JP4029818B2 - ケース - Google Patents

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Description

本発明は、所定の間隙を介して相対向する上面と下面との外形の一辺が面取りを形成、または相対向する一対の辺それぞれに異なる面取りを形成した箱体を収納するケースに関する。
ディジタル機器の進展に伴い、コンピュータのデータやプログラム、音声データのディジタル録音、映像音声信号のディジタル録画等、大容量の情報信号を扱う記録メディアの開発が進んでいる。記録容量の大容量化に対して、光照射による磁気特性の変化を応用したいわゆるMOディスクと称される光磁気記録媒体、色素を主体とした情報層に光を照射することで情報層の形状を変化させるいわゆるCD−R、DVD−RまたはDVD+Rと称される追記型光記録媒体、相変化を生起する無機材料を主体とした情報層に光を照射して可逆的に情報信号を記録するいわゆるPD、CD−RW、DVD−RW、DVD+RWまたはDVD−RAMと称される書換可能型光記録媒体、近年ではDVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RW及びDVD−RAM(以下、これらを記録型DVDと総称する)の5倍以上も記録密度が高い青色レーザを適用したBDと称される高密度光記録媒体も開発されている。
このような記録型DVDでは、記録特性を維持するため記録型DVDをカートリッジに収納したカートリッジ型が適用され、例えばDVD−R、DVD−RW、及びDVD−RAM規格ではカートリッジを規定している。図12は、記録型DVD規格に規定されているカートリッジ300の概要を示す平面図で、カートリッジ300は略長方形形状を有する上ハーフ及び下ハーフとの間に、記録型DVD301を収納するディスク収納部と、収納した記録型DVD301の一部を露出する窓部を開閉するシャッタ302とを備え、シャッタ302はシャッター摺動面303を摺動することで窓部を開閉する。なお、図示したカートリッジ300は両面タイプの記録型DVDに対応するため、表裏検出孔304は貫通孔の例を示しているが、記録型DVD301が片面にのみ情報層を備える場合には、表裏検出孔304は非貫通である。カートリッジ300に収納すると、記録型DVD301の情報層を直接人が手に触れることは抑制できるため好ましいが、不用意にシャッタ302を開放し記録型DVD301を手に触れる、外気中の埃が付着する等の可能性を避けるため、カートリッジ収納ケースも各種提案されている。
カートリッジ収納ケースとしては、特許文献1が知られている。特許文献1には、収納するカートリッジのグリッパスロットに係合する一対のバネ機構、一対の下函側ロック機構、及び一対の下函側ストッパを有する一対の側壁と、後側壁とをからなる下函と、下函側ロック機構に係合する一対の蓋側閉位置ロック機構と下函ストッパに係合する蓋側ストッパーとを有する一対の蓋側壁と、後側壁側に掻き出し板を備える後部覆い板とからなる蓋とを具備し、当該下函と蓋とを係合させ、蓋を下函の側壁に対して摺動することにより、カートリッジを蓋と共にスライドさせ、その後蓋を元の位置に摺動させるとカートリッジがケースから所定量突出することができ、この突出分でカートリッジを引き抜く収納ケースが開示されている。
特開平9−202380号公報(段落番号0006〜同0009、図1)
特許文献1には、一対のバネ機構がカートリッジのグリッパスロットに係合するため、収納ケースからカートリッジの不用意な排出を抑制し、片手でカートリッジの挿脱を可能とする効果はあるものの、カートリッジを挿脱する挿脱口から埃等が入り込み、カートリッジ表面を汚染し、カートリッジ表面に付着した埃等がカートリッジに収納している記録型DVDに付着する危惧がある。
また、そもそも特許文献1は、図12に示したような上下ハーフの主面の外形形状が略長方形のフロッピー(R)ディスクまたはMOカートリッジを収納対象としているため、横方向に挿入する際には縦方向の挿脱に合わせた挿脱口から長辺分がはみ出すため、横方向に対する誤挿入は防止できるが、前後方向及び表裏方向の誤挿入に対しては何の手だてもされてはいなく、その上グリッパストッパに係合するバネ機構も必須要件としていないため、収納ケースから抜き出したカートリッジの方向に対しては保証はされないという課題がある。
また、前述したBDが最近開発され、BDの情報層側の基板厚みを0.1mmとし波長の短い青色レーザを照射することで1層当たり25Gバイト前後の高密度化を達成している。このBDにも記録型DVDと同様にカートリッジが提案されているが、BDカートリッジは記録型DVDカートリッジやMOカートリッジとは外形が異なる形状が提案されている。すなわち、図10に示すように、BDカートリッジ400の上ハーフ401及び下ハーフ402のBD403に平行な主面の外形は基本的に正方形で、一つの辺は円弧状の面取りが施された前面404と、前面404に対向する後面405は略直線状の2辺406が連接した面取りを施され、前面404と後面405とは直線状の一対の側面を有し、下ハーフ402の当該面取り部中央にBDの一部を露出する窓部を開閉するシャッタ404を備え、シャッタ404は図11に示すように一方の側面410にシャッター開閉部408と不図示の記録再生装置に備えるシャッターオープナとが係合することで回動しながらシャッタ407は開閉する。なお、BDカートリッジ400に収納するBD403は、0.1mmの基板厚の方からのみ光照射する片側タイプであるため、BDカートリッジ400に備える表裏検出孔409は非貫通であり上ハーフ401の最表面は検出孔は無い。特許文献1に開示のケースでは、このように例えば面取り形状が異なる非対称な上下ハーフ401及び402を備えるカートリッジ400をケースに対して収納する方向を規制できないと言う課題もある。
そこで、本発明は係る従来の課題に鑑み、ケースの挿脱口から収納された収納物に埃等の異物が付着することが無く、しかも収納物の収納方向を規制できるケースを提供することを目的とする。
本発明は、係る従来の課題に鑑みなされたもので、外ハーフと前記外ハーフの内側に内包する内ハーフとを備え、前記外ハーフ及び前記内ハーフに外力を付与することで前記外ハーフの摺動部と前記内ハーフの摺動部とが前記外力の付与方向に摺動し、前記外ハーフ及び前記内ハーフの相対位置にずれを発生するケースであって、前記外ハーフは、略四角形の外径を有する外ハーフ主面、前記外ハーフ主面を成す四辺の内、相対向する一対の辺からそれぞれ所定の高さだけ立設し、前記外ハーフ主面と対向する上面で摺動する外ハーフ上部摺動面を有する外ハーフ側壁、前記一対の辺に直交する前記一方の辺からそれぞれ所定の幅の外ハーフ庇部を介し、前記一対の外ハーフ側壁から所定距離の間隙部をそれぞれ備え、前記外ハーフ主面から前記外ハーフ側壁よりも高さが低い高さで前記外ハーフ主面から立設する後突起部、及び、前記一方の辺と前記外ハーフ主面を介して対向する他方の辺側は開口部を備え、前記内ハーフは、前記外ハーフ主面と略合同形状で前記外ハーフ主面に対向する内ハーフ主面、前記内ハーフ主面を成す四辺の内、相対向する一対の辺から一対の前記外ハーフ側壁の略肉厚の幅を有する一対の内ハーフ庇部を介し、前記内ハーフ主面に対し略平行な面の内ハーフ上部摺動面を一対有し、前記内ハーフ主面から前記内ハーフ上部摺動面までの高さが前記外ハーフ側壁の略高さで、前記内ハーフ主面から立設する一対の内ハーフ側壁、前記一対の内ハーフ側壁の一方の端部それぞれを渡橋し、前記内ハーフ主面の前記一方の辺から前記内ハーフ側壁と略同一高さ立設する内ハーフ後壁、前記内ハーフ後壁と前記内ハーフ主面を介して対向し、前記内ハーフ側壁と略同一高さで前記内ハーフ主面から立設する扉前壁と、前記内ハーフ側壁の略延長線上で、前記扉前壁と前記内ハーフ主面とに係合する斜辺を有する一対の扉側壁とを備える扉部、及び、前記斜辺と前記内ハーフ主面との係合箇所と、前記内ハーフ後壁が係合する前記内ハーフ側壁の前記一方の端部以外の他方の端部それぞれとの間に、前記扉部が回動する回動軸を備えたヒンジ部を備え、前記外ハーフ主面には、一対の前記外ハーフ側壁から前記内ハーフ側壁の略肉厚だけ離隔し、前記外ハーフ側壁に並んで設けたそれぞれ複数の外ハーフ主面リブと、一対の前記外ハーフ側壁の間隔の中心線を対称軸とし、前記外ハーフ後突起部から前記開口部の方向に拡大する傾斜突起部とを備え、前記外ハーフ側壁には、前記外ハーフ主面側に立設する複数の外ハーフ側壁リブをそれぞれ備え、前記内ハーフ庇部には、前記内ハーフ側壁に対向する前記内ハーフ庇部端辺に、前記内ハーフ主面から立設し、前記内ハーフ主面に対向する上部摺動面を有する内ハーフ庇リブを備え、前記内ハーフ側壁は、前記内ハーフ主面からの立設距離が前記内ハーフ上部摺動面よりも低く、前記内ハーフ主面と平行な内ハーフ側壁平坦面を有する内ハーフ低側壁部と、前記内ハーフ庇部側に突出すると共に前記内ハーフ上部摺動面となる複数の内ハーフ側壁リブとで構成され、前記外ハーフ側壁リブの前記外ハーフ主面側の端面と前記内ハーフ側壁リブの前記内ハーフ主面側の端面との摺動係合、前記外ハーフ主面リブの前記外ハーフ主面に対向する外ハーフ主面リブ上端面と前記内ハーフ側壁平坦面との摺動係合、または、前記内ハーフ庇リブの前記上部摺動面と前記外ハーフ上部摺動面との摺動係合の何れかで前記外ハーフと前記内ハーフとの相対位置が変化する構造を有する。
非対称の面取りを施した収納物品の一方の面取り形状に適合した傾斜を有する傾斜突起部の構成と、内ハーフに備える扉部とを有するため、収納物品の本発明のケースに対する収納方向を択一的に決定することができ、外ハーフと内ハーフとを摺動させることで当該収納物品の取り出し方向も択一的に決定することができ、操作性の向上のみならず、正常方向に収納しさえすればケースに収納した状態で持ち運びする際に埃等の付着を抑制できる効果がある。
また、摺動係合部は、側壁リブどうし、または、側壁リブと側壁上部面とであるため、摺動摩擦力を少なくすることができ、収納物品の取り出し及び/または収納に対する余分な力を必要としないため、ケースの係合機構に無理な力を加えることで磨耗等を抑制できる。
さらに、内ハーフ主面リブ及び第2の外ハーフ主面リブが、収納物品の上下方向に対する摩擦力を低減しながら上下方向に付勢するため、ケース内で収納物品が揺動することが無く、持ち運び等の際に収納物品がケースの中で騒音や、壁面に当接することで収納物品に損傷を発生することがない。
また、表裏検出孔を備える収納物品の場合には、当該表裏検出孔の上下方向の高さに合致したバネ部を備えるため、表裏の誤収納も検出することができ、例えば収納物品がディスクを収容したカートリッジの場合にはケースから取り出した際に記録再生装置への装着方向に対する誤装填も抑制することができる。
また、内ハーフ主面リブよりも内ハーフ主面からの突出量が大きい内ハーフ突起部を備える構成を、例えばブルーレーザ対応の記録型情報媒体を収容したカートリッジの収納に適用すると、内ハーフ突起部の内ハーフ主面リブからの突出量をシャッターの厚み程度に設定すると、収納方向をより正確に規定できると共に、表裏誤収納の検出精度も向上できる。
本発明のケースに係る一実施形態を、図面を参照して説明する。図2は、本発明のケースの外ハーフ100の平面図であり、外ハーフ主面101の外形形状は四角形であるが、図のように基本的には正方形形状の方が、以下述べる本発明の特徴点が際だつため好ましい。外ハーフ主面101を構成する四辺の内、互いに対向する一対の辺の一方は当該辺から立設する外ハーフ側壁102を一対備える。外ハーフ側壁102の細部構成は、図3に示したように、外ハーフ側壁リブ103が相対する外ハーフ側壁102の方に立設している(図では、一方の外ハーフ側壁102上に、外ハーフ主面101に対して平行に5個備えた例を示している)。この外ハーフ側壁リブ103の外ハーフ主面101側平面の外ハーフ主面側端面104は、後述の内ハーフ側壁リブ205の内ハーフ主面側平面と摺動係合し、外ハーフ側壁102の外ハーフ主面101と平行な面の外ハーフ上部摺動面105は、後述の内ハーフ庇リブ217に対し摺動係合する。
外ハーフ側壁102が立設する外ハーフ主面101の辺を結ぶ一方の辺から、後述する内ハーフ後壁208の略肉厚の間隙を有する外ハーフ庇部106を介して、かつ一対の外ハーフ側壁102とそれぞれ間隙部107を介在させ、後突起部108が外ハーフ主面101から立設する。なお、外ハーフ側壁102が立設する外ハーフ主面101の辺を結ぶ他方の辺は、収納物品を挿脱する開口部109である。
外ハーフ主面101には、外ハーフ側壁102の近傍で、後述の内ハーフ側壁203の内ハーフ低側壁部と摺動係合する外ハーフ主面リブ110をそれぞれ複数(図では、4個ずつ)備え、一対の外ハーフ側壁102の中心線を略対称軸として後突起部108から開口部109の方向に拡大する傾斜突起部111を一対備える。この傾斜突起部111の傾斜は、ケースに収納する収納物品(本実施形態では図10及び図11に示したBDカートリッジ400を例としているので、本実施形態では前面404)の面取り形状に応じて決定すればよい。また、傾斜突起部111の立設高さは、BDカートリッジ400の高さに応じて適宜決定されるが、本実施形態では後述する内ハーフ主面201に傾斜突起部111の先端部が接触しないように、BDカートリッジ400の厚さ未満としている。
また、外ハーフ側壁102には、外ハーフ側壁リブ103と外ハーフ上部摺動面116との間に、後述する摺動付勢部218に付勢係合する摺動係止部112をそれぞれ1つずつ備える。摺動係止部112は、図2に示すように内ハーフ側壁リブ103よりも内ハーフ側壁103からの突出量が大きく、内ハーフ主面101への投影図は後突起部107側に傾斜面を有する五角形形状で、その内ハーフ側壁102への投影図は図3のように中空の四角柱形状である。この中空の四角柱形状が摺動付勢部208の凸部に係合することで摺動位置を確認でき、五角形の形状がBDカートリッジ400の排出方向を規定することができ、また外ハーフ100と内ハーフ200とのずれを元に戻しBDカートリッジ400をケースから引き抜く際等の戻し力を弱めることができる。
外ハーフ主面101には後突起部107に連接して外ハーフ主面リブ113を複数備えると、BDカートリッジ400の上ハーフ401または下ハーフ402を押圧することで上下に適度な付勢力を付与でき、収納物品がケース内部で揺動することを防止できる。また、開口部109側にも第2の外ハーフ主面リブ114を備える構成は、特にBDカートリッジ400の後面405に連接する2辺406と当該後面405との間に備えた割り込みに係合するため、ケース内での位置決めがより正確に規定できる。
開口部109の近傍には、後述する扉係止凸部220が係合する扉係止凹部を備える構成を採用すると、後述の扉部209の閉扉が確実にできるため好ましい。
次に、内ハーフ200の構成について説明する。内ハーフ200の内ハーフ主面201は外ハーフ101と略同一形状を有し、内ハーフ主面201を形成する4辺の内互いに対向する一対の辺から外ハーフ側壁102の略肉厚だけの庇部202を介して、外ハーフ側壁203を一対備える。
内ハーフ側壁203の詳細構成は、外側から視認した側面図の図6及び内側から視認した図7から分かるように、内ハーフ主面201から立設する内ハーフ低側壁部204と、内ハーフ低側壁部204からその厚み分だけ内ハーフ庇部202の方に突出した内ハーフ側壁リブ205とで構成される。内ハーフ低側壁部204の内ハーフ主面201に対向する内ハーフ側壁平坦部206は、外ハーフ側壁上部摺動面116と摺動係合し、内ハーフ側壁リブ205の内ハーフ主面201に対向する内ハーフ上部摺動面207は、外ハーフ側壁主面側壁面104と摺動係合する構成である。従って、内ハーフ側壁リブ205の内ハーフ低側壁部204からの突出量は、略外ハーフ側壁リブ103の厚みである。なお、内ハーフ庇部202の外側の辺から複数の内ハーフ庇リブ217がそれぞれ一対備え、内ハーフ庇リブ217の内ハーフ主面201に対し平行な面は、外ハーフ側壁102の外ハーフ上部摺動面116と摺動係合する。以上の3つの少なくとも何れかが摺動係合することにより、外ハーフ100と内ハーフ200とが外ハーフ主面101及び内ハーフ主面201の一方の方向に摺動往復させることができ、BDカートリッジ400を開口部109側から把持しケースから抜き取り、また開口部109からBDカートリッジ400を装着することができる。
内ハーフ側壁203の一方の端部は、内ハーフ主面201を構成する外辺から立設する内ハーフ後壁208を渡橋するように構成され、内ハーフ後壁208と内ハーフ主面201を介して対向する他方の端部には、前述の開口部109の外ハーフ主面101に係合し当該開口部109を塞ぐ扉部209を備える。扉部209の詳細構成は、図8に示したように扉凸壁210から仕切線211を介して扉凹壁212が連接している。また、扉部209は、内ハーフ側壁203と扉凹壁212及び扉凸壁210との間に扉部209を回動させる回動軸213を備えたヒンジ部214を介在させ、扉凸壁210及び内ハーフ主面201とを斜辺216で略台形形状の扉側壁215が設けられている。なお、扉凹壁212の内ハーフ主面201と対向する面には、前述の扉係止凹部115と係合する扉係止凸部220を備え、閉扉状態を確実にした構成が好ましい。
なお、内ハーフ側壁203の内側には、内ハーフ低側壁部204の一部を板バネ状にした摺動付勢部218を内ハーフ低側壁部204の略中央部に備え、前述したように外ハーフ側壁102に備える摺動停止部112に対し付勢力を付与すると共に、外ハーフ100と内ハーフ200との集合範囲を規制する。さらに、内ハーフ低側壁部204の便治部214近傍には、内部に凸部を備えたバネ部219を備え、当該バネ部219はBDカートリッジ400の表裏検出孔409に対し付勢係合する。このバネ部219の内ハーフ主面201側の端と内ハーフ主面201との距離を、バネ部219の外ハーフ主面101側の端と外ハーフ主面101との距離よりも狭くする構成を採用すると、ケースに対するBDカートリッジ400の前面404を傾斜突起部111側に挿入した場合でも、バネ部219と表裏検出孔409との係合に応じて、BDカートリッジ400の表裏を挿入する際の摺動摩擦力の差で検出できるため好ましい。
また、図7に示したように、扉側壁突出部224と図3に示した扉係合凹部119とを備えると、扉部209が閉扉状態では扉側壁突出部224が扉係合凹部119の内壁で係合し、扉部209が開扉状態では扉側壁224が扉係合凹部119が形成する空間を遊挿するため、扉部209の開閉状態がさらに確実になるため好ましい。なお、外ハーフ側壁102に第2の外ハーフ側壁リブ118を、外ハーフ上部摺動面116と略面一に設けると、扉側壁215の斜辺216が第2の外ハーフ側壁リブ118に沿って開扉するため、飛ぶラブ209の開扉状態を確実化することができる。
また、内ハーフ主面201の内ハーフ後壁208から連接する内ハーフ主面リブ222を備えると、BDカートリッジ400の下ハーフ402及び/または上ハーフ401を押圧できるため、ケース内部でのBDカートリッジの揺動を抑制することができる。また、当該内ハーフ主面リブ222の内ハーフ主面201からの高さより突出する内ハーフ主面突起部223を、内ハーフ後壁208の略中央部近傍に備えると、特にBDカートリッジのシャッタ407を選択的に位置決めすることができるため、BDカートリッジ400を安定的に収納することができると共に、BDカートリッジ400のケースに対する向き及び/または表裏の方向に対する検知精度も向上できる。当該内ハーフ主面突起部223の内ハーフ主面リブ222からの突出量は、BDカートリッジ400のシャッタ407の厚み以下に設定すると良い。さらに、内ハーフ主面突起部223を備える構成の場合には、後突起部107の中央部の内ハーフ主面201側に、当該内ハーフ主面突起部223の幅及び突出高さを避ける切取部117を備えると、後突起部107の摺動の際に内ハーフ主面突出部223が当接することがないため好ましい。
次に、本発明のケースの動作について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のケースにBDカートリッジ400を挿脱する場合の動作を説明する図である。先ず、同図(a)に示すようにBDカートリッジが収納されて状態から、矢印A方向に摺動力を付与すると、同図(b)に示すようにBDカートリッジ400の前面404が傾斜突起部111の面に当接しながら内ハーフ200と共にBDカートリッジ400も矢印A方向に摺動し、扉部209は矢印B方向に開扉する。摺動停止部112が摺動付勢部218の扉部209側に付勢部に係合することで、前述したように摺動を停止する。次に、同図(c)に示すように、内ハーフ200を外ハーフ100の矢印C方向に摺動させ戻すと、外ハーフ主面リブ103のみがBDカートリッジ400に対して押圧しているが、内ハーフ主面リブ222及び外ハーフ主面リブ103十でBDカートリッジ400を押圧している場合と比べると押圧力は弱化しているため、内ハーフ200のみが摺動し、BDカートリッジ400は後面405を開口部109から突き出した状態で停止し、BDカートリッジ400を後面405側の表裏を把持することでケースから抜き取ることができる。なお、開口部109からの突き出し量は、BDカートリッジ400のBD403露出凹部近傍までとすると、ケースからの挿抜に際してBD403を手で触れることを抑制できる。また、ケースにBDを収容する際には、同図(a)の状態から(b)の状態で扉部209を開扉させた後、矢印Cの方向に内ハーフ100を戻し、扉部209が開扉状態でBDカートリッジ400をケース内部に挿入することで簡単に装填できる。
次に、本発明のケースに対しBDカートリッジ400の誤装填検出について図を参照して説明する。図9は、BDカートリッジ400をケースに対して装填するときの状態を示している。同図(a)は傾斜突起部111の方を前面404とした正常の装填状態であるため、カートリッジ400はケース内部に収納されたことを扉部209の閉扉状態で確認することができる。同図(b)は、後面405を傾斜突起部111の方向にした逆方向の装填である。この場合には、後面405と2辺406との成す角度が、前面404の成す面取りとは形状が異なるため、傾斜突起部111に面状に沿うことができないため、BDカートリッジ400は傾斜突起部111の途中に当接し、BDカートリッジ400の装填を妨げる結果、扉部209を閉扉することができず誤装填が検出できる。同図(c)は側面410を傾斜突起部111側に、また(d)は逆に側面411を傾斜突起部111側に装填した場合である。(c)の場合も反対側では(d)の場合のように傾斜突起部111の途中で側面411が当接するため、扉部209を閉扉することができないため、誤装填であることが検出することができる。
以上説明したように、本発明のケースを用いると、BDカートリッジを後面からカートリッジの上下面を把持し取り出すことができるため、装置への装着状態でケースから取り出すことができ、操作者の手間を軽減できると共に、ケースに収納した状態で扉を閉扉状態にすることができるため、埃等が付着することがない。
本発明のケースは、相対向する面に異なる面取りを施された収納物品を、一方の面取りに合わせた傾斜突起部を備えることで、当該収納物品を精度良く収納できるケースで、多様化するディスクカートリッジを収納するケース等に応用できる。
(a)は本発明の一実施形態の収納状態を示す要部断面図、(b)は同実施形態のずらした状態を示す要部断面図、(c)は同実施形態の取り出し状態を示す要部断面図 本発明の一実施形態の外ハーフの構成を示す平面図 同実施形態の外ハーフの側面図 同実施形態の外ハーフの側面図 同実施形態の内ハーフの構成を示す平面図 同実施形態の内ハーフの構成を示す側面図 同実施形態の内ハーフの構成を示す側面図 同実施形態の内ハーフの構成を示す側面図 (a)は本発明の一実施形態の収納状態を示す側断面図、(b)は同実施形態の一挿入方向における収納状態を示す側断面図、(c)は同実施形態の他の挿入方向における収納状態を示す側断面図、(d)は同実施形態の別の挿入方向における収納状態を示す側断面図 (a)は本発明に適用できるカートリッジの一例の表平面図、(b)は同カートリッジの裏平面図 同カートリッジの斜視図 従来のカートリッジの一例を示す平面図
符号の説明
100 外ハーフ
101 外ハーフ主面
102 外ハーフ側壁
103 外ハーフ側壁リブ
104 外ハーフ主面側端面
105 外ハーフ上部摺動面
106 外ハーフ庇部
107 後突起部
108 間隙部
109 開口部
110 外ハーフ主面リブ
111 傾斜突起部
112 摺動停止部
113 第2の外ハーフ主面リブ
114 第3の外ハーフ主面リブ
115 扉係止凹部
116 外ハーフ上部摺動面
117 切取部
118 第2の外ハーフ側壁リブ
119 扉係合凹部
200 内ハーフ
201 内ハーフ主面
202 内ハーフ庇部
203 内ハーフ側壁
204 内ハーフ低側壁部
205 内ハーフ側壁リブ
206 内ハーフ側壁平坦部
207 内ハーフ上部摺動面
208 内ハーフ後壁
209 扉部
210 扉凸壁
211 仕切線
212 扉凹壁
213 回動軸
214 ヒンジ部
215 扉側壁
216 斜辺
217 内ハーフ庇リブ
218 摺動付勢部
219 バネ部
220 扉係止凸部
221 扉突起部
222 内ハーフ主面リブ
223 内ハーフ主面突起部
224 扉側壁突起部

Claims (8)

  1. 外ハーフと前記外ハーフの内側に内包する内ハーフとを備え、前記外ハーフ及び前記内ハーフに外力を付与することで前記外ハーフの摺動部と前記内ハーフの摺動部とが前記外力の付与方向に摺動し、前記外ハーフ及び前記内ハーフの相対位置にずれを発生するケースであって、
    前記外ハーフは、
    略四角形の外径を有する外ハーフ主面、
    前記外ハーフ主面を成す四辺の内、相対向する一対の辺からそれぞれ所定の高さだけ立設し、前記外ハーフ主面と対向する上面で摺動する外ハーフ上部摺動面を有する外ハーフ側壁、
    前記一対の辺に直交する前記一方の辺からそれぞれ所定の幅の外ハーフ庇部を介し、前記一対の外ハーフ側壁から所定距離の間隙部をそれぞれ備え、前記外ハーフ主面から前記外ハーフ側壁よりも高さが低い高さで前記外ハーフ主面から立設する後突起部、
    及び、
    前記一方の辺と前記外ハーフ主面を介して対向する他方の辺側は開口部、
    を備え、
    前記内ハーフは、
    前記外ハーフ主面と略合同形状で前記外ハーフ主面に対向する内ハーフ主面、
    前記内ハーフ主面を成す四辺の内、相対向する一対の辺から一対の前記外ハーフ側壁の略肉厚の幅を有する一対の内ハーフ庇部を介し、前記内ハーフ主面に対し略平行な面の内ハーフ上部摺動面を一対有し、前記内ハーフ主面から前記内ハーフ上部摺動面までの高さが前記外ハーフ側壁の略高さで、前記内ハーフ主面から立設する一対の内ハーフ側壁、
    前記一対の内ハーフ側壁の一方の端部それぞれを渡橋し、前記内ハーフ主面の前記一方の辺から前記内ハーフ側壁と略同一高さ立設する内ハーフ後壁、
    前記内ハーフ後壁と前記内ハーフ主面を介して対向し、前記内ハーフ側壁と略同一高さで前記内ハーフ主面から立設する扉前壁と、前記内ハーフ側壁の略延長線上で、前記扉前壁と前記内ハーフ主面とに係合する斜辺を有する一対の扉側壁とを備える扉部、
    及び、
    前記斜辺と前記内ハーフ主面との係合箇所と、前記内ハーフ後壁が係合する前記内ハーフ側壁の前記一方の端部以外の他方の端部それぞれとの間に、前記扉部が回動する回動軸を備えたヒンジ部、
    を備え、
    前記外ハーフ主面には、
    一対の前記外ハーフ側壁から前記内ハーフ側壁の略肉厚だけ離隔し、前記外ハーフ側壁に並んで設けたそれぞれ複数の外ハーフ主面リブと、
    一対の前記外ハーフ側壁の間隔の中心線を対称軸とし、前記外ハーフ後突起部から前記開口部の方向に拡大する傾斜突起部と、
    を備え、
    前記外ハーフ側壁には、
    前記外ハーフ主面側に立設する複数の外ハーフ側壁リブ
    をそれぞれ備え、
    前記内ハーフ庇部には、前記内ハーフ側壁に対向する前記内ハーフ庇部端辺に、前記内ハーフ主面から立設し、前記内ハーフ主面に対向する上部摺動面を有する内ハーフ庇リブを備え、
    前記内ハーフ側壁は、
    前記内ハーフ主面からの立設距離が前記内ハーフ上部摺動面よりも低く、前記内ハーフ主面と平行な内ハーフ側壁平坦面を有する内ハーフ低側壁部と、
    前記内ハーフ庇部側に突出すると共に前記内ハーフ上部摺動面となる複数の内ハーフ側壁リブと
    で構成され、
    前記外ハーフ側壁リブの前記外ハーフ主面側の端面と前記内ハーフ側壁リブの前記内ハーフ主面側の端面との摺動係合、前記外ハーフ主面リブの前記外ハーフ主面に対向する外ハーフ主面リブ上端面と前記内ハーフ側壁平坦面との摺動係合、または、前記内ハーフ庇リブの前記上部摺動面と前記外ハーフ上部摺動面との摺動係合の何れかで前記外ハーフと前記内ハーフとの相対位置が変化する構造を有するケース。
  2. 前記外ハーフ主面上に、前記外ハーフ側壁に対し平行に前記後突起部から前記扉部側に延びる複数の第2の外ハーフ主面リブを備え、前記内ハーフ主面上に、前記内ハーフ側壁に対し平行に前記内ハーフ後壁から開口部側に延びる第2の内ハーフ主面リブを備えることを特徴とする請求項1記載のケース。
  3. 前記一対の内ハーフ側壁の中心線近傍であって、前記内ハーフ後壁近傍の前記内ハーフ主面リブを備える箇所に、前記内ハーフ主面リブの前記内ハーフ主面からの高さ以上の突出高さを有する内ハーフ主面突起部を備えることを特徴とする請求項2記載のケース。
  4. 前記内ハーフ側壁の前記内ハーフ主面からの高さ方向の略中央部で、前記内ハーフ側壁の前記内ハーフ後壁及びヒンジ部間の略中央部に、前記外ハーフの摺動を規制する付勢力を前記外ハーフ側壁に付与する摺動付勢部を二箇所ずつ備えることを特徴とする請求項1記載のケース。
  5. 前記摺動付勢部が前記付勢力を及ぼす前記外ハーフに備える摺動停止部は、前記外ハーフ側壁リブよりも前記外ハーフ主面側に突出し、前記外ハーフ主面への投影図は前記後突起部側に面取り斜面を有する五角形形状で、前記外ハーフ側壁への投影図は中空の四角形状であることを特徴とする請求項4記載のケース。
  6. 前記内ハーフ側壁のヒンジ部近傍に、前記内ハーフ主面からの距離が前記外ハーフ主面からの距離より短い、相対向する前記内ハーフ側壁側に突出する凸形状のバネ部を備えることを特徴とする請求項1記載のケース。
  7. 前記開口部側の前記外ハーフ主面を形成する辺の中心線に関して略対称に、第3の外ハーフ主面リブを備えることを特徴とする請求項1記載のケース。
  8. 前記扉前壁は、前記内ハーフ後壁からの距離が短い扉凹壁と、前記距離が長い扉凸壁とが仕切線を介して連続して備えられ、前記扉凹壁の中心線に関して略対称の位置に前記内ハーフ後壁の方向に突出する扉突起部を備えることを特徴とする請求項1記載のケース。
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