JP4025132B2 - 冷却装置及び冷却システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌等を冷却する冷却装置及び冷却システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車輌に関し、低温環境下における種々の試験が行われる。当該試験に際しては、例えば図6に示すような冷却装置が用いられる。冷却装置50は、試験室の天井51より吊り下げれた冷却パネル52と、自動車53の周囲(前後左右)に配置される複数の側部冷却パネル54とを備えている。各冷却パネル52,54には、それぞれ温度調節された冷却空気が給気ダクト55より供給され、当該空気が各冷却パネル52,54内を循環した後、排気ダクト56より排出される。これにより、各冷却パネル52,54が冷やされ、その輻射冷却により、自動車53の温度が下げられる。なお、各冷却パネル52,54は、自動車53の配置作業や位置調整等のため可動式となっている。なお、冷却装置50は、車輌のみならず、車輌部品等例えばエンジン等の試験にも使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、各冷却パネル52,54は、その構成上、比較的重量が重く移動も困難で、機構的にも比較的大がかりなものであった。また、試験各冷却パネル52,54の表面と自動車53の表面との距離が部位によって極端に不均等となった場合には、冷却効率が比較的悪くなってしまうおそれがあった。
【0004】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、装置の簡素化及び軽量化を図るとともに、作業性の向上を図ることのできる冷却装置及び当該冷却装置を利用した冷却システムを提供することを主たる目的の1つとしている。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成し得る特徴的手段について以下に説明する。また、各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記載する。
【0006】
手段1.冷却対象をエンジンを含む車輌部品、又は、車輌とし、
所定の空気供給手段より供給される低温空気に基づいて冷却対象を冷却可能な冷却部材を備えてなる冷却装置であって、
前記冷却部材は、
空気圧により膨張可能な中空部を有する袋状の本体部と、
前記低温空気を前記中空部へ給気する給気部と、
前記中空部から当該低温空気を排気する排気部とを備え、
前記中空部膨張した際に、前記本体部のうち前記冷却対象に向いた側の表面形状が前記冷却対象の形状と略同一形状となるよう、前記本体部が上から覆うかたちで前記冷却対象に当接するように構成されていることを特徴とする冷却装置。
【0007】
上記手段1によれば、袋状に形成された冷却部材に低温空気を供給して、冷却部材を冷却対象例えば車輌や車輌部品等に当接させ、当該冷却対象を冷却するように構成されている。このため、比較的大がかりな機構とすることなく冷却装置の簡素化及びその軽量化を図ることができる。ひいては、冷却対象及び冷却装置の相対設置作業を容易に行うことができ、作業性の向上を図ることができる。また、冷却部材を冷却対象に当接させることにより、無駄なスペースを少なくし冷却効率を高めることができる。
また、中空部が膨張した際に、前記本体部のうち前記冷却対象に向いた側の表面形状が前記冷却対象の形状と略同一形状となるよう、前記本体部が上から覆うかたちで前記冷却対象に当接するように構成されているため、さらに無駄なスペースが少なくなり、冷却対象と冷却部材との密着性がより高まる。その結果、冷却効率がさらに高まる。
【0008】
手段2.手段1において、前記冷却部材を被覆し当該冷却部材の外方への膨張を抑える被覆部材を備えていることを特徴とする冷却装置。
【0009】
上記手段2によれば、被覆部材により冷却部材の外方への膨張を抑制することにより、冷却部材の冷却対象への密着性を高めることができる。結果として、冷却効率を高めることができる。
【0010】
手段3.手段1において、前記冷却部材を支持するとともに当該冷却部材の外方への膨張を抑える囲い部材を備えていることを特徴とする冷却装置。
【0011】
上記手段3によれば、囲い部材により冷却部材の外方への膨張を抑制することができ、これにより冷却部材の冷却対象への密着性を高め、冷却効率を高めることができる。
【0012】
手段4.手段1において、前記冷却部材を被覆し当該冷却部材の外方への膨張を抑える被覆部材と、前記冷却部材及び被覆部材を支持し前記両部材の外方への膨張を抑える囲い部材とを備えていることを特徴とする冷却装置。
【0013】
上記手段4によれば、被覆部材及び囲い部材を備えることにより、いずれか一方だけを備えた場合に比べて、冷却部材の外方への膨張をより確実に抑制することができる。これにより冷却部材の冷却対象への密着性を高め、冷却効率を高めることができる。
【0014】
手段5.手段3又は手段4において、前記囲い部材は、複数のフレーム部材が当該各フレーム部材間隔を伸縮自在に連結されたものであって、前記冷却部材を折り畳み可能に構成されていることを特徴とする冷却装置。
【0015】
上記手段5によれば、冷却対象の冷却作業が行われていない場合等に、冷却装置を折り畳み片づけておくことができる。これにより、冷却対象の交換作業の効率化を図り、作業スペースを有効活用することができる。
【0016】
手段6.手段3乃至手段5のいずれかにおいて、前記囲い部材は移動手段を備えていることを特徴とする冷却装置。
【0017】
上記手段6によれば、冷却装置の移動が容易になり、結果として、冷却装置の配置作業、冷却対象の交換作業等をより簡単に行うことができる。
【0020】
手段.手段1乃至手段のいずれかに記載の冷却装置を設置可能な低温環境室と、
低温空気を供給可能な空気供給手段と、
前記空気供給手段から前記低温環境室へ低温空気を給気可能な給気流路と、
前記排気部と連通可能かつ前記低温環境室外へ低温空気を排気可能な排気流路とを備え、
前記給気流路は、前記給気部と連通可能な第1流路と、前記低温環境室内と連通可能な第2流路とに分岐され、
前記第1流路及び第2流路を開閉可能な開閉手段を備え、
前記開閉手段の操作に基づき、冷却対象の冷却態様を切換えることのできる冷却システム。
【0021】
上記手段によれば、開閉手段を操作し、低温空気が通る流路を切換えることにより、冷却装置を介して直接的に冷却対象を冷却したり、低温環境室内全体を冷却することにより間接的に冷却対象を冷却したりというように冷却対象の冷却態様を切換えることができる。従って、比較的大がかりな機構を設けずとも、低温環境下における冷却対象の種々の試験を行うことができる。
【0022】
手段.手段において、前記開閉手段は、前記第1流路を開閉可能な第1開閉手段と、前記第2流路を開閉可能な第2開閉手段とにより構成されていることを特徴とする冷却システム。
【0023】
上記手段によれば、第1流路と第2流路とに個別に開閉手段が設けられているため、第1流路及び第2流路を同時に開状態又は閉状態とすることができる。これにより、冷却装置を介して冷却対象を冷却するとともに、低温環境室内も同時に冷却することも可能となり、その後、比較的時間をおくことなく冷却装置(冷却部材)を使用しない試験等を行うことができる。結果として、種々の試験を効率よく行うことができる。
【0024】
手段.手段又は手段において、前記冷却部材に、前記中空部より前記低温環境室内へ低温空気を放出可能な少なくとも1つの通気部を設けたことを特徴とする冷却システム。
【0025】
上記手段によれば、冷却装置を介して直接的に冷却対象を冷却するとともに、低温環境室内も同時に冷却することができる。従って、その後、比較的時間をおくことなく冷却装置を使用しない試験等を行うことができる。結果として、種々の試験を効率よく行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、冷却装置に係る一実施の形態を図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。車輌冷却装置1は、全体として略直方形状をなし、冷却部材としてのクーリングバッグ2と、クーリングバッグ2を被覆する被覆部材としてのカバー3と、クーリングバッグ2及びカバー3を支持する支持部材としての囲い部材4とにより構成されている。なお、本実施の形態においてはクーリングバッグ2はポリエステルにより構成されている。但し、クーリングバッグ2の材質はこれに限られるものではない。
【0027】
クーリングバッグ2は袋状の本体部に中空部5を有する。冷却対象としての車輌15に対して、クーリングバッグ2の後部には中空部5と連通する給気部としての給気口6が設けられ、前部には中空部5と連通する排気部としての排気口7が設けられている。給気口6は、図示しない空気供給手段としての空気供給装置に対し所定の流路を介して接続されている。また、排気口7は試験室外へと繋がっている。クーリングバッグ2は、中空部5が空気圧により膨張した際、その車輌15に向いた側の表面形状が車輌15の形状と略同一形状となるよう形成されている。
【0028】
囲い部材4は、複数のフレーム部材9により構成されている。各フレーム部材9は略コ字状に形成され、車輌15に対して、その上部はクーリングバッグ2及びカバー3の上部を左右方向に沿って延び、当該上部両端部よりクーリングバッグ2及びカバー3の左右両側部に沿ってその左右両側部分が下方へ延びている。また、左右両側部分の下端部には、それぞれ移動手段としてのキャスタ10が回転可能に軸支されている。各フレーム部材9は変形可能な略く字状の連結部材(リンク部材)11により連結されており、各フレーム部材9の間隔が伸縮自在となっている。従って、囲い部材4、ひいては車輌冷却装置1は全体として伸縮自在となる。なお、クーリングバッグ2及びカバー3は、各フレーム部材9の図示しない係止部に係止されている。
【0029】
次に、上記のように構成されてなる車輌冷却装置1の作用効果について説明する。車輌15の冷却作業を行わない場合等には、図3に示すように、車輌冷却装置1は折り畳まれた状態となっている。作業を行う際には、所定位置に設置された車輌15の位置まで車輌冷却装置1を移動させ、車輌冷却装置1を使用時のサイズまで伸ばす(もちろん、車輌15を移動させてもよい)。そして、車輌15を上から覆うように車輌冷却装置1を設置する。
【0030】
上記空気供給装置より給気口6を介して中空部5へ低温空気が圧送されると、クーリングバッグ2が膨張する。クーリングバッグ2の外方への膨張はカバー3及び囲い部材4によって抑制される。クーリングバッグ2の車輌15に向いた側の表面は車輌15と略密着した状態となり、車輌15が冷却される。なお、冷却対象は車輌15に限られるものではなく、車輌部品例えばエンジン等でもよい。
【0031】
以上詳述したように、本実施の形態では、車輌冷却装置1が袋状のクーリングバッグ2に低温空気を供給して、クーリングバッグ2を車輌15に当接させ、車輌15を冷却するように構成されている。このため、比較的大がかりな機構とすることなく車輌冷却装置1の簡素化を図るとともに、その軽量化を図ることができる。ひいては、冷却に先立って行われる設置作業や片づけ作業も容易に行うことができる。また、クーリングバッグ2を車輌15に当接させることにより、無駄なスペースを少なくし冷却効率を高めることができる。
【0032】
カバー3及び囲い部材4によってクーリングバッグ2の外方への膨張を抑制しているため、クーリングバッグ2の車輌15への密着性を高め、冷却効率をより高めることができる。さらに、クーリングバッグ2は、中空部5が空気圧により膨張した際、その車輌15に向いた側の表面形状が車輌15の形状と略同一形状となるよう形成されているため、車輌15とクーリングバッグ2との密着性がより高まり、冷却効率を高めることができる。
【0033】
車輌冷却装置1は移動可能、伸縮自在となっている。これにより、車輌15の冷却作業を行わない場合や、車輌15の交換作業を行う場合には、車輌冷却装置1を移動させ、折り畳んだ状態で片づけておくことができるため、車輌15の交換作業の効率化を図り、作業スペースを有効活用することができる。
【0034】
〔第2の実施の形態〕
以下、冷却システムに係る一実施の形態を図4に基づいて詳細に説明する。車輌冷却システム20は、所定の試験用設備を備えた低温環境室21と、低温環境室21内に設置される車輌冷却装置22と、低温空気を供給可能な空気供給手段としての空気供給装置23と、空気供給装置23から低温環境室21内へ低温空気を給気可能な給気流路24と、低温環境室21外へ低温空気を排気可能な排気流路25とにより構成されている。なお、車輌冷却装置22の構成は上記実施の形態における車輌冷却装置1の構成とほぼ同じであるため、構成の重複部分に関してはその説明を省略する。
【0035】
給気流路24は、低温環境室21内において給気口27と連通可能な第1流路としての連接用流路28と、低温環境室21内と連通可能な第2流路としての開放用流路29とに分岐されている。
【0036】
連接用流路28には当該流路を開閉可能な第1開閉手段としてのダンパ30が設けられ、開放用流路29には当該流路を開閉可能な第2開閉手段としてのダンパ31が設けられている。両ダンパ30,31により本実施の形態における開閉手段が構成される。また、排気流路25には当該流路を開閉可能なダンパ33が設けられている。各ダンパ30,31,33により各流路28,29,25における低温空気の流量が調節される。
【0037】
次に、上記のように構成されてなる車輌冷却システム20の作用効果について説明する。車輌冷却装置22を使用して冷却対象としての車輌35の冷却が行われる場合には、図4に示すように、給気口27と連接用流路28とが接続され、ダンパ30,31の調節により連接用流路28が開状態となり、開放用流路29が閉状態となっている。また、排気口32と排気流路25とが接続され、ダンパ33の調節により排気流路25は開状態となっている。従って、空気供給装置23から給気流路24を介して供給される低温空気は、連接用流路28及び給気口27を介して車輌冷却装置22内へ給気される。そして、当該低温空気は、排気口32及び排気流路25を介して低温環境室21外へと排出される。なお、その後、車輌冷却装置22を使用しないで車輌35の冷却が行われる予定となっている場合には、車輌冷却装置22を使用するとともに開放用流路29を開状態としておけば、事前に低温環境室21内の温度をある程度下げておくことができ、次なる試験等へ効率よく移ることができる。
【0038】
また、車輌冷却装置22を使用しない場合には、図5に示すように車輌冷却装置22が取り外され、ダンパ30,31の調節により連接用流路28が閉状態となり、開放用流路29が開状態となっている。従って、空気供給装置23から給気流路24を介して供給される低温空気は、開放用流路29を介して低温環境室21内へと給気される。これにより低温環境室21全体が冷却されるとともに、車輌35が冷却される。
【0039】
以上詳述したように、各ダンパ30,31を操作し、低温空気の通気可能な流路を切換えることにより、車輌冷却装置22を介して直接的に車輌35を冷却したり、低温環境室21内全体を冷却することにより間接的に車輌35を冷却したりというように車輌35の冷却態様を切換えることができる。従って、比較的大がかりな機構を設けずとも、低温環境下における車輌の種々の試験を行うことができる。
【0040】
また、連接用流路28と開放用流路29とに個別にダンパ30,31が設けられているため、両者を同時に開状態又は閉状態とすることができる。このため、上述したように車輌冷却装置22を介して車輌35を冷却するとともに、低温環境室21内も同時に冷却することも可能となり、その後、比較的時間をおくことなく車輌冷却装置22を使用しない試験等を行うことができる。結果として、種々の試験を効率よく行うことができる。
【0041】
なお、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
【0042】
(a)上記第1の実施の形態では、車輌冷却装置1はクーリングバッグ2とともに、カバー3及び囲い部材4を備えている。これ限らず、カバー3又は囲い部材4のいずれか一方を省略した構成としてもよい。また、カバー3に代えて弾力性のあるネット等を用いてクーリングバッグ2の膨張を抑制するようにしてもよい。
【0043】
(b)上記第1の実施の形態では、クーリングバッグ2は、中空部5が空気圧により膨張した際、その車輌15に向いた側の表面形状が車輌15の形状と略同一形状となるよう形成されている。しかし、これに限らず、単に車輌15に密着しやすいように凹凸が形成されている構成としてもよい。
【0044】
(c)上記第1の実施の形態において、キャスタ10を省略した構成としても良い。
【0045】
(d)上記第1の実施の形態では、車輌冷却装置1の形状がクーリングバッグ2はの膨張時において略直方体形状となるように構成されているが、形状はこれに限られるものではなく、例えば略半球形状であってもよい。
【0046】
(e)上記第2の実施の形態では、連接用流路28と開放用流路29とに個別にダンパ30,31が設けられている。これに限らず、連接用流路28と開放用流路29との分岐部分において、各流路28,29を交互に開状態又は閉状態とすることのできる開閉手段としての1つの流路切換部材等を設けた構成としてもよい。
【0047】
(f)上記第2の実施の形態において、クーリングバッグ2の上面に中空部5より低温環境室21内へ低温空気を放出可能な通気部としての少なくとも1つの通気孔を設けた構成としてもよい。このようにすれば、開放用流路29を開状態とすることなく、車輌冷却装置22によって車輌35を冷却するとともに、低温環境室21内も同時に冷却することができ、その後、比較的時間をおくことなく車輌冷却装置22を使用しない試験等を行うことができる。結果として、種々の試験を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における車輌冷却装置を説明するための斜視図である。
【図2】一実施の形態における車輌冷却装置を説明するための断面図である。
【図3】車輌冷却装置が折り畳まれた状態を説明するための図である。
【図4】一実施の形態における車輌冷却システムを説明するための図である。
【図5】一実施の形態における車輌冷却システムを説明するための図である。
【図6】従来技術における車輌冷却装置を示す図である。
【符号の説明】
1,22…車輌冷却装置、2…冷却部材としてのクーリングバッグ、3…被覆部材としてのカバー、4…支持部材としての囲い部材、5…中空部、6,27…給気部としての給気口、7,32…排気部としての排気口、9…フレーム部材、10…移動手段としてのキャスタ、11…連結部材、20…車輌冷却システム、21…低温環境室、23…空気供給手段としての空気供給装置、24…給気流路、25…排気流路、28…第1流路としての連接用流路、29…第2流路としての開放用流路、30…第1開閉手段としてのダンパ、31…第2開閉手段としてのダンパ。

Claims (9)

  1. 冷却対象をエンジンを含む車輌部品、又は、車輌とし、
    所定の空気供給手段より供給される低温空気に基づいて冷却対象を冷却可能な冷却部材を備えてなる冷却装置であって、
    前記冷却部材は、
    空気圧により膨張可能な中空部を有する袋状の本体部と、
    前記低温空気を前記中空部へ給気する給気部と、
    前記中空部から当該低温空気を排気する排気部とを備え、
    前記中空部膨張した際に、前記本体部のうち前記冷却対象に向いた側の表面形状が前記冷却対象の形状と略同一形状となるよう、前記本体部が上から覆うかたちで前記冷却対象に当接するように構成されていることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記冷却部材を被覆し当該冷却部材の外方への膨張を抑える被覆部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記冷却部材を支持するとともに当該冷却部材の外方への膨張を抑える囲い部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  4. 前記冷却部材を被覆し当該冷却部材の外方への膨張を抑える被覆部材と、前記冷却部材及び被覆部材を支持し前記両部材の外方への膨張を抑える囲い部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  5. 前記囲い部材は、複数のフレーム部材が当該各フレーム部材間隔を伸縮自在に連結されたものであって、前記冷却部材を折り畳み可能に構成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の冷却装置。
  6. 前記囲い部材は移動手段を備えていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の冷却装置。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の冷却装置を設置可能な低温環境室と、
    低温空気を供給可能な空気供給手段と、
    前記空気供給手段から前記低温環境室へ低温空気を給気可能な給気流路と、
    前記排気部と連通可能かつ前記低温環境室外へ低温空気を排気可能な排気流路とを備え、
    前記給気流路は、前記給気部と連通可能な第1流路と、前記低温環境室内と連通可能な第2流路とに分岐され、
    前記第1流路及び第2流路を開閉可能な開閉手段を備え、
    前記開閉手段の操作に基づき、冷却対象の冷却態様を切換えることのできる冷却システム。
  8. 前記開閉手段は、前記第1流路を開閉可能な第1開閉手段と、前記第2流路を開閉可能な第2開閉手段とにより構成されていることを特徴とする請求項7に記載の冷却システム。
  9. 前記冷却部材に、前記中空部より前記低温環境室内へ低温空気を放出可能な少なくとも1つの通気部を設けたことを特徴とする請求項又は請求項に記載の冷却システム。
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