JP4025822B2 - テキスト入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、情報処理装置や通信制御装置等に於けるテキスト入力負荷を軽減するテキスト入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の入力負荷軽減の為のテキスト入力方法の一つとして、略語や短縮語を用いるものがある。例えば略語辞書を持ち、あらかじめ設定された略語の文字列を入力すればその略語に対応する登録語を辞書から取り込み、入力文字列に置き換える事により負荷を軽減するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記の場合、略語を記憶し、且つその変換を指示するキーを押す等により、所望の語を探索する事となり、その効率は利用者個人の記憶力等に依存する要素が多い。又、特に、テキスト入力では、略語変換キーをその都度押さねばならない方法、或いは、変換キーを押さずに、例えば、入力文字列に一致する全ての候補語を表示し、その中から選択する等の方法は、実務上、連続的にテキストを入力して行く場合には、適していない。
【0004】
本発明では、データ入力の都度、入力データと辞書データを突き合せ、先頭、後尾が一致、等の条件判定を含む照合結果に基づき、入力データを含み、辞書内で 唯一と判定された時に、辞書データの内容が読み込まれ、入力データの残りの入力部分が補正され、或いは、入力データが辞書データにより置き換えられ、以後の入力を必要としない。従って、入力の途中で、より少ない数のデータ入力で、完結できる。辞書の内容を特に意識せず、操作者の記憶能力等に依存しない自然な入力操作で、テキスト入力効率を高める装置を提供する。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
請求項1では、文字データ入力毎に, 入力データを辞書と照合し、入力データを含む唯一のデータが辞書に存在するか否かを判定し、照合の結果、複数のデータがあり、入力データを含む相等しい部分を持つ場合は、以後の文字データを入力毎に、複数のデータの中に、入力文字データと後尾とが一致する唯一の語句があるか否かを判定し、一致しない時は、複数のデータの入力データと既に照合済みの部分以降に、最後の入力データを含む唯一のデータが辞書にあるか否かを判定し、入力データを含み唯一と判定されたデータを入力データと置き換え出力する。
請求項2では、文字データ入力毎に、入力データを辞書と照合し、入力データを含む唯一のデータが辞書に存在するか否かを判定し、入力データを含む唯一のデータを特定出来ない場合、それ以前の文字データ入力時に、入力データと先頭データが一致したか又は入力データを含むと判定されたデータの中、入力データと既に一致済みの部分以降に、最後に入力された文字データを含む唯一のデータが辞書にあるか否かを判定し、入力データを含む唯一と判定されたデータ入力データと置き換え出力する。
請求項3では、文字データ入力毎に、入力データを辞書と照合し、入力データを含む唯一のデータが辞書に存在するか否かを判定し、入力データを含む唯一のデータを特定出来ない場合、入力データと先頭・後尾データが等しく、且つ、先頭・後尾の間にあるその他の文字が含まれる、唯一のデータが辞書にあるか否かを判定し、唯一と判定されたデータを辞書から取込み、入力データと置き換え出力する。
【0006】
【作用 】
請求項1では、入力手段により文字データが入力される度に入力途中のデータの後に付け加え、その入力データと辞書中の各データを照合する。入力データを含む複数のデータがあり、それらの持つ共通部分が一致している場合、以後のデータ入力時に、その入力データと複数のデータの後尾を比較し、一致する唯一の辞書データの有無を判定し、一致しなければ、複数のデータの、入力データと照合済みの部分以降のデータの中で,最後の入力データを含む唯一の辞書データの有無を判定する。唯一のデータがあれば、それを入力データと置き換える。
請求項2では、入力手段により文字データが入力される度に入力途中のデータの後に付け加え、その入力データと辞書中の各データを照合する。入力データを含む唯一のデータを特定出来ない場合、先頭の入力の場合を除き、直前迄の入力データと照合済みの部分以降のデータの中に、最後の入力データと一致する唯一の辞書データの有無を判定する。もしあれば、入力データと置き換える。
請求項3では、入力手段により文字データが入力される度に入力途中のデータの後に付け加え、その入力データと辞書中の各データを照合する。入力データを含む唯一のデータを特定出来ない場合、入力データと先頭・後尾が等しく、先頭、後尾の間のその他の文字データを含む唯一の辞書データがあるか否かを判定し、もしあれば、入力データと置き換える。
【0007】
【実施例】
図1に本発明のテキスト入力装置の一例のブロック図を示す。
図1に於いて、テキスト入力装置は、入力内容や編集結果等を表示する液晶等からなる表示部1と、文字情報を入力するキーボードや、その他手書き入力・認識を含む読み取り部等からなる入力部2と、Read Only Memoryや、Random Access Memory等からなる辞書部3と、表示部1、入力部2、辞書部3等を制御するプログラムを実行する制御部4と、制御プログラムや入力テキスト等を格納するRAM等からなるメモリー部5を含む。
【0008】
図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10は、本実施例の動作を説明するフローチャートであり、これに基づいて本装置の入力処理例を説明する。特定数か特定範囲数の語句の判定処理は、以下の説明に於ける唯一(単一)か否かの判定時点で、特定数か特定範囲数かの判定も行うものである。
【0009】
F001は、処理の開始にあたり、プログラムカウンターやフラッグ、作業領域等の内容を初期化する。次に、F002で、文字データ入力を行う。
【0010】
F003では,F002の入力内容が終了指定コードか否かを判定し、もし終りならば、F003Aで終了処理をして停止する。終りで無ければ、F004以降の処理に進む。
【0011】
F004に於いて、入力内容が語句の区切りを示すもの、即ち、入力語句のセパレータか否かを調べ、もしそうであれば、F004Aに進み、入力語句の終了処理を行い、Tフラッグをオフにした後、F004Bで、それまでの入力センテンス格納領域の後部に、入力語句を加え、F002の入力処理に戻る。F004の判定内容が、入力語句のセパレーター以外であれば、処理はF005に進む。
【0012】
F005では、入力内容がピリオドか否かにより、処理が分かれる。ピリオドの場合はF005Aに進み、(センテンス終了の為)入力語句以前の入力センテンス格納領域を初期化(クリア)した後、F002の入力処理に戻る。ピリオド以外であれば、処理はF006に進む。
【0013】
F006では、入力内容が、通常の文字データであるか否かを判定し、文字データであれば処理はF006Aに進む。文字データ以外であれば、F006Cの判定に進み、判定結果がESCコードでなければ、その他の機能コードの処理となり、本方法の説明内容とは、直接的関係が無いので、説明を省略する。
【0014】
F006Cの判定結果がESCコードならば、F006Dに進み、直前に、入力文字データの残りを辞書から補う補正処理が成されたか否かを判定し、YesであればF006Eで、補正の直前の入力/表示状態に戻す処理を行い、F002の入力に戻る。Noであればこの場合は何もせず、次の文字データ入力のため、F002に戻る。
【0015】
前記F006の判定結果が通常の文字データなら、処理はF006からF006Aに進み、入力された文字データを表示し、次にF006Bにて、それ以前の入力文字データの後に、入力文字データを加え、新しい文字データを形成する。その後、F007のTフラッグの判定に進む。
【0016】
F007では、索引すべき語が未だあるか否かを示すTフラッグが、オンか否かを判定する。オンの場合は、それ以前に入力された文字データ値を含み、辞書内で唯一の語句か否かを索引する対象となる語句が、辞書内にそれ以上存在しないと言うことなので、処理はF002の入力処理に戻る。Tフラッグがオフ即ち索引すべき対象語句が、未だ辞書内に存在する場合は、F008の辞書索引処理に進む。
【0017】
F008では、入力文字データを用いて、辞書内を探索する。同時に、索引すべき語句が未だあることを示す為、Tフラッグもオフにしておく。探索処理の内容は、後述のS001以降で説明する。その後処理はF008Aに進み、F008に於ける辞書索引の結果、入力文字データを含むか、入力文字データと先頭データが等しく、辞書内で唯一の語句となり得る候補語句があるか否かを判定する。もし候補語句があれば、処理はF008Bに進む。候補語句が無い場合は、処理はF010Aに進む。次にF008Bでは、唯一の語句か否かを判定し、もし唯一であれば、F009Bに進む。唯一で無ければ、処理はF009に進む。F009では、入力データと、前記複数の候補語句データを照合する。先ず、先頭から1つづつ突き合せて、先頭が同じで、それに続くその他の入力文字データが、一致文字データが連接するか否かに拘らず、含まれている候補語句データの有無を判定し、次に、入力データと、前記複数の候補語句データを、後尾から1つづつ突き合せて、後尾が同じで、それに続くその他の入力文字データが、一致文字データが連接するか否かに拘らず、含まれている候補語句データの有無を判定する。その結果判定を次のF009Aで行う。F009Aの判定で、唯一のデータ有りと判定されれば、F009Bに進む。複数ありと判定されれば、処理はF010Aに進む。
【0018】
F009Bでは、ブザーを鳴らして索引成功を報知し、次のF009Cに於いて、現在表示内容を退避して、唯一データを用いて、補正・表示を行う。F009Dでは次の語の入力の為に、入力語句の終了処理を行い、F009Eに進み、入力センテンス領域に補正・表示の入力語句を加えた後、F002に戻る。次に、F008A、若しくは、F009Aの判定結果によってここに進み、F010Aでは、語幹・略語判定処理をする。F008Aからここに分岐した場合は、実際の処理はS021以降となる。この処理の内容は、S020以降に於いて説明する。
【0019】
次にF010Bの判定で、特定処理が不成功であった場合は、F002の入力に戻る。特定に成功した場合、次にF010Cに進み、唯一か否かを判定し、もし特定に成功した語句が唯一であれば、F009B以降の補正処理に進む。F010Cの判定が唯一でなければ、F011以降の処理に進む。
【0020】
F010Cの判定結果、唯一で無ければ、処理はF011に進み、索引対象となる語句がまだ残っているか否かを判定する。残っていればF002の入力処理に戻り、それ以上索引対象となる語句が残っていなければ、F012で、Tフラッグをオンにして、索引不成功である事をプログラム内で明示の後、F012Aで索引不成功をブザーで報知し、F002の入力処理に戻る。
【0021】
S001は辞書索引プログラムの入口である。S002では、辞書にこれ以上索引語句が無いか否かを判定し、無ければS002Aに進み、索引語句無しフラッグをオンにセットして、本サブプログラムを出る(S002B)
【0022】
S002の判定でまだ索引語句があれば、S003に進み、索引対象領域の上限、下限の中間位置にある語句を取り出し、S004の処理に進む。この場合、上限とは文字データの大きい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の下半分にある最も大きい値のデータ位置)を指し、下限とは文字データの小さい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の上半分にある最も小さい値のデータ位置)を言う。
【0023】
S004は辞書から取りだした語句の先頭文字データと入力文字データの値を比較し、辞書側の語句の先頭文字データが入力文字データよりも大きいか否かを判定する。もし大きければS005に進み、辞書語句の方が大きいので、(辞書語句の並びが正順の場合)索引対象領域の上半分の領域に唯一語句が存在する可能性があり、その為に、索引対象領域をう上半分に狭める。その後処理はS002に戻る。
【0024】
S004の判定で、辞書語句の方が大きく無ければ、処理はS006に進み、S006では、辞書から取りだした語句の先頭文字データと入力文字データの値を比較し、辞書側の語句の先頭文字データと入力文字データが等しいか否かを判定する。もし等しければ処理はS007に進み、唯一の語句が存在するか否かを判定する。唯一の語句が存在しなければ、S012以降の処理に進む。唯一の語句が存在すれば、S008に進み、辞書に唯一の語句が存在する事を示す唯一語句フラッグをオンにして辞書索引プログラムを出る。S006の判定で等しく無ければ処理は、S009に進む。
【0025】
S009では、辞書から取りだした語句の先頭文字データと入力文字データの値を比較し、辞書側の語句の先頭文字データが入力文字データよりも小さいか否かを判定する。小さければ処理はS010に進み、辞書語句の方が小さいので、(辞書語句の並びが正順の場合)索引対象領域の下半分の領域で唯一語句が存在する可能性があり、その為に、索引対象領域を下半分に狭める。その後処理はS002に戻る。S009の判定で小さくない場合は、何か異常が発生したものとしてS011に進み、エラー処理を行う。(ここでは本発明と直接関係しないので説明を省略する)。
【0026】
S007の判定で唯一語句が存在しない場合に、処理はここに移り、S012では、入力文字データと等しい辞書語句の範囲を特定するため、辞書内の現・索引対象領域の上半分に於いて、入力文字データより大きい先頭文字データの語句を探す処理をする。
【0027】
次に、S013の判定で、上半分の領域に入力文字データより大きい先頭文字データの語句が無かった場合、処理はS014に進み、この場合、上半分の領域は入力文字データと等しい先頭文字データの辞書語句で占められているので、S012の実行時の上限をそのまま新しい上限としてセットして、下限の設定の為にS016に進む。S013の判定で、上半分の領域に入力文字データより大きい先頭文字データの語句があった場合、処理はS015に進む。
【0028】
S015では、入力文字データより大きい先頭文字データの辞書語句の位置を用いて、辞書索引の新しい上限とする。その後処理は次のS016に進む。この場合、上限とは文字データの大きい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の下半分にある最も大きい値のデータ位置)を言う。
【0029】
S016では、辞書の下半分の領域に入力文字データよりも小さい先頭文字データの語句を探す処理をする。その後処理はS017に進む。
【0030】
S017では、入力文字データよりも小さい先頭文字データの語句の有無を判定し、無い場合、処理はS018に進み、この場合、下半分の領域は入力文字データと等しい語句で占められているので、S016の実行時と同じ下限値を適用し、新しい下限とする。その後処理は辞書索引プログラムを出る。
【0031】
S017の判定の結果、入力文字データよりも小さい先頭文字データの語句が有った場合、処理はS019に移り、S019では、入力文字データよりも小さい先頭文字データの語句の位置を適用し、それを新しい下限として設定して、辞書索引プログラムを出る。この場合、下限とは文字データの小さい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の上半分にある最も小さい値のデータ位置)を言う。
【0032】
S020以降は前記のF010Aで参照される語幹・略語判定処理の手順である。S020では、複数候補語句の持つ共通部分即ち語幹が一致するか否かを判定する。もし一致すれば処理はS020Aに進み、S020Aに於いて、最後の入力文字データと等しい後尾の文字データを持つ唯一の候補語句が存在するか否かを調べ、無ければ処理はS021に移り、存在すれば、S020Bで特定成功フラッグ及び唯一語句フラッグをオンにセットし、この判定処理サブプログラムを出る。S020の判定で不一致の時は、処理はS021に進む。
【0033】
S021では、候補語句の文字データの中、入力文字データと照合済みの部分以降に、最後に入力の文字データが含まれているか否かを判定する。含まれていれば処理はS021Aに進み、該当語句は単一かを調べ、そうでなければS021Bで非該当語句を以後の照合対象から除外して、このサブプログラムを出る。単一であればS021Cで特定成功フラッグ及び唯一語句フラッグをオンにセットした後、このサブプログラムを出る。
【0034】
前記S021の判定で、最後に入力の文字データが含まれていない場合、S022で特定不成功フラッグをオンにセットして、このサブプログラムを出る。
【0035】
図11,図12は、本実施例にかかわるテキスト入力に用いられる索引辞書の内容の例を示す。図12、その2手書き用辞書の例を参照して、まず例えば、ステップ1で、文字字画データ等を入力する。例えば、/−\|...の様に、字画を入力する。`次に、ステップ2で、入力されたデータを入力データの後に加え、その入力データと辞書を照合する。もし、辞書に入力データを含むか、入力データと先頭データが等しく、唯一のデータがあるか、或いは、入力データと先頭・後尾データが等しく、その他の文字を含む唯一のデータがあれば、それを取り出して入力データと置き換える補正処理を行う。もし、辞書に該当データが無ければ、無登録の表示をした後、ステップ1に戻りデータ入力をやり直す。
【0036】
図12の辞書の例に於いて、例えば、゛正゛を入力すると仮定して、その最初の字画゛−゛を入力した時点では、辞書語句#3(正),#4(更)が存在する。次の゛|゛を入力すると、#3のみが該当するので、辞書からその原語文字列゛正゛を取り出し、表示内容と置き換える事が出来る。
【0037】
【発明の効果】
本発明のテキスト入力方法によれば、テキスト入力途中に於いて、請求項1では、入力手段により文字データが入力される度に入力途中の文字データの後に付け加え、その入力文字データと辞書手段中の各語句文字データを照合して、入力文字データを含むか、入力文字データと先頭文字データが一致する複数の語句が有り、それらの共通部分が一致していれば、以後の文字データを入力時に、その入力文字データと前記複数の語句の最後の文字データが一致するか、前記複数語句の、入力文字データと照合済みの部分以降の文字データの中で最後の入力文字データを含む唯一か特定数か特定範囲数の語句があれば辞書手段からそれを補正し、以後の入力を省略できる。
請求項2では、入力文字データと辞書手段中の各語句の文字データを照合の結果、入力文字データを含むか、入力文字データと一致する語句が無い場合、それが先頭文字データの場合を除き、辞書語句の文字データの中、直前迄の入力文字データと一致済みの部分以降の文字データの中に入力文字データを含む唯一か特定数か特定範囲数の語句がもしあれば、辞書手段からそれを補正し、以降の入力を省略出来る。
請求項3では、文字データ入力時に、辞書を索引し、入力データと先頭・後尾文字が等しく、先頭、後尾の間のその他の文字が、一致文字データが連接するか否かに拘らず、含まれる唯一か特定数か特定範囲数の語があれば、辞書から残りの部分を補正する。
以上の処理によって、操作者の記憶能力等に依存せず、且つ、その事をあまり意識しないで使える自然な方法で、テキスト入力効率を向上させる事が出来る。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテキスト入力装置を実現する処理装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である入力、編集、表示、辞書索引部分の処理に関わるフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である補正処理に関わるフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である、語幹・略語判定処理、索引語句有無等に関わるフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの索引語句の有無判定と辞書語句の取り出しに関わるフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの辞書語句と入力文字データの比較結果(大きい場合、等価の場合)とその対応処理に関わるフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの辞書語句と入力文字データの比較結果(小さい場合)とその対応処理、及び上半分の領域での語句探索処理に関わるフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの中、新しい上限設定に関わるフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの中、新しい下限設定に関わるフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である語幹・略語判定処理に関わるフローチャートである。
【図11】その1手書き用辞書の例である。
【図12】その2手書き用辞書の例である。
【符号の説明】
1 表示部
2 入力部
3 辞書部
4 制御部
5 メモリー部

Claims (3)

  1. 文字データを入力する入力手段と、文字字画データ、原語句を含むデータを複数個格納する辞書手段と、前記入力手段からの文字データ入力毎に、入力データを含む唯一のデータが、前記辞書手段内に存在するか否かを判定し、前記入力データを含む複数のデータが前記辞書手段内に存在し、それらの複数のデータ群が、前記入力データを含む相等しい部分を持つ場合は、前記入力手段からの以後の文字データ入力時に、その入力された文字データが前記複数のデータの後尾の文字データと一致するか否かを判定し、一致しなければ前記複数のデータの中、既に入力データと照合済みの部分以降に最後に入力された文字データを含むデータがあるか否かを判定し、その結果、前記辞書手段内で唯一のデータが存在するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、唯一と判定されたデータを入力データと置き換える出力手段、及び、前記各手段を制御する制御手段を含むテキスト入力装置。
  2. 前記請求項1のテキスト入力装置において、前記入力手段からの文字データ入力毎に、前記入力データを含む唯一のデータが、前記辞書手段内に存在するか否かを判定し、前記唯一のデータが特定出来ない場合、前記データ入力が最初の入力である場合を除き、それ以前のデータ入力時に、前記入力データを含むか、前記入力データと先頭部分の文字データが一致すると判定された前記辞書手段中のデータの中、入力データと既に照合済みの部分以降に、最後に入力された文字データを含む唯一のデータがあるか否かを判定する判定手段を備える事を特徴とするテキスト入力装置。
  3. 前記請求項1のテキスト入力装置において、前記入力手段からの文字データ入力毎に、入力データを含む唯一のデータが、前記辞書手段内に存在するか否かを判定し、前記唯一のデータが特定出来ない場合は、前記入力データと前記辞書手段の先頭の文字データが一致し、それに続くその他の文字データが含まれるデータの有無を判定し、前記先頭の文字データが一致したデータを用いて、前記入力データと前記辞書手段の後尾の文字データが一致し、それより前のその他の文字データが含まれるデータの有無を判定し、その結果、前記入力データと前記辞書手段の先頭及び後尾の文字データが一致し、それ以外の未一致の入力データの全てを含む入力データが、前記辞書手段内に、唯一存在するか否かを判定する判定手段を備える事を特徴とするテキスト入力装置。
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