JP4032691B2 - ジアセトキシブテンの製造方法 - Google Patents

ジアセトキシブテンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4032691B2
JP4032691B2 JP2001314832A JP2001314832A JP4032691B2 JP 4032691 B2 JP4032691 B2 JP 4032691B2 JP 2001314832 A JP2001314832 A JP 2001314832A JP 2001314832 A JP2001314832 A JP 2001314832A JP 4032691 B2 JP4032691 B2 JP 4032691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
reaction zone
butadiene
acetic acid
diacetoxybutene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001314832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002187869A (ja
Inventor
一裕 牧野
洋司 岩阪
和行 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2001314832A priority Critical patent/JP4032691B2/ja
Publication of JP2002187869A publication Critical patent/JP2002187869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4032691B2 publication Critical patent/JP4032691B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はブタジエン、酢酸及び酸素を反応させてジアセトキシブテンを製造する方法に関するものである。ジアセトキシブテンは1,4−ブタンジオールやテトラヒドロフランを製造する中間体として重要な化合物である。
【0002】
【従来の技術】
パラジウムを含む固体触媒の存在下に、ブタジエン、酢酸及び酸素を反応させてジアセトキシブテンを生成させることは公知である。反応は液相で進行するので、反応を効率よく行わせるためには、気相から液相への酸素の移動を促進して、液相中の酸素濃度を高く維持することが重要である。かかる観点から、反応形式としては、酸素を含む雰囲気中に触媒を固定床として収容し、触媒表面にブタジエン及び酢酸を含む液を流下させる方式が好ましいと考えられている。この反応形式によれば、液面は常に酸素雰囲気に接しており、かつ液面は流下に伴い常に更新されるので、液中への酸素の溶解が促進されることが期待される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の反応形式では、爆発の危険があるので、雰囲気中の酸素濃度は爆発下限よりも低くしなければならない。雰囲気の酸素濃度が低いことは、当然のことながら、液中への酸素の溶解を促進するうえで障害となる。従って本発明は、液中への酸素の溶解を促進して、効率よくジアセトキシブテンを生成させる方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、パラジウムを含む固体触媒が存在している反応帯域に、ブタジエン、酢酸及び酸素を供給してジアセトキシブテンを生成させるに際し、反応帯域を酢酸及びブタジエンを含む液相中に固体触媒が存在している状態に形成し、この液相中に7モル%以上の酸素を含む酸素含有ガスを微細な気泡を形成するように導入することにより、効率よくジアセトキシブテンを製造することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明では、ブタジエン及び酢酸を含む液相中に固体触媒が存在している状態に反応帯域を形成し、これに酸素含有ガスを導入することによりジアセトキシブテンを生成させる。すなわち反応帯域は全体として液相で占められており、この液相中に酸素含有ガスが微細な気泡を形成するように導入される。この反応方式は、前述した従来の反応方式、すなわち酸素を含む気相中に固体触媒を保持し、この固体触媒の表面に沿ってブタジエン及び酢酸を含む液相を流下させる方式とは、液中への酸素の溶解という観点からは全く逆の反応方式である。そして本発明のように液相中に酸素含有ガスを微細な気泡として導入することは、液中への酸素の溶解を促進するうえで極めて有効である。その理由の一つは、微細な気泡は単位容積当たりの表面積が極めて大きいことである。気相から液相への酸素の溶解は、両相の界面を経て行われるので、酸素含有ガスの単位容積当たりの表面積が大きいことは、液相への酸素の溶解を大きく促進する。他の理由の一つは、酸素含有ガスとして酸素を高濃度に含むガスを用い得ることである。これは反応条件下で爆発組成物を形成するような酸素含有ガスでも、微細な気泡として液中に存在する場合には、爆発することが無いという現象を利用するものである。従って酸素を高濃度に含むガスでもブタジエン及び酢酸を含む液相に微細な気泡として導入すれば安全である。かつ気泡中の酸素はすみやかに周囲の液相中に溶解するので、気泡中の酸素濃度は急速に低下する。従って気泡の反応帯域における滞留時間が適切であれば、気泡が反応帯域から流出する迄には、気泡中の酸素濃度は著しく低下して爆発組成の下限を十分に下廻るようになる。
【0006】
気泡の直径は、通常10mm以下、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下、特に好ましくは1mm以下である。
上述のように、本発明では爆発を起こすおそれが無いので、高濃度の酸素含有ガスを用いることができる。通常7モル%以上、好ましくは12モル%以上の酸素を含む酸素含有ガス、例えば空気を用いる。所望ならば酸素富化空気や酸素ガスを用いることもできる。本発明の好ましい態様では、前述の特性を生かして、酸素濃度が高くて反応帯域の条件下では爆発組成物を形成するような酸素含有ガスを反応帯域に供給し、かつ反応帯域の出口では爆発組成の下限を下廻る酸素濃度となるように、反応帯域における気泡の滞留時間を制御する。なお、通常の反応条件下、すなわち3〜8MPa、温度60〜120℃で、液相の大部分が酢酸で占められている条件下では、爆発組成の下限は下式で安全側の値として推算できるので、この推算値を用いて反応帯域に供給する酸素含有ガスの濃度、及び反応帯域から流出させるべき酸素含有ガスの濃度を決定すればよい。
【0007】
Y=−0.1{(x/0.098)−1}+12 …(1)
Y=−0.01{(x/0.098)−1}+6.6 …(2)
但し、Yは爆発組成物を形成する下限の酸素濃度(モル%)であり、xは反応帯域の圧力(MPa)である。そしてx≦6MPaでは(1)式を用い、6<x≦8MPaでは(2)式を用いる。
【0008】
本発明では、反応帯域の液相中に酸素含有ガスを微細な気泡として導入する以外は、常法により反応を行わせることができる。触媒としては常用の担体付パラジウム触媒、すなわちパラジウム及び助触媒のビスマス、セレン、アンチモン、テルル、銅などを、シリカ、アルミナ、活性炭などの担体に担持したものを用いればよい。担体付パラジウム触媒のパラジウム含有量は0.1〜20重量%が好ましく、また助触媒成分のビスマス、セレン等は0.01〜30重量%が好ましい。触媒は反応帯域に固定床として存在させるのが好ましい。この反応は発熱反応なので、反応帯域における温度制御を容易にするため、反応帯域には溶媒を兼ねて酢酸を大量に存在させる。反応温度の制御は、反応帯域から流出する反応生成物を、一部は系外に抜出して生成したジアセトキシブテンの回収を行う後処理工程に供給し、残部は冷却して反応帯域に循環する液相循環方式に依るのが好ましい。新たに供給する酢酸及びブタジエンはこの循環流に混合して反応帯域に供給するのが好ましい。また、酸素含有ガスも、スタティックミキサー等を用いて循環流中に微細な気泡を形成するように予め分散させて、反応帯域に導入することができる。なお、酸素含有ガスを反応帯域に直接導入する場合には、微細な気泡を形成するようにスパージャー等を用いて、かつ複数個所から反応帯域に供給するのが好ましい。循環流に予備混合して反応帯域に導入すると直接に反応帯域に導入することを問わず、反応帯域に導入する液相すなわち循環流と新たに供給される酢酸及びブタジエンの合計に対する気相の比率(容積比)は、通常は0.05〜1.0が好ましい。なお、反応帯域に供給する酢酸、ブタジエン及び酸素含有ガスは通常は並流で反応帯域に導入するが、所望ならば向流で反応帯域に導入することもできる。
【0009】
本発明方法によりジアセトキシブテンを製造する際のフローシートの1例を図1に示す。図中、101は反応器であり、パラジウムを含む固体触媒が固定床を形成するように充填されている。触媒床は、偏流を避けるため、流れに対して直角方向に複数層をなすように形成するのが好ましい。102は酸素含有ガスの供給管であり、供給された酸素含有ガスは、反応器の下方からスパージャー103を経て、微細な気泡として反応器内に放出させる。反応器から流出する気相及び液相は、導管104を経て気液分離器105に導入される。気液分離器の気相は導管106を経て系外に抜出される。また液相は導管107を経て抜出され、循環ポンプ108、冷却器109及び導管110を経て反応器の下方から反応器に導入される。導管107の途中からは反応器で生成したジアセトキシブテンに相当する量のジアセトキシブテンを含む液相が導管111を経て抜出され、ジアセトキシブテンを回収する後処理工程に送られる。また導管110の途中には原料のブタジエン及び酢酸がそれぞれ導管112及び113を経て供給される。なおブタジエン及び酢酸は冷却器109の後で導管110に供給してもよい。気液分離器から抜出される液相のうち、導管111を経て系外に抜出されるのは通常10〜30%であり、残りの90〜70%は反応帯域に循環される。すなわち大量の液相を反応器101、気液分離器105及び冷却器109の間を循環させ、この循環流により反応器101の温度を一定に制御する。
【0010】
本発明によれば高濃度の酸素含有ガスを用いることができ、かつ反応帯域において液相中へ酸素をすみやかに溶解させることができるので、触媒単位量、単位時間当たりのブタジエンの反応量を、従来法におけるよりも増加させることができる。
【0011】
【実施例】
以下に実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
図1に示すフローシートに従ってブタジエンと酢酸とからジアセトキシブテンを製造した。反応器には、パラジウム及びテルルをシリカに担持させた5重量%Pd−1.5重量%Te/SiO触媒を固定床を形成するように充填した。反応器には、その下部から、新たに供給されたブタジエン及び酢酸を含む循環液を77℃、6MPaで供給し、かつ空気を微細な気泡を形成するように穴径3mmのスパージャーを経て流速20m/秒で供給した。新たなブタジエン及び酢酸の供給量は、触媒1kg当たり、それぞれ0.223kg/hr及び3.235kg/hrであった。また空気の供給量は触媒1kg当たり0.454kg/hrであり、気液分離器から抜出されて反応器に導入される循環流は触媒1kg当たり14.306kg/hrであった。この循環流に含まれて反応器に導入されるブタジエンの量は、触媒1kg当たり0.055kg/hrであった。このようにして連続的に反応を行わせたところ、ブタジエンの反応速度は触媒1kg当たり0.205kg/hrであった。なお、スパージャーから吹き込まれた空気の気泡(直径)は、3〜4mmであった。
【0012】
実施例2
実施例1において、酸素含有ガスとして酸素濃度25.0モル%の酸素富化空気を用いた以外は、実施例1と全く同様にしてブタジエンと酢酸とからジアセトキシブテンの生成反応を行わせた。ブタジエンの反応速度は触媒1kg当たり0.213kg/hrであった。
【0013】
比較例1
図2に示すガス循環方式でブタジエンと酢酸からジアセトキシブテンを生成させた。図中、201は実施例1と同じ触媒が充填されている第1反応器であり、新たに供給されるブタジエン及び酢酸を導管202及び203を経て反応器201の上部に77℃、6MPaで供給した。空気は導管204及び循環ガス導管205を経て反応器201の上部に供給した。反応器201の流出物は、冷却器206で77℃に冷却したのち、第1反応器と同じ触媒が充填されている第2反応器207に供給した。第1反応器201及び第2反応器207はいずれも気相雰囲気中に保持されている触媒上を液相が流下している。第2反応器からの流出流は導管208を経て気液分離器209に導入した。液相は導管210を経て系外に抜出し、気相は導管205を経て反応器201に循環した。なお、導管205には冷却器211及びコンプレッサー212が設置されており、また循環ガスの一部は導管213を経て系外に抜出した。新たなブタジエン及び酢酸の供給量はそれぞれ触媒1kg当たり0.187kg/hr及び8.111kg/hrであった。また、空気の供給量は触媒1kg当たり0.380kg/hrであり、気液分離器から導管を経て供給される循環ガスの供給量は触媒1kg当たり2.708kg/hrであった。この循環ガス中に含まれて反応器に導入されるブタジエン量は触媒1kg当たり0.046kg/hrであった。また導管204を経て供給された空気と混合後の循環ガスの酸素濃度は5.6モル%であった。ブタジエンの反応速度は触媒1kg当たり0.186kg/hrであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する際のフローシートの1例である。
【図2】従来法のフローシートの1例である。
【符号の説明】
101 反応器
102 酸素含有ガス供給管
103 スパージャー
105 気液分離器
108 循環ポンプ
109 冷却器
112 ブタジエン供給管
113 酢酸供給管
201 反応器
202 ブタジエン供給管
203 酢酸供給管
204 酸素含有ガス供給管
206 冷却器
207 第2反応器
209 気液分離器
211 冷却器
212 コンプレッサー

Claims (8)

  1. パラジウムを含む固体触媒が存在している反応帯域に、ブタジエン、酢酸及び酸素を供給してジアセトキシブテンを生成させるに際し、反応帯域を酢酸及びブタジエンを含む液相中に固体触媒が存在している状態に形成し、この液相中に7モル%以上の酸素を含む酸素含有ガスを微細な気泡を形成するように導入することを特徴とするジアセトキシブテンの製造方法。
  2. 固体触媒が固定床を形成していることを特徴とする請求項1記載のジアセトキシブテンの製造方法。
  3. パラジウムを含む固体触媒が存在している反応帯域に、ブタジエン、酢酸及び酸素を供給してジアセトキシブテンを生成させるに際し、酢酸及びブタジエンを含む液相中に固体触媒が固定床を形成して存在している反応帯域に、その下方から酢酸、ブタジエン及び酸素を供給し、かつ酸素は7モル%以上の酸素を含む酸素含有ガスとして用いて、これを微細な気泡を形成するように反応帯域に導入し、反応帯域から流出する液は、その一部を系外に抜出し、残部は反応帯域に循環することを特徴とするジアセトキシブテンの製造方法。
  4. 反応帯域から流出する液のうち、10〜30%を系外に抜出し、90〜70%を反応帯域に循環することを特徴とする請求項3記載のジアセトキシブテンの製造方法。
  5. 酸素含有ガスが12モル%以上の酸素を含むものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のジアセトキシブテンの製造方法。
  6. 酸素含有ガスを、反応帯域に導入する酢酸及びブタジエンを含む液中に予め微細に分散させて反応帯域に導入することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のジアセトキシブテンの製造方法。
  7. 反応帯域に供給される酸素含有ガスの酸素濃度が爆発下限以上であり、かつ反応帯域から流出する酸素含有ガスの酸素濃度が爆発下限未満であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のジアセトキシブテンの製造方法。
  8. 反応帯域に供給される液に対する酸素含有ガスの容積比が0.05〜1.0であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のジアセトキシブテンの製造方法。
JP2001314832A 2000-10-13 2001-10-12 ジアセトキシブテンの製造方法 Expired - Fee Related JP4032691B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001314832A JP4032691B2 (ja) 2000-10-13 2001-10-12 ジアセトキシブテンの製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313366 2000-10-13
JP2000-313366 2000-10-13
JP2001314832A JP4032691B2 (ja) 2000-10-13 2001-10-12 ジアセトキシブテンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002187869A JP2002187869A (ja) 2002-07-05
JP4032691B2 true JP4032691B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=26602041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001314832A Expired - Fee Related JP4032691B2 (ja) 2000-10-13 2001-10-12 ジアセトキシブテンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4032691B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002187869A (ja) 2002-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7579509B2 (en) Method and device for producing 1,2-dichlorethane by means of direct chlorination
KR101279372B1 (ko) 직접염소화에 의해 1,2 디클로로에탄을 제조하기 위한 방법
JPH10330292A (ja) 気泡塔反応器への直接的酸素注入法
RU2126787C1 (ru) Усовершенствованный способ получения терефталевой кислоты
JP5229281B2 (ja) 五フッ化ヨウ素の製造方法
KR19990014051A (ko) 산화에틸렌 제조용 고순도 산소
JP4594602B2 (ja) 液状石油製品の酸化脱硫方法
KR20000070165A (ko) 수소와 산소로부터 과산화수소의 제조방법
WO1999032398A1 (en) Process for production of hydrogen peroxide
US4647678A (en) Process for the epoxidation of olefinically unsaturated hydrocarbon compounds with peracetic acid
JP4032691B2 (ja) ジアセトキシブテンの製造方法
JPH11263747A (ja) 酢酸ビニルの製造法
JP2003327562A (ja) 亜硝酸アルキルの製法
JPH08325003A (ja) 過酸化水素の製造方法
JP4032698B2 (ja) ジアセトキシブテンの製造方法
US7009084B2 (en) Method for producing 1, 2-dichloroethane by direct chlorination
US4871516A (en) Apparatus and method for conducting chemical reactions
KR100267897B1 (ko) 고순도 테레프탈산의 제조방법
JP2020528422A (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP2003261515A (ja) 亜硝酸アルキルの製造法
US6914156B2 (en) Process for producing diacetoxybutene
KR100982367B1 (ko) 조테레프탈산 용해액의 반응기로의 공급방법
JP2002210353A (ja) 接触反応方法
JPH06228029A (ja) グリセロールジクロルヒドリンの製造方法
JPH07330639A (ja) 1,2−ジクロルエタンの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4032691

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees