JP4031842B2 - インバータ駆動回転型圧縮機 - Google Patents

インバータ駆動回転型圧縮機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインバータ駆動スクリュー圧縮機に係わり、特に被圧縮気体の消費量の増減に対し吐出圧力を一定に制御するようにしたインバータ駆動スクリュー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開昭55−164792号公報にはインバータによりスクリュー圧縮機の回転数を制御し容量を可変とする方法が示されている。この従来技術のものは負荷データ検出センサで負荷量を検出し、フィードバック制御に利用するものである。負荷データ検出センサは圧縮機本体の温度,圧力等のデータを読み取り、制御回路にデータを転送することが述べられている。
【0003】
特開平7−269486号公報にはインバータ・PID制御による圧縮機の駆動方法が示されている。この従来例にはインバータ・PID制御により駆動モータの回転数を自動制御し、圧縮圧力を設定圧力に近づける制御について述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開昭55−164792号公報のものには、センサ類の種類や配置あるいは制御装置の具体的な構成(すなわちハードウェア)、圧力制御及び他の制御に対する演算方法(すなわちソフトウェア)については述べられていない。
【0005】
また、特開平7−269486号公報のものにも、制御装置の具体的な構成、インバータ・PID制御の応答性や安定性についての演算方法や最適な設定値等については述べられていない。
【0006】
インバータ駆動スクリュー圧縮機は、吐出圧力をフィードバックし外部から与えられた指示圧力と比較し、その偏差を基にしてその値を0に近付けるようPID制御やPI制御することが多い。前記PID制御やPI制御を行う制御装置は演算増幅器を中心に電子回路で構成されたアナログ電子回路を使用することが多い。インバータ駆動スクリュー圧縮機に関するPID制御におけるフィードバック制御の基本構成は、前記偏差をそれぞれ比例(P)、積分(I)、微分(D)の3つの演算を行ない、それぞれの演算結果を加算した後インバータへ電源周波数指令として出力する。この指令を基にインバータからモータへ電源周波数を出力し、圧縮機の吐出空気量を可変させ、吐出圧力を一定にする。
【0007】
比例、積分、微分の3つの演算(PID制御)を行なうことにより、高度な制御が可能となるが、PID制御はアナログ電子回路による演算方法であったため、演算の各乗数設定も固定されてしまい、また制御全域で同じ演算を行なうため制御特性を全体的に改善することは困難であった。そこで、制御装置をマイコンを使用したデジタル計算方式にすることにより上記不具合を解決することも実施されている。また、デジタル計算を行なうことによって、各々個々の検知データ及び出力を効率良く利用する多機能な制御装置ともなる。しかしその反面、デジタル計算により前記PID制御やPI制御を行う制御装置を使用する場合、該制御装置の入力にA/Dコンバータ、出力にD/Aコンバータを用いるが、該A/Dコンバータ及びD/Aコンバータの精度は一般的に前記アナログ電子回路の入出力よりも悪く、また分解能の高い多ビット入力のA/D、D/Aコンバータは非常に高価であり、分解能の高くないA/D、D/Aコンバータを使用すると制御特性が悪化する欠点があった。
【0008】
本発明の目的は、制御装置によるデジタル制御の多機能性を保ちつつ、信頼性の高い、高性能なインバータ駆動スクリュー圧縮機を得ることにある。
【0009】
本発明の他の目的は、吐出量の急激な増減変化時、及び増減の少ない安定時のいづれに対しても、吐出圧力の変化を一定以内にすることができ、高い制御特性を維持することのできるインバータ駆動スクリュー圧縮機を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、圧縮機と、該圧縮機から吐出された気体の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、この検出された吐出圧力に応じて前記圧縮機を駆動する電動機の回転速度をインバータにより可変速制御する制御装置とを備えたインバータ駆動回転型圧縮機において、前記制御装置は、デジタル計算制御を行うものであって、前記吐出圧力を一定に制御するためのPID演算及びPID演算に対する比例不感帯処理、積分不感帯処理、微分不感帯処理、積分演算範囲限定処理の各演算機能と、I(積分)演算とP(比例)演算の増減が逆の場合にデジタル演算の周期毎の比例演算値の変化を分割して比例演算処理を行う比例演算分割処理機能とを備え、各不感帯の幅はそれぞれに設定されて記憶され、前記制御装置はこの記憶された不感帯の幅で前記各処理を行うことで、不感帯の範囲内の吐出圧力の変化では電源周波数が維持されることにある。
【0013】
また、前記圧縮機はスクリュ−圧縮機であって、前記制御装置における演算は8ビットマイコンで行い、かつPID演算における比例演算倍率は20〜40倍であることがコスト及び性能の面で良い。
【0014】
さらに、前記吐出圧力と目標圧力との偏差の変化量が同じ場合であっても、前記吐出圧力が目標圧力から離れるときには、吐出圧力の変化に対する電源周波数指令を、前記吐出圧力が前記目標圧力に近づくときにおける電源周波数指令よりも大きく変化させると良い。
【0017】
本発明のの特徴は、スクリューロータを電動機により回転させ気体を圧縮するスクリュー圧縮機と、圧縮された前記気体の吐出圧力を検出する圧力検出器と、前記検出された吐出圧力に応じて前記電動機の回転速度をインバータにより可変速制御する制御装置とを備えたインバータ駆動回転型圧縮機において、前記制御装置は、デジタル計算制御により前記吐出圧力を一定に制御するようにPID演算を行なうものであって、吐出圧力が目標圧力付近で安定している場合でかつ吐出圧力が目標圧力から離れる時に電源周波数が変化しないようにP(比例),I(積分),D(微分)の各演算にそれぞれ不感帯を設け、かつ、PID演算に対する比例不感帯処理、積分不感帯処理、微分不感帯処理、積分演算範囲限定処理の各演算機能と、I(積分)演算とP(比例)演算の増減が逆の場合にデジタル演算の周期毎の比例演算値の変化を分割して比例演算処理を行う比例演算分割処理機能とを備え、各不感帯の幅はそれぞれに設定されて記憶され、前記制御装置はこの記憶された不感帯の幅で前記各処理を行うことで、不感帯の範囲内の吐出圧力の変化では電源周波数が維持されることにある。
【0018】
この発明において、デジタル計算制御における入力値の最少変化量に対する比例演算値の最少変化量が、積分、微分の各演算値の最少変化量よりも大きい場合、比例演算不感帯の幅より積分、微分演算不感帯の幅を狭めると良い。
【0020】
上記の発明において、前記積分演算に対してはさらに、実際に使用される空気の使用率の範囲に対し、積分値の割合の幅を、前記使用空気率と同等の幅に設定すると良い。
【0024】
なお、制御装置は、PID制御を含む吐出圧力の変化を一定以内にする制御、及び危険を避けるための温度や圧力等の監視制御を主として行い、安全優先のために前記監視制御の演算時間を低速にせず、前記吐出圧力の制御演算時間が低速になる場合でも、PIDを含む前記複数の演算を行なうことにより、またインバータに電源周波数指令に対する電源周波数出力のための加減速時間機能を有していることにより、高度な制御が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
インバータ駆動スクリュー圧縮機の一般的なものを図6に示す。図において、圧縮機からの吐出圧力pはフィードバックされ外部から与えられた指示圧力piと比較されて、その偏差Δpを基にしてその値を0に近付けるようPID制御やPI制御される。前記PID制御やPI制御を行う制御装置は、演算増幅器を中心に電子回路で構成されたアナログ電子回路を使用することが多い。インバータ駆動スクリュー圧縮機に関するPID制御におけるフィードバック制御の基本構成はこの図6に示すように、前記偏差Δpをそれぞれ比例、積分、微分の3つの演算を行ない、それぞれの演算結果を加算した後インバータへ電源周波数指令として出力する。この指令を基にインバータからモータへ電源周波数を出力し、圧縮機の吐出空気量を可変させ、吐出圧力pが一定になるように制御される。
【0026】
図7(a)はPID演算を行なわないで制御をした場合を示すもので、吐出圧力pが指示圧力piに近づくにつれて偏差は比例して少なくなり、限りなく0に近づくため、吐出圧力pを指示圧力piに近づけるためには非常に時間がかかってしまう。これに対し、(b)図に示すように、P(比例)演算をすることにより偏差Δpを比例倍するため、吐出圧力pが指示圧力piにある程度近づくまでは大きな出力が残るので、指示圧力pi付近まで吐出圧力pを速く上昇させることができる。また、偏差Δpに対して比例倍しているため指示圧力piから吐出圧力pが離れようとしても指示圧力piに速く戻すことができる。空気使用量が0%の場合にのみ吐出圧力pは指示圧力piに限りなく近づく。少しでも空気の使用があった場合には吐出圧力も下がる方向にあるため、偏差Δpを比例倍するだけでは出力が不足してしまい、吐出圧力pは指示圧力piには到達しない。例えばモータの電源周波数が60Hzで、3.7m3/min, 7.0 kgf/cm2gの圧縮空気を吐出する圧縮機では、空気使用量が100%までは吐出圧力は 7.0 kgf/cm2gに維持できる。しかし、インバータ駆動の圧縮機で比例演算のみで制御した場合、吐出圧力が指示圧力 7.0 kgf/cm2gになると電源周波数は0になってしまう。空気使用量が0%なら電源周波数が0になっても吐出圧力は 7.0 kgf/cm2gになるが、空気使用量が少しでもあった場合、その分吐出圧力は指示圧力 7.0 kgf/cm2gより低くなり、支持圧力に到達しない。このような欠点があるため、積分演算を追加(PI制御)することにより、偏差Δpが0になったとしても、偏差Δpが0になった時点の積分演算値が保持されるため、比例演算だけでは到達しなかった指示圧力piまで吐出圧力pを到達させることができる。すなわち、「積分演算値の比率=空気使用量の比率」とも言える。しかし、比例演算と積分演算だけでは、特に積分演算は積分時間がかかるため、空気使用量の変化に対して電源周波数の変化が遅れてしまい、(C)図に示すように、吐出圧力pは指示圧力pi付近で昇降(オーバーシュート)してしまい、安定性に欠けてしまう。この欠点に対して、微分演算を追加(PID制御)することにより、前記オーバーシュートを抑えることができ、オーバーシュートの速さに対して微分演算の比率も変化するため、比例,積分,微分の3つの演算(PID制御)を行なうことにより高度な制御が可能となる。しかし、上記のPID制御はアナログ電子回路による演算方法であり、演算の各乗数設定も固定されてしまい、また制御全域で同じ演算を行なうため制御特性を全体的に改善することは非常に難しい。
【0027】
図8は制御装置A及び制御装置Bを備えたインバータ駆動スクリュー圧縮機の例を示すもので、この圧縮機では次のように制御される。◆
アフタークーラ9の入口圧力pは圧力センサ13で検知され、目標圧力(指示圧力)piとの偏差Δpが生じると、制御装置Bがインバータ3に加速あるいは減速を指示し、インバータ3は電力の周波数を変えて電動機4の回転数を変化させる。電動機4により駆動される圧縮機7はその吐出量が変化し、吐出圧力が目標に近づく。吸込フィルタ5から吸入された気体は吸込絞り弁6を通過し圧縮機7で圧縮されてオイルセパレータ8に入り、その後アフタークーラ9で冷却され圧縮機ユニットから吐出される。この気体の流れに対し、吐出温度センサ10,11により圧縮機7の吐出温度とオイルセパレータ8における吐出温度を検知し、圧力スイッチ12によりアフタークーラ9の入口圧力を、圧力スイッチ17により吸込絞り弁での吸込圧力を検知し、制御装置Aに入力される。また、インバータ3の運転状況等も制御装置Aに入力される。
【0028】
吸込絞り弁6は、運転時に制御装置Aにより放気電磁弁14を作動し、停止時に放気電磁弁14を停止する。検知したデータを制御装置Aで演算し、各機器に対して指令を行う。制御装置Aは、保護器16を介して電源を取り入れ、この保護器16を介し、または制御装置Aから直接にインバータ3へ電源及び信号を送り、故障時にはインバータ3を停止させるようになっている。
【0029】
上記制御装置は、制御装置Aと制御装置Bの2つ分かれていて、各々個々に制御していたために制御系が複雑となり、制御装置Aと制御装置Bとのデータの交換が困難で多機能にすることができなかった。
【0030】
この2つの制御装置をデジタル計算方式にし、さらに1つの制御装置にすることにより上記不具合を解決することができる。しかし、1つの制御装置にし、デジタル計算を行なうことによって、各々個々の検知データ及び出力を効率良く利用する多機能な制御装置とはなるが、その反面次の欠点がある。即ち、デジタル計算により前記PID制御やPI制御を行う制御装置を使用する場合、該制御装置の入力にA/Dコンバータ、出力にD/Aコンバータを用いるが、該A/Dコンバータ及びD/Aコンバータの精度は一般的に前記アナログ電子回路の入出力よりも悪く、また分解能の高い多ビット入力のA/D、D/Aコンバータは非常に高価であるため一般には仕使用できず、分解能の高くないA/D、D/Aコンバータを使用することになるため、制御特性は悪化する。
【0031】
上記のことに鑑み本発明では、スクリュー圧縮機本体の下流側に、吐出気体の圧力検出手段12,13、吐出気体の温度検出手段10、オイルセパレータ内に充てんされた気体の温度検出手段11を備え、圧縮機上流側に設けた吸込フィルタの2次側(下流側)には吸入気体の圧力(負圧)を検知する圧力検出手段17を備える。各圧力検出手段及び温度検出手段は感知した圧力値や温度値を電気信号などの形で出力する機能を有し、出力は通信配線などの伝達手段により制御装置の入力端子へ接続される。
【0032】
制御装置には、前記圧力検出手段による実際の吐出圧力の値p、外部から与えられる目標吐出圧力の指示値pi、温度検出手段による実際の吐出温度t1及びt2の少なくとも4種のデ−タが入力される。制御装置内部は圧力指示値piと吐出圧力pの差である偏差Δpを求める演算ソフトウェアを有する。さらに偏差Δpに複数の演算方式を用いてインバータに指示する周波数として出力する機能を備える。また、制御装置には必要に応じて、各々個々の入力されたデータを目的に応じてそれぞれ演算し、出力するようなソフトウェアも有する。
【0033】
このように構成し、1個の制御装置によりデジタル計算を行うことにより、制御系がまとまり、より複雑な処理を行える様になり、情報入力も多くできることから、製品全体の詳細な情報管理も容易に行なうことができる。
【0034】
また、PID制御やPI制御を複数の演算処理で補助することにより、高い制御特性を得ることができる。
【0035】
さらに、デジタル計算による制御装置の入出力精度はアナログ回路の入出力精度と比べ一般的に劣るが、複数の演算処理で修正を行うことにより、安定した出力を制御装置から出力することができ、圧縮機の吐出圧力の変化を一定値以内にすることができる。
【0036】
以下、本発明の実施の形態を具体的実施例に基づき説明する。◆
(実施例1)◆
図1は本発明の実施例のインバータ駆動スクリュー圧縮機の制御系を示すブロック図、図2は図1の制御フロー図、図3は図1の制御装置のブロック図、図4は図2の回転速度制御の制御ブロック図、図5は図4の制御フローチャート、図6はインバータ駆動スクリュー圧縮機に関するPID制御におけるフィードバック制御の基本構成図である。
【0037】
以下、これらの図を用いて本発明の具体的実施例を説明する。◆
この実施例で示す圧縮機は空気圧縮用のインバータ駆動スクリュー圧縮機である。図1において、Aは制御装置、3はインバータ、4は電動機、5は吸込フィルタ、6は吸込絞り弁、7は圧縮機、8はオイルセパレータ、9はアフタークーラ、10は吐出温度センサ、11は吐出温度センサ、12は圧力スイッチ、13は圧力センサ、14は放気電磁弁、15は始動盤、16は保護器、17は圧力スイッチである。また、実線の矢印は電気信号、破線は空気の流れを示す。
【0038】
圧縮機7から吐出された圧縮空気の圧力は圧力センサ13により検出され、始動盤15内の制御装置Aに入力される。制御装置A内に記憶しているP(比例)、I(積分)、D(微分)等の制御動作のための各係数及び目標圧力値を演算式の変数として読み取り、入力された空気圧力値と目標圧力値との偏差から制御量をPID及び複数の演算をする。この複数の演算については後で詳述する。
【0039】
制御装置Aは故障検出手段である吐出温度センサ10,11、または始動盤15内の保護器16やインバータ3などから入力された故障情報を故障か否か判断し、故障と判断した場合には圧縮機の運転を停止させる。また、制御装置Aはスイッチ類の押/離情報を入力し、それに対する処理を行なう。
【0040】
図3に示すように、制御装置Aは、操作部と表示部を備えた装置aと、実際に制御を行なう制御処理装置bの2つから構成され、制御処理装置bは、演算増幅器を中心に抵抗やコンデンサなどの素子で構成したアナログ回路と、CPUやROM、RAMなどのICで構成したデジタル回路を兼ねた制御装置で、制御装置Aの入出力信号は全てアナログ信号として扱われ、制御装置内の演算処理はデジタル信号として扱われる。
【0041】
PID及び前記複数の演算に係わる圧力検出からインバータ3への電源周波数指令出力までの過程は、圧縮機7の運転中に制御装置Aが常に一定なインターバルで演算処理することにより高い応答性が得られる。
【0042】
制御装置Aは、回転速度制御に係わる吐出圧力検出、PID及びPID等の制御動作のための前記複数の各係数の読み取り、目標圧力値の読み取り、PID及び前記複数の演算、インバータへの指令値出力までの過程をデジタル演算処理を行ない、また故障検知,警報検知,スイッチ類の押/離確認,運転状況把握等の情報入力も行なう。
【0043】
インバータ駆動圧縮機に関するPID制御におけるフィードバック制御の基本構成は図6に示す通りで、図中の制御装置内のPID演算を基本とし図2に示すように、吐出圧力検出は電圧信号等のアナログ値で制御装置に入力され、制御装置内でA/D(アナログ/デジタル)変換を行なってデジタル値で演算処理を行ない、さらにD/A(デジタル/アナログ)変換を行なって電圧信号等のアナログ値をインバータへ電源周波数指令出力を行なう。
【0044】
また、制御装置Aはデジタル値をデジタル信号として直接出力する機能も有し、制御装置Aからインバータ3への電源周波数指令出力をデジタル値で出力し、インバータ側のデジタル演算制御回路に直接入力も可能な構造となっている。
【0045】
以下、図4及び図5を用いて前述した複数の演算について詳細に説明する。◆
アナログPID制御によるインバータ駆動スクリュー圧縮機の制御は、抵抗やコンデンサなどの素子で構成したアナログ回路で行なうため、主にP・I・Dの各回路とその合成回路でしか演算できず、目標圧力値と空気圧力値との偏差Δpから演算した制御量がインバータで必要とする電源周波数指令の上限・下限値を大きく超えてしまう状況があり、この範囲内に指令値が戻るとき、指令値の行き過ぎによる戻りの遅れが出てしまい、応答性に限界があった。
【0046】
インバータ駆動スクリュー圧縮機で吐出空気圧力Pを一定以内に制御できる使用空気率Aが、定格の30〜100%で、これに対するインバータの電動機への出力電源周波数割合Bが、定格の30〜100%以内の場合、出力電源周波数割合が30〜100%外になるような指令をしてしまう演算結果が出てしまうとき、演算を中止し30〜100%以内に戻るまでそれまでに演算した値を保持することにより、制御の応答性を最大限に速くすることができ、吐出空気圧力の変動幅を最小限にすることができる機能を備えている。P(比例)演算は偏差Δpに対し比例倍するだけであるため応答性への影響はあまり無いが、I(積分)演算は偏差Δpの値を積分しその値を蓄えてしまう。吐出圧力Pが目標圧力値に限り無く近づいて安定した場合偏差Δpは0になる。この場合、P(比例)、D(微分)の値は0になり、I(積分)の値だけが残る。このI(積分)の値の範囲が出力電源周波数割合Bと一致する場合、使用空気率Aが積分の値の割合と同等になる。吐出圧力が目標圧力値から急激に離れ使用空気率Aが変化した後安定した時、積分値が必要以上になり使用空気率Aと同等の割合まで戻るまで時間がかかってしまい、目標圧力値に対しての吐出圧力のオーバーシュートが大きくなってしまう。積分時間を必要以上に短くすると応答性は良くなる反面安定性が悪くなってしまう。積分時間を短くしなくても積分値の範囲を使用空気率A以内にすることにより、応答性、安定性を共に向上することができる。この機能は図4中の積分演算範囲限定▲1▼でおこなう(詳細説明は後述)。
【0047】
吐出圧力値pを制御装置Aに入力する場合、またインバータ3への電源周波数指令を制御装置Aから出力する場合、制御装置でそれぞれA/D変換及びD/A変換を行なうが、A/D、D/Aコンバータの入力ビット数は多くない。圧縮機7の回転速度制御をPID制御で行なう場合、安定性、応答性共に良くないと吐出圧力pが目標圧力piから大きく離れたり、ハンチングを繰返したりしてしまうため、積分,微分よりも比例の割合が非常に高くなるように設定されている。A/Dコンバータの入力ビット数が8ビットの場合、分解能1/256以下で入力が変化した場合には、吐出圧力入力0〜10kgf/cm2Gに対して約0.039kgf/cm2変化したことになり、この値を制御装置内で比例演算のみで30倍演算すると、D/Aコンバータの入力ビット数が8ビットの場合、分解能1/256×30倍でインバータへ出力すると、電源周波数指令18〜60Hzに対して約4.9Hz変化してしまう。比例演算の30倍は、インバータ駆動スクリュー圧縮機で使用するPID制御のP(比例演算倍率)の最適値であり、圧縮機を駆動するためのモータの定格出力の違いにより若干差はあるものの、20〜40倍が最適な修正幅である。
【0048】
吐出圧力pが目標圧力(指示圧力)piから離れるときはインバータ3の電源周波数を急激に変化させた方が応答性は良くなるため、微妙な吐出圧力の変化に対しても電源周波数指令を大きく変化させる。
【0049】
しかし、吐出圧力pが目標圧力piに近づく場合は、積分演算値と比例演算値の増減が逆になり、積分,微分演算値の最小変化量と比例演算値の最小変化量の差が大きいため電源周波数指令が歯形の様な出力波形になり、圧縮機や電動機等から異音が発生し、操作員に不安感を与え、インバータトリップ(過電流保護)による停止も起こりやすくなる。また、吐出圧力が目標圧力付近で安定している場合でも、吐出圧力の僅かな変化に対して電源周波数指令が大きく変化してしまうため、吐出圧力及びインバータ電源周波数が脈動してしまう。そこで、本実施例では積分演算と比例演算の増減が逆の場合のみ比例演算を分割して出力し、比例演算と積分演算に不感帯を設けて吐出圧力の目標圧力付近での微妙な変化を無視させることにより、上記の問題を解決している。
【0050】
PID及び複数の回転速度制御のためのデジタル演算は一定周期(例えば0.1秒周期)で演算するため、積分演算と比例演算の増減が逆の時、比例演算値の変化ΔKを分割する。10分割すると、1分割につき0.1sec.必要とするため、ΔK/10を1.0sec.にわたり10回カウントすることにより、制御装置の出力精度は一時的に10倍になり、積分,微分演算値の最小変化量と比例演算値の最小変化量の差が大きい場合の問題は解消される。この10分割は、圧縮機から末端の配管までの間の空気が使用される空気配管容量の場合の吐出圧力変化に対する最適値であり、前記空気配管容量が極端に少ない場合は0分割、極端に多い場合は99分割まで設定変更できるように設計されている。また、制御装置Aはこの分割回数を設定し記憶する機能を持ち、吐出圧力の変動状況に応じて最適な設定を行なうことができる。
【0051】
前述した比例演算値の分割処理は、比例,積分演算値の増減が逆で吐出圧力が目標圧力に近づく場合に効果的である。吐出圧力が目標圧力付近で安定している場合でさらに吐出圧力が目標圧力から微妙に離れる時には、比例演算値分割処理は行なわれず、僅かな吐出圧力の変化では電源周波数を変化させないようにして安定性を持たせるている。このため、図4に示すように比例,積分各演算にそれぞれ前記の不感帯±pf、±if、及び微分演算に不感帯±dfを設けている。また、制御装置Aは比例,積分,微分各演算の不感帯の幅を設定し記憶する機能を持つ。この各設定値は同等の値に固定されていても良いが、吐出圧力の変化量により最適な設定値を設定できるようにするとなおよい。
【0052】
比例演算値の最小変化量が積分,微分演算値の最小変化量よりも多い場合、比例演算不感帯の幅よりも積分,微分演算不感帯の幅を狭めることにより、吐出圧力が目標圧力付近で微妙な変化をした時に比例演算値を0のまま積分,微分演算のみで目標圧力に対する吐出圧力の補正を行なうことができるので、安定性のよい制御が可能となる。
【0053】
また、制御装置A内の積分演算にはもう一つの不感帯処理(図4中の積分演算範囲限定▲2▼)を設け、積分演算値がある値以上(上限値)かある値以下(下限値)になったとき、積分演算を行なわずに積分演算値を保持するようにし、この上限,下限値を設定し記憶する。これは積分時間が短い場合、積分演算を行なう範囲を限定することにより、積分演算値の過大または過少による戻りの遅れを最小限に抑えることができる。
【0054】
また、上述したように制御装置A内には積分演算にもう一つの不感帯処理(図4中の積分演算範囲限定▲1▼)が設けられている。これは上述した使用空気率Aが積分の値の割合と同等になると述べたが、実際に使用される空気の使用率が限られる場合、その使用空気率と同等の積分値の割合の幅を設定することにより、前記積分演算範囲限定▲2▼と同等の効果を持つ。この2つの積分不感帯処理を行なうことにより、より細かな積分不感帯処理を可能とする。
【0055】
(実施例2)◆
次に、本発明の実施例2を説明する。実施例2において実施例1と共通する部分については説明を省略する。◆
制御装置のPID演算及び回転速度制御のための複数のデジタル演算の周期時間を、温度検知等の他の制御を行なうために高速にできない場合、1周期での偏差の変化量が増加し、インバータへの電源周波数指令値の変化量の増加による回転速度制御の乱れが生じる。これに対し本実施例では比例演算値の分割処理を行ない、インバータへの電源周波数指令値の変化量を分割して指令することができようにし、これにより指令値の必要以上の増加を最小限にすることができる。
【0056】
また、インバータ内に、電源周波数指令に対する電源周波数出力への加減速時間を設定できるようにし、制御装置Aからインバータへの電源周波数指令値変化量が多い場合でも、その変化量に対し加減速(積分)を行なうことにより滑らかな電源周波数出力にできるため、安定性の高い回転速度制御が可能となる。
【0057】
上記の構成とすることにより、制御装置の演算処理時間を短くできない場合でも高度な回転速度制御が行なえる効果がある。
【0058】
(実施例3)◆
次に、本発明の実施例3を説明する。実施例3において実施例1,2と共通する部分については説明を省略する。◆
PID及び複数の演算式の各設定値は、吐出圧力や、吐出圧力の変化量と変化時間等の違いにより最適値が決定する。しかし、圧縮機の最大空気吐出量(製品の定格出力)や空気槽の容量等で設定値が変わるため、これらの環境条件に応じて設定値を変えなければならない。
【0059】
そこで本実施例においては、制御装置Aにおいて、インバータ駆動スクリュー圧縮機を一度運転し、その時の吐出圧力や、吐出圧力の変化量と変化時間等を演算し、この演算結果に基づき最適設定値を求めて記憶しておくことにより、どのような環境条件の変化に対しても最適設定値に自動的に設定することが可能となる。
【0060】
また、制御装置Aは、常に吐出圧力や、吐出圧力の変化量と変化時間等を演算するようにし、最適設定値を継続して求めるようにすることにより、被圧縮気体の使用量の変動割合が変わるような場合でも常に最適な制御を行なえるようにできる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、制御装置によるデジタル制御の多機能性を保ちつつ、信頼性の高い、高性能なインバータ駆動スクリュー圧縮機を得ることができる。
【0062】
また、吐出量の急激な増減変化時や、増減の少ない安定時のいづれに対しても、吐出圧力の変化を一定以内に安定化させることができ、高い制御特性を維持することができる。
【0063】
さらに、被圧縮気体の使用量が変動し回転速度が不安定な時でも応答性の良い運転を続け、使用量がほぼ一定で回転速度が安定している時には安定性の良い運転を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ駆動スクリュー圧縮機の制御系の実施例のを示すブロック図である。
【図2】図1の制御フロー図である。
【図3】図1の制御装置のブロック図である。
【図4】図2に示す制御装置の制御ブロック図である。
【図5】図4の制御ブロック図の制御フローチャートである。
【図6】インバータ駆動スクリュー圧縮機に関するPID制御におけるフィードバック制御の基本構成図である。
【図7】インバータ駆動スクリュー圧縮機に関するPID制御の各P,I,D演算の説明図である。
【図8】インバータ駆動スクリュー圧縮機の制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
A…制御装置、B…制御装置、3…インバータ、4…電動機、5…吸込フィルタ、6…吸込絞り弁、7…圧縮機、8…オイルセパレータ、9…アフタークーラ、10…吐出温度センサ、11…吐出温度センサ、12…圧力スイッチ、13…圧力センサ、14…放気電磁弁、15…始動盤、16…保護器、17…圧力スイッチ。

Claims (6)

  1. 圧縮機と、該圧縮機から吐出された気体の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、この検出された吐出圧力に応じて前記圧縮機を駆動する電動機の回転速度をインバータにより可変速制御する制御装置とを備えたインバータ駆動回転型圧縮機において、
    前記制御装置は、デジタル計算制御を行うものであって、前記吐出圧力を一定に制御するためのPID演算及びPID演算に対する比例不感帯処理、積分不感帯処理、微分不感帯処理、積分演算範囲限定処理の各演算機能と、I(積分)演算とP(比例)演算の増減が逆の場合にデジタル演算の周期毎の比例演算値の変化を分割して比例演算処理を行う比例演算分割処理機能とを備え、
    各不感帯の幅はそれぞれに設定されて記憶され、前記制御装置はこの記憶された不感帯の幅で前記各処理を行うことで、不感帯の範囲内の吐出圧力の変化では電源周波数が維持されることを特徴とするインバータ駆動回転型圧縮機。
  2. 請求項において、前記圧縮機はスクリュ−圧縮機であって、前記制御装置における演算は8ビットマイコンで行い、かつPID演算における比例演算倍率は20〜40倍であることを特徴とするインバータ駆動回転型圧縮機。
  3. 請求項において、前記吐出圧力と目標圧力との偏差の変化量が同じ場合であっても、前記吐出圧力が目標圧力から離れるときには、吐出圧力の変化に対する電源周波数指令を、前記吐出圧力が前記目標圧力に近づくときにおける電源周波数指令よりも大きく変化させることを特徴とするインバータ駆動回転型圧縮機。
  4. スクリューロータを電動機により回転させ気体を圧縮するスクリュー圧縮機と、圧縮された前記気体の吐出圧力を検出する圧力検出器と、前記検出された吐出圧力に応じて前記電動機の回転速度をインバータにより可変速制御する制御装置とを備えたインバータ駆動回転型圧縮機において、
    前記制御装置は、デジタル計算制御により前記吐出圧力を一定に制御するようにPID演算を行なうものであって、吐出圧力が目標圧力付近で安定している場合でかつ吐出圧力が目標圧力から離れる時に電源周波数が変化しないようにP(比例),I(積分),D(微分)の各演算にそれぞれ不感帯を設け、かつ、PID演算に対する比例不感帯処理、積分不感帯処理、微分不感帯処理、積分演算範囲限定処理の各演算機能と、I(積分)演算とP(比例)演算の増減が逆の場合にデジタル演算の周期毎の比例演算値の変化を分割して比例演算処理を行う比例演算分割処理機能とを備え、
    各不感帯の幅はそれぞれに設定されて記憶され、前記制御装置はこの記憶された不感帯の幅で前記各処理を行うことで、不感帯の範囲内の吐出圧力の変化では電源周波数が維持されることを特徴とするインバータ駆動回転型圧縮機。
  5. 請求項1又は4において、デジタル計算制御における入力値の最少変化量に対する比例演算値の最少変化量が、積分、微分の各演算値の最少変化量よりも大きい場合、比例演算不感帯の幅より積分、微分演算不感帯の幅を狭めることを特徴とするインバータ駆動回転型圧縮機。
  6. 請求項1又は4において、前記積分演算に対してはさらに、定格の最大吐出空気量に対して実際に使用される空気の使用率の範囲に対し、前記空気の使用率の範囲外の演算結果が出た場合には演算を中止することを特徴とするインバータ駆動回転型圧縮機。
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