JP4022198B2 - 画像ファイリングシステム - Google Patents

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この発明は、画像ファイリングシステムに関し、さらに詳しくは、顕微鏡から取り込んだ血液細胞などの画像を電子化しファイリングする画像ファイリングシステムに関する。
一般に、血液細胞の検査においては、「鏡検」と呼ばれる方法が採られている。これは、検査対象である血液をプレパラート上に乗せ、それを顕微鏡で覗いて目視により検査する方法である。
この検査では、通常、分類カウンタを用いて、所定域に存在する白血球の分類カウントを行う。そして、その分類カウントの作業中に赤血球や血小板の形態異常を発見した場合には、その異常細胞を顕微鏡に備えつけたビデオカメラ等で撮像し、その画像を検査対象の属性情報、例えばカルテ番号、氏名、年齢、性別、日付等と共に画像ファイリングシステムのデータベースにファイリングするようにしている。そして、検査終了後は、分類カウントの結果を印字するとともに、必要に応じて、異常血液細胞の画像を印刷して検査結果としていた。
また、従来の画像ファイリングシステムでは、分類カウントの作業中に、現在カウント中である検査対象の過去の血液像を参照する必要が生じた場合には、いったん分類カウント作業を中止して、画像ファイリングシステムの検索画面を開き、検査対象の属性情報を入力することによって過去の血液像を呼び出すようにしていた。
さらに、検査対象を移動させるのは、プレパラートの置かれたステージを顕微鏡に対して移動させるようにしていた。
しかしながら、このような血液細胞の検査においては、ファイリングしておきたいような画像は、分類カウント作業中に見つかることが多いが、従来では、分類カウント作業は専用の分類卓で行い、顕微鏡画像の取り込みは画像ファイリングシステムの端末キーボードを操作して行うようになっていたため、操作系が2つに分かれてしまうことになり、効率が悪いという問題があった。また、検査対象の画像をファイリングする際には、分類卓側ですでに検査対象の識別情報を入力しているにもかかわらず、画像ファイリングシステム側で再度識別情報を入力しなければならない等の余分な作業が必要であった。
また、検査対象の過去の血液像を参照する場合でも、分類卓側ですでに検査対象の識別情報を入力しているにもかかわらず、画像ファイリングシステム側でもう一度識別情報を入力してデータベースを検索する必要があった。
さらに、顕微鏡画像をビデオカメラに取り込む場合、画像ファイリングシステムのディスプレイでは顕微鏡画像を単に表示しているだけであり、画像ファイリングシステム側でプレパラートのステージをコントロールすることはできなかった。
この発明は、検査対象である血液標本における血液細胞を目視する顕微鏡を備え、かつその顕微鏡で目視されている血液細胞を撮像して画像信号に変換し、その画像信号を出力する撮像手段と、画像を表示することが可能な表示手段と、多数の血液細胞画像を記憶するためのデータベースと、目視による血液細胞の分類データを操作者が入力するために、白血球の種別に対応づけられたキーと、画像の取り込み指示の入力を操作者が行うための画像取り込みキーと、を同一キーボード内に有する入力手段と、撮像手段から出力された画像信号を受け、受けた画像信号に基づいて血液細胞画像を生成して表示手段に表示させる制御手段とを備え、制御手段は、入力手段によって入力された血液細胞の分類データを、血液細胞画像が表示された表示手段に表示させ、画像取り込みキーが操作された場合には、表示手段に表示された血液細胞画像をデータベースに記憶させることを特徴とする画像ファイリングシステムである。
上記構成においては、制御手段が、画像の取り込み指示の入力に応じて表示手段に表示された画像をその属性情報と共にデータベースに記憶させる構成とすることが望ましい。
さらに、上記構成においては、撮像手段が、血液標本を移動させることが可能な移動手段を有し、入力手段が、移動手段の移動方向を指定するキーを前記キーボード内に有する構成とすることが望ましい。
この発明によれば、入力手段が、白血球の種別に対応づけられたキーと画像取り込みキーを同一キーボード内に有するので、キー入力作業が容易となる。
この発明において、撮像手段としては、通常の顕微鏡にCCDイメージセンサや、市販のビデオカメラ等を取り付けたものを用いることができる。
検査対象としては、血球や各種細胞、粒子等が想定される。
データベースとしては、多数の画像をその画像の属性情報、例えばカルテ番号、氏名、年齢、性別、日付等と共に記憶することが可能なものであればよく、ハードディスク装置や、書き込み可能な光磁気ディスク装置等の各種の記憶媒体を用いることができる。
表示手段としては、CRTディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置等の各種のディスプレイ装置を用いることができる。
入力手段としては、マウスのようなポインティングデバイスや、キーボード等の入力装置を用いることができる。
テーブル記憶手段としては、識別番号と属性情報とを対応づけたテーブルを記憶できるものであればよく、RAMやフロッピー(登録商標)ディスク装置等を用いることができる。
あるいは、このテーブル記憶手段としては、例えば、本発明の画像ファイリングシステムが病院内に設置されているような場合であれば、その病院に設けられたDPS(患者番号、患者名、性別、年齢、血液型、病棟、診療科、病名、病歴、担当医、所見等の患者の情報を記憶した患者管理システム)に、血液検査の検査日、検体番号、依頼番号、採取日、検体種別、検体コメント等が記憶されているので、このDPSに本発明の画像ファイリングシステムを接続し、画像ファイリングシステム側から、識別番号として例えば検体番号を入力することによってその検体番号に対応する患者の属性情報をDPSから得るようにする等、DPSをテーブル記憶手段として用いるようにしてもよい。
制御手段としては、CPU,ROM,RAM,I/Oポートからなるマイクロコンピュータを用いることができる。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定されるものではない。
以下においては、本発明の画像ファイリングシステムを血液細胞画像ファイリングシステムに適用した例を挙げて説明する。
図1は血液細胞画像ファイリングシステムの構成を示すブロック図である。この血液細胞画像ファイリングシステムは、顕微鏡から取り込んだ血液細胞画像を電子化し、その属性情報とともにファイリングするシステムである。
この図において、1は血液細胞画像ファイリングシステムの本体、2は本体1に備えられたCRTディスプレイ装置からなる表示装置、3は本体1に備えられ各種の血液細胞画像を任意に記憶することが可能なハードディスク装置からなるデータベース、4は血液細胞を拡大して見るための顕微鏡、5は顕微鏡4に取り付けられたCCDカメラ、6は血液標本を採取したプレパラートを乗せるステージ、7は本体1からの指示を受けてステージ6をコントロールするステージコントローラ、8はフルカラーのCRTディスプレイ装置からなるカラーモニター、9はリムーバブルバックアップ装置、10はタブレット、11はフィルムスキャナ、12はイメージスキャナ、13はカラープリンタ、14はDPS(データ処理システム)、15は本体1とDPS14とを接続する専用線あるいは電話回線等からなるネットワークである。
本体1には、入力装置としてのキーボードおよびマウス(図示していない)が備えられている。
ステージ6はステージコントローラからのコントロールによって前後左右に移動することが可能である。このステージ6を前後左右に移動させるための機構は従来公知のものを用いている。
本体1とDPS14とは、隣接して配置してもよいし、血液検査所と病院といったように離れた場所に配置してもよい。
DPS14は、病院内に設置された患者管理システムであり、このDPS14には、患者番号、患者名、性別、年齢、血液型、病棟、診療科、病名、患者コメント、病歴、担当医、所見等の患者の属性情報(患者属性)が記憶されている。また、患者の血液検査を行う場合には、このDPS14に、血液検査の検査日、検体番号、依頼番号、採取日、検体種別、検体コメント等の属性情報(検体属性)が記憶される。
これにより、血液細胞画像ファイリングシステムの本体1側から、検査対象とする血液の識別番号として例えば検体番号(血液を採取した容器に記載されている連続番号)を入力すれば、その検体番号に対応する患者属性や検体属性をDPS14から得ることができる。これらの属性情報は、本体1側で血液細胞画像のファイリングに必要な特定の項目だけを選択して得ることができるようになっている。
このように、DPS14は、血液検査を行う場合の検体番号等の識別番号と、例えば患者番号、患者名、性別、年齢、血液型等の属性情報とを対応づけたテーブル記憶手段としての機能を持っている。
CCDカメラ5や、フィルムスキャナ11あるいはイメージスキャナ12で取り込まれた血液細胞の画像データは、DPS14より取り込んだ属性情報とともに本体1のデータベース3にファイリングされる。このファイリングの際に画像データとともに記憶される属性情報は、検体属性と患者属性とを合わせたものであり、本実施例においては、検査日、検体番号、依頼番号、採取日、検体種別、検体コメント、患者番号、患者名、性別、年齢、血液型、病棟、診療科、病名、患者コメント、分類名、画像コメントの項目である。本体1では、これらの属性情報の1つ又は複数をキーコードとして、データベース3から所望の画像データを検索することができる。
本体1は、本体1のキーボードを使用して、分類カウンタとして使用可能である。このカウントされた結果およびコメントは、DPS14へ送り込まれる。
血液細胞画像のファイリングシステムの記憶データは、カラープリンタ13で印刷することができる。
この血液細胞画像ファイリングシステムは、上述したように、分類カウンタ機能を有しているが、この分類カウンタ機能を用いて、操作者は、「鏡検」と呼ばれる方法で、血液細胞の検査業務を行うことができる。
血液細胞画像のファイリングシステムのソフトウエア処理機能の一覧を図2に示す。この図に示すように、本血液細胞画像のファイリングシステムは、検体属性表示、患者属性表示、スキャッタグラム・粒度分布表示、コメント入力、顕微鏡画像取り込み、イメージスキャナ画像取り込み、フィルムスキャナ画像取り込み、カラープリンタ出力、分類カウンタ、バックアップ、DPSオンライン、患者データ時系列表示、データベース登録、データベース削除、データベース検索、メンテナンスの各処理機能を有している。
以下、これらの処理機能について業務に分けて説明する。業務機能には大きく分けて、検査業務と画像リストの2つの機能があるが、これらの検査業務の機能と画面リストの機能について説明する。
(1)検査業務の機能は以下のとおりである。
・検体の血液細胞画像データの取り込みを行い、データベース3へ登録する。
・検体の分類カウンティング行い、分類カウント結果をDPS14へ登録する。・検査業務中の患者の以前の画像データの表示を行う。
・検査業務中の検体のスキャッタグラム、粒度分布をDPS14へ問合わせ、画面に表示する。
・検査業務中の検体の検査結果、分類結果の表示を行う。
・詳細画像を表示し、コメントを付加する。
・顕微鏡画像のモニター表示を行う。
(2)画像リストの機能は以下のとおりである。
・画像データベースのリスト表示を行う。
・画像データベースの指定項目による検索を行う。
・選択画像の削除を行う。
・選択画像の属性変更を行う。
・選択画像データの患者の以前の画像データの表示を行う。
・選択画像データの検体のスキャッタグラム、粒度分布をDPS14へ問い合わせ、画面に表示する。
・選択画像データの検査結果、分類結果をDPS14へ問い合わせ、画面に表示する。
・選択画像データの検査結果ログを表示する。
・選択画像データの詳細画像を表示する。
これら業務機能の内、検査業務機能について詳述する。
図3は検査業務中における分類カウントデータの表示画面例を示す説明図である。
この図に示すように、検査業務中の表示画面には、属性表示領域21と、細胞表示領域22と、分類カウンタ表示領域23が設定されており、属性表示領域21にはDPS14から得られた現在検査中の検査対象者の属性情報が表示され、細胞表示領域22にはCCD3で撮像された血液細胞画像が表示され、分類カウンタ表示領域23には検査中の分類カウント値が表示される。
血液細胞画像ファイリングシステムでは、CCDカメラ5から取り込んだ画像を属性情報とともにデータベース3にファイリングするのであるが、その際、目視する全ての血液細胞ではなく、操作者によって選択された特殊な細胞のみをファイリングする。
すなわち、この血液細胞画像ファイリングシステムでは、上述したように、分類カウンタ機能を用いて、「鏡検」と呼ばれる方法で、血液細胞の検査業務を行う場合、操作者は、検査対象である血液をプレパラートに採取し、それを顕微鏡で覗いて目視により所定範囲の血液細胞を確認しながら、本体1のキーボードから白血球の種別を入力する。
この入力においては、キーボードの0〜9,.(ピリオド),+のキーに、それぞれ白血球の種別が対応づけられており、操作者は、M−bla(単芽球)を見つければ“+”キーを1回押下し、Pro(前骨髄球)を見つければ“9”キーを1回押下し、Myel(骨髄芽球)を見つければ“6”キーを一回押下する、というように、血液の種別毎にキーを押圧するようになっており、従来の分類カウンタと同じ操作で分類カウントを行うことができる。このようにして操作者によってキーが押圧される毎に、そのカウント値が分類カウンタ表示領域23にリアルタイムに表示されてゆく。
操作者は、このような鏡検作業により、所定域に存在する白血球の分類カウントを行うのであるが、その分類カウントの作業中に赤血球や血小板の形態異常を発見した場合には、分類カウントの作業を行いながら、その異常細胞の画像を属性情報と共に本体1のデータベース3にファイリングすることができる。
このファイリングに際しては、本体1のキーボードのファンクションキーに“顕微鏡取込”という機能を設定しておき、保存すべき異常細胞を発見したときには、分類カウンタ表示領域23の近傍にある細胞表示領域22に表示された異常細胞を見ながら、この“顕微鏡取込”のファンクションキーを押圧することにより、血液細胞画像をデータベース3に取り込む。異常細胞の発見時点では、異常細胞はすでにCCDカメラ5で撮像され、細胞表示領域22に表示されているので、この細胞表示領域22に表示されている血液細胞の画像が属性情報と共にデータベース3にファイリングされる。
血液細胞画像ファイリングシステムの本体1のキーボードには、前後・左右のスクロールキーがついており、このスクロールキーにより、ステージコントローラ7を介して、顕微鏡4のステージ6を前後・左右に移動させることができ、これにより、ステージ6上のプレパラートを任意の位置に移動させることができる。
このように、血液細胞画像ファイリングシステム側から、顕微鏡4に設けられたステージ6のステージコントローラー7へ簡単なコマンドを送るだけでプレパラートの移動が可能である。
これにより、操作者は、従来のように顕微鏡のコントロールボックスを操作することなく、画像のスクロール感覚で簡単にプレパラート上を精査できるため、検査業務の操作が非常にわかりやすくなり、リモートで所見を行う場合など、顕微鏡のコントロールボックスが離れた位置にある場合でも、容易にステージを操作することができる。
図4は検査業務中における検査対象者の過去の画像の表示画面例を示す説明図である。
この図に示すように、検査対象者の過去の画像を表示する場合には、6個所の画像表示領域24〜29が設定されており、各画像の右隣には、検査対象者の属性情報として、検査日、検体番号、依頼番号、採取日、患者番号、患者名、病名、患者コメント、分類名が表示される。
この表示例では、検査対象者の過去の画像が18枚ある内、最新の6枚を表示している。
この表示は、分類カウントの検査業務中に行うことが可能であり、その場合には、検査対象の属性情報は、すでにDPS14から得られているので、操作者は属性情報を再度指定することなく、表示画面の一部をマウスで指示するだけで、現在検査中の検査対象者の過去の画像一覧を簡単に画面に表示させることができる。
このようにして、検査対象者の過去の画像データを参照すれば、分類カウントの検査業務を行う上で、どのような血液細胞に注意をして目視すればよいか等の参考にすることができる。
なお、画像データは属性情報とともにファイリングされているので、分類カウントの業務を行っていない場合でも、検査日、検体番号、依頼番号、採取日、検体種別、検体コメント、患者番号、患者名、性別、年齢、血液型、病棟、診療科、病名、患者コメント、分類名、画像コメントの属性情報の1つ又は複数をキーコードとして、データベース3から所望の画像データをいつでも検索することができる。
図5は標準的な検査業務の処理内容を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに基づいて検査業務の処理内容を説明する。
検査業務においては、血液細胞画像ファイリングシステム側で、まず、鏡検依頼があり、標本が到着すると(ステップS1)、検体番号または依頼番号が入力される(ステップS2)。これにより、血液細胞画像ファイリングシステムでは、検体番号/依頼番号による問い合わせをDPS14に対して行い、DPS14から属性・検査結果のデータが送信されてくる。
血液細胞画像ファイリングシステムでは、DPS14のデータを受け、検体・患者属性及び分析装置で測定した検査データを表示する(ステップS3)。この場合、DPS14からスキャッタグラムや粒度分布を取り込んで表示することもできる。
操作者により、鏡検作業が開始される(ステップS4)。すなわち、分類カウンタ機能を用いて入力、または他のカウンタの結果が手入力される。
ここで、操作者によって異常細胞等が発見された場合(ステップS5)、画像データとして記録が必要かどうかが操作者によって判断され(ステップS6)、画像データとして記録が必要であれば、画像データの取り込みを行い(ステップS7)、現在検査中の検査対象者の過去の画像データを参照する必要があると操作者が判断すれば(ステップS8)、患者画像データを検索して最新の画像データから時系列表示を行う(ステップS9)。
このステップS5〜S9については、分類カウントの途中または前後の任意の時点で何度でも実行することが可能である。
分類カウントの業務が終了すれば、結果をDPS14に送信し(ステップS10)、次の検体の鏡検が開始される(ステップS11)。
このようにして、血液細胞画像ファイリングシステムに、端末のキーボードを用いて鏡検作業が行えるよう分類カウンタ機能を搭載することにより、分類カウント作業と、血液細胞画像の取り込み作業をシームレスに行うことができ、また属性等の入力が1回ですむため、作業の効率化を図ることができる。また、検査の省スペース化にも寄与する。さらに、血液細胞画像ファイリングシステムをDPSに接続しているので、鏡検作業の過程で、患者・検体属性情報、検査結果情報等を画像とともに参照できることになり、非常に強力な情報系の構築が可能となる。
また、血液細胞画像ファイリングシステムに、例えばファンクションキーのようなコマンドボタンを設け、これを押下するだけで、現在検査中の検体の患者番号をキーにして自動的にデータベースを検索し、その患者の過去の画像データを集めて表示できるようにすることにより、患者番号の再入力作業が不要となり、どの画面からでもワンタッチで患者の過去のデータを呼び出せるため、診断業務の効率化を図ることができる。
さらに、血液細胞画像ファイリングシステムのキーボードに前後・左右のスクロールキーを設け、このスクロールキーにより、顕微鏡のステージを移動させて、プレパラートを移動させることができるようにすることにより、画像のスクロール感覚で簡単にプレパラート上を精査できるため、検査業務の操作が非常にわかりやすくなり、リモートで所見を行う場合など、顕微鏡が離れた位置に配置されている場合でも、容易にステージを操作することができる。
本発明による血液細胞画像ファイリングシステムの構成を示すブロック図である。 血液細胞画像のファイリングシステムのソフトウエア処理機能の一覧を示す説明図である。 検査業務中における分類カウントデータの表示画面例を示す説明図である。 検査業務中における検査対象者の過去の画像の表示画面例を示す説明図である。 標準的な検査業務の処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 本体
2 表示装置
3 データベース
4 顕微鏡
5 CCDカメラ
6 ステージ
7 ステージコントローラ
8 カラーモニター
9 リムーバブルバックアップ装置
10 タブレット
11 フィルムスキャナ
12 イメージスキャナ
13 カラープリンタ
14 DPS
15 ネットワーク

Claims (3)

  1. 検査対象である血液標本における血液細胞を目視する顕微鏡を備え、かつその顕微鏡で目視されている血液細胞を撮像して画像信号に変換し、その画像信号を出力する撮像手段と、
    画像を表示することが可能な表示手段と、
    多数の血液細胞画像を記憶するためのデータベースと、
    目視による血液細胞の分類データを操作者が入力するために、白血球の種別に対応づけられたキーと、画像の取り込み指示の入力を操作者が行うための画像取り込みキーと、を同一キーボード内に有する入力手段と、
    撮像手段から出力された画像信号を受け、受けた画像信号に基づいて血液細胞画像を生成して表示手段に表示させる制御手段とを備え、
    制御手段は、入力手段によって入力された血液細胞の分類データを、血液細胞画像が表示された表示手段に表示させ、画像取り込みキーが操作された場合には、表示手段に表示された血液細胞画像をデータベースに記憶させることを特徴とする画像ファイリングシステム。
  2. 制御手段が、画像の取り込み指示の入力に応じて表示手段に表示された血液細胞画像をその属性情報と共にデータベースに記憶させることを特徴とする請求項1記載の画像ファイリングシステム。
  3. 撮像手段が、血液標本を移動させることが可能な移動手段を有し、入力手段が、移動手段の移動方向を指定するキーを前記キーボード内に有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像ファイリングシステム。
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