JP3751208B2 - 多段可変速圧縮機の制御方法 - Google Patents

多段可変速圧縮機の制御方法 Download PDF

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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,圧縮機を複数設けた多段可変速圧縮機の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年,圧縮機1台で所望の圧力が得られない場合に,複数の圧縮機を直列に接続して,段階的に圧力を上昇させることによって,所望の圧力を得ることを目的とする多段可変速圧縮機がある。この多段可変速圧縮機の制御方法としては,従来公知の特開平10−82391号公報記載の技術が既にある。この技術は,2段の圧縮機を具備する多段可変速圧縮機において,吸込流量と所望の目標吐出圧力を設定することで,上記目標吐出圧力を得ようとするものである。
この多段可変速圧縮機の制御は,上記設定に対応する多段可変速圧縮機の各部位の取るべき値(例えば,2段の圧縮機の段間の中間圧力,2台の圧縮機の回転数比,回転数等)が運転データとして予め制御装置に記憶されており,多段可変速圧縮機の制御装置が,上記設定に対応する運転データを決定し,多段可変速圧縮機の各部位が該運転データの値となるように制御することによって,所望の吐出圧力を得ようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,多段可変速圧縮機は使用されるうちに,各部位が経年変化(例えば,気密性が保てなくなったり,ベアリング部の摩耗等)して諸元値が変化するので,上述のように予め記憶された運転データを用いて,多段可変速圧縮機の各部位を制御しても所望の圧力を得ることができなくなる可能性がある。
また,一般的に圧縮機(多段圧縮機も含めて)は所望の吐出圧力を得ることを目的とする場合が多い。したがって,その運転中に圧縮する作動流体の流量が変化すれば,その変化に対応して,圧縮機の回転数などを変化させて上記所望の吐出圧力となるようにしなければならない。
そのため,上記した従来の技術のように運転データを用いて多段可変速圧縮機の制御を行う場合は,その多段可変速圧縮機が出力できる吐出圧力それぞれに作動流体の流量の変化幅に対応した運転データが用意される必要がある。
具体的には,多段可変速圧縮機が流量の変化幅75%まで制御可能とするものであれば,1つの吐出圧力に対して変化幅1%ピッチとした場合,75種類の運転データを用意する必要がある。更に,上記多段可変速圧縮機が吐出圧力を2〜10[kg/cm2]の範囲で運転可能な場合には,圧力0.1[kg/cm2]ピッチとした場合,80種類の運転データを用意しなければならない。するとこの多段可変速圧縮機は運転データを75×80=6000種類もの運転データを用意する必要があり,多量に運転データを用意しなければならない。
しかも,既に述べたように多段可変速圧縮機が経年変化すれば,上記多量の運転データが使用できなくなるので,従来の技術は実用に耐えうるものとは言い難い。
したがって,本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,多段可変速圧縮機において,最終段の圧縮機の吐出圧力と所望の目標圧力との差に基づいてPID演算を行うことによって,1段目の圧縮機の回転数を決定し,2段目から最終段の圧縮機を制御することによって所望の目標圧力を得ようとする多段可変速圧縮機の制御方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は,作動流体を複数の圧縮機で段階的に圧縮する多段可変速圧縮機における最終段の圧縮機の吐出圧力を所望の目標圧力にする多段可変速圧縮機の制御方法において,
上記最終段の圧縮機の吐出圧力を検出する第1工程と,
上記第1工程で検出した上記最終段の圧縮機の吐出圧力と上記目標圧力との差に基づいてPID演算を行うことによって,1段目の圧縮機の回転数を決定する第2工程と,
上記1段目の圧縮機に続いて圧縮を行う2段目の圧縮機から上記最終段の圧縮機までの各段の圧縮機の回転数を決定する第3工程とを備えることを特徴とする多段可変速圧縮機の制御方法として構成されている。
このように構成されているので,常に吐出圧力は所望の目標圧力になるように制御されるので,精度良く制御することが可能となる。
【0005】
さらに,本発明の1つである第1の発明は,前記第3工程で,回転数を決定しようとする前記各段の圧縮機に対して1つ前段の圧縮機の吐出圧力,若しくは当段の圧縮機の吸込圧力に基づいてPID演算を行うことによって上記回転数が決定されることを,前記2段目の圧縮機から前記最終段の圧縮機まで逐次行って前記各段の回転数を決定するものである。
尚,上記した「1つ前段の圧縮機の吐出圧力」と「当段の圧縮機の吸込圧力」とは,その前段圧縮機と当段の圧縮機との間に圧力変化をもたらす絞り弁などの構成が介在していない場合,実質的に同一のものとなる。
この場合,多段可変速圧縮機の各段の圧縮機の回転数が,全てPID演算により決定されるので,従来の技術のように運転データを全く必要とせずに制御することが可能となる。
【0007】
また,本発明の1つである第2の発明は,前記第3工程で,回転数を決定しようとする前記各段の圧縮機に対して1つ前段の圧縮機の吐出圧力に基づいてPID演算を行うことによって上記回転数が決定されることを,前記2段目の圧縮機から前記最終段の圧縮機まで逐次行って前記各段の回転数を決定するか,或いは,前記第3工程で,予め設定された前記1段目の圧縮機の回転数と前記各段の圧縮機の回転数とを対応させたデータに基づいて,前記各段の圧縮機の回転数を決定するかの判断を,前記第2工程で決定される前記1段目の圧縮機の回転数の変化率に基づいて判断してなるようにしても良い。
このような判断が行われることによって,上記変化率が小さい場合には,2段目以降の圧縮機をPID演算で決定することによって,精度良く多段可変速圧縮機が制御され,他方,上記変化率が大きい場合には,上記データに基づいて2段目以降の圧縮機の回転数を決定することで,変化に対して速応性のある制御が行われるので,多段可変速圧縮機の制御性能が向上する。
【0008】
また,本発明の1つである第3の発明は,前記多段可変速圧縮機における,前記各段の圧縮機の吸込口の全部若しくは一部が相互に接続されており,且つ/或いは,前記各段の圧縮機の吐出口の全部若しくは一部が相互に接続されており,更に上記相互に接続された管路に各々制御弁が設けられる構成である。
このように構成されることで,所望の目標圧力を得るのに全ての圧縮機を稼動させる必要がない場合などにおいては,一部の圧縮機を用いて多段可変速圧縮機の吐出圧力を所望の目標圧力とすることが可能となるので,消費電力が全ての圧縮機を稼動させた場合に比べて抑えられ,経済的である。
【0009】
前記多段可変速圧縮機が正常に運転できる回転数以下で動作した場合に,前記多段可変速圧縮機を自動的に停止させるように構成されても良い。
一般的に圧縮機は,その回転数が低い場合においては,一旦圧縮された作動流体が圧縮機内部で逆流又は滞留することがあり,該作動流体が再び圧縮されると,高温になって機械に悪影響を与える問題がある。しかし,上記のように構成することで上記問題を回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る多段可変速圧縮機の概略構成図,図2は本発明の実施例に係る多段可変速圧縮機の概略構成図,図3は本発明の実施例に係るデータの一例図,図4は本発明の実施例に係る構成の変形例図である。
【0011】
図1を用いて,本発明の概略構成を説明する。
多段可変速圧縮機Aは,n個の圧縮機1〜nと,該各段の圧縮機の吐出口側の作動流体の吐出圧力を検出するn個の圧力検出器Q1〜Qnと,上記各段の圧縮機1〜nを制御する制御装置101aとを具備して概略構成されている。
この制御装置101aの内部には,上記圧力検出器Q1〜Qnで検出された吐出圧力P1〜Pnに基づいてPID演算を行って,各段の圧縮機の回転数を算出するE0〜En−1が回路若しくはプログラムとして組み込まれている。
このE0〜En−1は,具体的には,多段可変速圧縮機Aの運転試験等により求められた伝達関数である。
また,Gは,多段可変速圧縮機Aの吐出圧力(即ち,圧縮機nの吐出圧力)Pnと,予め設定される所望の目標圧力Psとの差,即ち2つの圧力の偏差を算出する回路若しくはプログラムであり,これを偏差算出部Gとする。
このように構成された,多段可変速圧縮機Aは,作動流体を圧縮機1側より吸込み,圧縮機nに向かって段階的に上記作動流体を圧縮して最終的に圧縮機nより吐出する。以下,この多段可変速圧縮機Aの制御方法について述べる。
【0012】
多段可変速圧縮機Aの動作が開始し,作動流体が,圧縮機1の作動流体吸込側より吸引され,各段の圧縮機1〜nを通過して段階的に圧縮されて最終段の圧縮機nより吐出されると,上記最終段の圧縮機nより吐出された作動流体の圧力が,圧力検出器Qnで検出される。この検出された吐出圧力をPnとする。
上記圧力検出器Qnで検出された吐出圧力Pnが,偏差算出部Gに入力され,上記目標圧力Psと上記吐出圧力Pnとの偏差が算出される。
この算出されたPsとPnの偏差が,伝達関数E0によってPID演算がなされて,1段目の圧縮機1の回転数V1が決定される。
つまり,最終段の圧縮機nの圧力に基づいて1段目の圧縮機の回転数が求まる。
【0013】
次に,圧縮機2〜圧縮機nの回転数は,以下のように決定されていく。
回転数V1で動作中の圧縮機1の吐出圧力が,圧力検出器Q1においてP1と検出される。
その検出された吐出圧力P1が,伝達関数E1によってPID演算が行われて,圧縮機2の回転数V2が決定され,圧縮機2が回転数V2で駆動される。
つまり,圧縮機2の回転数V2は,圧縮機1(1つ前段の圧縮機)の吐出圧力,若しくは圧縮機2(当段の圧縮機)吸込圧力に基づいて決定される。
圧縮機3〜圧縮機nの回転数についても,圧縮機2の場合と同様に,1つ前段の圧縮機が吐出する作動流体の圧力,若しくは当段の圧縮機が吸込む作動流体の圧力に基づいてPID演算が行われることによって,圧縮機の回転数が逐次決定されていく。
このように回転数が決定した各段の圧縮機によって圧縮された作動流体が,圧縮機nより吐出され,その吐出圧力が,再び圧力検出器Qnで検出されて偏差算出部Gに入力される。
ここで,偏差がある場合は,上述の回転数決定の処理が再び行われることによって,圧縮機nの吐出圧力を目標圧力Psになるように制御している。
尚,上記では割愛したが,PID演算における目標値として,最終段の圧縮機にて予め設定されている所望の目標(吐出)圧力Psが定められていたのと同様に,2段目以降(即ち,圧縮機2〜n)の圧縮機についても,各段の圧縮機の目標(吐出)圧力が定められている。この各段の圧縮機の目標(吐出)圧力と実際の吐出圧力との偏差が生じないように,上述同様のPID演算を行うことで各段の圧縮機の回転数が逐次決定される。
また,上記目標(吐出)圧力を例えば「PID演算の設定値」と表記する場合,このPID演算の設定値は多段可変速圧縮機Aを構成する各段の圧縮機の圧縮比に基いて設定される。具体的には,各段の圧縮機1〜nの圧縮比をβ1〜βnとし,1段目の圧縮機の吸込圧力を大気圧とするならば,各段の圧縮機1〜nにおけるPID演算の設定値R1〜Rnは以下に示す数式1のとおり定めておくことが望ましい。
【数式1】
Figure 0003751208
【0014】
【実施例】
(実施例1)
上記実施の形態に示したのは,1段目の圧縮機1の回転数を決定することで,逐次圧縮機2〜圧縮機nの回転数を決定していく場合であるが,この実施例1では1段目の圧縮機1の回転数が決定した段階で,2段目以降の圧縮機2〜nの回転数をデータに基づいて決定する。この場合の制御方法を図2,図3を用いて説明する。
構成については図2に示すように,多段可変速圧縮機Bは,n個の圧縮機1〜nと,最終段の圧縮機nの吐出圧力Pn´を計測する圧力検出器Qn´と,偏差算出部G´を有する点では図1の多段可変速圧縮機Aの場合と同様である。
まず,多段可変速圧縮機Bの動作が開始し,作動流体が,圧縮機1の作動流体吸込側より吸引され,各段の圧縮機1〜nを通過して段階的に圧縮されて最終段の圧縮機nより吐出される。
上記最終段の圧縮機nより吐出された作動流体の圧力Pn´が圧力検出器Qn´で検出され,偏差算出部G´で目標圧力Psと上記吐出圧力Pn´との偏差が算出され,伝達関数E0´によってPID演算がなされて1段目の圧縮機1の回転数V1´が決定されるのは実施の形態で示したのと同様である。
ここで,制御装置101bは,圧縮機2〜nの各々の回転数を,予め設定された圧縮機1の回転数と,圧縮機2〜nの回転数とを対応させたデータに基づいて決定する。これらのデータは,試験運転等により予め決定しておく。
具体的には,図3に示すように,圧縮機1の回転数と圧縮機K(Kは2〜n)の回転数とを1対1に対応させたデータより,圧縮機Kの回転数を決定することによって,圧縮機2〜nの回転数を各々決定して多段可変速圧縮機Bを制御する。
この制御方法は,図3のように定まったデータを利用しているので,多段可変速圧縮機が経年変化した場合は,上記データが役に立たなくなるとも言えるが,作動流体の流量が大きく変化したり,圧縮機の回転数が大きく変化した場合等においては,各段の圧縮機の回転数が圧縮機1の回転数のみで決定できるので速応性のある制御が行えるといえる。
【0015】
(実施例2)
既に述べた実施の形態と実施例1より分かることは,多段可変速圧縮機において,作動流体の流量が大きく変化した場合等においては,実施例1のような速応性のある制御を行い,通常運転時などの定常状態においては,実施の形態に示したような制御方法を用いると,より制御精度が良くなるといえる。
つまり,実施の形態で示した制御方法と,実施例1で示した制御方法の二つを多段可変速圧縮機の制御装置が実行できて,更に上記どちらの制御方法で制御を行うべきかを判断できる機能を有していることが望ましい。
上記判断は,例えば以下のようにして行うことができる。
作動流体,或いは吐出圧力等が変化することは,圧縮機の負荷が変動しているといえる。つまり,圧縮機の回転数が変化する。
そこで,多段可変速圧縮機の制御装置が,圧縮機の回転数の単位時間当たりの変化率を監視し,該変化率が所定の変化率より大きいと判断した場合は,実施例1に示した方法で制御を行い,該変化率が上記所定の変化率より小さいと判断した場合は,実施の形態で示した制御方法で制御すれば良い。
ここで,上記所定の変化率とは,圧縮機の回転数の単位時間当たりの変化率が大きいか小さいかを判断する基準となる変化率のことで,上記制御装置に予め設定されているものとする。
【0016】
(実施例3)
3段の多段可変速圧縮機において,図4に示すように,例えば3段の圧縮機の吸込側を相互に接続して,且つ,吐出側も相互に接続(破線で図示)することによって,3段有る圧縮機の内,1又は2台を用いて既に述べた制御方法を用いることで所望の目標圧力を得るようにしても良い。
また,図4に示すように,上記相互に接続された管路には各々制御弁201〜209が設けられている。
例えば,1段目と3段目の圧縮機を駆動して作動流体を圧縮する場合には,制御弁204,206,207,208,209を閉じ,制御弁201,202,203,205を開とする。すると作動流体は以下のような経路を採る。
吸込側より吸込まれた作動流体は,制御弁201→1段目の圧縮機→制御弁205→制御弁202→制御弁203→3段目の圧縮機のような経路を採って圧縮される。
このように本発明を構成することによって,目標圧力を得るのに3段の圧縮機を全て動作させて制御する必要が無い場合においては,選択的に圧縮機を動作させた方が消費する電力が抑えられて経済的である。
また,図3に示した例以外に,圧縮機の吸込側,或いは吐出側のみを相互に接続したような構成で,選択的に圧縮機を動作させても良い。
(実施例4)
また,多段可変速圧縮機における各段の圧縮機の回転数が,定格運転時に比べて非常に小さい場合においては,一度圧縮された作動流体が自身の圧力によって圧縮機内を逆流することがある。この逆流した作動流体は再び圧縮機で圧縮されるので非常に高温となり,圧縮機の機構に悪影響を与えることがある。
したがって,多段可変速圧縮機の回転数が,予め設定された回転数以下で動作している場合には,多段可変速圧縮機の制御装置が自動的に動作を停止するようにしても良い。このようにすることで,圧縮機に悪影響を与える要因を排除することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明は,作動流体を複数の圧縮機で段階的に圧縮する多段可変速圧縮機における最終段の圧縮機の吐出圧力を所望の目標圧力にする多段可変速圧縮機の制御方法において,
上記最終段の圧縮機の吐出圧力を検出する第1工程と,
上記第1工程で検出した上記最終段の圧縮機の吐出圧力と上記目標圧力との差に基づいてPID演算を行うことによって,1段目の圧縮機の回転数を決定する第2工程と,
上記1段目の圧縮機に続いて圧縮を行う2段目の圧縮機から上記最終段の圧縮機までの各段の圧縮機の回転数を決定する第3工程とを備えることを特徴とする多段可変速圧縮機の制御方法として構成されているので,常に吐出圧力は所望の目標圧力にするように制御されるので,多段可変速圧縮機を精度良く制御することが可能となる。
【0018】
さらに,前記第3工程で,回転数を決定しようとする前記各段の圧縮機に対して1つ前段の圧縮機の吐出圧力,若しくは当段の圧縮機の吸込圧力に基づいてPID演算を行うことによって上記回転数が決定されることを,前記2段目の圧縮機から前記最終段の圧縮機まで逐次行って前記各段の回転数を決定することにより,多段可変速圧縮機の各段の圧縮機の回転数が,全てPID演算により決定されるので,従来の技術のように運転データを全く必要とせずに制御することが可能となる。
【0020】
本発明における前記第3工程で,回転数を決定しようとする前記各段の圧縮機に対して1つ前段の圧縮機の吐出圧力に基づいてPID演算を行うことによって上記回転数が決定されることを,前記2段目の圧縮機から前記最終段の圧縮機まで逐次行って前記各段の回転数を決定するか,或いは,前記第3工程で,予め設定された前記1段目の圧縮機の回転数と前記各段の圧縮機の回転数とを対応させたデータに基づいて,前記各段の圧縮機の回転数を決定するかの判断を,前記第2工程で決定される前記1段目の圧縮機の回転数の変化率に基づいて判断してなるようにしても良い。
このような判断が行われることによって,上記変化率が小さい場合には,2段目以降の圧縮機をPID演算で決定することによって,精度良く多段可変速圧縮機が制御され,他方,上記変化率が大きい場合には,上記データに基づいて2段目以降の圧縮機の回転数を決定することで,変化に対して速応性のある制御が行われるので,多段可変速圧縮機の制御性能が向上する。
【0021】
また本発明において,前記多段可変速圧縮機における,前記各段の圧縮機の吸込口の全部若しくは一部が相互に接続されており,且つ/或いは,前記各段の圧縮機の吐出口の全部若しくは一部が相互に接続されており,更に上記相互に接続された管路に各々制御弁が設けられる構成でも良く,このように構成されることで,所望の目標圧力を得るのに全ての圧縮機を稼動させる必要がない場合などにおいては,一部の圧縮機を用いて多段可変速圧縮機の吐出圧力を所望の目標圧力とすることが可能なるので,消費電力が全ての圧縮機を稼動させた場合に比べて抑えられ,経済的である。
【0022】
前記多段可変速圧縮機が正常に運転できる回転数以下で動作した場合に,前記多段可変速圧縮機を自動的に停止させるように構成されても良い。
一般的に圧縮機は,その回転数が低い場合においては,一旦圧縮された作動流体が圧縮機内部で逆流又は滞留することがあり,該作動流体が再び圧縮されると,高温になって機械に悪影響を与える問題がある。しかし,上記のように構成することで上記問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る多段可変速圧縮機の概略構成図。
【図2】本発明の実施例に係る多段可変速圧縮機の概略構成図。
【図3】本発明の実施例に係るデータの一例図。
【図4】本発明の実施例に係る構成の変形例図。
【符号の説明】
A…………………多段可変速圧縮機
1〜n……………圧縮機
Q1〜Qn………圧力検出器
101b…………制御装置

Claims (4)

  1. 作動流体を複数の圧縮機で段階的に圧縮する多段可変速圧縮機における最終段の圧縮機の吐出圧力を所望の目標圧力にする多段可変速圧縮機の制御方法において,
    上記最終段の圧縮機の吐出圧力を検出する第1工程と,
    上記第1工程で検出した上記最終段の圧縮機の吐出圧力と上記目標圧力との差に基づいてPID演算を行うことによって,1段目の圧縮機の回転数を決定する第2工程と,
    上記1段目の圧縮機に続いて圧縮を行う2段目の圧縮機から上記最終段の圧縮機までの各段の圧縮機の回転数を決定する工程であって,回転数を決定しようとする上記各段の圧縮機に対して1つ前段の圧縮機の吐出圧力,若しくは当段の圧縮機の吸込圧力に基づいてPID演算を行うことによって上記回転数が決定されることを,上記2段目の圧縮機から上記最終段の圧縮機まで逐次行って上記各段の回転数を決定する第3工程とを備えることを特徴とする多段可変速圧縮機の制御方法。
  2. 作動流体を複数の圧縮機で段階的に圧縮する多段可変速圧縮機における最終段の圧縮機の吐出圧力を所望の目標圧力にする多段可変速圧縮機の制御方法において,
    上記最終段の圧縮機の吐出圧力を検出する第1工程と,
    上記第1工程で検出した上記最終段の圧縮機の吐出圧力と上記目標圧力との差に基づいてPID演算を行うことによって,1段目の圧縮機の回転数を決定する第2工程と,
    上記1段目の圧縮機に続いて圧縮を行う2段目の圧縮機から上記最終段の圧縮機までの各段の圧縮機の回転数を決定する工程であって,回転数を決定しようとする上記各段の圧縮機に対して1つ前段の圧縮機の吐出圧力に基づいてPID演算を行うことによって上記回転数が決定されることを,上記2段目の圧縮機から上記最終段の圧縮機まで逐次行って上記各段の回転数を決定するか,或いは,予め設定された上記1段目の圧縮機の回転数と上記各段の圧縮機の回転数とを対応させたデータに基づいて,上記各段の圧縮機の回転数を決定するかの判断を,上記第2工程で決定される上記1段目の圧縮機の回転数の変化率に基づいて判断する第3工程とを備えることを特徴とする多段可変速圧縮機の制御方法。
  3. 作動流体を複数の圧縮機で段階的に圧縮する多段可変速圧縮機における最終段の圧縮機の吐出圧力を所望の目標圧力にする多段可変速圧縮機の制御方法において,
    上記最終段の圧縮機の吐出圧力を検出する第1工程と,
    上記第1工程で検出した上記最終段の圧縮機の吐出圧力と上記目標圧力との差に基づいてPID演算を行うことによって,1段目の圧縮機の回転数を決定する第2工程と,
    上記1段目の圧縮機に続いて圧縮を行う2段目の圧縮機から上記最終段の圧縮機までの各段の圧縮機の回転数を決定する第3工程とを備え,
    前記多段可変速圧縮機における,前記各段の圧縮機の吸込口の全部若しくは一部が相互に接続されており,且つ/或いは,前記各段の圧縮機の吐出口の全部若しくは一部が相互に接続されており,更に上記相互に接続された管路に各々制御弁が設けられてなることを特徴とする多段可変速圧縮機の制御方法。
  4. 前記多段可変速圧縮機が正常に運転できる回転数以下で動作した場合に,前記多段可変速圧縮機を自動的に停止させてなる請求項1から請求項のいずれかに記載の多段可変速圧縮機の制御方法。
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