JP4023978B2 - 工作機械シミュレーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は工作機械シミュレーション装置に係り、特に、プログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCという)及び数値制御装置(以下、CNC装置という)により制御される工作機械の工作機械シミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械は、互いに直交するX,Y,Z方向への移動を制御するCNC装置や、各動作の順序などを制御するPLCによって制御されるのが一般的である。従来、このような工作機械の動作チェックは、例えば実際の工作機械と同等の動作をコンピュータの画面上でシミュレーションするためのシミュレーションプログラムを作成し、工作機械の各部(例えばテーブル、スピンドルヘッドなど)を実際の工作機械と同じようにコンピュータの画面上でシミュレーションすることにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記シミュレーションプログラムは専用のグラフィック言語で作成されるため、工作機械の仕様を変更した場合には、これに併せてシミュレーションプログラムも変更する必要があり、動作チェックのための工数が増大する、という問題があった。
【0004】
また、本来工作機械は、PLCやCNC装置との間で動作信号の送受信を行いながら動作するものであって、専用のグラフィック言語を使用してシミュレーションプログラムを作成した場合、これらPLCやCNC装置との送受信時間などが考慮されず、実際の工作機械の動作との差異が発生していた。さらに、専用のグラフィック言語での作成では完全に互換な記述ができる保証が得られない。
【0005】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、実際の工作機械に忠実にシミュレーションすることができると共に、工作機械の仕様を変更した場合にも容易に対応することができ、かつ実動作に近い工作機械シミュレーション装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の工作機械シミュレーション装置は、工作機械をシーケンス制御するためのプログラマブルロジックコントローラから出力される制御信号を入力する入力手段と、前記工作機械の各部の形状を定義した機械部品データと、前記プログラマブルロジックコントローラから出力される制御信号に対応する動作内容、起動トリガ、前記起動トリガに対応する起動条件、前記起動トリガに対応する動作モード、及び前記プログラマブルロジックコントローラとの信号授受に関する情報であって前記起動トリガに対応する動作前出力信号、前記起動トリガに対応する動作後出力信号を示す動作記述データと、前記動作記述データの中に親パーツ、子パーツの関係として記述され前記各部の従属関係を示す連結状態をツリー構造で示す連結情報データと、を記憶した記憶手段と、前記工作機械のシミュレーション動作を表示するための表示手段と、前記制御信号、前記機械部品データ、前記連結情報データ、及び前記動作記述データに基づいて、前記工作機械のシミュレーション動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記各部の連結状態が変更された場合に前記連結情報データを書き換えると共に、前記連結情報データで示される前記各部の従属関係により前記各部を連動させたシミュレーション動作を制御することを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、入力手段は、工作機械をシーケンス制御するためのプログラマブルロジックコントローラから出力される制御信号を入力する。
【0008】
記憶手段は、前記工作機械の各部の形状を定義した機械部品データと、前記各部の従属関係を示す連結状態をツリー構造で示す連結情報データと、前記制御信号に対応する動作内容を示す動作記述データと、を記憶する。
【0009】
機械部品データは、工作機械の各部の形状やサイズなどを定義するデータであり、これらを組み合わせることにより工作機械全体の形状を定義することができる。
【0010】
動作記述データは、制御信号に対応した各部の動作諸元、例えば部品名、動作モード(例えば直線、回転、複合、動作なし等の汎用的な動作)、動作内容(例えば座標系、動作の基準、可動範囲、1動作の移動量、1動作の所要時間、最大速度、最大加速度、連結状態)などの情報や、動作以外の情報、例えば制御信号との信号授受に関する情報、例えば起動I/O、入力I/O,出力I/O等に関する情報であって起動トリガに対応する動作前出力信号、起動トリガに対応する動作後出力信号を含んだデータである。
【0011】
連結情報データは、工作機械各部の連結状態を例えばツリー構造で示すデータであり、動作記述データの中に親パーツ、子パーツのような関係として記述される。この連結情報データにより各部の従属関係、すなわち親パーツと子パーツとの関係を知ることができ、この従属関係により各部を連動してシミュレーション動作させることが可能となる。
【0012】
制御手段は、前記制御信号、前記機械部品データ、前記連結情報データ、及び前記動作記述データに基づいて、前記工作機械のシミュレーション動作を制御し、表示手段に表示させる。
【0013】
例えば、機械部品データに基づいて工作機械を表示手段に表示させる。そして、制御信号が入力された場合には、動作記述データを参照して入力された制御信号に対応する部品の動作を表示手段に表示させる。このとき、連結情報データに基づいて、部品の連結状態に応じた動作を表示させる。
【0014】
このように、工作機械の各部毎の機械部品データや動作記述データ、連結情報データを備え、実際に工作機械を制御するPLCからの制御信号との対応関係に基づいて工作機械のシミュレーションを行うため、制御手段において実行されるシミュレーションプログラムを大幅に変更することなく様々な機械モデルのシミュレーションを行うことができる。また、工作機械の仕様を変更した場合にも容易に対応することができる。
【0015】
なお、制御手段は、各部の連結状態が変更された場合に連結情報データを書き換えると共に、連結情報データで示される各部の従属関係により各部を連動させたシミュレーション動作を制御する。これにより、各部の連結情報をシミュレーション実行中に書き換えることができ、実際の工作機械の動作を忠実にシミュレーションすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0017】
図1には、本発明を適用した工作機械シミュレーション装置10が示されている。工作機械シミュレーション装置10は、図1に示すように、中央処理演算装置であるCPU12,公知のオペレーティングシステムを記憶するROM14,後述する工作機械の動作をシミュレーションするためのシミュレーションプログラム、機械部品データ16、動作記述データ18、連結情報データ20などを記憶するためのRAM22、前記工作機械の動作を表示するためのCRT24,PLC26及びCNC装置28との通信用のインターフェース装置(以下、I/Fという)30を備えている。
【0018】
PLC26は、図示しないCPUやシーケンスプログラムなどを記憶するための記憶装置、I/O制御装置32などを含んで構成されており、I/O制御装置32は工作機械の各制御対象に接続される。
【0019】
この工作機械は、位置決め制御を行うためのCNC装置28によって互いに直交するX,Y,Zの各制御軸が制御される。CNC装置28は、図示しないCPUやCNCプログラム等を記憶するための記憶装置、I/Oインターフェース回路34などを含んで構成されており、I/Oインターフェース回路34には工作機械の各制御軸が接続される。
【0020】
PLC26は、シーケンスプログラムに従って各制御軸の制御を行うためのCNCプログラムの実行命令をI/O制御回路32を介してCNC装置28に与える。これにより、CNC装置28は、I/Oインターフェース回路34を介して各制御軸へCNCプログラムに従った軸移動指令を出力し、各制御軸の制御を行う。また、PCL26は、各制御軸の制御と連携して行われる工作機械各部の制御をシーケンスプログラムに従って行う。このようにして、工作機械がシーケンス制御される。
【0021】
工作機械シミュレーション装置10では、このPLC26及びCNC装置28から出力される、工作機械を実際に制御するための各種信号を、I/F30を介して入力することができるようになっている。これにより、工作機械シミュレーション装置10では、PLC26及びCNC装置28から出力される工作機械を実際に制御するための各種信号に基づいたシミュレーションを行うことが可能となっている。
【0022】
図2には、PLC26及びCNC装置28によって制御される工作機械の一例が示されている。
【0023】
図2に示すように、工作機械40はベッド42を備えており、このベッド42上にはY軸方向に移動可能にサドル44が設けられている。そして、このサドル44上には、工作対象である図示しないワークを載置するためのテーブル46がX軸方向に移動可能に設けられている。これにより、テーブル46上に載置されたワークをX軸方向及びY軸方向へ移動させることができる。
【0024】
また、ベッド42上にはコラム48が立設されており、このコラム48には、工具50を保持するためのソケット52が複数個取りつけられたマガジン54が図2において矢印A方向に回転可能に取り付けられている。
【0025】
さらに、コラム48には、チルトアーム56、メインアーム58、及びスピンドル(主軸)60が取り付けられている。ワークを工作するための工具50は、マガジン54が矢印A方向へ回転することによりチルトアーム56の上方へ位置するように移動され、チルトアーム56によってメインアーム58に保持される。
【0026】
メインアーム58は、その両端で工具50を保持することができると共に、図2において矢印B方向へ旋回することができるようになっている。そして、メインアーム58を略180度旋回させることにより、チルトアーム56によりメインアーム58の一端側で保持した工具50をスピンドル60の下方へ位置させることができる。
【0027】
スピンドル60は、Z軸方向へ移動可能にコラム48に取り付けられており、その先端部には工具50を把持するための図示しない把持部材が取り付けられている。そして、この把持部材によって工具50を把持し、Z軸方向へ移動してテーブル46上に載置されたワークの工作を行う。
【0028】
CNC装置28では、各制御軸、すなわちサドル44やテーブル48、スピンドル60を各方向へ移動させるための図示しないモータへ軸移動指令信号を出力することにより、各制御軸の制御を行ってテーブル46上に載置されたワークの位置決めを行う。そして、PLC26によりワークの工作が制御される。
【0029】
このような工作機械40の動作チェックを行う場合には、この工作機械40に代えて、工作機械シミュレーション装置10をPLC26及びCNC装置28に接続する。
【0030】
工作機械シミュレーション装置10では、PLC26及びCNC装置28から出力される制御信号と、RAM22に記憶した機械部品データ16、動作記述データ18、及び連結情報データ20とに基づいて、工作機械40と同等の動作をCRT24上に表示させる。
【0031】
機械部品データ16は、図3に示すような工作機械40各部の形状やサイズなどを定義するデータであり、図4に示すように、これらを組み合わせて工作機械40の機械モデルを構築する。
【0032】
動作記述データ18は、動作モデルの動作諸元、すなわち、例えばサドル44、テーブル46、コラム48等の工作機械40の各部の動作に関する情報、例えば、部品名、動作モード(例えば直線、回転、複合、動作なし等)、動作内容(例えば座標系、動作の基準、可動範囲、1動作の移動量、1動作の所要時間、最大速度、最大加速度、連結状態)などの情報や、動作以外の情報、例えばPLC26等との信号授受に関する情報、例えば起動I/O、入力I/O,出力I/O等に関する情報を含む動作モデルが定義されたデータである。
【0033】
この動作モデルは、前述したように、直線や回転などの汎用的な動作を行う他、動作なしも表現できる。また、起動I/Oによって所望の動作モデルが起動される。この起動I/Oは、PLC26からの信号に限らず、CNC装置28や工作機械シミュレーション装置10内における内部的な信号でもよい。
【0034】
また、起動I/Oや入力I/O,出力I/Oには、各々の信号授受の順番を規定することも可能であり、入力I/Oや出力I/Oは動作前、動作中、動作後の何れのタイミングで信号の授受を行うかの指定をすることも可能である。
【0035】
すなわち、動作記述データ18は、PLC26及びCNC装置28から出力される制御信号と、この制御信号に対応する動作との対応関係を示すテーブルデータである。動作記述データの一例を図5に示す。
【0036】
連結情報データ20は、図6(A)に示すような各部の連結状態をツリー構造で示すデータであり、例えば図5に示す動作記述データの中の親パーツ、子パーツのデータで示される。この連結情報データにより各部の従属関係、すなわち親パーツと子パーツとの関係を知ることができ、この従属関係により各部を連動して動作させることが可能となる。この連結情報データは、各部の連結状態が変更されることにより書き換えられる。例えば、図6(A)に示す連結状態から工具1がチルトアームに保持された場合には、図6(B)に示すように連結状態が切り替えられ、連結情報データが書き換えられる。
【0037】
次に、本実施の形態の作用として、工作機械シミュレーション装置10において実行される制御ルーチンについて図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0038】
図7に示すように、ステップ100では、PLC26又はCNC装置28からの入力信号があるか否かを判断する。PLC26及びCNC装置28の何れからも入力信号がない場合には、ステップ100で否定され、PLC26又はCNC装置28からの入力信号があるまで待機する。
【0039】
PLC26又はCNC装置28からの入力信号があった場合には、ステップ100で肯定され、次のステップ102でCNC装置28からのNCプログラムの命令(NC指令)であるか否かを判断する。
【0040】
CNC装置28からのNC指令でない場合には、PLC26からの入力信号であるため、ステップ112へ進む。一方、CNC装置28からのNC指令だった場合には、ステップ102で肯定され、次のステップ104で軸移動指令をRAM22に記憶する。なお、この軸移動指令は、例えば移動する軸や移動量、移動速度などの情報を含む。
【0041】
次のステップ106では、動作記述データ18及び連結情報データ20を参照し、前記軸移動指令に対応する軸と部品とを関連付ける。そして、次のステップ108において、ステップ106で軸と関連付けた部品を軸移動指令に従ってCRT24上で移動させる。
【0042】
すなわち、例えばX軸の移動指令を受信した場合、図5に示すようにX軸に対応する部品(パーツ)は親パーツがサドル44で子パーツがテーブル48であることを認識することができるため、軸移動指令の移動量、移動速度などに従ってサドル44及びテーブル46をCRT24上で移動させる。
【0043】
このように、実際のCNC装置28からの軸移動指令により、画面上で工作機械40の動作を確認することができる。
【0044】
そして、部品を軸移動指令に従ってCRT24上で移動させた後は、次のステップ110で移動が完了したことを示す移動完了信号をCNC装置28へ出力する。これにより、CNC装置28は、軸移動指令に従って部品が移動したことを認識することができ、次のNC指令を出力することが可能となる。移動完了信号を出力した後は、ステップ100へ戻って再び入力信号待ちになる。
【0045】
一方、ステップ102で否定された場合、すなわち、入力信号がPLC126からのものだった場合には、まず、ステップ112で動作記述データ18を参照し、ステップ114で入力信号が動作記述データ18に記述された起動トリガと一致するか否かを判断する。
【0046】
入力信号が動作記述データ18に記述された起動トリガと一致しない場合にはステップ114で否定され、ステップ100へ戻って再び入力信号待ちになる。
【0047】
一方、入力信号が動作記述データ18に記述された起動トリガと一致する場合にはステップ114で肯定され、次のステップ116において、その一致した起動トリガに対応する起動条件が、工作機械シミュレーション装置10内部で規定される条件と一致するか否かを判断する。
【0048】
そして、動作記述データ18に記述された起動条件と一致しない場合にはステップ116で否定され、ステップ100へ戻って再び入力信号待ちとなる。
【0049】
一方、動作記述データ18に記述された起動条件と一致した場合にはステップ116で肯定され、次のステップ118で一致した起動トリガに対応する動作前出力信号をPLC26へ出力する。これにより、PLC26ではこれから動作が実行されることを認識することができる。
【0050】
そして、次のステップ120において、一致した起動トリガに対応する動作モードが「動作なし」か否かを判断する。一致した起動トリガに対応する動作モードが「動作なし」の場合には、ステップ120で肯定され、次のステップ122で一致した起動トリガに対応する動作後出力信号をPLC26へ出力する。これにより、PLC26では動作が終了したことを認識することができる。
【0051】
一方、一致した起動トリガに対応する動作モードが「動作なし」でない場合には、ステップ120で否定され、ステップ124において、親パーツ、子パーツの記述に従って部品を画面上で移動させる。
【0052】
例えば、PLC26からの入力信号6W4が‘1’だった場合、この入力信号に対応する起動条件と一致するか否か、すなわち、工作機械シミュレーション装置10の内部信号である6W10Nが‘3’であるか否かを判断し、一致した場合には、この入力信号に対応する動作をCRT24で行わせる。
【0053】
この場合、入力信号に対応する動作名は割り出しスタート(マガジン54の回転)であり、動作モードは割り出し(回転)である。従って、親パーツ(この場合は無し)、子パーツ(この場合はマガジン54)の記述に従い、マガジン54を動作記述データ18に記述された移動速度、回転角度などに従ってCRT24上で移動させる。これにより、実際のPLC26からの入力信号(起動トリガ)により、画面上で工作機械40の動作を確認することができる。
【0054】
このように、汎用的な動作モデルを組み合わせ、実際に工作機械40を制御するCNC装置28、PLC26からの信号との対応関係に基づいて工作機械のシミュレーションを行うため、シミュレーションプログラムを大幅に変更することなく様々な機械モデルのシミュレーションを行うことができる。また、各部の連結情報をシミュレーション実行中に書き換えることにより、例えば工具50がマガジン54→チルトアーム56→メインアーム58→スピンドル60の順に引き渡される動きを忠実にシミュレーションすることができる。
【0055】
なお、上記実施の形態では、PLC26とCNC装置28をそれぞれ別の装置として説明したが、これに限らず、PLC及びCNC装置の機能をソフトウェアとした公知のソフトPLC、ソフトCNCを用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シミュレーションプログラムを大幅に変更することなく様々な機械モデルのシミュレーションを行うことができ、工作機械の仕様を変更した場合にも容易に対応することができると共に、実際の工作機械の動作を忠実にシミュレーションすることができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 工作機械シミュレーション装置の概略構成図である。
【図2】 工作機械の概略構成を示す斜視図である。
【図3】 工作機械各部の動作モデルについて説明するための図である。
【図4】 工作機械の機械モデルについて説明するための図である。
【図5】 動作記述データの一例を示す図である。
【図6】 連結情報データの一例を示す図である。
【図7】 工作機械シミュレーション装置において実行される制御プログラムの流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 工作機械シミュレーション装置
12 CPU(制御手段)
14 ROM
16 機械部品データ
18 動作記述データ
20 連結情報データ
22 RAM(記憶手段)
24 CRT
26 PLC
28 CNC装置
30 I/F(入力手段)
32 I/O制御装置
34 I/Oインターフェース回路
40 工作機械
42 ベッド
44 サドル
46 テーブル
48 コラム
50 工具
52 ソケット
54 マガジン
56 チルトアーム
58 メインアーム
60 スピンドル
Claims (1)
- 工作機械をシーケンス制御するためのプログラマブルロジックコントローラから出力される制御信号を入力する入力手段と、
前記工作機械の各部の形状を定義した機械部品データと、前記プログラマブルロジックコントローラから出力される制御信号に対応する動作内容、起動トリガ、前記起動トリガに対応する起動条件、前記起動トリガに対応する動作モード、及び前記プログラマブルロジックコントローラとの信号授受に関する情報であって前記起動トリガに対応する動作前出力信号、前記起動トリガに対応する動作後出力信号を示す動作記述データと、前記動作記述データの中に親パーツ、子パーツの関係として記述され前記各部の従属関係を示す連結状態をツリー構造で示す連結情報データと、を記憶した記憶手段と、
前記工作機械のシミュレーション動作を表示するための表示手段と、
前記制御信号、前記機械部品データ、前記連結情報データ、及び前記動作記述データに基づいて、前記工作機械のシミュレーション動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記各部の連結状態が変更された場合に前記連結情報データを書き換えると共に、前記連結情報データで示される前記各部の従属関係により前記各部を連動させたシミュレーション動作を制御することを特徴とする
工作機械シミュレーション装置。
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