発明の目的はまた、紡糸剤及びポリマーが化学的に相溶性の可能性があるが容易には混和性でないようなポリマー及び紡糸剤を混合するための溶液化システムとしての特徴を有する可能性がある。溶液化システムはプレキシフィラメントをフラッシュ紡糸するのに適する高圧及び高温の紡糸溶液を形成し、そしてポリマーを融解させるための加熱機構及び、溶融ポリマーの圧力を上昇させるための圧力生成装置を含む。システムは更に、内壁を有する、縦方向の、概括的に円筒形のハウジング及び、ハウジング内に回転のために設置されたシャフトを有する機械的ミキサーを含む。機械的ミキサーはまた前記のシャフト上に配置されて、ハウジング内における材料の示差運搬を引き起こさずに、室内のポリマー及び紡糸剤上にせんだん応力を提供するようになっているねじ山を含む。
本発明のもう1種の態様は、低い混和性及び、少なくとも10,000対1の粘度比率を有する2種の流体材料を混合するための方法に関し、高度に粘性の流体を機械的ミキサーに添加すること、低粘性の流体の一部を添加すること及び流体が示差運搬されないように第1の混合部分中でミキサー内の2種の材料を撹拌することを含んでなる方法に関する。
本発明の更なる態様は概括的に円筒形のハウジング内で回転するのに適する機械的混合機のための混合要素である。該混合要素は取り付け用シャフト及び取り付け用シャフトから外側に伸長しているねじ山を含む。混合要素は、流体が円筒形ハウジングを通過する時に圧力低下をもたらすが、その圧力低下は混合要素が円筒形ハウジングとともに回転する速度に関係なく、実質的に同一である。
【図面の簡単な説明】
本発明は図面を含む本発明の詳細な説明によって、より容易に理解されるであろう。従って本発明を説明するのに特に適当な図面が本明細書に付記されているが、これらの図面は説明の目的のためのみのものであり必ずしも実測性はないことを理解しなければならない。図は簡単に以下のように説明される、
図1はフラッシュ紡糸不織オレフィンを製造するために使用される既知の溶液化システムの概括的なスキーム図であり、
図2は本発明に従う新規の溶液化システムの好ましい態様の概括的なスキーム図であり、
図3は本発明の新規の溶液化システムの一部を含んでなる機械的ミキサーの第1の好ましい態様の詳細な横断面図であり、
図4は機械的ミキサーの第2の好ましい態様の、図3に類似の詳細な横断面図であり、
図5は、具体的には紡糸剤を機械的ミキサー中に注入するための改善された配列を示す、図3の線5−5に沿って採られた機械的ミキサーの一部の拡大詳細横断面図であり、
図6は図5の線6−6に沿って採られた紡糸剤注入配列の横断面図であり、
図7は注入配列の代替的態様を示す図6に類似の横断面図であり、
図8は機械的ミキサーからの単一の混合部分の立面図であり、そして
図9は機械的ミキサーからの第2の混合部分の立面図である。
好ましい態様の詳細な説明
今度は図面に関して、全体として数字100により示されている溶液化システムの好ましい態様が図2にスキームにより示されている。溶液化システム100は紡糸セル170中でポリオレフィン織維形成ポリマー及びプレキシフィラメントをフラッシュ紡糸するのに適切な紡糸剤の均質な溶液を生成するために使用される。溶液化システム100は、プレキシフィラメントのフラッシュ紡糸に適切な均等溶液を形成するための高圧、高温環境を協力して提供する多数の構成部材及びサブシステムを組み合わせている統合システムである。
図2に示されるように、溶液システム100はポリオレフィンペレットの貯蔵及び配送のためのホッパー110を含む。ペレットは押し出し機120の一方の端に提供されてペレットを加熱、溶融させる。好ましい態様においては、押し出し機120はポリマーを絞り、圧縮しながら室121に沿ってポリマーを運搬するようになっている一対のスクリュー122の付いた細長い管状の圧力室121を含む通常の2個スクリュー設計である。スクリュー122は強力なモーター124により駆動されるシャフト上の、螺旋型の錐状のねじ山126を含む。室121の末端部においてポリマーは非常に厚い、高度に粘性の流体材料の連続的溶融素材として現れる。
次いで溶融ポリオレフィンはギアポンプ130に誘導される。ギアポンプ130は前以て決められた速度の範囲で濃厚な流体を運搬するような通常の設計のものである。溶液化システム100においてギアポンプ130は溶液化システム100の残りの部分を通る、前以て決められた速度で溶融ポリオレフィンを押し出し、そしてまた均質な溶液を形成するために必要な高圧を提供する。次いでギアポンプ130から溶融ポリマーを機械的ミキサー140の末端に誘導する。
機械的ミキサー140は概括的に、概括的に長い室141の中心に沿って伸長している回転性シャフト142を有する、細長い、概括的に円筒形の室141を含んでなる。モーター144はシャフト142を回転させて、シャフト142に取り付けられた1列の要素に、低い粘度の紡糸剤をポリマー中に混合、混和させる。ミキサー140及び、シャフト142上の要素の構造は更に、より詳細に以下に考察されるであろう。紡糸剤及びポリマーが最初に接触して均質溶液を形成し始めるのは機械的ミキサー140の中である。紡糸剤はタンク115中に貯蔵され、全体として数字150により示されている紡糸剤注入システムを通って機械的ミキサー140中に提供される。紡糸剤は機械的ミキサー140に沿って幾つかの連続的ステーションにおいてポリマーに添加され、そして更なる量の紡糸剤が機械的ミキサーの下流の、静止ミキサー部分160中でポリマーに提供されることに注意しなければならない。
紡糸剤注入システム150は積極的置き換えポンプ151及び152を介して紡糸剤を提供して、フラッシュ紡糸のために所望される紡糸剤対ポリマー比率を有する溶液を生成するようなギアポンプ130の速度に一致する、紡糸剤の、前以て決められた流速を提供する。紡糸剤は溶融ポリマーと混合される前に熱交換機154及び155により必要に応じて加熱(又は冷却)することができる。紡糸剤は機械的ミキサー140の室141に沿って幾つかの注入ステーション156、157及び158でポリマーに誘導される。
第1の注入ステーション156において、ポリマー及び少量の紡糸剤(最終溶液を形成する量に比較して)が機械的ミキサー140中でともに混合されて、ギアポンプ130により押し出されるポリマーによりそれに沿って機械的ミキサー140中に移動される。ポリマー及び紡糸剤が機械的ミキサー140に沿って移動する時に、それらは、第2の紡糸剤注入ステーション157に到達する前に、混合されて均質な溶液を形成する。この第1の溶液は純粋な溶融ポリマーよりも僅かに低い粘度を有し、更なる紡糸剤が第2及び継続する紡糸剤注入ステーション157及び158において注入されるに従って継続的に、より低い粘度を達成する。溶液は機械的ミキサー140の反対側の末端から放出され、静的ミキサー部分160に誘導され、そこで更なる紡糸剤が添加されて、溶液をフラッシュ紡糸のための最終的ポリマー対紡糸剤比率にさせる。
静的ミキサー部分160は1種類以上の静的ミキサー(「静止(motionless)ミキサー」としても知られている)を含んでなり、それらは好ましい態様においては3個の静的混合要素161、162及び163を含んでなる。第1の静的ミキサー161の直前には静的ミキサー紡糸剤注入ステーション165及び166と呼ばれるであろう第2の系列の紡糸剤注入ステーションの1番目がある。前記のように、溶液が各紡糸剤注入ステーションを通過する時に紡糸剤対ポリマー比率が増加しそして溶液の粘度が減少する。静的ミキサー161、162及び163は、それが静的ミキサー中を移動する時に有効に溶液を混合する、著しく曲がりくねった経路を形成するような内部構造を含む。内部構造は好ましくは、カンサス州のウィキタ(Wichita)のKoch Indusutries社から市販されている「Koch Mixers SMX」と一般的に称されている設計に類似している。第2の静的ミキサー紡糸剤注入ステーション166は第1及び第2の静的ミキサー161及び162の間に配置することができ、その後方で、溶液は静的ミキサー162及び163の2種の最終混合段階にさらされる可能性がある。最後の静的ミキサー163から溶液は全体として数字170により示される紡糸セルに提供される。
静的混合部分160において、各々の静的ミキサーは好ましくは混合区域及び弛緩区域を含む。例えば図2における第2の静的ミキサー162は、具体的な横断面において、流路の端の溶液が流路の中心部の流体と混合され、そしてその逆も実施されるように、溶液が完全に混合されるような混合部分162Aを含む。混合部分162Aにおいては、ミキサーを通過する溶液のすべての部分が、流路の端部であろうと又は流路の中心部に向かおうと単一の流速で流れる傾向がある。弛緩区域162Bにおいては、流路の中央部の溶液の部分が流路の端部に近い溶液の部分よりも早く移動する。従って溶液が次の静的ミキサー163に流入する時までに、ある与えられた時間に次のミキサーに流入する溶液の具体的な横断面は多数の異なる回数、最初に混合されたポリマーと紡糸剤の溶液の部分を含む。次の静的ミキサー163において、溶液は再度、流路の横断面を横切って完全に混合される。それぞれ混合区域及び弛緩区域を有する一連の静的ミキサーの効果は自然に発生するポリマー/紡糸剤比率の僅かな変動を平衡化させることである。
溶液システム100の説明を今度はそれらをよりよく理解することができるように、幾つかの、それらの構成部材及びサブシステムの詳細に焦点を当てられるであろう。溶液システム100の中心的構成部材の1種は機械的ミキサー140である。紡糸剤及びポリマーの混合は著しい挑戦をもたらしてきた。第1にポリエチエレンポリマー(好ましい態様)及び炭化水素紡糸剤の粘度の間には膨大な差がある。例えば炭化水素の紡糸剤のペンタンは約0.2センチポアズ(cP)の粘度を有し、一方溶融ポリエチエレンは約6,400,000cP(1cPは0.001パスカル秒に等しい)の粘度を有する。第2にポリエチエレンのようなポリオレフィンポリマーはペンタンのような炭化水素の紡糸剤を容易には吸収しない。該紡糸剤はポリマーの濃厚な相に徐々に拡散するのみである。従って均質な溶液の形成を急ぐためには紡糸剤をポリマーもしくはポリマー溶液中に十分に混合しなければならない。第3に混合過程の間中、溶液をフラッシュ紡糸に適した高圧及び高温で維持しなければならない。従って機械的ミキサー140は、その圧力がフラッシュ紡糸に不適切であるであろう、溶液の雲り点圧力より下に溶液を低下させるような過剰な圧力低下をもたらさずに混合を実施しなければならない。
今度は図3及び4において、機械的ミキサー140の、2種類の好ましい態様がより詳細に示される。図3に示された第1の好ましい態様に焦点を当てると、機械的ミキサー140は概括的にその軸に沿って走る駆動シャフト205を有する、細長い、概括的に円筒形の室200を含んでなる。駆動シャフト205は室200の左端に配置された適切な駆動モーター208に接続されている。室は溶融ポリマーがギアポンプ130(図2に示されている)を通って押し出し機120から誘導されるポリマー流入口210を含む。
ポリマー流入口及び駆動モーター208の間の捩込みシール部分211は溶融ポリマーを使用する室200の第1の末端でシールを形成するようになっている。捩込みシール部分211は室200の内壁から接近した間隔で配置された2組の反対向きのねじ山を含む。2組の反対向きねじ山はそれぞれ、ポリマーを他の組みのねじ山の方向に押しやるように配向されている。従って操作中は、濃厚な溶融ポリマーの幾分かは室200の内壁と捩込みシール部分200の反対向きに配向されたねじ山との間の輪形空間内に移動するであろう。この輪形空間内の溶融ポリマーは2組みの反対向きのねじ山と室200の近接の内壁との間に押し込まれそれにより室200の残りの部分を駆動モーターからシールする。シール部分211におけるシールは(1)それが紡糸剤とポリマーを混合するのに適する程度の機械的ミキサー中の圧力を維持し、そして(2)より低い粘度を有するすべての紡糸剤の漏洩を防止する場合に有効である。図に認められるように、ポリマー流入口は、シール部分200及び、円筒形の室200と回転シャフト205との間の境界面から紡糸剤を離しておく補助をするシール部分211と第1の紡糸剤注入ステーション156との間に配置されている。
ポリマーは、流入口210から、紡糸剤が最初に溶融ポリマーと接触する第1の紡糸剤注入ステーション156に、回転シャフト205に沿って室200中を移動する。紡糸剤注入システム150は特に図5及び6及び更に図3において最も良く理解される。第1の紡糸剤注入ステーション156は駆動シャフト205に取り付けられた第1及び第2の孔あき注入板215及び216を含む。各注入板215及び216はポリマー素材がそれを通って誘導され、紡糸剤がポリマーに接触するための実質的な境界領域を生成する複数の流れに分割される複数の孔を含む。2枚の注入板の間には室200の周囲に離れて配置されている複数の注入ノズル221、222、223及び224が存在する。このようにして紡糸剤はシャフト205及び、室200の内壁との間の輪形空間の中に十分に分配される。
今度は紡糸剤を個々の注入機221、222、223及び224に運搬する紡糸剤注入システム150の部分に焦点を当てると、第1の紡糸剤注入ステーション156には共通の供給ライン181を通って紡糸剤が供給される。供給ライン181は他の注入ステーションにおける同様な計測弁と一緒に各ステーションにおいて注入される紡糸剤の部分を調整する計測弁182を含む。供給ラインは各4個の注入ノズル221、222、223及び224に導く各4本のノズルライン183、184、185及び186中に紡糸剤を誘導する。各々のノズルラインはそれぞれ各ノズルライン中の与えられた圧力低下に対する、概括的に均一な、前以て決められた流量を有効に生成するレストリクター弁183A、184A、185A及び186Aを含む。レストリクター弁は注入システム150が詰まったノズルに高圧をかけて詰まりを取り除くことにより、詰まった注入ノズルを通過させることを可能にする。ノズルが詰まると、ラインの流量が減少し、それが順次対応するレストリクター弁における圧力低下を減少させる。詰まりが室200中に押し出されるまで詰まりの後方で圧力が増加する。レストリクター弁は代替的にはオリフィス板又は毛管等により置き換えることができることに注意しなければならない。
第2及び第3の紡糸剤注入ステーション157及び158は第1の紡糸剤注入ステーション156に類似しており、それぞれ対応するレストリクター弁を有する4個の注入ノズルを含む。従って第2及び第3の注入ステーションの詳細な図はそれらの説明に必要とは考えられない。しかし紡糸剤注入ステーションは図7に示されるような代替的な集成装置に配置することができる。
図7に示された注入ステーションの第2の代替的態様は全体として数字190により表され、一対の孔あき注入板でなくシャフト205に重なる単一のスリーブ191を含む。スリーブはその上流末端で放射状フランジ192を含み、その後方に、より大きな輪形空間領域が続く、放射状フランジ192と室200の内壁との間のより小さい輪形空間の領域を形成する。従ってポリマーが機械的ミキサー140中を移動する時、それは、ポリマーがスリーブ191と室200の内壁との間の減少された輪形空間を通過する時に、注入ノズル195及び196の近位で加速される。第2の注入ステーションの態様は図6の第1の態様の注入ノズルと本質的に同様な注入ノズルを含むであろうことが注目される。
機械的ミキサー140を通過する溶融ポリマーの移動に戻ると、今度は第1回量の紡糸剤を含むポリマーを機械的撹拌又は、シャフト205に取り付けられた一連の混合要素により生成されたせんだん応力により混合又は分散させる。図3に示される好ましい態様において、機械的ミキサー140は4群の混合要素を含み、そこで第1の群は3個の混合要素231、232及び233を含む。以下に、より詳細に説明されるように、第1の群の最初の2個の混合要素231及び232は相互の複製型であり、一方第3の混合要素233は異なった形態の混合要素である。混合要素231、232及び233は好ましくは種々の部分が交換、置き換えができて、広範な種類の異なった型のミキサーの形成を可能にするように互換性の部分として設計されている。これは経費の著しい追加なしに、設計に、より柔軟性を与える利点を有する。
今度は具体的な混合部分の詳細に焦点を当てると、前進性螺旋型混合要素(全体として数字300により示されている)が図8に示されている。簡明性のために、シャフト205上に種々の組み合わせで配置することができる3種の異なった型の混合「要素」につき説明されよう。前進性螺旋型混合要素300は主要ミキサーシャフト205上に滑動するようになっている中空のコアシャフト305を含んでなる。適切な集成装置は従来のキー溝又はピン等によるように駆動シャフト205に中空のコアシャフト305をロックするように提供することができる。混合部分300は更に、中空のコアシャフト305から離れて出る、室200の内壁の半径よりも僅かに小さい外側半径を有する、一連の螺旋型ねじ山311、312、313及び314を含む。螺旋型ねじ山は複数の放射状ねじ山支持脚316により中空のコアシャフトに固定されている。ねじ山支持脚316は好ましくは中空のコアシャフト上に溶接されるが、代替的にはスクリューのねじ山又はその他の適切な集成装置により取り付けることができる。螺旋型ねじ山の末端は、これもコアシャフト305から間隔を空けられている末端リング318及び319中で終結するようになっている。好ましい態様においては、螺旋型のねじ山が末端リング318及び319に交差するところを考慮する時に特に見易いような、隣接ねじ山にそれぞれ90度ずれている4個の螺旋型のねじ山が存在する。好ましい態様は混合部分300の長さが螺旋型のねじ山の周囲の直径の約2倍であり、各ねじ山はリボン様にコアシャフト305の周囲を完全に一周するようになっている。前進性螺旋型混合要素300は、中空コアシャフトの外側と螺旋型ねじ山及び末端リングの両者の内側部分との間に空間を含むことに注目しなければならない。
好ましい態様において、前進性螺旋型の混合要素300はポリマーが機械的ミキサー140中で前方に押し出されるように回転する。図示された混合要素300はそれ自体で前進性螺旋型混合部分としての特徴を有する。逆行性螺旋型の混合要素はねじ山がポリマーを反対方向に押しやるように配向されていることを除いて前進性螺旋型混合要素と本質的に同様に構成されている。
機械的ミキサー140の開発中に、すべての混合要素が、前進性螺旋型混合要素か又は逆進性螺旋型混合要素のどちらかである機械的ミキサーが試験された。このような機械的ミキサーにより、紡糸剤の遅い吸収速度及び、ポリマーと紡糸剤との間の粘度の大きな差に関する困難が最も著しくなった。前進性螺旋型混合要素300は紡糸剤をポリマー中にほとんど分散させず、幾つかの試験においては実質的に混合を遅らせるように見えたことが判明した。観察された作用は、より重い濃厚なポリマーは螺旋型のブレード311、312、313及び314により機械的ミキサー140中で前方に運搬され、一方紡糸剤は素材から押し出されて実際的に室中を中空のコアシャフト305に沿って逆行していた。その結果ポリマーはフラッシュ紡糸に適切な、前以て決められた量の紡糸剤を吸収せずに機械的ミキサー140中を押し動かされた。この分離過程は本明細書では示差運搬(differential conveying)と称される。示差運搬が存在する場合、ミキサー中の、より濃厚な、より粘度の高い流体は、より軽い、粘度の低い流体と異なる速度で、あるいはそれと反対方向にすら運搬される。示差運搬はそれらがまだ分散されている間のポリマー及び紡糸剤に適用され、そして、一旦均質溶液が形成された後にはそれに適用されないことを理解しなければならない。
他方、逆行性螺旋型混合要素は吸収を増加させるために紡糸剤及びポリマーを分散させるのにより有効であった。しかし逆行性螺旋型混合要素は室200中の溶液の前進に拮抗する。この拮抗が溶液の実質的な圧力低下を生成する。前記のように、特に初回の高い粘度領域における溶液の曇り点は比較的高圧におけるものである。従ってあらゆる実質的な圧力低下は、混合の効果に拮抗する危険性をもつ程度の溶液圧をもたらす危険性を有する。溶液圧が一旦曇り点まで低下すると、すでに均質溶液を形成していた紡糸剤及びポリマーが分離するであろう。従って逆行性螺旋型混合要素により、満足な混合を達成できるが、溶液化ジステムはある程度の量の圧力低下に耐えることができるのみである。
今度は図9において、示差運搬又は過剰圧力低下をもたらさずに所望の分散をもたらすことが判明した逆行性螺旋型混合要素400が示されている。逆行性螺旋型混合要素400は中空のコアシャフト405、ねじ山支持脚416及び末端リング418及び419を含んでなる。前進性螺旋型混合要素300に類似の逆行性螺旋型混合要素400はまた中空のコアシャフト405から離れている4枚の螺旋型のブレード411、412、413及び414を含む。
図において、より明白に認められるように、逆行性螺旋型混合要素400は前進性螺旋型混合要素300には認められない付随的構造物を含む。なかでも円周上の2枚の逆配向螺旋型ブレード421及び422が前進性螺旋型ブレード411、412、413及び414と交錯している。逆配向螺旋型ブレードは前方配向螺旋型ブレードと同様に各々が中空のコアシャフト405から間隔を空けられている。混合要素400は更に、逆行性円周上螺旋型ブレード421及び422の間に効果的に配置されているが、中空のコアシャフト405上に直接取り付けられている、シャフト取り付け螺旋型ブレード425及び426と呼ばれる2枚の追加的逆配向螺旋型ブレードを含む。シャフト取り付け逆配向螺旋型ブレード425及び426は中空のシャフトから室200の内壁の距離の半分を僅かに越えて半径方向に外側に伸長している。シャフト取り付け螺旋型ブレードの半径方向の突起物(projection)はまたコアシャフト405からの、円周上に取り付けられた前進性及び逆行性螺旋型ブレード411、412、413、414、421及び422の間隔よりも大きい。シャフト取り付け逆行性螺旋型ブレード425及び426はまた前進配向螺旋型ブレードとの大体1個おきの交叉部に対応する破断部(breaks)を有して分割されているか、又は連続していない。円周に取り付けられた前進及び逆行配向ブレード411、412、413、414、421及び422はすべて連続的で、それらが交叉する部位で溶接又は一緒に融合されるようになっている。
注目すべき1種類の態様は、シャフト取り付け螺旋型ブレード425及び426が中空のコアシャフト405に沿った直接的流路の利用性を制限する点である。従って、このようにして、混合要素400を通るむしろ捩れた経路を生成することにより、示差運搬は減少される。理論により制約されることを望まないので、ポリマー及び紡糸剤の混合をもたらす最大量のせんだん応力が室200の内壁に近接する螺旋型ブレードの円周上の末端部に存在すると考えられる。更にシャフト取り付け螺旋型ブレード425及び426はポリマー溶液が、最大量のせんだん応力がもたらされるミキサーの最も生産的な部分を迂回又は回避することを抑制すると考えられる。
逆行性螺旋型混合要素400の更なる構造的特徴は、前進配向円周上ブレードが室200の内壁において圧力を解放するためにそこに切り込まれた円周上のノッチ431を含むことである。ノッチの大きさは好ましくはそれぞれの相対するノッチの面432が縦方向で重ならないように切り込まれている。言い換えれば、相対するノッチ面432のどちらとも交叉しないでノッチ431を通って伸長する線を中空シャフトコア405の軸に平行に引くことができる。好ましくは、混合要素400が回転する時に各ブレードの刻み目の部分の後方に次のブレードの硬い部分がくるような方法で、ノッチが前進配向ブレード411、412、413及び414上に配置されている。この集成装置により、あらゆるノッチを通過する物質は次の前進配向回転ブレードの1枚により衝突されて、ポリマー、紡糸剤及び溶液が室200の内壁上に堆積することを許されない。
すべてのこれらの特徴物及び構造的要素により、逆行性螺旋型混合要素400は、異なる粘度を有する流体を示差運搬しないことが実験により判明した。これはまた室200内の流体上に全く前進運動又は逆行運動を与えない混合要素400の設計により達成される。逆行性螺旋型混合要素400を通過する溶液は、要素が回転しているかに関係なく、回転速度に関係なく、同一の圧力低下を経験する。前記の設計は、混合される流体の著しい示差運搬をともなわずに、非常に異なる粘度をもつ流体を混合する目的を達成することは知られているが、パラメーターの範囲は十分に探求されていない。明らかに可能なパラメーター及びパラメーターの変動性は大きい。本発明の逆行性螺旋型混合要素が、意図された目的に拮抗する強力な結果を有するような効果を実質的にもたらさないで、流体が容易な吸収の機会を有するように流体の実質的な分散をもたらすことに注目すれば十分であろう。
再度機械的ミキサー140の第1の好ましい態様の説明を継続するために図3に戻って、第1の混合要素231は逆行性螺旋型混合要素400を含んでなる。第2の混合要素232もまた逆行性螺旋型混合要素400を含んでなる。第1及び第2の混合要素231及び232の間に孔あき注入板215及び216と本質的に同様な構成をもつ第1の干渉孔あき板235が存在する。干渉孔あき板235はポリマー及び紡糸剤の素材上に実質的なせんだん応力を与えて、その中の自由な(free)紡糸剤の吸収を速める。
ポリマー及び紡糸剤は第2の混合部分の末端を通過する時までには十分に分散されており、更なる分散は不要であると信じられる。従って第3の混合要素233は溶液化システム100中の更なる圧力低下量を減少させるような前進性螺旋型混合要素300である。前記のように、前方配向螺旋型混合要素300は必ずしも十分な混合をもたらさず、ある場合には流体を分離させる傾向があると考えられる。しかし紡糸剤が一旦ポリマーと十分に混合され、温度及び圧力が曇り点よりも上にある場合は、安定な溶液が形成され、前進性螺旋型混合要素300は圧力が曇り点より下に低下しない限りポリマーから紡糸剤を分離しないであろう。第3の混合要素233及び第2の混合要素との間には第1の孔あき板235に類似の第2の干渉孔あき板236が存在する。
機械的ミキサー140の第1の好ましい態様は更に第2の注入ステーション157に続く3個の混合要素251、252及び253の第2の群を含む。第2の群は第1の群に非常に類似している。第4及び第5の混合要素251及び252は逆行性螺旋型混合要素400である。第6の混合要素253は前方配向螺旋型混合要素300である。第3及び第4の干渉孔あき板255及び256は第4、第5及び第6の混合要素251、252及び253の間に配置されている。
機械的ミキサーは更に第3の注入ステーション158に続く3個の混合要素271、272及び273の第3の群を含む。この第3の群において、第7、第8及び第9の混合要素271、272及び273はすべて、それらの間に配置された干渉孔あき板275及び276を有する逆行性螺旋型混合要素400である。好ましい態様は設計の柔軟性のために更に1個の注入ステーション159を含む、しかしそれは閉鎖されて当座は使用されない。第4及び最後の注入ステーションは混合要素の第3の群と最後の群の間に区画を提供する。機械的ミキサー140は混合要素の最後の群を含み、この最後の群は4個の混合要素291、292、293及び294を含む。最後の群の混合要素は前記のような逆行性螺旋型混合要素である。逆行性螺旋型混合要素は、機械的ミキサー140中で流体を逆行させて押し戻すようにねじ山が反対方向に配向されていることを除いて前進性螺旋型混合要素300と本質的に同様に構成されている。逆行配向螺旋型要素は良好な混合をもたらす傾向がある。混合要素291、292、293及び294は溶液が静的ミキサーシステム160に排出される前にいくらかの最終混合をもたらす。干渉孔あき板295、296及び297は前記の群におけるように要素の間に配置されている。排出板298はシャフト205の末端に配置されてそれを中央に配置している(to center the same)。ポリマーが一旦排出板を通過すると、それは排出口299から排出される。
図4において、図3に示される態様と極めて類似の機械的ミキサー140の第2の好ましい態様が示されている。従って簡略化の目的のために第1及び第2の好ましい態様の間の差に考察を制限しよう。図4の対応する構成部材は100桁が「2」の代わりに「5」を含むことを除いて同様な参照数字で示されている。図4において第2の干渉板はスペーサー536と置き換えられている。孔あき板を排除することにより機械的ミキサー140の圧力低下が幾らか減少される。同様に第4、第6、第8、第9及び第10の孔あき板が図4に示される本発明の態様においてはスペーサーで置き換えられている。第2の好ましい態様の機械的ミキサーは図3の第1のミキサーの態様よりも少ない圧力低下及び僅かに少ない混合をもたらすにちがいない。フラッシュ紡糸に適切な溶液を提供するために多少とも完全な混合が必要な場合には、孔あき板の枚数を調整することができる。
機械的ミキサー140に使用される何枚かの孔あき板は異なった大きさの孔及び異なった数の開口部を有する可能性があることに注意しなければならない。概括的により大きい孔はポリマーがより高い粘度を有する、ミキサーの第1の末端で使用される。より多数の、より小さい孔を有する板は具体的には、溶液の粘度がより低く、すべての紡糸剤が確実にポリマー中に吸収されることを所望されるミキサー140の後方で使用される。
前記の説明及び図は知見の公共的基礎に貢献するように本発明を説明、記載することを意図された。知見及び理解のこの貢献と交換に独占的権利が追及し尊重されなければならない。これらの独占的権利の範囲は、示された可能性がある具体的な詳細及び好ましい配列によりどんな方法でも制約又は狭隘化されてはならない。明らかに本出願に許可されたあらゆる特許権の範囲は、以下の請求の範囲により測定、決定されなければならない。
Claims (19)
- 少なくとも2種類の流体材料が実質的に異なる粘度を有する場合の、少なくとも2種類の流体材料を混合するための混合機であって、
外側の殻を形成しており、縦軸及び、軸から概括的に均等な距離だけ空間を空けた内壁により区画されている、概括的に円筒形の細長い管、シャフトに取り付けられた複数のねじ山(flight)を有する、縦軸に沿って配列された回転可能なシャフト、を含んでなり、
こゝでそのねじ山は10,000対1より大きい粘度比率を有する2種類の流体材料を概括的に示差運搬しないで、該流体混合物上に実質的なせんだん応力を与えるようになっており、
該混合物は複数の混合部分に分割されており、そして各混合部分が、ポリマー及び紡糸剤のための自由流通領域の1種又は、ポリマー及び紡糸剤を微細に分割された多数の流れに分割するためのその厚さを貫通する複数の孔を有する板により、近接する混合部分から間隔を空けられており、そして、
管の長さに沿って複数の注入部位を更に含み、各注入部位が前記の各注入部位から直ぐ上流及び直ぐ下流に配置された、それを貫通して伸長する複数の孔を有する板を含む、
混合機。 - 前記の管がその片方の端の近位にポリマー流入口及びその他方の端の近位に溶液の流出口を含み、そしてシャフトの少なくとも一部上に螺旋型ねじ山を更に含み、第2の螺旋型ねじ山が流体を管のポリマー流入口の方向に運搬し、そして第1の螺旋型ねじ山が流体を溶液流出口の方向に運搬する少なくとも1組のねじ山及び、流体をポリマー流入口の方向に運搬する第2の少なくとも1組のねじ山を含んでなる、請求の範囲第1項記載の混合機。
- 螺旋型ねじ山の1個が分割されている請求の範囲第2項記載の混合機。
- 螺旋型ねじ山の少なくとも1個がブレードの周囲に沿ったノッチを含む請求の範囲第3項記載の混合機。
- 螺旋型ねじ山の1個がハウジングに沿って1方向に流体を運搬し、そしてその他の螺旋型ねじ山が他方向に流体を運搬する請求の範囲第4項記載の混合機。
- 紡糸剤及びポリマーが容易には混和性でないようなポリマー及び紡糸剤を混合するため、並びにプレキシフィラメントを紡糸するのに適した高圧及び高温の紡糸溶液を形成するための溶液化方法であって、該溶液化方法が、
ポリマーを溶融するための加熱機構、
溶融ポリマーの圧力を上昇させるための圧力生成装置、
内壁を有する縦の概括的に円筒形のハウジング及び、前記ハウジング中に回転のために取り付けられたシャフトを有する機械的ミキサー(ここで、ねじ山は、ハウジング内の材料の示差運搬をもたらさずに室内のポリマー及び紡糸剤上にせんだん応力を与えるように前記のシャフト上に配列されている)、を含んでなり、
更に機械的ミキサー中で紡糸剤の一部を溶融ポリマー中に注入するためそして機械的ミキサーの後方で更なる紡糸剤を添加するための紡糸剤注入システムを含んでなり、そして溶液化システムが更にポリマー及び紡糸剤を更に混合して均質溶液を形成するための静的ミキサーを含んでなる、溶液化方法。 - 注入システムがその長さに沿って機械的ミキサーのハウジング中に複数の注入部位を含む請求の範囲第6項記載の溶液化方法。
- 注入システムが各注入部位において複数の注入機を含み、そして更に注入システムが注入機から詰まりを除去するためのレストリクターシステムを含む請求の範囲第7項記載の溶液化方法。
- 機械的ミキサーのハウジングがその片方の端の近位にポリマー流入口及びその他方の端の近位に溶液の流出口を含み、そして機械的ミキサーがシャフトの少なくとも一部に螺旋型のねじ山を含み、第2の螺旋型ねじ山が流体をハウジングのポリマー流入口の方向に運搬し、第1の螺旋型ねじ山が流体を溶液流出口の方向に運搬する少なくとも1組のねじ山及び、流体をポリマー流入口の方向に運搬する第2の少なくとも1組のねじ山を含んでなる、請求の範囲第6項記載の溶液化方法。
- 螺旋型ねじ山の少くとも1個が分割されている請求の範囲第9項記載の溶液化方法。
- 螺旋型ねじ山の少なくとも1個がブレードの周囲に沿ったノッチを含む請求の範囲第9項記載の溶液化方法。
- 螺旋型ねじ山の1個がハウジングに沿って流体を一方向に運搬し、その他の螺旋型ねじ山が流体を他の方向に運搬する請求の範囲第9項記載の溶液化方法。
- 第2の1組のねじ山の少くとも1部がその周辺に沿ってノッチを含む、請求の範囲第9項記載の溶液化方法。
- シャフトが、シャフトに取付けられた中空の混合部分を含み、それにより交換および変更可能な一連の混合部分を含む、請求の範囲第9項記載の溶液化方法。
- シャフトが、シャフトに取付けられた中空の混合部分を含み、それにより交換可能な一連の混合部分を含む請求の範囲第6項記載の溶液化方法。
- その厚さ方向を貫通して伸長する複数の孔を有する少くとも1個のディスクが2個の隣接する混合部分の間のシャフト上に位置し、ポリマーと紡糸剤の流れを数多くのストランドに分割する請求の範囲第15項記載の溶液化方法。
- 注入部位が2個の間隔を空けられたディスクの間にあり、各ディスクがその厚さ方向に伸長する複数の孔を有する請求の範囲第16項記載の溶液化方法。
- ポリマーと紡糸剤を更に混合するための静的混合部分を機械的ミキサーの後に更に含んでなる請求の範囲第6項記載の溶液化方法。
- 静的混合部分が、混合区域の間に弛緩区域を有する少くとも2個の混合区域を更に含む、請求の範囲第18項記載の溶液化方法。
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