JP4025689B2 - 携帯電話のヒンジ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話のヒンジ装置に関し、より詳細には、携帯電話のヒンジ装置において固定カムの位置を既存の固定部材内から回動部材内に移し、それに伴って設計を変更することにより、組立を容易且つ簡便にし、組立の際に発生しうるスクラッチによる振動を最小化し、組立の後にも携帯電話の特性低下を防止することが可能な携帯電話のヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、携帯電話は、ボタンを蓋で遮蔽させたフリップ(flip)型と、本体が二つ折りになる折畳み(folder)型に大別されるが、最近、小型化の趨勢によって折畳み型の携帯電話の普及が増加しつつある。
【0003】
図1は一般的な折畳み型携帯電話を示す斜視図である。図1に示すように、従来の一般的な折畳み型携帯電話は本体1とフォールド2からなる。前記本体は、通常、数字ボタンとマイクを含み、内部に送受話のための各種構成部品が内蔵され、一側に電源供給のためのバッテリパックが装着されている。
このような折畳み型携帯電話は、フォールド2が本体1にヒンジ装置を介して結合されており、前記ヒンジ装置を中心としてフォールド2が前方又は後方に回動することにより、開閉がなされる。
【0004】
一方、前記携帯電話のフォールド開閉メカニズムの場合、大部分が手でフォールドを直接開閉する手動開閉構造であるが、近年、使用者の便宜性と携帯電話の性能を向上させるために、モータ駆動を用いてフォールドを手動及び自動にて開閉することが可能な手動・自動兼用開閉ヒンジ装置10が提案されている。
【0005】
図2に断面で示したように、前記手動及び自動で開閉する折畳み型携帯電話のヒンジ装置10は、フォールド2に連結された回動部20と、前記回動部20がヒンジ結合し、本体1と一体に設けられた固定部30、31とからなっている。
【0006】
ここで、前記回動部20は、ハウジング21内に、前記フォールド2を自動で開閉するための構成が備えられるが、駆動力を発生する動力発生手段と、前記動力発生手段に選択的に噛み合う動力伝達手段と、前記動力伝達手段に支持力を作用し、フォールドに外力が印加されると前記動力伝達手段を離隔させる弾性部材とからなる。
【0007】
前記動力発生手段は、フォールド2を回転させる駆動力を発生させるもので、通常、モータ22と、前記モータ22の回転力を減速させる減速ギヤアセンブリ23とからなる。
【0008】
前記モータ22は、本体1の一側に備えられる信号印加部(図示せず)に連結されており、この信号印加部と連動して、通常携帯電話のバッテリパックからの電源供給を受けて正方向又は逆方向に所定の回転力を発生させる。
【0009】
前記モータ22の出力端には減速ギヤアセンブリ23が構成される。前記減速ギヤアセンブリ23はモータ22の回転力を一定の比率で減速させるもので、複数の遊星ギヤ群(図示せず)からなる。前記遊星ギヤ群は一定の減速比を有することにより、減速の機能と逆転防止の機能を同時に行う。
【0010】
従って、前記動力発生手段は、モータ22から生成された駆動力が遊星ギヤ群を介して減速された状態で出力端を回転させる。
【0011】
一方、動力伝達手段は、回転カム24と固定カム25からなる。前記回転カム24は、前記減速ギヤアセンブリ23に軸支されてハウジング21内に設けられ、中央部が突設されるように両側面にテーパーが形成されている。
【0012】
前記固定カム25は、第2固定部31内に挿入され、弾性部材40によって支持される。回転カム24と連動する固定カム25の端部は前記回転カム24との連動のために中央部が凹むように内側にテーパーが形成されている。
前記弾性部材40は、弾性変形率及び復元力に優れた材質で成形されたコイルバネであって、一端は第2固定部31を弾支し、他端は固定カム25を弾支する。このような弾性部材40は、動力発生手段からの駆動力より大きい弾性支持力を保有し、この弾性支持力を動力伝達手段に作用させることにより、前記動力伝達手段を構成する回転カム24と固定カム25が選択的に噛み合う
【0013】
一方、前記固定部30、31は本体1の上側両端に一体に設けられる。第1固定部30には回動部20の一端がヒンジ結合されるようにヒンジダミー32が設けられ、第2固定部31には前述したように固定カム25が弾性部材40によって弾性支持されるように挿設されている。
【0014】
このように構成された従来の折畳み型携帯電話のヒンジ装置は、回動部20の両端が第1及び第2固定部30、31にそれぞれ結合されるように組み立てられて完成されるが、この際、回動部20のハウジング21を第1固定部30内のヒンジダミー32と結合し、回動部20の一端が第1固定部30にヒンジ結合されるようにする。
【0015】
その後、回動部20の他端を第2固定部31に結合する。まず、第2固定部31に設けられた固定カム25を、弾性部材40を圧縮する方向に固定カム押圧体(図示せず)で押圧して第2固定部31内に挿入させる。この際、押圧された固定カム25は、弾性部材40を押圧しながら第2固定部31内に挿入される。その後、回動部20の端部が第2固定部31に挿嵌されるように、回動部20と第2固定部31を水平整列させる。そして、固定カム25の押圧を解除すると、固定カム25は弾性部材40の弾性によって第2固定部31内への挿嵌が解除され、回転カム24と連動するように結合されて組み立てられる。
【0016】
ところが、このような組立方式によれば、回動部20の端部が第2固定部31に結合されるように第2固定部31と水平整列する際、回動部の端部は第2固定部の側壁をスクラッチする。このようなスクラッチは回転カムだけでなく、モータなどの動力発生手段にも振動を与えて結局携帯電話のヒンジ装置の特性を低下させるという問題点があった。
【0017】
また、このような組立方式によれば、回動部20の端部が第2固定部31と水平整列するまで固定カム押圧体(図示せず)で固定カムを押圧しなければならないため、組立過程において、回動部20の端部と固定カム押圧体との間に干渉がよく発生して組立に困るという問題点があった。
【0018】
また、このような構造のヒンジ装置は、第2固定部31に弾性部材40と固定カム25が設けられるため、固定部31の変形による様々なデザインの携帯電話を製造することができないという欠点がある。その一例として、図3は固定部30、31が大きな円弧状に設計されることにより、消費者の審美感を刺激する新しいデザインの折畳み型携帯電話を示している。上述した従来のヒンジ装置は、第2固定部31に弾性部材40と固定カム25が設けられているので、第2固定部31が一定以上の体積を持たなければならないため、図3のように固定部の変形による様々で新しいデザインを創出する携帯電話を製造し難いという欠点がある。
【0019】
また、このような構造では、その組立後にも、弾性部材40による弾性力が固定カム25及びこれと連動した回転カム24に伝達され、前記伝達された弾性力は、ハウジング21を介して第1固定部30のヒンジダミー32部位に加わり、第1固定部30と回動部20との間隔をスペック以上に離隔させてヒンジ装置の特性を低下させるという問題点があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる問題点を解決するためのもので、その目的は、携帯電話のヒンジ装置において固定カムの位置を固定部内から回動部に変更し、それに伴って設計を変更することにより、組立を容易且つ簡便にし、組立の際に発生しうる瑕疵を最小化し、組立後にも携帯電話の特性低下を防止する携帯電話のヒンジ装置を提供することにある。
【0021】
本発明の他の目的は、第2固定部に回動部を挿入する過程で回動部と固定カム押圧体との間に干渉が発生しないため組立が容易な携帯電話のヒンジ装置を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、ヒンジ装置の回動部を第2固定部に挿入する際、部品間のスクラッチを最小化することが可能な携帯電話のヒンジ装置を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、固定部の変形によって様々なデザインが可能な携帯電話のヒンジ装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、本体と該本体に対して回動可能なフォールドとからなる折り畳み式携帯電話の折れ曲がり部分に位置し、前記本体と前記フォールドとを回動可能に連結するヒンジ装置であって、前記本体の前記折れ曲がり部分側の回動軸心方向両端にそれぞれ設けられた固定部と、前記固定部に支持されて回転する回動部とを含み、前記回動部は、ハウジングと、該ハウジング内に設けられ駆動力を発生させる動力発生手段と、前記ハウジング内に設けられ前記動力発生手段の駆動力を受ける回転カムと、前記ハウジング内に前記回転カムに対して選択的に噛み合うように設けられた固定カムと、前記ハウジング内に該ハウジングに対して相対回転可能に設けられ、前記固定カムに対して摺動可能であるが相対回転不可能に嵌合され、一側が前記固定部に空回転が不可能に固定されるカムシャフトと、前記カムシャフト内に挿入されて前記固定カムに弾性を与えるように設けられた弾性部材と、を含むことを特徴とする携帯電話のヒンジ装置を提供する。
【0023】
また、本発明は、本体と該本体に対して回動可能なフォールドとからなる折り畳み式携帯電話の折れ曲がり部分に位置し、前記本体と前記フォールドとを回動可能に連結するヒンジ装置であって、前記本体の前記折れ曲がり部分側の回動軸心方向両端にそれぞれ設けられた固定部と、前記固定部に支持されて回転する回動部とを含み、前記回動部は、ハウジングと、該ハウジング内に設けられ駆動力を発生させる動力発生手段と、前記ハウジング内に該ハウジングに対して相対回転可能に設けられ前記動力発生手段の駆動力を受けるカップリング部材と、前記カップリング部材に対する摺動は可能で空回転は不可能に設けられた回転カムと、前記回転カムに対して選択的に噛み合い、前記カップリング部材に対して相対回転可能であり、一側が前記固定部に空回転が不可能に固定される固定カムと、前記カップリング部材内に挿入されて前記回転カムに弾性を与えるように設けられた弾性部材とを含むことを特徴とする携帯電話のヒンジ装置を提供する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。
【0025】
図4は本発明の第1実施例に係る携帯電話のヒンジ装置の断面図、図5は図4のヒンジ装置の固定カムとカムシャフトとの結合及び作用関係を説明するための断面斜視図である。
【0026】
第1実施例に係る携帯電話のヒンジ装置は、本体の上側両端に設けられた第1固定部130及び第2固定部131と、フォールド102の上側に設けられ、前記第1固定部130と第2固定部131に結合されて回動する回動部120とから構成される。
【0027】
図4に示すように、本体101の上側両端には、第1固定部130と第2固定部131が設けられる。固定部130、131の厚さ及び第1固定部130と第2固定部131間の長さは携帯電話の幅を決定する重要な因子である。前記第1固定部130内には、回動部120の一端がヒンジ結合できるようにヒンジダミー132が設けられる。前記第2固定部131には、断面非円形のボス軸126−2が挿着されるように、ボス軸126−2と対応する断面を有するボス軸挿入孔133が設けられている。
【0028】
一方、回動部120は、フォールド102の上側に設けられ、前記第1固定部130と第2固定部131にヒンジ結合されて手動又は自動で本体101に対して所定の角度回動する。
前記回動部120は、ハウジング121内に備えられ、駆動力を発生する動力発生手段と、前記動力発生手段に結合され、駆動力を受ける回転カム124と、前記回転カムと連動し、選択的に噛み合う固定カム125と、前記固定カムに結合されるが、前記固定カムと互いに摺動するボスと、第2固定部のボス軸挿入孔に挿着されて固定カムの回転を防止するボス軸とが一体に設けられたカムシャフトと、前記カムシャフトの内部中空に設けられ、固定カムとカムシャフトをそれぞれ弾支する弾性部材とを含んでなる。
【0029】
前記動力発生手段は、フォールドを自動で駆動する場合、フォールドを回転させる駆動力を発生させるもので、モータ122と、前記モータの回転力を減速させる減速ギヤアセンブリ123とからなる。
【0030】
前記モータ122は、本体101の一側に備えられる信号印加部(図示せず)に電気的に連結されており、この信号印加部の信号に応じて、通常携帯電話のバッテリパックから電源の供給を受けて正方向又は逆方向に所定の回転力を発生させる。
【0031】
前記モータ122の出力端には減速ギヤアセンブリ123が構成される。前記減速ギヤアセンブリ123はモータ122の回転力を一定の比率で減速させるもので、複数の遊性ギヤ群(図示せず)からなる。前記遊星ギヤ群(図示せず)は一定の減速比を有することにより、減速の機能と逆転防止の機能を同時に行う。前記回転カム124は、一端は動力発生手段と結合されて駆動力を受けるように動力発生手段に軸支され、他端は中央部が突設されるように両側面にテーパーが形成されており、固定カム125と連動する。
【0032】
また、前記動力発生手段の減速ギヤアセンブリ123と前記回転カム124との間に位置感知手段を設けることが好ましい。位置感知手段はセンシングプレート123−1とセンシングブラシ123−2からなり、回転カム124の回転角度によってフォールド102の開閉角度を感知し、フォールド102が設定位置に到達するとモータ122に駆動停止信号を印加する。
【0033】
一方、固定カム125は、回転カム124に対して選択的に噛み合い、回転カム124と連動するように設置され、ボス126−1とボス軸126−2からなるカムシャフト126に摺動可能に挿嵌される。
【0034】
図5を参照してこれをより詳細に説明すると、固定カム125は、全体的にシリンダ型を有し、回転カム124と連動する一端は前記回転カム124と連動できるように中央部が凹むように内側にテーパーが形成されており、他端は開放されている。また、固定カム125の一端の外周には所定の長さのキー125−1が外方に突設されている。
【0035】
そして、前記カムシャフト126は、ボス126−1及びこれと一体に設けられたボス軸126−2からなり、前記固定カム125の外部に嵌合される。
前記ボス126−1は、固定カム125より相対的に長く設けられ、一側に少なくとも一つのピン孔126−3が設けられ、前記ピン孔126−3を基準として長手方向に内面にキー溝126−4が設けられる。従って、前記キー溝126−4には固定カム125のキー125−1が挿入されて摺動することができる。また、ピン孔126−3にはピン孔126−3の長さより長く設けられたピンPが挿入される。挿入されたピンPによって前記固定カム125のキー125−1の摺動を制限することができる。一方、前記摺動を制限するピン孔126−3は、摺動をより安全に制限し得るように、図5に示すように上下対称的に2つ設けられることが好ましい。
【0036】
また、ボスには突出部126−5が設けられる。前記突出部126−5は、固定カム125とカムシャフト126の相対摺動の際、弾性部材140が塑性変形限界点以上に圧縮されることを防止する役割を果たす。
【0037】
一方、前記ボス軸126−2はボス126−1から断面非円形の形状に延設される。ボス軸が断面非円形の形状であるべき理由は、回転カム124が回転しても、回転カム124と連動した固定カム125を固定させるためには、固定カム125に結合されたカムシャフト126を固定しなければならないからである。ここで、前記断面非円形の形状に延設されたボス軸126−2が第2固定部131のボス軸挿入孔133に挿入されるので、前記ボス軸挿入孔133は前述したようにボス軸126−2と対応する断面を持っているため、回転カム124が回転しても、カムシャフト126は空回転しなくなる。ボス軸126−2の断面形状は三角形、四角形、六角形又はD形などが挙げられる。
【0038】
前記弾性部材140は、カムシャフト126の内部中空に挿入され、固定カム125とカムシャフト126をそれぞれ弾支する役割を果たす。前記弾性部材140は弾性変形率及び復元力に優れた材質で成形されたコイルバネであることが好ましい。前記弾性部材は動力発生手段からの駆動力より大きい弾性支持力を保有し、このような弾性支持力を固定カム125に作用させることにより、回転カムと固定カムとを選択的に噛み合わせる
【0039】
このように構成された本実施例のヒンジ装置を組み立てるために、まずハウジング121内に、動力発生手段としてモータ122と減速ギヤアセンブリ123、位置感知手段としてセンシングプレート123−1とセンシングブラシ123−2、動力伝達手段として回転カム124、固定カム125及びカムシャフト126を機械的に順次結合させた後、ハウジングで回動部120を仕上げる。ここで、カムシャフト126の内部中空には弾性部材140を設け、キー125−1がキー溝126−4に挿入されるように固定カム125とカムシャフト126とを結合させる。
【0040】
その後、前記回動部120のハウジング121を第1固定部130のヒンジダミー132に外挿させると、回動部120が第1固定部130とヒンジ結合され、カムシャフト126のボス軸126−2を押圧体(図示せず)で弾性部材140の圧縮方向に押圧すると、カムシャフト126が固定カム125に対して摺動しながらハウジング121内に挿入される。ここで、カムシャフト126の突出部126−5によってカムシャフト126の摺動が制限されるので、弾性部材140はその塑性限界点以上に変形されることが防止される。その後、回動部120の端部を第2固定部131の側壁に接触させた後下向きに押圧すると、回動カム124と第2固定部131が水平整列した瞬間、カムシャフト126が弾性部材140の弾性によって第2固定部131のボス軸挿入孔133に挿入されることでヒンジ装置の組立が完成される。
【0041】
すなわち、前記回動部120の端部を第2固定部131の側壁に接触させた後、回動部120を水平となるように徐々に押圧すると、カムシャフト126が弾性部材140を押圧しながら第2固定部131の側壁に沿って移動し、回動部120と第2固定部131とが水平整列すると同時に、カムシャフト126が突出してカムシャフトのボス軸126−2が第2固定部131のボス軸挿入孔133に挿入される。
【0042】
従って、従来では、回動部の端部が第2固定部に水平整列するまで押圧体で固定カムを押圧しなければならなかった。これに対し、本発明によれば、カムシャフトを押圧して回動部の端部を第2固定部の側壁に接触させた後には、カムシャフトをもはや押圧する必要がなくなるので、ヒンジ装置の組立が非常に簡単になり、組立過程で押圧体と回動部との間に干渉が発生しなくなって組立が容易である。
【0043】
また、このような構造のヒンジ装置は、第2固定部の厚さを最小化してより小型の携帯電話を製造することができるという効果がある。すなわち、第2固定部は、実際ボス軸挿入孔のみが固定部として機能するため、その他の部分を最小として固定部の厚さを大幅減少することができる。また、固定部のボス軸挿入孔以外の部分をそのまま維持することができる。この場合には、前記部分は図3に示すようにデザイン創出のために変形することができる。すなわち、固定部の厚さを選択的に調整することができるという効果がある。
【0044】
このように構成された本実施例に係るヒンジ装置は、手動及び自動でフォールドを開閉することができる。
【0045】
まず、手動でフォールド102を開閉する際には、フォールド102を正方向又は逆方向に回動させると、フォールド102に連結された回動部120が回動し、これにより回転カム124が回動して固定カム125との間にスリップが生ずる。その後、スリップされた固定カム125が弾性部材140を押圧しながらカムシャフト126内に挿入されて回転カム124から離隔し、回動部120が回動し、フォールドが選択的に開閉される。
【0046】
次いで、自動でフォールド102を開閉する際には、電気的信号によってモータ122が正方向又は逆方向に回転し、モータの回転力は減速ギヤアセンブリ123を介して減速して、機械的に連結された回転カム124及び固定カム125に伝達されるが、モータ122の駆動力より弾性部材140の弾性支持力が大きいので、回転カム124及び固定カム125は拘束された状態を維持する。この状態で、カムシャフト126のボス軸126−2は断面非円形の形状を有し、カムシャフトのボス軸が挿着される第2固定部131のボス軸挿入孔133は前記カムシャフトのボス軸の形状に対応する形状を持っているため、カムシャフト126は固定部に対して空回転せずに固定され、これに結合された固定カム125も回転しなくなる。従って、相対的にモータ122の外体が回転し、回転部120自体が回転してフォールドが選択的に開閉される。
【0047】
前記実施例を全体的に考察すると、前記本実施例は、ヒンジ装置の組立を簡単且つ容易にするとともに第2固定部131の厚さを選択的に調整し得るように、固定カムの位置を従来の固定部内からヒンジ装置の回動部に移し、それに伴う設計変更でカムシャフトが固定カムに摺動するようにしたものである。
【0048】
一方、前記第1実施例に係るヒンジ装置は、図6に示すように、回転カム124、固定カム125及びカムシャフト126をケーシングでモジュール化することができる。すなわち、この実施例では、回転カム124、固定カム125及びカムシャフト126をケーシングCでモジュール化することにより、回転カム124、固定カム125及びカムシャフト126の間の力学関係がケーシングCの内部でなされるようにした。従って、ヒンジ装置の組立の際、回動部120の端部が第2固定部131の側壁をスクラッチしても、スクラッチによる振動はケーシングCによって吸収することができる。従って、スクラッチによる振動のために発生した部品の性能低下及び固定部と回動部との離隔現象を減少させる効果がある。
【0049】
また、前記実施例では、固定カムの摺動を制限するピンPを省略してもよい。その理由は、ピンを省略しても、固定カムの摺動はケーシングCによって制限することができるためである。
【0050】
図7及び図8は本発明の第2実施例を示している。前記第2実施例は、第1実施例のボス126−1とボス軸126−2とが一体化されたカムシャフト126をボス126−1とボス軸126−2にそれぞれ分離した構成であって、分離されたボス軸126−2がボス126−1の貫通孔Hに挿入されて構成されたことを除いては第1実施例と同様である。
【0051】
ここで、ボス軸126−2の断面形状が非円形(図ではD形)なので、ボス126−1の貫通孔Hの断面形状を前記ボス軸126−2の断面形状と対応する非円形にすると、ボス126−1とボス軸126−2の相対回転が抑制される。
本実施例の利点は、組立の際にボス軸126−2のみを押圧すれば済むので、押圧に要求される力が最小となるということである。これは、カムシャフト126がボス126−1とボス軸126−2に分離されたため、ボス軸126−2のみを押圧しても、回動部120を第1固定部130と第2固定部131との間に挟むことができるからである。
【0052】
一方、前記第2実施例に係るヒンジ装置は、図9に示すように、回転カム124、固定カム125、及びボス126−1とボス軸126−2に分離されたカムシャフト126をケーシングでモジュール化することができる。これにより、回転カム124、固定カム125及びカムシャフト126の間の力学関係がケーシングCの内部でなされるので、ヒンジ装置の組立の際に回動部120の端部が第2固定部131の側壁をスクラッチしても、スクラッチによる振動はケーシングCによって吸収することができる。従って、スクラッチによる振動のために発生した部品の性能低下及び固定部と回動部との離隔現象を減らすという効果がある。
【0053】
また、本実施例でも、固定カムの摺動を制限するピンPを省略してもよい。これは、ピンを省略しても、固定カムの摺動をケーシングCによって制限することができるためである。
【0054】
図10は本発明の第3実施例を示している。本実施例は、本体の一側両端にそれぞれ設けられた固定部と、前記固定部に支持されて回転する回動部とを含んでなる。前記回動部は、駆動力を発生させる動力発生手段と、前記動力発生手段の駆動力を受けるカップリング部材と、前記カップリング部材とは摺動は可能で空回転は不可能に設けられた回転カムと、前記回転カムに対して選択的に接触又は離隔し、一側が固定部との空回転が不可能に固定される固定カムと、前記カップリング部材内に挿入されて弾性を与えるように設けられた弾性部材とを含んでなる。
【0055】
本実施例を図10に基づいて説明すると、以前の実施例と同様に、回動部内には、モータ122と前記モータの回転力を減速させる減速ギヤアセンブリ123とからなる動力発生手段が備えられる。
【0056】
前記動力発生手段には、駆動力を受け、その駆動力を伝達するためのカップリング部材150が結合される。前記カップリング部材150は、前記動力発生手段の駆動力を受けるためのカプラ151と、前記カップリング部材150内に設けられた回転カム160との摺動は可能であるが空回転は禁止され、回転カム160に駆動力を伝達することが可能なボス152とからなる。前記カプラ151とボス152は一体に設けられるか或いは別個に設けられ、材質に応じてボンディング又は溶接される。
【0057】
そして、前記カップリング部材150の内部には、ボス152との摺動は可能であるが空回転は禁止されるように、回転カム160が設けられる。ここで、ボス152と回転カム160の相対摺動は可能であるが空回転は禁止されるように、図11に示すように、ボス152の内周面には所定の長さのキー152−1が設けられ、回転カム160の外周面には前記キー152−1を挿入するためのキー溝160−1が設けられることが好ましい。キー152−1がキー溝160−1に挿入されることにより、ボス152と回転カム160とは、摺動は可能であるが空回転は不可能になる。一方、本実施例において、ボス152の内周面には所定の長さのキー溝が設けられ、回転カム160の外周面には前記キー溝に挿入されるキーが設けられることが可能なのは当業者には明らかなことである。
【0058】
また、前記回転カム160には、回転カム160に対して選択的に噛み合う固定カム161が設けられる。前記固定カム161の一側はボス152の貫通孔を介して固定部131に空回転不可能に結合される。
【0059】
好ましくは、回転カム160には中心に中空が設けられ、固定カム161には前記回転カム160の中空に挿入されるシャフト161−1がさらに設けられることができる。前記シャフト161−1は回転カム160の回転中心軸の役割を果たし、回転カム160の偏心回転を防止する。また、前記シャフト161−1は弾性部材140の塑性変形を抑える役割も果たすが、組立の際、固定カム161が摺動押圧するとシャフト161−1の端部が前記カプラ151に遮断され、固定カム161の摺動を制限し、弾性部材140が塑性変形限界点以上押圧されることを防止する。
【0060】
このように構成された本実施例に係るヒンジ装置も、以前の実施例と同様に、手動及び自動でフォールドを開閉することができる。
【0061】
まず、手動でフォールド102を開閉する際には、フォールド102を正方向又は逆方向に回動させると、フォールド102に連結された回動部120が回動し、これによりカップリング部材150が回動する。一方、カップリング部材150は、回転カム160に対して空回転しないように結合しているので、回転カム160もこれと共に回動する。この際、回転カム160はその回転によって固定カム161との間でスリップを生ずる。一方、回転カム160がカップリング部材150に対して摺動可能なので、スリップされた回転カム160が弾性部材の押圧方向に固定カム161から離隔し、フォールド102が選択的に開閉されることができる。
【0062】
次いで、自動でフォールドを開閉する際には、電気的信号によってモータ122が正方向又は逆方向に回転し、モータの回転力は減速ギヤアセンブリ123を介して減速されてカップリング部材150に伝達される。この際、モータ122の駆動力よりはカップリング部材150のカプラ151を弾性支持する弾性部材140の弾性支持力が大きいので、カップリング部材150は拘束状態を維持する。従って、相対的にモータの外体が回転し、回動部120自体が回転してフォールドが選択的に開閉されることができる。
【0063】
このような構成及び作用を有する本実施例の組立も容易且つ簡単になる。このように構成された本実施例のヒンジ装置を組み立てるために、まず、ハウジング121内に動力発生手段としてのモータ122、減速ギヤアセンブリ123、カップリング部材、弾性部材、回転カム及び固定カムを機械的に順次結合させた後、ハウジングで回動部120を仕上げる。
【0064】
その後、前記回動部120の一端を第1固定部130のヒンジダミー132に外挿させると、回動部が第1固定部130とヒンジ結合され、回動部120の他端を第2固定部131に挿入すると、組立が完成される。この際、固定カム161を押圧体(図示せず)で押圧すると、固定カム161が回転カム160を押圧し、回転カム160はボス152に対して摺動しながら弾性部材140を圧縮する。一方、固定カム161のシャフト161−1が回転カム160の摺動を制限することにより、弾性部材140がその塑性限界点以上に圧縮されることを防止する。
【0065】
その後、回動部120の端部を第2固定部131の側壁に接触させた後、下向きに押圧すると、固定カム161と第2固定部131とが水平整列した瞬間、固定カムが弾性部材140の弾性によって第2固定部131のボス軸挿入孔133に挿入されてヒンジ装置の組立が完成される。
【0066】
従って、本実施例の場合にも、以前の実施例と同様に、組立が容易且つ簡単であり、固定部の厚さを選択的に活用することができるという効果を発揮する。
【0067】
一方、図12は図10に示した実施例の変形例であって、回転カムと固定カムの形状が相互対応するように変更された実施例であって、図10に示した実施例とは作用原理及び効果が同一なので、その説明を省略する。
【0068】
本発明の思想及び範疇から逸脱することなく本発明の様々な変形及び変更が可能なのは当業者なら理解するであろう。従って、本発明は特許請求の範囲及びその均等物の範囲内で提供される本発明の変形及び変更を含む。
【0069】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、ヒンジ装置の組立が簡単且つ容易になり、組立の際に他の組立部品との干渉を回避することができるという効果がある。さらに、固定部の幅を選択的に変更して携帯電話の幅を減らし、或いは固定部のデザインを変更することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な折畳み型携帯電話の斜視図である。
【図2】従来の手動及び自動でフォールドを開閉する折畳み型携帯電話のヒンジ装置の断面図である。
【図3】固定部が大きな円弧状に設計されたフォールド型携帯電話の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る携帯電話のヒンジ装置の断面図である。
【図5】図4のヒンジ装置の固定カムとカムシャフトとの結合及び作用関係を説明するための断面斜視図である。
【図6】図4の実施例の変形例を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る携帯電話のヒンジ装置の断面図である。
【図8】図7のヒンジ装置の固定カムとカムシャフトとの結合及び作用関係を説明するための断面斜視図である。
【図9】図7の実施例の変形例を示す断面図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る携帯電話のヒンジ装置の断面図である。
【図11】図10のA−A線に沿った断面図である。
【図12】図10の実施例の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
101 本体
102 フォールド
120 回動部
121 ハウジング
122 モータ
123 減速ギヤアセンブリ
123−1 センシングプレート
123−2 センシングブラシ
124、160 回転カム
125、161 固定カム
125−1 ボス
126 カムシャフト
126−1 ボス
126−2 ボス軸
126−3 ピン孔
126−4 キー溝
126−5 突出部
130、131 固定部
132 ヒンジダミー
133 ボス軸挿入孔
140 弾性部材
150 カップリング部材
151 カプラ
152 ボス

Claims (18)

  1. 本体と該本体に対して回動可能なフォールドとからなる折り畳み式携帯電話の折れ曲がり部分に位置し、前記本体と前記フォールドとを回動可能に連結するヒンジ装置であって、
    前記本体の前記折れ曲がり部分側の回動軸心方向両端にそれぞれ設けられた固定部と、前記固定部に支持されて回転する回動部とを含み、
    前記回動部は、
    ハウジングと、
    該ハウジング内に設けられ駆動力を発生させる動力発生手段と、
    前記ハウジング内に設けられ前記動力発生手段の駆動力を受ける回転カムと、
    前記ハウジング内に前記回転カムに対して選択的に噛み合うように設けられた固定カムと、
    前記ハウジング内に該ハウジングに対して相対回転可能に設けられ、前記固定カムに対して摺動可能であるが相対回転不可能に嵌合され、一側が前記固定部に空回転が不可能に固定されるカムシャフトと、
    前記カムシャフト内に挿入されて前記固定カムに弾性を与えるように設けられた弾性部材と、を含むことを特徴とする携帯電話のヒンジ装置。
  2. 前記カムシャフトは、固定カムに対して摺動するボスと、固定部のボス軸挿入孔に挿着されて前記固定部に対する空回転を不可能にするボス軸とが一体に設けられたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話のヒンジ装置。
  3. 前記ボスの内周面にはキー溝が設けられ、固定カムの外周面には前記キー溝内で摺動するキーが設けられ、ボスと固定カムとが相対摺動することを特徴とする請求項2記載の携帯電話のヒンジ装置。
  4. 前記ボスの一側にはピン孔が設けられ、前記ピン孔にはピン孔の長さより長く設けられたピンが挿入され、固定カムの摺動が制限されることを請求項3記載の携帯電話のヒンジ装置。
  5. 前記ボスには、固定カムとカムシャフトとの相対摺動によって弾性部材が塑性変形限界点以上に圧縮されることを防止するように突出部が設けられることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の携帯電話のヒンジ装置。
  6. 前記回転カム、固定カム及びカムシャフトがケーシングでモジュール化されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の携帯電話のヒンジ装置。
  7. 前記回転カム、固定カム及びカムシャフトがケーシングでモジュール化されることを特徴とする請求項5記載の携帯電話のヒンジ装置。
  8. 前記カムシャフトは、固定カムに対して摺動するボスと、固定部のボス軸挿入孔に挿着されて前記固定部との空回転を不可能にするボス軸とが分離されて設けられることを特徴とする請求項1記載の携帯電話のヒンジ装置。
  9. 前記ボスの内周面にはキー溝が設けられ、固定カムの外周面には前記キー溝内で摺動するキーが設けられ、ボスと固定カムとが相対摺動することを特徴とする請求項8記載の携帯電話のヒンジ装置。
  10. 前記ボスの一側にはピン孔が設けられ、前記ピン孔にはピン孔の長さより長く設けられたピンが挿入され、固定カムの摺動が制限されることを特徴とする請求項9記載の携帯電話のヒンジ装置。
  11. 前記ボスには、固定カムとカムシャフトとの相対摺動によって弾性部材が塑性変形限界点以上に圧縮されることを防止するように突出部が設けられることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の携帯電話のヒンジ装置。
  12. 前記回転カム、固定カム及びカムシャフトがケーシングでモジュール化されることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の携帯電話のヒンジ装置。
  13. 前記回転カム、固定カム及びカムシャフトがケーシングでモジュール化されることを特徴とする請求項11記載の携帯電話のヒンジ装置。
  14. 本体と該本体に対して回動可能なフォールドとからなる折り畳み式携帯電話の折れ曲がり部分に位置し、前記本体と前記フォールドとを回動可能に連結するヒンジ装置であって、
    前記本体の前記折れ曲がり部分側の回動軸心方向両端にそれぞれ設けられた固定部と、前記固定部に支持されて回転する回動部とを含み、
    前記回動部は、
    ハウジングと、
    該ハウジング内に設けられ駆動力を発生させる動力発生手段と、
    前記ハウジング内に該ハウジングに対して相対回転可能に設けられ前記動力発生手段の駆動力を受けるカップリング部材と、
    前記カップリング部材に対する摺動は可能で空回転は不可能に設けられた回転カムと、
    前記回転カムに対して選択的に噛み合い、前記カップリング部材に対して相対回転可能であり、一側が前記固定部に空回転が不可能に固定される固定カムと、
    前記カップリング部材内に挿入されて前記回転カムに弾性を与えるように設けられた弾性部材とを含むことを特徴とする携帯電話のヒンジ装置。
  15. 前記カップリング部材は、前記動力発生手段の駆動力を受けるためのカプラと、回転カムに対する摺動は可能で空回転は不可能に設けられ、回転カムに駆動力を伝達することが可能なボスとからなることを特徴とする請求項14記載の携帯電話のヒンジ装置。
  16. 前記ボスの内周面には所定の長さのキーが設けられ、回転カムの外周面には前記キーを挿入するためのキー溝が設けられることを特徴とする請求項15記載の携帯電話のヒンジ装置。
  17. ボスの内周面に所定の長さのキー溝が設けられ、回転カムの外周面には前記キー溝に挿入されるキーが設けられることを特徴とする請求項15記載の携帯電話のヒンジ装置。
  18. 前記回転カムにはその中心に中空が設けられ、固定カムには、前記回転カムの中空に挿入されて回転中心軸の役割を行うシャフトが設けられることを特徴とする請求項14ないし17のいずれか1項に記載の携帯電話のヒンジ装置。
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