JP4025779B2 - X線集光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、宇宙空間におけるX線観測機器、あるいは地上における放射線計測や微量分析装置に利用されるX線集光装置に関する。
X線は、可視光とは異なり、直入射光学系の利用が困難である。このため、金属のX線に対する屈折率が1よりも小さいことを利用して金属面の全反射による斜入射光学系が用いられている。この場合の全反射の臨界角は1度程度と小さいため、反射面の有効面積を大きくとるために、直径の異なる金属製の円筒状の反射鏡を、同心円状に多数配置する方法が知られている。しかしながら、この方法ではX線反射装置全体の重量が増大するため、宇宙空間で利用する場合に、地上からの輸送に支障を来すという問題があった。
また、X線反射装置は、反射鏡の表面がX線の波長程度まで滑らかでなければ、一定以上の反射率を確保することができない。このため、これまでのX線反射装置は、表面を滑らかにするために、反射面を研磨する必要があった。そのためこれまでは、研磨成形した母型に薄膜を押しつけて作ったレプリカ鏡を多数用意するなどして、一枚一枚の鏡を作成する手間がかかっていた(非特許文献1参照)。
さらに、軽量化をめざしてシリコンポア光学系(Silicon Pore Optics)を利用した反射装置が提案されている(非特許文献6参照)。これは、研磨されたシリコン基板表面を反射鏡として用い、かつ、その裏面に溝を掘ることでX線光路を確保し、そしてこのようなシリコン基板同士を密着するように並べたものである。しかしながら、この反射装置の軽量化は、後述する鏡の間隔(下記図1のDに相当する)がシリコン基板の厚さ(200〜500ミクロン)で決まることで制限されてしまう。また、研磨された鏡を用いることから、前述の金属を用いたものと同様に、やはり製作に大きな手間がかかる。
近年、ガラスファイバをX線導波管として使う光学系も実用化されているが(例えば非特許文献2参照)、高価であるという問題がある。
『X線結晶光学』波岡武、山下広順共編(培風館)(従来のX線反射装置について) Kumakov & Sharov (1992) Nature 357, 390(ファイバー光学系について) Song et al. (1999) SPIE 3878, 375(シリコン基板の異方性エッチングと面粗さについて) Kondo et al. 2000, Microsystem. Technologies, 6, 218 (LIGAプロセスについて) Nilsson et al. 2003, J. Micromech. Microeng, 13, 57 (ドライエッチングと異方性エッチングの組み合わせについて) Beijersbergen et al. (2004) Proc. SPIE Vol.5488, pp.868-874 (シリコンポア光学系について)
本発明は上記課題を解決し、軽量かつ比較的容易に製造できるX線反射装置及び当該X線反射装置を構成するためのX線反射素子を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するためになされた本発明は、以下のような特徴を有する。
本発明に係るX線反射素子は、シリコン板又は金属板からなる本体と、前記本体の表面から裏面に貫通するよう形成された複数のスリットとを有し、前記各スリットの壁面をX線反射面とする。前記スリットの形成には、シリコン板の場合はエッチングプロセスを、また、金属板の場合はX線LIGAプロセスを用いることができる。
上記X線反射面の面粗さは、100オングストローム以下であることが望ましく、さらに望ましくは、30オングストローム以下とする。
また、本発明に係るX線反射素子には、前記本体に、複数のX線反射素子を相互に固定するための固定手段を設けることができる。
本発明に係るX線反射装置は、上記いずれかのX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう複数段積層して構成するか、互いのスリットが所定の位置関係となるよう横方向に並べて構成するか、あるいは、上記いずれかのX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう上下方向に積層し、かつ、横方向に並べて構成することができる。
また、本発明にかかるX線反射装置は、上記いずれかのX線反射素子を、互いのスリットを所定の位置関係に配置し、あるいは上下方向に積層することによって、X線集光結像光学系をスリットの反射面の組み合わせで近似し、構成することができる。
本発明に係るX線反射素子は、本体に形成されるスリットを、シリコン板の場合はエッチングプロセスを、金属板の場合はX線LIGAプロセスを用いることによりシリコン板もしくは金属板に一括して形成することができるので、容易にスリットを形成することができ、このエッチングプロセス又はX線LIGAプロセスを用いて形成されるスリットの壁面の面粗さは、現状の技術でも少なくとも100オングストローム以下、あるいは30オングストローム以下とすることができるので、好適なX線反射面として利用することができる。したがって、比較的容易にX線反射素子を形成することができる。
さらに、エッチングプロセス又はX線LIGAプロセスを利用することによって微小な間隔でスリットを形成することができるので、X線反射素子自体の寸法を小さくして軽量とすることができ、ひいてはこれを組み合わせて得られるX線反射装置の重量の増加も抑えることができる。これにより、特に宇宙空間で利用するX線反射装置として非常に有利となる。
以下に図面を参照しつつ、本発明の実施の一形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るX線反射素子10の斜視図である。図1に示したX線反射素子10は全体的に見るとほぼ長方形である。このX線反射素子10には、エッチングプロセスを利用して、上下に貫通する多数のスリットが形成されている。すなわち、図1に示したX線反射素子は、厚さLのシリコンウェハに所定のマスクを施し、異方性エッチングにより、あるいはドライエッチングと異方性エッチングの組み合わせにより、シリコンウェハと垂直に、幅Dのスリット121,122,・・・,12n(個々のスリットを指定しないときは符号12で示す)を、10μm程度あるいはそれ以下のピッチで多数開ける。
なお、X線反射素子10の素材としては、金属を用いることもでき、その場合は、X線LIGAプロセスにより、図1の構造に対してネガ構造を持つレジストを形成し、それを鋳型としてスリット構造を持つ金属板を形成する。なお、X線反射素子の素材とする金属としては、X線反射率が高く、LIGAプロセスによる構造物形成の実績もあるニッケルを用いることができる。
本実施形態では、このようにして開口したスリット12の側壁を、X線に対する反射面として利用する。すなわち、X線はX線反射素子の上方からいずれかのスリットに入射し、当該スリットの側壁で反射されて下方へ射出する。
半導体プロセスのこれまでの研究から、このような側壁を、シリコン異方性エッチング、又は、他のウェットあるいはドライプロセスと異方性エッチングを組み合わせたプロセス、もしくはX線LIGAプロセス(金属板の場合)を用いて作成した場合、数十オングストロームほどの面粗さを有する極めて滑らかな面が得られることが知られている(非特許文献3、4、5参照)。しかしながら、これらをX線鏡に利用するというアイディアはこれまでにはなかった。
図1において、X線反射素子10の厚さLとスリット12の幅Dとの比D/Lを、アスペクト比と呼ぶ。X線を効率的に集光するX線反射装置を実現するためには、アスペクト比をX線の全反射臨界角で決まるある値程度とすることが必要である。エッチングプロセスにより、D=10μmが実現されると、アスペクト比を一定に保ったまま、従来のX線反射装置の長さ(円筒の軸の長さ)が数cmから数十cmであったものを、1mm以下に小さくすることが可能となる。
X線の反射率は、X線のエネルギー、入射角度、そして表面粗さの関数であることが知られている。図2は、X線の反射率をシミュレーションによって求めたグラフである。図2のうち、(A)は、X線のエネルギーを600eVとし、表面粗さが0オングストローム、30オングストローム、100オングストローム、300オングストロームの各場合に、X線の入射角度によって反射率がどのように変化するかを示しており、(B)は、X線の入射角度を0.1度とし、表面粗さが(A)と同じ各場合にX線のエネルギーによって反射率がどのように変化するかを示している。
現状の技術を用いれば、シリコンウェハに対してエッチングプロセスを適用することによって、表面粗さが〜30オングストローム程度の面を得ることが可能となっており、この30オングストロームの表面粗さを仮定した場合に、X線のエネルギーが〜1keV以下の軟X線においては、理想的な表面(粗さ0オングストローム)とほぼ同等な優れた反射率を示すことが、図2(A)(B)から分かる。
反射面となる側壁は、使い易さの点で、図1に示すようにシリコンウェハ表面に垂直な面とするのが望ましい。例えば、(110)面を表面とするシリコンウェハに対しKOH溶液をエッチング液として用いて、(110)面に垂直な(111)面がスリットの側壁として残るようにエッチングする。また、(110)面から僅かに傾けてシリコン基板を切り出すことによって、シリコン基板表面から僅かに傾いた側壁が得られるようにエッチングすることも可能である。異方性エッチングのエッチング液としては、KOHの他にも、TMAH、ヒドラジンなど種々のものが利用可能である。
なお、反射に有効な面積を増大させるために深い開口部を形成する必要がある場合には、まずドライエッチングで予め深い穴を開けておき、その後その側壁に対して異方性エッチングを行って滑らかに仕上げることもできる(非特許文献5参照)。
また、図1のようにシリコンウェハに対して異方性エッチング技術を用いてシリコンのX線反射素子を作成する代わりに、X線LIGAプロセスにより、レジストを高い精度で加工し、これを金型として用いて電析を行うことでX線反射素子をニッケル等の金属で作成することも可能である(非特許文献4参照)。この方法を用いた場合の面精度は、プロセスに使用する放射光のエネルギーに左右されるが、10keV以上の高エネルギーX線を利用すれば、シリコンのウェットエッチング以上の精度が期待できる。高エネルギーX線の生成には、例えば財団法人高輝度光科学研究センターの大型放射光施設(Spring−8)等を利用することもできる。
このように、X線LIGAプロセスを用いて作成された金属板状のX線反射素子(不図示)も、前述のシリコンによるX線反射素子と同様に利用することができる。X線LIGAプロセスを用いて作成するX線反射素子の利点として、シリコンよりも原子番号の大きな金属を利用でき、より大きな反射率を達成できるという点、スリットの側壁として曲面を形成できるのでX線結像性能を向上させることができる点が挙げられる。
なお、図1のX線反射素子10は全体として長方形だが、必要に応じて、例えば後述の図4、図5に示すように、扇形とすることもできる。また、後述のように、このX線反射素子10を多数積み重ねたり並べたりする際に、位置合わせ及び固定の目的で、X線反射素子の周辺部や上下の邪魔にならない部分に凹部及び凸部を設けることもできる。
図3は、図1のようなX線反射素子(同図右側)が、従来のX線反射鏡(同図左側)と比較してどの程度軽くなるかを模式的に示した図である。仮に、本実施形態のX線反射面1枚が従来のX線反射面と比べて1/Cに縮小されるとすると、X線反射面1枚の重量はC-3に比例して軽くなり、一方、反射面の数密度はC2に比例して多くなる。したがって、本実施形態のX線反射素子を用いて構成される光学系(例えば後述の図4に示すX線反射装置20)の重量は、大まかに見積もってC-3+2=C-1に比例して軽くなることが分かる。そして、本実施形態のX線反射素子は、前述のようにスリットの幅及びピッチが10μm程度と非常に細かくとれるのでCが極めて大きく、したがって、二桁近く軽い光学系を構成することができる。
次に、図1に示したX線反射素子10を多数組み合わせてX線反射装置を構成する場合について説明する。
図4は、扇型に形成された多数のX線反射素子10を円形に敷きつめて配置して構成されたX線反射装置20を示した平面図であり、図5は、このX線反射装置20の一部分の断面図である。X線反射装置20は、図5(A)又は(B)に示すように、上下方向に一例として4段積まれており、この図の上からX線が入射する。
図4に示すように、各X線反射素子10の所定の位置には凸部101及び凹部102が形成され、これにより横方向に隣り合うX線反射素子10同士が嵌まり合う。また、図5(A)に示すように、各X線反射素子10の所定の位置には凸部103及び凹部104が形成されており、これにより上下に隣り合うX線反射素子10同士が嵌まり合う。
図5(A)の各X線反射素子10には、図1との関連で説明したように多数のスリットが形成されているが、この場合は、同図に示すように、上段から下段に進むほど、各X線反射素子の表面に対するスリットの形成角度が大きくなっている。これは、X線が全反射する範囲内で少しずつ反射面を傾け、最終的にX線を所定の領域に収束させるためである。
一方、図5(B)の場合は、各X線反射素子10に形成するスリットの角度は同じであるが、X線反射素子10そのものを少しずつ傾けて配置し、最終的にX線を所定の領域に収束させる。そのために、X線反射素子の各段の間に、それぞれの段のスリットが所定の角度となるようなサポート部材24を設けてある。
このようにして得られるX線反射装置20は、図3との関連で説明したように、従来に比べ非常に軽量に構成することが可能となり、人口衛星に搭載するといった宇宙空間での利用に際して、輸送時の重量を軽減できるという利点がある。
図6は、図1に示したX線反射素子10を、図5に示すように4段に重ね、これをさらに仮想的な球面に沿って敷きつめるように配置した、いわゆるロブスターアイ光学系を形成するX線反射装置30を示している。X線は、このX線反射装置30の上方から入射し、X線反射装置30によって結像され、反対側の狭い領域32に収束する。また、別の並べ方として、X線反射素子の傾き角を素子ごとに僅かに変えながら全体を平面状に並べ、それを上下方向に2段あるいは4段重ねることによって、ウオルタータイプ1光学系を近似的に形成することも可能である。
図7は、図6に示したX線反射装置30にX線を平行入射させた場合にどのように収束するかシミュレーションによって求めた結果を示したグラフ(単位は任意)である。このグラフによれば、視野中心に集光結像されたX線のピークを見ることができる。
図8は、図6に示したX線反射装置30を二つ並べた光学系を示している。左側の一点34から放射されるX線を左側のX線反射装置301で平行光線とし、これを右側のX線反射装置302で再び収束して一点36に集光するものである。
図8に示した光学系は、地球上における応用例の一つであり、例えば電子線源を分析対象の物質に照射し、そこから放射される微量なX線を検出して物質を特定するといった微量分析に応用することができる。特に、X線検出器を分析対象の物質に近づけることができないような場合に有用である。
図6及び図8のX線反射装置は、いずれも従来のものと比較して大幅に軽量化することができ、また、製造も容易となる。
本発明の実施の一形態に係るX線反射素子の斜視図である。 シリコンにエッチングを行って形成された反射面における、X線の反射率をシミュレーションによって求めたグラフである。 本実施形態に係るX線反射素子が、従来のX線反射鏡と比較してどの程度軽くなるかを模式的に示した図である。 本発明の実施の一形態に係るX線反射装置の平面図である。 図4に示したX線反射装置の一部分の断面図である。 本発明の実施の一形態に係るX線反射装置を示した図である。 図6に示したX線反射装置にX線を平行入射させた場合にどのように収束するかシミュレーションによって求めた結果を示したグラフである。 微量分析に応用できる、本発明のX線反射装置の応用例を示した図である。
符号の説明
10 X線反射素子
12 スリット
20,30 X線反射装置
24 サポート部材

Claims (18)

  1. シリコン板からなる本体と、
    エッチングプロセスにより前記本体の表面から裏面に貫通するよう形成された複数のスリットとを有し、
    前記各スリットの壁面をX線反射面とすることを特徴とするX線反射素子。
  2. 前記X線反射面の面粗さは100オングストローム以下である、請求項1に記載のX線反射素子。
  3. 前記X線反射面の面粗さは30オングストローム以下である、請求項2に記載のX線反射素子。
  4. 前記本体に、複数のX線反射素子を相互に固定するための固定手段を設けた、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のX線反射素子。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう複数段積層して構成したことを特徴とするX線反射装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう横方向に並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう上下方向に積層し、かつ、横方向に並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
  8. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるように仮想球面に沿って並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
  9. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう上下方向に積層し、かつ、これを仮想球面に沿って並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
  10. 金属板からなる本体と、
    X線LIGAプロセスにより前記本体の表面から裏面に貫通するよう形成された複数のスリットとを有し、
    前記各スリットの壁面をX線反射面とすることを特徴とするX線反射素子。
  11. 前記X線反射面の面粗さは100オングストローム以下である、請求項10に記載のX線反射素子。
  12. 前記X線反射面の面粗さは30オングストローム以下である、請求項11に記載のX線反射素子。
  13. 前記本体に、複数のX線反射素子を相互に固定するための固定手段を設けた、請求項10乃至12のうちいずれか一項に記載のX線反射素子。
  14. 請求項10乃至13のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう複数段積層して構成したことを特徴とするX線反射装置。
  15. 請求項10乃至13のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう横方向に並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
  16. 請求項10乃至13のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう上下方向に積層し、かつ、横方向に並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
  17. 請求項10乃至13のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるように仮想球面に沿って並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
  18. 請求項10乃至13のいずれか一項に記載のX線反射素子を、互いのスリットが所定の位置関係となるよう上下方向に積層し、かつ、これを仮想球面に沿って並べて構成したことを特徴とするX線反射装置。
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