JP4031100B2 - サイドミラーの格納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車等の走行車両の車体側部に取り付けるサイドミラーに係るもので、詳しくは比較的大型のミラーを安定支持して遠隔操作により格納できる機能を備えるサイドミラーの格納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車の運転席外側部には、側部や後方の状況を視認するための後視鏡、サイドミラーが取り付けられている。特に、貨物車,バスなど大型の車両などでは、後方や側部の視野を確保する目的で適切なミラー位置を得ようとして車体側方にアームを突き出して後視鏡(以下サイドミラーという)が取り付けられている。
【0003】
このようなアームを介して取り付けられるサイドミラーは、安全性を確保するとともに、車庫内に車両を格納する際、アーム端に取り付くサイドミラーが邪魔にならないように車体側に折り畳む機構を必要とするので、種々の折り畳み機構を組み込んだものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のサイドミラー支持装置は、そのサイドミラーを支持するアームを車体側部に取り付けるために、多大な重量が車体に負荷され、かつ、振動などに耐えることや格納のための折り畳み機構を付属させることが要求されるので、当然コスト高になる。また、ミラーを支持するアームの張り出しによる危険性は何よりも大きな欠点であり、造形面においても大きなマイナスイメージが働くことになる。しかも、遠隔操作によってこのサイドミラーの支持フレームを車体側部に張り出させたり、格納したりするための駆動部を必要とし、この駆動部がどうしても大きくなって、しかも構造的に複雑化して高価になるという問題がある。
【0005】
特に、遠隔操作による格納方式のサイドミラーの駆動装置は、車両の走行中における外部からの不可抗力的な抵抗で車体側に押されるような外力を受けた場合に、固定が解かれた格納方向に退避できる安全装置を設ける必要があり、どうしても構造的に複雑になるのみならず、全体が大きくなって嵩張ることにもなる。したがって、外観的にも好ましくない。
【0006】
本発明では、このような問題点を解決するために、駆動部の機構を簡単にして、しかも支持するミラーを含む支持枠が大型化しても無理なく作動して、デザインも効果的な構成のサイドミラーの格納装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
このような目的を達成するために構成される本発明のサイドミラーの格納装置は、
a)車体に支持部材を介して回転可能に支持されてミラーを支持するミラー支持体、
b)遠隔操作されるモータにより駆動されるウオームギア機構、
c)このウオームギア機構におけるウオーム歯車の軸心に設けられる雌ネジ部を有する操作軸孔に挿通されて外周にネジを形成され、かつ、先端に接続用の耳片を有する操作軸、
d)前記ウオームギア機構および前記操作軸を内蔵して後端部を車体側にピン支持される駆動部のケーシング、
e)前記ミラー支持体の基部で水平方向に突設されて前記操作軸先端の耳片とピン連結されるミラー支持体回動用のアーム、および
f)前記ミラー支持体の基部を回動可能に支持するとともに、前記ミラー支持体回動用のアームと前記操作軸先端の耳片とが連結されるように前記ケーシングを収容支持する筐体を備え、
前記ウオーム歯車の操作軸孔に設けられる雌ネジ部は、円周方向に複数に分割され、それら分割された各部片が螺合する操作軸に外部から推力を受けた際に半径方向に拡開して螺合が解かれる可動構造であることを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明では、前記ウオームギア機構により進退操作される操作軸の外周に形成されるネジは、丸ネジもしくはそれに類する形態のネジであり、前記ウオーム歯車に付帯する可動構造の雌ネジ部は、前記操作軸に形成のネジと係合する形状にされるのがよい。こうすると、前記ミラー支持に外力が作用してこのミラー支持を回動(格納・拡張)させるとき、或いは拡張させてミラーの使用状態で外力を受けた場合に、操作軸に対して異常な推力が作用すると、ネジ部に係合している分割されて可動的な雌ネジ部の係合部が半径方向に外れやすく、その結果、駆動部の破損を免れることができる効果を奏する。
【0009】
また、前記雌ネジ部の各分割された部分は、その先端部にのみ前記操作軸の外周ネジ部と係合するようにネジのリードに合わせてそのネジの谷部に係合する突起を設けた可動片とされるのがよい。こうすると、前述のようにミラー支持側からの外力で、前記操作軸に推力が作用した場合でも、前記各可動片と操作軸のネジ部との係合が無理なく容易に外れて確実に安全手段の役目を果たす効果を奏するのである。
【0010】
本発明における前記ミラー支持枠を回動操作する操作軸は、前記ウオームギア機構のケーシングに設けられる莢状のガイド部にて突き出し時案内支持される構成であるのがよい。こうすれば、ウオームギア機構による操作軸の進退操作に際してネジ螺合部に無理な負荷が作用せず、円滑にミラーの格納・拡張操作ができて、駆動負荷を小さくできる効果を奏することになる。
【0011】
また、本発明にては、前記ウオームギア機構におけるウオーム歯車に付帯される雌ネジ部は、そのウオーム歯車の操作軸孔に沿ってボス部の一部を可動的に分割形成して構成されるのがよい。この場合、当該可動部となる雌ネジ形成を例えば合成樹脂にて成形して構成することで、一体的に作成することが可能となり、製品コストを低減できる効果がある。また、前記ウオーム歯車に付帯される雌ネジ部について、これを別個な部品として作成し、この可動的に一部を複数に分割形成されたものをウオーム歯車の軸心部に嵌挿するとともに、その固定端部をウオーム歯車のボス後端部に固着して形成するようにしてもよい。こうすれば、可動的にされる雌ネジ部を別途に作成することになるが、製作容易となり、部品交換が可能になるのでメンテナンスに効果的である。
【0012】
【発明の実施の態様】
次に、本発明に係るサイドミラーの格納装置について、その実施の形態の一例を図面を参照しつつ説明する。
【0013】
図1に示されるのは、本実施例のサイドミラーの格納装置を自動車の車体側部に装着した一態様を表す斜視図である。図2は本実施例のサイドミラーの格納装置における回転駆動装置を示す平断面図であって、(a)は駆動要部の平断面を、(b)は格納時の回転角を規制するカム取付部の平断面を、それぞれ表している。図3は駆動要部を拡大して示す平断面図である。図4は図3で示す回転駆動装置のA−A視断面図である。図5は図3のB−B視図である。図6は操作軸のネジ部とウオーム歯車に付帯される雌ネジ部の係合関係を表す図であって、(a)は斜視図で表し、(b)は要部の拡大断面図である。
【0014】
これらの図において、サイドミラーの格納装置1は、図1で示されるように、外観が自動車の車体外側部に装着されて車体Cにマッチするようにデザインされた例えばプラスチック製の外装のカバー30によって包まれて、ミラー支持体(以下、「ミラー支持枠」という。)2を支持するとともに車側部に張り出したり、車体側に格納したりできる機構部を内部に備えた回転駆動装置10によって主要部を構成されている。そして、ミラー支持枠2は上端部を車体Cの運転室上部適所に取り付けられたブラケット(本発明における「支持部材」に対応する。)3にて回転自在に支持されている。このようにされたミラー支持枠2の中間部適所に少なくとも一個のサイドミラー5(この例では2個、5,5')がそのミラー面5aの向きを公知の手段で調節可能に付設されている。
【0015】
前記格納装置1における回転駆動装置10は、金属ダイキャスト製もしくは機械的強度の高い合成樹脂(例えば、ABS樹脂,ポリカーボネート樹脂など)で所要形状に形成されたケーシング11が、車体側に装着される前記外装のカバー30内に設けられたブラケット31に取付片11cをピン32で水平回動可能に取付けられ、このケーシング11の本体11a内に、ウオームギア機構12が組み込まれ、このウオームギア機構12のウオーム13が、内蔵されたモータ15によって駆動されるようになっている。前記ウオームギア機構12のウオーム歯車14における軸心には、外周にリードが大きくて比較的谷部を浅く形成されたネジ(例えば丸い形状の谷を形成するネジ、あるいは丸ネジ)16aを形成された操作軸16が組み込まれ、この操作軸16がウオーム歯車14の軸心に設けられた操作軸孔17内からケーシングカバー11bに設けられたガイド筒18内を進退自在にスライドできるようにされている。なお、前記操作軸16の先端には前記ミラー支持枠2の支持軸(本発明における「ミラー支持体の基部」に対応する。)下部に取り付くアーム6と接続する耳片16'が形成されている。
【0016】
前記ウオームギア機構12におけるウオーム歯車14は、その軸心を貫通する操作軸孔17に前記操作軸16が挿通されており、図6(a)(b)にて示すように、その操作軸16の外周に形成されるネジ16aに対して、ウオーム歯車14側に形成される雌ネジ部20が、そのウオーム歯車14のボス14aに複数等分されて軸心を基準として半径方向に可動的になされた可動部片21の先端に、それぞれ前記操作軸16側のネジ16aのリードに対応してそのネジ16aの谷部に係合する突起21aを設けられ、これら複数に分割された可動部片21の各突起21aが順次ネジのリードに合わせて、そのネジ16aの谷に係合することでウオーム歯車14の回転力が操作軸16に伝達されて軸線方向に進退できるようにされている。なお、操作軸16は前述のように先端部の耳片16’が前記ミラー支持枠2の支持軸4下部に取り付くアーム6とピン6a接続されているので、回転することなく軸線方向にのみ進退される。
【0017】
前記ケーシング11のケーシングカバー11bにおけるガイド筒18には、支持軸4下部に取り付くアーム6と耳片16’との接続のための切欠きが形成され、図3における最後退位置から最前進位置までの区間を前記操作軸16がスライドしてミラー支持枠2を格納位置aから拡開位置b(正常な使用位置)まで回動できるようにされている。なお、前記ミラー支持枠2の支持軸4下部には、図1および図2(b)にて示されるように、板カム7が付設され、ミラー支持枠2の格納位置と使用状態の拡開位置とを規制するリミットスイッチ8a,8bがそれぞれ前記板カム7により操作されて、過剰な回転を防止されるようになされている。
【0018】
ケーシング11は、その後端部に前記ウオームギア機構12の軸心線の延長位置で水平面上で回動可能な前記操作軸16の耳片16'と同様な取付片11cが設けられ、この取付片11cを、外部を覆うようにして車体Cの所要位置に装着できる図示されない取付座を備えるカバー(本発明における「筐体」に対応する。)30内に設けられたブラケット31にピン32で連結されて水平回動可能に収められる。また、このカバー30は、前述の回転駆動装置10全体をプラスチック製の外装カバーによって包まれるようにされ、全体的に美観を呈するデザインに仕上げられる。なお、外部から雨水の浸入を防止できるようにして、運転席の操作スイッチに接続されるモータ駆動操作用の電気配線が施される。
【0019】
このように構成される格納装置1は、前述のように車体Cの側部に装着されて、支持されるミラー支持枠2の適所にサイドミラー5(5’)を所要の姿勢で取り付け、運転室に設けられる操作スイッチ(図示せず)によってモータ15を起動して格納位置aから拡開位置bに、あるいはその逆に作動させて使用される。
【0020】
この際の作動の態様は、格納装置10におけるミラー支持枠2を操作する操作軸16が、図3で示されるようにケーシング11の最内部に位置する状態で、この操作軸16の先端部の耳片16’にピン6a連結されているアーム6が格納位置aにある。そこで、運転室で拡開操作側に操作スイッチを操作してモータ15を起動させると、モータ15の出力軸に取り付くウオーム13の回転によりウオーム歯車14が正転してそのボス14a内部に設けられた雌ネジ部20と螺合するネジ16aを外周に備える操作軸16が前進させられる。この操作軸16が前進すると、先端の耳片16’にピン6a連結されているアーム6を介してミラー支持枠2の支持軸4が回動され、そのミラー支持枠2に取り付くサイドミラー5(5’)が所定の姿勢で車体Cの側部位置に拡開配置される(図1および図7参照)。この予め設定されている拡開位置bまでミラー支持枠2が回動すると、板カム7も支持軸4とともに回動するので、この板カム7によってリミットスイッチ8aが操作され、拡開方向の回動が制限されてモータ15の駆動が停止する。
【0021】
次に、車体Cの側部に突き出して(拡開して)いるミラー支持枠2を格納するには、前述の操作と逆の順に行われる。すなわち、運転席で操作スイッチを格納側に操作すれば、モータ15が逆転駆動してウオームギア機構12におけるウオーム歯車14の逆転により、そのウオーム歯車14の操作軸孔17における雌ネジ部20と螺合する操作軸16が後退され、この操作軸16に連結されるアーム6を介してミラー支持枠2が拡開位置bから格納位置aに向かって回動される。そして、支持軸4に取り付く板カム7がともに逆回転して格納位置まで変位すると、当該位置でリミットスイッチ8bを操作して、モータ15ーの回転を停止させ、ミラー支持枠2並びに付されているサイドミラー5(5’)が格納されることになる。
【0022】
このように構成されて作動するミラーの格納装置10にあっては、前述のようにモータ15ーの駆動によってウオームギア機構12で進退駆動されるミラー支持枠2の操作軸16とウオーム歯車14の雌ネジ部20との螺合構造が、前記のように複数に分割された可動部片21の各先端の突起21aと操作軸16の外周に形成されるネジ16aとが係合してネジ番構造にされているので、通常時には何ら問題なく操作軸16を進退させるのであるが、ミラー支持枠2が拡開して使用状態にあって何らかの外力が加えられ(例えば車両の走行中にミラー支持枠が他の物体と接触するなどして)、押し戻されるような事態が発生しても、前記操作軸16のネジ16aは浅くて丸い谷を形成するネジ16aにされ、このネジ16aに係合しているウオーム歯車14に付帯の雌ネジ部20が複数に分割されて半径方向に可動的な可動部片21で構成されているので、これら複数の可動部片21の各先端の突起21aが操作軸16に作用する推力で軸方向に移動する際、ネジ16aの谷部から外側に押し広げられる状態になる。
【0023】
したがって、雌ネジ部20を構成する各可動部片21の先端部の突起21aは、操作軸16に作用する推力でもって簡単にネジ16aの浅い谷部から外側に押し出され、雌ネジとしての機能が失われる。その結果、ミラー支持枠2の支持軸4は、フリーの状態となって外力に応じて自由に回動され、格納位置aまでの範囲で変位できることになる。要するに、ウオームギア機構12と操作軸16との螺合部では、操作軸16を進退させる駆動機構と、その駆動機構に対する外力を受けた場合の安全機構とを兼ね備えたものとなり、駆動機構(ウオームギア機構12)を安全に保護することができる。
【0024】
以上に説明したのは自動車のサイドミラーの支持装置としての使用並びに格納の動作についてであるが、この格納装置10は、サイドミラーにかえて監視カメラや照明灯などを取り付けて、それらの向きを遠隔操作によって回動変位して使用するような場合にも使用することができる。勿論、支持枠についての構造は、取り付けられる機器類の形状構造に応じて適切なものを使用すればよい。
【0025】
また、本発明の趣旨に則すれば、前記操作軸16のネジ16aに対する雌ネジ部20側の分割された可動部片21における突起21aは、操作軸16側のネジの谷に係合するのみならず山の一部に係合するようにされること、あるいはカバー30の形状やサイドミラーを取り付けるミラー支持枠については、実施例に限定されるものではなく、必要に応じて任意の形状にすることも本発明の技術的範囲に属するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る実施例のサイドミラーの格納装置を自動車の車体側部に装着した一態様を表す斜視図である。
【図2】図2は、本実施例のサイドミラーの格納装置における回転駆動装置を示す平断面図であって、(a)は駆動要部の平断面を、(b)は格納時の回転角を規制するカム取付部の平断面を、それぞれ表している。
【図3】図3は、駆動要部を拡大して示す平断面図である。
【図4】図4は、図3で示す回転駆動装置のA−A視断面図である。
【図5】図5は、図3のB−B視図である。
【図6】図6は、操作軸のネジ部とウオーム歯車に付帯される雌ネジ部の係合関係を表す図であって、(a)は斜視図で表し、(b)は要部の拡大断面図である。
【図7】図7は、本実施例のサイドミラーの支持装置の作動態様の説明図であって、サイドミラーを通常使用位置まで張り出させた状態での格納装置の態様を示す図である。
【符号の説明】
1 格納装置
2 ミラー支持枠
3 ミラー支持枠上部を支持するブラケット
4 ミラー支持枠の支持軸
5,5’ サイドミラー
6 アーム
7 板カム
8a,8b リミットスイッチ
10 カバー
11 ケーシング
11a ケーシング本体
11b ケーシングカバー
11c ケーシング後端の取付用の耳片
12 ウオームギア機構
13 ウオーム
14 ウオーム歯車
15 モータ
16 操作軸
16a 操作軸外周のネジ
16’ 操作軸の耳片
17 操作軸孔
18 ガイド筒
20 雌ネジ部
21 可動部片
21a 可動部片先端の突起
30 カバー
31 ブラケット

Claims (3)

  1. a)車体に支持部材を介して回転可能に支持されてミラーを支持するミラー支持体、
    b)遠隔操作されるモータにより駆動されるウオームギア機構、
    c)このウオームギア機構におけるウオーム歯車の軸心に設けられる雌ネジ部を有する操作軸孔に挿通されて外周にネジを形成され、かつ、先端に接続用の耳片を有する操作軸、
    d)前記ウオームギア機構および前記操作軸を内蔵して後端部を車体側にピン支持される駆動部のケーシング、
    e)前記ミラー支持体の基部で水平方向に突設されて前記操作軸先端の耳片とピン連結されるミラー支持体回動用のアーム、および
    f)前記ミラー支持体の基部を回動可能に支持するとともに、前記ミラー支持体回動用のアームと前記操作軸先端の耳片とが連結されるように前記ケーシングを収容支持する筐体を備え、
    前記ウオーム歯車の操作軸孔に設けられる雌ネジ部は、円周方向に複数に分割され、それら分割された各部片が螺合する操作軸に外部から推力を受けた際に半径方向に拡開して螺合が解かれる可動構造であることを特徴とするサイドミラーの格納装置。
  2. 前記ウオームギア機構により進退操作される操作軸の外周に形成されるネジは、丸ネジもしくはそれに類する形態のネジであり、前記ウオーム歯車に付帯する可動構造の雌ネジ部は、前記操作軸に形成のネジと係合する形状にされている請求項1に記載のサイドミラーの格納装置。
  3. 前記雌ネジ部の各分割された部分は、その先端部にのみ前記操作軸の外周ネジ部と係合するようにネジのリードに合わせてそのネジの谷部に係合する突起を設けた可動片とされる請求項1または2に記載のサイドミラーの格納装置。
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