JP4026354B2 - デッキクロスメンバの取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のデッキクロスメンバの取付構造に係り、特にフロントピラーの内壁面に対するデッキクロスメンバの端部の取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
デッキクロスメンバの端部をフロントピラーに結合するために、例えば特開平10−109668号公報に記載されているように、デッキクロスメンバの端部に設けた取付ブラケットを介してデッキクロスメンバの端部をフロントピラーの内壁面に結合することが提案されている。
【0003】
この従来技術の場合、左右のフロントピラーに予め溶接等によって固定された取付ブラケットにデッキクロスメンバの端部を車両の後側から重ね、車両の後側からボルト等の締結部材によってデッキクロスメンバの端部を取付ブラケットに締結する。すなわち後付け可能な構造であるから、デッキクロスメンバの取付けを比較的容易に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしデッキクロスメンバはそれ自体が重量物であることに加えて、デッキクロスメンバには各種のブラケットやサブフレーム等が取付けられるため、その重量はかなり重くなる。このため、ボルト等によってデッキクロスメンバの端部をフロントピラーの所定位置に固定する際に、デッキクロスメンバの端部を精度良く位置決めすることが難しいことがある。このため従来のデッキクロスメンバの取付構造では、デッキクロスメンバの端部をフロントピラーの所定位置に精度良く組付けることに関して改善の余地があった。
【0005】
従ってこの発明の目的は、デッキクロスメンバの端部をフロントピラーに精度良く強固に結合することのできるデッキクロスメンバの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のデッキクロスメンバの取付構造は、請求項1に記載したように、車両の左右のフロントピラー間に架け渡されるよう車幅方向に設けられるデッキクロスメンバを有し、このデッキクロスメンバの第1の端部と第2の端部がそれぞれ上記各フロントピラーの内壁面に取付けられるデッキクロスメンバの取付構造において、上記デッキクロスメンバの上記第1の端部の取付構造は、上記デッキクロスメンバの上記第1の端部に第1のクロスメンバブラケットが設けられ、この第1のクロスメンバブラケットは、上記一方のフロントピラーの内壁面に固定された取付ブラケットの基準面に対し、車両の後側から当接させてボルトとナット部材によって締結され、上記デッキクロスメンバの上記第2の端部の取付構造は、一端部が上記他方のフロントピラーの内壁面に結合されかつ他端部に上記車両の前後方向の所定位置に位置する基準面が設けられている取付ブラケットと、上記デッキクロスメンバの上記第2の端部に設けられ上記フロントピラーの上記内壁面に当接される当接面を有しかつ該当接面から車幅方向に延出して上記基準面に当接可能な位置決め面部が設けられている第2のクロスメンバブラケットとを有し、上記第2のクロスメンバブラケットには上記基準面に向かって車両前方に突出するピンが設けられ、上記基準面と上記位置決め面部とを対向させ、上記ピンが上記基準面の孔に挿入された状態において、上記第2のクロスメンバブラケットが上記取付ブラケットに対し前後方向と車幅方向に動き得るように遊びをもたせて締結部材により車両前後方向に取付けられ、上記フロントピラーを車両の外側から車両の内側に向かって貫通する締結部材により、上記第2のクロスメンバブラケットの上記当接面を上記フロントピラーの内壁面に車幅方向に締結したことを特徴とするものである。
【0007】
この発明の好ましい形態では、上記取付ブラケットの基準面は車両の上下方向に複数設けられており、クロスメンバブラケットは、これら複数の基準面に対応する位置に複数の位置決め面部を有している。そしてこれら複数の位置決め面部のうちの一つにピンが立設されている。このピンを、上記基準面に形成された孔に挿入することにより、上記基準面と位置決め面部との互いの位置関係を規制することができる。こうしてクロスメンバブラケットの仮止めがなされた状態で、他方の位置決め面部と基準面どうしが締結部材によって車両前後方向に締結される。
【0008】
またこの発明の好ましい形態では、上記クロスメンバブラケットは、フロントピラーの閉断面部を車両の外側から車両内側に向かって挿入されるボルト等の締結部材により、フロントピラーの内壁面に車幅方向に締結される。上記閉断面部は、例えばアウタパネル等のアウタ部材と、インナパネル等のインナ部材とによって形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は車両10のボデーを構成する骨格部材11の一例を示している。この骨格部材11は、アウタパネル12とリンフォース13とからなるアウタ部材14を含んでいる。図1は車両10の左側のアウタ部材14のみを示しているが、車両10の右側にも同様のアウタ部材が設けられることは言うまでもない。リンフォース13は、溶接等の結合手段によってアウタパネル12に結合されている。
【0010】
この車両10の骨格部材11は、車両10の左右のフロントピラー20,21を構成するインナ部材の一例としてのインナパネル22,23を含んでいる。これらインナパネル22,23は、それぞれアウタ部材14(一方のみ図示する)の内側に溶接によって結合されている。図6に一方のフロントピラー21を代表して示すように、インナパネル23とアウタ部材14とによって閉断面部Sが形成されている。
【0011】
左右のフロントピラー20,21間に、デッキクロスメンバ30が架け渡されている。デッキクロスメンバ30は例えば鋼管からなり、車両10の車幅方向に延びている。図2に示すように、デッキクロスメンバ30の助手席側の端部31と、デッキクロスメンバ30の運転席側の端部32が、それぞれ以下に説明する取付構造によって、フロントピラー20,21の内壁面20a,21aに取付けられる。
【0012】
デッキクロスメンバ30は、その軸線方向に小径部30aと大径部30bとを有し、大径部30bにステアリングコラムなどを支持するブラケット33等の重量物を支える部材が設けられている。デッキクロスメンバ30の軸線方向の中央部付近に、センタサポートフレーム34が取付けられている。センタサポートフレーム34の下端部は車両10の床に支持される。
【0013】
図1に示す車両10はいわゆる左ハンドル車であるため、デッキクロスメンバ30の左半部(運転席側)に大径部30bが形成されているが、右ハンドル車の場合には、デッキクロスメンバ30の右半部に大径部30bが形成されることになる。なおデッキクロスメンバ30は、車両の種類によって、略全長にわたって略同径の管部材として設ける場合もある。
【0014】
以下に、デッキクロスメンバ30の第1の端部31を助手席側のフロントピラー20に取付ける構造について説明する。
図3に示すようにフロントピラー20の内壁面20aの所定位置に、取付ブラケット40が溶接等の固定手段によってインナパネル22に固定されている。この取付ブラケット40は、上下2個所に基準面41,42を有している。これら基準面41,42は、車両の前後方向の所定位置に、車両10の後側を向くよう設けられている。そして上側の基準面41に貫通孔43が形成されている。各基準面41,42の裏側(車両10の前側)にナット部材44,45が固定されている。
【0015】
図5に示すようにデッキクロスメンバ30の第1の端部31に、第1のクロスメンバブラケット50が固定されている。この実施形態の場合、クロスメンバブラケット50に形成されたバーリング加工孔51にデッキクロスメンバ30の端部31の開口端を挿入し、溶接することにより、クロスメンバブラケット50がデッキクロスメンバ30の端部31に強固に固定されている。
【0016】
このクロスメンバブラケット50は、取付ブラケット40の基準面65,66と対応した位置に設けられ、クロスメンバブラケット50の上下2箇所に位置決め面部52,53が設けられている。これら位置決め面部52,53に、それぞれ車両10の前後方向に貫通する孔54,55が形成されている。
【0017】
上側の位置決め面部52に、車両10の前方に突出するピン56が設けられている。このピン56を取付ブラケット40の貫通孔43に挿入し、位置決め面部52,53を基準面41,42に当接させた状態において、図2に示すボルト57,58をナット部材44,45に螺合させ、車両10の後側から位置決め面部52,53を基準面41,42に締結する。こうすることにより、助手席側のフロントピラー20に対するデッキクロスメンバ30の端部31の位置決めがなされるとともに、デッキクロスメンバ30の端部31がフロントピラー20に固定される。
【0018】
次に、デッキクロスメンバ30の第2の端部32を運転席側のフロントピラー21に取付ける構造について説明する。
図4に示すように、運転席側のフロントピラー21の内壁面21aに、上下2箇所のブラケット61,62からなる取付ブラケット60が、溶接等の固定手段によって固定されている。この実施形態の場合、各ブラケット61,62のそれぞれの一端部61a,62aが、溶接等の結合手段によってインナパネル23に結合されている。
【0019】
各ブラケット61,62の他端部61b,62bに、車両10の後側を向く基準面65,66が設けられている。これら基準面65,66は、車両10の前後方向に関して所定位置に形成されている。上側のブラケット61の基準面65に貫通孔67が形成され、下側のブラケット62の基準面66にボルト68が設けられている。ボルト68は、車両10の後方に向かって突出している。
【0020】
なお、上記実施形態では上下2個所に分かれた取付ブラケット61,62にそれぞれ基準面65,66を設けたが、1つの取付ブラケットにこれら複数の基準面を設けるようにしてもよい。
【0021】
図5に示すように、デッキクロスメンバ30の第2の端部32に第2のクロスメンバブラケット70が固定されている。この実施形態の場合、クロスメンバブラケット70に形成されたバーリング加工孔71にデッキクロスメンバ30の端部32の開口端を挿入し、溶接することにより、クロスメンバブラケット70がデッキクロスメンバ30の端部32に強固に固定されている。
【0022】
クロスメンバブラケット70は、フロントピラー21の内壁面21aに当接される当接面72と、当接面72から車両10の内側に向かって車幅方向に延出する上下2箇所の位置決め面部73,74を有している。当接面72の車両内側にナット部材75,76,77が設けられている。図4に示すようにフロントピラー21には、上記ナット部材75,76,77と対応した位置に、ボルト挿入孔80,81,82が形成されている。
【0023】
位置決め面部73,74は取付ブラケット61,62と対応した位置にある。これらの位置決め面部73,74は、それぞれ基準面65,66に当接可能である。そして上側の位置決め面部73に、車両10の前方に突出するピン85が設けられている。下側の位置決め面部74に孔86が形成されている。
【0024】
以下にデッキクロスメンバ30の端部32をフロントピラー21に組付ける手順について説明する。
クロスメンバブラケット70に設けられているピン85を、取付ブラケット61に形成されている貫通孔67に挿入するとともに、ボルト68をクロスメンバブラケット70の孔86に挿入する。
【0025】
締結部品の一例であるナット90(図2に示す)を車両の後側からボルト68に螺合させて締付け、位置決め面部73,74を取付ブラケット61,62に仮止めすることにより、基準面65,66と位置決め面部73,74とを対向させる。この仮止めに用いるボルト68とナット90は、クロスメンバブラケット70が取付ブラケット62に対して前後方向と車幅方向にある程度動き得るように遊びをもたせた状態で、クロスメンバブラケット70と取付ブラケット62とを結合している。
【0026】
このボルト68は、例えば段付きボルトである。要するに、クロスメンバブラケット70が取付ブラケット62に対して前後方向と車幅方向に、ある程度動き得るように遊びをもたせた状態で、クロスメンバブラケット70と取付ブラケット62とを結合できる構造であればよいから、本実施形態に限定されるものではない。
【0027】
上記のようにピン85と、ボルト68およびナット90によって、クロスメンバブラケット70を車両の前後方向に関してほぼ所定の位置に仮止めし、基準面65,66と位置決め面部73,74とを互いに対向させる。
【0028】
そののち、図2におよび図6に示すように、閉断面部Sを貫通する締結部材の一例であるボルト91,92,93を、車両の外側から、それぞれボルト挿入孔80,81,82に通し、ナット部材75,76,77に螺合させて締付けることにより、クロスメンバブラケット70の当接面72をフロントピラー21の内壁面21aに車幅方向に締結する。
【0029】
なお、図6に示すように、インナパネル23とアウタ部材14との間の閉断面部Sに、予めパイプあるいはリンフォース等の補強部材95,96を設けておくことにより、ボルト91,92,93を締付ける際に閉断面部Sが変形することを防止するとよい。
【0030】
上記実施形態の場合には、フロントピラー21の所定位置にボルト挿入孔80を形成しておき、このボルト挿入孔80とボルト91との間の遊びを極力小さくすることにより、ボルト挿入孔80を基準としてクロスメンバブラケット70をフロントピラー21の所定位置に正確に固定することができる。
【0031】
クロスメンバブラケット70の仮止めに用いるボルト68とナット90は、クロスメンバブラケット70がある程度動けるように遊び(隙間)をもった状態でクロスメンバブラケット70を取付ブラケット62に支持している。このため仮止めに使われるボルト68は、本締結用のボルト91をナット部材75にねじ込む際の妨げにならない。
【0032】
この実施形態では、デッキクロスメンバ30の端部32をピン85とボルト68によって取付ブラケット61,62に仮止めした状態で、車両の外側からボルト91,92,93によってクロスメンバブラケット70をフロントピラー21の内壁面21aに固定するため、取付精度が要求される運転席側のデッキクロスメンバ30の端部32を、フロントピラー21の所定位置に比較的容易にかつ精度良く固定することができる。
【0033】
しかもこの実施形態は、デッキクロスメンバ30の端部(開口端)32の全周をクロスメンバブラケット70に溶接等によって固定し、十分広い面積の当接面72をフロントピラー21の内壁面21aにボルト91,92,93によって固定するため、デッキクロスメンバ30の端部32とフロントピラー21との結合部位の剛性をより大きくすることができる。
【0034】
なお、フロントピラー21に形成するボルト挿入孔80,81,82と、ボルト91,92,93との間に遊びをもたせ、位置決め面部73,74をそれぞれ基準面65,66に当接させた状態で、ボルト91,92,93によってクロスメンバブラケット70をフロントピラー21の内壁面21aに本締結するようにしてもよい。その場合、基準面65,66と位置決め面部73,74によって、デッキクロスメンバ30の端部32の位置を正確に規制することができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、フロントピラーの内壁面に設けた取付ブラケットの基準面とクロスメンバブラケットに設けた位置決め面部とによって、クロスメンバブラケットの前後方向の位置を規制した状態でクロスメンバブラケットの当接面をフロントピラーの内壁面に固定するため、デッキクロスメンバの端部をフロントピラーの所定位置に精度良く組付けることができる。クロスメンバブラケットの仮止めに用いるボルトとナット(締結部材)は、クロスメンバブラケットがある程度動けるように遊び(隙間)をもった状態でクロスメンバブラケットを取付ブラケットに支持している。このため仮止めに使われるボルトは、本締結用のボルトをナット部材にねじ込む際の妨げにならない。
【0036】
請求項2に記載した発明によれば、クロスメンバブラケットに設けたピンによって、デッキクロスメンバを取付ブラケットに仮置きすることができるので、フロントピラーの内壁面に対するデッキクロスメンバの組付作業が容易になる。
【0037】
本発明によれば、クロスメンバブラケットをフロントピラーの内壁面に固定する際に、まずクロスメンバブラケットを取付ブラケットに対して車両前後方向に締結したのち、車両の外側からフロントピラーに挿入するボルト等の締結部材によって、クロスメンバブラケットをフロントピラーの内壁面に車幅方向に締結するので、デッキクロスメンバをフロントピラーの所定位置に精度良く、容易にかつ強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すデッキクロスメンバの取付構造を備えた車両の一部の分解斜視図。
【図2】 図1に示されたデッキクロスメンバとその取付部を示す斜視図。
【図3】 図1に示された車両の助手席側フロントピラーの一部の斜視図。
【図4】 図1に示された車両の運転席側フロントピラーの一部の斜視図。
【図5】 図1に示されたデッキクロスメンバをフロントピラーに取付ける前の状態を示す斜視図。
【図6】 図2中のF6−F6線に沿う断面図。
【符号の説明】
10…車両
20,21…フロントピラー
30…デッキクロスメンバ
31,32…端部
61,62…取付ブラケット
65,66…基準面
68…ボルト(締結部材の一例)
70…クロスメンバブラケット
72…当接面
73,74…位置決め面部
85…ピン
90…ナット(締結部材の一例)
91,92,93…ボルト(締結部材の一例)
Claims (2)
- 車両の左右のフロントピラー間に架け渡されるよう車幅方向に設けられるデッキクロスメンバを有し、このデッキクロスメンバの第1の端部と第2の端部がそれぞれ上記各フロントピラーの内壁面に取付けられるデッキクロスメンバの取付構造において、
上記デッキクロスメンバの上記第1の端部の取付構造は、
上記デッキクロスメンバの上記第1の端部に第1のクロスメンバブラケットが設けられ、この第1のクロスメンバブラケットは、上記一方のフロントピラーの内壁面に固定された取付ブラケットの基準面に対し、車両の後側から当接させてボルトとナット部材によって締結され、
上記デッキクロスメンバの上記第2の端部の取付構造は、
一端部が上記他方のフロントピラーの内壁面に結合されかつ他端部に上記車両の前後方向の所定位置に位置する基準面が設けられている取付ブラケットと、
上記デッキクロスメンバの上記第2の端部に設けられ上記フロントピラーの上記内壁面に当接される当接面を有しかつ該当接面から車幅方向に延出して上記基準面に当接可能な位置決め面部が設けられている第2のクロスメンバブラケットとを有し、
上記第2のクロスメンバブラケットには上記基準面に向かって車両前方に突出するピンが設けられ、
上記基準面と上記位置決め面部とを対向させ、上記ピンが上記基準面の孔に挿入された状態において、上記第2のクロスメンバブラケットが上記取付ブラケットに対し前後方向と車幅方向に動き得るように遊びをもたせて締結部材により車両前後方向に取付けられ、
上記フロントピラーを車両の外側から車両の内側に向かって貫通する締結部材により、上記第2のクロスメンバブラケットの上記当接面を上記フロントピラーの内壁面に車幅方向に締結したことを特徴とするデッキクロスメンバの取付構造。 - 上記第2の端部が締結される上記取付ブラケットの上記基準面が車両の上下方向複数箇所に形成され、
上記第2のクロスメンバブラケットは、上記各基準面に対応する位置に複数の上記位置決め面部を有し、
上記複数の位置決め面部のうちの一つには、該位置決め面部に対応する上記基準面に向かう上記ピンが立設され、
それ以外の上記位置決め面部と該位置決め面部に対応する取付ブラケットは、上記ピンが上記基準面の孔に挿入された状態において、上記締結部材により車両前後方向に締結されることを特徴とする請求項1記載のデッキクロスメンバの取付構造。
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