JP4027082B2 - バイアス電圧発生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バイアス電圧を発生して負荷に供給するバイアス電圧発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来のバイアス電圧発生装置100の基本構成を示す回路ブロック図である。
【0003】
図示例のバイアス電圧発生装置100は、負荷に供給する電力を生成するための、電圧−Vhvの高圧直流電源101と、高圧直流電源101からの電力を受け、負荷に供給する電力を調整するための高圧トランジスタ102と、高圧トランジスタ102に流れる過電流を防止するための、抵抗値R0の抵抗103と、出力端子OUTから負荷に供給するバイアス電圧出力Voutの電圧値を検出するための、抵抗値Rdの電圧検出回路105と、電圧検出回路105からの検出信号(バイアス電圧出力Voutに応じたレベルの信号)と外部入力される制御信号CNTとの差分を演算し、増幅する誤差増幅器(演算増幅器)106と、誤差増幅器106からの出力信号(エラー信号)をパルス信号に変換するAM変調回路107と、AM変調回路107からのパルス信号を高圧部に伝送するための、静電容量Cのカップリングコンデンサ108と、カップリングコンデンサ108から伝送されたパルス信号を平滑し、高圧トランジスタ102のベース・エミッタ間電圧Vbeとして供給する平滑回路109とによって構成されている。
【0004】
以上の構成において、誤差増幅器106は、電圧検出回路105からの出力信号と制御信号CNTとの誤差を増幅し、AM変調回路107にエラー信号を供給する。AM変調回路107は、このエラー信号に応じた振幅を有するパルス信号を発生し、該パルス信号は、カップリングコンデンサ108を介して平滑回路109に伝達される。平滑回路109は、このパルス信号を平滑して高圧トランジスタ102のベース・エミッタ間電圧Vbeとして供給する。このベース・エミッタ間電圧Vbeに応じて、高圧直流電源101から負荷の方向に電力が供給される。この電力は、抵抗103を介して負荷に供給されるが、同時に電圧検出回路105によりその電圧値が検出されて、誤差増幅器106の一方の入力端子に供給される。つまり、出力端OUTから出力されるバイアス電圧は、外部入力される制御信号CNTに応じた電圧に制御される。
【0005】
なお、図8に示すように、図7と同様の回路構成100′を直流高圧電源101に対して複数個並列に接続することで、複数のバイアス電圧出力を単一の高圧直流電源101によって生成することができる。
【0006】
図9は、図7とは異なる回路構成の、従来のバイアス電圧発生装置110の基本構成を示す回路ブロック図である。
【0007】
同図において、バイアス電圧発生装置110は、負荷に供給される電力を発生するための、電圧Vhvの高圧直流電源111と、出力端子OUTから負荷に流れる電流を制限するための、抵抗値R0の抵抗112と、出力端子OUTから負荷に供給するバイアス電圧出力Voutの電圧値を検出するための、抵抗値Rdの電圧検出回路113と、電圧検出回路113からの検出信号と外部入力される制御信号CNTとの差分を演算し、増幅する誤差増幅器(演算増幅器)114と、誤差増幅器114からの出力信号(エラー信号)を受けて、出力端子OUTに供給される電力の一部または全部を、当該負荷への供給を回避する経路に流し出す高圧トランジスタ115とによって構成されている。
【0008】
以上の構成において、電圧検出回路113からの検出信号と外部入力される制御信号CNTとの差分に応じて、誤差増幅器114からのエラー信号のレベルは変化し、これにより、高圧トランジスタ115のベース・エミッタ間電圧Vbeが調整されて、コレクタ電流Ic、延いては、コレクタ・エミッタ間電圧Vceが制御され、出力端子OUTから出力されるバイアス電圧出力Voutが調整制御される。
【0009】
なお、本装置110も高圧直流電源111に対して複数個並列に接続することで、単一の高圧直流電源111に対して、複数のバイアス電圧出力を生成することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のバイアス電圧発生装置100では、高圧トランジスタ102の動作を保護するために、抵抗値R0の抵抗103が、また、上記従来のバイアス電圧発生装置110では、負荷短絡等の異常時に負荷に流れる電流を制限するために、抵抗値R0の抵抗112が、高圧直流電源101,111と出力端子OUTとの間に接続されている。一方、抵抗値Rdの電圧検出回路105,113が、出力端子OUTから出力されるバイアス電圧Voutの電圧を検出できる位置に接続されている。したがって、バイアス電圧として供給できる最大電圧値は、高圧直流電源101,111の電圧を抵抗値Roと抵抗値Rdで分圧した値となる。即ち、所望のバイアス電圧を得るためには、このバイアス電圧より電圧値の高い高圧直流電源が必要となり、これに応じて、バイアス電圧値を制御するための高圧トランジスタ102,115の耐圧も必要なバイアス電圧値に対して高いものとなる。この結果、製造コストが増大したり、高圧に対する沿面距離が拡大して、小型化に不利になるといった問題があった。
【0011】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、製造コストを低減化しつつ、小型化を図ることが可能となるバイアス電圧発生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載のバイアス電圧発生装置は、所定の直流電圧を発生する高圧電源と、負荷にバイアス電圧を供給する出力端と、前記高圧電源と前記出力端との間に設けられた、電流制限機能を備えた可変インピーダンス回路、前記出力端の電圧を検知する電圧検知回路と、前記電圧検知回路で検知された電圧と基準値との差分を出力する増幅回路と、前記増幅回路からの出力をパルス信号として出力する変調回路と、前記変調回路からのパルス信号を伝達するコンデンサと、前記コンデンサから伝達されるパルス信号を平滑する平滑回路とを有し、前記可変インピーダンス回路は、前記平滑回路からの出力に基づいて前記出力端に供給される電圧を前記基準値に応じた値に制御するものであり、更に前記可変インピーダンス回路は、抵抗素子と、前記抵抗素子の両端に生じる電圧に従って動作する第1のトランジスタと、前記平滑回路からの出力により動作し、前記第1のトランジスタによりベースエミッタ間電圧が変化する高圧トランジスタとを有し、前記出力端から前記高圧電源の方向に流れる電流が増大した場合に、前記高圧トランジスタのコレクタ電流を減少させるよう動作することを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するため、請求項に記載のバイアス電圧発生装置は、所定の直流電圧を発生する高圧電源と、負荷にバイアス電圧を供給する出力端と、前記高圧電源と前記出力端との間に設けられた電流制限回路と、前記出力端の電圧を検知する電圧検知回路と、前記電圧検知回路で検知された電圧と基準値との差分を出力する増幅回路と、前記増幅回路からの出力に基づいてコレクタ電流が制御されることにより前記電流制限回路から前記出力端を介して前記負荷に供給される電流の一部または全部を、前記負荷を回避する経路に流し出す高圧トランジスタとを有し、前記電流制限回路は、パルス発生回路と、前記パルス発生回路からのパルスを伝達するコンデンサと、前記コンデンサから伝達されるパルスを平滑する平滑回路と、前記平滑回路からの出力により動作してコレクタ電流が生じる高圧トランジスタと、前記高圧トランジスタに接続された抵抗素子と、前記抵抗素子の両端に生じる電圧に従って動作し、前記高圧トランジスタのベースエミッタ間電圧を変化させる第1のトランジスタとを有し、前記高圧トランジスタのコレクタ電流が増加すると、該コレクタ電流を減少させるように動作することを特徴とする。
【0019】
請求項に記載の複数バイアス電圧発生装置は、請求項1または2のいずれかに記載のバイアス電圧発生装置を、当該バイアス電圧発生装置に含まれる単一の前記高圧電源に対して複数個並列に接続することにより、複数のバイアス電圧を発生させることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るバイアス電圧発生装置の基本構成を示す回路ブロック図である。同図中、図7と同様の要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0021】
図1において、可変インピーダンス回路1は、流し得る最大電流が制限されるように構成された、前記高圧トランジスタ102を含む回路である。図の構成においては、バイアス電圧出力Voutは、前記図7の従来例と同様に制御されるが、電流制限抵抗103を有しないため、最大に出力できるバイアス電圧出力は、高圧直流電源101の電圧値−Vhvとほぼ同等レベルにまで制御可能である。そして、可変インピーダンス回路1は、流し得る最大電流が制限されるように構成されているので、負荷短絡等の異常時には、負荷や高圧トランジスタ102に流れる電流は制限される。
【0022】
図2は、可変インピーダンス回路1のより詳細な構成を示す回路図である。
【0023】
同図に示すように、可変インピーダンス回路1は、抵抗値rの抵抗11と、トランジスタ12と、前記高圧トランジスタ102とによって構成されている。負荷短絡等の異常によって出力端子OUTから高圧直流電源101の方向に流れる電流が増大すると、抵抗11の両端電圧が上昇し、この電圧上昇によりトランジスタ12のベース・エミッタ間電圧Vbeが上昇して、トランジスタ12のコレクタ電流が発生し、高圧トランジスタ102ベース・エミッタ間電圧Vbeを低下させる。この結果、高圧トランジスタ102のコレクタ電流は減少して、短絡電流が制限される。ところで、本構成によれば、抵抗値rが抵抗値R0に比して充分小さい値で出力電流を抑制することができるので、必要とする出力電圧に対して高圧直流電源101の電圧値−Vhvを高める必要がない。
【0024】
なお、以上の回路構成を高圧直流電源101に対して、前記図8にように、複数個並列に接続するようにすれば、複数のバイアス電圧出力を生成制御することができる。
【0025】
また、本実施の形態では、高圧直流電源101としてマイナス電源(−Vhv)を用いて、マイナスのバイアス電圧出力を生成制御する場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、プラス極性のバイアス電圧出力の生成についても、トランジスタ12,102の接続状態等を変更することで対応可能であり、これも本発明に含まれる。
【0026】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るバイアス電圧発生装置の基本構成を示す回路ブロック図である。同図中、図9と同様の要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0027】
図3において、定電流電源2は、定電流制御される高圧直流電源である。図の構成において、高圧直流電源2は、所望の最大バイアス電圧出力時における負荷電流と電圧検出回路113を通過する電流とを加算した電流値以上の所定の電流値に定電流制御されるように構成されている。電圧検出回路113は、出力端子OUTに発生するバイアス電圧出力Voutを分圧して検出し、この検出信号を誤差増幅器114に供給する。誤差増幅器114は、この検出信号と外部入力される制御信号CNTとの差分を増幅し、高圧トランジスタ115のベース・エミッタ間電圧Vbeを制御するようなエラー信号を出力する。高圧トランジスタ115は、このエラー信号を受けてコレクタ電流を制御し、高圧直流電源2から負荷方向に供給される電流の一部を、負荷を回避する方向に流し出す。以上の動作によって、出力端子OUTに発生するバイアス電圧出力Voutは、外部入力される制御信号CNTに応じた所定の値に制御される。また、本構成によれば、負荷短絡時の短絡電流は、高圧直流電源2の所定の定電流動作により制限される。
【0028】
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係るバイアス電圧発生装置の基本構成を示す回路ブロック図である。同図中、図9と同様の要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0029】
図4において、電流制限回路3は、予め設定された所定の電流値以上の電流が流れないように最大電流を制限するように構成された回路である。本構成において、電圧検出回路113、誤差増幅器114および高圧トランジスタ115は、前記図9の従来例と同様に動作し、これによって、出力端子OUTから出力されるバイアス電圧出力Voutは、外部入力される制御信号CNTの電圧レベルに応じて所望の電圧値に制御される。一方、電流制限回路3は、高圧トランジスタ115の動作に応じて、高圧直流電源111からの電圧Vhvを分圧して背負うと同時に、前記予め定められた電流値となるような電流制限動作を行う。したがって、例えば高圧トランジスタ115がオンして、出力端子OUTからのバイアス電圧出力Voutが0[V]に制御される場合には、電流制限回路3を通過する電流は前記所定値に制御され、高圧直流電源111からの電圧Vhvは電流制限回路3がその全てを背負うことになる。
【0030】
したがって、電流制限回路3に予め設定する制限電流値を、最大バイアス電圧出力時に不可欠な電流値(負荷および電圧検出回路113のインピーダンスとバイアス電圧出力最大値で決定される電流値)以上のなるべく小さい値に設定しておけば、電流制限回路3や高圧トランジスタ115で消費する電力を小さく抑えることが可能となり、コスト的に有利な部品を選定して本回路を構成することが可能となる。
【0031】
また、バイアス電圧値の高い制御動作時には、電流制限回路3での電圧降下はほとんどなく、したがって、必要な高圧直流電源111の出力電圧Vhvも出力電圧Voutの最大出力電圧とほぼ同程度に抑えることが可能となり、これによっても、電流制限回路3および高圧トランジスタ113の耐圧を必要最小限に抑えることが可能となり、コスト的に有利な部品選定を可能にすることができる。
【0032】
図5は、電流制限回路3のより詳細な構成を示す回路ブロック図である。
【0033】
図示例の電流制限回路は、高圧トランジスタ31と、トランジスタ32と、抵抗値r(抵抗値rと抵抗値R0の関係は、第1の実施の形態と同様)の抵抗33と、平滑回路109と、静電容量Cのコンデンサ108と、パルス発生回路34とによって構成されている。以上の構成により、パルス発生回路34で発生したパルス出力は、コンデンサ108を介して平滑回路109に伝送され、平滑回路109は、このパルス出力を平滑して直流電圧を生成する。この直流電圧は、高圧トランジスタ31のベース・エミッタ間電圧Vbeとなり、高圧トランジスタ31にコレクタ電流を生じさせる。そして、このコレクタ電流は、抵抗33を流れて、抵抗33の両端に電位差が生じる。この電位差は、トランジスタ32のベース・エミッタ間電圧Vbeとなるため、コレクタ電流の増大によって該ベース・エミッタ間電圧Vbeが増加すると、トランジスタ32が動作し、高圧トランジスタ31のベース・エミッタ間電圧Vbeが低下する。これにより、高圧トランジスタ31のコレクタ電流は低下するため、所定の電流値に制限される。
【0034】
図6は、図5とは異なる回路構成の電流制限回路の詳細な構成を示す回路ブロック図である。同図の電流制限回路は、高圧直流電源111の出力にリプルが生じている場合に用いられるものである。コンデンサ108は、高圧直流電源111からの出力に含まれるリプル電圧を平滑回路109に伝達し、平滑回路109は、このリプル電圧を平滑して高圧トランジスタ31のベース・エミッタ間電圧Vbeとして供給する。これ以降は、図5の電流制限回路と同様の動作により電流制限動作が実現される。
【0035】
なお、本実施の形態のバイアス電圧発生装置を高圧直流電源111に対して、複数個並列に接続するようにすれば、電源111の負担をさほど増やすことなく複数のバイアス電圧出力を生成制御することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載のバイアス電圧発生装置によれば、所定の直流電圧を発生する高圧電源と負荷にバイアス電圧を供給する出力端との間に、電流制限機能を備えた可変インピーダンス回路を設けるようにしたので、負荷短絡等の異常時における電流の増大を防止することができる。また、電流制限抵抗が不要になり、この抵抗による電圧降下を排除することができるので、高圧電源の出力電圧をバイアス出力電圧とほぼ同等にまで下げることができ、使用部品の低価格化や沿面距離の縮小による小型化が可能となる。さらに、バイアス電圧値制御に伴う電力の消耗を最小限に抑えることが可能となる。また、電流制限機能により高圧直流電源の電源容量を比較的小さく抑えることが可能となり、小型化、コストダウンを実現することができる。
【0038】
さらに、請求項に記載のバイアス電圧発生装置によれば、所定の直流電圧を発生する高圧電源と出力端との間に設けられた電流制限回路から前記出力端を介して負荷に供給される電流の一部または全部を、当該負荷を回避する経路に流し出す高圧トランジスタを設けるようにしたので、負荷短絡等の異常時における電流の増大を防止することができる。また、電流制限抵抗が不要になり、この抵抗による電圧降下を排除することができるので、高圧電源の出力電圧をバイアス出力電圧とほぼ同等にまで下げることができ、使用部品の低価格化や沿面距離の縮小による小型化が可能となる。さらに、バイアス電圧値制御に伴う電力の消耗を最小限に抑えることが可能となる。また、電流制限機能により高圧直流電源の電源容量を比較的小さく抑えることが可能となり、小型化、コストダウンを実現することができる。
【0040】
さらに、請求項に記載の複数バイアス電圧発生装置によれば、単一の高圧直流電源によって、複数のバイアス電圧を発生させることができるため、さらなる小型化およびコストダウンを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバイアス電圧発生装置の基本構成を示す回路ブロック図である。
【図2】図1の可変インピーダンス回路の詳細な構成を示す回路ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るバイアス電圧発生装置の基本構成を示す回路ブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るバイアス電圧発生装置の基本構成を示す回路ブロック図である。
【図5】図4の電流制限回路の詳細な構成を示す回路ブロック図である。
【図6】図5とは異なる回路構成の電流制限回路の詳細な構成を示す回路ブロック図である。
【図7】従来のバイアス電圧発生装置の基本構成を示す回路ブロック図である。
【図8】図7のバイアス電圧発生装置を複数個並列に接続して、複数のバイアス電圧出力を単一の高圧直流電源によって生成した場合の回路ブロック図である。
【図9】図7とは異なる回路構成の従来のバイアス電圧発生回路の基本構成を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 可変インピーダンス回路
2 定電流電源
3 電流制限回路
11 抵抗
12 トランジスタ
31 高圧トランジスタ
32 トランジスタ
33 抵抗
34 パルス発生回路
101 高圧直流電源
105 電圧検出回路
106 誤差増幅器
107 AM変調回路
108 コンデンサ
109 平滑回路
111 高圧直流電源
113 電圧検出回路
114 誤差増幅器
115 高圧トランジスタ
OUT バイアス電圧出力端子

Claims (3)

  1. 所定の直流電圧を発生する高圧電源と、
    負荷にバイアス電圧を供給する出力端と、
    前記高圧電源と前記出力端との間に設けられた、電流制限機能を備えた可変インピーダンス回路
    前記出力端の電圧を検知する電圧検知回路と、
    前記電圧検知回路で検知された電圧と基準値との差分を出力する増幅回路と、
    前記増幅回路からの出力をパルス信号として出力する変調回路と、
    前記変調回路からのパルス信号を伝達するコンデンサと、
    前記コンデンサから伝達されるパルス信号を平滑する平滑回路と
    を有し、
    前記可変インピーダンス回路は、前記平滑回路からの出力に基づいて前記出力端に供給される電圧を前記基準値に応じた値に制御するものであり、
    更に前記可変インピーダンス回路は、抵抗素子と、前記抵抗素子の両端に生じる電圧に従って動作する第1のトランジスタと、前記平滑回路からの出力により動作し、前記第1のトランジスタによりベースエミッタ間電圧が変化する高圧トランジスタとを有し、前記出力端から前記高圧電源の方向に流れる電流が増大した場合に、前記高圧トランジスタのコレクタ電流を減少させるよう動作する
    ことを特徴とするバイアス電圧発生装置。
  2. 所定の直流電圧を発生する高圧電源と、
    負荷にバイアス電圧を供給する出力端と、
    前記高圧電源と前記出力端との間に設けられた電流制限回路と、
    前記出力端の電圧を検知する電圧検知回路と、
    前記電圧検知回路で検知された電圧と基準値との差分を出力する増幅回路と、
    前記増幅回路からの出力に基づいてコレクタ電流が制御されることにより前記電流制限回路から前記出力端を介して前記負荷に供給される電流の一部または全部を、前記負荷を回避する経路に流し出す高圧トランジスタ
    を有し、
    前記電流制限回路は、パルス発生回路と、前記パルス発生回路からのパルスを伝達するコンデンサと、前記コンデンサから伝達されるパルスを平滑する平滑回路と、前記平滑回路からの出力により動作してコレクタ電流が生じる高圧トランジスタと、前記高圧トランジスタに接続された抵抗素子と、前記抵抗素子の両端に生じる電圧に従って動作し、前記高圧トランジスタのベースエミッタ間電圧を変化させる第1のトランジスタとを有し、前記高圧トランジスタのコレクタ電流が増加すると、該コレクタ電流を減少させるように動作する
    ことを特徴とするバイアス電圧発生装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のバイアス電圧発生装置を、当該バイアス電圧発生装置に含まれる単一の前記高圧電源に対して複数個並列に接続することにより、複数のバイアス電圧を発生させることを特徴とする複数バイアス電圧発生装置。
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