JP4032450B2 - 筒内直接噴射式火花点火エンジン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて吸気系の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
点火プラグの近傍に燃料を集める混合気の成層化をはかるため、シリンダ内にインジェクタ(燃料噴射弁)を臨ませ、シリンダ内に直接燃料を噴射するようにした筒内直接噴射式火花点火エンジンがある。
【0003】
従来の筒内直接噴射式火花点火エンジンとして、例えば特開平2−115520号公報に開示されたものは、吸気ポートの途中に吸気流速を高めるコントロールバルブを備え、コントロールバルブの開度を調節してシリンダ内に吸気旋回流を生起するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて、シリンダ内に生起される吸気旋回流は、シリンダ中心線を中心に旋回するスワールの成分と、シリンダ中心線と直交する軸を中心に旋回するタンブルの成分を有し、タンブルの成分が大きいため、燃料を点火プラグの近傍に集めることが難しい。このため、安定した成層燃焼性が確保される運転条件が狭まるという問題点があった。
【0005】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて、成層燃焼領域を拡大することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジンは、一つのシリンダに吸気を導入する2本の吸気ポートと、各吸気ポートをエンジン回転に同期して開閉する2本の吸気バルブと、シリンダ内に燃料を噴射するインジェクタと、シリンダ内の混合気に点火する点火プラグと、
シリンダ内から排気を排出する排気ポートと、ピストンの冠部に燃料噴霧を受けるように窪むキャビティと、を備えた筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて、前記2本の吸気ポートのうち一方に接続してシリンダに吸気を導く副通路を備え、副通路の中心線が前記エンジンの平面図上においてキャビティの外側かつ吸気ポートの中心線よりシリンダの径方向外側に位置し、かつ水平線に対する副通路の傾斜角度を吸気ポートの傾斜角度より小さく形成し、運転条件に応じて副通路に分流する吸気量を調節する流量調節手段として円盤状をしたコントロールバルブを吸気通路の副通路に対する下流側の接続部より上流側に回動可能に介装し、コントロールバルブの回転軸を前記エンジンの平面上において副通路を備える吸気ポート側に偏らせて略垂直方向に配置し、前記コントロールバルブが中間開度にある状態で吸気を副通路が接続していない一方の吸気ポートに導くように傾斜する構成とした。
【0009】
請求項2に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジンは、請求項1に記載の発明において、前記副通路をシリンダ外周部に近接する部位の断面積がシリンダ中央部に近接する部位の断面積より大きくなるように形成するものとした。
【0011】
請求項3に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジンは、請求項1または2のいずれか一つに記載の発明において、前記流量調節手段として吸気通路の副通路に対する接続部より上流側を開閉するコントロールバルブを備え、インジェクタの燃料噴射時期を吸気行程とする均質燃焼領域にてコントロールバルブを開弁させ、インジェクタの燃料噴射時期を圧縮行程とする成層燃焼領域にてコントロールバルブを閉弁させる構成とした。
【0012】
請求項4に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジンは、請求項3に記載の発明において、前記成層燃焼領域にてコントロールバルブの開度を、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域では略全閉、所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域では中間開度、所定値N2を超える高速域では略全開に設定した。
【0013】
請求項5に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジンは、請求項4に記載の発明において、前記成層燃焼領域にてコントロールバルブの開度を、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域では略全閉、所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域ではエンジン回転数の上昇に伴って漸次増大するように、所定値N2を超える高速域では略全開に設定とした。
【0014】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載の直接筒内噴射式火花点火エンジンにおいて、流量調節手段を介して吸気の大部分が副通路を通って一方の吸気ポートからシリンダ内に流入すると、吸気流速を高められ、シリンダ内に吸気旋回流が生起される。
【0015】
水平線に対する副通路の傾斜角度を吸気ポートの傾斜角度より小さく形成することにより、シリンダ内に生起される吸気旋回流はスワールの成分がタンブルの成分より高められ、シリンダ内に吸気が略水平に旋回するスワールが生起される。
【0016】
こうしてシリンダ内に生起される吸気旋回流のスワール成分が高められることにより、圧縮行程でインジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料が吸気流によってキャビティ上から吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグの点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0017】
この結果、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。また、冷間時において燃料噴射量を増やす必要がなく、エミッションを改善することができる。
【0018】
また、吸気が略水平に旋回するスワールが生起されることにより、インジェクタからシリンダ内に噴射された燃料噴霧が吸気流によって点火プラグの点火部へと直接的に運ばれて付着することを抑制し、失火を起こすことを防止できる。
【0019】
一方、流量調節手段を介して吸気の大部分が副通路を通らずに吸気ポートからシリンダ内に流入する運転状態では、この吸気流が吸気ポートに対向するシリンダ壁に沿って下降した後にピストン冠部へと進むタンブルを生起する。これにより、吸気行程で噴射される燃料噴霧は、シリンダ内に生起されるタンブルのガス流動により均質混合気をつくる。また、吸気通路の断面積が副通路によって絞られることがなく、エンジンの吸気充填効率を高められ、出力性能の向上がはかれる。
【0020】
また、副通路の通路中心線がキャビティの外側を通る構造のため、副通路を通過した吸気流は、吸気ポートから吸気バルブとバルブシートの間を通ってシリンダ内に流入し、キャビティのまわりをシリンダに沿って旋回するスワールを生起する。
【0021】
こうして吸気がキャビティのまわりを旋回するスワールが生起されることにより、圧縮行程でインジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料がキャビティ上から吸気流によって吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグの点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0022】
この結果、燃焼性が確保される空燃比のリーン側限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。また、冷間時において燃料噴射量を増やす必要がなく、エミッションを改善することができる。
【0023】
さらに、副通路の通路中心線がシリンダの外周部を通る構造のため、副通路を通過した吸気流は、吸気ポートから吸気バルブとバルブシートの間を通ってシリンダの外周部に向かう速度成分が高められ、シリンダに沿って旋回するスワールが強化される。
【0024】
こうしてシリンダ内に生起される吸気旋回流は水平に旋回するスワール成分が大きく、垂直に旋回するタンブル成分が小さいことにより、圧縮行程でインジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料がキャビティ上から吸気流によって吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグの点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0025】
この結果、燃焼性が確保される空燃比のリーン側限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。また、冷間時において燃料噴射量を増やす必要がなく、エミッションを改善することができる。さらに、コントロールバルブが中間開度にある状態で吸気を副通路が接続していない一方の吸気ポートに導くように傾斜するため、一部の吸気が副通路を通って一方の吸気ポートからシリンダに流入し、一部の吸気が傾斜するコントロールバルブを介して副通路が接続していない他方の吸気ポートに導かれる。これにより、シリンダに生起される吸気旋回流のスワール成分を小さくするとともに、タンブル成分を大きくして、濃混合気を点火プラグの近傍へと有効に集められ、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。
【0026】
請求項2に記載の直接筒内噴射式火花点火エンジンにおいて、副通路はシリンダ外周部に近接する部位の断面積がシリンダ中央部に近接する部位の断面積より大きくなる構造のため、副通路を通過した吸気流は、吸気ポートから吸気バルブとバルブシートの間を通ってシリンダの外周部に向かう速度成分が高められ、シリンダに沿って旋回するスワールが強化される。
【0027】
こうしてシリンダ内に生起される吸気旋回流は水平に旋回するスワール成分が大きく、垂直に旋回するタンブル成分が小さいことにより、圧縮行程でインジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料がキャビティ上から吸気流によって吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグの点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0028】
この結果、燃焼性が確保される空燃比のリーン側限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。また、冷間時において燃料噴射量を増やす必要がなく、エミッションを改善することができる。
【0030】
請求項3に記載の直接筒内噴射式火花点火エンジンにおいて、圧縮行程でインジェクタから燃料が噴射される成層燃焼領域では、コントロールバルブが吸気ポート側を遮蔽するポジションに保持される。
【0031】
これにより、吸気の大部分が副通路を通って吸気ポートからシリンダ内に流入し、シリンダ内に吸気が略水平に旋回するスワールが生起され、インジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料が吸気流によってキャビティ上から吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグの点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。この結果、燃焼性が確保される空燃比のリーン側限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。
【0032】
吸気行程でインジェクタから燃料が噴射される均質燃焼領域では、コントロールバルブが吸気ポートを遮蔽しないポジションに保持される。
【0033】
これにより、吸気の大部分が副通路を通らずに各吸気ポートからシリンダ内に流入し、シリンダ内にタンブルが生起され、インジェクタから噴射された燃料と吸気の混合が促され、混合気の均質化がはかれるとともに、タンブルのガス流動により火炎の伝播が促される。この結果、燃焼性が確保される空燃比のリッチ側限界値を拡大し、出力性能の向上がはかれる。
【0034】
請求項4に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて、成層燃焼領域にてコントロールバルブの開度を、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域では略全閉、所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域では中間開度、所定値N2を超える高速域では略全開に設定したため、高速域でスワールの勢力が弱められ、吸気ポートからシリンダ内へと直進する吸気とともに燃料噴霧を短時間のうちに点火プラグの近傍に到達させ、混合気の成層化がはかれ、安定した成層燃焼が行われる。このため、成層燃焼性が確保される最高回転数を高められ、燃費の低減がはかれる。
【0035】
請求項5に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて、成層燃焼領域にてコントロールバルブの開度を、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域では略全閉、所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域ではエンジン回転数の上昇に伴って漸次増大するように、所定値N2を超える高速域では略全開に設定することにより、加減速時にトルク段差が発生することを防止できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0037】
まず、本発明を説明するための参考例を図1、図2を参照して説明する。図1、図2に示すように、ペントルーフ型に傾斜する燃焼室天井壁20には2つの吸気ポート21と図示しない2つの排気ポートが互いに対向するように開口している。
【0038】
燃焼室天井壁20は、各吸気ポート21が開口する吸気ポート側傾斜面25と、各排気ポートが開口する排気ポート側傾斜面26によって構成される。
【0039】
燃焼室天井壁20の中央部からシリンダ14内に臨む点火プラグ4が設けられる。燃焼室天井壁20には点火プラグ4を挟むようにして2本の吸気バルブと2本の排気バルブが互いに対向して設けられる。
【0040】
燃焼室天井壁20の側部からシリンダ14内に臨むインジェクタ6が設けられる。インジェクタ6には図示しない燃料ポンプから吐出する燃料がプレッシャレギュレータを介して調圧された後に導かれる。インジェクタ6が開弁するのに伴ってその噴口からシリンダ14内に燃料が噴射される。
【0041】
インジェクタ6はその開弁時期(燃料噴射時期)と開弁期間(燃料噴射量)がコントロールユニットにより運転状態に応じて制御される。
【0042】
コントロールユニットは、図示しない各センサによって検出された吸入空気量Qaとエンジン回転数Nとに基づいて基本噴射量Tpを次式で算出する。
【0043】
Tp=K・Qa/N ‥‥(1)
ただし、K;定数
そして、所定の均質燃焼領域で空燃比が理論空燃比を中心とした狭い範囲に収める一方、所定の成層燃焼領域で希薄混合気による成層燃焼を実現するための空燃比となるように最終的な燃料噴射量Tiを次式で算出して燃料噴射量をフィードバック制御する。
【0044】
Ti=Tp×α×COEF+Ts …(2)
ただし、αは空燃比フィードバック補正係数、COEFは冷却水温度補正係数、および成層燃焼のための補正係数等をパラメータとした各種補正係数の和、Tsは無効噴射パルス幅である。
【0045】
コントロールユニットは演算された燃料噴射量Tiに対応するパルス信号をインジェクタ6の駆動回路(図示せず)に出力し、後述するようにインジェクタ6の燃料噴射制御を行う。
【0046】
コントロールユニットはエンジンの負荷および回転数が所定値以下の成層燃焼領域で、シリンダ14に供給される混合気の空燃比を理論空燃比より希薄側に調節する。エンジンの負荷または回転数が所定値を超えて上昇する均質燃焼領域で、シリンダ14に供給される混合気の空燃比を理論空燃比またはリッチ側に調節する。
【0047】
インジェクタ6が開弁するのに伴ってシリンダ14内に噴射される燃料は、各吸気バルブ7が開かれるのに伴って吸気ポート21から吸入される空気と混合する。シリンダ14内に形成された混合気はピストン1で圧縮された状態で点火プラグ4を介して燃料が着火燃焼する。燃焼したガスはピストン1を下降させてクランクシャフトを介して回転力を取り出した後、ピストン1が上昇する排気行程中に排気バルブが開かれるのに伴って各排気ポートから排出される。これらの各行程が連続して繰り返される。
【0048】
インジェクタ6の開弁時期である燃料噴射時期は、予め設定されたマップに基づき、エンジンの負荷および回転数が所定値以下の成層燃焼領域でピストン1が上昇する圧縮行程の後半に設定され、エンジンの負荷または回転数が所定値を超えて上昇する均質燃焼領域でピストン1が下降する吸気行程に設定されている。
【0049】
インジェクタ6は各吸気バルブの傘部の側方で、かつ各傘部の間からシリンダ14内に臨んでいる。インジェクタ6はその噴口の中心線がピストン1の冠部30を指向するように水平線(シリンダ14の中心線に対して直交する線)Lに対して所定角度だけ下向きに傾斜して取付けられる。これにより、インジェクタ6の噴口から噴射される燃料噴霧はピストン1の冠部30に向けて放射状に拡散する。
【0050】
ピストン1の冠部30には球面状に窪むキャビティ35が形成される。キャビティ35はピストン冠部30の中央部から吸気ポート側傾斜面25の下方に配置される。
【0051】
キャビティ35には点火プラグ4に向けて傾斜する壁面としてスロープ36が形成される。成層燃焼領域においてインジェクタ6から噴射された燃料噴霧は、後述するようにスロープ36に沿って上昇することにより、濃混合気が点火プラグ4の近傍に集められる。
【0052】
ピストン冠部30にはペントルーフ状の燃焼室天井壁20に沿って傾斜するように隆起した凸部37が形成される。これにより、ピストン1が上死点に到達するとき、ピストン1と燃焼室天井壁20の間に画成される燃焼室3の容積をキャビティ35に集中させて、高い圧縮比が得られる。
【0053】
各吸気ポート21は、そのスロート部の通路中心線O2が水平線Lに対して所定角度θだけ下向きに傾斜するように形成され、各排気ポート側傾斜面26に連接するシリンダ14に対向している。これにより、各吸気ポート21からシリンダ14内に流入する吸気を、排気ポート側傾斜面26およびシリンダ14に沿って下降させた後、ピストン冠部30に沿って上昇させるタンブルを生起する。
【0054】
一方の吸気ポート21の途中には1本の副通路31が接続される。副通路31は直線状に延び、吸気ポート21のスロート部の内壁面下部に開口している。
【0055】
副通路31の出口は、その通路中心線O3が図1の正面図上において水平線Lと平行に延び、図2の平面図上においてキャビティ35の外側を通るように配置される。すなわち、副通路31の出口は、ピストン1が図1に示すように上死点の近傍にある状態で、ピストン冠部30の上方においてキャビティ35の外側を通って燃焼室天井壁20の排気ポート側傾斜面26に対向するように形成される。副通路31の通路中心線O3は、開弁した吸気バルブの傘裏部とバルブシートの間隙を通って排気ポート側傾斜面26に到達している。これにより、各副通路31から吸気ポート21を経てシリンダ14内に流入する吸気を水平面に沿って旋回するスワールを生起する。
【0056】
副通路31の出口断面積は吸気ポート21のスロート部断面積より所定の比率で小さく形成される。
【0057】
運転条件に応じて副通路31に分流する吸気量を調節する流量調節手段として、各吸気ポート21の分岐部22より上流側かつ副通路31の入口より下流側の吸気通路5にはバタフライ式のコントロールバルブ40が介装される。すなわち、副通路31はコントロールバルブ40を迂回する吸気を吸気ポート21のスロート部に導くようになっている。コントロールバルブ40が吸気ポート21を遮蔽することにより、吸気の略全量が副通路31を通ってシリンダ14内に吸入され、シリンダ14内にスワールを生起する。
【0058】
円盤状をしたコントロールバルブ40は、吸気ポート21にシャフト41を介して回転可能に収装される。シャフト41は図示しないクランクシャフトと平行に延びている。シャフト41は図示しないアクチュエータを介して回動する。
【0059】
アクチュエータの作動を制御するコントロールユニットは、エンジンの負荷および回転数が所定値以下の成層燃焼領域にて、コントロールバルブ40を吸気通路5に略直交するポジション(全閉位置)に駆動して、吸気の大部分を副通路31を通してシリンダ14内に流入させ、強いスワールを生起する。一方、エンジンの負荷または回転数が所定値を超えて上昇する均質燃焼領域に、コントロールバルブ40を吸気通路5に平行となるポジション(全開位置)に駆動して、吸気の大部分を副通路31を通さずに各吸気ポート21を通してシリンダ14内に流入させ、タンブルを生起する。
【0060】
成層燃焼領域におけるコントロールバルブ40の開度は、図3に示すように、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域で最小開度(全閉)に設定され、エンジン回転数が所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域でエンジン回転数が上昇するのに伴って漸次大きく設定され、エンジン回転数が所定値N2を超えて上昇する高速域で最大開度(全開)に設定される。これにより、成層燃焼領域において、低速域で強いスワールが生起され、中速域でスワールの勢力がエンジン回転数が上昇するのに伴って次第に小さくなり、高速域で強いタンブルが生起される。
【0061】
吸気通路5の途中には副通路31の入口より上流側にスロットルバルブ19が介装される。バタフライ式のスロットルバルブ19は図示しないアクチュエータを介して回動する。アクチュエータの作動を制御するコントロールユニットは、エンジンの負荷および回転数に応じてスロットルバルブ19の開度を制御して、エンジンの吸入空気量を調節する。
【0062】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0063】
成層燃焼領域の低回転域では、図1に示すように、コントロールバルブ40が吸気通路5と直交する全閉位置に保持され、吸気の大部分が副通路31を通って一方の吸気ポート21からシリンダ14に流入し、シリンダ5内に吸気旋回流を生起する。
【0064】
副通路31の出口断面積を吸気ポート21のスロート部の断面積に対して所定の比率で小さく形成することにより、副通路31を通過する吸気流の速度を高めて、吸気旋回流の勢力を高められる。
【0065】
副通路31の出口は、その通路中心線O3が水平方向に延び、開弁した吸気バルブの傘裏部とバルブシートの間隙を介してキャビティ35の外側を通る構造のため、副通路31を通過した吸気流は、吸気ポート21から吸気バルブとバルブシートの間隙を通ってシリンダ14内に流入して、シリンダ14に沿って略水平に旋回するスワールを生起する。
【0066】
こうしてシリンダ14内に生起される吸気旋回流は水平に旋回するスワール成分が大きく、垂直に旋回するタンブル成分が小さいことにより、図1に示すように、圧縮行程の後半にインジェクタ6からキャビティ35に向けて噴射された燃料がキャビティ35上から吸気流によって吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグ4の点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0067】
この結果、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。また、冷間時において燃料噴射量を増やす必要がなく、エミッションを改善することができる。
【0068】
また、シリンダ14内にスワールが生起されることにより、インジェクタ6からシリンダ14内に噴射された燃料噴霧が吸気流に吹き飛ばされて点火プラグ4の点火部に直接的に付着することを回避し、失火を起こすことを防止できる。
【0069】
成層燃焼領域におけるエンジンの高速域でコントロールバルブ40が各吸気ポート21を開通させる全開位置に保持される。これにより、吸気は2本の吸気ポート21に略均等に分流してシリンダ5内に吸入される。エンジンの高速域では、吸入から点火までの時間が短くなるが、シリンダ5に流入する吸気が各吸気ポート21から直進することにより、燃料噴霧を吸入から点火までの短時間のうちに点火プラグ4の近傍に到達させ、混合気の成層化がはかれる。
【0070】
成層燃焼領域の中速域でコントロールバルブ26の開度をエンジン回転数が上昇するのに伴って次第に大きくすることにより、加減速時にトルク段差が発生することを防止できる。また、濃混合気を点火プラグ4の近傍へと有効に集められ、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。
【0071】
一方、エンジン負荷または回転数が上昇した均質燃焼領域では、コントロールバルブ40が各吸気ポート21を開通させる全開位置に保持される。これにより、吸気通路5の断面積が副通路31によって絞られることがなく、エンジンの吸気充填効率を高められるとともに、シリンダ14内に生起されるガス流動により均質混合気をつくり、出力性能の向上がはかれる。
【0072】
このとき、各吸気バルブが開かれるのに伴って吸気ポート21を通ってシリンダ14内に流入する吸気を、燃焼室天井壁20の排気ポート側傾斜面26に連接するシリンダ14に沿って下降させた後、ピストン冠部30に沿って上昇させるタンブルを生起する。
【0073】
こうしてシリンダ14内にタンブルが生起されることにより、吸気行程にインジェクタ6から燃焼室3に噴射される燃料噴霧は、シリンダ14内でタンブルとともに旋回して空気との混合が促され、ピストン1が上昇して点火時期を迎えるまでに燃焼室3に均質な混合気が形成される。均質燃焼領域では、燃焼室3に供給される混合気の空燃比がストイキまたはリッチ側に調節されるため、均質な混合気に対して着火が確実に行われるとともに、火炎の伝播が促され、出力性能の向上がはかれる。
【0074】
各吸気ポート21はシリンダ14の中心線に対して大きく傾斜して設けられる構造のため、インテークマニホールド15の取付け位置が高くなることを抑えられ、エンジンの大型化が避けられる。
【0075】
次に、図4に示す参考例について説明する。なお、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0076】
図4の平面図上において、副通路31はその中心線O3が吸気ポート21の中心線よりシリンダ14の径方向外側を通るように配置される。
【0077】
この場合、副通路31の出口は、その通路中心線O3が水平方向に延び、開弁した吸気バルブの傘裏部とバルブシートの間隙を介してシリンダ14の外周部を通る構造のため、副通路31を通過した吸気流は、吸気ポート21から吸気バルブとバルブシートの間隙を通ってシリンダ14の外周部に向かう速度成分が高められ、シリンダ14に沿って略水平に旋回するスワールが強化される。
【0078】
こうしてシリンダ14内に生起される吸気旋回流は、水平に旋回するスワール成分が大きく、垂直に旋回するタンブル成分が小さいことにより、圧縮行程の後半にインジェクタ6からキャビティ35に向けて噴射された燃料がキャビティ35上から吸気流によって吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグ4の点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0079】
他の参考例として、図5に示すように、副通路31の出口をシリンダ外周部に近接する部位の断面積がシリンダ中央部に近接する部位の断面積より大きくなるように形成してもよい。
【0080】
この場合、副通路31を通過した吸気流は、吸気ポート21から吸気バルブとバルブシートの間隙を通ってシリンダ14の外周部に向かう速度分布がさらに高まり、シリンダ14に沿って略水平に旋回するスワールが強化される。
【0081】
こうしてシリンダ14内に生起される吸気旋回流は、水平に旋回するスワール成分が大きく、垂直に旋回するタンブル成分が小さいことにより、圧縮行程の後半にインジェクタ6からキャビティ35に向けて噴射された燃料がキャビティ35上から吸気流によって吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグ4の点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0082】
また、副通路31の断面積に対する設定自由度が大きくなり、シリンダ14に生起される吸気旋回流の強さに対する設定幅が拡大する。
【0083】
次に、図6に示す本発明の実施形態について説明する。なお、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0084】
円盤状をしたコントロールバルブ40の回動軸となるシャフト41は、図示しないクランクシャフトと直交する垂直方向に延びている。シャフト41は図示しないアクチュエータを介して回動する。
【0085】
コントロールバルブ40が図中2点鎖線で示すように中間開度にある状態で、吸気通路5の中心線に対して傾斜し、吸気を副通路31が接続していない一方の吸気ポート21に集める構成とする。
【0086】
成層燃焼領域におけるコントロールバルブ40の開度は、図7に示すように、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域で最小開度(全閉)に設定され、エンジン回転数が所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域で中間開度(半開)に設定され、エンジン回転数が所定値N2を超えて上昇する高速域で最大開度(全開)に設定される。
【0087】
成層燃焼領域の低回転域では、コントロールバルブ40が図6に実線で示すように吸気通路5と直交する全閉位置に保持され、吸気の大部分が副通路31を通って一方の吸気ポート21からシリンダ14に流入し、シリンダ5内に吸気が略水平に旋回するスワールが生起される。これにより、圧縮行程の後半にインジェクタ6からキャビティ35に向けて噴射された燃料がキャビティ35上から吸気流によって吹き飛ばされることが抑えられ、濃混合気を点火プラグ4の点火部の近傍に集める混合気の成層化がはかれる。
【0088】
成層燃焼領域の高速域でコントロールバルブ40が吸気通路5と平行な全開位置に保持される。これにより、吸気は2本の吸気ポート21に略均等に分流してシリンダ5内に吸入される。エンジンの高速域では、吸入から点火までの時間が短くなるが、シリンダ5に流入する吸気が各吸気ポート21から直進することにより、燃料噴霧を吸入から点火までの短時間のうちに点火プラグ4の近傍に到達させ、混合気の成層化がはかれる。
【0089】
成層燃焼領域の中速域でコントロールバルブ40が図中2点鎖線で示すように中間開度に保持されることにより、一部の吸気が副通路31を通って一方の吸気ポート21からシリンダ14に流入し、一部の吸気が傾斜するコントロールバルブ40を介して副通路31が接続していない他方の吸気ポート21に導かれる。これにより、シリンダ14に生起される吸気旋回流のスワール成分を小さくするとともに、タンブル成分を大きくして、濃混合気を点火プラグ4の近傍へと有効に集められ、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための参考例を示すエンジンの概略断面図。
【図2】同じくエンジンの概略平面図。
【図3】同じくエンジン回転数とコントロールバルブによる開口率の関係を示す特性図。
【図4】他の参考例を示すエンジンの概略平面図。
【図5】さらに他の参考例を示す吸気通路の断面図。
【図6】本発明の実施形態を示すエンジンの概略平面図。
【図7】同じくエンジン回転数とコントロールバルブによる開口率の関係を示す特性図。
【符号の説明】
1 ピストン
3 燃焼室
4 点火プラグ
5 吸気通路
6 インジェクタ
7 吸気バルブ
14 シリンダ
19 スロットルバルブ
20 燃焼室天井壁
21 吸気ポート
30 ピストン冠部
31 副通路
35 キャビティ
40 コントロールバルブ
Claims (5)
- 一つのシリンダに吸気を導入する2本の吸気ポートと、
各吸気ポートをエンジン回転に同期して開閉する2本の吸気バルブと、
シリンダ内に燃料を噴射するインジェクタと、
シリンダ内の混合気に点火する点火プラグと、
シリンダ内から排気を排出する排気ポートと、
ピストンの冠部に燃料噴霧を受けるように窪むキャビティと、
を備えた筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて、
前記2本の吸気ポートのうち一方に接続してシリンダに吸気を導く副通路を備え、
副通路の中心線が前記エンジンの平面図上においてキャビティの外側かつ吸気ポートの中心線よりシリンダの径方向外側に位置し、かつ水平線に対する副通路の傾斜角度を吸気ポートの傾斜角度より小さく形成し、
運転条件に応じて副通路に分流する吸気量を調節する流量調節手段として円盤状をしたコントロールバルブを吸気通路の副通路に対する下流側の接続部より上流側に回動可能に介装し、
コントロールバルブの回転軸を前記エンジンの平面上において副通路を備える吸気ポート側に偏らせて略垂直方向に配置し、
前記コントロールバルブが中間開度にある状態で吸気を副通路が接続していない一方の吸気ポートに導くように傾斜する構成としたことを特徴とする筒内直接噴射式火花点火エンジン。 - 前記副通路をシリンダ外周部に近接する部位の断面積がシリンダ中央部に近接する部位の断面積より大きくなるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジン。
- 前記流量調節手段として吸気通路の副通路に対する接続部より上流側を開閉するコントロールバルブを備え、
インジェクタの燃料噴射時期を吸気行程とする均質燃焼領域にてコントロールバルブを開弁させ、インジェクタの燃料噴射時期を圧縮行程とする成層燃焼領域にてコントロールバルブを閉弁させる構成としたことを特徴とする請求項1または2に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジン。 - 前記成層燃焼領域にてコントロールバルブの開度を、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域では略全閉、所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域では中間開度、所定値N2を超える高速域では略全開に設定する構成としたことを特徴とする請求項3に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジン。
- 前記成層燃焼領域にてコントロールバルブの開度を、エンジン回転数が所定値N1以下の低速域では略全閉、所定値N1を超えかつ所定値N2以下の中速域ではエンジン回転数の上昇に伴って漸次増大するように、所定値N2を超える高速域では略全開に設定する構成としたことを特徴とする請求項4に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジン。
Priority Applications (1)
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JP12199497A JP4032450B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 筒内直接噴射式火花点火エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12199497A JP4032450B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 筒内直接噴射式火花点火エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10311221A JPH10311221A (ja) | 1998-11-24 |
JP4032450B2 true JP4032450B2 (ja) | 2008-01-16 |
Family
ID=14824941
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12199497A Expired - Lifetime JP4032450B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 筒内直接噴射式火花点火エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4032450B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP12199497A patent/JP4032450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10311221A (ja) | 1998-11-24 |
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