JP4025821B2 - テキスト入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、情報処理装置や通信制御装置等に於けるテキスト入力負荷を軽減するテキスト入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の入力負荷軽減の為のテキスト入力方法の一つとして、略語や短縮語を用いるものがあり、例えば略語辞書を持ち、あらかじめ設定された略語を入力すればその略語に対応する語が辞書から取り込まれ、入力文字列に置き換える事により負荷を軽減する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記の場合、略語を記憶し、且つ略語の変換を指示する事により所望の語を探索する事となり、その効率は利用者個人の能力に依存する要素が多い。テキスト入力では、略語変換キーをその都度押す、或いは、変換キーを押さずに、例えば、入力文字列に一致する候補を表示し、その中から選択する等の方法は、実務上、連続テキストの入力には適していない.又、手書き入力では、筆順、形状、画数等を基準に認識が行われ、筆順通りに全ての字画を入力するか、或いは、その一部を入力して、部分一致の候補語を表示し、選択するものがあるが,現実には、選択を主とする入力方法には、多くを望めない。
【0004】
本発明は、文字データの入力毎に、入力データと辞書データを照合し、唯一のデータが辞書内にあるか否かを判定する。複数のデータが、辞書内に存在すれば、次のデータ入力に戻る。入力データと辞書データの照合の結果、辞書内に存在しない場合、入力データと辞書の照合で、先頭からデータが連続的に一致する部分がある場合、入力データと辞書との照合の結果未一致となった部分の中、最後尾が一致し、唯一のデータであるか否か、又は、入力データと辞書との照合の結果未一致となった部分に、最後に入力のデータが含まれ、辞書内で唯一である否かを判定し、唯一のデータがあれば、入力データと置き換える。又、入力データと辞書データの照合の結果、辞書内に存在しない場合、入力データと辞書の照合で、先頭からデータが一致する部分があり、入力データと辞書との照合の結果未一致となった部分の中、最後尾が一致し、唯一のデータであるか否か、又は、入力データと辞書との照合の結果未一致となった部分に、最後に入力のデータが含まれ、辞書内で唯一である否かを判定し、唯一のデータがあれば、入力データと置き換える。
更に、入力データと辞書データの照合の結果、辞書内に存在しない場合、入力データと辞書との照合で、全ての入力データを含み、且つ、辞書内で唯一のデータがあるか否かを判定し、唯一のデータがあれば、入力データと置き換える。
従って、唯一のデータが判定されれば、それ以後の入力を必要とせず、入力を完結し、負荷を少なくできる。略語を用いる場合でも、辞書に略語を登録する必要が無く、辞書に登録の語句に対して、任意の省略形式で入力すれば、所望の語句を得る事が可能で、操作者のスキルや、記憶能力に特に依存せず、自然な入力操作で、テキスト入力効率を高める装置を提供する。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
請求項1では、データ入力毎に, 入力データの後に加え、辞書と照合して、唯一のデータが辞書内に存在するか否かを判定し、
複数のデータが、辞書内に存在すれば、次のデータ入力に戻り、
データが辞書内に存在しなければ、入力データと辞書の照合で、先頭からデータが連続的に一致する部分があり、入力データと辞書との照合の結果未一致となった部分の中、最後尾が一致し、唯一のデータであるか否か、又は、入力データと辞書との照合の結果未一致となった部分に、最後に入力のデータが含まれ、辞書内で唯一である否かを判定し、唯一と判定されたデータを、入力データと置き換える。
請求項2では、データ入力毎に, 入力データの後に加え、辞書と照合して、唯一のデータが辞書内に存在するか否かを判定し、
複数のデータが、辞書内に存在すれば、次のデータ入力に戻り、
データが辞書内に存在しなければ、入力データと辞書の照合で、先頭からデータが一致する部分があり、入力データと辞書との照合で未一致となった部分の中、最後尾が一致し、唯一のデータであるか否か、又は、入力データと辞書との照合で未一致となった部分に、最後に入力のデータが含まれ、辞書内で唯一である否かを判定し、唯一と判定されたデータを、入力データと置き換える。
請求項3では、データ入力毎に, 入力データの後に加え、辞書と照合して、唯一のデータが辞書内に存在するか否かを判定し、
複数のデータが、辞書内に存在すれば、次のデータ入力に戻り、
辞書内に存在しなければ、入力データと辞書との照合において、全ての入力データを含み、且つ、辞書内で唯一のデータがあるか否かを判定し、唯一と判定されたデータを、入力データと置き換える。
【0006】
【作用】
請求項1によれば、入力手段よりデータが入力される度に入力途中のデータの後に付け加え、入力データと辞書手段のデータを照合し、唯一のデータがあるかを判定する。複数のデータがあれば、次のデータ入力に戻る。入力データと辞書データの照合で、一致するデータが無い場合、入力データと辞書の照合で、先頭からデータが連続的に一致する部分があり、辞書データと入力データの照合における未一致の部分に、最後尾の入力データと一致し唯一のデータがあるか否か、若しくは、辞書データと入力データの照合における未一致の部分に、最後の入力データを含み唯一のデータがあるか否かを判定する。辞書内で唯一のデータがあると判定されれば、入力データと置き換え、入力を完結出来る。
請求項2によれば、入力手段よりデータが入力される度に入力途中のデータの後に付け加え、入力データと辞書手段のデータを照合し、唯一のデータがあるかを判定する。複数のデータがあれば、次のデータ入力に戻る。入力データと辞書手段のデータの照合で、一致するデータがない場合、入力データと辞書の照合で、先頭から一致するデータがあり、辞書データと入力データの照合における未一致の部分に、最後の入力データを含み唯一のデータがあるか否か、又は、辞書データと入力データの照合における未一致の部分に、最後に入力のデータを含み唯一のデータがあるか否かを判定する。辞書内で唯一のデータがあると判定されれば、入力データと置き換え、入力を完結出来る。
請求項3によれば、入力手段よりデータが入力される度に入力途中のデータの後に付け加え、その入力データと辞書手段の各データを照合し、唯一のデータがあるかを判定する。複数のデータがあれば、次のデータ入力に戻る。入力データと辞書データの照合で、一致するデータが無い場合、入力データと辞書データの照合において、全ての入力データを含み、且つ、唯一のデータがあるか否かを判定する。辞書内で唯一のデータがあると判定されれば、入力データと置き換え、入力を完結出来る。
【0007】
【実施例】
図1に本発明のテキスト入力装置の一例のブロック図を示す。
図1に於いて、テキスト入力装置は、入力内容や編集結果等を表示する液晶等からなる表示部1と、文字情報を入力するキーボードや、その他手書き入力・認識を含む読み取り部等からなる入力部2と、Read Only Memoryや、Random Access Memory等からなる辞書部3と、表示部1、入力部2、辞書部3等を制御するプログラムを実行する制御部4と、制御プログラムや入力テキスト等を格納するRAM等からなるメモリー部5を含む。
【0008】
図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10は、本実施例の動作を説明するフローチャートであり、これに基づいて本装置の入力処理例を説明する。特定数か特定範囲数の語句の判定処理は、以下の唯一語句判定処理に準ずる。
【0009】
F001は、処理の開始にあたり、プログラムカウンターやフラッグ、作業領域等の内容を初期化する。次に、F002で、1桁単位の文字入力を行う。
【0010】
F003では,F002の入力内容が終了指定コードか否かを判定し、もし終りならば、F003Aで終了処理をして停止する。終りで無ければ、F004以降の処理に進む。
【0011】
F004に於いて、入力内容が語句の区切りを示すもの、即ち、入力語句のセパレータか否かを調べ、もしそうであれば、F004Aに進み、入力語句の終了処理を行い、Tフラッグをオフにした後、F004Bで、それまでの入力センテンス格納領域の後部に、入力語句を加え、F002の入力処理に戻る。F004の判定内容が、入力語句のセパレーター以外であれば、処理はF005に進む。
【0012】
F005では、入力内容がピリオドか否かにより、処理が分かれる。ピリオドの場合はF005Aに進み、(センテンス終了の為)入力語句以前の入力センテンス格納領域を初期化(クリア)した後、F002の入力処理に戻る。ピリオド以外であれば、処理はF006に進む。
【0013】
F006では、入力内容が、通常の文字であるか否かを判定し、文字であれば処理はF006Aに進む。文字以外であれば、F006Cの判定に進み、判定結果がESCコードでなければ、その他の機能コードの処理となり、本方法の説明内容とは、直接的関係が無いので、説明を省略する。
【0014】
F006Cの判定結果がESCコードならば、F006Dに進み、直前に、入力文字列の残りを辞書から補う補正処理が成されたか否かを判定し、YesであればF006Eで、補正の直前の入力/表示状態に戻す処理を行い、F002の入力に戻る。Noであればこの場合は何もせず、次の文字入力のため、F002に戻る。
【0015】
前記F006の判定結果が通常の文字なら、処理はF006からF006Aに進み、入力された文字を表示し、次にF006Bにて、それ以前の入力文字列の後に、入力文字を加え、新しい文字列を形成する。その後、F007のTフラッグの判定に進む。
【0016】
F007では、索引すべき語が未だあるか否かを示すTフラッグが、オンか否かを判定する。オンの場合は、それ以前に入力された文字列値を含み、辞書内で唯一の語句か否かを索引する対象となる語句が、辞書内にそれ以上存在しないと言うことなので、処理はF002の入力処理に戻る。Tフラッグがオフ即ち索引すべき対象語句が、未だ辞書内に存在する場合は、F008の辞書索引処理に進む。
【0017】
F008では、入力文字列を用いて、辞書内を探索する。同時に、索引すべき語句が未だあることを示す為、Tフラッグもオフにしておく。探索処理の内容は、後述のS001以降で説明する。その後処理はF008Aに進み、F008に於ける辞書索引の結果、入力文字列を含むか、入力文字列と先頭データが等しく、辞書内で唯一の語句となり得る候補語句があるか否かを判定する。もし候補語句があれば、処理はF008Bに進む。候補語句が無い場合は、処理はF010A進む。次にF008Bでは、唯一の語句か否かを判定し、もし唯一であれば、F009Bに進む。唯一で無ければ、処理はF009に進む。F009では、入力データと、前記複数の候補語句データを、先頭及び後尾から突き合せて、入力データの全てが、候補語句データの先頭若しくは後尾部分と連続的に一致するか否かを判定する。その結果判定を次のF009Aで行う。F009Aの判定で、唯一と判定されれば、F009Bに進む。複数ありと判定されれば、処理はF011に進む。
【0018】
F009Bでは、ブザーを鳴らして索引成功を報知し、次のF009Cに於いて、現在表示内容を退避して、唯一語で、補正・表示を行う。F009Dでは次の語の入力の為に、入力語句の終了処理を行い、F009Eに進み、入力センテンス領域に補正・表示の入力語句を加えた後、F002に戻る。
F010Aでは、語幹・略語判定処理をする。(唯一語句文字列の”語幹”は、文字字画・部首・その他基本構成要素データの”複数の候補データの中の、入力データを含み且つ相等しい部分”に相当する)。F008Aからここに分岐した場合は、処理はS021以降となる。この処理の内容は、S020以降に於いて説明する。
【0019】
次にF010Bの判定で、特定処理が不成功であった場合は、F002の入力に戻る。特定に成功した場合、次にF010Cに進み、唯一か否かを判定し、もし特定に成功した語句が唯一であれば、F009B以降の補正処理に進む。F010Cの判定が唯一でなければ、F011以降の処理に進む。
【0020】
前記F009Aの判定結果、及び、F010Cの判定結果、唯一で無ければ、処理はF011に進み、索引対象となる語句がまだ残っているか否かを判定する。残っていればF002の入力処理に戻り、それ以上索引対象となる語句が残っていなければ、F012で、Tフラッグをオンにして、索引不成功である事をプログラム内で明示の後、F012Aで索引不成功をブザーで報知し、F002の入力処理に戻る。
【0021】
S001は辞書索引プログラムの入口である。S002では、辞書にこれ以上索引語句が無いか否かを判定し、無ければS002Aに進み、索引語句無しフラッグをオンにセットして、本サブプログラムを出る(S002B).
【0022】
S002の判定でまだ索引語句があれば、S003に進み、索引対象領域の上限、下限の中間位置にある語句を取り出し、S004の処理に進む。この場合、上限とは文字データの大きい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の下半分にある最も大きい値のデータ位置)を指し、下限とは文字データの小さい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の上半分にある最も小さい値のデータ位置)を言う。
【0023】
S004は辞書から取りだした語句の先頭文字データと入力文字データの値を比較し、辞書側の語句の先頭文字データが入力文字データよりも大きいか否かを判定する。もし大きければS005に進み、索引対象領域の中間位置にある辞書語句の方が大きいので、(辞書語句の並びが正順の場合)索引対象領域の上半分の領域に唯一語句が存在する可能性があり、その為に、索引対象領域をう上半分に狭める。その後処理はS002に戻る。
【0024】
S004の判定で、辞書語句の方が大きく無ければ、処理はS006に進み、S006では、辞書から取りだした語句の先頭文字列と入力文字列の値を同じ桁数で比較し、辞書側の語句の先頭文字列と入力文字列が等しいか否かを判定する。もし等しければ処理はS007に進み、唯一の語句が存在するか否かを判定する。唯一の語句が存在しなければ、S012以降の処理に進む。唯一の語句が存在すれば、S008に進み、辞書に唯一の語句が存在する事を示す唯一語句フラッグをオンにして辞書索引プログラムを出る。S006の判定で等しく無ければ処理は、S009に進む。
【0025】
S009では、辞書から取りだした語句の先頭文字データと入力文字データの値を比較し、辞書側の語句の先頭文字データが入力文字データよりも小さいか否かを判定する。小さければ処理はS010に進み、索引対象領域の中間位置にある辞書語句の方が小さいので、(辞書語句の並びが正順の場合)索引対象領域の下半分の領域で唯一語句が存在する可能性があり、その為に、索引対象領域を下半分に狭める。その後処理はS002に戻る。S009の判定で小さくない場合は、何か異常が発生したものとしてS011に進み、エラー処理を行う。(ここでは本発明と直接関係しないので説明を省略する)。
【0026】
S007の判定で唯一語句が存在しない場合に、処理はここに移り、S012では、入力文字列と等しい辞書語句の範囲を特定するため、辞書内の現・索引対象領域の上半分に於いて、入力文字列より大きい先頭文字列の語句を探す処理をする。
【0027】
次に、S013の判定で、上半分の領域に入力文字列より大きい先頭文字列の語句が無かった場合、処理はS014に進み、この場合、上半分の領域は入力文字列と等しい先頭文字列の辞書語句で占められているので、S012の実行時の上限をそのまま新しい上限としてセットして、下限の設定の為にS016に進む。S013の判定で、上半分の領域に入力文字列より大きい先頭文字列の語句があった場合、処理はS015に進む。
【0028】
S015では、入力文字データより大きい先頭文字データの辞書語句の位置を用いて、辞書索引の新しい上限とする。その後処理は次のS016に進む。この場合、上限とは文字データの大きい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の下半分にある最も大きい値のデータ位置)を言う。
【0029】
S016では、辞書の下半分の領域に入力文字列よりも小さい先頭文字列の語句を探す処理をする。その後処理はS017に進む。
【0030】
S017では、入力文字列よりも小さい先頭文字列の語句の有無を判定し、無い場合、処理はS018に進み、この場合、下半分の領域は入力文字列と等しい語句で占められているので、S016の実行時と同じ下限値を適用し、新しい下限とする。その後処理は辞書索引プログラムを出る。
【0031】
S017の判定の結果、入力文字データよりも小さい先頭文字データの語句が有った場合、処理はS019に移り、S019では、入力文字データよりも小さい先頭文字データの語句の位置を適用し、それを新しい下限として設定して、辞書索引プログラムを出る。この場合、下限とは文字データの小さい値の方向の限界(辞書語句の並びが正順の時、索引対象領域の上半分にある最も小さい値のデータ位置)を言う。
【0032】
S020以降は前記のF009Bで参照される語幹・略語判定処理の手順である。S020では、複数候補語句の語幹が一致するか否かを判定する。(文字字画・部首・その他基本構成要素データの場合は、”語幹”に相当するものとして、”複数候補データの中で、入力データを含み且つ相等しい部分”の判定)。もし一致すれば処理はS020Aに進み、S020Aに於いて、入力文字列の最後の文字と等しい最後の文字を持つ唯一の語句の文字列が存在するか否かを調べ、無ければ処理はS021に移り、存在すれば、S020Bで特定成功フラッグ及び唯一語句フラッグをオンにセットし、この判定処理サブプログラムを出る。S020の判定で不一致の時は、処理はS021に進む。
【0033】
S021では、候補語句の文字列の中、入力文字列と照合済みの部分以降に、最後に入力の文字が含まれているか否かを判定する。含まれていれば処理はS021Aに進み、該当語句は単一かを調べ、そうでなければS021Bで非該当語句を以後の照合対象から除外して、このサブプログラムを出る。単一であればS021Cで特定成功フラッグ及び唯一語句フラッグをオンにセットした後、このサブプログラムを出る。
【0034】
前記S021の判定で、最後に入力の文字が含まれていない場合、S022で特定不成功フラッグをオンにセットして、このサブプログラムを出る。
【0035】
図11,索引辞書の例1は、本実施例にかかわるテキスト入力に用いられる索引辞書の内容と、辞書索引処理の例を示す。図11(例1)を参照して、多数の語が文字列順に格納されている辞書に対して、例えば、adまでを入力した時点ではまだ特定できないが、adhまで入力すると、先頭一致の候補は3語となり、次にtを入力すると、adherentが唯一となる。tの代りにceを入力すれば、adherenceとなる。
【0036】
同様に、図11(例2)を参照して、例えば、adeまで入力が進むと、この時点で、辞書内にadeを含み唯一語句として、Adequateが、判定される。図12は、索引辞書の例2である。図13、図14は、その1、その2、手書き用辞書の例である。
【0037】
次に、図14により、手書き文字字画データ入力について説明する。図14、その2、手書き用辞書の例を参照して、まず最初の手順、ステップ1で、文字字画を入力する。例えば、/−、、、のように、字画を入力する。次に、ステップ2で、入力されたデータを入力データの後に加え、辞書と照合する。もし、入力データと、先頭部分と後尾(最後尾や、最後の入力の字画データ等)が一致する等、所定の条件を満し、且つ、辞書内で唯一のデータがあれば、入力内容と置き換える。もし、辞書に該当データが無ければ、無登録等を表示の上、ステップ1に戻り、データ入力をやり直す。
【0038】
図14の辞書の例では、例えば、゛正゛を入力すると仮定して、その最初の字画゛−゛を入力した時点では、辞書語句#3,#4が存在する。次の゛|゛を入力すると、#3のみが該当するので、辞書からその原語文字列゛正゛を取り出し、表示内容と置き換える事が出来る。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、テキスト入力途中で、入力データを辞書と照合し、先頭からデータが連続的に一致する部分があれば、照合の結果未一致となった部分の中で、最後尾が一致するか、或いは、最後に入力のデータが含まれ、辞書内で唯一のデータがあれば、入力データと置き換える。又、テキスト入力途中で、入力データを辞書と照合し、先頭からデータが一致する部分があれば、照合の結果未一致となった部分の中で、最後尾が一致するか、或いは、最後に入力のデータが含まれ、辞書内で唯一のデータがあれば、入力データと置き換える。又、テキスト入力途中で、入力データを辞書と照合し、全ての入力データを含み、辞書内で唯一のデータがあれば、入力データと置き換える。
辞書内で唯一のデータが見つかれば、それ以後の入力を必要とせず、入力を完結出来る。略語を用いる場合でも、辞書に略語を登録せず、任意の省略形式で入力すれば、辞書と照合して、所望の語句を得る事が出来る。従って、操作者の記憶能力等に左右されず、操作者がその事を特に意識せずに使える自然な入力方法で、負荷を少なくする事が出来る。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテキスト入力装置を実現する処理装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である入力、編集、表示、辞書索引部分の処理に関わるフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である補正処理に関わるフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である、語幹・略語判定処理、索引語句有無等に関わるフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの索引語句の有無判定と辞書語句の取り出しに関わるフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの辞書語句と入力文字列の比較結果(大きい場合、等価の場合)とその対応処理に関わるフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの辞書語句と入力文字列の比較結果(小さい場合)とその対応処理、及び上半分の領域での語句探索処理に関わるフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの中、新しい上限設定に関わるフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である辞書索引サブプログラムの中、新しい下限設定に関わるフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例のテキスト入力装置の一部である語幹・略語判定処理に関わるフローチャートである。
【図11】索引辞書の例1である。
【図12】索引辞書の例2である。
【図13】その1手書き用辞書の例である。
【図14】その2手書き用辞書の例である。
【符号の説明】
1 表示部
2 入力部
3 辞書部
4 制御部
5 メモリー部

Claims (3)

  1. 文字データを入力する入力手段と、文字データ若しくは文字字画データとその原語データからなるデータを複数記憶する辞書手段と、
    前記入力手段からの文字データ入力毎に、入力された文字データを、入力データの後に加えた入力文字列を用いた辞書索引の結果、唯一のデータが、前記辞書手段内に存在するか否かを判定し、
    前記辞書索引の結果、複数のデータが、前記辞書記憶手段内に存在する場合、前記入力手段からの文字データ入力に戻り、
    前記辞書索引の結果、前記辞書記憶手段内に存在しなければ、前記辞書手段のデータと前記入力データとの照合において、先頭からデータが連続的に一致する部分が有り、且つ、前記照合の結果未一致となった部分の比較で、最後尾が一致し、且つ、前記辞書手段内で唯一のデータであるか否か、又は、
    前記照合の結果未一致となった部分の比較で、前記辞書手段のデータの未一致の部分に、前記入力データの中、最後に入力された文字データが含まれ、前記辞書手段内で唯一のデータであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたデータを前記入力データと置き換える手段、及び、それらを制御する制御手段を含むテキスト入力装置。
  2. 文字データを入力する入力手段と、文字データ若しくは文字字画データとその原語データからなるデータを複数記憶する辞書手段と、
    前記入力手段からの文字データ入力毎に、入力された文字データを、入力データの後に加えた入力文字列を用いた辞書索引の結果、唯一のデータが、前記辞書手段内に存在するか否かを判定し、
    前記辞書索引の結果、複数のデータが、前記辞書記憶手段内に存在する場合、前記入力手段からの文字データ入力に戻り、
    前記辞書索引の結果、前記辞書記憶手段内に存在しなければ、前記辞書手段のデータと前記入力データとの照合において、先頭からデータが一致する部分が有り、且つ、前記照合で未照合となった部分の比較で、最後尾が一致し、且つ、前記辞書手段内で唯一のデータがあるか否か、又は、
    前記照合で未照合となった部分の比較で、前記辞書手段のデータの中の未照合の部分に、前記入力データの中、最後に入力された文字データが含まれ、且つ、前記辞書手段内で唯一のデータがあるか否かを、判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたデータを前記入力データと置き換える手段、及び、それらを制御する制御手段を含むテキスト入力装置。
  3. 文字データを入力する入力手段と、文字データ若しくは文字字画データとその原語データからなるデータを複数記憶する辞書手段と、
    前記入力手段からの文字データ入力毎に、入力された文字データを、入力データの後に加えた入力文字列を用いた辞書索引の結果、唯一のデータが、前記辞書手段内に存在するか否かを判定し、
    前記辞書索引の結果、複数のデータが、前記辞書記憶手段内に存在する場合は、前記入力手段からの文字データ入力に戻り、
    前記辞書索引の結果、前記辞書記憶手段内に存在しなければ、前記辞書手段のデータと前記入力データとの照合において、入力データの全てを含み、且つ、前記辞書手段内で唯一のデータがあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたデータを前記入力データと置き換える手段、及び、それらを制御する制御手段を含むテキスト入力装置。
JP15663395A 1994-11-12 1995-05-18 テキスト入力装置 Expired - Fee Related JP4025821B2 (ja)

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