JP4032469B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一例であるパチンコ機として、複数の図柄を変動表示可能な第1図柄表示部(普通図柄表示部)および第2図柄表示部(特別図柄表示部)と、開成可能な第1入賞装置(普通電動役物)および第2入賞装置(大入賞口)とが設置されており、所定入賞口への遊技球の入賞等の所定条件が満たされた場合に、第1図柄表示部に表示された第1図柄(普通図柄)が変動を開始し、所定時間後に新たな第1図柄が停止表示され、新たに停止表示された第1図柄が予め設定された所定の図柄(当たり図柄)である場合に、第1入賞装置が開成するとともに、第1入賞装置に遊技球が入賞した場合に、第2図柄表示部に表示された第2図柄(特別図柄)が変動を開始し、所定時間後に新たな第2図柄が停止表示され、新たに停止表示された第2図柄が予め設定された特定の図柄(大当たり図柄)である場合には、第2入賞装置が断続的に開成する特別遊技状態(大当たり状態)が生起する、いわゆる第1種パチンコ機と称される図柄合わせタイプのパチンコ機が知られている。また、図柄合わせタイプのパチンコ機の中には、所定の「大当たり図柄」で「大当たり」が生起した場合に、その「大当たり状態」の終了直後に、通常の状態に比べて高い確率で次回の「大当たり」を生起させる「高確率状態」が生起するものがある。さらに、「高確率状態」が生起するパチンコ機の中には、「高確率状態」における第1図柄、第2図柄の変動時間が、通常の状態(「低確率状態」)における変動時間と比べて短くなるように構成されているものが多い(なお、「高確率状態」と「低確率状態」とを総称して、パチンコ機の「確率状態」という)。
【0003】
一方、上記従来のパチンコ機の裏側には、データサンプリング用の情報出力端子として、「大当たり状態」および「高確率状態」中に所定電圧の電気信号を出力する確率状態出力端子と、第2図柄が変動した後に停止表示となった時点で所定電圧でごく短時間(たとえば500ms)のパルス信号を出力する第2図柄表示部作動出力端子とが設けられることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のパチンコ機は、確率状態出力端子および第2図柄表示部作動出力端子から出力される電気信号を計時的に計測することによって、「高確率状態」中および「低確率状態」(「大当たり状態」を含む)中の第2図柄表示部の作動回数(すなわち、第2図柄の変動回数)のデータをサンプリングすることができる。しかしながら、「高確率状態」中および「低確率状態」中の第1図柄表示部の作動回数(第1図柄の変動回数)や、「高確率状態」中および「低確率状態」中の第1入賞装置の作動回数等のデータをサンプリングすることができない。
【0005】
本発明の目的は、上記従来のパチンコ機が有する問題点を解消し、「高確率状態」中および「低確率状態」中における第1図柄表示部の作動回数や、「高確率状態」中および「低確率状態」中における第1入賞装置の作動回数等のデータを、非常に容易に、かつきわめて正確に検査することができる遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の構成は、複数の図柄を変動表示可能な第1図柄表示部および第2図柄表示部と、遊技者にとって有利な状態と不利な状態とに変化可能な第1入賞装置および第2入賞装置とが設置されており、所定条件の充足によって第1図柄表示部に表示された図柄が変動を開始し、所定時間後に停止表示となり、停止表示となった図柄が所定の図柄である場合に、第1入賞装置が開成状態になるとともに、第1入賞装置に遊技球が入賞した場合に、第2図柄表示部に表示された図柄が変動を開始し、所定時間後に停止表示となり、停止表示となった図柄が特定の図柄である場合に、第2入賞装置が開成状態となり、かつ、第2図柄表示部に所定図柄が停止表示される確率が高い高確率状態と、前記確率が低い低確率状態とが生起する遊技機であって、前記確率状態が高確率状態である場合にのみ信号を出力する確率状態出力手段と、前記第1入賞装置の開成後、閉成状態となった場合に信号を出力する第1入賞装置作動出力手段と、第1入賞装置の開成中に確率状態が低確率状態から高確率状態へと変化した場合には、第1入賞装置が閉成状態となった時点で信号を出力する一方、第1入賞装置の開成中に確率状態が高確率状態から低確率状態へと変化した場合には、第1入賞装置が閉成状態となるまで信号を出力し続ける第2確率状態出力手段とが設けられていることにある。
【0011】
なお、本発明における入賞には、遊技球が所定の遊技部材の内部に入り込む態様の他に、遊技球が所定の領域を通過する態様も含まれる。また、図柄の変動とは、図柄表示部に次々に新たな図柄が表示される態様のことをいい、停止表示とは、次々に新たな図柄が現れる態様の後に、図柄表示部に、一つの図柄あるいは一組の図柄の組み合わせが、少なくとも一時的に停止した状態で表示されることをいう。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遊技機の一実施形態としてのパチンコ機を図面に基いて詳細に説明する。
【0013】
[実施例1]
図1は、パチンコ機1aの正面を示したものであり、パチンコ機1aの正面の中央よりやや上方にはほぼ円形の遊技領域2が設けられている。そして、遊技領域2の下方には、供給皿26と貯留皿27とが上下に連設されており、貯留皿27の右サイドには、発射ハンドル14が突設されている。
【0014】
図2は、パチンコ機1aの遊技領域2を拡大して示したものであり、遊技領域2の中央上部には、第2図柄表示部(すなわち、特別図柄表示部)3が設けられている。第2図柄表示部3は、1枚の液晶板によって形成されており、液晶画面中の左表示部位10、右表示部位11、中表示部位12の各表示部位に、一桁の数字や一文字のアルファベット等(たとえば、「0」〜「9」、「A」〜「E」)の所定種類の第2図柄(すなわち、特別図柄)を表示することができるようになっている。
【0015】
第2図柄表示部3の下側には、チューリップ形状の第1入賞装置(すなわち、普通電動役物)4が設けられている。そして、第1入賞装置4の両サイドには、それぞれ左ゲート5、右ゲート6が設けられており、第1入賞装置4の下側には、扉が前方へ開閉する形状の第2入賞装置(すなわち、大入賞口)7、電飾ランプ8等が配設されている。そして、第2入賞装置7の下側には、第1図柄表示部(すなわち、普通図柄表示部)9が設けられている。第1図柄表示部9は、7セグメントのLED板によって形成されており、そのLED板に、一桁の数字(たとえば、「0」〜「9」)等の所定種類の第1図柄(すなわち、普通図柄)を表示することができるようになっている。さらに、遊技領域2内部の両サイドには、複数のLEDを内蔵したサイドランプ29,29が設置されている。なお、遊技領域2には、それらの他にも種々の入賞口、風車、電飾ランプ、および多数の障害釘等が設けられている。また、左ゲート5、右ゲート6、および第1入賞装置4、第2入賞装置7等の入賞口の内部には、遊技球の通過あるいは入賞を検出する遊技球検出装置が設けられている。
【0016】
図3は、第2入賞装置7を拡大して示したものであり、第2入賞装置7の内部には載置部13が設けられており、開成中にその載置部13に1個の遊技球を載置できるようになっている。そして、載置部13に遊技球が載置された状態で閉成した場合には、載置部13に載置されている遊技球が第2入賞装置7の後方に設けられた特定領域(図示せず)を通過するようになっている。
【0017】
また、パチンコ機1aには、第1図柄の「当たり」を決定するループカウンタであるaカウンタ、第1図柄の「はずれ図柄」を決定するループカウンタであるbカウンタ、「大当たり」の生起を決定するループカウンタであるcカウンタ、「特定大当たり」の生起を決定するとともに「特定大当たり図柄」および「非特定大当たり図柄」を決定するループカウンタであるgカウンタ、第2図柄の「はずれ図柄」の内、左表示部位10に表示される左図柄を決定するループカウンタであるdカウンタ、右表示部位11に表示される右図柄を決定するループカウンタであるeカウンタ、中表示部位12に表示される中図柄を決定するループカウンタであるfカウンタ等の各種のループカウンタが内蔵されている。各ループカウンタは、電源を投入すると、その時点から、一定の連続した数値(カウンタ値)の間を1ずつ加算しながらごく短時間の内にループカウント(最大値の次には最小値に戻る)するようになっており、aカウンタは0〜99(100通り)の間を、bカウンタは0〜4(5通り)の間を、cカウンタは0〜329(330通り)の間を、dカウンタ、eカウンタ、fカウンタ、gカウンタは0〜14(15通り)の間を、それぞれ、ループカウントするようになっている。
【0018】
一方、図4は、パチンコ機1aの制御機構を示したものであり、第2図柄表示部3、第1図柄表示部9、第2入賞装置7等の各種の入賞装置および左ゲート5、右ゲート6等のゲートに内蔵された遊技球検出装置22、各種の入賞装置を開閉作動させるためのソレノイド等の作動装置23、aカウンタやbカウンタ等の各種ループカウンタ24、サイドランプ29,29、情報出力端子30、各種の電飾ランプ8等が、パチンコ機1aに付設された制御装置(CPU)19に接続された状態になっている。そして、制御装置19に接続された記録手段20(たとえば、ROMディスク)の中には、bカウンタの数値と対応した「はずれ図柄」、gカウンタの数値と対応した「特定大当たり図柄」および「非特定大当たり図柄」、dカウンタの数値と対応した左図柄、eカウンタの数値と対応した右図柄、fカウンタの数値と対応した中図柄等が記録されている。
【0019】
また、図5は、パチンコ機1aの裏面を示したものであり、パチンコ機1aの裏面の下方には、情報出力基板15が取り付けられており、その情報出力基板15には、情報出力端子30として、確率状態報知手段である確率状態出力端子16と、第2図柄変動出力端子17、第1図表示部作動出力手段である第1図柄表示部作動出力端子23、第2確率状態出力手段である第2確率状態出力端子24が設置されている。
【0020】
以下、実施例1のパチンコ機1aの作動内容について説明する。
【0021】
パチンコ機1aは、電源投入時には「低確率状態」(後述する「高確率状態」以外の状態)になっている。そして、遊技者等によって発射ハンドル14が回動操作された場合には、発射ハンドル14に内蔵された発射装置(図示せず)によって、遊技球が遊技領域2に打ち込まれる。なお、打ち込まれた遊技球が第2入賞装置7等の各種入賞口に入賞した場合には、賞品球として、所定数の遊技球が、賞品球払出装置(図示せず)によって払い出される。また、遊技領域2に打ち込まれた遊技球が、左ゲート5あるいは右ゲート6を通過した場合には、第1図柄表示部9に表示された第1図柄が変動を開始すると同時に、遊技球が左ゲート5または右ゲート6を通過した瞬間のaカウンタの数値が、その回の第1図柄の「当たり判定」用の判定データとして記憶される。そして、第1図柄の変動開始と同時に、記憶されている判定データが取り出され、第1図柄の「当たり判定」が行われる。判定データが所定の10通りの数値である場合には「当たり」となり、その他の場合(90通り)には「はずれ」となる。このように通常の確率状態(後述する「高確率状態」以外の状態、以下「低確率状態」という)においては、第1図柄が「当たり」となる確率は10/100である。「当たり判定」の結果、「当たり」と判定された場合には、第1図柄の変動開始から約29秒後に、第1図柄表示部9に所定の図柄(たとえば、「7」、以下「当たり図柄」という)が表示されるとともに、第1入賞装置4が約0.5秒間開成する。なお、第1入賞装置4は、閉成時においても、開成時に比べて低い確率ではあるが、遊技球が入賞可能になっている。また、「はずれ」と判定された場合には、そのときのbカウンタの数値に応じて、「当たり図柄」以外の図柄が、新たな第1図柄として、第1図柄の変動開始から約29秒後に、第1図柄表示部9に表示される。第1図柄の変動中、または第1入賞装置4の開成中に遊技球が左ゲート5または右ゲート6を通過したときは、次回以降に第1図柄を変動させる始動記憶として最高4個まで記憶される。
【0022】
一方、第2図柄表示部3の左表示部位10、右表示部位11、中表示部位12の各表示部位に表示された左図柄、右図柄、中図柄は、電源投入時においては、それぞれ、所定の図柄(たとえば「0」、「2」、「1」)になっているが、開成中あるいは閉成中の第1入賞装置4に遊技球が入賞した場合には、その入賞が第1入賞装置4に内蔵された遊技球検出装置22により検出され、制御装置19から第2図柄表示部3に図柄変動開始信号が送信されることによって、変動を開始する。各第2図柄の変動は、第2図柄表示部3の液晶画面中の左表示部位10、右表示部位11、中表示部位12の各表示部位において、一桁の数字や一文字のアルファベット等の所定種類の図柄が上から下へ移動する動画を表示することによって行われる。
【0023】
また、遊技球が第1入賞装置4に入賞した場合には、各第2図柄が変動を開始すると同時に、cカウンタによって「大当たり抽選」が実行される。なお、第2図柄の変動中あるいは「大当たり状態」中に遊技球が第1入賞装置4に入賞したときは、次回以降に第2図柄を変動させる始動記憶として最高4個まで記憶される。「大当たり抽選」は、第1入賞装置4に入賞した遊技球が遊技球検出装置22によって検出された瞬間に、cカウンタがループカウントしている数値(0〜329)の中から1つの数値を選択することによって行われる。そして、「大当たり抽選」が行われた後には、その結果が判定され、cカウンタが所定の数値(たとえば、0)を選択したと判断された場合には「大当たり」となり、所定の数値以外の数値を選択したと判断された場合には「はずれ」となる。したがって、「低確率状態」においては、「大当たり」の生起確率は1/330である。
【0024】
そして、「大当たり判定」の結果「大当たり」が生起したと判断された場合には、引き続き、gカウンタによって、その「大当たり」を「特定大当たり」とするか「非特定大当たり」とするかの「特定大当たり抽選」が実行される。「特定大当たり抽選」は、「大当たり」が生起したと判断された瞬間に、gカウンタがループカウントしている数値(0〜14)の中から1つの数値を選択することによって行われる。「特定大当たり抽選」が行われた後には、その結果が判定され、gカウンタが特定の4通りの数値(たとえば、3,5,7,10、以下「特定値」という)を選択したと判断された場合には「特定大当たり」となり、「特定値」以外の数値を選択したと判断された場合には「非特定大当たり」となる。そして、「特定大当たり」となった場合には、サイドランプ29,29が点滅を開始する。なお、「特定大当たり」となった場合には、「大当たり状態」が生起するとともに、その回の「大当たり状態」の終了直後に、「低確率状態」に比べて高い確率で次回の「大当たり」を生起させる「高確率状態」が生起する(なお、「大当たり状態」中には、「低確率状態」になっている)。一方、「非特定大当たり」となった場合には、「大当たり状態」が生起するものの、その「大当たり状態」の終了後には、「高確率状態」が生起せず、「低確率状態」が継続される。
【0025】
また、gカウンタが選択した数値に対応した「大当たり図柄」が、各第2図柄の変動開始から所定時間経過後に、第2図柄表示部3の左表示部位10、右表示部位11、中表示部位12の各表示部位に表示される。なお、gカウンタが「特定値」を選択した場合には、第2図柄表示部3の各表示部位には「特定大当たり図柄」(たとえば、「3,3,3」、「5,5,5」、「7,7,7」、「A,A,A」)が表示され、gカウンタが「特定値」以外の数値を選択した場合には、第2図柄表示部3の各表示部位には「非特定大当たり図柄」(たとえば「2,2,2」、「B,B,B」)が表示される。
【0026】
一方、「はずれ」となった場合には、その瞬間に、dカウンタ、eカウンタ、fカウンタの3つのループカウンタが、それぞれループカウントしている数値(0〜14)の中から1つの数値を選択し、その数値に対応した図柄が、新たな左図柄、右図柄、中図柄として、各第2図柄の変動開始から所定時間経過後に、第2図柄表示部3の左表示部位10、右表示部位11、中表示部位12の各表示部位に表示される。なお、「はずれ」となった場合には、「大当たり図柄」は表示されず、「大当たり図柄」と異なる「はずれ図柄」(たとえば、左図柄、右図柄、中図柄の内の少なくとも1つが他の図柄と異なる図柄の組み合わせ)が表示される。また、「大当たり図柄」を表示する場合であっても「はずれ図柄」を表示する場合であっても、図柄の表示は、各表示部位で変動している図柄が左表示部位10、右表示部位11、中表示部位12の順で連続的に停止表示となる態様で行われ、先に停止表示となった2つの図柄(すなわち、左図柄、右図柄)が同一である場合には、遊技者の「大当たり」生起に対する期待感を高める目的から、残りの中図柄が、先に停止表示となった2つの図柄が非同一の場合と異なる「リーチ表示態様」で変動した後に停止表示となる。
【0027】
そして、第2図柄表示部3に「大当たり図柄」が表示された場合には、「大当たり状態」が生起し、遊技領域2に配設されている複数の電飾ランプ8,8・・等が点滅を開始するとともに、効果音が発せられることによって、雰囲気が盛り上げられる。それと同時に、第2入賞装置7が、25秒間、あるいは9個の遊技球の入賞を検出するまで開成する。さらに、第2入賞装置7の開成中に載置部13に遊技球が載置された場合には、第2入賞装置7が閉成する際に載置されている遊技球が第2入賞装置7の後方に流下し、特定領域(図示せず)を通過するようになっており、一旦第2入賞装置7が閉成してから約2秒後に再度開成する(すなわち、第2入賞装置7の開成時に遊技球が載置部13に載置されると第2入賞装置7は断続的に開成動作を繰り返す)。なお、載置部13はきわめて遊技球が載置され易い形状になっているため、第2入賞装置7の閉成時に遊技球が特定領域を通過しないという事態はほとんど生じない。また、「大当たり状態」中においては、第2入賞装置7は最高16回断続的に開成する。かかる如く、「大当たり状態」が生起した場合には、通常の遊技状態とは異なる遊技価値が遊技者に与えられるため、遊技者は多くの遊技球を獲得することができる。
【0028】
また、「特定大当たり」となり、「大当たり状態」終了後に「高確率状態」が生起した場合には、第1図柄の「当たり」の生起確率が増大するとともに、「低確率状態」時には約29秒間である第1図柄の変動時間が、約6秒間に短縮され、第1入賞装置4が頻繁に開成するようになる。さらに、「低確率状態」時には約0.5秒間である第1入賞装置4の開成時間が、約5秒間に延長され、遊技球が高い頻度で第1入賞装置4に入賞し易くなる。その上、第2図柄の変動回数が増大するとともに、「大当たり判定」における「大当たり」の生起確率が増大する上、第2図柄の変動時間も短縮されるので、きわめて高い確率で次回の「大当たり」が生起するようになる。したがって、「高確率状態」が生起した場合には、遊技者は、ほとんど遊技球を消費することなくさらに多くの遊技球を獲得することができる。
【0029】
次に、図6、図7に基づいて、情報出力端子30である確率状態出力端子16、第1図柄表示部作動出力端子23、第2確率状態出力端子24の作動内容について説明する。なお、この説明においては、図6(a)、図6(b)の如く、確率状態は、時刻t5,t9,t12,t14に、「高確率状態」から「低確率状態」、あるいは「低確率状態」から「高確率状態」に切り替わり、第1図柄は、時刻t1,t3,t6,t8,t11において変動を開始したものと仮定する。
【0030】
確率状態出力端子16は、確率状態が「高確率状態」となった場合にのみON作動し、所定電圧の電気信号を出力するようになっている。このため、確率状態出力端子16から出力される電気信号を経時的に計測すれば、図6(c)の如きタイムチャートが得られる。
【0031】
また、第1図柄表示部作動出力端子23は、第1図柄が変動した後に停止表示となった場合に、所定電圧でごく短時間(たとえば500ms)のパルス信号を出力するようになっている。なお、第1図柄は、時刻t1,t3,t6,t8,t11において変動するが、時刻t1,t3,t11においては、「高確率状態」における変動開始であるから約6秒間変動し、時刻t6,t8においては、「低確率状態」における変動開始であるから約29秒間変動する。したがって、第1図柄表示部作動出力端子23は、t1から約6秒後のt2、t3から約6秒後のt4、t6から約29秒後のt7、t8から約29秒後のt10、t11から6秒後のt13においてパルス信号を出力する。このため、第1図柄表示部作動出力端子23から出力されるパルス信号を経時的に計測すれば、図6(d)の如きタイムチャートが得られる。
【0032】
一方、第2確率状態出力端子24は、制御装置19において図7のフローチャートに示すプログラム(S1スイッチングプログラム)が実行された結果に基づいてON・OFF作動する。かかるS1スイッチングプログラムにおいては、まず、ステップ(以下、単にSという)1で、第1図柄表示部9が作動中であるか否か(すなわち、第1図柄が変動中であるか否か)が判断される。そして、S1で「YES」と判断された場合には、S2で、その図柄変動が「高確率状態」に対応したものであるか否か(すなわち、約6秒間の短時間の変動であるか否か)が判断される。さらに、S2で「YES」と判断された場合(第1図柄の変動が「高確率状態」に対応したものであると判断された場合)には、S3で、第2確率状態出力端子24がON作動する。一方、S1で、「NO」と判断された場合(すなわち、第1図柄が変動していないと判断された場合)には、S4で、確率状態が「高確率状態」であるか否か判断される。そして、「高確率状態」であると判断された場合には、S3で、第2確率状態出力端子24がON作動し、反対に「高確率状態」でないと判断された場合(すなわち、「低確率状態」であると判断された場合)には、S5で、第2確率状態出力端子24がOFF作動する。なお、S2で、「NO」と判断された場合(すなわち、図柄変動が「低確率状態」に対応したものであると判断された場合)にも、S3で、第2確率状態出力端子24がOFF作動する。
【0033】
第2確率状態出力端子24は、上記の如きS1スイッチングプログラムに基づいてON・OFF作動するため、結果的に、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1図柄の変動中に確率状態が変化した場合には、その第1図柄の変動が終了するまで同じ信号を出力し続け、第1図柄が停止表示となった時点で、確率状態に応じた信号に切り替える(すなわち、「高確率状態」である場合にはON作動し「低確率状態」である場合にはOFF作動するとともに、第1図柄の変動中に「高確率状態」から「低確率状態」変化した場合には、その第1図柄の変動が終了するまでON作動を続行し、第1図柄が停止表示となった時点で、OFF作動に切り替え、かつ、 第1図柄の変動中に「低確率状態」から「高確率状態」変化した場合には、その第1図柄の変動が終了するまでOFF作動を続行し、第1図柄が停止表示となった時点で、ON作動に切り替える)」ように作動する。したがって、確率状態が時刻t5で「低確率状態」となり、時刻t9で「高確率状態」となり、時刻t12で再度「低確率状態」となり、時刻t14で再度「高確率状態」となった場合には、第2確率状態出力端子24は、時刻t5までON作動(所定電圧の電気信号を出力)しており、時刻t5でOFF作動し、時刻t5から時刻t9までの間OFF作動を続行する。そして、時刻t9で再度「高確率状態」となった場合でも、時刻t8で変動を開始した第1図柄が停止表示となるまでOFF作動を続行し、時刻t10で第1図柄が停止表示となった時点でON作動に切り替わる(所定電圧の電気信号を出力するようになる)。さらに、時刻t10でON作動に切り替わった後は、時刻t12で再度「低確率状態」となった場合でも、時刻t11で変動を開始した第1図柄が停止表示となるまでON作動を続行し、時刻t13で第1図柄が停止表示となった時点でOFF作動に切り替わる。そして、時刻t13でOFF作動に切り替わった後は、時刻t14で、再度「高確率状態」になるまでOFF作動を続行し、時刻t14で再度「高確率状態」となった時点でON作動に切り替わる。このため、第2確率状態出力端子24から出力されるパルス信号を経時的に計測すれば、図6(e)の如きタイムチャートが得られる。
【0034】
パチンコ機1aは、上記の如く、確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力する確率状態出力端子16と、第1図柄表示部9の図柄変動を検出可能な第1図柄表示部作動出力端子23と、確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1図柄表示部9の図柄の変動中に確率状態が変化した場合には、その図柄の変動が終了するまで同じ信号を出力し続け、第1図柄表示部9の図柄が停止表示となった時点で、確率状態に応じた信号に切り替える第2確率状態出力端子24とが設けられている。このため、第2確率状態出力端子24によって得られる図6(e)のタイムチャートから、第1図柄表示部作動出力端子23によって得られる図6(d)のタイムチャートに現れる各パルス信号(P1〜P5)が検出された直前における確率状態を調べることによって(すなわち、各パルス信号が検出された直前における第2確率状態出力端子24の電気信号の出力の有無を調べることによって)、各パルス信号に対応した第1図柄の変動がいずれの確率状態で開始したものか、すなわち、変動開始時点が「高確率状態」である第1図柄の変動回数(すなわち、変動時間が約6秒である第1図柄の変動回数)、変動開始時点が「低確率状態」である第1図柄の変動回数(すなわち、変動時間が約29秒である第1図柄の変動回数)を、非常に容易に、かつきわめて正確に計測することができる。
【0035】
なお、第2確率状態出力端子24を設けることなく、確率状態出力端子16によって得られる図6(c)のタイムチャートから、第1図柄表示部作動出力端子23によって得られる図6(d)のタイムチャートに現れる各パルス信号に対応した第1図柄の変動が、いずれの確率状態で開始したものかを調べることによって、「高確率状態」における第1図柄の変動回数、「低確率状態」における第1図柄の変動回数を調べた場合には、次のような問題点がある。すなわち、「低確率状態」から「高確率状態」に切り替わる間際で第1図柄が変動を開始した場合(図6(b)のH4のような場合)には、その変動が「低確率状態」において開始したものであって長時間のものであるにも拘わらず、第1図柄表示部作動出力端子23によるパルス信号の出力時(第1図柄の変動終了時)には「高確率状態」に切り替わっているため、たとえば、P4の如きパルス信号が、実際には第1図柄表示部における「低確率状態」に対応した第1図柄の変動(変動時間=約29秒)後の出力であるにも拘わらず、「高確率状態」に対応した第1図柄の変動(変動時間=約6秒)後の出力であると誤って検出されてしまう。すなわち、「低確率状態」に対応した変動と「高確率状態」に対応した変動とを正確に検出(カウント)することができない。一方、第2確率状態出力端子24を設けることなく、第1図柄表示部作動出力端子23を、第1図柄が変動を開始した時点で信号を出力するように構成した場合には、第1図柄表示部作動出力端子23がパルス信号を出力した後に直ちに「低確率状態」となった場合に、インターフェイス上のエラーが発生し、そのパルス信号が正規の期間(ごく短時間(たとえば500ms))出力されず、検出できない、という事態が発生し得る。このため、かかる場合にも、「高確率状態」における第1図柄の変動回数、「低確率状態」における第1図柄の変動回数を正確に検出することができない。しかしながら、パチンコ機1aは、上記の如き第2確率状態出力端子24が設けられているため、第2確率状態出力端子24と第1図柄表示部作動出力端子23とを利用することによって、上記のようなトラブルを発生することなく、「高確率状態」における第1図柄の変動回数、「低確率状態」における第1図柄の変動回数を、きわめて正確に計測することができる。
【0036】
[実施例2]
実施例2のパチンコ機1bの構成は、実施例1のパチンコ機1aの構成とほぼ同一であるが、情報出力端子30の構造がパチンコ機1aと異なっている。パチンコ機1bには、第1図柄表示部作動出力端子23の代わりに、第1入賞装置作動出力端子(第1入賞装置作動報知手段)25が設置されている。なお、パチンコ機1bのその他の部分の構成は、パチンコ機1aと同様である。
【0037】
以下、図8、図9に基づいて、情報出力端子30である確率状態出力端子16、第1入賞装置作動出力端子25、第2確率状態出力端子24の作動内容について説明する。なお、この説明においては、図8(a)、図8(b)の如く、確率状態は、時刻t5,t9,t12,t14に、「高確率状態」から「低確率状態」、あるいは「低確率状態」から「高確率状態」に切り替わり、普通電動役物4は、時刻t1,t3,t6,t8,t11において開成を開始(すなわち、作動を開始)したものと仮定する(すなわち、時刻t1,t3,t6,t8,t11の直前に第1図柄表示部9に「当たり図柄」が表示されたものと仮定する)。
【0038】
確率状態出力端子16は、パチンコ機1aのものと同様に作動するため、確率状態出力端子16から出力される電気信号を経時的に計測すれば、図6(c)と同様な図8(c)のタイムチャートが得られる。また、第1入賞装置作動出力端子25は、第1入賞装置4が一定時間(「高確率状態」時=5秒間、「低確率状態」時=0.5秒間)開成してから閉成した直後に、所定電圧でごく短時間(たとえば500ms)のパルス信号を出力するようになっている。なお、第1入賞装置4は、時刻t1,t3,t6,t8,t11において開成するが、時刻t1,t3,t11においては、確率状態が「高確率状態」であるから約5秒間開成し、時刻t6,t8においては、確率状態が「低確率状態」であるから約0.5秒間開成する。したがって、第1入賞装置出力端子25は、t1から約5秒後のt2、t3から約5秒後のt4、t6から約0.5秒後のt7、t8から約0.5秒後のt10、t11から約5秒後のt13において、パルス信号を出力する。このため、第1図柄表示部作動出力端子23から出力されるパルス信号を経時的に計測すれば、図8(d)の如きタイムチャートが得られる。
【0039】
一方、第2確率状態出力端子24は、制御装置19において図9のフローチャートに示すプログラム(S2スイッチングプログラム)が実行された結果に基づいてON・OFF作動する。かかるS2スイッチングプログラムにおいては、まず、S1で、第1入賞装置4が開成中であるか否か判断される。そして、S1で「YES」と判断された場合には、S2で、その第1入賞装置4の開成が「高確率状態」に対応したものであるか否か(すなわち、約5秒間の長時間の開成であるか否か)が判断される。さらに、S2で「YES」と判断された場合(第1入賞装置4の開成が「高確率状態」に対応したものであると判断された場合)には、S3で、第2確率状態出力端子24は、ON作動する。一方、S1で、「NO」と判断された場合(すなわち、第1入賞装置4が開成していないと判断された場合)には、S4で、確率状態が「高確率状態」であるか否か判断される。そして、「高確率状態」であると判断された場合には、S3で、第2確率状態出力端子24がON作動し、反対に「高確率状態」でないと判断された場合(すなわち、「低確率状態」であると判断された場合)には、S5で、第2確率状態出力端子24がOFF作動する。なお、S2で、「NO」と判断された場合(すなわち、第1入賞装置4の開成が「低確率状態」に対応したものであると判断された場合)にも、S3で、第2確率状態出力端子24がOFF作動する。
【0040】
第2確率状態出力端子24は、上記の如きS2スイッチングプログラムに基づいてON・OFF作動するため、結果的に、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1入賞装置4の開成中(すなわち、作動中)に確率状態が変化した場合には、その開成が終了するまで同じ信号を出力し続け、第1入賞装置4が閉成した時点で、確率状態に応じた信号に切り替える(すなわち、「高確率状態」である場合にはON作動し「低確率状態」である場合にはOFF作動するとともに、第1入賞装置4の開成中に「高確率状態」から「低確率状態」変化した場合には、第1入賞装置4が閉成するまでON作動を続行し、第1入賞装置4が閉成した時点で、OFF作動に切り替え、かつ、 第1入賞装置4の開成中に「低確率状態」から「高確率状態」変化した場合には、第1入賞装置4が閉成するまでOFF作動を続行し、第1入賞装置4が閉成した時点で、ON作動に切り替える)」ように作動する。したがって、確率状態が時刻t5で「低確率状態」となり、時刻t9で「高確率状態」となり、時刻t12で再度「低確率状態」となり、時刻t14で再度「高確率状態」となった場合には、第2確率状態出力端子24は、時刻t5までON作動(所定電圧の電気信号を出力)しており、時刻t5でOFF作動し、時刻t5から時刻t9までの間OFF作動を続行する。また、時刻t9で再度「高確率状態」となった場合でも、時刻t8で開成した第1入賞装置4が閉成するまでOFF作動を続行し、時刻t10で第1入賞装置4が閉成した時点でON作動に切り替わり、所定電圧の電気信号を出力する。さらに、時刻t10でON作動に切り替わった後は、時刻t12で再度「低確率状態」となった場合でも、時刻t11で開成した第1入賞装置4が閉成するまでON作動を続行し、時刻t13で第1入賞装置4が閉成した時点でOFF作動に切り替わる。そして、時刻t13でOFF作動に切り替わった後は、時刻t14で、再度「高確率状態」になるまでOFF作動を続行し、時刻t14で再度「高確率状態」となった時点でON作動に切り替わる。このため、第2確率状態出力端子24から出力されるパルス信号を経時的に計測すれば、図8(e)の如きタイムチャートが得られる。
【0041】
パチンコ機1bは、上記の如く、確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力する確率状態出力端子16と、第1入賞装置4の開成を検出可能な第1入賞装置作動出力端子25と、確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1入賞装置4の開成中に確率状態が変化した場合には、第1入賞装置4が閉成するまで同じ信号を出力し続け、第1入賞装置4が閉成した時点で、確率状態に応じた信号に切り替える第2確率状態出力端子24とが設けられている。このため、第2確率状態出力端子24によって得られる図8(e)のタイムチャートから、第1入賞装置作動出力端子25によって得られる図8(d)のタイムチャートに現れる各パルス信号(P1〜P5)が検出された直前における確率状態を調べることによって、各パルス信号に対応した第1入賞装置4の開成がいかなる確率状態で開始したものか、すなわち、開成開始時点が「高確率状態」である第1入賞装置4の開成回数(すなわち、開成時間が約5秒である第1入賞装置4の開成回数)、開成開始時点が「低確率状態」である第1入賞装置4の開成回数(すなわち、開成時間が約0.5秒である第1入賞装置の開成回数)を、非常に容易に、かつきわめて正確に計測することができる。
【0042】
[実施例3]
実施例3のパチンコ機1cの構成は、実施例1のパチンコ機1aの構成とほぼ同一であるが、第2確率状態出力端子24をON・OFF作動させるために制御装置19において実行されるスイッチングプログラムの内容が、実施例1のパチンコ機1aのものと異なっている。なお、パチンコ機1cのその他の部分の構成は、パチンコ機1aと同様である。
【0043】
以下、図10、図11に基づいて、情報出力端子30である確率状態出力端子16、第1図柄表示部作動出力端子23、第2確率状態出力端子24の作動内容について説明する。なお、この説明においては、図10(a)、図10(b)の如く、確率状態は、時刻t5,t9,t12,t14で「高確率状態」から「低確率状態」あるいは「低確率状態」から「高確率状態」に切り替わり、第1図柄は、時刻t1,t3,t6,t8,t11において変動を開始したものと仮定する。
【0044】
確率状態出力端子16は、パチンコ機1aのものと同様に作動するため、確率状態出力端子16から出力される電気信号を経時的に計測すれば、図6(c)と同様な図10(c)のタイムチャートが得られる。また、第1図柄表示部作動出力端子23も、パチンコ機1aのものと同様に作動するため、第1図柄表示部作動出力端子23から出力されるパルス信号を経時的に計測すれば、図6(d)と同様な図10(d)のタイムチャートが得られる。
【0045】
一方、第2確率状態出力端子24は、制御装置19において図11のフローチャートに示すスイッチングプログラム(S3スイッチングプログラム)が実行された結果に基づいてON・OFF作動する。かかるS3スイッチングプログラムにおいては、まず、S1で、第1図柄が変動中であるか否か判断される、S1で「YES」と判断された場合には、S2で、その図柄変動が「高確率状態」に対応したものであるか否かが判断され、S2で「YES」と判断された場合には、S3で、第2確率状態出力端子24がON作動する。一方、S1で、「NO」と判断された場合には、確率状態が「高確率状態」であるか否かを判断することなく、再度S1が実行される(すなわち、S1で第1図柄が変動中であると判断されるまでS1が繰り返されることになる)。なお、S2で、「NO」と判断された場合には、S3で、第2確率状態出力端子24がOFF作動する。
【0046】
パチンコ機1cの第2確率状態出力端子24は、上記の如きS3スイッチングプログラムに基づいてON・OFF作動するため、結果的には、「確率状態が変化した後、第1図柄表示部9に表示された第1図柄が変動を開始した時点で、出力信号を切り替える(すなわち、「高確率状態」から「低確率状態」に変化した後、第1図柄表示部9に表示された第1図柄が変動を開始した時点で、ON作動からOFF作動に切り替わるとともに、「低確率状態」から「高確率状態」に変化した後、第1図柄表示部9に表示された第1図柄が変動を開始した時点で、OFF作動からON作動に切り替わる)」ように作動する。したがって、確率状態が時刻t5で「低確率状態」となり、時刻t9で「高確率状態」となり、時刻t12で再度「低確率状態」となり、時刻t14で再度「高確率状態」となった場合には、第2確率状態出力端子24は、時刻t5までON作動しており、時刻t5で「高確率状態」となった場合でもON作動を続行し、時刻t6で第1図柄が変動を開始した時点でOFF作動する。そして、時刻t5から時刻t9までの間OFF作動を続行し、時刻t9で再度「高確率状態」となった場合でも、時刻t8で変動を開始した第1図柄が停止表示となるまでOFF作動を続行する。さらに、時刻t10で第1図柄が停止表示となった場合でもOFF作動を続行し、時刻t11で第1図柄が変動を開始した時点でON作動に切り替わる。そして、時刻t11でON作動に切り替わった後は、時刻t13で第1図柄が停止表示となり、引き続き、時刻t14で再度「高確率状態」となった場合でも、第1図柄が再度変動を開始するまでON作動を続行する。このため、第2確率状態出力端子24から出力されるパルス信号を経時的に計測すれば、図10(e)の如きタイムチャートが得られる。
【0047】
パチンコ機1cは、上記の如く、確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力する確率状態出力端子16と、第1図柄図柄表示部9の図柄が変動した場合に信号を出力する第1図柄表示部作動出力端子23と、確率状態が変化した後、第1図柄表示部9に表示された第1図柄が変動を開始した時点で、出力信号を切り替える第2確率状態出力端子24とが設けられている。このため、第2確率状態出力端子24によって得られる図10(e)のタイムチャートから、第1図柄表示部作動出力端子23によって得られる図10(d)のタイムチャートに現れる各パルス信号(P1〜P5)が検出された直前における確率状態を調べることによって、各パルス信号に対応した第1図柄の変動がいかなる確率状態で開始したものか、すなわち、変動開始時点が「高確率状態」である第1図柄の変動回数(すなわち、変動時間が約6秒である第1図柄の変動回数)、変動開始時点が「低確率状態」である第1図柄の変動回数(すなわち、変動時間が約29秒である第1図柄の変動回数)を、非常に容易に、かつきわめて正確に計測することができる。
【0048】
また、パチンコ機1cは、ステップ数の少ないS3スイッチングプログラムにしたがって第2確率状態出力端子24が作動するため、第2確率状態出力端子24が誤動作したりする心配がない。
【0049】
なお、本発明の遊技機の構成は、上記した各実施例の態様に何ら限定されるものではなく、各種入賞口の形状および個数、障害釘の配置、第2図柄表示部・第1図柄表示部、第2入賞装置、発射ハンドル、第1入賞装置、各種ゲート、制御装置、各種ループカウンタ、タイマ、第1特別遊技状態報知手段であるサイドランプ、連続生起回数報知手段である計数表示部等の構造・機能、第1図柄・第2図柄の表示態様、「大当たり図柄」・「当たり図柄」の種類、「大当たり」・「当たり」の生起確率、第1図柄・第2図柄の変動時間、第1入賞装置の開成時間、「特定大当たり判定」・「大当たり状態」等における作動内容(第2入賞装置の連続開成回数、開成時間等)、「高確率状態」・「低確率状態」における作動内容、各情報出力端子の形状・構造・設置位置等の構成を、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
【0050】
たとえば、パチンコ機は、上記各実施例の如く、第1図柄表示部作動出力端子あるいは第1入賞装置作動出力端子のいずれかが設けられたものに限定されず、第1図柄表示部作動出力端子と第1入賞装置作動出力端子との両方が設けられたものでも良い。また、かかる場合には、第2確率状態出力端子を、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1図柄表示部の図柄の変動中に確率状態が変化した場合には、その図柄の変動が終了するまで同じ信号を出力し続け、第1図柄表示部の図柄が停止表示となった時点で、確率状態に応じた信号に切り替える」作動と、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1入賞装置の作動中(すなわち、開成中)に確率状態が変化した場合には、その第1入賞装置の作動が終了するまで同じ信号を出力し続け、作動が終了した時点で、確率状態に応じた信号に切り替える」作動との2種類の作動を実行できるように構成することも可能である。かかる如く構成した場合には、パチンコ機は、各確率状態毎の第1図柄の変動回数に関するデータと各確率状態毎の第1入賞装置の作動回数に関するデータとを容易かつ正確に計測することができるものとなるとともに、情報出力端子の周辺構造が非常にシンプルなものとなり、情報出力端子を簡単に使用することができ、かつ、製造が容易で製造コストが安価な上、故障時におけるメンテナンス作業が容易なものとなる。
【0051】
また、パチンコ機は、第1図柄表示部作動出力端子や第1入賞装置作動出力端子の代わりに、第1図柄表示部や第1入賞装置以外の遊技部材の作動時に出力する情報出力端子を設けるととに、第2確率状態出力端子を、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、その遊技部材の作動中に確率状態が変化した場合には、その遊技部材の作動が終了するまで同じ信号を出力し続け、作動が終了した時点で、確率状態に応じた信号に切り替える」ものとすることも可能である。かかる如く構成した場合には、パチンコ機は、各確率状態毎のその遊技部材の作動回数のデータをきわめて容易に、かつ正確に計測することができるものとなる。
【0052】
さらに、パチンコ機は、第1図柄表示部作動出力端子および(あるいは)第1入賞装置作動出力端子に加えて、第1図柄表示部や第1入賞装置以外の遊技部材の作動時に出力する情報出力端子を設けるとともに、第2確率状態出力端子を、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1図柄表示部の図柄の変動中に確率状態が変化した場合には、その図柄の変動が終了するまで同じ信号を出力し続け、第1図柄表示部の図柄が停止表示となった時点で、確率状態に応じた信号に切り替える」作動、および(あるいは)「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、第1入賞装置の作動中に確率状態が変化した場合には、その第1入賞装置の作動が終了するまで同じ信号を出力し続け、作動が終了した時点で、確率状態に応じた信号に切り替える」作動の他に、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて信号を切り替えて出力するとともに、その遊技部材の作動中に確率状態が変化した場合には、その遊技部材の作動が終了するまで同じ信号を出力し続け、作動が終了した時点で、確率状態に応じた信号に切り替える」作動をするものとすることも可能である。かかる如く構成した場合には、パチンコ機は、各確率状態毎の第1図柄の変動回数に関するデータおよび(または)各確率状態毎の第1入賞装置の作動回数に関するデータに加えて各確率状態毎のその遊技部材の作動回数に関するデータを容易かつ正確に計測することができるものとなるとともに、情報出力端子の周辺構造が非常にシンプルなものとなり、情報出力端子を簡単に使用することができ、かつ、製造が容易で製造コストが安価な上、故障時におけるメンテナンス作業が容易なものとなる。
【0053】
また、パチンコ機は、「高確率状態」と「低確率状態」との2種類の確率状態に切り替わるものに限定されず、3種類以上の確率状態に切り替わるものでも良い。かかる場合であっても、確率状態出力端子(確率状態報知手段)を、それらの確率状態に応じて信号を切り替えて出力するように構成すれば、パチンコ機は、各確率状態毎の第1図柄表示部や第1入賞装置等の遊技部材の作動回数に関するデータを容易かつ正確に計測することができるものとなる。
【0054】
さらに、確率状態出力端子(確率状態報知手段)は、確率状態に応じてON・OFF作動するスイッチに限定されず、確率状態に応じて電圧を変化させて電気信号を出力するものや確率状態が切り替わった後に所定電圧のパルス信号を出力するもの等でも良い。また、第2確率状態出力端子(確率状態報知手段)は、「確率状態が「高確率状態」であるか「低確率状態」であるかに応じて電圧を切り替えて電気信号を出力するとともに、第1図柄表示部の図柄の変動中(あるいは第1入賞装置の作動中)に確率状態が変化した場合には、その図柄の変動が終了するまで(あるいは第1入賞装置の作動が終了するまで)同じ電圧の電気信号を出力し続け、図柄が停止表示となった時点(あるいは第1入賞装置の作動が終了した時点)で、確率状態に応じた電圧の電気信号を出力するもの」や、「確率状態が切り替わったときにパルス信号を出力するとともに、第1図柄表示部の図柄の変動中(あるいは第1入賞装置の作動中)に確率状態が変化した場合には、その図柄の変動が終了するまで(あるいは第1入賞装置の作動が終了するまで)パルス信号を出力せず、図柄が停止表示となった時点(あるいは第1入賞装置の作動が終了した時点)でパルス信号を出力するもの」等に変更することも可能である。かかる構成を採用した場合でも、パチンコ機は、各確率状態毎の第1図柄表示部に関するデータあるいは各確率状態毎の第1入賞装置等の作動回数に関するデータを容易かつ正確に計測することができるものとなる。
【0055】
なお、上記実施例2の如きパチンコ機(第1図柄表示部作動出力端子、および(あるいは)第1図柄表示部や第1入賞装置以外の遊技部材の作動時に出力する情報出力端子を設けたものを含む)は、必ずしも、インターフェイスを介して制御装置19と接続された第1入賞装置作動出力端子(第1入賞装置作動報知手段)を設ける必要はなく、第1入賞装置を作動させるソレノイドと制御装置とを接続するリード線を分岐させて、第1入賞装置の作動に関するタイムチャートを得ることも可能である。そのように第1入賞装置作動出力端子の設置を省略した場合には、パチンコ機は、情報出力端子の周辺の構造がよりシンプルで、製造、メンテナンスが容易なものとなる。
【0056】
一方、上記各実施例のパチンコ機は、遊技球が左右のゲートを通過した場合に第1図柄が変動するものに限定されず、遊技球が所定の入賞口に入賞した場合に所定個数の遊技球を払い出すとともに第1図柄が変動を開始するもの等でも良い。また、上記各実施例のパチンコ機は、第2図柄表示部に3つの図柄表示部位が設けられたものに限定されず、2つあるいは4つ以上の複数の第2図柄が所定の組み合わせとなった場合、あるいは所定の1つの第2図柄が表示された場合等に「大当たり状態」が生起するものでも良い。
【0057】
加えて、第2確率状態出力手段は、上記各実施例のスイッチングプログラムにしたがって作動するものに限定されず、同様の作動をするものであれば、他のプログラムにしたがって作動するものでも良い。
【0058】
なお、上記各実施例においては、本発明の遊技機を、第1種のパチンコ機に応用した一例について説明したが、本発明の遊技機は、その他の形式のパチンコ機(たとえば、第3種パチンコ機)や、テレビゲームやスロットマシーン等のパチンコ機以外の遊技機に応用することも可能である。
【0059】
【発明の効果】
本発明の遊技機は、確率状態が「高確率状態」である場合にのみ信号を出力する確率状態出力手段と、第1入賞装置の開成後、閉成状態となった場合に信号を出力する第1入賞装置作動出力手段と、第1入賞装置の開成中に確率状態が「低確率状態」から「高確率状態」へと変化した場合には、第1入賞装置が閉成状態となった時点で信号を出力する一方、第1入賞装置の開成中に確率状態が「高確率状態」から「低確率状態」へと変化した場合には、第1入賞装置が閉成状態となるまで信号を出力し続ける第2確率状態出力手段とが設けられているため、当該確率状態出力手段、第1入賞装置作動出力手段、第2確率状態出力手段によって出力される信号を利用して、開成開始時点が「高確率状態」である第1入賞装置の開成回数、開成開始時点が「低確率状態」である第1入賞装置の開成回数を、非常に容易に、かつきわめて正確に計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面を示す説明図である。
【図2】パチンコ機の遊技領域を拡大して示す説明図である。
【図3】第2入賞装置を拡大して示す説明図である。
【図4】制御機構を示す説明図である。
【図5】パチンコ機の裏面を示す説明図である。
【図6】情報出力端子の作動内容を示すタイムチャートである。
【図7】第1図柄表示部作動出力端子を作動させるためのS1スイッチングプログラムを示すフローチャートである。
【図8】情報出力端子の作動内容を示すタイムチャートである。
【図9】第1入賞装置作動出力端子を作動させるためのS2スイッチングプログラムを示すフローチャートである。
【図10】情報出力端子の作動内容を示すタイムチャートである。
【図11】第1図柄表示部作動出力端子を作動させるためのS3スイッチングプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1c・・パチンコ機、2・・遊技領域、3・・第2図柄表示部、4・・第1入賞装置、5・・左ゲート、6・・右ゲート、7・・第2入賞装置、8・・電飾ランプ、9・・第1図柄表示部、10・・左表示部位、11・・右表示部位、12・・中表示部位、13・・載置部、14・・発射ハンドル、15・・情報出力基板、16・・確率状態出力端子、17・・第2図柄変動出力端子、18・・ループカウンタ、19・・制御装置、20・・記録手段、21・・タイマ、22・・遊技球検出装置、23・・第1図柄表示部作動出力端子、24・・第2確率状態出力端子、25・・第1入賞装置作動出力端子、26・・供給皿、27・・貯留皿、28・・インターフェイス、29・・サイドランプ、30・・情報出力端子。

Claims (1)

  1. 複数の図柄を変動表示可能な第1図柄表示部および第2図柄表示部と、遊技者にとって有利な状態と不利な状態とに変化可能な第1入賞装置および第2入賞装置とが設置されており、所定条件の充足によって第1図柄表示部に表示された図柄が変動を開始し、所定時間後に停止表示となり、停止表示となった図柄が所定の図柄である場合に、第1入賞装置が開成状態になるとともに、第1入賞装置に遊技球が入賞した場合に、第2図柄表示部に表示された図柄が変動を開始し、所定時間後に停止表示となり、停止表示となった図柄が特定の図柄である場合に、第2入賞装置が開成状態となり、かつ、第2図柄表示部に所定図柄が停止表示される確率が高い高確率状態と、前記確率が低い低確率状態とが生起する遊技機であって、
    前記確率状態が高確率状態である場合にのみ信号を出力する確率状態出力手段と、
    前記第1入賞装置の開成後、閉成状態となった場合に信号を出力する第1入賞装置作動出力手段と、
    第1入賞装置の開成中に確率状態が低確率状態から高確率状態へと変化した場合には、第1入賞装置が閉成状態となった時点で信号を出力する一方、第1入賞装置の開成中に確率状態が高確率状態から低確率状態へと変化した場合には、第1入賞装置が閉成状態となるまで信号を出力し続ける第2確率状態出力手段とが設けられていることを特徴とする遊技機。
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