JP4027355B2 - 画像処理装置および画像処理方法および画像形成装置および制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法および画像形成装置および制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、1つまたは複数の鍵付きシート収納部を有する画像処理装置および画像処理方法および画像形成装置および制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
近年の印刷システムにおいても、電子政府等を背景に、各種証明書や公文書をオンデマンドで印刷する需要が増えつつある。サービス性の向上を目的に、コンビニエンスストア等での印刷サービスが提供可能な環境が整備されつつある。
一方、このような公共サービスには、印刷物の正当性、原本性を認識できるよう、印鑑や透かし等の特殊用紙への対応が求められている。
また、非接触で情報の読み出しや書換えが可能なデバイスとしてRFID(Radio Frequency IDentificationsystem)が普及してきている。このデバイスとして、例えば0.4mm角程度の微細なチップも開発されてきており、用紙に実装して印刷物のID管理や偽造防止への応用が考えられている。このような微細なRFIDチップを実装した用紙も、上記のような特殊用紙として、各種証明書や公文書、伝票などの印刷に用いられる応用も考えられる。
このような、透かし、RFID付き用紙、押印済み用紙などを給紙カセットに入れて印刷することは従来のプリンタや複合機でも可能である。
しかしそのような用紙は、悪用されないように、管理できるしくみがないと実用化は難しい状況となっている。
特に、コンビニエンスストアに置かれる複合機を想定した場合は、一般客が用紙カセットも操作できてしまうため、上記のような用途には適用が困難な状況である。
一方、用紙カセットに施錠装置をつけて管理するものが特許文献1として既に公開されている。
特開2001−121795号公報
しかしながら、特開2001−121795号公報に開示されている技術では、単に必要なユニットにのみ施錠装置をつけられるようにしたものであり、小型のLBPのように1段のカセットしか装備しないプリンタにおいて、最小限のコストで施錠装置を備えた用紙カセットを持つモデルを提供するためのものである。
複数の給紙カセットを備える複合機では、施錠装置を備えた用紙カセットに対する特有な制御を求められ、そのような要求に応える技術はこれまで提案されていなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、上述の問題を解決できる、画像処理装置および画像処理方法および画像形成装置および制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
又、本発明は、利便性とセキュリティとが両立する種々のプリントサービスを展開できる画像処理環境を構築できる画像処理装置および画像処理方法および画像形成装置および制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
又、本発明は、オフィス環境、市役所等、互いに環境が異なる複数種類の利用環境のぞれぞれの環境に適した柔軟で且つ使い勝手の良い便利な装置、システムを提供できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり、且つ、特定種類の用紙を用いて印刷を行う場合に、当該鍵が施錠状態の給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり、且つ、前記特定種類の用紙を用いずに印刷を行う場合に、当該鍵が開錠状態の給紙部以外の鍵なし給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、前記鍵なし給紙部が用紙切れとなったら当該鍵が開錠状態の給紙部から用紙を給送させる、制御手段と、を有することを特徴とする。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、用紙ジャムが発生したかどうかを検知する検知手段と、前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、管理者に対するジャム発生の通知を実行し、一方、前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、用紙ジャムを除去する為の表示を前記画像処理装置の操作部に実行させる、制御手段と、を有することを特徴とする。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、公証性が要求される個人情報が含まれているデータを前記画像処理装置により印刷させる制御手段を有し、前記制御手段は、前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、前記個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される特定種類の用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を許可し、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、前記個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を禁止する、ことを特徴とする。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、外部装置から取得した公証性が要求される個人情報が含まれているデータと前記画像処理装置の原稿読取手段により読み取られた原稿のデータとを選択的に前記画像処理装置により印刷させる、制御手段を有し、前記制御手段は、前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり且つ前記外部装置から取得した前記個人情報が含まれているデータを印刷する場合に、当該鍵が施錠状態の鍵付き給紙部から印刷に必要な紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり且つ前記原稿読取手段により読み取られた原稿のデータを印刷する場合に、当該鍵が開錠状態の紙部以外の鍵なし給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、前記鍵なし給紙部が用紙切れとなったら当該鍵が開錠状態の給紙部から用紙を給送させる、ことを特徴とする。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり、且つ、特定種類の用紙を用いて印刷を行う場合に、当該鍵が施錠状態の給紙部から印刷に必要な紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり、且つ、前記特定種類の用紙を用いずに印刷を行う場合に、当該鍵が開錠状態の給紙部以外の鍵なし給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、前記鍵なし給紙部が用紙切れとなったら当該鍵が開錠状態の給紙部から用紙を給送させる、ことを特徴とする。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、管理者に対するジャム発生の通知を実行させ、一方、前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、用紙ジャムを除去する為の表示を前記画像処理装置の操作部に実行させる、ことを特徴とする。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、公証性が要求される個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される特定種類の用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を許可し、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、前記個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を禁止する、ことを特徴とする。
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり且つ前記画像処理装置が外部装置から取得した公証性が要求される個人情報の含まれているデータを印刷させる場合に、当該鍵が施錠状態の鍵付き給紙部から印刷に必要な特定種類の用紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり且つ前記画像処理装置が具備する原稿読取手段により読み取られた原稿のデータを印刷させる場合に、当該鍵が開錠状態の鍵付き給紙部以外の給紙部から印刷に必要な用紙を給送させる、ことを特徴とする。
鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの用紙を用いた画像形成動作を実行する画像形成装置であって、前記鍵付き給紙部が施錠された状態で該鍵付き給紙部特定種類の用紙を用いた画像形成動作を前記画像形成装置により実行させることを許可する制御手段を有し、更に、前記制御手段は、前記鍵付き給紙部が開錠された状態でも前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部が施錠された状態にて画像形成動作に用いた前記鍵付き給紙部の特定種類の用紙とは異なる種類の用紙であって前記鍵付き給紙部にセットされる用紙を用いた画像形成動作を、前記画像形成装置により、実行させる、ことを特徴とする。
鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置であって、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを許可する、制御手段を有することを特徴とする。
鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部を具備し、前記鍵付きタイプの給紙部から給送される用紙を用いて公証性が要求される個人情報を含んだデータを印刷する印刷動作を実行する、画像形成装置であって、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記印刷動作を前記画像形成装置に実行させるための指示を操作手段を介してユーザから受け付けることを許可し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記指示を前記操作手段を介してユーザから受け付けることを禁止する、制御手段を有することを特徴とする。
施錠されている鍵付きタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う住民票印刷モードと、鍵無しタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う該住民票印刷モード以外の他の画像形成モードを有する、画像形成装置であって、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を許可し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を禁止し、前記他の画像形成モードのユーザによる選択を許可する、制御手段を有することを特徴とする。
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備し、前記鍵付きタイプのシート収納手段から給送される特定種類の用紙を用いた印刷動作を実行する、画像形成装置であって、前記鍵付きタイプのシート収納手段が施錠されている状態の場合に、前記印刷動作前記画像形成装置に実行させるための指示を操作手段を介してユーザから受け付けることを許可し、一方、前記鍵付きタイプのシート収納手段が開錠されている状態の場合に、前記指示を前記操作手段を介してユーザから受け付けることを禁止する、制御手段を有することを特徴とする。
鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの用紙を用いた画像形成動作を実行する画像形成装置の制御方法であって、前記鍵付き給紙部が施錠された状態で該鍵付き給紙部用紙を用いた画像形成動作を前記画像形成装置により実行させることを許可し、前記鍵付き給紙部が開錠された状態でも前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部が施錠された状態にて画像形成動作に用いた前記鍵付き給紙部の特定種類の用紙とは異なる種類の用紙を用いた画像形成動作を、前記画像形成装置により、実行させる、ことを特徴とする。
鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置の制御方法であって、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを許可する、ことを特徴とする。
施錠されている鍵付きタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う住民票印刷モードと、鍵無しタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う該住民票印刷モード以外の他の画像形成モードを有する、画像形成装置の制御方法であって、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を許可し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を禁止し、前記他の画像形成モードのユーザによる選択を許可する、ことを特徴とする。
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備し、前記鍵付きタイプのシート収納手段から給送される特定種類の用紙を用いた印刷動作を実行する、画像形成装置の制御方法であって、前記鍵付きタイプのシート収納手段が施錠されている状態の場合に、前記印刷動作を前記画像形成装置に実行させるための指示を操作手段を介してユーザから受け付けることを許可し、一方、前記鍵付きタイプのシート収納手段が開錠されている状態の場合に、前記指示を前記操作手段を介してユーザから受け付けることを禁止する、ことを特徴とする。
本発明によれば、たとえば、鍵付きシート収納部を具備する装置において該鍵付きシート収納部が施錠状態でも開錠状態でも該装置を利用可能にしたうえで、鍵付きシート収納部が施錠状態の場合と、鍵付きシート収納部が開錠状態の場合とで、異なるシーケンスで該装置を自在に動作させることができ、利便性とセキュリティとが両立する種々のプリントサービスを展開できる画像処理環境を構築できるという効果を奏し、又、上述の構成により、オフィス環境、市役所等、互いに環境が異なる複数種類の利用環境のぞれぞれの環境に適した柔軟で且つ使い勝手の良い便利な装置、システムを提供できるという効果を奏する。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。なお、実施形態の説明に当たっては、給紙部を意味する用語として給紙カセット、シート収納部の用語を用いているが、両者で別のものを意味するものではなくともに給紙部を意味するものである。また、給紙カセット、シート収納部の用語に応じて用紙、シートなる用語を用いているが、用紙とシートとで意味するところは同じものである。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理システム(画像形成システムとも呼ぶ)の一例を示すシステム構成図である。
図1において、100は画像処理装置(画像形成装置とも呼ぶ)の一例であるカラー複写機で、スキャナ部102とプリンタ部101とが通信してカラー画像を形成可能であり、ネットワーク経由で住民票等を印刷できる機能を備え、コンビニエンスストアに設置可能に構成されている。
102はスキャナ部で、原稿画像を読み取ってプリンタ部101へデータを送信してカラーコピーを得ることができる。103はタッチパネルの液晶モニタによる操作部であり、カラー複写機100に関する種々の操作を行える。104,105は一般的な鍵なし給紙カセットであり、カラー複写機100でのコピーやプリントに用いる用紙をセットできる。106は本発明の特徴的な鍵付き給紙カセットで、鍵107を備え、特定の記録媒体を通常のユーザが補給等が行えないように、すなわち、所定の鍵により鍵付き給紙カセット106を引き出せないように施錠できるように構成されている。
なお、鍵付き給紙カセット(鍵付きタイプの給紙カセット)106には、鍵107の施錠状態を検知するための施錠状態検知センサ(機械的、電気的、光学的等のいずれのセンサ機構でもよい)を備え、そのセンサが検出する状態信号がCPU302(図3)に通知されることで、CPU302が施錠状態を判定可能に構成されている。
また、RAM303には、後述する図10等に示すテーブルを記憶する領域が確保されており、各カセットの管理情報(名称、用紙サイズ、用紙有無、開閉状態、カセット属性(鍵付きか否か)、施錠状態)を記憶している。なお、該施錠状態は、前記施錠状態検知センサからの状態信号から施錠状態であるか、解錠状態であるかを示すフラグが設定されるものとする。
108はコインボックスであり、カラー複写機100で使用するコピーやプリントサービスの料金をユーザが投入できるように構成されている。
109はADSLモデム(モデム)であり、カラー複写機100をインターネット110に接続する。111は住民票サーバであり、公共団体によりその情報源が管理され、インターネット110等の通信媒体に接続され、コンビニエンスストアに赴く住民が該カラー複写機100の操作部103を操作して、住民票の証明請求操作指示に応じ住民票データを返信する。
このような構成により、コンビニエンスストアに置かれたカラー複写機100を操作し、料金を払うことにより、住民票を印刷して取得できる公共サービスを提供するものとする。
図2は、図1に示した鍵付き給紙カセット106に収容される特定記録媒体とその印刷結果を示す図であり、例えば特定記録媒体に透かしがあらかじめ入っている場合に対応する。
図2において、201が住民票印刷に用いる用紙(特定記録媒体)であり、例えばA4サイズで、透かし202が所定位置にあらかじめ入っている特殊な用紙である。なお、この用紙201は、権限のある補給者のみが該鍵107を解錠して補給可能な用紙である。
203は住民票印刷結果で、サーバ111から受信した住民票データに基づいて透かし202が入った用紙201にプリンタ部101が印刷することにより得られる。なお、住民票情報の構成は、各公共団体により異なる場合がある。
このように住民票印刷結果203に示すように、例えば右肩に透かし202が入っていることで、当該印刷物の正当性、原本性を担保することができ、公証証書として機能し、通常のコピーと区別が可能となる。
この透かし入り用紙201は、正規の使用方法以外に使われないように、管理する必要があり、本実施形態では、透かし入り用紙201の束をカラー複写機100の鍵付き給紙カセット106に入れ、例えば市役所の担当者のみが持っている鍵によってのみ補給できるように構成されているものとする。
図3は、図1に示したカラー複写機の構成を説明するブロック図である。
図3において、302はCPUで、ROM304に記憶される起動時のブートプログラム等を含む各種の制御プログラムをRAM303にロードして、CPUバス301に接続される各デバイスを総括的に制御する。なお、RAM303は、スキャン画像データ、プリント画像データのフレームバッファやシステム動作のワークエリアとして使用される。
305はHDDI/Fで、接続されるHDD306への書き込みまたは読み出しを行う。なお、HDD306は、システムソフトウエアやスキャン画像データを保管する。307はスキャン部であり、CCDセンサやハロゲンランプから構成される。
308はプリンタ部であり、電子写真方式によるカラープリンタが用いられている。309は画像処理部であり、スキャン部307により読み取られる画像データに対して、ガンマ補正処理やキャリブレーション、色空間変換など、各種のASICによる画像処理を行う。
310はLANI/Fであり、100BaseT/10BaseTのEthernet(登録商標)によりLANに接続される。311はI/Oコントローラで、操作部312が接続され、操作部312が備えるLCDへの表示処理(UI処理)と、タッチパネル、メカニカルボタンからの指示情報をCPU302に通知する。
この様に構成されたカラー複写機において、LANI/F310を介してポストスクリプトまたはPDFで記述されたジョブをデータ処理装置(図1に示したサーバ111を含む)から所定のプロトコルで受信し、ワークRAM303に保存する。そして、CPU302によりポストスクリプトの記述を解釈しラスタ画像を生成してRAM303上に確保されるフレームバッファに保存する。そして、該フレームバッファ上に保存されたラスタ画像データを読み出して、プリンタ部308に出力することにより、給紙される各種の記録媒体上に現像された画像を出力する。そして、この画像出力を各プリントデータ毎に、すなわちMCYKの順で画像データを現像して記録媒体に重ねる処理を繰り返し、カラー画像を形成する。
通常のネットワークプリンタとしての動作は上記の通りであるが、本実施形態の公共サービス印刷処理、例えば住民票印刷では、HDD306に記録された制御ソフト(制御プログラム)に沿って、インターネット110経由で住民票サーバ111から受信した、例えばPDFファイル形式の住民票データをRAM303上でラスタライズして印刷する処理を行う。なお、その印刷処理の詳細は後述する。
図4は、図1に示したカラー複写機100の鍵付き給紙カセット106の鍵107による施錠/解錠機構を説明する要部断面図であり、図1に示した鍵付き給紙カセット106の左手前部分を上部401側上から見た例である。なお、図4の(a)が鍵が解錠した状態に対応し、図4の(b)は鍵が施錠された状態に対応する。
図4において、402が施錠ユニットであり、図1に示した鍵107の部分に相当する。404は前記施錠ユニット402用の鍵である。403はロックバーで、鍵の操作により伸び縮みする。405は前記カラー複写機100の筐体側に固定された給紙カセットのガイド部分の板金である。この板金405には施錠ユニット402のロックバー403の位置に対応する穴406が設けてある。そして、板金405にはセンサ407が装備され、施錠されているかどうかを検知することが可能である。
鍵404は、施錠ユニット402の前面の鍵穴(図示せず)に挿入し回転させることにより、ロックバー403は板金405の穴406を通過し、吐出位置408の位置まで伸び出て停止する。このロックバーに403により、鍵付き給紙カセット401が板金405に固定され、引き出すことができないようになる。
鍵404を、施錠ユニット402の前面の鍵穴に挿入し逆方向に回転させることにより、ロックバー408は位置403まで戻り、開錠され、鍵付き給紙カセット401を引き出せるようになる。
図5は、図3に示した操作部312に表示されるプリントサービスメニュー画面の一例を示す図であり、本実施形態では、通常のコピーサービスと、プリントサービスとをタブの選択により自在に切り替えて設定操作が行えるように構成されている。なお、このタブによる画面の切り替え制御は、CPU302が行うものとする。
図5において、501はプリントサービスタブである。502はコピータブである。これらのタブをユーザがタッチパネルで構成される操作部312に直接指で触ることにより、画面の表示内容が切り替わる構成となっている。図5の(aではプリントサービスのトップ画面503を表示している状態に対応する。
このトップ画面503では、このカラー複写機100で供給されるプリントサービスのメニューのボタン504〜506が並んで表示されている。ここでは、本発明に特徴的な住民票印刷のボタン504のほか、市のイベントの情報を引き出すためのボタン505と、映画チケットのボタン506が表示されている。
図5の(a)に示すプリントサービス画面において、ユーザが住民票印刷ボタン504を押すと、画面表示が住民票印刷の画面511に切り替える制御が実行される。なお、画面表示が住民票印刷の画面511は、UIデータとして、ハードディスク306に登録可能に構成され、該ボタン504が指示された際に、ハードディスク306から読み出されて操作部312の表示に反映されるように制御される。
そして、住民票印刷に関する説明と手順が表示され、カーソル507が今の操作フェーズを示す。
まず、ユーザは、表示されている手順に従って、住民コードをエリア508に対して入力する(なお、図示しないが、エリア508において、コード入力をガイドするカーソル507とは異なるカーソルを表示するように制御してもよい)。
住民一人一人に公共団体(例えば市役所)が住民各自に割振ったコード(例えば住民台帳コード)を数値入力する。この住民票印刷画面511の右下部にはテンキーといくつかのボタンが表示され、該コードを数字で入力することができる。そして、入力した内容を取り消すにはクリアボタンを押し、入力が終わったら決定ボタンを押す。
一方、一連の住民票印刷の操作をキャンセルする場合にはキャンセルボタンを押す。キャンセルボタンを押すとプリントサービスのトップ画面503の表示に切り替わる制御が実行される。
このようにして住民コードの入力が終わると、カーソル507が順次下方に移動し、次の入力処理であるパスワード入力に移る。ここでも、住民コードに対応してあらかじめ決めてあるパスワードを入力することで、本人であることの認証処理を行う。このときにもテンキー511を用いる。
そして、パスワードの入力が終わると、カーソル507が移動し、部数の入力になる。デフォルトでは「1」部になっているが、テンキー511を用いて、1〜20部の間で設定することができるように構成されている。
こうして、部数の入力が終わると、カーソル507がさらに下方に移動し、図示しない課金処理で算出された手数料(この場合には、200円と表示されている例である)料金をコインボックス108に投入することを促す。
そして、一部200円で、指定した部数分の料金がコインボックス108に入れられたことを確認したら、その後、カーソル507がさらに下方に移動し、住民票の印刷が開始される。
なお、図示していないが、お年寄りの方には、操作指示がわかりにくい場合を考慮して、カーソル507が指示している内容を音声データで読み上げる図示しないスピーカより音声ガイドするようにしてもよい。
図6は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、例えばCPU302がROM304またはハードディスク306から読み出される制御プログラムをRAM303にロードして実行される住民票印刷処理手順に対応する。なお、(601)〜(611)は各ステップを示す。
先ず、ステップ(601)で、操作部312に、例えば図5の(b)に示される操作画面を表示した状態で、住民コード入力を住民が数値入力すると、ステップ(602)にて、手順に従い、パスワード入力を上記同様にテンキー511を操作して行う。
そして、ステップ(603)で、住民コードとパスワードを暗号化した上でインターネット110経由で住民票サーバ111へ送信する。
そして、住民票サーバ111では、住民コードとパスワードとを住民台帳データベースのデータとそれぞれ照合を行い、一致しているか否かを判定してその判定結果をインターネット110経由で要求元のカラー複写機100に返信する。
そして、ステップ(604)で、住民票サーバ111から認証結果を受信して、ステップ(605)で、認証結果がOKかどうかを判断して、NGであると判定した場合は、ステップ(606)で、操作部312のLCD上に認証エラーを表示し、ステップ(602)のパスワード入力処理に戻る。
なお、その戻り回数が、設定数を超えていたり、日時を換えて頻繁に起こるかどうかを履歴として管理して、当該住民による印刷要求が悪意によるものか善意によるものかをサーバ111へ通知可能としてもよい。
一方、ステップ(605)で、認証結果がOKであると判断した場合には、ステップ(607)で、必要な部数を入力する。なお、部数が制限値を越えている場合には、警告を表示するものとする。
次に、ステップ(608)で、コインボックス108に料金を投入する。このときには、コインボックス108が所定の料金まで入金されたかどうかを検知する制御をCPU302が実行する。そして、正当な入金が確認された場合には、カラー複写機100は、インターネット110経由で住民コードと入金された金額と部数を送り、住民票データの取得を住民票サーバ111に要求する(609)。
カラー複写機100から取得要求に対して、住民票サーバ111は入金金額と部数を確認の上、住民コードの住民票データをデータベースから検索して抽出した後、PDFフォーマットにて返信する。
これに対して、ステップ(610)で、カラー複写機100は住民票サーバ111から送信された住民票データを受信する。そして、ステップ(611)で、受信したPDFフォーマットの住民票データをRAM303上でラスタライズして、給紙先として鍵付き給紙カセット106を選択し、該鍵付き給紙カセット106から図2に示した用紙202を給紙して印刷する。
なお、本実施形態では住民票の印刷サービスを例に取ったが、その他の公文書や証明書、有価証券の印刷処理でも本発明を適用可能である。
また、本実施形態ではパスワードによる個人認証を記述したが、指紋照合や生体認証など、その他の認証方法であってもよいし、指紋照合や生体認証とパスワード入力とを併用する構成としても構わない。
さらに、上記実施形態では、透かし202が入った用紙201に住民票サーバ111から受信した住民票データを印刷する場合について説明したが、住民票サーバ111から住民票データが発行される際に、住民票サーバ111が生成するユニークな管理情報(氏名と管理番号等に所定の乱数を組み合わせて生成されるユニークな情報)を合わせて印刷するように構成してもよい。ただし、その番号は、住民票サーバ111で個人情報として住民票データの履歴に付加して、後に、発行証明が必要な場合に備えて時限管理してもよい。
図7は、図3に示した操作部312に表示されるコピーメニュー画面の一例を示す図であり、本実施形態では、通常のコピーサービスと、プリントサービスとをタブの選択により自在に切り替えて設定操作が行えるように構成されている。なお、このタブによる画面の切り替え制御は、CPU302が行うものとする。また、本画面は、図5に示したコピータブ502をユーザが触ることによって、図7に示すコピー設定画面に切り替え表示制御される。
図7において、701はコピータブである。702はプリントサービスタブである。これらのタブを触ることにより、タブ位置より下方域の表示内容が変わる。ここではコピーの標準画面703を表示している。
704はステータスメッセージで、カラー複写機100のステータス「コピーできます。」が表示され、現在コピーできる状態であることを伝えている。705は両面設定ボタンで、このボタン705を押すことにより、いくつかの選択肢から両面モードを選択できる。ここでは片面モードが選択されている状態を示している。
706は拡張設定ボタンで、このボタン706を押すことにより、サブメニューが表示され、色の調節等多種多様な設定を行うことが可能である。707はトレイ選択ボタンであり、選択されたトレイと用紙サイズ、用紙残量が表示される。
708は倍率の表示部で、拡大ボタン709、縮小ボタン710、ズームボタン711を押すことにより、表示内容が切り替わる。712はコピーボタンで、該ボタン712を押すことによりコピー処理を開始できる。713はキャンセルボタンで、コピー動作を停止できる。
714はカラーモードの設定で、押すことによりカラーと白黒のモードを切り替えることができる。715は部数表示部で、テンキー716により部数を1〜999部の範囲で設定できる。
図8は、図3に示した操作部312に表示されるコピーメニュー画面におけるの要部設定画面の一例を示す図であり、図7において、トレイ選択ボタン707を押した場合に表示される。
図8に示すように、図7に示したトレイ選択ボタン707を押すと、カラー複写機100で利用可能な給紙段801〜803とそれぞれの用紙サイズ、用紙残量が表示されるようにCPU302により制御される。
そして、その表示される給紙段のうちの1つを押すことにより、所望とする給紙段を選択できる。ここでは、トレイ1のA4(給紙段801)、トレイ2のA3(給紙段802)、トレイ3のA3(給紙段803)が表示されている。トレイ3(給紙段803)については、鍵付き給紙段であり、施錠されている状態なので、鍵アイコン804が表示され、トレイと用紙サイズの表示がディム化され、選択できないことを示している。
このように本実施形態では、鍵付き給紙カセットで、かつ施錠状態ではその給紙カセットをコピーでは選択できないようにしている。
これにより鍵付き給紙カセットに入れた特定用途の用紙を不用意に使ってしまうことを防いでいる。
また、本実施形態では、鍵付き給紙カセットが施錠状態か開錠状態かのいずれの状態であるかがアイコンにより視覚的に判別できるため、開錠状態では鍵なし用紙カセットと同等に扱う。それにより、カラー複写機100の使用用途に応じて、給紙段を制限したり、通常の給紙段として使い分けることが可能になる。
なお、本実施形態では、施錠状態の鍵付き給紙カセットをディム化表示している例を示すが、全く表示しない実装にしてももちろん構わない。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、給紙カセット106に収容された透かし入りの用紙201に住民票サーバ111から取得される住民票データを印刷する場合について説明したが、給紙カセット106からの給紙に障害が発生した場合には、通常の操作者がジャム解除処理等を行えないため、その障害を特定の管理者に通知して、障害復旧を行う必要がある。そこで、その障害の通知と解除処理例について説明する。
なお、図1に示したカラー複写機100には、上記の構成に加えて、メールクライアント機能を備えている。従って、設定に応じて管理情報等を所定のメールアドレス(例えばハードディスク306に登録された管理者宛(PCや携帯電話や携帯端末を含む)へ送ることができるように構成されている。
図9は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、例えばCPU302がROM304またはハードディスク306から読み出される制御プログラムをRAM303にロードして実行される住民票印刷処理時のジャム処理手順に対応する。なお、(901)〜(906)は各ステップを示す。
カラー複写機100にて、ジャムが発生したことをCPU302が検知すると、ステップ(901)で、プリンタ部308の動作を強制停止する。そして、ステップ(902)で、施錠している鍵付き給紙カセット106から給紙した用紙がジャムしているかどうかをチェックして、鍵付き給紙カセット106がジャムしていないと判断した場合は、ステップ(904)へ進む。
一方、ステップ(902)で、鍵付き給紙カセット106がジャムしていると判定した場合は、ステップ(903)で、上述したE−mail通知機能を用いて管理者へメールにて通知を行い、ステップ(904)へ進む。
そして、ステップ(904)にて、ジャムの箇所やジャム用紙を取り除くことを促す処理をカラー複写機100の操作部103に表示して、ステップ(905)で、ジャムした用紙が取り除かれるまで待機する。
そして、ジャムした用紙が取り除かれたことを確認したら、ステップ(906)にて所定のリカバリ処理を行い、本処理を終了する。
その後、ジャムした部分から設定されていたコピーやプリントを再開処理する。
なお、本実施形態では、操作部の部分で説明したように、各給紙段の用紙残量を検知できる構成となっているので、CPU302が施錠状態の鍵付き給紙カセットの用紙の残量が残り少なくなったことを検知した場合には、上記同様に管理者にE−mail等で用紙補給を依頼する通知を行えるようにしてもよい。
また、鍵付き給紙カセットが施錠状態から開錠状態へ変化した時点をCPU302が検知し、上記同様に管理者へ警告のE−mail通知をしても良い。
また、本実施形態では電子メールにより管理者へ各種の情報を通知する例を説明したが、電話やポケベル等、他の手段により通知してももちろん構わない。
これにより、透かし等の特定の用紙による公文書や証明書等の印刷サービスをコンビニエンスストアなどの公共の場所においても提供できるようになる。
〔第3実施形態〕
なお、上記実施形態では、鍵付き給紙カセット106に収容された透かし入りの用紙201に住民票サーバ111から取得される住民票データを印刷する場合について説明したが、住民票サーバ111より取得される住民票データを印刷する際に、住民票部分とそれ以外とを分離できるように用紙201にあらかじめミシン目を入れたものを採用することで、住民票データを印刷する領域とその他の領域とに分けて、住民票以外の情報、例えば領収書を同時に印刷できるように制御してもよい。
また、上記実施形態では、図6に示したように、操作部312より住民コードが入力されると、住民コードとパスワードとが住民票サーバ111に送信される場合について説明したが、鍵付きカセットの鍵の施錠状態を判定して、施錠されていない場合には、住民コードとパスワードが送信されないように制御してもよい。
さらに、図6に示すステップ(601)の前に、同様に鍵付きカセットの鍵の施錠状態を判定して、ボタン504が選択できないように制御してもよい。
また、住民票データ処理中にジャムが発生した場合に、そのジョブを中断するか中止するかをあらかじめ設定して、住民票データ処理の実行を制御してもよい。
又、本実施形態の画像形成装置としてのカラー複写機100は、上述したように、画像が形成されるシートを収納するシート収納部として、施錠可能な鍵付き給紙カセットと施錠不可能な鍵無し給紙カセットを含む複数のシート収納部を具備している。そして、該画像形成装置100にて鍵付き給紙カセットの記録紙を用いた印刷処理を行う場合において、該鍵付き給紙カセットが、鍵がかけられている状態か、鍵がかけられていない状態か、その施錠状態に応じて、動作シーケンスを選択的に切り替えるよう該装置100のCPU302により制御している。
この動作の制御例を、図10〜図13を用いて、より具体的に説明する。
図10は、本画像形成装置100が具備する適当なメモリユニット(例えばRAM303或いはHDD306等)に保持させている管理テーブルデータ1001である。該テーブル1001には、CPU302の制御のもと、本画像形成装置100が具備する複数のシート収納部の各収納部毎の各種情報を記憶させる。CPU302は、該テーブル1001内のデータに基づいて各種制御を実行可能にする。
上記テーブル1001に保持しているシート収納部の管理情報としては、例えば、画像形成装置100が具備する複数の給紙カセットの名称を特定する為の名称情報や、現在、給紙カセットにシートが存在するか否かをCPU302により確認可能にするためのシートの有無情報、及び、その残量をCPU302により確認可能にする為のシート残量情報を含む。
更に、管理情報には、各給紙カセットに関して、ユーザによりオープンされている状態か否か、その開閉状態をCPU302により特定可能にするための開閉状態を示す情報が含まれる。又、各給紙部のうちのどの給紙カセットが鍵付きカセットであり、どの給紙カセットが鍵無し給紙カセットかをCPU302により特定可能にするための鍵付きカセット特定情報も管理情報として保持させる。更に、鍵付き給紙カセットが存在する場合において、その鍵付き給紙カセットが開錠されている状態なのか、施錠されている状態なのかを、CPU302により特定可能にするための施錠状態を示す鍵付き給紙カセットの施錠状態情報も管理情報として記憶させる。
このように、本実施形態は、複数種類のシート収納部に関する情報を、本画像形成装置が具備する各シート収納部毎に夫々区別可能に、記憶管理しており、本画像形成装置にて印刷動作を実行させる上で該情報をCPU302により利用可能に構成している。
尚、このテーブルデータ1001の情報は、操作部312からのユーザからの指示に応答して、操作部312の表示部に、ユーザが各シート収納部毎にそれぞれ識別可能な状態で表示させるようCPU302により操作部312を制御可能に構成している。
又、該テーブルデータ1001にセットさせる上記給紙カセットの各種管理情報のうちの、名称情報や用紙サイズの情報や用紙タイプの情報は、例えば、本画像形成装置100の操作者により予め装置100の操作部312を介して登録された情報を用いる。但し、用紙サイズの情報を、例えば、各給紙カセット毎に用紙サイズを検知する為の用紙サイズ検知センサを配設しておき、各用紙サイズ検知センサからの用紙サイズ情報を用いても良い。
基本的には、用紙の有無情報や用紙の残量情報は、例えば、各給紙カセット毎に用紙の有無や用紙の残量を検知可能な検知センサを配設しておき、該検知センサから出力情報に基づいて用紙の有無情報や用紙の残量情報を該テーブル1001にセットする。給紙カセットの開閉状態を特定する為の情報は、例えば、給紙カセットの着脱を検知するセンサを各給紙カセット毎に配備しておき、該センサからの出力情報を用いる。
給紙カセットが、鍵が付いているタイプの鍵付き給紙カセットであるのか、鍵が付いていないタイプの鍵無し給紙カセット(非鍵付き給紙カセット)であるのかを、CPU302により特定する為の鍵付き給紙カセット特定情報は、例えば、本画像形成装置としてのカラー複写機100の操作者により予めとしてのカラー複写機100の操作部312を介して登録された情報を用いる。
尚、給紙カセットのタイプを特定する為の情報を記憶可能なメモリを各給紙カセットに夫々配備しておき、カラー複写機100に給紙カセットがセットされたら、CPU302が、該給紙カセットのメモリの情報を参照することで、該給紙カセットが非鍵付き給紙カセットであるか鍵付き給紙カセットであるのか、そのタイプを特定可能に構成しても良い。
鍵付き給紙カセットをカラー複写機100が具備している場合に、その鍵付きカセットが、現在、鍵がかけられた状態(施錠状態)であるのか、鍵がかけられていない状態(開錠状態)であるのかを、各鍵付き給紙カセット毎に、CPU302により特定可能にする為の鍵付き給紙カセットの施錠状態情報は、次のような構成により管理情報としてCPU302により獲得可能にする。例えば、鍵付き給紙カセットの鍵がロックされている場合に施錠状態である事を示す情報を出力し、一方、鍵付き給紙カセットの鍵がロックされていない場合には開錠状態である事を示す情報を出力可能な、施錠状態検知センサを、各鍵付き給紙カセットに配備しておく。そして、該施錠状態検知センサからの情報に基づいて、CPU302は鍵付き給紙カセットの施錠状態を特定し、該情報をテーブル1001に給紙部の管理情報としてセットさせるよう制御する。
尚、鍵付き給紙カセットの施錠状態を特定する為の情報を、本画像形成装置100の操作者により、操作部312を介して入力させ、これにより、CPU302が鍵付き給紙カセットの施錠状態を特定可能にする構成でも良い。
このような構成のもとで、CPU302は、本画像形成装置としてのカラー複写機100が具備する鍵付きシート収納部の鍵の施錠状態(施錠状態であるのか開錠状態であるのか)に応じて、本画像形成装置100の動作を制御している。
但し、本実施形態は、本画像形成装置100が具備する鍵付きタイプのシート収納部が施錠されていない状態(即ち、開錠状態)であるからといって、本画像形成装置100の利用すること自体(画像形成装置100を動作させること自体)を、一律的に、全て禁止するわけではない。
即ち、本実施形態は、従来技術のような問題を未然の防止でき、且つ、画像形成装置100を様々な環境にて最適に運用活用できる効果を奏することが出来るようにするために次のような仕組みで構成されている。
例えば、本実施形態の画像形成装置は、鍵付きタイプのシート収納部が、施錠状態であっても、開錠状態であっても、何れかの状態であっても、本画像形成装置の利用自体(動作すること自体)は、許可するよう制御している。
そして、このような構成を前提として、本実施形態では、鍵付きシート収納部が施錠された状態で本画像形成装置100を運用動作させている場合(ケース1)と、鍵付きシート収納部が開錠状態のままで本画像形成装置100を運用動作させている場合(ケース2)とで、本画像形成装置100の動作シーケンスを異ならせるようCPU302により制御している。この制御例を、図10の状況と図11の状況とで、対比することで、説明する。
図10で示される動作状況は、本画像形成装置100には、鍵付きシート収納部として給紙カセット4を具備しており、尚且つ、現在、該鍵付き給紙カセット4が施錠された状態のままで、本画像形成装置100を運用動作させている場合の例に相当する。
一方、図11で示される動作状況は、本画像形成装置100には、鍵付きシート収納部として給紙カセット4を具備しており、尚且つ、現在、該鍵付き給紙カセット4が開錠状態(鍵がかけられていない状態)のままで、本画像形成装置100を運用動作させている場合の例に相当する。
図10の状況の場合に、例えば、CPU302は、次のような制御を行う。CPU302は、カセット4が鍵付き給紙カセットである事、及び、該鍵付き給紙カセットは施錠状態である事を、図10の管理テーブル1001内のデータを参照することにより、確認する。この場合に、CPU302は、鍵付き給紙カセットが施錠されている場合において本画像形成装置100にて実行を許可する機能(画像形成モードとも呼ぶ)の候補を特定し、その候補の中からユーザにより所望の機能を選択可能にする為の機能設定画面を、操作部312に表示させる。例えば、図5(a)の操作画面例がこれに該当する。
図5(a)の操作画面は、本画像形成装置100の複数の給紙カセットの中に鍵付き給紙カセットが含まれており、且つ、該鍵付き給紙カセットの鍵がかけられている状態(施錠状態)である場合に、操作部312に表示させる画面であり、この画面を介して住民票印刷モードをユーザにより選択可能にしている。住民票印刷モードは、該カラー複写機装置100のユーザが所望の住民票データを本画像形成装置100に入力して、該住民票データに基づいた画像を、鍵付き給紙カセットから給送させる特定種類のシート上にプリント可能にする画像形成モードである(詳細は先の実施例参照)。このように、CPU302は、画像形成装置100の現在の状態に関する情報を確認して結果として、該カラー複写機装置100は鍵付き給紙カセットを具備している事、及び、その鍵付き給紙カセットが施錠状態である事を確認した事を条件に、該住民票印刷モードを選択可能にする操作画面を操作部312に表示させることを許可し、該操作画面を介して当該住民票印刷モードを選択することで、該住民票印刷モードをカラー複写機装置100にて実行する事を許可するよう制御する。
一方、図11の状況の場合に、例えば、CPU302は、次のような制御を行う。CPU302は、カセット4が鍵付き給紙カセットである事、及び、該鍵付き給紙カセットは開錠状態である事を、図11の管理テーブル1001内のデータを参照することにより、確認する。
この場合に、CPU302は、鍵付き給紙カセットが施錠されている場合においてのみ利用を許可する機能(画像形成モードとも呼ぶ)に該当する例えば上記住民票印刷モードの選択及び実行は禁止するよう制御する(ユーザにより利用可能な機能を制限する)。
そして、鍵付きシート収納部が開錠状態の場合において利用を許可する機能の候補を特定し、その候補の中からユーザにより所望の機能を選択可能にする為の機能設定画面を、操作部312に表示させる。例えば、図11の状況の場合、CPU302は、上記住民票印刷モードの選択及び実行を禁止し、且つ、該住民表示印刷モードの設定を実行可能にする例えば図5の操作画面を操作部312に表示する事自体も禁止するよう制御するが、本画像形成装置100が具備するスキャナ307により原稿の読取動作及び該読取った原稿の画像データをHDD306を介してプリント部308によりプリントさせる動作モード(通常コピーモードと呼ぶ)の実行は許可するよう制御し、該通常コピーモードを実行させる際の設定画面を操作部312に表示させ、該設定画面を介してユーザにより該モードの選択及び該モードの実行を許可するよう制御する。
このように、本実施形態では、鍵付きシート収納部が施錠された状態にて本画像形成形成装置100にて利用を許可する動作モードと、鍵付きシート収納部が開錠された状態にて本画像形成形成装置100にて利用を許可する動作モードと、を区別するよう制御し、操作部312に表示させる画面も、鍵付きシート収納部が施錠されている場合と、施錠されていない場合とで、区別して表示させるようCPU302により制御する。
尚、鍵付きシート収納部が施錠されている場合には、鍵付きシート収納部が施錠されている場合においてのみ利用を許可する動作モード(この例では、住民票印刷モード)と、鍵付きシート収納部が開錠されている場合において利用を許可する動作モード(この例では、通常コピーモード)の両方に該当する動作モードの候補の中からユーザの所望とする動作モードを選択可能に制御する。
一方、鍵付きシート収納部が開錠されている場合には、鍵付きシート収納部が施錠されている場合においてのみ利用を許可する動作モード(この例では、住民票印刷モード)はユーザにより選択を不可とし、鍵付きシート収納部が開錠されている場合において利用を許可する動作モード(この例では、通常コピーモード)に該当する動作モードの候補の中からユーザの所望とする動作モードを選択可能に制御する。
又、本実施形態は、上述したように、たとえ鍵付きシート収納部の鍵が施錠されていない状態(図11の状態)であっても、画像形成装置100を動作させることを許可している。そして、更に、本実施形態では、例えば、鍵付きシート収納部が開錠状態の場合においても、当該解錠状態の鍵付きシート収納部(この例では、給紙カセット4)をユーザにより選択することを許可し、且つ、該開錠状態の鍵付きシート収納部に収納されているシートを使って所望の画像データを形成させる一連の記録動作を実行する事を許可している。
勿論、その一方で、鍵付きシート収納部の鍵が施錠されている状態(図10の状態)下において該施錠状態の鍵付きシート収納部(この例では、給紙カセット4)をユーザにより選択可能にし、且つ、該施錠状態の鍵付きシート収納部に収納されているシートを使って所望の画像データを形成させる一連の記録動作を実行する事も許可している。
但し、本実施形態では、このような構成を前提としているものの、CPU302の制御により、実際に印刷動作を画像形成装置100により開始させた以降についても、その動作シーケンスを、鍵付きシート収納部が施錠された状態で画像形成装置100を動作させているケースと、鍵付きシート収納部が開錠された状態のままで画像形成装置100を動作させているケースとで、異ならせるよう画像形成装置100を制御している。図10の場合と図11の場合の例を用いて引き続き説明する。
例えば、図10の状態、即ち、鍵付きシート収納部に相当する給紙カセット4がロックされている状態(施錠状態)下において、操作部312を介して住民票印刷モードがユーザにより選択され、且つ、該操作部312を介してユーザからの印刷実行指示が入力された場合に、これをうけCPU302の制御により、該住民表示印刷モードにおいて該給紙カセット4を用いた画像形成動作を画像形成装置100により開始させて、現在、給紙カセット4を用いた一連の記録動作を実行中であるとする。
そして、この一連の記録動作を実行している最中に該給紙カセット4のシートが無くなった(給紙カセット4がシート有り状態からシート無し状態に変化した)事を、該給紙カセット4のシート有無検知センサからの情報により、CPU302が確認したとする。ここで、現在、該画像形成装置100には、給紙カセット4以外の給紙カセットの中で、給紙カセット4に収納されていたシートと同じ用紙サイズで且つ用紙タイプのシートが収納されている給紙カセット2や給紙カセット3が存在しているとする(図10参照)。
このような状況、即ち、印刷動作により利用中のシート収納部(この例では給紙カセット4)にて紙無しが発生した(印刷中断要因が発生した)事により、該シート収納部(この例では給紙カセット4)を用いた印刷動作が実行不可能な状態になった場合において、該シート収納部(この例では給紙カセット4)に収納されていたシートのサイズやタイプに合致するシートがセットされているシート収納部(この例では、給紙カセット2や給紙カセット3が該当)が本画像形成装置100にて存在する場合に、利用すべきシート収納部をカセット4から給紙カセット2或いは給紙カセット3に自動的に切り替えて、該選択した給紙カセット2或いは給紙カセット3からシートを給送して該シートに対して画像形成を実行することで、上記一連の記録動作を、中断する事無く、そのまま自動的に継続させるよう画像形成装置100を制御することを可能としている(印刷動作自動継続機能)。
しかしながら、CPU302は、紙無しが発生した給紙カセットが、上記カセット4のように鍵付きタイプのシート収納部であり、尚且つ、該鍵付きシート収納部が施錠されている状態(ロック状態)であると判断した場合(図10の状態)には、印刷動作中にて利用中の鍵付きシート収納部内のシートが無くなったことに事に応答して、少なくとも同一サイズ(好ましくは、同一サイズで且つ同一タイプ)のシートが収納されているシート収納部を自動的に選択して印刷動作を中断する事無く自動的に継続させるような一連の動作を実行することを禁止するように、CPU302により画像形成装置100を制御する(印刷動作自動継続機能の実行を禁止する)。
換言すると、CPU302は、印刷動作中にて紙無しエラーが発生したシート収納部が鍵付きタイプのシート収納部であり、なお且つ、該シート収納部の施錠状態が「施錠」であると判断した場合には、たとえ、該紙無しエラーが発生した給紙カセット以外の給紙カセットに、該紙無しエラーの給紙カセットに収納されていたシートと同じサイズやタイプのシートを収納している給紙カセットが存在していたとしても、該給紙カセットの選択を禁止して、印刷動作を、継続させることなく、その時点で、中断させるよう制御する。
一方、例えば、図11の状態、即ち、鍵付きシート収納部に相当する給紙カセット4の鍵がかけられていない状態(開錠状態)下において、操作部312を介して通常コピーモードがユーザにより選択され、且つ、該操作部312を介してユーザからの印刷実行指示が入力された場合に、これをうけCPU302が、該通常コピーモードにおいて該給紙カセット4を用いた画像形成動作を画像形成装置100により開始させ、現在、給紙カセット4を用いた一連の記録動作を実行中であるとする。
そして、この一連の記録動作を実行している最中に該給紙カセット4のシートが無くなった(給紙カセット4がシート有り状態からシート無し状態に変化した)事を、該給紙カセット4のシート有無検知センサからの情報により、CPU302が確認したとする。ここで、現在、該画像形成装置100には、給紙カセット4以外の給紙カセットの中で、給紙カセット4に収納されていたシートと同じ用紙サイズで且つ用紙タイプのシートが収納されている給紙カセット2や給紙カセット3が存在しているとする(図11参照)。
このような状況、即ち、紙無しが発生した給紙カセットが給紙カセット4のように鍵付きタイプのシート収納部であり、尚且つ、該鍵付きシート収納部が開錠されている状態(アンロック状態)であると判断した場合(図11の状態)には、CPU302は、当該一連の印刷動作中にて利用中の鍵付きシート収納部内のシートが無くなったことに事に応答して、該エラーが発生した鍵付きシート収納部にセットされていたシートと少なくとも同一サイズ(好ましくは、同一サイズで且つ同一タイプ)のシートが収納されているシート収納部が存在するか否かを、図11のテーブル内のデータを基に検索する。
そして、検索した結果、該紙無しエラーを発生した鍵付きシート収納部から給送していたシートと少なくとも用紙サイズ(好ましくは、用紙サイズと用紙タイプ)が合致するシートを収納しているシート収納部が他に存在すると判断した場合には、そのシート収納部が鍵付きシート収納部であろうが鍵無しシート収納部であろうが関係なく、自動的に選択して、当該一連の印刷動作を、中断する事無く、そのまま自動的に継続させるように、CPU302により画像形成装置100を制御する(印刷動作自動的継続機能の実行を許可する)。
このように、CPU302は、印刷動作中にて紙無しエラーが発生したシート収納部が鍵付きタイプのシート収納部であり、なお且つ、該シート収納部の施錠状態が「開錠」であると判断した場合においては、紙無しエラーが発生した鍵付きシート収納部(この例では給紙カセット4)以外のシート収納部にて、該紙無しエラーのシート収納部(この例では給紙カセット4)に収納されていたシートと同じサイズやタイプのシートを収納している給紙カセット(この例では、給紙カセット2や給紙カセット3)が存在することを確認すれば、該シート収納部がたとえ鍵無しタイプのシート収納部(この例では、給紙カセット2や給紙カセット3)であったとしても、該シート収納部(この例では、給紙カセット2や給紙カセット3)を自動的に選択することを許可して、利用すべきシート収納部を切り替えて、該一連の記録動作を、中断させることなく、自動的に、継続させるよう制御する。
以上の図10と図11の2つの制御例のように、鍵付きタイプのシート収納部を具備する画像形成装置において、鍵付きシート収納部が施錠されている場合(ロック状態)でも、施錠されていない場合(アンロック状態)でも、該鍵付きシート収納部の利用自体は許可するようCPU302により制御する。但し、該鍵付シート収納部の施錠状態が「施錠」の場合における該鍵付きシート収納部のシートを用いた一連の印刷動作シーケンス(第1シーケンスとも呼ぶ)と同じ動作シーケンスを、該鍵付シート収納部の施錠状態が「開錠」の場合において本画像形成装置100により実行させることは禁止する。
該鍵付シート収納部の施錠状態が「開錠」の場合において該鍵付きシート収納部のシートを用いた一連の記録動作を実行する場合には、該第1シーケンスとは異なる一連の動作印刷動作シーケンス(図11の例を用いて説明した動作シーケンスを参照。このシーケンスを第2シーケンスとも呼ぶ)を実行させるよう制御する。
このように、鍵付シート収納部の施錠状態が「施錠」の場合における該鍵付きシート収納部のシートを用いた一連の印刷動作シーケンス(図10の例を用いて説明した第1シーケンスに相当)と、該鍵付シート収納部の施錠状態が「開錠」の場合における該鍵付きシート収納部のシートを用いた一連の印刷動作シーケンス(図11の例を用いて説明した第2シーケンスに相当)の、異なる二つのシーケンスを、それぞれ、鍵付きシート収納部が施錠されている場合と開錠されている場合とで区別して、実行するようCPU302により制御する。
そして、更に本実施形態は以下のような選択制御も実現可能に構成している。
例えば、鍵付きシート収納部(図10の例では、給紙カセット4)が「施錠状態」のままで画像形成装置100が利用されている場合において(図10の状態)、鍵無しシート収納部に相当する図10の給紙カセット1〜3のいずれかの給紙カセットを用いた一連の印刷動作を実行している最中に(例えば、給紙カセット2を用いた印刷動作を実行している最中に)、該シート収納部にて紙無しエラーが発生したとする。
この場合において、紙無しエラーが発生した該鍵無しシート収納部以外のシート収納部の中で、該紙無しエラーが発生した鍵無しシート収納部にセットされていたシートと少なくとも同一サイズ(好ましくは、同一サイズで且つ同一タイプ)のシートがセットされているシート収納部が存在するとする。
図10では、例えば、鍵無しシート収納部に該当する給紙カセット3と、鍵付きシート収納部に該当する給紙カセット4に、上記紙無しエラーが発生した給紙カセット2にセットされていたシートと同一サイズで且つ同一タイプのシートが収納されている。
ここで、CPU302は、該一連の印刷動作を中断させることが無いように、印刷動作中にて紙無しエラーが発生したシート収納部以外のシート収納部として、給紙カセット3を自動的に選択して、該給紙カセット3のシートを用いて印刷動作を自動的に継続させるよう動作させることは許可する。しかし、当該状況(図10の状態)は、鍵付きシート収納部の施錠状態が「施錠」であると確認した上で本画像形成装置100を動作させている状況なので、CPU302は、印刷動作中にて紙無しエラーが発生したシート収納部以外のシート収納部として、鍵付きシート収納部に該当する給紙カセット4を選択することは禁止して、該給紙カセット4のシートを用いて印刷動作を継続させることは禁止するよう制御する。
このように、鍵無しシート収納部のシートを用いて一連の印刷動作を実行している最中に該シート収納部にて紙無しエラーが発生した場合において(例えば図10の例にて、給紙カセット2のシートを利用して印刷動作を実行している最中に給紙カセット2が紙無しエラーを発生した場合において)、該エラーが発生したシート収納部にセットされていたシートと少なくとも同一サイズのシートが収納されている他のシート収納部が存在する場合に(図10では、給紙カセット3と給紙カセット4が該当する)、そのシート収納部が鍵無しシート収納部であるならば、自動的に、該シート収納部を選択して、該一連の印刷動作を中断させることなく、引き続き、継続して該一連の印刷動作を実行することは許可する(給紙カセット3を用いて引き続き印刷動作を継続させることは許可する)。
一方、該シート収納部が鍵付きシート収納部であるならば、たとえエラーが発生したシートと同一サイズで且つ同一タイプのシートを収納しているシート収納部であっても、該シート収納部を選択することは禁止して、該鍵付きシート収納部のシートを用いて印刷動作を継続する事は禁止するよう制御する(例えば、給紙カセット4を用いて印刷動作を継続することは禁止する)。
そして、CPU302は、このような一連の動作シーケンス(第3シーケンスと称す)を、鍵付きシート収納部が施錠されている状況の場合において(図10に示す状況の場合に)、実行するよう画像形成装置100を制御する。
一方、鍵付きシート収納部(図10の例では、給紙カセット4)が「開錠状態」のままで画像形成装置100が利用されている場合において(図11の状態)、鍵無しシート収納部に相当する図10の給紙カセット1〜3のいずれかの給紙カセットを用いた一連の印刷動作を実行している最中に(例えば、給紙カセット2を用いた印刷動作を実行している最中に)、該シート収納部にて紙無しエラーが発生したとする。この場合において、紙無しエラーが発生した該鍵無しシート収納部以外のシート収納部の中で、該紙無しエラーが発生した鍵無しシート収納部にセットされていたシートと少なくとも同一サイズ(好ましくは、同一サイズで且つ同一タイプ)のシートがセットされているシート収納部が存在するとする。
図11では、例えば、鍵無しシート収納部に該当する給紙カセット3と、鍵付きシート収納部に該当する給紙カセット4に、上記紙無しエラーが発生した給紙カセット2にセットされていたシートと同一サイズで且つ同一タイプのシートが収納されている。
ここで、CPU302は、該一連の印刷動作を中断させることが無いように、印刷動作中にて紙無しエラーが発生したシート収納部以外のシート収納部として、給紙カセット3を自動的に選択して、該給紙カセット3のシートを用いて印刷動作を自動的に継続させるよう動作させることを許可する。尚且つ、当該状況(図11の状態)は、鍵付きシート収納部の施錠状態が「開錠」であると確認した上で本画像形成装置100を動作させている状況なので、CPU302は、印刷動作中にて紙無しエラーが発生したシート収納部以外のシート収納部として、鍵付きシート収納部に該当する給紙カセット4を選択することも許可して、該給紙カセット4のシートを用いて印刷動作を継続させることも許可するよう制御する。
このように、鍵無しシート収納部のシートを用いて一連の印刷動作を実行している最中に該シート収納部にて紙無しエラーが発生した場合において(例えば図11の例にて、給紙カセット2のシートを利用して印刷動作を実行している最中にカセット2が紙無しエラーを発生した場合において)、該エラーが発生したシート収納部にセットされていたシートと少なくとも同一サイズのシートが収納されている他のシート収納部が存在する場合に(図11では、給紙カセット3と給紙カセット4が該当する)、そのシート収納部が鍵無しシート収納部である場合に、自動的に、該シート収納部を選択して、該一連の印刷動作を中断させることなく、引き続き、継続して該一連の印刷動作を実行することを許可する(給紙カセット3を用いて引き続き印刷動作を継続させることを許可する)。
尚且つ、該シート収納部が鍵付きシート収納部である場合においても、該シート収納部を選択することを許可して、該鍵付きシート収納部のシートを用いて印刷動作をそのまま自動的に継続する事も許可するよう制御する(例えば、給紙カセット4を用いて印刷動作を継続することも許可する)。CPU302は、このような一連の動作シーケンス(第4シーケンスと称す)を、鍵付きシート収納部が開錠されている状況の場合において(図11に示す状況の場合に)、実行するよう画像形成装置100を制御する。
このように、鍵付シート収納部の施錠状態が「施錠」の場合において鍵無しシート収納部のシートを用いて印刷を開始させる一連の印刷動作シーケンス(図10の例を用いて説明した第3シーケンスに相当)と、該鍵付シート収納部の施錠状態が「開錠」の場合における鍵無しシート収納部のシートを用いて印刷を開始させる一連の印刷動作シーケンス(図11の例を用いて説明した第4シーケンスに相当)の、異なる二つのシーケンスを、それぞれ、鍵付きシート収納部が施錠されている場合と開錠されている場合とで区別して、実行するようCPU302により制御する。
以上のように、鍵付きシート収納部が施錠状態の場合においては、上記第2シーケンスを実行することを禁止して第1シーケンスを実行させるよう制御し、尚且つ、上記第4シーケンスを実行することを禁止して上記第3シーケンスを本画像形成装置100に実行させるよう制御する。
一方、鍵付きシート収納部が開錠状態の場合においては、上記第1シーケンスを実行することを禁止して第2シーケンスを実行させるよう制御し、尚且つ、上記第3シーケンスを実行することを禁止して上記第4シーケンスを本画像形成装置100に実行させるよう制御する。
尚、鍵付きシート収納部が施錠されている状態で該鍵付きシート収納部のシートを用いた一連の印刷動作を実行している最中に、該鍵付きシート収納部の用紙が無くなった等のエラー要因が発生したことにより一連の印刷動作を中断せざるを得ない状況の場合には(第1シーケンスを実行する場合に相当)、CPU302は、本画像形成装置100から、該エラー情報を、管理者により操作される遠隔のコンピュータ等の外部装置に送信するよう制御し、その旨を管理者に通報するよう制御する(図9のステップS902にてYES→ステップS903の処理に相当)。
一方、鍵付きシート収納部が開錠されている状態で該鍵付きシート収納部のシートあるいは鍵無しシート収納部のシートを用いた一連の印刷動作を実行している最中に、該シート収納部の用紙が無くなった等のエラー要因が発生した場合には(第2シーケンスや第4シーケンスを実行する場合に相当)、CPU302は、本画像形成装置100から、該エラー情報を、管理者により操作される遠隔のコンピュータ等の外部装置に送信する等の動作を実行させることなく、例えば、操作部312の表示部に、エラーが発生した旨を表示し、更に、そのエラーを解除する為の解除方法を示すガイダンス表示を該操作部312の表示部に表示させるよう制御する(図9のステップS902にてNO→ステップS904の処理に相当)。
このように、鍵付きシート収納部が施錠状態下においてエラーが発生した場合におけるエラー処理と、鍵付きシート収納部が開錠状態下においてエラーが発生した場合のエラー処理とを、夫々、異ならせるようにCPU302により画像形成装置100を制御している。
以上のように構成することで、例えば、本画像形成装置100をコンビニエンスストアや市役所等の電子政府等の利用環境にて使用する場合でも、通常のオフィス環境に設置して利用する場合においても、それぞれ利用環境に合わせて該画像形成装置100を活用することができ、様々な利用環境でユーザからの様々なニーズに柔軟に対応した便利なシステムを提供できる。
例えば、コンビニエンスストアや電子政府環境下で本画像形成装置100を利用する場合には、鍵付きシート収納部を施錠した状態で運用するよう、サービスマン等により設置時に設定しておき、これにより、住民票印刷等、個人情報が含まれるセキュリティレベルの高い印刷モードを安全に実行することができ、また、例えば、エラーが発生した場合でも安全且つ迅速に対応することが出来るという効果を奏す。
一方で、住民票印刷等、個人情報が含まれるセキュリティレベルの高い印刷モードを実行しないような、オフィス環境においては、鍵付きシート収納部を開錠した状態のままで運用するよう、サービスマン等により設置時に設定しておき、これにより、鍵無しシート収納部(図10の例では、給紙カセット1〜給紙カセット3)を利用する場合と同様に、鍵付きシート収納部(図10の例では、給紙カセット4)を用いた印刷動作を実行させることができ、利用できるシート収納部の候補をふやすことが出来、ユーザにより選択できる余地の幅を広げることが出来、制限のない使い勝手の良い環境を構築でき、エラーが発生した場合でも、不必要にサービスマンに通報する事無く無駄な情報のやり取りが生じるのを未然に防止できる等の効果を奏する。
尚、本実施形態は、図12や図13のように、鍵付きシート収納部が複数存在する場合においても適用可能であり、基本的なルールは、図10や図11で説明したものと同様である。例えば、図12の場合は、上記第1シーケンスや上記第3シーケンスと同様のシーケンスを本画像形成装置100に実行可能にし、一方、図13の場合は、上記第2シーケンスや第4シーケンスと同様のシーケンスを本画像形成装置100に実行させるよう制御する。
図12の状態は、鍵付きシート収納部に該当する給紙カセット4と給紙カセット5が共に施錠されている状態で、画像形成装置100を動作させる場合の例を示している。
図12の状態下において、住民票印刷モード或いは通常のコピーモードの何れかの画像形成モードが操作部312を介して選択されて、印刷開始指示が操作部312を介して入力され、これを受け、CPU302が、給紙カセット4のシートを用いて印刷処理を開始させ、現在プリント動作中であるとする。そして、印刷動作中に給紙カセット4にて紙無しエラーが発生したとする。該エラーが発生したことに応答し、CPU302は、図12のテーブルデータ1001を参照し、その他の各給紙部の用紙サイズや用紙タイプをチェックし、且つ、その他に鍵付き給紙カセットが存在するか否か等を確認する。
CPU302は、この各給紙部の情報を確認した結果、施錠状態の鍵付き給紙カセット4(現在、紙無し状態)にセットされていたシートと同一サイズで且つ同一タイプのシートが別の鍵付き給紙カセット5にセットされており、尚且つ、該給紙カセット5は「施錠」状態であると判断する。この場合、CPU302は、利用すべき収納部を、施錠状態の鍵付き給紙カセット4から施錠状態の鍵付き給紙カセット5に自動的に切り替えて、給紙カセット5のシートを用いた印刷処理を実行することで、当該一連の印刷動作を中断する事無く、自動的に継続させるよう制御する。
但し、給紙カセット2や給紙カセット3にも、給紙カセット4にセットされていたシートと同一サイズのシートが存在しているものの、これらの給紙カセットは、鍵付きシート収納部ではない鍵無しシート収納部であるが故、給紙カセット2や給紙カセット3を用いて印刷動作を継続させることは禁止するよう制御する。
又、図12の状態で、鍵無しシート収納部に相当する給紙カセット1〜3のうちの例えば、給紙カセット2にセットされているシートを用いて印刷処理を実行している最中において、該給紙カセット2にて紙無しエラーが発生した場合に、紙無しエラーが発生した鍵無しシート収納部にセットされていたシートと少なくとも同一サイズのシートがセットされているシート収納部が存在しており、尚且つ、該シート収納部が施錠状態の鍵付きシート収納部でないことを条件に、該シート収納部のシートを用いて印刷処理を継続させる。
即ち、CPU302は、図12の状態にて、印刷動作実行中に給紙カセット2にて紙無しエラーが発生した場合に、次のように制御する。
a:給紙カセット3のシートを用いて印刷処理を継続させることは許可する(給紙カセット3は、給紙カセット2と同一サイズのシートがセットされており、且つ、鍵無しタイプのシート収納部である為)。
b:給紙カセット1のシートを用いて印刷処理を継続することは禁止する(給紙カセット1は、給紙カセット2と同一サイズのシートがセットされていない為)。
c:給紙カセット4のシートや給紙カセット5のシートを用いて印刷処理を継続させることも、禁止する(給紙カセット4や5には、給紙カセット2と同一サイズのシートがセットされているものの、いずれの給紙カセットも、鍵付きタイプのシート収納部であり、なお且つ、両方とも、施錠状態である為)。
以上のような制御を、図12のような状況にて、CPU302により実行する。
一方、図13の状態は、鍵付きシート収納部に該当する給紙カセット4と給紙カセット5のうちの、給紙カセット4は「施錠」状態であり、給紙カセット5は「開錠」状態である場合において、画像形成装置100を動作させる場合の例を示している。
図13の状態下において、住民票印刷モード或いは通常のコピーモードの何れかの画像形成モードが操作部312を介して選択されて、印刷開始指示が操作部312を介して入力され、これを受け、CPU302が、給紙カセット4のシートを用いて印刷処理を開始させ、現在プリント動作中であるとする。そして、印刷動作中に給紙カセット4にて紙無しエラーが発生したとする。該エラーが発生したことに応答し、CPU302は、図12のテーブルデータ1001を参照し、その他の各給紙部の用紙サイズや用紙タイプをチェックし、且つ、その他に鍵付き給紙カセットが存在するか否か等を確認する。
CPU302は、この各給紙部の情報を確認した結果、施錠状態の鍵付き給紙カセット4(現在、紙無し状態)にセットされていたシートと同一サイズで且つ同一タイプのシートが別の鍵付き給紙カセット5にセットされているものの、該給紙カセット5は「開錠」状態であると判断する。
従って、CPU302は、施錠状態のシート収納部(この例では、鍵付き給紙カセット4)のシートを用いて印刷処理を開始させた一連の印刷動作中において、開錠状態のシート収納部(この例では鍵付き給紙カセット5)のシートを利用することを禁止するよう、図12の状態で、印刷動作中に給紙カセット4にて紙無しエラーが発生したら、該一連の印刷動作を、自動的に継続させる事なく、その時点で、処理を中断するよう制御する。勿論、給紙カセット2や給紙カセット3にも、給紙カセット4にセットされていたシートと同一サイズのシートが存在しているものの、これらの給紙カセットは、鍵付きシート収納部ではない鍵無しシート収納部であるが故、給紙カセット2や給紙カセット3を用いて印刷動作を継続させることも禁止するよう制御する。
又、図13の状態において、鍵無しシート収納部に相当する給紙カセット1〜3のうちの例えば、給紙カセット2にセットされているシートを用いて印刷処理を実行している最中において、該給紙カセット2にて紙無しエラーが発生した場合に、紙無しエラーが発生した鍵無しシート収納部にセットされていたシートと少なくとも同一サイズのシートがセットされているシート収納部が存在しており、尚且つ、該シート収納部が施錠状態の鍵付きシート収納部でないことを条件に、該シート収納部のシートを用いて印刷処理を継続させる。
即ち、CPU302は、図13の状態で、印刷動作実行中に給紙カセット2にて紙無しエラーが発生した場合に、次のように制御する。
a:給紙カセット3のシートを用いて印刷処理を継続させることは許可する(給紙カセット3は給紙カセット2と同一サイズのシートがセットされており、且つ、鍵無しタイプのシート収納部である為)。
b:給紙カセット1のシートを用いて印刷処理を継続することは禁止する(給紙カセット2と同一サイズのシートがセットされていない為)。
c:給紙カセット4のシートを用いて印刷処理を継続させることも禁止する(給紙カセット4は、給紙カセット2と同一サイズのシートがセットされているものの、鍵付きタイプのシート収納部であり、なお且つ、施錠状態である為)。
d:但し、給紙カセット5のシートを用いて印刷処理を継続させることは許可する(給紙カセット4は、鍵付きタイプのシート収納部であるものの、給紙カセット2と少なくとも同一サイズのシートがセットされており、尚且つ、施錠状態である為)。
以上のような制御を、図13のような状況にて、CPU302により実行する。
このように、鍵付きタイプのシート収納部が複数存在する場合においても、図12や図13を用いて説明したような制御を実行可能にすることで、上述した効果を更に向上させることができ、鍵付きシート収納部を具備する画像形成装置にて更に自由度を広げることが出来、利便性や柔軟性を更に向上させる事が出来る。
尚、本実施形態では、画像形成装置100の操作部312から印刷開始指示を受付けて印刷処理を実行させる場合について主に説明した。
しかし、本実施形態はこれに限定されない。例えば、ホストコンピュータ等の外部装置の操作部(例えば、プリンタドライバ等のユーザインタフェース)を介して印刷開始指示及び画像形成モードの選択指示を受付可能にし、画像データと共に該指示を本画像形成装置100に投入可能にする。そして、上述と同様に、鍵付きシート収納部のシートや鍵無しシート収納部のシートを用いた印刷処理を、鍵付きシート収納部の施錠状態に基づいて、実行させるようCPU302により制御可能にしても良い。これにより、外部装置からの画像データを印刷する場合においても、上記効果を奏することが出来る。
以下、図14に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図14は、本発明に係る画像処理システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図6,図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態によれば、透かし等の特定の用紙による公文書や証明書等の印刷サービスをコンビニエンスストアなどの公共の場所においても公共サービスを展開することができるようになる。
このように、本実施形態によれば、鍵付きシート収納部を具備する装置において該鍵つきシート収納部が施錠状態でも開錠状態でも該装置を利用可能にしたうえで、鍵付きシート収納部が施錠状態の場合と、鍵付きシート収納部が開錠状態の場合とで、異なるシーケンスで該装置を自在に動作させることで、利便性とセキュリティとが両立する種々のプリントサービスを展開できる画像処理環境を構築できるという効果を奏する。又、上述の構成により、オフィス環境、市役所等、互いに環境が異なる複数種類の利用環境のぞれぞれの環境に適した柔軟で且つ使い勝手の良い便利な装置、システムを提供できるという効果を奏する。
言うまでもない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜65について説明する。
〔実施態様1〕
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部(図1に示す鍵なし給紙カセット104、105、鍵付き給紙カセット106)を有する給紙手段を備える画像処理装置であって、前記複数の給紙部のうち、前記鍵付き給紙部の鍵の施錠状態を判定する判定手段(図3に示すCPU302がROM304等に記憶される制御プログラムを実行することで判定処理を行う)と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部から異なるシーケンスで用紙を給紙させる制御手段(図3に示すCPU302がROM304等に記憶される制御プログラムを実行することで給紙制御を行う)とを有することを特徴とする画像処理装置。
これにより、鍵付きカセットの施錠状態に適応したプリントサービスを実行させることができる。
〔実施態様2〕
ジャムが発生したかどうかを検知する検知手段(図9に示すステップ(902)に対応する施錠している鍵付き給紙カセット106から給紙した用紙がジャムしているかどうかをチェック)と、前記検知手段がジャムの発生を検知した場合、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部に対して異なるリカバリ処理を行うリカバリ手段(図9に示すステップ(906)によるリカバリ処理)とを有することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
これにより、鍵付きカセットからの給紙がジャムしている場合に、管理者の要求に適応した最適なリカバリ処理を実行させることができる。
〔実施態様3〕
前記リカバリ処理は、ジャム発生を示す情報を所定の通知先に送信する処理と、ジャム発生を示す情報を操作部に表示する処理とを含むことを特徴とする実施態様2記載の画像処理装置。
これにより、鍵付きカセットからの給紙がジャム状態を装置本体を操作する者と、該鍵付きカセットを管理する者の双方に認知させることができる。
〔実施態様4〕
所定の印刷条件を設定する設定手段(図5の(a)に示すプリントサービス画面からの設定による)を備え、前記制御手段は、前記設定手段による所定の印刷条件に基づいて前記鍵付き給紙部から用紙を給紙させるシーケンスを実行する(図5の(a)に示すプリントサービス画面から、例えば住民票印刷の画面が選択された場合に、鍵付き給紙カセット106から給紙される特定用紙に受信する住民情報をプリントする処理等)ことを特徴とする実施態様1乃至3の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、特定の印刷条件が成立する場合に限定して、鍵付き給紙部からの用紙給紙を実行させ、鍵付き給紙部に収納される特定用紙が不正に使用される自体を防止することができる。
〔実施態様5〕
前記設定手段による所定の印刷条件に基づいて外部装置へ特定データの取得要求を発行する発行手段(図3に示すCPU302が実行する図6に示すステップ(609)による)と、前記外部装置から前記特定データ(例えば住民票データ)を取得する取得手段(図3に示すCPU302が実行する図6に示すステップ(610)による)とを備え、前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記特定データをラスタライズして生成される画像データを前記鍵付き給紙部から給紙される用紙に印刷するシーケンスを実行することを特徴とする実施態様4記載の画像処理装置。
これにより、特定の印刷条件が成立する場合に限定して、鍵付き給紙部からの用紙給紙を実行させ、鍵付き給紙部に収納される特定用紙に外部装置から取得される特定データをプリントするプリントサービスを展開することができる。
〔実施態様6〕
前記設定手段により設定される前記所定の印刷条件は、印刷種別、ユーザ情報、パスワードを含むことを特徴とする実施態様4又は5記載の画像処理装置。
これにより、印刷種別、ユーザ情報、パスワードを含む特定の印刷条件が成立する場合に限定して、鍵付き給紙部からの用紙給紙を実行させ、鍵付き給紙部に収納される特定用紙に外部装置から取得される特定データをプリントするプリントサービスを展開することができる。
〔実施態様7〕
前記発行手段は、前記判定手段により前記鍵付き給紙部の鍵の施錠状態が施錠されている状態である場合に、前記設定手段による所定の印刷条件に基づいて外部装置へ特定データの取得要求を発行することを特徴とする実施態様5記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部の施錠状態が確認されない場合には、特定のプリントサービス要求を拒否して、特定プリントサービスのセキュリティを向上させることができる。
〔実施態様8〕
前記制御手段は、特定の種類の印刷ジョブを印刷する場合のみ、鍵付き給紙部より特定の用紙を給紙するシーケンスを実行することを特徴とする実施態様1乃至7の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部に収納される特定用紙への印刷ジョブ以外では、鍵付き給紙部に収納されている特定用紙の給紙を制限することができる。
〔実施態様9〕
前記特定の種類の印刷ジョブは、特定文書を印刷する印刷ジョブを含むことを特徴とする実施態様8記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部に収納される特定用紙へ特定文書を印刷する印刷ジョブ以外では、鍵付き給紙部に収納されている特定用紙の給紙を制限することができる。
〔実施態様10〕
前記特定文書は、住民票、有価証券を含むことを特徴とする実施態様9記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部に収納される特定用紙へ住民票、有価証券等の特定文書を印刷する印刷ジョブ以外では、鍵付き給紙部に収納されている特定用紙の給紙を制限することができる。
〔実施態様11〕
印刷処理に課せられる料金を決済する決済手段(図3に示すCPU302が実行する図6に示すステップ(608)による)を備え、前記制御手段は、前記決済手段により所定の料金を決済できた場合に、鍵付き給紙部より用紙を給紙するシーケンスを実行することを特徴とする実施態様1乃至10の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部に収納されている特定用紙の給紙してプリントサービスを実行する場合の対価を徴収するプリントサービスを展開できる。
〔実施態様12〕
前記設定手段により設定されるユーザ情報、パスワードに基づいて認証処理を行う個人認証手段(図1に示した住民票サーバ111との通信により認証処理を行う)を備え、前記制御手段は、前記個人認証手段により特定の操作者と認証できた場合に、鍵付き給紙部より用紙を給紙するシーケンスを実行することを特徴とする実施態様1乃至11の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、認証結果に応じて、鍵付き給紙部に収納される特定用紙へ特定文書を印刷する印刷ジョブ以外では、鍵付き給紙部に収納されている特定用紙の給紙を制限することができる。
〔実施態様13〕
前記個人認証手段は、指紋照合により特定の操作者か否かを認証することを特徴とする実施態様12記載の画像処理装置。
これにより、プリントサービス要求者から得られる個体情報を利用した精度の高い認証処理を実行して、その認証結果に応じて、鍵付き給紙部に収納される特定用紙へ特定文書を印刷する印刷ジョブ以外では、鍵付き給紙部に収納されている特定用紙の給紙を制限することができる。
〔実施態様14〕
前記制御手段は、鍵が開錠状態である場合、鍵付き給紙部を鍵なし給紙カセットとみなしてシーケンスを実行することを特徴とする実施態様1乃至12の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部に特定用紙または通常の用紙のいずれも収納して、収納する用紙の用途に応じて、鍵付き給紙部のシーケンスを自在に変更することができる。
〔実施態様15〕
前記1つ以上の鍵付き給紙部は、用紙残量センサ(図示しない)を備え、前記制御手段は、前記外部装置に特定用紙の補給を依頼する通知を行うことを特徴とする実施態様1乃至14の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、鍵付きカセットの用紙残量が少なくなった場合に、該鍵付きカセットを管理する外部装置に通知することができる。
〔実施態様16〕
前記制御手段は、前記判定手段が鍵付き給紙部が施錠状態から開錠状態に変化したと判定した場合に、その旨を前記外部装置に通知することを特徴とする実施態様1乃至15の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、鍵付きカセットの施錠状態の変化を捉えて、該鍵付きカセットの施錠/解錠状態を外部装置に通知することができる。
〔実施態様17〕
前記通知は、電子メールによる送信処理、電話回線に対する発呼処理にて前記外部装置に通知することを特徴とする実施態様16記載の画像処理装置。
これにより、鍵付きカセットの施錠状態の変化を捉えて、該鍵付きカセットの施錠/解錠状態を種々の通信媒体を利用して、外部装置に通知することができる。
〔実施態様18〕
前記制御手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部からの給紙を制限することを特徴とする実施態様1乃至17の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部の施錠状態に適応したプリントサービスを制限することができる。
〔実施態様19〕
前記制御手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部を手動選択候補から除外することを特徴とする実施態様18記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部の施錠状態に適応して、鍵付き鍵付き給紙部を選択できないように制限することができる。
〔実施態様20〕
前記制御手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部を手動選択表示候補から除外することを特徴とする実施態様18記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部の施錠状態に適応して、選択可能な給紙部表示から鍵付き鍵付き給紙部を除外することができる。
〔実施態様21〕
前記制御手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部を鍵なしの給紙部と異なる形態で操作部に表示することを特徴とする実施態様1乃至20の何れかに記載の画像処理装置。
これにより、鍵付き給紙部を鍵なしの給紙部とを視覚的に容易に見極めることができ、操作性が向上する。
〔実施態様22〕
1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部を有する給紙手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、前記複数の給紙部のうち、前記鍵付き給紙部の鍵の施錠状態を判定する判定ステップ(図示しないステップで、CPU302により実行される)と、前記判定ステップによる判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部から異なるシーケンスで用紙を給紙させる制御ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。
これにより、実施態様1と同等の効果が期待できる。
〔実施態様23〕
ジャムが発生したどうかを検知する検知ステップと、前記検知ステップがジャムの発生を検知した場合、前記判定ステップによる判定結果に基づいて、前記鍵付き給紙部に対して異なるリカバリ処理を行うリカバリステップと、を有することを特徴とする実施態様22記載の画像処理方法。
これにより、実施態様2と同等の効果が期待できる。
〔実施態様24〕
前記リカバリ処理は、ジャム発生を示す情報を所定の通知先に送信する処理と、ジャム発生を示す情報を操作部に表示する処理とを含むことを特徴とする実施態様22記載の画像処理方法。
これにより、実施態様3と同等の効果が期待できる。
〔実施態様25〕
所定の印刷条件を設定する設定ステップを備え、
前記制御ステップは、前記設定ステップによる所定の印刷条件に基づいて前記鍵付き給紙部から用紙を給紙させるシーケンスを実行することを特徴とする実施態様22記載の画像処理方法。
これにより、実施態様4と同等の効果が期待できる。
〔実施態様26〕
前記設定ステップによる所定の印刷条件に基づいて外部装置へ特定データの取得要求を発行する発行ステップと、
前記外部装置から前記特定データを取得する取得ステップとを備え、
前記制御ステップは、前記取得ステップにより取得された前記特定データをラスタライズして生成される画像データを前記鍵付き給紙部から給紙される用紙に印刷するシーケンスを実行することを特徴とする実施態様22記載の画像処理方法。
これにより、実施態様5と同等の効果が期待できる。
〔実施態様27〕
前記設定ステップにより設定される前記所定の印刷条件は、印刷種別、ユーザ情報、パスワードを含むことを特徴とする実施態様22記載の画像処理方法。
これにより、実施態様6と同等の効果が期待できる。
〔実施態様28〕
前記発行ステップは、前記判定ステップにより前記鍵付き給紙部の鍵の施錠状態が施錠されている状態である場合に、前記設定ステップによる所定の印刷条件に基づいて外部装置へ特定データの取得要求を発行することを特徴とする実施態様22記載の画像処理方法。
これにより、実施態様7と同等の効果が期待できる。
〔実施態様29〕
前記制御ステップは、特定の種類の印刷ジョブを印刷する場合のみ、鍵付き給紙部より特定の用紙を給紙するシーケンスを実行することを特徴とする実施態様22記載の画像処理方法。
これにより、実施態様8と同等の効果が期待できる。
〔実施態様30〕
実施態様22〜29のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
これにより、実施態様22〜29と同等の効果が期待できる。
〔実施態様31〕
鍵付きシート収納手段(例えば図1に示す鍵付きカセット106)を具備する画像形成装置であって、前記鍵付きシート収納手段が施錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用することを許可する制御手段(図3に示すCPU302であって、ROM304等に記憶される制御プログラムを実行して制御する)を有し、更に、前記制御手段は、前記鍵付きシート収納手段が開錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用することを許可するが、前記鍵付きシート収納手段が施錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用する場合における前記画像形成装置の動作と同じ動作を前記鍵付きシート収納手段が開錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用する場合において実行することを禁止することを特徴とする画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態に適応して、異なるシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様32〕
鍵付きシート収納手段を具備する画像形成装置であって、該鍵付きシート収納手段を利用した動作として、第1動作と第2動作を前記画像形成装置により選択的に実行させる制御手段(図3に示すCPU302であって、ROM304等に記憶される制御プログラムを実行して第1動作と第2動作とを制御する)を有し、前記制御手段は、前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態において前記第1動作を前記画像形成装置に実行させ、一方、前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態において前記第1動作の実行を禁止して前記第2動作を前記画像形成装置により実行可能にすることを特徴とする画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態に適応して、異なる第1動作と第2動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様33〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備する画像形成装置であって、前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いた第1印刷処理を一連の印刷動作において実行することを許可し、且つ、前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いた第2印刷処理を前記一連の印刷動作において実行することを禁止する、第1動作と、
前記第1印刷処理を前記一連の印刷動作において実行することを許可し、且つ、前記第2処理を前記一連の印刷動作において実行することを許可する、第2動作と、のうちの、前記第1動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする一方で、前記第2動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする制御手段(図3に示すCPU302であって、ROM304等に記憶される制御プログラムを実行して第1動作と第2動作とを制御する)を有することを特徴とする画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態に適応して、異なる第1動作と第2動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様34〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備する画像形成装置であって、前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に 前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させること禁止する、第1動作と、前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させることを許可する、第2動作と、のうちの、前記第1動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする一方で、前記第2動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする制御手段鍵付きシート収納手段の施錠状態に適応して、異なる第1動作と第2動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができることを特徴とする画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態に適応して、異なる第1動作と第2動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様35〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備する画像形成装置であって、前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させること禁止する、第1動作と、前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させることを許可する、第2動作と、のうちの、前記第1動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする一方で、前記第2動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする制御手段(図3に示すCPU302であって、ROM304等に記憶される制御プログラムを実行して第1動作と第2動作とを制御する)を有することを特徴とする画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態に適応して、異なる第1動作と第2動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様36〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備し、第1画像形成モード及び第2画像形成モードを含む複数の画像形成モードを有する、画像形成装置であって、
前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記第1画像形成モードのユーザによる選択を許可する一方で、前記第1状態にてユーザにより選択を許可する前記第1画像形成モードの選択を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において禁止する、制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、異なる第1画像形成モード動作と第2画像形成モード動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様37〕
前記制御手段は、前記第2状態にてユーザにより選択を許可する前記第2画像形成モードの選択を前記第1状態において許可することを特徴とする実施態様36記載の画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、異なる第1画像形成モード動作と第2画像形成モード動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様38〕
前記第1画像形成モードは個人情報を含んだデータの印刷処理を行う画像形成モードを含み、前記第2画像形成モードは個人情報を含んでいないデータの印刷処理を行う画像形成モードを含むことを特徴とする実施態様36又は37記載の画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、異なる第1画像形成モード動作と第2画像形成モード動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様39〕
前記第1画像形成モードは前記第2画像形成モードよりもセキュリティレベルの高い印刷モードを含むことを特徴とする実施態様36乃至38の何れかに記載の画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、セキュリティレベルが異なる第1画像形成モード動作と第2画像形成モード動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えることができる。
〔実施態様40〕
前記第1画像形成モードは住民票印刷モードを含み、前記第2画像形成モードは、前記住民票印刷モードとは異なる画像形成モードを含むことを特徴とする実施態様36乃至39の何れかに記載の画像形成装置。
鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、セキュリ これにより、第1画像形成モード動作と第2画像形成モード動作に基づくシーケンスを実行して、すなわち、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えて、住民票印刷モードと、該住民票印刷モードとは異なる画像形成モードを切り替えて実行することができる。
〔実施態様41〕
前記第2画像形成モードは通常コピーモードを含み、前記第1画像形成モードは、前記通常コピーモードとは異なる画像形成モードを含むことを特徴とする実施態様36乃至40の何れかに記載の画像形成装置。
これにより、第1画像形成モード動作と第2画像形成モード動作に基づくシーケンスを実行して、鍵付きシート収納手段からの給紙制御を切り替えて異なる画像形成を実行することができる。
〔実施態様42〕
前記制御手段は、前記第1状態において前記画像形成装置に対する指示を入力する為の第1表示を操作部に実行させる一方で、前記第2状態において前記第1表示とは異なる第2表示を前記操作部に実行させることを特徴とする実施態様32乃至41の何れかに記載の画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、操作部に表示する表示態様を切り替えることができる。
〔実施態様43〕
前記制御手段は、
前記第1状態において前記画像形成装置にてエラーが発生した場合に第1エラー処理を実行させる一方で、前記第2状態において画像形成装置にてエラーが発生した場合に前記第1エラー処理とは異なる第2エラー処理を実行させることを特徴とする実施態様32乃至42の何れかに記載の画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、エラー処理内容を切り替えることができる。
〔実施態様44〕
前記第1エラー処理は、前記画像形成装置とは異なる遠隔装置にエラーが発生した旨を通報する外部通報処理を含み、前記第2エラー処理は、前記画像形成装置の操作部にエラーが発生した旨を報知させる処理を含むことを特徴とする実施態様43記載の画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態か、第2状態に適応して、エラー処理内容を切り替えることができる。
〔実施態様45〕
前記第1状態は前記鍵付きシート収納手段が施錠された状態を含み、前記第2状態は前記鍵付きシート収納手段が開錠された状態を含むことを特徴とする実施態様32乃至44の何れかに記載の画像形成装置。
これにより、鍵付きシート収納手段の施錠状態が施錠されている第1状態か、施錠されていない第2状態に適応して、シーケンスを切り替えることができる。
〔実施態様46〕
前記画像形成装置は、スキャナユニットからの画像データ及び外部装置からの画像データの少なくとも何れかの画像データを印刷可能な装置を含むことを特徴とする実施態様31乃至45の何れかに記載の画像形成装置。
これにより、コピー処理とプリント処理との双方を実行可能として、鍵付きシート収納手段の施錠状態に適応して、給紙される用紙へのプリント処理を切り替えることができる。
〔実施態様47〕
鍵付きシート収納手段を具備する画像形成装置の制御方法であって、
前記鍵付きシート収納手段が施錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用することを許可する制御ステップを有し、更に、前記制御ステップは、前記鍵付きシート収納手段が開錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用することも許可するが、前記鍵付きシート収納手段が施錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用する場合における前記画像形成装置の動作と同じ動作を前記鍵付きシート収納手段が開錠された状態で該鍵付きシート収納手段を利用する場合において実行することを禁止することを特徴とする制御方法。
これにより、実施態様31と同等の効果を奏する。
〔実施態様48〕
鍵付きシート収納手段を具備する画像形成装置の制御方法であって、
該鍵付きシート収納手段を利用した動作として、第1動作と第2動作を前記画像形成装置により選択的に実行させる制御ステップを有し、前記制御ステップは、前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態において前記第1動作を前記画像形成装置により実行可能にする一方で、前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態において前記第1動作の実行を禁止して前記第2動作を前記画像形成装置により実行可能にすることを特徴とする制御方法。
これにより、実施態様32と同等の効果を奏する。
〔実施態様49〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備する画像形成装置の制御方法であって、前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いた第1印刷処理を一連の印刷動作において実行することを許可し、且つ、前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いた第2印刷処理を前記一連の印刷動作において実行することを禁止する、第1動作と、前記第1印刷処理を前記一連の印刷動作において実行することを許可し、且つ、前記第2処理を前記一連の印刷動作において実行することを許可する、第2動作と、のうちの、前記第1動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする一方で、前記第2動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする制御ステップを有することを特徴とする制御方法。
これにより、実施態様33と同等の効果を奏する。
〔実施態様50〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備する画像形成装置の制御方法であって、前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させること禁止する、第1動作と、前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させることを許可する、第2動作と、のうちの、前記第1動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする一方で、前記第2動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする制御ステップを有することを特徴とする制御方法。
これにより、実施態様34と同等の効果を奏する。
〔実施態様51〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備する画像形成装置の制御方法であって、前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させること禁止する、第1動作と、前記鍵無しタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を開始した後に前記鍵付きタイプのシート収納手段のシートを用いて印刷処理を前記画像形成装置に継続させることを許可する、第2動作と、のうちの、前記第1動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする一方で、前記第2動作を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において前記画像形成装置により実行可能にする制御ステップを有することを特徴とする制御方法。
これにより、実施態様35と同等の効果を奏する。
〔実施態様52〕
鍵付きタイプのシート収納手段と鍵無しタイプのシート収納手段の両方を含む複数のシート収納手段を具備し、第1画像形成モード及び第2画像形成モードを含む複数の画像形成モードを有する、画像形成装置の制御方法であって、前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第1状態の場合において前記第1画像形成モードのユーザによる選択を許可する一方で、前記第1状態にてユーザにより選択を許可する前記第1画像形成モードの選択を前記鍵付きシート収納手段の施錠状態が第2状態の場合において禁止する、制御ステップを有することを特徴とする制御方法。
これにより、実施態様36と同等の効果を奏する。
〔実施態様53〕
前記制御ステップは、
前記第2状態にてユーザにより選択を許可する前記第2画像形成モードの選択を前記第1状態において許可することを特徴とする実施態様52記載の制御方法。
これにより、実施態様37と同等の効果を奏する。
〔実施態様54〕
前記第1画像形成モードは個人情報を含んだデータの印刷処理を行う画像形成モードを含み、前記第2画像形成モードは個人情報を含んでいないデータの印刷処理を行う画像形成モードを含むことを特徴とする実施態様52又は53記載の制御方法。
これにより、実施態様38と同等の効果を奏する。
〔実施態様55〕
前記第1画像形成モードは前記第2画像形成モードよりもセキュリティレベルの高い印刷モードを含むことを特徴とする実施態様52乃至54の何れかに記載の制御方法。
これにより、実施態様39と同等の効果を奏する。
〔実施態様56〕
前記第1画像形成モードは住民票印刷モードを含み、前記第2画像形成モードは、前記住民票印刷モードとは異なる画像形成モードを含むことを特徴とする実施態様52乃至55の何れかに記載の制御方法。
これにより、実施態様40と同等の効果を奏する。
〔実施態様57〕
前記第2画像形成モードは通常コピーモードを含み、前記第1画像形成モードは、前記通常コピーモードとは異なる画像形成モードを含むことを特徴とする実施態様52乃至56の何れかに記載の制御方法。
これにより、実施態様41と同等の効果を奏する。
〔実施態様58〕
前記制御ステップは、前記第1状態において前記画像形成装置に対する指示を入力する為の第1表示を操作部に実行させる一方で、前記第2状態において前記第1表示とは異なる第2表示を前記操作部に実行させることを特徴とする実施態様48乃至57の何れかに記載の制御方法。
これにより、実施態様42と同等の効果を奏する。
〔実施態様59〕
前記制御ステップは、
前記第1状態において前記画像形成装置にてエラーが発生した場合に第1エラー処理を実行させる一方で、前記第2状態において画像形成装置にてエラーが発生した場合に前記第1エラー処理とは異なる第2エラー処理を実行させることを特徴とする実施態様48乃至58の何れかに記載の制御方法。
これにより、実施態様43と同等の効果を奏する。
〔実施態様60〕
前記第1エラー処理は、前記画像形成装置とは異なる遠隔装置にエラーが発生した旨を通報する外部通報処理を含み、前記第2エラー処理は、前記画像形成装置の操作部にエラーが発生した旨を報知させる処理を含むことを特徴とする実施態様59記載の制御方法。
これにより、実施態様44と同等の効果を奏する。
〔実施態様61〕
前記第1状態は前記鍵付きシート収納手段が施錠された状態を含み、前記第2状態は前記鍵付きシート収納手段が開錠された状態を含むことを特徴とする実施態様48乃至60の何れかに記載の制御方法。
これにより、実施態様45と同等の効果を奏する。
〔実施態様62〕
前記画像形成装置は、スキャナユニットからの画像データ及び外部装置からの画像データの少なくとも何れかの画像データを印刷可能な装置を含むことを特徴とする実施態様47乃至61の何れかに記載の制御方法。
これにより、実施態様46と同等の効果を奏する。
〔実施態様63〕
実施態様47乃至62の何れかに記載の制御方法を実行する為のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
これにより、実施態様47乃至62と同等の効果を奏する。
〔実施態様64〕
実施態様22乃至29の何れかに記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
これにより、実施態様22乃至29と同等の効果を奏する。
〔実施態様65〕
実施態様47乃至62の何れかに記載の制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
これにより、実施態様47乃至62と同等の効果を奏する。
本発明の第1実施形態を示す画像処理システムの一例を示すシステム構成図である。 図1に示した鍵付き給紙カセットに収容される特定記録媒体とその印刷結果を示す図である。 図1に示したカラー複写機の構成を説明するブロック図である。 図1に示したカラー複写機の鍵付き給紙カセットの鍵による施錠/解錠機構を説明する要部断面図である。 図3に示した操作部に表示されるプリントサービスメニュー画面の一例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3に示した操作部に表示されるコピーメニュー画面の一例を示す図である。 図3に示した操作部に表示されるコピーメニュー画面におけるの要部設定画面の一例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の制御例を説明する為の図である。 本実施形態の制御例を説明する為の図である。 本実施形態の制御例を説明する為の図である。 本実施形態の制御例を説明する為の図である。 本発明に係る画像処理システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
302 CPU
303 RAM
304 ROM
306 HDD
307 スキャン部
308 プリンタ部
309 画像処理部
312 操作部

Claims (52)

  1. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、
    前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり、且つ、特定種類の用紙を用いて印刷を行う場合に、当該鍵が施錠状態の給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり、且つ、前記特定種類の用紙を用いずに印刷を行う場合に、当該鍵が開錠状態の給紙部以外の鍵なし給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、前記鍵なし給紙部が用紙切れとなったら当該鍵が開錠状態の給紙部から用紙を給送させる、制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、
    用紙ジャムが発生したかどうかを検知する検知手段と、
    前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、管理者に対するジャム発生の通知を実行し、一方、前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、用紙ジャムを除去する為の表示を前記画像処理装置の操作部に実行させる、制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、
    公証性が要求される個人情報が含まれているデータを前記画像処理装置により印刷させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、前記個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される特定種類の用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を許可し、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、前記個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を禁止する、ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置であって、
    外部装置から取得した公証性が要求される個人情報が含まれているデータと前記画像処理装置の原稿読取手段により読み取られた原稿のデータとを選択的に前記画像処理装置により印刷させる、制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり且つ前記外部装置から取得した前記個人情報が含まれているデータを印刷する場合に、当該鍵が施錠状態の鍵付き給紙部から印刷に必要な紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり且つ前記原稿読取手段により読み取られた原稿のデータを印刷する場合に、当該鍵が開錠状態の紙部以外の鍵なし給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、前記鍵なし給紙部が用紙切れとなったら当該鍵が開錠状態の給紙部から用紙を給送させる、ことを特徴とする画像処理装置。
  5. パスワードによる個人認証が前記画像処理装置の操作手段を介してユーザによりなされたうえで、前記個人情報が含まれているデータの印刷を前記画像処理装置により開始させることを特徴とする請求項3又は4記載の画像処理装置。
  6. 印刷処理に課せられる料金を決済する決済手段を備え、
    前記制御手段は、前記決済手段により所定の料金を決済できた場合に、鍵付き給紙部から印刷に必要な用紙を給送させることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合、前記鍵付き給紙部を鍵なし給紙部とみなして印刷を実行することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像処理装置。
  8. 前記1つ以上の鍵付き給紙部は、用紙残量センサを備え、
    前記制御手段は、前記用紙残量センサで用紙切れを検知したときに、外部装置に前記鍵付き給紙部の用紙の補給を依頼する通知を行うことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の画像処理装置。
  9. 前記制御手段は、前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部が施錠状態から開錠状態に変化したと判定した場合に、その旨を外部装置に通知することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の画像処理装置。
  10. 前記通知は、電子メールによる送信処理、電話回線に対する発呼処理にて前記外部装置に通知することを特徴とする請求項8又は9記載の画像処理装置。
  11. 前記制御手段は、前記鍵付き給紙部の状態を判断し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態の場合にて利用を許可する給紙部の選択候補の数と前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態の場合にて利用を許可する給紙部の選択候補の数を異ならせることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の画像処理装置。
  12. 前記制御手段は、利用を許可する給紙部の選択候補の中からユーザにより手動選択させる為の表示を操作部に実行させることを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 前記制御手段は、前記鍵付き給紙部を鍵なしの給紙部と異なる形態で操作部に表示することを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の画像処理装置。
  14. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、
    前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり、且つ、特定種類の用紙を用いて印刷を行う場合に、当該鍵が施錠状態の給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり、且つ、前記特定種類の用紙を用いずに印刷を行う場合に、当該鍵が開錠状態の給紙部以外の鍵なし給紙部から印刷に必要な用紙を給送させ、前記鍵なし給紙部が用紙切れとなったら当該鍵が開錠状態の給紙部から用紙を給送させる、ことを特徴とする画像処理方法。
  15. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、
    前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、管理者に対するジャム発生の通知を実行させ、一方、前記鍵付き給紙部からの給紙で用紙ジャムが発生した際に前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、用紙ジャムを除去する為の表示を前記画像処理装置の操作部に実行させる、ことを特徴とする画像処理方法。
  16. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、
    前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態である場合に、公証性が要求される個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される特定種類の用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を許可し、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合に、前記個人情報が含まれているデータを前記鍵付き給紙部から給送される用紙に前記画像処理装置により印刷させる事を禁止する、ことを特徴とする画像処理方法。
  17. 1つまたは複数の鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの給紙部から給送された用紙に対して印刷を行う画像処理装置の為の画像処理方法であって、
    前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態であり且つ前記画像処理装置が外部装置から取得した公証性が要求される個人情報の含まれているデータを印刷させる場合に、当該鍵が施錠状態の鍵付き給紙部から印刷に必要な特定種類の用紙を給送させ、一方、前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態であり且つ前記画像処理装置が具備する原稿読取手段により読み取られた原稿のデータを印刷させる場合に、当該鍵が開錠状態の鍵付き給紙部以外の給紙部から印刷に必要な用紙を給送させる、ことを特徴とする画像処理方法。
  18. パスワードによる個人認証が前記画像処理装置の操作手段を介してユーザによりなされたうえで、前記個人情報が含まれているデータの印刷を前記画像処理装置により開始させることを特徴とする請求項16又は17記載の画像処理方法。
  19. 印刷処理に課せられる料金を決済する決済手段により所定の料金を決済できた場合に、鍵付き給紙部から印刷に必要な用紙を給送させることを特徴とする請求項14乃至18の何れかに記載の画像処理方法。
  20. 前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態である場合、前記鍵付き給紙部を鍵なし給紙部とみなして印刷を実行させることを特徴とする請求項14乃至19の何れかに記載の画像処理方法。
  21. 前記鍵付き給紙部に備えられる用紙残量センサで用紙切れを検知したときに、外部装置に前記鍵付き給紙部の用紙の補給を依頼する通知を行うことを特徴とする請求項14乃至20の何れかに記載の画像処理方法。
  22. 前記鍵付き給紙部が施錠状態から開錠状態に変化した場合に、その旨を外部装置に通知することを特徴とする請求項14乃至21の何れかに記載の画像処理方法。
  23. 前記通知は、電子メールによる送信処理、電話回線に対する発呼処理にて前記外部装置に通知することを特徴とする請求項21又は22記載の画像処理方法。
  24. 前記鍵付き給紙部の状態を確認し、前記鍵付き給紙部の鍵が施錠状態の場合にて利用を許可する給紙部の選択候補の数と前記鍵付き給紙部の鍵が開錠状態の場合にて利用を許可する給紙部の選択候補の数を異ならせることを特徴とする請求項14乃至23の何れかに記載の画像処理方法。
  25. 利用を許可する給紙部の選択候補の中からユーザにより手動選択させる為の表示を操作部に実行させることを特徴とする請求項24記載の画像処理方法。
  26. 前記鍵付き給紙部を鍵なしの給紙部と異なる形態で操作部に表示させることを特徴とする請求項14乃至25の何れかに記載の画像処理方法。
  27. 請求項14〜26のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるためにコンピュータを制御手段として機能させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  28. 鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの用紙を用いた画像形成動作を実行する画像形成装置であって、
    前記鍵付き給紙部が施錠された状態で該鍵付き給紙部特定種類の用紙を用いた画像形成動作を前記画像形成装置により実行させることを許可する制御手段を有し、
    更に、前記制御手段は、
    前記鍵付き給紙部が開錠された状態でも前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部が施錠された状態にて画像形成動作に用いた前記鍵付き給紙部の特定種類の用紙とは異なる種類の用紙であって前記鍵付き給紙部にセットされる用紙を用いた画像形成動作を、前記画像形成装置により、実行させる、ことを特徴とする画像形成装置。
  29. 鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの用紙を用いた画像形成動作を実行する画像形成装置であって、
    前記鍵付き給紙部が施錠された状態で該鍵付き給紙部の特定種類の用紙を用いた画像形成動作を前記画像形成装置により実行させることを許可する制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記鍵付き給紙部が開錠された状態でも前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部が施錠された状態にて画像形成動作に用いた前記鍵付き給紙部の特定種類の用紙とは異なる種類の用紙を用いた画像形成動作を、前記画像形成装置により、実行させ
    更に、前記制御手段は、
    前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部または他の給紙部にセットされる用紙であって前記特定種類の用紙とは異なる種類の用紙を用いた画像形成動作を実行させる、ことを特徴とす画像形成装置。
  30. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを許可する、制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  31. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に前記鍵付きタイプの給紙部用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記鍵付きタイプの給紙部用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部に変更することを許可する制御手段を有することを特徴とする像形成装置。
  32. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に前記鍵無しタイプの給紙部用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記鍵無しタイプの給紙部用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを許可する制御手段を有することを特徴とする像形成装置。
  33. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部を具備し、前記鍵付きタイプの給紙部から給送される用紙を用いて公証性が要求される個人情報を含んだデータを印刷する印刷動作を実行する、画像形成装置であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記印刷動作を前記画像形成装置に実行させるための指示を操作手段を介してユーザから受け付けることを許可し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記指示を前記操作手段を介してユーザから受け付けることを禁止する、制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  34. 前記制御手段は、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記鍵付きタイプの給紙部から給送される用紙を用いて前記個人情報を含んでいないデータを印刷する印刷動作を前記画像形成装置に実行させるための指示を前記操作手段を介してユーザから受け付けることを許可することを特徴とする請求項33記載の画像形成装置。
  35. 施錠されている鍵付きタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う住民票印刷モードと、鍵無しタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う該住民票印刷モード以外の他の画像形成モードを有する、画像形成装置であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を許可し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を禁止し、前記他の画像形成モードのユーザによる選択を許可する、制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  36. 前記制御手段は、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合にて前記画像形成装置により実行させるジャムの発生を管理者に通知するエラー処理とは異なる、ジャムの発生を前記画像形成装置の操作部に表示するエラー処理を、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合にて前記画像形成装置により実行可能にする、ことを特徴とする請求項28乃至35の何れかに記載の画像形成装置。
  37. 前記制御手段は、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合にエラーが発生した場合に、前記画像形成装置とは異なる遠隔装置にエラーが発生した旨を通報するエラー処理を実行可能にし、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されていない状態の場合にエラーが発生した場合に、前記画像形成装置の操作部にエラーが発生した旨を報知させるエラー処理を実行可能にすることを特徴とする請求項28乃至36の何れかに記載の画像形成装置。
  38. 前記画像形成装置は、スキャナユニットからの画像データ及びインターネット経由でデータ通信可能な外部のサーバ装置からの画像データの少なくとも何れかの画像データを印刷可能な装置を含むことを特徴とする請求項28乃至37の何れかに記載の画像形成装置。
  39. 鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの用紙を用いた画像形成動作を実行する画像形成装置の制御方法であって、
    前記鍵付き給紙部が施錠された状態で該鍵付き給紙部用紙を用いた画像形成動作を前記画像形成装置により実行させることを許可し、
    前記鍵付き給紙部が開錠された状態でも前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部が施錠された状態にて画像形成動作に用いた前記鍵付き給紙部の特定種類の用紙とは異なる種類の用紙を用いた画像形成動作を、前記画像形成装置により、実行させる、ことを特徴とする制御方法。
  40. 鍵付き給紙部を含む複数の給紙部の何れかの用紙を用いた画像形成動作を実行する画像形成装置の制御方法であって、
    前記鍵付き給紙部が施錠された状態で該鍵付き給紙部の特定種類の用紙を用いた画像形成動作を前記画像形成装置により実行させることを許可し、
    前記鍵付き給紙部が開錠された状態でも前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部が施錠された状態にて画像形成動作に用いた前記鍵付き給紙部の特定種類の用紙とは異なる種類の用紙を用いた画像形成動作を、前記画像形成装置により、実行させ
    前記鍵付き給紙部が開錠された状態にて画像形成動作を実行させる際には、少なくとも、前記鍵付き給紙部または他の給紙部にセットされる用紙であって前記特定種類の用紙とは異なる種類の用紙を用いた画像形成動作を実行させる、ことを特徴とする御方法。
  41. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部または前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを許可する、ことを特徴とする制御方法。
  42. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記鍵付きタイプの給紙部の用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記鍵付きタイプの給紙部の用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵付きタイプの給紙部から前記鍵無しタイプの給紙部に変更することを許可するとを特徴とする御方法。
  43. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部の何れかを利用して画像形成動作を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態でも、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態でも、前記画像形成装置により画像形成動作を実行させることを許可するが、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記鍵無しタイプの給紙部の用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを禁止し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記鍵無しタイプの給紙部の用紙を用いて開始された一連の画像形成動作の途中で利用する給紙部を用紙無しエラーの発生を条件に前記鍵無しタイプの給紙部から前記鍵付きタイプの給紙部に変更することを許可するとを特徴とする御方法。
  44. 鍵付きタイプの給紙部と鍵無しタイプの給紙部の両方を含む複数の給紙部を具備し、前記鍵付きタイプの給紙部から給送される用紙を用いて公証性が要求される個人情報を含んだデータを印刷する印刷動作を実行する、画像形成装置の制御方法であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記印刷動作を前記画像形成装置に実行させるための指示を操作手段を介してユーザから受け付けることを許可し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記指示を前記操作手段を介してユーザから受け付けることを禁止する、ことを特徴とする制御方法。
  45. 前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記鍵付きタイプの給紙部から給送される用紙を用いて前記個人情報を含んでいないデータを印刷する印刷動作を前記画像形成装置に実行させるための指示を前記操作手段を介してユーザから受け付けることを許可することを特徴とする請求項44記載の制御方法。
  46. 施錠されている鍵付きタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う住民票印刷モードと、鍵無しタイプの給紙部の用紙を用いて印刷を行う該住民票印刷モード以外の他の画像形成モードを有する、画像形成装置の制御方法であって、
    前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を許可し、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合に、前記住民票印刷モードのユーザによる選択を禁止し、前記他の画像形成モードのユーザによる選択を許可する、ことを特徴とする制御方法。
  47. 前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合にて前記画像形成装置により実行させるジャムの発生を管理者に通知するエラー処理とは異なる、ジャムの発生を前記画像形成装置の操作部に表示するエラー処理を、前記鍵付きタイプの給紙部が開錠されている状態の場合にて前記画像形成装置により実行可能にする、ことを特徴とする請求項39乃至46の何れかに記載の制御方法。
  48. 前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されている状態の場合にエラーが発生した場合に、前記画像形成装置とは異なる遠隔装置にエラーが発生した旨を通報するエラー処理を実行可能にし、一方、前記鍵付きタイプの給紙部が施錠されていない状態の場合にエラーが発生した場合に、前記画像形成装置の操作部にエラーが発生した旨を報知させるエラー処理を実行可能にすることを特徴とする請求項39乃至47の何れかに記載の制御方法。
  49. 前記画像形成装置は、スキャナユニットからの画像データ及びインターネット経由でデータ通信可能な外部のサーバ装置からの画像データの少なくとも何れかの画像データを印刷可能な装置を含むことを特徴とする請求項39乃至48の何れかに記載の制御方法。
  50. 請求項39乃至49の何れかに記載の制御方法を実行する為のコンピュータを制御部として機能させるためのプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  51. 請求項14乃至26の何れかに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータを制御部として機能させることを特徴とするプログラム。
  52. 請求項39乃至47の何れかに記載の制御方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータを制御部として機能させることを特徴とするプログラム。
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