JP4023534B2 - 自動給紙読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、マークシート読取装置などの、カットシートを一定間隔で自動的に処理する自動給紙読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学式マーク読み取り装置(OMR),光学式文字読み取り装置(OCR)等において、数百枚の記録紙や記入シートのカットシートを積重状態から一枚毎高速で搬送処理することが行われている。このカットシートを一枚づつ給紙台から給紙する自動給紙装置においては、給紙台から処理終了後に排紙するまでの装置全体のカットシートの搬送制御を行うため給紙されるカットシートの通過状態を検出する検出センサーとしてマイクロスイッチやフォトセンサを複数個所に配置し、これら検出センサーのレベル変化により通過状態を検出している。このカットシートの搬送工程中における紙詰まりによる搬送不良、マークシートの読み取り不良を生じた場合は給紙台からのカットシートの給紙を停止し、それぞれ先行カットシートが搬送工程または排紙部から除去され、給紙位置にある後続カットシートは給紙台に戻し、給紙ローラの回転により給紙が再開されている。しかし、排紙スタッカに貯蔵されたカットシートは積み重ねられて堆積するのでトラブルを生じたカットシートの取り出しが困難であった。
【0003】
実公昭56−15624号公報には排紙されるカードの後端を歯車によって押し上げて、強制的に収納室にカードを搬送することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように給紙搬送工程中のトラブルを生じたカットシートを排紙スタッカに直接送り出すものが一般的であったので、トラブルを生じたカットシートを取り出すのが簡易でなかった。そのため、その都度カットシートを確認することになっていた。前記実公昭56−15624号公報に記載されているものは、カードの後端を歯車で押し上げるようにしてスタッカ内に収納するもので、貯蔵箱内では積み重なって貯蔵されるものであった。
【0005】
一般的には、紙詰まりした先行カットシートは排紙スタッカ内から取り出しており、面倒であった。そのため給紙順番が変更になっていた。また、従来はトラブル、例えばマーク読み取り不良となったカットシートも同じ排紙位置に排紙されるために、このトラブルになったカットシートを摘み出すのが面倒であった。
【0006】
本発明の課題は、光学式マーク読み取り装置(OMR),光学式文字読み取り装置(OCR)等において、給紙され、読み取り不良が発生したマークシートが既に排出されているカットシートとは別に取り出し易い位置に一旦停止し、取り除き易くし、このカットシートを給紙テーブルに戻し、後続マークシートの上に載置し、順番よく給紙操作が開始される自動給紙読取装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の自動給紙読取装置は、
マークあるいは文字等の形成された複数枚のカットシートを積重して載置する給紙テーブルと、
この給紙テーブル内のカットシートの表面に圧接して回転して同シートを送り出す給紙ローラと、
カットシートのマークあるいは文字等を読み取るとともに、読取不良時には読取不良信号を発生する読取部と、
この読取部を通過後のカットシートを搬送する後搬送ローラと、
この後搬送ローラにより給送されたカットシートを排紙する排紙部と、
を備え、
給紙指令により前記給紙ローラを回転し前記給紙テーブル上のカットシートを挟持して一枚ごと給紙し、前記読取部における読取処理を行い、この読取部を通過後、前記排紙部にカットシートを排紙する自動給紙読取装置において、
カットシートが前記読取部を通過後、排紙部の排紙ガイドによって上側にやや傾斜して搬送されて一旦停止し、停止したカットシートの上端が排紙スタッカにストックされている先行カットシートの上端より少し突出するとともに、
前記読取部を通過後、前記排紙部に一旦停止中のカットシートについて読取不良信号を生じたときに、前記給紙ローラは停止して前記給紙テーブル上のカットシートは待機状態となることを特徴とする。
【0008】
本発明においては、前記処理部の搬送ローラから繰り出される後続カットシートの先端によって排紙部の前記排紙ガイドの段部に停止している先行カットシートを押圧し、この先行カットシートを前記排紙ガイドの段部から排紙して排紙スタッカに搬送することができる。
【0009】
本発明の読み取り装置においては、処理部において処理不良となったカットシートは、直ちに排紙スタッカに収納されることなく一端別位置に停止するから容易に取り除くことができる。取り除いた読み取り不良のカットシートは、再度給紙テーブルに戻してカットシートの積重順番を変更することなく、給紙ローラにより給紙できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の自動給紙読取装置について図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施形態の自動給紙読取装置の説明側面図である。
【0011】
同装置の給紙部について説明する。給紙部1の枠体の側板2には、摩擦部材によって表面が凹凸に形成した給紙ローラ3が回動自在に軸支してある。この給紙ローラ3に圧接触する従動ローラ4も側板2に軸支してある。この給紙ローラ3と従動ローラ4との圧接位置には、給紙テーブル5上に積載してある最上のカットシートPが供給されるように、カットシート先端の規制ガイド6が配置してある。この給紙テーブル5は側板2に軸支され、先端が規制ガイド6に沿って、常時給紙ローラ3に圧接するように付勢されて昇降するようになっている。この給紙テーブル5の給紙ローラ3側には上側ガイド7が固設してある。
【0012】
8はカットシートPの処理部である読取装置で、給紙部1側と排紙部10側とにカットシートPを搬送する一対の前搬送ローラ11と後搬送ローラ12が軸設してある。この前搬送ローラ11の上流側には通過するカットシートPの第1検知センサ9が設置してある。前搬送ローラ11と後搬送ローラ12の中間にカットシートPのマークを読み取る読取部14が配置してある。この読取部14と前搬送ローラ11との間にカットシートPの第2検知センサ13が設けてある。他方、後搬送ローラ12の上流側に第3検知センサ15が設置してある。
【0013】
排紙部10は、処理済のカットシートPをスタックする排紙スタッカ16と後搬送ローラ12から搬送されたカットシートPを案内するガイド板17、カットシートPを取り出す排紙口19から構成されている。このガイド板17には搬送されたカットシートPの後端を一時載置する段部17aを設けてある。
【0014】
本発明の自動給紙読取装置の動作を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1に示されるように、給紙テーブル5に載置したマークシート等のカットシートPの先端部が給紙ローラ3に接触している状態において、給紙指令信号により給紙ローラ3が給紙方向に回転して、カットシートPが給紙ローラ3と従動ローラ4とに咬えられて進行し、規制ガイド6の上端によって案内されながら給送される。給送されたカットシートPは、第1検知センサ9を通過して、前搬送ローラ11によって給送され、第2検知センサ13を通過して、カットシートPの記入マークが読取部14で読み取り処理される。
【0015】
読み取られたカットシートPは第3検知センサ15を通過後、後搬送ローラ12により排紙部10に搬送される。このカットシートPの先端はガイド板17に沿って進行し、カットシートPの後端が段部17aに達したとき後搬送ローラ12から離れてカットシートPは停止する。停止しているカットシートPの先端は排紙口19より飛び出し、すでにストックされているカットシート上端より突き出た状態になる。後続のカットシートPの先端が段部17aに達し、先行カットシートPの後端を押圧することになり、後続カットシートPに押されて先行カットシートPが排紙スタッカ16に落とされ、処理済カットシートとしてストックされる。このようにして連続してカットシートは処理され、ストックされる。
【0016】
本発明の自動給紙読取装置における読取不良時の動作について、説明する。自動給紙装置のメインスイッチ(図示せず)をオンにして、給紙テーブル5が上昇して載置したカットシートPの先端が給紙ローラ3に接触する。そして、給紙ローラ3が正転する。第1検知センサ9がオンの状態で、前搬送ローラ11によってカットシートPは給送されて読取部14で処理され、後搬送ローラ12によって排紙部10へカットシートPは給送される。このカットシートPが読取不良であるとの信号を生じたときは、前記給紙ローラ3は停止し、次いで逆転して、第1検知センサ9からカットシートPの先端が後退してオフになった時点で、給紙ローラ3は停止してカットシートPは待機状態となる。このカットシートPの上に、排紙ガイド17の段部17aに停止している先行カットシートを摘み、戻し載置する。給紙ローラ3の再起動により正転して戻しカットシートPが給送される。続いて後続のカットシートPが搬送ローラによって給送され、排紙部で停滞しているカットシートPを排紙スタッカ16に押出す。
【0017】
【発明の効果】
この発明の自動給紙読取装置は、記録紙やマークシートのカットシートを給紙テーブルから繰り出す給紙ローラが正回転されて所定の間隔で連続的にカットシートを処理部に給送し、排紙スタッカに排紙するときに排紙ガイド位置でカットシートを一時停止するようにしてあるから、読取り不良のカットシートを容易に取り出すことができる。そして、この読取り不良のカットシートを給紙テーブルに戻して順番よく再給紙することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動給紙読取装置の実施形態の説明側面図である。
【符号の説明】
1 …給紙部 2 …側板 3 …給紙ローラ 4 …従動ローラ
5 …給紙テーブル 6 …規制ガイド 7 …上側ガイ 8 …読取装置
9 …第1検知センサ 10 …排紙部 11 …前搬送ローラ
12 …後搬送ローラ 13 …第2検知センサ 14 …読取部
15 …第3検知センサ 16 …排紙スタッカ 17 …ガイド板
19 …排紙口
Claims (1)
- マークあるいは文字等の形成された複数枚のカットシートを積重して載置する給紙テーブルと、
この給紙テーブル内のカットシートの表面に圧接して回転して同シートを送り出す給紙ローラと、
カットシートのマークあるいは文字等を読み取るとともに、読取不良時には読取不良信号を発生する読取部と、
この読取部を通過後のカットシートを搬送する後搬送ローラと、
この後搬送ローラにより給送されたカットシートを排紙する排紙部と、
を備え、
給紙指令により前記給紙ローラを回転し前記給紙テーブル上のカットシートを挟持して一枚ごと給紙し、前記読取部における読取処理を行い、この読取部を通過後、前記排紙部にカットシートを排紙する自動給紙読取装置において、
カットシートが前記読取部を通過後、排紙部の排紙ガイドによって上側にやや傾斜して搬送されて一旦停止し、停止したカットシートの上端が排紙スタッカにストックされている先行カットシートの上端より少し突出するとともに、
前記読取部を通過後、前記排紙部に一旦停止中のカットシートについて読取不良信号を生じたときに、前記給紙ローラは停止して前記給紙テーブル上のカットシートは待機状態となることを特徴とする自動給紙読取装置。
Priority Applications (1)
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JP2002130188A JP4023534B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 自動給紙読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003285965A JP2003285965A (ja) | 2003-10-07 |
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ID=29243965
Family Applications (1)
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JP2002130188A Expired - Fee Related JP4023534B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 自動給紙読取装置 |
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JP (1) | JP4023534B2 (ja) |
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2002
- 2002-03-27 JP JP2002130188A patent/JP4023534B2/ja not_active Expired - Fee Related
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