JP4027163B2 - トナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

トナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等において、トナーを用いて画像情報を記録するプロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置であって、トナーを容器に封入し、これを本体へ補給する機能を有するトナー供給容器、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11に示すように、従来の画像形成装置は、シートパスが形成され、シート105は給送カセット106a又は、マルチ給送トレイから送り出される。シートに形成される画像は、原稿台上に置かれた原稿を原稿読取装置101により読み取り、その信号をレーザースキャナユニット113へ送る。レーザースキャナユニット113は、送られた信号に対応したレーザー光をポリゴンミラー113aに反射させ、結像レンズ113bを通してプロセスカートリッジ109内の感光ドラム111aへ照射する。
【0003】
あらかじめ一次帯電ローラ111dにより均一に帯電された感光ドラム111a上に、照射されたレーザー光により潜像が形成される。一方、プロセスカートリッジ109に装着されたトナーボトルから現像室110bへ供給されたトナーが、マグネットを内蔵する現像スリーブ110a表面全体に行き渡っており、感光ドラム111a上の潜像部分にのみ現像スリーブ110aからトナーが乗り移り、感光ドラム111a上に画像が形成される。
【0004】
搬送されてきたシートは、感光ドラム111aと転写ローラ107のニップへ送られ、転写ローラ107に図示しない転写バイアス電源により、転写バイアスが印加されることにより、感光ドラム111a上に形成された画像がシートへ転写される。シートに転写されず、感光ドラム111a上に残留したトナーは、クリーニングブレード111bにより掻き落とされ、廃トナー容器111cに回収される。シートは定着器108に送られ、ヒータ108bにより加熱された定着フィルム108cと加圧ローラ108aの間を通過して画像を定着される。画像を定着されたシートは、排出ローラ106eにより排出トレイ115に画像が形成されたシートが排出される。以上の工程によりシートの画像形成が完了する。
【0005】
画像形成装置内の画像形成部(現像スリーブ110a、感光ドラム111a、クリーニングブレード111bなど)は、本体内のほかの部分に比べ、寿命が短く、ユーザーが容易に交換できる様、一体化したプロセスカートリッジ109となっている。プロセスカートリッジ109は、トナーボトル112や現像スリーブ110aを含む現像ユニット110と、廃トナー容器111cや感光ドラム111aを含むドラムカートリッジ111に分割可能であり、画像形成装置や現像ユニットに比べ、寿命の短いドラムカートリッジ111のみを新しいものに交換することで、より安価に高画質を維持することができる。また、プロセスカートリッジ109には、簡単かつ安価にユーザーがトナーを追加できるよう、トナーを充填したトナーボトル112を挿入できる構造となっている。プロセスカートリッジ109内のトナー量が少なくなった時は、古いトナーボトル112を外し、新しいトナーボトル112を挿入することで、トナーを補給することができる。このような、プロセスカートリッジ109の中でも、必要な部分のみ交換できる構造は、安価に高画質を長く維持できるため、ユーザーからの要望が多い。また、環境保護の面からも、交換する部品が少なくなるこのような構造が望ましい。
【0006】
感光ドラム111aが消耗した、または廃トナー容器111cが廃トナーで満杯となった等の理由で、ドラムカートリッジ111が寿命となったときは、ドラムカートリッジ111を交換する。ドラムカートリッジ111の交換手順を図2に基づいて説明する。
【0007】
図12に示すように、先ず本体上部の画像読取装置101を横へスライドさせ、CRGカバー114aを剥き出しにする。CRGカバー114aを開き、プロセスカートリッジ109を画像形成装置本体から本体斜め上方向A1へ取り出す。次にドラムカートリッジ111をプロセスカートリッジ109から分割し、代わりに新品のドラムカートリッジを取り付けることでドラムカートリッジの交換が完了する。また、プロセスカートリッジ109の周りで紙詰まりが発生した時にも、搬送路の紙を取り除くために、プロセスカートリッジ109を取り出す動作を行う。これらの操作を行った後、プロセスカートリッジ109をA2方向へ挿入し、再び記録が可能な状態となる。
【0008】
また、プロセスカートリッジ109内のトナーが、記録を続けることにより減少した際は、トナーボトル112を交換することで、トナーの補給を行う。実際のトナー補給の手順を図3に基づいて説明する。
【0009】
図13に示すように、先ず、トナーがなくなった状態のトナーボトル112を、取り出すため、本体の前扉114bを開ける。画像形成装置本体内に装着されたプロセスカートリッジ109から、本体内壁に設けたトナーボトル挿抜穴114cを通して、トナーボトル112だけを取り外す。このときプロセスカートリッジ109の現像室110bにたまったトナーが、トナーボトル112を取り外した後のスペースにあふれない様に、通常プロセスカートリッジ109には回転式のボトルシャッター110cが設置されている。ボトルシャッター110cは、トナーボトル112の突起112bと勘合し、トナーボトル112を回すことで開閉する構造となっている。よってトナーボトル112を取り外す際は、トナーボトル112を先ず回転させる。これにより、ボトルシャッター110cが現像室110bを閉じ、トナーがあふれなくなる。そして、トナーボトル112をプロセスカートリッジ109から取り外す。
【0010】
あらかじめ用意しておいた、新品のトナーボトル112をプロセスカートリッジ109に装着するため、水平方向B1に挿入する。トナーボトル112を円周方向B2に回転させると、ボトルシャッター110cが開き、現像室110bへトナーが流れ込み補給が完了する。このトナーボトル112の挿入、回転動作は、トナーボトル112の端面に設けられた把手をユーザーがつかんで行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のようなトナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置において、把手のあるトナーボトル端面は、プロセスカートリッジ109に装着時でも、むき出しとなっている。このため前述の様に、紙詰まり処理、ドラムカートリッジ交換で、プロセスカートリッジを本体から取り出す際、ボトル端面から把手が飛び出していると、本体内壁のトナーボトル挿抜穴114cや、図示しないカートリッジガイドに引っ掛かるという問題点があった。
【0012】
特に、ユーザーが容易にトナーボトルを操作できる様、ボトル端面に、つかみやすい大きな把手127を設けると、図14に示す様に、プロセスカートリッジ109からトナーボトル112の把手127が大きく飛び出すことになり、プロセスカートリッジ109の着脱時に本体内壁のトナーボトル挿抜穴114cや、カートリッジガイドに引っ掛からない様に、把手127を含めたプロセスカートリッジ寸法W1が十分通れるような、プロセスカートリッジ挿入部の寸法W2を設ける必要がある。それにより、本体スペースの拡大につながる。
【0013】
しかし、本体スペースを小さくするユーザーからの要望は高い。特にプロセスカートリッジ109が使用されることが多い小型複写機ではその傾向が強いため、トナーボトル把手127のために本体内にスペースを設けることは非常に困難であった。
【0014】
一方、図15に示す様に、省スペース化を実現できる把手として、トナーボトル内部に凹んだ形状の把手128を設ける方法がある。本従来例で採用しているトナーボトルの直径は5cm程度であり、この端面を凹ませて、内部につまみを設けると、つまみ周囲に十分なスペースが設けられない。さらにトナーボトル112の回転動作は、トナーボトル112を完全に画像形成機内のプロセスカートリッジ109に装着した状態で行うため、トナーボトル挿抜穴114cを介して把手128をつかむ必要がある。この状態では、ユーザーが手を十分に広げることが出来ず、つまみに力を掛けにくいため、操作が非常に困難となるという問題点があった。
【0015】
そこで本発明は、簡単な構成で、トナーボトルの操作性を良好に維持するとともに、トナーボトル把手のための本体スペースを縮小することができるプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るトナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の代表的な構成は、画像形成部を備え画像形成装置に着脱可能に装着されたプロセスカートリッジに対して挿抜かつ挿入状態での回転が可能に構成され、挿入した後に回転することで内部に収容されたトナーを前記プロセスカートリッジに供給するトナー供給容器であって、前記プロセスカートリッジへ挿抜するための把手を有するトナー供給容器において、前記把手は、前記トナー供給容器の挿入方向における上流側の端面に回動軸を中心として回動可能に設けられ、前記端面に対して立ち上がる挿抜時の姿勢と前記端面に対して倒れる退避姿勢とに移動可能に構成され、前記回動軸は、前記端面における前記トナー供給容器の回転中心に重ならない位置に配置され、前記退避姿勢における前記把手の前記回動軸から最も遠い部分は、前記トナー供給容器の回転中心を挟んだ前記回動軸とは反対側に位置することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
参考例
本発明に係るトナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の参考例について、図を用いて説明する。図1は本参考例に係る画像形成装置の断面図、図2は画像形成装置へのプロセスカートリッジ挿入を説明する図、図3は画像形成装置へのトナーボトル挿入を説明する図、図4は退避式把手付トナーボトルの斜視図である。プロセスカートリッジは、画像を形成するための画像形成手段を有している。また、プロセスカートリッジは、ユーザービリティーという観点から、後述する像担持体と、この像担持体上に画像を形成するためのプロセス手段を少なくとも1つを一体に有している。なお、プロセス手段には、後述する、帯電手段、現像手段、クリーニング手段が含まれる。
【0018】
図1に示すように、画像形成装置の上部に配置された原稿読取装置1が原稿台上に置かれた原稿を読み取り、その信号をレーザースキャナユニット13へ送る。レーザースキャナユニット13は、送られた信号に対応したレーザー光をポリゴンミラー13aに反射させ、結像レンズ13bを通してプロセスカートリッジ9内の感光ドラム11aへ照射する。
【0019】
あらかじめ帯電手段としての一次帯電ローラ11dにより均一に帯電された感光ドラム11a上に、照射されたレーザー光により潜像が形成される。一方、プロセスカートリッジ9に装着されたトナーボトルから現像手段としての現像室10bへ供給されたトナーが、マグネットを内蔵する現像手段としての現像スリーブ10a表面全体に行き渡っており、像担持体としての電子写真感光ドラム11a上の潜像部分にのみ現像スリーブ10aからトナーが乗り移り、感光ドラム11a上に画像が形成される。
【0020】
一方、給送カセット6a又は、マルチ給送トレイからシート5が送り出される。搬送されてきたシート5は、感光ドラム11aと転写ローラ7のニップへ送られ、転写ローラ7に図示しない転写バイアス電源により、転写バイアスが印加されることにより、感光ドラム11a上に形成された画像がシートへ転写される。
【0021】
シートに転写されず、感光ドラム11a上に残留したトナーは、クリーニング手段としてのクリーニングブレード11bにより掻き落とされ、廃トナー容器11cに回収される。画像を転写されたシート5は定着器8に送られ、ヒータ8bにより加熱された定着フィルム8cと加圧ローラ8aの間を通過して画像を定着される。画像を定着されたシート5は、排出ローラ6eにより排出トレイ15に排出される。以上の工程によりシートの画像形成が完了する。
【0022】
画像形成装置内の画像形成手段としての画像形成部(現像スリーブ10a、感光ドラム11a、クリーニングブレード11bなど)は、本体内のほかの部分に比べ、寿命が短く、ユーザーが容易に交換できる様、一体化したプロセスカートリッジ9となっている。
【0023】
プロセスカートリッジ9は、トナーボトル12や現像スリーブ10aを含む現像ユニット10と、クリーニングブレードにより回収された廃トナーを収容する廃トナー容器11cや感光ドラム11aを含むドラムカートリッジ11に分割可能である。これにより、画像形成装置や現像ユニットに比べ、寿命の短いドラムカートリッジ11のみを新しいものに交換することで、より安価に高画質を維持することができる。
【0024】
また、プロセスカートリッジ9は、簡単かつ安価にユーザーがトナーを追加できるよう、トナーを充填したトナーボトル12を挿入できる構造となっている。プロセスカートリッジ9内のトナー量が少なくなった時は、古いトナーボトル12を外し、新しいトナーボトル12を挿入することで、トナーを補給することができる。このように、プロセスカートリッジ9の構成部品のうち必要な部分のみ交換できる構造は、安価に高画質を長く維持でき、交換する部品が少なくなるため環境保護の面においても利点がある。
【0025】
ここで、ドラムカートリッジ11の交換手順を図2に基づいて説明する。感光ドラム11aが消耗した、または廃トナー容器11cが廃トナーで満杯となった等の理由で、ドラムカートリッジ11が寿命となったときは、ドラムカートリッジ11を交換する。
【0026】
図2に示すように、先ず本体上部の画像読取装置1を横へスライドさせ、CRGカバー14aを剥き出しにする。CRGカバー14aを開き、プロセスカートリッジ9を画像形成装置本体から本体斜め上方向A1へ取り出す。次にドラムカートリッジ11をプロセスカートリッジ9から分割し、代わりに新品のドラムカートリッジを取り付けることでドラムカートリッジ11の交換が完了する。また、プロセスカートリッジ9の周りで紙詰まりが発生した時にも、搬送路の紙を取り除くために、プロセスカートリッジ9を取り出す動作を行う。これらの操作を行った後、プロセスカートリッジ9をA2方向へ挿入し、再び記録が可能な状態となる。
【0027】
次に、トナーボトル12の交換(トナー補給)手順を図3、図4に基づいて説明する。また、プロセスカートリッジ9内のトナーが、記録を続けることにより減少した際は、トナーボトル12を交換することで、トナーの補給を行う。
【0028】
図4に示すように、トナーボトル12は、トナーボトル挿抜穴14c側の一端に把手24と把手退避穴25を設けている。把手24は、トナーボトル長手方向にスライド可能に構成され、把手退避穴25に収納された状態でプロセスカートリッジ9の外形からはみ出さないように退避する。
【0029】
図4aに示すように、トナーボトル操作時には、把手24を引き出し、把手24を持ち易くし、水平方向B1の挿入、円周方向B2の回転操作を容易にさせる。また、図4bに示すように、トナーボトル操作後は、把手24をトナーボトル12内部へ押し込み、把手24をプロセスカートリッジ9の外形から退避させる。
【0030】
なお、把手24と把手退避穴25に図示しない凹凸を設け、把手24の押し込みによりクリック感を持たせても良い。かかる凹凸を設けることにより、把手24が誤って把手退避穴25から出ることを防止することができる。
【0031】
図3に示すように、トナーがなくなった際は、トナーボトル12を、取り出すため、先ず、本体の前扉14bを開ける。画像形成装置本体内に装着されたプロセスカートリッジ9から、本体内壁に設けたトナーボトル挿抜穴14cを通して、把手24を把手退避穴25から引出し、把手24を持ってトナーボトル12だけを取り外す。
【0032】
このときプロセスカートリッジ9の現像室10bにたまったトナーが、トナーボトル12を取り外した後のスペースにあふれない様に、通常プロセスカートリッジ9には回転式のボトルシャッター10cが設置されている。ボトルシャッター10cは、トナーボトル12の突起12bと勘合し、トナーボトル12を円周方向B2に回すことで開閉する構造となっている。よってトナーボトル12を取り外す際は、先ず把手24を持ってトナーボトル12を円周方向B2に回転させる。これにより、ボトルシャッター10cが現像室10bを閉じ、トナーがあふれなくなる。そして、把手24を水平方向B1に引っ張りトナーボトル12をプロセスカートリッジ9から取り外す。
【0033】
トナーボトル12をプロセスカートリッジ9から取り外した後、あらかじめ用意しておいた、トナーが多量に封入された新品のトナーボトル12をプロセスカートリッジ9に装着するため、把手24を持ってトナーボトル12を水平方向B1に挿入する。その後、トナーボトル12を円周方向B2に回転させると、ボトルシャッター10cが開き、現像室10bへトナーが流れ込みトナーの補給を行う。最後に、把手24を把手退避穴25内にスライドし、前扉14bを閉めてトナー補給を完了する。
【0034】
上述のごとく、プロセスカートリッジ9の外形から把手24が退避することにより、本体内に把手24が入るスペースを設ける必要がなく、本体の省スペース化が実現できる。
【0035】
また、プロセスカートリッジ9の出し入れ時に、把手24が本体内部のトナーボトル挿抜穴14cなどに引っかかることなくスムーズな出し入れができる。
【0036】
第一実施形態]
次に本発明に係るトナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の第一実施形態について図を用いて説明する。図5は本実施形態に係る可倒式把手付トナーボトルの斜視図、図6はトナーボトルを画像形成装置へ挿入した時の、把手の動き方を説明する図、図7は可倒式把手の説明図、図8はプロセスカートリッジを画像形成装置から取り出す方向と、把手の倒れ方向が、略平行になることを説明する図、図9はトナーボトルをプロセスカートリッジに装着した時、回動軸が水平になる構造を説明する図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0037】
図5に示すように、本実施形態にかかるトナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置は、上記参考例の退避式の把手24を有するトナーボトル12に変えて、可倒式の把手32を有するトナーボトル31を用いたものである。トナーボトル31は、トナーボトル挿抜穴14c側の一端に可倒式の把手32を設けている。
【0038】
図7aに示すように、把手32は、回動軸32aを中心に回動してプロセスカートリッジ9外形から退避するものである。トナーボトル操作の際は、可倒式の把手32をX方向に起こし、つかむ部分を飛び出させる。これにより、把手32がつかみやすくなり、操作性が確保される。また、把手32をUの字型にすることにより、指を引っ掛けて容易に引き出すことができる。また、把手32がトナーボトル蓋33のボトル端面33bと略平行になるように倒れる構造にすることで、トナーボトル内の把手退避スペースを、小さくでき、上記参考例のトナーボトル12に比べ把手退避穴25の分だけトナーボトル31のトナー収容スペースが増え、トナーボトル1本当りの記録可能枚数が増加し、コストダウンを図ることができる。また、把手を倒した状態のとき、トナーボトルの長手方向長さを必要以上に大きくするのを防止できるので、画像形成装置やカートリッジを可及的に小型化することができる。
【0039】
図6に示すように、把手32を立てた状態で、該把手32を持ってトナーボトル31をプロセスカートリッジ9に挿入した後(図6a)、ボトルシャッター10cを開くための回転動作を行い(図6b)、装着を完了させる(図6c)。
【0040】
また、図7aに示すように、トナーボトル装着動作の後の回動軸32aの角度が、略水平になる(LineH:図9参照)。これにより、ユーザーがトナーボトル31の操作を終えると、把手32の自重により自然に図5aのY方向へ倒れ、把手32はボトル端面33b内に退避する。
【0041】
また、プロセスカートリッジ9を取り出す時も、プロセスカートリッジ9の角度は、トナーボトル31の回動軸32aが略水平(LineH:図9参照)になる様に維持され、トナーボトル31の把手32は自重により倒れたままとなり、プロセスカートリッジ着脱の邪魔となることはない。
【0042】
なお、図7bに示すように、把手32の回動軸32aは、トナーボトル31の中心から偏心した位置に配置してもよい。これにより、把手部分を長くし、より持ちやすい形にすることができる。また、把手回動軸32aはトナーボトル31の中心から偏心させることで、把手部が長くなり操作がし易くなるが、同時に把手の重量が増えるので、より把手32が重力により倒れやすくなる。
【0043】
また、図8に示すように、装着完了時のトナーボトル31の把手32が回動する方向(倒れる方向)を、プロセスカートリッジ9の取り出し方向と略平行としてもよく。かかる構造とすることにより、万が一、ユーザーが把手32を倒し忘れても、プロセスカートリッジ9を取り出す時に把手32がトナーボトル挿抜穴14cの淵で倒されて退避する。よって、把手32が引っかかり、プロセスカートリッジ9の取り出しを妨げることがない。
【0044】
第二実施形態]
次に本発明に係るトナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の第二実施形態について図を用いて説明する。図10は本実施形態に係る把手保持突起付きトナーボトルの動き方を説明する図である。上記参考例、第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0045】
図10に示すように、本実施形態にかかるトナー供給容器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置は、上記第一実施形態のトナーボトル蓋33に把手32を起き上がった状態又は、倒れた状態で保持できるレバー22を取り付けたものである。
【0046】
レバー22は,正方形の突起22aを有し、これが把手内側に設けた正方形穴32bに勘合することで、突起12bを保持できる。レバー22はバネ26により突起12bが把手32の正方形穴32bに勘合する方向Kに常に付勢されている。
【0047】
図10(a)〜(c)はトナーボトル31の回転時のレバー22の動きを示している。プロセスカートリッジ9に装着していない時は、突起22aが把手32の正方形穴32bに勘合し、把手32が起きた状態保持される(図10(a))。このため、トナーが充填されたトナーボトル31を扱う時にも、把手32とトナーボトル31がふらつくことがない。
【0048】
画像形成装置の前扉14bを開け、内部のプロセスカートリッジ9にトナーボトル31を把手32を持って挿入し、回転する(図10(b))。この時、把手32は起き上がったまま突起22aにより確実に保持されているため、力が入り易い。
【0049】
トナーボトル31をプロセスカートリッジ9に装着完了すると(図10(c))、現像ユニット10に設けられた凸部23によりレバー22がL方向に動かされ、レバー22の突起22aが把手32の正方形穴32bから外れる。これにより把手32が開放され、自重により倒れる。よって、プロセスカートリッジ9の取り出しの際に把手32が邪魔になることがない。
【0050】
【発明の効果】
以上に説明したように、トナーボトルは、前記プロセスカートリッジに挿抜する為の把手を有し、前記把手はプロセスカートリッジ外形からはみださない位置に退避可能とした。これにより、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から着脱する際に、把手が引っかかる恐れがない。また、トナーボトルを小型化し、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を小型化することができる。しかも、トナーボトル操作時は、把手をプロセスカートリッジ外形から飛び出した状態にできるため、トナーボトルの操作性を向上させることができる。
【0051】
また、把手は、回動して退避するよう構成したことにより、把手操作後、把手を退避させる必要がなくなり、トナーボトルの操作性をいっそう向上させることができる。また、把手の回動軸を偏心にすることにより、更に大きくなる。
【0052】
また、把手の回動方向を、プロセスカートリッジを画像形成装置から取り出す方向と平行とすることにより、ユーザーが把手を倒さなくても、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り出す時に把手がトナーボトル挿抜穴の淵で倒され、本体に引っかかることを防止することができる。
【0053】
また、前記トナーボトルは、突起を有するレバーを有し、前記把手は、該レバーの前記突起と勘合することで、前記把手を起きた状態で保持することが可能な穴を有し、前記レバーはバネにより前記突起と前記穴が勘合する方向に付勢されており、記プロセスカートリッジに前記トナーボトルを装着完了した時、前記プロセスカートリッジに設けた凸部が前記レバーを退避させることで、前記把手の前記穴より前記突起が外れ、前記把手が自重により倒れるよう構成した。これにより、トナーボトル操作時は把手が確実に保持され、トナーボトル装着動作が終わると突起が退避し、把手が自重で自動的に倒れ、トナーボトルの操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例に係る画像形成装置の断面図である。
【図2】画像形成装置へのプロセスカートリッジ挿入を説明する図である。
【図3】画像形成装置へのトナーボトル挿入を説明する図である。
【図4】退避式把手付トナーボトルの斜視図である。
【図5】第一実施形態に係る可倒式把手付トナーボトルの斜視図である。
【図6】トナーボトルを画像形成装置へ挿入した時の、把手の動き方を説明する図である。
【図7】可倒式把手の説明図である。
【図8】プロセスカートリッジを画像形成装置から取り出す方向と、把手の倒れ方向が、略平行になることを説明する図である。
【図9】トナーボトルをプロセスカートリッジに装着した時、回動軸が水平になる構造を説明する図である。
【図10】第二実施形態に係る把手保持突起付きトナーボトルの動き方を説明する図である。
【図11】従来の画像形成装置の断面図である。
【図12】従来の画像形成装置へのプロセスカートリッジ挿入を説明する図である。
【図13】従来の画像形成装置へのトナーボトル挿入を説明する図である。
【図14】従来の把手が飛び出したプロセスカートリッジの説明図である。
【図15】従来の飛び出しの無い固定式把手付トナーボトルの斜視図である。

Claims (6)

  1. 画像形成部を備え画像形成装置に着脱可能に装着されたプロセスカートリッジに対して挿抜かつ挿入状態での回転が可能に構成され、挿入した後に回転することで内部に収容されたトナーを前記プロセスカートリッジに供給するトナー供給容器であって、前記プロセスカートリッジへ挿抜するための把手を有するトナー供給容器において、
    前記把手は、前記トナー供給容器の挿入方向における上流側の端面に回動軸を中心として回動可能に設けられ、前記端面に対して立ち上がる挿抜時の姿勢と前記端面に対して倒れる退避姿勢とに移動可能に構成され、
    前記回動軸は、前記端面における前記トナー供給容器の回転中心に重ならない位置に配置され、
    前記退避姿勢における前記把手の前記回動軸から最も遠い部分は、前記トナー供給容器の回転中心を挟んだ前記回動軸とは反対側に位置することを特徴とするトナー供給容器。
  2. 前記トナー供給容器の前記プロセスカートリッジに対する挿抜方向は前記プロセスカートリッジの前記画像形成装置に対する着脱方向と略直交してる請求項のトナー供給容器。
  3. 前記把手は前記トナー供給容器の外形からはみださない位置に退避可能であることを特徴とする請求項1またはのトナー供給容器。
  4. 前記プロセスカートリッジへの挿入動作が完了し画像形成可能な状態となったとき、自重によって倒れるように前記把手を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のトナー供給容器。
  5. 請求項1乃至のいずれかのトナー供給容器を挿抜可能に装着する装着部を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項のプロセスカートリッジを着脱可能に装着する装着手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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